1. おれたち LIVES MATTER
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2025-05-03 27:45

#206 バックルームとクトゥルフ神話

The Backrooms & Cthulhu Mythos 。よしだ不在のときは偏ったマニアックな話になりがちです。

--関連過去回---

#41 シミュレーション仮説とヤン・ウェンリーの名言

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#19 サイバーパンクのお話(サブカル千夜一夜物語①)

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サマリー

今回のエピソードでは、バックルームの起源や日本における注目度について考察しています。特にA24による映画化の動きや、その背景にある社会的要因について論じています。また、クトゥルフ神話との関連性にも触れ、ネット文化が生み出した新たなコンテンツの広がりを探る内容となっています。バックルームとクトゥルフ神話の類似点や相違点についても考察がなされ、ユーザー同士が新たな設定を創造する過程に焦点が当てられています。クトゥルフ神話の歴史的背景とバックルームの現代的な恐怖感が対比されています。さらに、バックルームとクトゥルフ神話の比較を通じて、異なる時代における文化の浸透スピードや消費の変化について議論しています。特に、バックルームという新しいコンテンツの急成長とそれに伴うビジネスの可能性に注目しています。

00:06
おれまたは、人生を振り合い楽しむための人間サンカキュレーション番組です。
みなさんこんばんは。今日も始まりました。おれまたです。まずは自己紹介からいこうと思います。
宮口の元シナリオライター、しょうじです。よろしくお願いします。
マッタン漫画家、キーワです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
この始まり方も、最近なかったっけ?久々だっけ?吉田がいないですね。
久しぶりのやつですね。
ゴールデンウィーク直前というか、もうゴールデンウィークに入ってる人は入ってるかなみたいな時期なんだけど、撮ってるのはですね。
吉田くんも参加の予定だったんだよね。さっきまで。30分くらい前までね。
これってあんまりどこまで言っていいのかわかんないから、濁した感じに言っとくんだけど、お仕事のトラブルが起こりまして、
仕事が大変。
不正アクセスされた関連っていう話。
それは言っていいのかい?しょうちゃんも昔、不正アクセスされてなかった。
乗っ取りか。
乗っ取りされたんだ、コロンビアちゃんの家族に。
そんな感じで、今日は何の話しましょうか?吉田くんいないってことで。
何も起きてないよ。
何も起きてないの?仕事ばっかりしてるんですか?
何も起きてないよ。仕事ばっかりしてたよ。
ゲームいっぱい買ったよ、それは。ストレス。
そうそうそうそう。それで思い出したんだけど、いろいろ面白い企画とか作れないかなって考えてた時にさ、
バックルームの起源と特徴
いわちゃんがふと教えてくれたバックルームって。
バックルームね。面白いよね。
知らなかったんだよね、その時までバックルームって何のことやら。
これ聞いてらっしゃる方ってバックルームってご存知ですか?
オカルト好きな人は知ってるかもしれないな。
日本での知名度ってどうなんだろうね。
結構ネット界隈とかオカルト好きとか、あとYouTubeとかTikTokとかでは割と、
そのSNS文化の中では割と流行ってるって聞いたけど。
インディーズのゲームとかも出てるから、それを元ネタにしたような。
そういうの好きな人は割とお馴染みかもしれないね。
でも元々やっぱオカルトが好きとか、ホラーが好きっていう人じゃないと引っかからないかもしれない。
なるほど。これね、海外発祥なんで、海外ではかなり有名になってきたらしいんだけど、
日本ではなんか、そうそう、調べてたらね、日本ではまだマスメディア食いついてないっぽいね。
あんまりバックルームっていう言葉を使って取り沙汰することっていうのはないよね。
ちょっとバックルームって何ぞやっていう説明をしないままちょっと話を進めてるんですけども、
ネットで流行ってるちょっとオカルトっぽい怖い感じのネタなんだけども、
世界では結構流行ってきたけど、日本ではまだこれからのコンテンツな気がするのね、バックルームって。
結構バックルーム自体古いんだけどね。
えっとね、2019年が始まりらしいっすよ。
そんな新しかったっけ?
