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皆様ごきげんよう。マリアの折り紙教室のお時間がやってまいりました。 今回は少し趣向を変えまして、折り紙における多角形の切り出し方をご紹介いたします。
ここでは、1枚の正方形の折り紙から、美しい多角形、正五角形、正六角形、正八角形をハサミを使って切り出す方法をいくつか解説していきましょう。
皆さんこんにちは、マリアです。
tomyさん、今日もやる気満々ですね。よろしくお願いします。
マリア先生、ナレーターさん、まいど。
普段は折るだけの折り紙ですけど、今回はハサミの登場でんな。
そうなんです、tomyさん。まずは正五角形の切り出し方からいきましょう。
正方形の紙から正五角形を切り出す方法を2種類説明しますね。
いくつかやり方はありますが、ここでは三角形に折ってから切り出す方法と、長方形に折ってから切り出す方法の2種類をマスターしましょう。
ちなみに三角形から切り出す方法は、開いたときに五角形に余分な線がつかないので大変都合がいいんですよ。
余分な線がつかへんのは仕上がりが綺麗でええな。早速その三角形から折る方法を教えてください。
はい、まず1ステップ目。正方形の紙を下から上に半分に折って大きな三角を作ります。
次にそれを左から右へ半分の三角に折るのですが、tomyさんここはきっちり折り線をつけずに、六字の底辺の中心点だけに爪でキュッと印をつけて戻してくださいね。
なるほど、目印をつけるだけやね。六字のところにちょんと印がついてて。
2ステップ目です。今印をつけた六字の中心点を起点にして、右下の角を十二字の角へ合わせるように折り上げます。
でもここでも折り線はつけずに、右の斜めの辺の中央にだけ印をつけます。
次に十二字の角を今つけた右斜めの印に合わせて折るのですが、ここでも一時方向の斜めの辺にだけ印をつけます。
この時、右の斜めの辺と辺がぴったり合うようにして印をつけてくださいね。
ポイントを整理しますよ。六字の中心点、そして右斜面につけた一時方向のポイント、この2カ所だけが重要となります。
うわぁ、まるで宝探しの地図にバッテンをつけてるみたいや。六字と一時方向の2つのポイント、しっかり見定めだね。
では3ステップ目。いよいよ形にしていきます。
六字の中心点を起点にして、中心点から右下角へ向かう辺を、最後に印をつけた右の斜めの辺、一時方向へ合わせて折り上げます。
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この時、一時方向から紙の先っぽが少しはみ出します。
次に、六字の中心点から左側の辺を同じく、六字の中心点を起点にして、右の3字から6字へ向かう輪になっている斜めの辺に合わせて折ります。
ほうほう、左右から中心点に向かって包み込む感じやな。
折り線をつけたら、今折った三角を半分にするように、六字の角を起点にして、左の9字から6字へ向かう輪になっている斜めの辺に合わせるように左へ折り戻します。
そして、今折り戻してできた縦の中心線に合わせて、右側を裏側へ三角を重ねるように折ります。
そうすると、5枚の三角がぴったりと重なります。
おおー!複雑にパタパタ畳んだら、5枚の三角がピシッと一つに重なったわ!気持ちいい!
ここからハサミを入れますよ。
裏返して、左側の辺が12時から6時に向かう垂直な縦の辺になるように置きます。
12時のところにあるペラペラの三角を1枚めくって、6時方向へ折り下げてください。
そうすると、水平な線が9時から3時方向へできますね。
確認したら、今折り下げた三角を一度12時方向へ戻しておきます。
さあ、谷折りのこの水平線で、余分な上の部分をハサミで一気に切り落としてください。
よし!水平線に合わせて、チョキチョキチョン!
上のイラン部分が落ちたで!これを広げると…
紙をゆっくりと広げれば、見事!どこにも余分な折り線のない、完璧な正五角形の出来上がりでございます!
うわー!鳥肌立ったわ!まっすぐハサミを入れただけなのに、開いたら綺麗な星型みたいな五角形になっとる!
続いてはもう一つのアプローチ。
長方形に折ってから、五角形を切り出す方法です。
1ステップ目、正方形の下の辺を上の辺に合わせて長方形に折ります。
ここから、右半分の正方形の対角点を見つけますよ。
見つけ方は、右下角を起点にして、右の縦の辺が六字の底辺に合うように三角に折るのですが、
斜めの線は半分くらいまでにつけて、左斜め上までは折り線をつけません。
次に、右上角を起点にして、右の縦の辺が十二字の辺に合うように三角に折ります。
この時は斜めの線をすべてつけます。
そうすると、右半分の正方形の中央に対角線が交わった対角点ができますね。
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ふんふん、Xの交差点が右側にできたわけやな。
2ステップ目です。
その右半分の対角点に、今度は左下の角をぴったり合わせて折ります。
左側に斜めの輪になっている辺ができますので、ここはしっかりと折ってください。
折れたら、六字に新たにできた角を起点にして、
今折った三角の右側にできた斜めの辺を、
左側の輪になっている斜めの辺に三角を重ねるように折り戻します。
左下から右の交差点へグーッと持っていって、また左へ折り返す。
だいぶ尖ってきたぞ。
3ステップ目。
今折ってできた六字の角から右斜めに向かう辺に、右下の水平線を合わせて折ります。
そうすると、六字の角から右斜めに向かう斜めの割れ目のような線ができますので、
右側の三角をその割れ目の斜めの線で後ろ側へ折って、三角に重ねるように折ります。
これで折る工程は終わりかな?
