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2023-04-05 14:07

22.赤ちゃんをも血肉にするあおい

赤ちゃんにも嫉妬してしまうあおい。話を聞いてみると赤ちゃんへの嫉妬の感情は「すごいなぁ」という、赤ちゃんをリスペクトしている気持ちから来ているらしい。ただただ羨ましいと。赤ちゃんからも貪欲に学びを得ようとしているあおいは、強欲な自分にふと気づく。
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おねむねむねむ、おねむねむ、ぷーです。
あおいです。
今、鎌倉の海が見えるめちゃめちゃオシャレなカフェにいます。
はい。
今日は何話したいの?急に進めてるけど。
ちょっと、そうだね、今日は話したいねと言っていた話をしようかなと思います。
下手くそになった。
スマホ見て。
これ、やっぱり準備するとダメだね。
準備しちゃったの?
うん、ちょっと準備してたけど、なんか話そうかな。
赤ちゃんに嫉妬した話をしようかなと思って。
なるほど。
前、チラッと話したよね。覚えてる?
何だろう、そのシーン見たような気もするな。
嘘?
見てないか?
見てはないんじゃない?
ゲストハウスに泊まってる時に、そこのオーナーさんの息子さんがいて、1歳くらいの男の子かな。
歩き始めて、めっちゃね、ヨタヨタ歩いてるもん。
すごい足元がぼつかない感じなんだけど、まっすぐ目的に向かって歩いてくるね。
で、机をバンバン叩いたりね。
ギターが立てかけてあって、そのギターの弦のところをバンバン叩いたりね。
バーベキュー用の炭を触って遊んだりする。
で、それを周りの大人はね、あわあわして見守ってるんだけど、
どんなに引き剥がされてもね、そこにまたまっすぐ向かって行って遊んでるのね。
で、その眼差しを見ていたらね、あまりに好奇心にあふれていて、私はね、嫉妬したの。
ほう、寂しいの?
寂しい。
なくなっちゃった感じがある?
うーんとね、どうかな。あるとは思うよ。
全然、ある方だとよく言われるのね。
子供みたいな好奇心みたいにたまに言われることがあって、
あまり自分ではそうなんだって思ってるんだけど、
その最上位を見るとね、これかってなって。
で、やっぱ30分も1時間もギターの弦を叩いてキラキラした目はしてられないんだよね、私。
分かる?
やったことありそうだけどね。
かつてはあったかもね。
だからじゃない?
でも、今はできないの。
別にそれはギターの弦じゃないにしても、何かしらでそういう集中力はもうなくてさ、
そこに私は悲しみを覚えて、それをしている赤ちゃんに嫉妬してしまって、
赤ちゃんに嫉妬する、ウケるって思ったしね。
なくしちゃったの?
なくしては、いやどうなんだろう、どうだろうと思う。
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やっぱ慣れとかもあるからね。
気づいてないだけなんだよ。
どれがそれに当たるの?
でもそれで言うなら、私は全てにそんな風にありたいと思って。
ああ、なるほど。
態度だと思っていて、そういう態度みたいな。
もうなんか、全部面白いみたいな。
ああ、いいねいいね。
そうそうそうそう。
その子は、たぶんこう、自分が叩く角度とか強さで音が変わるのが面白くて仕方なかったんだと思うんだよね。
そういう、一人で研究するみたいな。
そういうのね、羨ましいなって思った。
あれ、できてるかも。
えー、詳しく。
え、何が?
詳しく。
マジ?
なるなる。
未だに、過去にやってなかったことやるかも。
新しいことやるときになるってこと?
いや、たぶん休憩してなかったことならやる。
いろんなものを叩いたりするやつも、叩いたことないやつだったら叩くかも。
叩くと思うよ。
いや、その叩く情熱というか、持続力がすごい。
確かに、でもぷーさんってずっとゲームに集中してやってたりとか。
そこ?
それも結局いろんな試行錯誤を重ねてるのかなって思って。
あるね。今手元にあるこのおしぼりの袋とかも、どれだけ長く切れるかとかを永遠にやってたこともあるし、
例えば箸の入れるやつあるじゃん。
あれで、誰が一番かっこよく飛ばせるカエルを作れるかみたいなのをやって、
できたらそれをめちゃめちゃ3時間くらいやってたんだけど、
それを友達2人でやるみたいな。
別に決めてないんだよ。
どうあればどうとか、基準も。
マジ?
とかをやっちゃう。
今めちゃくちゃ楽しそうだなって思って、今シッとしてます。
赤ちゃんと一緒じゃん。
シッとしてます。
クソーってなってます。
これも例えば今目の前にある水の入ったコップも、コップの叩く音だけで曲作りたいとかやっちゃう。
強弱とかスピードとかある?
