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2026/10/22 羽ばたけ!ムーちゃん
2026-10-24 12:19

2026/10/22 羽ばたけ!ムーちゃん

秋に咲く紫の花、ギンリョウソウモドキの話

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サマリー

10月初めの自然公園で、金木犀とかつらの木が放つ甘い香りから秋の深まりを感じた様子を紹介します。公園で見つけたトリカブト、ツルボ、ハッカなど、秋に咲く紫色の花々にも触れます。さらに、春のギンリョウソウに似た秋の植物ギンリョウソウモドキについて、季節や実の形、翼のある種の特徴を説明します。見つけた個体は実ができる前に刈られてしまいましたが、来年また姿を見せることを期待しています。

金木犀とかつらの木で感じる秋の香り
羽ばたけ!ムーちゃん。 日本の国庁大村崎。 豊かな自然に囲まれた八ヶ岳高原の北都市長坂町は、全国一の生息地です。
大村崎センターは、NPO法人昆虫の生地プロジェクト実行委員会が運営しており、
夏になると美しい大村崎と出会うことができます。 大村崎センターは、自然環境を図る基準ともいえる、大村崎の保護と研究、それらを取り囲む自然環境の保護に取り組む中心的な施設です。
大村崎センターは、大村崎と友達になること、森と友達になること、自然と友達になることをお手伝いするプログラムを用意しています。
大村崎センターへの訪問を心よりお待ちしております。
今週も、羽畑、むーちゃんの時間がやってきました。
今日は、北都市大村崎センターの小林美香がお伝えしていきます。
どうぞ最後までお付き合いください。
10月の初めごろ、まだツクツクボウシが鳴いている中、自然公園の中は甘い香りが漂っていました。
大村崎センターの敷地内には、金木犀の木が何本かあるんですね。
駐車場から建物へと続く道の間に、生垣に植えられた金木犀が並んでいて、
そして玄関の近くにある花壇の奥には、大きな金木犀が何本かありますが、
その場所によって日当たりの違いがあるからでしょうかね、花の咲く時期が若干ずれているんですね。
そのおかげで、金木犀の香りが漂う期間が割と長いのが嬉しいです。
今年は、早いものは9月の半ばくらいには蕾が出ていて、その甘い香りを漂わせていました。
そこから10月の半ばくらいまでは、自然公園のあたりはずっといい香りに包まれていました。
花が咲いていない時期から香っていたということは、ほんの小さな蕾の時から甘い香りが出ていたんですね。
駐車場から歩いてきてすぐのところにある金木犀の方が、花の咲く時期が早かったです。
花壇の奥にある木は、木自体は大きいんですが、日当たりがあまり良くないので、
蕾ができるのが遅かったでしょうかね。ちょっと匂いが遅かったです。
早くから花の咲いていた金木犀の傍には、かつらの木が1本だけあるんですが、
金木犀の香りとはまた違う、かつらの木の甘い香りが混ざり合って漂っていました。
金木犀の香りが強かったので、気づく人はほとんどいなかったかもしれませんが、
砂糖醤油のような香りがほんのわずかに混ざっていました。
このかつらの木の香りは、本来なら11月の初めぐらいに香ってくるんですけれども、
それがですね、だいたい毎年行われている大紫の日フェスタぐらいの時期なんですね。
その時期が近づいてくる頃に、その香りに気づくことが多いですね。
今年は時期が早まったのか、それともこれから本格的に香ってくるのかちょっとわからないんですが、
できれば寒さが始まってくる11月の初め頃まで香っていてほしいなと思います。
そろそろ冬の気配がやってくるなーっていう頃に、
このかつらの木の独特な甘い香りが漂ってくると、なんとなくほっとする気持ちになれますし、
また秋の深まりを感じることもできます。
季節の移り変わりを香りで感じるというのは、どの季節でもあるのかもしれませんが、
特に秋はその印象が強いですね。
1年のうちのほんの限られた期間しかかくことのできない香りというふうに思うと、とても貴重な気がします。
自然公園の紫色の秋の花
自然公園では季節ごとに咲く花も変わってきます。
8月の終わり頃から秋の花が咲き始めて、10月ともなるとだんだん終盤となってきますが、
1つのものが終わりかけになっていても、雑草も含めれば何種類もの花が咲くので、探してみると結構たくさん見つけられるかと思います。
そんな秋の花を探してみると、この時期というのは紫色の花が多いです。
