1. おれたち LIVES MATTER
  2. #45 社会人。退かぬ、媚びぬ、..
2021-07-10 37:58

#45 社会人。退かぬ、媚びぬ、省みぬ。

時刻は日曜23時15分。

しょーじはあと45分で〆切の仕事を抱えたまま、ラジオの収録を始めています。

いわも明日が〆切の仕事と睨めっこをしながらのラジオ収録です。

よしだはこの収録が終わったら、今日こそ徹夜で漫画の練習をするぞと言っていますが、たぶん寝そうです。

とりあえず、そんな落ち着きのない3人です。まともな話が始まるワケがありません。

ダラダラと仕事でやっちまった失敗談を垂れ流しながらの、現実逃避の雑談を始めます。

いわは漫画のアシスタントに文句が言えません。

よしだはアニメ会社時代、出来ねーのに監督の代行をしてしまいます。

しょーじはゲーム会社時代、見なきゃいいのに係わったゲームのamazonレビューを見てしまいました。

新社会人の方々は新しい春を迎えてから、そろそろ3、4ヶ月が経ちましたね。

もし今、社会はクソだとか叫びたくなっていたら、一緒にこの回でダラダラしましょう。

「おれたち LIVES MATTER」は東京×鳥取から、自分らしく生きている人にも生きていない人にも送る、魂のデトックス番組です。毎週末更新(目標)!

