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最近、面白かったのは、本屋さんで平積みになっている有名な本。津村記久子の『この世にたやすい仕事はない』の短編連作のやつで、読みやすかった。
あとは、言葉のチョイスがよかったんです。主人公は女の人で、ちょっと前の会社でおれることがあって、いろんなところに派遣に行くんですよ。
だから、それぞれの職場ごとの短編なんですけど、おせんべい屋さんに働きに行ったときの、おせんべいのネーミングとかがめっちゃ上手だった。
あとは、一番最初の仕事は、小説家を監視カメラでこっそり観察するみたいな話で、その小説家が書いている小説のタイトルが、ダンスウィズヒヒだった。
ダンスウィズヒヒ、すごい。絶妙に面白いのか面白くないのか、線が分かれそうな良いネーミングだなと思って。
パッとその絵を見た感じだと、ちょっと昔のギャグマンガというか、みたいな感じですよね、一個一個の設定が。
すぐ仕事を辞めますしね、その人。
なんかね、現実っぽい世界みたいなんだけど、ちょっとファンタジーが入ってくる。
どっちとも分からないみたいな世界なんですよ。だから面白かった。
微妙にありそうなラインでの嘘みたいな感じが面白かった。
ありがとうございました。次回をお楽しみに。