9月につぼみができ始めたトリカブトは、10月の半ばあたりまで花が咲いていました。
また目立たない場所ではありますが、ツルボという植物の花も出ていました。
このツルボは葉っぱが地面に張り付いたようになっていて、そこから茎がまっすぐに伸びて、その茎の先に小さな花がたくさん固まって咲く植物になります。
特に珍しいものではない、とても小さな植物なのですが、その独特の姿が目に留まるという花です。
咲いていた場所というのも、駐車場の生垣になったのですが、この生垣といっても建物に向かって歩いてくると、ちょうどその生垣の裏側が目線の位置に来るのですが、そんな場所に咲いていたのです。
紫というかピンクに近い色なのですが、とても可愛らしい花でした。
ではここで1曲お聴きください。
パール兄弟で、世界はゴーネクスト。
FM八ヶ岳、羽畑家、むーちゃん、北都市大紫センターがお届けしています。
秋に向かける紫系の色の花、特に多いのがハギをはじめとするマメ科の仲間と、あとシソ科の仲間でしょうかね。
マメ科の花では、くっつく種がとても厄介なヌスビトハギや、あとナンテンハギ、それからツル植物のヤブマメが花を咲かせていましたね。
シソ科では、ハッカやイヌコウジュといった植物がありました。
トンボ池では、ミゾソバなどの雑草に混じってハッカの花を見ることができましたね。
池の中を通っている木洞を歩くと、微妙に手の届かない位置ではありましたが、日本ハッカの薄紫の花を見つけることができました。
他にも、秋になるとよく見かけるものでは、ツリフネソがありますし、タナダのあたりではコバノギボウシやツリガネニンジンの花も咲いていました。
温暖化のせいなのか、10月になっても雑草が元気なので、どの花も草に埋まれるようにしてひっそり咲いていました。
トリカブトのように濃い色の紫色だとすぐにわかるのですが、薄紫やほんのりピンクがかったもの、淡い色のものは花自体も小さいものが多いので、草むらの中をよく見てみないと見過ごしてしまいます。
それだけに出会えたときは嬉しいなと思います。
ギンリョウソウモドキの特徴と種
また、長雨で湿気の多かった森の中では、普段見かけない植物が姿を現していました。
毎年春になるとカタクリが咲く場所に、9月の半ばすぎにギンリョウソウモドキという植物が出ていました。
ギンリョウソウモドキは葉緑層を持たない全身真っ白な植物です。
これとそっくりな植物にギンリョウソウがありますが、ギンリョウソウの方は春に出てくる植物ですね。
姿形は本当にそっくりなので、秋に出てくるものもギンリョウソウと思っている人も多いんじゃないかなと思いますね。
実際大村崎センターのスタッフの中にもギンリョウソウだと思っているというスタッフがいました。
ギンリョウソウもギンリョウソウモドキも同じツツジ科というところも紛らわしいのですが、出てきている季節でどちらかの判断ができますね。
そしてもう一つの大きな違いは、花の終わった後にできる実の形です。
どちらも頭から根元まで真っ白なので花の部分もわかりづらいのですが、うつむき加減になっている頭の部分が花になるのですね。そこに実ができるのです。
下を向いているのでよくわからないのですが、覗き込むとしっかりおしべとめしべがあるのがわかります。
ギンリョウソウモドキは実ができる頃になると下を向いていた頭が今度は上向きになるので実ができているのがよく見えるようになります。
この実が熟すと外側の皮が割れて種が外にこぼれていくのですね。
その種をよく見ると種が風に運ばれていくように翼がついているのです。
とっても小さな種なのでそのままでも飛ばされていきそうなんですが、さらに遠くへ行くための装備がもうすでに備わっているのですね。
これとはちょっと大きさも種類も違うんですが、ウバユリの種がこぼれるときの様子と似ているなと思いました。
残念ながらこのギンリョウソウモドキは実ができる前に刈られてしまったのですね。
なのでその場所で再び見られるかはちょっとわからないのです。
できれば人の目につかない場所で咲いていたものが来年また目を出してくれるといいなと期待して待ちたいですね。
大村崎センターの開館状況やイベント情報についてはホームページでご確認いただけます。
お電話でのお問い合わせは0551-32-6648までお願いします。
この番組はNPO法人昆虫の生地プロジェクト実行委員会が運営する北都市大村崎センターがお届けしました。
それでは北都市大村崎センターでお待ちしています。
ラジオではまた来週お会いしましょう。
12:19

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