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00:14
おれたち LIVES MATTER。おれまたは、人生を無理やり楽しむための人間参加キュレーション番組です。
みなさんこんばんは。今日も始まりました。おれまたです。まずは自己紹介からいこうと思います。
宮口の元シナリオライター、Shojiです。よろしくお願いします。
末端漫画家、Iwaです。よろしくお願いします。
最後に元はナビーで、東京でWebディレクターをやってます。Yoshidaです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
7月だよ。
7月だね。早いですね。
今年半分終わったの?
もう季節から入るって、13丸出しだけど、7月なんだよ。
そうですね。最悪の始まりですね。
全く面白くない始まり方でもあるよね。
クソつまらんよな。
いやちょっとね、忙しくってさ。忙しいの。
今おれね、僕漫画とかイラストとか各仕事してるんですけど、フリーラストで。
今ね、単行本のカバーっていうのと、ネームとっていうのとちょっといろいろ重なってしまって。
わーってなってるのね。
下話の時からなってたな。
クサッと言いながらやってるんだけど、
なんかそういう作業を黙ってやってるとさ、
過去の思い出とかが頭の中にポンポンポンポンポンポンポンって開いちゃいけない扉が開いたりとか。
あるじゃない?夜中とか。
ありますね。
そうそう。
ちょっと昔の話で、そういえばあれムカついたけどどうしようもできなかったなっていうのを思い出して。
だいぶ前に漫画でアシスタントさんをお願いしたことがあって、
俺、後にも先にもそれっきりしかお願いしたことないんだけど。
若い女の子で漫画家志望っていう人、紹介されたんだよ。
女の子がいます。
この人アシスタントに使ってくれませんかね?みたいな感じで。
本人もやる気があってやりたいって言ってますっていうから。
じゃあお願いしてみようと思ってお願いしたんだけど、
まだこれからっていうのはそんなに上手なわけじゃないんだけども、一生懸命やってくれたらいいなと思ってお願いしたんだけども、
最初のうちはレスポンスだったんだけど、徐々にレスポンスがなくなってきて、
データもなかなか出てこないっていうことになって、
あれあれどうしたのかなと思って、
どんな感じですか?調子はどうですか?みたいなことをメールしたりしてみたんですけど、
そしたらね、仕事が忙しくてちょっとみたいな連絡が返ってきて。
まず、まず俺が頼んでるのは仕事だし。
03:00
遅れるんだって遅れるって早めに連絡くれればリスケするしって話で。
黙ってんじゃねえよって話なんだけども、言えないじゃない?おじさんは。
若者にさ。
腹詰めとなるじゃないですか。今のご時世。
大変だね。
いつぐらいだったらできますかね?みたいな感じで。
優しい。優しい。
下手に、下手に、ようやく出たものの正直控えめに言ってもクソみたいなのが出てきて。
いいんだよ。別にクソみたいなのでもいいんだよ。ちゃんと出してくれれば。
ちゃんと出さねえし連絡よこさねえしクソみたいなの出したからイラッとしたわけで。
なるほどね。
これってでもどうなんかなと思って。
いかれる俺はめんどくさいおじさんになってるのかなっていうのを不意に仕事しながら
あー俺はどれが正解だったんだろうってなんとなく思ってたんですよね。
さすがに怒ってもいいと思うぞその件に関しては。
仕事だもんね。
お金もらっただろお前って話だよ。
見えちゃってなかったんだね。
うん、そう。
しかもやりたいって言ったからお願いしたのに。いらねえのに。
一人でできるのに。
そういう話ってよく割と聞くかもしれないと思ってね。
じゃあ今日は社会に出て仕事してればいろんなことがあるけど頑張り防御会みたいな感じ?
あるある。
ゆるいなあ。超ゆるいなあ。
そうですね。でももう今時期いいじゃないですか。
7月で。
新卒のね、子がちゃんと会社に就職して3ヶ月ぐらい経ったんですかね。
もう仕事も本格的に始まって失敗したりとか、なんかそんな社会この野郎みたいになってる子もいると思うんですよ。
そういう子に向けてって言うととってもこごましいですけどね。僕らちゃんと社さんは今じゃないし。
わかった。じゃあいろいろあるけど、僕らも生きてるぞ。生きようっていう会員。
失敗談かな。失敗談を話す感じかな。
そんな感じかな。
じゃあ僕、軽いのから話そうかな。
よしだ君の話を聞いてみましょうか。
そうですね。まずまずちょっと漫画書くぞっつって全然出てないから俺さっきの冒頭の岩澤さんと早く出すよみたいなちょっと胃がキュキュキュってなってたんだけど。