うん、ほんと最近で。
あの一枚の画像から始まったような感じだよね。
それで先にさ、バックルーム説明をする前に、先に日本でのバックルームのこれからを予見しとくんだけど、
今どうもそのバックルームっていうネタが海外とか世界中で流行りだしてから、
日本での認知度と映画化
A24って映画配給会社あるじゃないですか。
あそこがバックルーム映画出すって話をしてるらしいのね。
サイコロジカルホラーの名手がいる。
まだそれは公開になってないから制作中なんだけど、
それの映画が公開された頃に日本のマスメディアがこぞって、
あのA24の最新映画っていうのと一緒にバックルームとかみたいな感じを特集し出すっていう。
やりそうですよね、確かにね。
そこで日本では有名になるんじゃないかなと思ってるんだけど、
そのバックルームとはじゃあ何ぞやっていう話を今回の話にしちゃおう。
バックルーム入門編ということでちょっと説明していけたらなと思うんですけども、
さっきイワちゃんがちょっと言ったんだけど、そもそもバックルームって何ですかっていうことなんだけども、
イワちゃんの知ってるバックルームってどんな感じですか?
ネット上に投稿された画像化なんかが元になってた話。
異世界系というか、扉が変なとこに繋がっててみたいな話だったような気がするんだよね。
すごい有名なあの真っ黄色な部屋みたいな。
それがあって一番発祥だった。
発祥だよね、あれが。
異世界に舞い込んじゃう話だよね。
で、なんかそれを元にしたフェイクドキュメンタリー的な映像作品とかもYouTubeに上がってたりして、
俺その成り立ちっていうのはあくまでその画像が元になってますってことと異世界系っていうことと、
その動画とかゲームとか枝分かれしたものを見てるから、大元の元みたいなのは分かってないかもしれない。
そのなんかね、ドキュメンタリー風味っていうのでね、多分高校生クリエイターのアメリカ人なのかな。
ちょっとどこの国の人か分かんないけど、すごい作って話題になったっていうのが多分それの話だと思う。
で、それをまとめた映画化するっていうのがA24が。
そういうことなんだ、なるほど。面白そうじゃん。
それをA24が出すよって言ってるみたいだね、今。
まあ元々は今岩ちゃんが言った話の通りなんだけども、
1枚のさ、ちょっと黄色みがかった寒酸としたオフィスの写真っていうのがネットに投稿されるのね。
アメリカの4チャンネルに投稿されるんだけど、その始まりが2019年5月らしいのね。
そんな新しかったの?ずっと古いかと思ってたよ。
本当につい先っていうにはもう5,6年前にはなっちゃうんだけど。
そうですね。5,6年はこの年になるとつい先だからね。
おじさんにとっちゃちょっと5,6年はこの間の話なんですよ。
2,3ヶ月くらい前の話だよね、感覚的には。
で、その時にその1枚の画像が投稿されて、それと一緒に一言、もし誤って現実をすり抜けたらここに落ちる。
で、こっからはもう出られないっていう書き込みがあったらしいのね。
簡単に言うと2チャンの投稿みたいな、まあ5チャンかな、5チャンの投稿みたいな感じであったら、
なんかそれがみんな面白いと思ったらしくて、で、その設定をみんなでわーっと作り込んだらしいのね。
だから投稿者が別に一から作り込んだっていうよりかは、最初にきっかけとなる投稿があって、
