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2025-03-14 06:56

#278『ヒプノシス レコードジャケットの美学』アントン・コービン監督

#278『ヒプノシス レコードジャケットの美学』アントン・コービン監督

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先週土曜日に、ヒプノシスってピンクロイドとかにデザインしてた人のドキュメンタリー映画があって、見に行ったんですけど、結構勉強になりました。
全然その、ピンクロイドは好きなんで、ピンクロイドの中のドラマとかしてたんですけど、
あれのジャケットを作ってた人のドラマとかまではあんまり気にしてなくなって、一応二人組で後から三人組になるんですけど、
一人はもう亡くなられていて、一人の人はまだ生きてるんで、その人が中心になって、この時はこんなことがあって、
このデザインの時はこんなやりとりで生まれたみたいな、ドキュメンタリーに話してるんですけど、
もう亡くなられた方の人が、人格がいわゆるトンデモなアーティストみたいなタイプの方で、でも発想力がものすごかったらしくて、
例えばウェッシーのあれじゃないですか、あれとかも、なんかこうひらめきで亡くなった方のストームさんっていう人が、ひらめきでロード作ってたらしいんですけど、
もう片方の人は割と事務調整能力に長けてる方で、そのひらめきばっかりだとうまくできないじゃないですか、やりとりが。
そのバランスでうまくやりとりが見れたり、あと考えさせられたのは、レコードって、レコードの本質は音楽じゃないですか、中身の。
中身で、外側は人間で言ったら洋服みたいな、ネジ的な。だけど昔はラジオで曲を聴くぐらいで、前編を通して買う人よりも、
まあ1曲ぐらいしか聴いてなくて、ジャケットでイメージを膨らませて買う人がちょっと多かったと思います。
だからものすごい、表面だけれど重要な部分で、ピンクホイドの狂気ってあれじゃないですか、あれめちゃくちゃ売れたけれど、
ピンクホイドのメンバーが言ってたのは、あのジャケットでなければあんなにヒットしなかった。
本人たち何作も作ってたけど、あの出来がものすごい、もちろん自身作ではあるけれど、あれだけが特筆して売れたっていうのは、
あのジャケットのデザインが及ぼした力っていうのはすごい大きい。
かっこいいですもんね。
あれ三角形で光がプリズムになる。
ピンクホイドのアルバムってA面B面も2曲ずつとか、そういう感じで謎が多いじゃないですか、神秘体験みたいな。
買う人もそういうのを求めていて、ジャケットが説明的だったら買わないというか、謎、何これみたいな。
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中身想像できないですもんね。
ああいう象徴的な、しかも三角形の魔術を感じさせるらしくて、ちゃんと正方形の真ん中に位置するとか、そういうのがあって、大ヒットにつながった。
人間も中身が大事って言っても、その中身に知らせるまでは外側を見て、
私は外側をめっちゃオシャレをしてる人に抵抗感あったんですよ。
なぜかというと、外側面白いけど中身がつまらなかったら嫌だなみたいなイメージ。
だけど中身なんてわかるはずがないから、外側をきっかけで、だから外側っていうのは中身と同じくらいに重要なのかなと思う。
そのレコードのみ。
人間ドラマで、ピンクフロイドのロジャーボーターズっていう、ベース弾いてるすごい背が高い人。
あの人ものすごい偏屈な人で有名で、周りに対してすごい強く否定したり、人間関係がうまくいかない人で、
結局ピンクフロイドの中でもう一人、ギルモさんと喧嘩しちゃって、お金とかで揉めて、長田会社。
その人が、ロジャーボーターズさんが、その亡くなられたデザインをしたストームさんについて、そのとこも喧嘩してたり、長田会社。
だけど、階層みたいな形で話してるのは、あいつはすごい変わったやつだけど、大天才だ。
あいつのおかげでピンクフロイドがあると褒めていて、変人同士喧嘩したけど、心の底ではお互い認め合って、
だからこそ、強作業としての形で、その人に毎回頼んでくれたなと。
いい話ですね。
もう一つ、コール・マッカートニーのバンド・オン・ザ・ランターじゃないですか、真っ黒いのにスポットライトを照らして、
それもヒプノシスさんがデザインしたんですけど、私的には全然それ、いいなと思えなかったんです、そのデザインが。
別にこれがヒプノシスじゃなくても、誰でもこれに何がヒプノシスらしさがあるんだ、みたいな、思ってたんですね。
ジャケットのデザイン。
その制作過程が中であるんです。
ポールが案も出すし、現場でもワーワー言って、こうしろああしろ言ってしまって、
音楽的にはポールは天才だとしても、アートワークとかは別でない。
せっかく頼んでるのにポールが口を出してしまって、いまいちになっちゃってるっていう例だなと思った。
専門外のことにあんまり口を出したら良くない。
これですよ。
これデザインどう思いますか?
よくある感じですね。
パッとしないですかね。
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だからこれ、一応ヒプノシスのデザインなんですよ。
口出ししてへんかったらバージョンみたいですね。
多分もういろんな尖った感じで、ポールはこれはダメだとか言うんですよ。
最後まで口を出したら。
だからそれを見て、やっぱりそれぞれ得意分野とかがあって、
ヒプノシスがダメになっちゃったのはCDに変わって、
画面が小さくなった時によって重要点が。
そうですね。デザイン変わりますもんね。
細かいのをやっても見えないですね。
シンプルな方が良くなりますもんね。
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