なんか出せよ。
よしだはね、財布落としたとかツイートしてる場合じゃない。
お前がツイートしなきゃなんないのは絵を描いた話で。
今めちゃめちゃ忙しいんでしょ。
めちゃめちゃ忙しいけど、やると言ったからにはやるんだけど。
ちょっとこのね、何か描かなきゃ、何か作って出さなきゃっていうのがね、アニメ作ってた頃すごい思い出させて。
僕も岩澤さんみたいにポツポツポツっていろんなことを最近思い出しててですね。
06:03
それでね、ちょっとこう失敗談を話そうかみたいな感じで何話そうかなって思った時に一番先に思い出すのがですね。
やっちまったぞ、結構大事をやっちまったぞっていうのがあって、それが何ら売り出されてしまったぞっていうのがあるんですね。
新卒の子とかがもし聞いてるのであれば、君の失敗なんか大体大したことじゃないぞと思っていただければと思います。
いいね、そういう話。
僕あれですね、新卒というか新卒かな、アニメ制作会社に20歳で入って。
入社してから早々に労働時間が月400時間とかを突破したんですね。
これって月曜日にタイムカードを切って帰るのが翌日の月曜日みたいな感じなんですけど。
詳しくは過去回で詳しく話してるね。
そうですね。
要は常に朦朧としてるわけです。
そして仕事は膨大ですと。
僕だけが忙しいわけじゃないんですね、こういう時って。
アニメってチームで動くわけですよ。
プロデューサーっていう方がいて、その下に制作振興っていうより、一話ごとの取り回しをしてくれる方がいて。
僕みたいな演出がいて、アニメーターさんがいてみたいな。
制作振興さんがワーッと取り回して、最後納品まで持ってってくれるわけですけど。
一番ブラックな労働をしてるのがこの制作振興という方ですね。
もう素材が足りないとか、アニメーターがいないとか。
もう直に追われ続けてて、猫の手も借りたい人がですね。
猫の手を借りてしまったという話です。
猫の手というのは要は僕の手なんですけどね、小説の。
というわけですね。
にゃんご。
そう、にゃんごとしてしまったんですが。
大変なことになるんではないですけど。
子供向けの番組をちょっと作っておりまして、当時。
でですね、その番組というのがテレビシリーズ以外にも結構いろんなPVみたいなですね。
音楽ビデオみたいなミュージックビデオみたいなのをよく作っていたんですね。
でですね、なんちゃら温度みたいなのが。
分かる、なんとなく分かる。
子供向けアニメみたいな感じ。
子供向けアニメといえばなんちゃら温度が絶対あると思うんですね。
PVのですね、映像を6本ぐらい走らせてたのかな、同時に。
で、並行してテレビシリーズを2本走らせてて、要は8本同時に締め切りが来るみたいな状態だったんです。
やばいね、それは。
やばいんですよ。
09:00
死んじゃうよね。
そうそう。で、アニメって、アニメーターさんが絵を描く原画とか動画に入る前にレイアウトっていうフェーズがあってですね。
こういった画面のフレームに何が書いてあるかとか、このキャラクターこっちに動いてねっていう指示と一緒にタイム、何秒?
1コマ24フレームでアニメって分かれてるんですけど、どのフレームでどの絵を動かすかっていうのをチェックするシートが存在するんですね。
結構緻密な作業で、もう3秒の間にチェックシートに細かくいろいろ数字を指定していくと、手を動かしたりとかキャラが瞬きしたりとか、そういう演技をさせるわけなんですよ。
ここが来ると大変なことになるんですね。
はいはい、分かるよ分かるよ。
そうなんですよ。その大変な作業をですね、8本同時に動かしているわけですね。
で、僕は僕でいろんな作品を持ってて、その時ですね、僕そのミュージックビデオに関わってなかったんですよ、その時。テレビシーズをやってたんで。
で、ようやく自分の仕事が終わった、終わったっていうのが深夜2時ぐらいですね。
そろそろ机で仮眠を取るかって思ってたら、制作振興の女の子がファーって来てですね、「吉田さん!」って言うんですね。
何?って聞くと、監督が帰っちゃいまして、っておっしゃいまして。
それは何の監督だい?って言うと、そのPVの監督がもう帰っちゃった。
で、なんと、そのあるPVの一番最終カットにのタイムが書かれてないことが判明したと。
で、私は制作振興でございますので、そんなものは書けませんと。
演出であるところのあなたであれば書けるはずなので、このシートだけあなたが書いてくださいとおっしゃるわけですね。
で、帰っちゃった監督というのは業界歴30年を超えて大ベテランなわけですね。
僕はその時、入社6ヶ月目ぐらいのドペーペーなわけですよ。