そっから海外のRedditっていうサイトとか、ユーザー同士が交流していろいろ作っていくサイトっていうところとかで一気に盛り上がって、
で、そっからWikiが作られて、Wikiの形式になって、で、自由投稿でいろんな人が設定を突き出して、
そのまま雪だるま式にいろんな設定が積み重なっていって、いつの間にかできちゃったっていうネット文化なのね。
ネット文化とクトゥルフ神話
まさしくそれはラブクラフトですね。
そうそう、ラブクラフトの話は後でしたいんだけど、クトゥルフ神話との繋がりっていう感じっていうか似てるところっていうのはね。
で、ちょっとバックルームの説明に戻るんだけど、その最初の写真が古いオフィスプラス湿ったカーペットの迷路みたいな写真のイメージなんだけど、
そこに落ちていくよっていう、これがゲーム用語であるらしいんだけど、ノークリップってわかりますか。
ゲームで壁すり抜けちゃったりする、チートとかバグとかあるでしょ。
あれのことを言うらしいんだけど、そうやってノークリップしちゃうと現実からこの世界に落ちちゃって、異世界に閉じ込められて、
そこから出れなくなってみんなガシするとか、発狂しちゃうとか、そういう最後を迎えちゃうよみたいなのが大前提らしいよね。
ノークリップモードって言うもんね。
ゲーム文化とかからかなり来てるっぽいね。で、その世界の中ではどういうことがあるのかとか、レベル分けとかもあって、
そうやってそういうところに舞い込んじゃったまでが本当大前提らしくて。
それをみんなして広げていってるって感じなのか。
そうそうそう。この広がり方っていうのが、ただ単に設定の追加とか、それを新しいコンテンツに活かすとかして作ったとかっていうことに関して、
完全な自由形式ではなくて、SCP財団方式ってわかりますか。
はいはいはい。SCPもね、わーって広がったもんね。
基本オープンソースになってるから、あんまり著作権とかうるさくないよっていうものであるんだけど、出展とかはちゃんとしてくださいね。
ライセンスに関しても明記してくださいねっていうところだけはしっかりしてるらしくて。
発祥が2019年ってところで、この時代感というとコロナ。
コロナね。なるほど。
なんで、だからそのちょうどね、なんとなく閉鎖感とか、誰もいないオフィスの換算感とかがさ、現実とリンクした時だったんじゃないかなと言われてるのね。
で、あとは人との関わりが薄くなってきた疎外感みたいなのと、なんか無限の裏世界みたいなのがいろんな人の中でガツッときたんじゃないかなっていう感じ。
なるほどね。
年表で言うと2019年に初出展があって、2020年ぐらいにはREDDITとかで大バズりしていって、
で、2022年ぐらいには映像シリーズが大バズりして、YouTubeとかでね。
で、それに目をつけたA24がうちで映画にするぜみたいな動きが走り出すと。
で、その次の年の2023年ぐらいには、俺も全然そのバックルーム関連のゲームとかはしたことがないから、今度は情報としてだけの話になっちゃうんだけど、
スチームでインディーズゲームが3タイトルぐらいめちゃめちゃヒットしたっていう記録があるけど、これなんか知ってる?
タイトルまだ分かんないけど、俺はプレイ動画をいくつか見てたよ。
その時にいろんな実況者さんが同じゲームのタイトルを実況してたから、多分それなんじゃないかな。
どんな感じの雰囲気なの?