はい、4ステップ目です。
今、六字方向には三角の尖った角があり、十二字方向には左から6つの山ができています。
よく見ると、9時から3時へ向かう水平線ができていますので、この線で十二字方向の三角をハサミで切り落としてください。
これで五角形の紙が切り出せました。
紙を広げてから畳み直して、5枚のひだを持つひし形にするか、場合によっては5枚の三角形のまま使用します。
なるほどな。折り方によって後でどう畳み直すかのバリエーションも広がるわけや。
さあ、お次は正六角形の切り出し方でございます。
こちらも正方形の紙から正六角形を切り出す方法を三角形から折る方法と長方形から折る方法の2種類解説いたします。
ステップ目。正方形の紙を下から上に三角に折ります。
それをさらに左から右へもう半分の三角に折ります。
一度折り線をつけたら元の大きな三角に開いてください。
次に12時から9時に向かう斜めの辺が6時の底辺に合うように折るのですが、ここは折り線はつけずに12時から3時に向かう辺に印だけつけます。
また出たな、マリア先生の卑義、目印つけ。
これを元に戻して左の角を6時の中心点を起点にして今つけた印に沿わせるように三角に折ります。
この時三角の先っぽは1時方向へ飛び出しますよ。
次に右下の角も6時の中心点を起点にして今の三角にかぶせるように裏側へ折ります。
この時三角の先っぽは11時方向へ飛び出します。
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そうすると3枚の三角がぴったりと重なります。
中心部にきれいに3枚の重なった正三角形ができるようにすることがきれいに仕上げるコツです。
左右から斜めに交差させて中心にきれいな正三角形を作るわけやね。
仕上げです。
左側の斜めの辺の紙の重なりのポイントと
右の斜めの辺の裏側にある紙の重なりのポイントを結ぶ
9時から3時の水平線を見つけてください。
この線に沿って12時の部分に飛び出しているいらないところをハサミで切り落とせば
正六角形の出来上がりです。
正三角形が3枚重なった状態で中心線でもう半分に畳んで
6枚のペラペラができる状態にします。
ソフトクリーム状に畳み直すか三角に畳み直すか
その時々によって選んで使ってくださいね。
ハサミでスパッと切って広げたら蜂の巣の穴みたいなきれいな六角形や
畳み方でソフトクリームみたいになるのも面白いなぁ。
もう一つの方法。長方形に折ってから六角形を切り出す方法です。
1ステップ目。正方形の紙を下から上に半分に折ります。
さらに左から右へもう半分に折ります。
これで四分の一の正方形ができましたね。
2ステップ目。上になっている正方形の右の縦の辺を
左の輪になっている辺に合わせるように本のページをめくるように
右から左へさらに縦半分に折ります。
今折った四分の一の縦の長方形を一度左側へ開きます。
これで左半分の正方形が縦半分になっている状態ができました。
ページをめくって戻す。これで準備OKよね。
3ステップ目です。六字の中心点を起点として
右下の角を左の輪になっている辺のどこかに当たるように合わせて
大きな三角形に折ります。
裏返しにして同じようにして大きな三角形が重なるように折ります。
これによってできた変形した三角形の12時方向のいらない部分をカットしますよ。
6時の点を下にしておいてください。
左右の紙の重なっている切れ目の部分を結んだ水平線で
上のいらない部分をカットします。
これで正六角形が切り出されました。
裏表とも縦半分に折ってから広げ、畳み直して6枚のひだを持つひし形にするか、
場合によっては6枚の三角形のまま使用します。
同じ六角形でも長方形からアプローチするとまた全然違う折り畳み方になるんやな。
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勉強になるわ。
それでは最後に正八角形の切り出し方をご紹介いたします。
最後は一気に角が増えて八角形や。どうやるん大将、いやマリア先生。
これはとってもシンプルですよ。
まず以前を勉強した正方基本形を作ります。
まとまっている頂点を左において、向こう側から手前に中心線で半分に畳んで逆さまの二等辺三角形にします。
正方基本形から半分に畳んで逆さまの二等辺三角形やな。
そうしたら9時から6時の斜めの辺を12時の水平な辺に合わせるように折ります。
最後に右側の直角三角形からはみ出た部分のペラペラとしたところをハサミでちょきっと切り落とします。
さあトミーさん、広げてみてください。
はみ出たところをカットして緊張の一瞬、オープン!
わあ、きれいなお皿みたいな正八角形のお出ましや。
一枚の正方形から折り線とハサミの一手まで鮮やかに生まれ変わる多角形の世界。
マリアの折り紙教室、今回はここまで。また次回の教室でお会いしましょう。ごきげんよう。
さようなら。