怖いやー。
家書けません!みたいなお諮問をしたんですが、結局泣き疲れてですね、もう朦朧とした頭でそのタイムカード、タイムを切ったんです。
やってしまったんですよ。本当はやっちゃいけないんですよ、こんなこと。
で、「ありがとうございます!」って言って、後日ですね、カリサツか、一通り映像が上がったからみんなで見に行きましょうっていうタイミングがあってですね、
依頼元の大きい会社さんに伺ったりですね、一本一本PVを見ていったわけですね。
12:05
で、僕もちょっと堂席をしていたら、僕が最後のカットを書いたPVが流れ始めてですね、
一番最後にドドンガドン、ドドンガドンってヤグランの真ん中にですね、太鼓を叩くキャラクターがいてですね、
その周りをですね、いっぱいのキャラクターがボーンと踊っててですね、
最後、ドンドンドンドンってヤグランの上のキャラクターが太鼓をすごい勢い叩くわけです。
すごい勢い叩くんです。ドンドンドンドンって。そうそうそう。で、大盛り上がりですね。
ジャジャーンって言ってキャラクターが最後、ポーズで止まって、音楽も止まって、フェードアウトしていくっていうのが正解なんですね。
はい、最終カット入っていきます。ドンドンドンドンって言って、キャラクターがジャジャーンと両手を上げて、ポーズして止まって、音楽もチャラーンって終わるんですけど、
ヤグランの画面のど真ん中に立っている太鼓を叩いているキャラが、頭を振り乱しながら太鼓を叩き続けてるんですよ。
ドンドンドンドンドンって。曲も止まってるんですよ。曲止まってるって。曲止まってるし、キャラ止まってる。
中音でヤグランのキャラだけすごい勢いで、すごい勢いなんですよ。なんならちょっとスピードかかってるんですよ、最後。
ワワワワって思って、俺だあれって思って、手合わせビャーって入って。
そっとするね。
そうそう、俺に依頼した制作進行の女の子が一番前に座ってたんですね。恐ろそう、その子の方をチラッて見たら、その子の俺の方をチラッて見て、目が合って、お互い下をスッて向いて、
バイバイバイバイってなったら、その場を、「あ、よかったですね。じゃあこれはOKです。」って流れちゃったんですよ。
誰も突っ込まなかったの?
そうそうそう。え?って思って。
まあ、販売されちゃったみたいなんですけどね、それ。
え、マジで?
どうやら。
それって、突っ込まれて直されたんじゃなくて、そのまま、要はカンパケまで流されちゃったの?
カンパケしちゃいました。
すげえな、それ見たいじゃん。
いやそれがですね、探しても出てこなくて、作品が多すぎるっていうのと、あと結構作りだめて、細かにリリースしていくみたいで、ちょっといつ出たのかっていうのが調べきれなかったんですけど、どうやら売ってるらしいっていうのは後日、進行の子に聞きまして。
すごいね、誰も突っ込んだり怒ったりしなかったっていうのはすごいな。みんな疲れ切って。
できたものを見れば、これでいいやみたいになってたのかな。
とんでもねえ動きがしてるね。
15:01
これはこうだなってなったのかな。
これはこうっつって。
脳みそ勘違いしてんだ。こういうもんだなみたいな。
そうそう、そういえばこうだったっけみたいな。いいね。
でも大人の世界でもたまにあるよね。なんか普通にさ、ちゃんと製品で見てても、え、これマジでっていうのがさ、当たり前のようにそのまま売り物としてあったりとかすることあるよね。
あるある。
そうなんですよ。まあまあそんなミスもあって、まあそれでも通っちゃったからね。
大概のミスは意外にみんな気づかんじゃいか。
大丈夫だね。
そのとき思っちゃいましたね。国民的アニメでやっちまったなっていうのが。
ビートル言っちゃヤバいね、こんだけ言っといて。
爪痕残したね。
そうなんですよ。ちゃんとですね、クレジットに最後ね、僕の名前入ってて笑っちゃったんですけどね。
いいなあ、うらやましい。
吉田作品だなあ。
やったなあ、吉田のアーティスティックな部分が全面に出た作品。
出ちゃった。ロックな部分出ちゃったね。
太鼓だったけどね。
いや、それはやるわ。それはすげえと思う。
面白い。
面白いやつだ。
そんな失敗だから寝たほうがいいねっていうね、前のラジオでも言ったけど寝たほうがいいですよね。
なるほどね、寝たほうがいいね。
あと、焦ってる若手の仕事は受けちゃダメ。危ない。
危ないね。
危ないですね。アニメって綱を立てて作られてるんですなあ、あれば。
まあそうだよな、普通に考えればそうだ。
でもアニメは結構こういう事故を受ける。ゲームとかどうだったんですか、しょうじさん。
まあじゃあ俺の話でいきますか。