数人でまさにバックルーム的なあの黄色い部屋、いろんなブロックに分かれてる迷路みたいな部屋に、
多分複数人でプレイできると思うんだけど、うろうろして、追跡者みたいなバケモンに捕まえると死んじゃうんだけれども、
うろうろしながらアイテムを集めて、レベル、ステージを上げていくみたいな感じだったんじゃないかなと思う。
だけども、ステージが上がるっていうか変わると、なんか街っぽいとこに出てきて、謎の放送が。
そこら辺が最初の投稿者からもう完全に手が離れたっていうか、そっからプラスでいろいろ設定が作られていったっていうのの段階なんだろうね。
最初はそういう簡単としたオフィスに入るんだけど、そこをなんとか切り抜けた、舞い込んだ人は次のステップに行けて、そのこの世界はどういう風になってるみたいなのがどんどん積み重なっていってる感じだよね、多分。
面白くって、僕YouTubeの動画で、おそらくこれバックルームモテネタなんじゃないかなっていうようなやつがあって、
それはね、バックルームとは言ってないんだけれども、扉を開けたら異世界に決まった法則性にのっとって進んでいくと、たどり着ける場所っていうのが何種類もいくつも枝分かれしてあって、
それは状況状況によって変わっちゃうんで、正しいルートをルールにのっとっていかなきゃいけないのね。なんか喋っちゃいけないだとか、振り向いちゃいけないだとか、
そこにいろんな機械なものとか、機械なんだけど、なんか見たことあるようなもの、仮面であったり、冷蔵庫であったり、で、なんか誕生日パーティーをしてる部屋が突然出てきたりとか、人はいないんだけどね。
でもなんか触っちゃいけないとかなんかあったりして、で、正しいルート行くと東京駅にたどり着けたりとか、また元のその異世界に行けたりとか、
で、中にコミュニティもあって、人が生活してて、そこでしか撮れないもののやり取りで、こう、何かしらの街みたいになってるみたいなとことかもあったりっていうのを、フォトリアルな3Dなのかな、なんかすごい現実っぽいリアルなCGで、
そこで生活してますっていう予定で動画を投稿してる人とか、YouTubeであって。
なんか迷い込んだ無人の空間っていうイメージが俺はあったんだけど、そっからなんか好き勝手にさ、なんか、
そうそう、好き勝手に広げてて面白いなと思って。 マットマックスみたいになったりとかっていうことができるってことだね。
そう、おもろいんだよ。
バックルームの広がり
そういう世界観にどんどんいろんな人が次々で広げていって、そこで2024年、5年、今年、去年あたりにはついに、海外での話だからね、これ今流行ってるのは。
海外でいわゆるそういうネタが好きそうな、フォーブスとかさ、ワイヤードとかさ、IOでいるじゃん、メディアが。
そこら辺のメディアはもう解説記事とか、ホラー文化の新潮流として整理して、もう紹介し始めてるらしいね。
日本の中で言ったらさ、異世界に行っちゃうっていうのは昔からあるじゃん。
エレベーターでこういうルールで動かしたら異世界に繋がっちゃうよみたいな感じだったりとか。
めちゃくちゃ有名なやつだとキサラ劇とか。
知らん間に知らん駅にたどり着いてそこ降りたみたいなところから話がある。
そうそうそう。
結局シャレコアとかホラーとかそっちと親和性高いのかな。
だからやっぱそういうのってみんなが恐怖とロマンを感じてるのかなっていうふうには思うよね。
でもキサラ劇とかと繋がる点で言えばさ、そのニュアンス的にやっぱりどこにでもあってどこにもない場所みたいな不気味さっていうのがね。
そうだね。
すごい繋がってるところではあるかなと思って、なんか面白いなと思って見てたんだけどね。
クトゥルフ神話の形成
面白いですよ。
さっき、ちょっと次の話行くんだけどさ、さっき岩ちゃんがちらっと言ったんだけど、
俺その最初バックルームって面白いものがあるよって岩ちゃんに聞いたわけですよ俺。
なんでそれと思って調べたところから知ったんだけど、最初調べたときに、俺それこそさ岩ちゃんがさっきラブクラフトって言ったけどさ、
ラブクラフトのクトゥルフ神話とすごい似てるなって俺思ったもんね。
似てるよね。
