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はい、タイトルが『諦める力』で、作者がタムエセイ大さん。
タムエセイさんは、小さい頃からめっちゃ足が速くて、広島の代表になれるような人だったんですけど、
高校の時に挫折をして、短距離で勝負できないと、それを悟って、今度はハードルの方に変更したんですよね。
ハードルだと、足が速いだけじゃなくて、ちょっとした技術も必要なんで、それだったら勝負できるということで、ハードル選手になったんですけど、
そうやって何でも諦めないっていう、何て言ったらいいんですか、希望的な話もいいけど、案外諦めるのも大事だなっていう話がすごい響いたんで、
ちょうど30歳くらいの時に読んだんですけど、それが仕事をしている時に、何でもやらなあかんっていう、何でも努力してやらなっていうのが、ちょっと気が楽になって、自分ができる範囲でやるよっていうふうな参考になった本ですね。
それが心に残っています。
短距離をスパッとやめて、すぐにハードルに行ったんですか、それともいろんなことやってみて。
もともと100メートルとか200メートルの選手だったんですけど、高校くらいになって、今までそんな速くなかった子たちが、だんだん足が速くなってきて、その頃に勝てなくなって、その中で彼なりにいろいろ短距離系で何かできるものないかって探した時に、ハードルを一回飛んでみたんですって。
そしたらそれがすごい自分に合ってたっていう。
何でも努力しろっていうのはあんまり良くなくて、とりあえずいろんなことをやって自分の得意なものを見つけるのが一番いいんじゃないか、それに努力を注ぐ方がいいねっていう話を見て、なんかもうちょっと気楽に一個のことばっかりやらんでやっていったらいいなって思いました。
僕36くらいで娘のおたんふくが映って片耳聞こえなくなったんですけど、その突発性なんちょみたいな感じで。
でもその時に結構悩まずすぐ切り替えたのがあったんで、結構その本が影響してるかな、もう聞こえなかったら聞こえないのに生き方しようと思ったんで、多分1,2週間で切り替えて片耳で生きる方法を探りながら来たって感じですね。
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7,8年経つんですけど、それはその本良かったなと思って、全然悩まなかったです。それが一番影響を受けたかなと思って心に残ってます。
阿部製さんってすごい画的に何かこう、競技に対して何を使って?
そうですね、あの方は結局コーチをつけずに全部自分の体を実験台にしながらやっていったんで、そうなんです。だからやっぱりみんな自分の、自分に合う生き方をこう自分で探り探り、ちょっと遠回りになるかもしれないけど、そういう生き方の方がいいのかなっていう。
最近見た映画とか?
映画、映画スラムダンクは行けましたね。世代ですもんね。
どうでした?
良かったです。あの、絵なのに、イラストなのに動きがすごい。なんか本当のバスケ見てる感じで、動きが滑らかで、すごいこだわってたんだなと思って。それ良かったですね。