俺もね、実は僕ですね、まあ今はゲーム作ってるわけじゃないんだけど、今時刻は11時15分日曜日になるんですけども、今僕ね、仕事の資料がね、出てくるのを待ってるんですよ、人の顔に。
いやもうマジで、クソわかる、それ。
それで今11時15分で、別の人が作った資料を確認して僕がOKとか修正を出した後に、12時締め切りで0時締め切りで出さなきゃならないの、今待ってる状態で連絡がつかないという状態なんですよ。
わかるよ、寝てるよそいつ。
それで、さっき連絡は通って、今日ですか、急いで作ります、みたいな感じで進んでる状況で待ってて、今僕このラジオ収録しながらかなりドキドキしてる状態なんですよ。
わかるわかる。
大丈夫かな、みたいな感じで。
気持ち早く。
まあ明日までに出さないといけないやつをね、書いてるように。
だけどその話をするとちょっと僕の心がドキドキしてくるんで、過去の話をやっぱしようかなと思うんですよ。
現実逃避だぞそれは、向き合えちゃんと。
いや向き合わない、絶対向き合わない。
向き合ってたらラジオ収録やってられるかよ、今この時間に。
俺がやってんだぞ、今画面にしっかり出しながら。
18:03
ということで現実逃避をして、僕が20歳ぐらいの時の。
飛沫だよそれ。
ということで行こうと思いますけども、じゃあ20歳ぐらいの話をしようと思いますけども、僕ゲーム会社に一時期いたことがあってね。
あったね。
でその時に僕はプランナーっていう仕事をしてたのね。
プランナーって何やるの?
プランナーっていうのはちょっとしたお話を考えたりとか、システムを考えたりとか、
例えばこの技っていうのはこういうことをしたら入手できますとか、システム的なことでこういう使い方ができますとか、RPGだから。
そこまでやるんだ。
やるやる。
ターン制で例えばね、戦うってコマンドを入れたら戦うっていうコマンドになりますっていうのもあればリアルタイムでってあったじゃん。
RPG。
ああいうどういうゲームかっていうのを全部決めていっていろんな人に作ってもらうっていう。
仕様を作るのか。
仕様をどんどん作っていく仕事といえばわかるかな。
そんな感じでいろんなことを考えて頑張って作るんだけど、
もうプレイステーション多分ね、僕が20歳当時だから2の時代だね。
プレイステーション2用のゲームを作ってたのね。
それでこれも吉田君と一緒で一応世に出てるものだからここで適当なネタにしたのをタイトルまでちゃうとやばいからタイトルは言わないんですけども、
プランナーとして頑張って作ってたわけですよ。
それも中堅どころの会社だったんで、20歳そこそこでいきなりプランナーができるみたいな状況で。
それはすごい良い経験だったと思うんだけども。
その時は僕が20歳そこそこでプランナーできたっていうのは続編だったから基本的なシステムは前作があるんで、
ある程度は1から全部自分で作らなくてもいいっていう状況があったっていうのもあって頑張って作ったんですけど、
いろいろ自分なりに20歳ぐらいだからさ、自分の爪痕残したいからいろんなこと頑張って考えて作るわけじゃない。
結構苦労して考えて頑張ったんよ。
それこそ吉田くんとね、吉田くんのほうがちょっと上かもしれないけど、
だいぶ残業、夜会社で寝たりとか、本当にね、残業代とかもないのに会社にずっといて会社なのか家なのかわからない状況で作ってるわけじゃないですか。
それで完成して結構楽しかったは楽しかったんだけど、
その時期にシステムっていうのはまあいろんな人の協力もあってプログラム作ってる人の協力とかでこうした方がいいよとかいろんなアイディアをもらいながら完成させたんだけど、
最後にそのフリー対戦みたいなのがシステムのモードがあって、
大人なんだ。
そうそう、それでそれは延々とできるのねゲームとしてはフリー対戦だから、
勝ったら次勝ったら次っていうそのゲームをとにかく飽きるまでやりたい人用のモードっていうのを作ったんだけど、
21:01
50連勝をやった時になんか裏技作ろうよって話になったのね。
50連勝をやるって相当背陣ぐらいまでやり込んできてくれてる人がそこまでいけるような状況なんだけど、
俺は裏技として50連勝したら何かが起こるみたいなのを考えて、
それをそのゲーム内に仕様として仕込んで、
確かネットのページだったか説明書だかにちらっとそれを載せたのね、調子に乗って。
裏技があるよみたいな。
50連勝すると何かが起こるみたいなことを書いて、で発売されたのね。
で、発売されてからしばらくした後に、見なきゃいいのにAmazonのレビューとか見ちゃうわけですよ、自分。
見ちゃう。
俺その時思ったんだけど、いわちゃんのはね、今でも単行本どんどん出してるからなんだけど、