こっちも知ってる方どれぐらいいらっしゃるかわかんないんですけども、あれだよね、テーブルトークRPGとか好きな人だったら絶対知ってるかなっていうものなんだけど。
知ってると思う。サンチとか聞いたことあるんじゃないですかね。正気度ってやつね。
このクトゥルフ神話の方はさ、バックルームの方は2019年からっていう、今さっき説明したじゃないですか。
こっちのクトゥルフ神話はラブクラフトさんが作ったっていうことでラブクラフトさんの時代になるから、クトゥルフ神話の始まりは1920年ぐらいからか。
で最初にラブクラフトさんが出したクトゥルフのなんだったかいな。
呼び声じゃん。
そう、クトゥルフの呼び声だ。
ホールオブクトゥルフ。
そうそうそう。それが始まりだって言われてるんだけど、まあ小説家なのね。でそこから始まって、それでクトゥルフ神話っていう、まあ簡単に言うとなんだろう、捏造神話、嘘っぱち神話を作りだした。
そうね、嘘神話だね。
で、最初はそのラブクラフトさん周りとかラブクラフトさんと知り合いになったとか、そのラブクラフトさんの話に乗ってきたアメリカ中の小説家から始まったらしくて。
まあ当時のオタクだよね。
そうそうそう、当時のオタクたちが作ってたんだよね。でその最初のきっかけをラブクラフトさんが作ったら、文通とかでいろんな作家さんが出す作品の中にまことしやかにその神話があるかのようにコンテンツね、そういう世界観の中でいろんな小説を出し始めるっていうので、
連絡を取り合って、例えば司会文書みたいなものがあるっていう設定をこっちの小説でもう書いちゃっていい、中身ないけどみたいなことを書いたら、それに繋がる怪物みたいなのはじゃあ俺の小説で出すようにするわみたいな遊びで始まっていって、そういう連携することによって多作品でいろんな設定が生まれながらあたかもその設定が最初から相談にあるかのように作られていくから、
そのすごくまことしやかに神話として確立されているものであるかのように多作品で広がっていって、そこから最初は小説家同士のやりとりとして出来上がっていった設定がさらに広がって読者が参加してさらにそれを広げていくみたいなこともできるみたいな広がり方をした捏造神話っていうものとして存在するんだけど、
なんかさ、このバックルームとクトゥルフ神話の似てる点って、やっぱりユーザー同士とかいろんな人たちがどんどん設定を広げていって作り込んでいくっていうところが似てるなと思うんだけど、違うところといったらやっぱ時代感の違いなのかな。クトゥルフの方ってさ、20世紀の始まりぐらいの出来上がった創作物というか創作設定なわけじゃん。
当時のクトゥルフの根底にある考え方っていうのは、この宇宙には恐怖の存在がいると、神々のような恐怖のモンスターのような恐怖の神々のようなものたちが眠っていて、そいつが起き上がって暴れだしたら人間なんて無力でひとたまりもねーぞみたいな世界観だよね。人間なんて本当にちっぽけなもんで全員ぶっ殺されて終わるぜみたいな恐怖があるような設定が多いよね。
あとなんだっけ、えーとね、禁断の禁書みたいな設定もあったよね。ネクロノミコン。最初ネクロノミコンの設定見たときにさ、マジかよって思ったんだけどさ、説明がさ、設定がさ、禁断の魔術書かなんかで読むと絶対発狂するんだよね。
そう、産地がね、削られるんですよ。いやもうね、不条理なのよ。とにかくグルフってすぐ狂うのよ人が。 あの、高校生の頃さ、初めて夢の牛作のドグラマグナって人に勧めるときのやり方だよね。あんなもん読んだら気が狂うぜみたいなさ。 気は狂わないけど、読み疲れるよね。どこまで読んだっけみたいな感じになるよ。
歌詞めっちゃかっこいいけどね。 かっこいいんだよなー。 胎児を胎児を、なぜなんだったっけ。 えー、生まれるのが怖いから泣いてるんだけどね。 そうそうそう、母親を恨んでいるのかみたいなさ、すっごいゾクッとするような始まり方でさ。 かっこいいんだよな、ハイセンスなんだよな。マジ2巻の始まりきついよな。ハイ続きじゃないみたいな感じ。
必死に読んでるんだけどさ、あれ俺今ストーリーどうなってるっけみたいな感じになっていくんだよ。 あの病院の話どこ行ったみたいな感じになるよ。今何の話しとんわかんないみたいな。 まあちょっとドグラマグラ置いといて。 ぜひ読んでほしい。 そういうクッテルフと比べて、今度現代のバックルームってどういう世界観かなっていうと、なんかクッテルフのときってさ、眠ってる怖い神々がいるぞみたいな設定だったじゃん。
でもなんかバックルームの方ってもう虚無の空間が広がってて、そこにぶん投げられる恐怖というかね、人との接点もなくっていうその場所自体の怖さに変わってるんだなと思って。 変わってる。 無理やりちょっとその時の歴史的背景を比べて、俺なりに勝手に解釈を出してみたんだけど、やっぱあの世界大戦があった頃の世界観とクッテルフの頃はね、歴史的背景としてね。
そういう時の怖さと今のやっぱバックルームが流行ったのっていうのは、今度当時は世界大戦があった時の何とも言えない心理的な恐怖感っていうものを活かしているのと、逆にやっぱコロナの怖さっていうのがすごい出てるのかなと思って。 そうね、なんかそれはわかる気がしますよ、僕も。 あとはまあネット世代の怖さみたいな虚無感みたいなのがやっぱり活かされてるのかなと思って。
なんかコロナの恐怖って病原体が怖いとかっていうより、もっといろんな競技の意味での恐怖があったと思うんだよね。人付き合いであったりとかお隣さんとか自分のコミュニティに対する恐怖っていうのも出来上がってたんじゃないのかしらと思うんだよね。他県ナンバーの車がいたら死なげろみたいな時代もあったわけじゃないですか。
今考えるとバックらしいと思うけどね。 でも実際あったんだもんね。そうなっちゃう人もいたと思うと恐ろしい話で。バックルームってさ、妖怪とか神様、魔人とかそういうものが怖いっていうより、もうちょっとなんか数学的な雰囲気も感じるっていうか機械的な雰囲気も感じるっていうか。
なんかなんて言えばいいんかな。やっぱ虚無ってるんだよね。ちょっとね。あのロブクロフトさんに比べたらすごい虚無ってる設定だなって俺思って。 明確な悪意でもないような気がするんだよね。人を苦しめるのが。ただただそこはそうあるというか踏み入れちゃったこっちが悪いみたいな。
バックルームの方もすぐこの世界に舞い込んだら気が狂うっていうところはまあ一緒だなと思うけど。 まあルールなんでねその辺は。 まあとりあえず狂気がないとダメなんだろうなと思うんだけど。でもさでもさバックルームに入ったらさ何もない空間が広がってるわけじゃん。でそっから出ることができないっていう恐怖に苛まれながらその中でサバイブしなきゃなんないよみたいな始まり方なわけじゃん。
でさずっとそうやって設定がプラスされていって実は何もないオフィスじゃなくて街っぽくなってるところに出ることもあるみたいな色々広がっていくじゃん。 そう広がっていくんだよ面白いんだよね。 だけどそれが何なのかわからない何も意味のない世界なのかもしれない僕たちの存在にも意味がないのかもしれないみたいな感じでどんどん進んでいくけどさ。
あのエイリアンシリーズって映画あるじゃないですかあれもあの未知なるエイリアンに襲われて人間はどうにも立ち打ちができない立ち打ちできないみたいな恐怖でずっと引っ張っていくけどだんだんそれもさまんねりになってくるとさ実はエイリアンにプロメテウスの時だっけ。 上位者ね。 そう上位者がいて神がいて人間の出生の秘密がそこにあったみたいなところまで行っちゃったわけじゃないですか。
今日覚めるよな。 バックルームそこまで行っちゃうんじゃないかなと思ったんだけどさ。 行っちゃう行っちゃう決着つけなきゃいけないんだからコンテンツになったら。 どうしてもね人間ってやっぱそうやって未知なるものとか意味のわからないもの不条理なものの先にはやっぱ神を見ちゃうっていうね。
神を見るよね。 そういうところがあるからまあバックルームを減らしたらこのバックルームを作った神みたいな設定が出てくるんじゃないかなっていうかそれなんか日本人好きそうだね。
なんかねでもそっかーってなるよね。大概宇宙人だしね。 デザイナーとかクリエイターって言われる宇宙人が作りましたよみたいな感じになっちゃうよね。 そこまで行っちゃうとそうかクテルフと逆に繋がってくるかもしれないね。 仕方ないよね。