そういうレビューなんて見るもんじゃないよね。
絶対見るもんじゃない。俺は見ないよ。見たことないもん。どうせクソ味噌に書かれてんの。
それで褒められって言ったら嬉しいけど、色々書かれて嫌だから、まず自分のなんか見ないっていうのがいいっていうのはその時知ったんだけど、
例えばね、人のは絶対見るの面白いよ。
めっちゃ知り合う。俺それ以降はね、人のそれこそシナリオライターやってた時も人の作品のレビューとか見て、めちゃめちゃ星1点ついてたぞとか連絡するのはすげー好きだったんだけど。
最低だな。最低だよ。
だけど自分のは絶対見ないようにしてたんだけどね。
で、そんな中で見ちゃった時に、褒めてくれる人とか、そこそこまあ好意的には受け取ってくれてるみたいな感じで、嬉しいなと思ってたら、
その中にレビューの星が少ないレビューがあったんですよ。
ちょっと傷つきつつも読んじゃうわけじゃん。
そしたらゲーム自体はまあそこそこ面白いと書いてあって、それはよかったよかったっていう感じなんだけど、
例の50連勝した時に裏技が書いてあったから、私は頑張ってやってみたとそのレビューの方が書いてあって、
で、50連勝ってかなり厳しいのね。
それでここでネタバラシをすると、その50連勝した時に何が起こるかっていうと、
まあそのゲーム内に必殺技みたいなのがいろいろあるわけですよ。
それでそのアクションゲームではないから、その必殺技が使える回数とかまあいろいろあって、
その回数制みたいな感じになったんだけど必殺技が。
その各必殺技の回数メーターが全てMAXになるっていう裏技を俺は入れてたわけね。
なんだけどそのレビューの人によると、50連勝するってことは相当戦略もねって、
いろいろその必殺技の使い方とかも考えながらしないとたどり着けない境地であると。
50連勝もする頃には全部MAXまで溜めてるよ当たり前にって書いてあって。
そこで50連勝してMAXになられても何も嬉しくないって書いてあったのよ。
24:03
全く考えてねえって書いてすげえボロクソに書いてあって、
俺それ読んだ時、めちゃめちゃその通りやってめちゃくちゃ納得しちゃって。
それで本当に謝りたい気分になって。
俺本当にあんまり考えてなかったと。爪が曲がったと。
もうこの人の言う通りだって思ったのね、その時に。
で、その時は本当にそのレビュアーの方の家まで行って土下座したい気分になって。
そこまでやり込んでくれるってすげえ嬉しいことじゃん。
だけど大概の悪いレビューって作者の方なんて自分のことじゃなかったとしても、
言われたらよっぽどのことだったら自分でそうだなって思ってもいいかもしれないけど、
よくわからないひぼうじゅうしょうも含めてほっといていいもんじゃん。
だけどその時ばかりは俺はその人の家まで本当に謝りたくなった。
あの子を考えたの私でした。すみませんでした。
全然俺は何も考えてなかったと。
プランナーとしてはバカだっていうのを自分で思ってすげえ反省したことがあったかなと。
なるほどね。間違ってましたと。
あんだけ間違ってたってちゃんと思ったことって、
たぶん生きててあの時が一番、後にも先にもあの時ぐらいかもしれないな。
なかなか反省しない。
生き方をしてきたり。
そんな真摯に思う人だったんですね。
いや、その時だけだけどね。後にも先にも。
でもゲーム大変ですね。やりこまれちゃうから、
その人たちのことを考えるって大変ですよね。
クリアする人自体そもそも少ないって言うじゃないですか。
で、その際に上を行く人用に残しておいて、
がっかりされるみたいなのってなんか嬉しいような悲しいような難しいところですね。
でもね、俺作ってた時の感覚としたら、
今あんだけゲームが出て、一回大体クリアしたら終わりなもんじゃない?ゲームなんて。
だけどやり込んでくれるって、やっぱね、その書いてもらってたの見た時ね、
すげえなんかやっぱ嬉しかったよね。
自分が作ったものを、例えば漫画とかだったら何回も読んでくれるとか、
そういう感じになるのかな。
そうやってね、ガチでやってくれてるってのはめちゃくちゃ嬉しいなと思ったけどね。
いいっすね。
そうだね。
なんかいい話にしようとしてません?
いや、わかんない。なんかね。
いい話にしようとしてるな。
変だよな。
ずるいんじゃない?
いい話にしてるんだけど、俺は今だから、こう話しながら資料を待っててドキドキしてるんだ。
あと30分だよ。
あと30分だよ。
届くの?
27:01
届かないよ。
いや、届かないと俺が怒られるんだよね。
いや、怒られる覚悟しときないで。
あのさ、このギリギリの話でさ、アニメの話にちょっとまた戻っちゃうんですけどさ、