今20世紀と21世紀対決をしてみたわけじゃないですか。この2つ似てるなと思って比べてみて一番明確な違いが一つだけあったわ。拡散スピード。拡散スピードで言うとラブクラフトさんの作ったクテルフの指声が発表されてから1920年代にそっからまあ10年単位で仲間がいろんなものを引用したりとかプラスしたりして遊びながら作っていったわけじゃん。
でラブクラフトさんがね多分死んだ後なんだよねちゃんと体型がまとめられたのって弟子みたいな人がまとめたらしくて本人は割とクテルフ神話っていうものがこんなに世界に根付くとは思ってなかったまま死んじゃってると思うのでそっからクテルフ神話っていうのがまとめられて一つのコンテンツ俺実はさ高校生ぐらいの時クテルフ神話ってさなんか北欧神話とかみたいにさちゃんとある神話かと思ってた。
わかるわかる俺も最初よく知らない時ってこんな怖いものがあるのかって思ってた。 そうそうそうどこの国の神話だろうってすげえ思ってたんだけどよく調べてこれって嘘っぱち神話なんだって逆にすごいよなと思ってここまで根付いてるの。
現代の恐怖感
ほっとするよね。 でそうやって一つの体型化がちゃんとされたのから世界的ブームになったのってそっから何十年も後っぽいんだよね。なんかね80年代にそれこそテーブルトークRPGに利用されて世界的ブームが起きたみたいでそこからさ僕らが知ってるとかみんなクテルフって有名だよねみたいな話になってくるのはそれこそゲームとかが流行っていろいろ引用されるようになった漫画とかね90年代2000年代以降らしい。
そうなんだ。 で逆に言うともしかしたら2000年代以降のネット文化によってさらに定番化していったっていうところがあるみたいな。 あーでもあるのかもしんない。
そういう意味ではやっぱりスピードが割と熟成までがすごく遅いというかね。長い時間をかけて熟成していったっていうものであるのがクテルフだと思うんだけど。 擦り続けたって感じだよね。
わかんないけどねクテルフオタクの人に言わせたらそうでもないぞって言われるかどうか知らんけど。 そうだね。我々は庭家ですからね。 俺もクテルフ庭家なんでそういうイメージを持ったっていうところなんだけどまあ対比するために今そう言ってみたんだけどバックルームがめちゃめちゃその逆だっていうことが言いたかったんだけどバックルームってさその拡散スピードで言うと今の10年単位のクテルフに比べるとその2019年に画像が投稿されて一言ネタが投稿されてから48時間で
それを広げる10万の投稿があったらしい。でそこから瞬間的に形作られていったらしいよそれもこっちのバックルームの方はもう今のネット文化だからもう1億総ユーザーみたいなまあ1億総ユーザーって日本じゃないからもう世界だから1億じゃないんだけどその投稿された瞬間にもうめちゃめちゃすごい数のユーザーが作者にもなって自分たちで作り始めた。
そしてもう1年2年のうちにA24っていうね新進企業の映画配給会社がビジネスの花を聞かせて近寄り始めたっていうスピード感ってなってるんだよ。
僕知ってましたけどそろそろやりますかみたいな感じ。
これは絶対金になるみたいな多分流れなんじゃないかなとは思うんだけどそう考えるとだからもう膨らみからそのビジネス的な嗅覚に見出されるまで早すぎだよなと思って。
なんか消費も早そうだなって気がしてる。 まあ消費が早くてもいいのかもしんない。
なんか夢のない話になっちゃうけどさその発大者がそもそもクリエイターだったりすることもあるよね。
だからラブクラフトはガチのオタクだったと思うけど趣味だもんね。
なんてあんまり本人さ美味しいところをさ味わわないうちに死んじゃってるしね。
まだやってんのと思うだろうね多分。 承認欲求も満たされないうちに死んじゃったしな。
いっくら国と思うよ今の現代でまだクトゥルフとかやってたら全然知らない奴がいっぱい出てるんだけどみたいな感じ。
まあラブクラフトサークルみたいなものができてすごいちゃんとした共同体になって運営されてたらしいんだけどガチのオタクの集まりだもんねそっちは。