アニメって白箱っていうものがあって、
アニメで白箱っていうテレビアニメ製作会社のアニメが昔作られたんですけど、
それの元ネタになってるもので、
要はその、かんぱけしたビデオテープ、
確認用とかに配布されるビデオテープ、この白い箱に入ってて、
それが白箱に入ってて、
ビデオテープの白い箱に入ってて、
それが白箱とか言うんですけど、
それを放送に載せるために最後の、
プリプロダクション終わったぐらいかな、
一番最後、白箱っていうのを、
編集会社みたいなところに渡すんですね。
で、僕、あまりにもギリギリだったときに、
制作振興の人と一緒にずっと、
最後、白箱届けるところまで車に乗ってついていったりとかしたんですね。
で、なんとか深夜に会社さんに渡して、
すいません、遅れちゃいましたって言ってやってたんですけど、
朝4時とかでしたね。
ああ、よかったね、出せたね、終わったねって、
やっぱりその制作室さんとはーって言ってたら、
当日の深夜12時に放送予定のアニメの白箱が、
ポンって会社の玄関に投げ捨てられてて、
お願いしますって付箋だけ書いてあって、
ゾッとするな、それ。
嘘だろうって思って、そうそう。
え、出渡しもしてねえの?みたいな。
これちょっと待ってて調べて、
今日10時で放送のやつじゃん、みたいな。
お願いしますじゃねえよ、みたいな。
これすげえ気も据わってんな、こいつ、みたいな。
なんか、汗言いすぎるとパニックになるのかね、
あれのアニメ業界の怖いところを見たんですけど。
いや、一番怖いのって、仕事になると結構そのタイムスケジュールって恐ろしいよね。
その、締め切りであるとかさ、何の仕事でもそうだろうけど、
その、最後ここまでにやらなきゃなんないっていう状況があるから仕事なわけじゃない、やっぱ。
そうですね。
どんな仕事においてもその納品っていうさ、最後の完成っていうものがあるから仕事なわけじゃない。
その、そこのね、やらなきゃなんないところが近づいてきたときのギリギリのときって、
どんな業種でもやっぱすごい感じになるよね。
ひりつきますね。
ひりつくよね、やっぱ。
ひりつく、ひりつく。
ずっと冷や汗かいてますけど。
30:01
あれ、岩さん、明日?締め切り?
えっと、明日中に出さなきゃいけないけど、たぶん間に合う。
明日中だったらまだ心に余裕があるね。
うん、間に合う。
俺、今日中なんだって、11時30分。
30分。
お前もうあと30分しかねえから。
そうそうそうそう。
で、向こうにしてみればさ、59分までに出したらオッケーでしょっていう感じで、今日中だもんね。
いや、俺の中の今日中、例えば、何日中に出してくださいっていうときって、
その次の日の始業、一般的な始業までと思ってるからね。
朝まで、朝までみたいなね。
ビジネスタイムに間に合えばいいんすよ。
そうそうそうそう。
何時までなんだっけな、31時ぐらいまでは引っ張りますからね。
31時ぐらいまではな。
34時ぐらいまでいけますね、遅い会社ったら。
僕、制作会社、いまだにwebとか作ってるんですけど、
某広告代理店とかでよく仕事をするんですけど、
彼らのビジネスタイム以外の時間のことを、
ビジネスタイムってその9時から5時のことを呼んでて、
で、それ以外の時間になると、24時にどんどん1時間足していくんですよね。
なるほどね。
吉田さんすいません、これまだ提案引っ張れるんで、
34時フィックスでお願いします、みたいな。
え、それ俺も付き合うの?みたいな。
そんな時間はないと思う。
お願いしますって、なんで御残償みたいなのがあるんですけどね、
彼らはずっと引き付いてるんですよね。
なるほどね、大変だね、そういうのは。
あの人たちみたいな生き方はしたくないなって思うんですけどね。
できないな。
これは今はまだね、ビジネスタイム、あとはそこまで遅くっていうのはもう、
時間外みたいな感覚でいける仕事ではあるから、
今待ってる仕事はちょっとまたそれとは違ったものではあるんだけど、
でも、24時間対応に近かったりするのもあるわけじゃない。
そうですね。
そうなるとね、結構大変だなとは思うよね。
そうですね。
なんかちょっと楽しくなっちゃった気もしますよね。
そうだね。
分かる分かる。
良くないよね、楽しくなっちゃう。
なんか失敗からまとめの方いきますか。
失敗できればしたくないよね。
そうだな。
できることならしたくないよね。
でも失敗から学ぶことは多かったよね。
まあそうだね。
多いですね、いや本当に多いですね。
本当に失敗したくないから頑張るし。
本当に日合わせが出るような時のことはね、まあ終わるからね、それも。
そうですよね、そうですよ。
なんか1週間、2週間もすればちょっと話題話になってきますしね。
そうそうそう。
まあ笑えない話でも終わるしね。
全部終わる終わる。
そうそうそうそう。
終わる。
33:00
で、まあ改めておじさんになってさ、振り返ってみると、
たぶん、こうしらばっくりで逃げちゃうのが一番怖いことかもしれないね、振り返ってみると。
でも一番困ったのはやっぱそういう人に対してだよね。
しらばっくれて消えていった人っていうのがやっぱ一番ね、できなくて、
できなくてその結局落としたりとかさ、いろいろやらかしたりしても、
ちゃんと最低限ね、自分の落としたうんこだけは拭いて消えていった人はまだ全然いいんだけど、
うんこ残して消えていく人もいるわけじゃん。
しっぱなしですねって。
そうそうそう。それだけはいかんなと俺見てて思ったよ。
いかんよね。そうだね。
何かしら最後までやってもひたすらごめんなさいだよね。
あと途中で連絡して。
それはもうよ。
もう無理、やばいと思ったらもうほんと連絡して。怖がらないで。一生考えよう。
それが一番いいと思う。やっぱ溜めちゃって溜めちゃって、
もうニッチもサッチもいかなくなって、
全ての人が納めることが不可能になったときにどうなっているか連絡すると精神を病んでるって状態になってる人いるじゃん。
そうそうそう。困るんだよね。
困る困る。めっちゃ困る。
早めに言って。
そうですね。早めが大事。
大丈夫だよ。怒られないってそんなに。
怒られることもあるけど。
それだけは俺思うよ。精神を病む前に、みんなが精神病まなくても大丈夫な頃に連絡しようっていうのはあるね。
早めのアラート。やべーっすってね。早めに。
それだけはでもそうすると自分も追い詰められなくて済むしね。
本人が連絡した頃に本人が精神を病んでしまってるとさ、俺が何とかしなくなる俺も精神を病みそうになることがよくあるからね。
そうだよ。本当に限界を本当の限界に設定しちゃダメだよ。
俺も人に対して最後、人が最後収めなきゃならないものに関してはできるだけその人の作業分も含めて何とかなるようにどうにもならなくても連絡するようにはしてるね。自分がどうにもならないときでもね。
経営者、えらい。
えらい。
やばいもん、そうしたら。そっちの方がね。やらかしたじゃない。
早めにやばいっていっぱい言われ続けると中間管理職は死ぬんですね。
そうか。
みんなやべーじゃん。
そうか。
双方からやべーやべー言われてると中間管理職が今度は病むんだよね。
そうなんですよ。ほどほどに成果をまとめてから行ってくれーって言ってくれたけど。
もちろん。でもそれはそうだよ。形にはしてほしいよね。
そうですね。
何もないで分かりませんが一番困るよね。何が分からないのか分かんねえし。
でもそう考えると本当いろんな立場の人がいてさ、中間管理職から実際の現場の人からそこからもっと上で管理してる人がいたりとかすると、やっぱそれぞれの仕事を想像しないとやっぱどっかに負担かかるよなってなんか思いますね。
36:08
そうだよな。
そうだよな。
想像力がありますな。
みんなでな。みんなでちょっとずつな、我慢すればな。
いやーなんか人のことを考えて生きていきましょうってことかな。
ちょっとずつな。
5000兆円欲しい。
欲しい?俺も5000兆円あったら仏のような顔になると思うよな。
でも俺5000兆円入った際仏そうだな。
じゃあどっちかまとめてもらおうかな、そろそろ。
5000兆円欲しい。
5000兆円欲しいで。
おしまい。
クソみたいな話だったな、それでまとめたら。
みんな忙しいんで焦ってんだよ今。
そうだね。
大変なんだよ。
みなさんもじゃあ期末で、あとはまあ新卒の子たちとかまだまだ大丈夫なんで、早めにアラートあげて気にやまないでずぶとく生きていってくださいよ。
そうだね。
自分がずぶとくなれるようなやり方とかね。
そうだね。
想像力ってやっぱ大事だね、全てにおいてね。
そうしよう。
ということで僕らも頑張っていこうか。
本当だよね。
あと20分です。
大丈夫ですか?
やだやだ。
あと20分なんで俺ドキドキしてね、そろそろ切らないとやべえな間に合わない。
20分でできるか?今来た、LINE来てたんだよさっき。
来た。
届いたと思ったけど、お礼が今度間に合う。
また来たまた来た。
じゃあ今日はここまでで。
いいよいいよいいよ。
はい。
ほらいで終わります。
ではでは。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
お疲れ。
はい。
おいしい。
37:58

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