まあでも日本でもすごく実はしっかりラブクラフトクトゥルフ神話って歌ってやってるものもあれば匂わせもいっぱいあってこんなとこにもクトゥルフがっていうのがあるんだけれども
ウルトラマンティガってあったじゃないですか。 ああなんかその話聞いたことあるかもしんない。
っていうぐらいに結構そうある意味愛され神話ではあるんだよねクトゥルフって。
なんか他にも似たものってあるのかもしんないけどこの2つすごい今時と昔を比べる2つのなんかコンテンツしてすごい楽しいなぁと思った俺は思っていろいろ調べちゃったんで。
楽しいですよねバックルームこれからもっと育つといいね。
文化の消費と未来
定着するのかどうかがちょっと楽しみだよなっていうところですね。多分時代背景とすごい合ってるから20世紀の最初の方ってさやっぱ宇宙の広さが分かったような時代でもあったからだからやっぱそういう神様みたいなすごい存在がいて人間は無力みたいなところってさなんか宇宙でかい人ちっぽけみたいなそういうコズミックホラー的な要素があったのかなと思うんだけど。
そうだねコズミックホラーって言うもんねクティフルフって。 だけどあの今ってさすごいバックルームが今時っぽいなと思うのってさよくわからない現実とは違う現実のような異世界ってさVRとかさメタバースとかなんかバグっぽくない?ゲームの。
ああそうそうバグっぽいんだよそうなんだよ。 だからそこのところってもう宇宙が広い人はちっぽけっていう時代はもう超えちゃってなんか仮想現実とかも出てきてその現実って何現実が信用できないこの世界はマトリックスかもしれないみたいなさちょっとサイバーパンクっぽくない?
ただサイバーパンクなだけじゃなくてそこになんかもう一個気持ち悪いものがありそうな感じがバックルームの怖さなんだな僕はね完全なデジタルじゃなくてなんか矛盾なんだけどね。
でもそのさアナログっぽさとさ人の冷たさ温かみと恐怖と人なのか人じゃないのかを混ぜ込んでするとさやっぱりなんかキサラギエーキ的なニュアンスになっていかない?
そうなんだよだからニーちゃんすごいってことだよニーちゃんクリエイターすごいってことだよ。 結局キサラギエーキがバックルームの完成形ってことだよね。
ああそうそうそういう感じはなんかしてきちゃうよね。 もうやってんじゃんって2000年代初頭にシャレコアの人たち全部やってんじゃんこれみたいな。
シャレコアってすごいよな。 うんすごいって思っちゃったんだよね。なんかまあなんか俺らの都合のいいオチに今持っていったなって気がしてきたけどな。
持っていこうと思ってます今。 まあこれからもしかしたら日本でもねバックルームっていう言葉が出てくるかもしれないのでもし皆さん耳にしたら
ああこのことかって思い出してもらえるとちょっと面白いかなっていう回をしてみようかなと思いました。 いいですねオカルトは大好きです。
まあオカルトなのかもうちょっと違うジャンルなのかなんとも言えないけどねこのバックルームって。 そうわかるオカルトっていうのともなんか違う質感なんだよなバックルームってな。
まあホラーっちゃホラーだけどでもなんかちょっと。 SFっちゃSFだしっていうねバックルームっぽいやつが多分コンテンツとしてポコポコ出てくるかもしれないのでねこれバックルームっぺえなって言いながらちょっと俺もともと知ってたんですらを皆さんもしたらいいんじゃないでしょう。
ようやく追いついたのみたいな感じでね。 そうそうそうそう。じゃあ今日は一番僕が好きなのはやっぱ高校生の頃から名前も含めてネクロナミコンってかっこいいよねと思って。 ネクロナミコンかっこいいね。でもさルルイエイ本もかっこよくない? かっこいいなぁ。
まあいつまで経っても僕らは読んだら発狂するっていう本が好きだなと思いました。 かっこいいよなぁ。 まあそんどころでいいか。今日はじゃあ終わりにしようと思いますので。 はい終わりましょう終わりましょう。 ありがとうございました。 はーいありがとうございました。
27:45

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