ある。
同じ音っぽいけど多分違うじゃん。
それで曲作れると思うって言われたら、作れるじゃんって言ってやる。
前にプーさんが趣味を選ぶとか決めるとか探すみたいな話したときも、
プーさんみたいな人だったら一旦その趣味が面白そうかどうかやってみたりするんじゃないかなって思って聞いてたら、
どうも話を聞くと、
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趣味に対して費やす時間が膨大すぎて人生が足りないが故に全部を試すわけにはいかないので、
かなり神妙に精査をしているなっていう風に感じたことがあった。
あってる?
あってる。
で、きっと今話してくれたようなさ、ちょっとコップの音で曲作るとかは、
プーさんにとってものすごく普通にめちゃめちゃ時間をかけて取り組みたい小さな趣味のひとつなのかなと思って。
趣味?
趣味というかだからなんだろう。
やりたいこと?
そう。
それは今両方あり得るよ。
それをはまるかはまらないかを後ほど決める。
入り口は入ったっていいじゃん。
おー。
これやって、あ、これやばい。一生かけてこれで曲作ろうっていう気持ちになりそうってなったら精査するよ。
これやりもしないでそこまでたどり着かないで。
なるほどね。やってみてそこで自分がどう感じるかを見てるの。
そうだね。
これ一生やれちゃいそうってなったら。
それこそ言ったときは数学だったじゃん。
それは俺通告やったことあるじゃん。みんな。
それ入り口に立つところまでやってその先をどうするかを選ぶ。
うんうんうん。
選ぶ。
はー。
やる。好奇心。
ねー。
好奇心っていうかやりたいからやるだけ。
なんか数学はじゃああれなんだね。もうその人生をかけてはまっちゃいそうになってる感がちょっとあるね。
ありえる。
うん。
竜が如くもありそう。
まじ?でも竜が如くってさ、クリアするっていう概念があるじゃん。
でもどうクリアするかっていう概念も作れるじゃん。
やば。無限にできちゃうね。
別にその軸で戦わなくても。
いやほんとあれだね。人生足りないねぷいさん。やりたいことたくさんあるね。
ね。
うん。
うらやま嫉妬。
赤ちゃん以上の嫉妬感じる?
嫉妬してる。
なんかそれでやってみたいとか思わないの?
思うよ。でも私なんかね、常々ぷいさんに関していたタフネスさに今ちょっとやっぱ思いを馳せている。
私もそういう情熱を注ぐことってあるんだけど、なんかやっぱ体力とかが追いつかないなって思ってて。
じゃあ寝て起きてやればいいじゃん。
はい。
疲れたら寝て起きて。
やってるよ。やってるやつ。
俺もそれ。それがちょっと長いのかもしれない。
確かに。
くそー。
言い訳じゃないか?体力のせいにしてないか。
あー。
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たびたびあるぷいさんと話してるとグーの音も出なくなる。
はい、そうですってなる。
まっすぐ正論なんよね。
でもそれは自分の経験から来る正論かも。
そうだね。
やりたいからやる感じだからね。
やるし、割とちゃんとしっかり寮もやるよね。
寮もやった上で判断してるような印象がある。
それこそ体力がないとかもあるかもしれないけど、切羽詰まってもやっちゃう。
明日仕事納品しなきゃいけないのに徹夜気味でゲームしちゃう。
もうあれは取り憑かれてる。
取り憑かれてるの?
うん。やっちゃった。
取り憑かれちゃうのか。
クエセルはゲームじゃなくて何でもいい。
でもさ、ちょっと言っていいですか?
今絶対これやるべきじゃないって時にやるゲームすっごい楽しくない?
それまた違う話じゃん。
あー違う話?
それは心理学的な話。
そっかそっか。
だって図書館で絶対普段手に取らないやつを試験期間に取っちゃうとか。
あーわかるわかる。
あれと一緒でしょ。
私それで夏目漱石の心を一日かけて読んだことある。
テスト前に。
あーあってるあってる。
でもそれは自分の評価を正しく評価されたくないからね。
自分に負荷をかけることで
あ、あの時本読んじゃったからなっていう言い訳をするための投批。
え、そういうの心理学的なやつですか?
そうそうそう。
言われてます。
あえて自分を不倫することで結果が悪くても受け入れるっていう自己防衛。
やめて、突きつけないで。
突きつけないで。
恐ろしい。
無でやっちゃっていいんじゃないかね。
そうね。
やっちゃわない方がいいこともあるけどね。
なるほど。
ちょっと思いがけずキョップーさんの中に赤ちゃんみを感じた回になりました。
嫉妬からの。まさか隣にいる人も赤ちゃんだった。
ちなみに私のめいこちゃん、めいが二人いるんですけど
小さい頃から結構一緒に過ごしてて
すごい才能があるなと思った瞬間があった。
ちょっとユニークな子たちなんだよね。
何歳くらいだったかな?
めいが小学校上がるか上がらないかぐらいの時にね
無印良品に行ったの。
無印に人をダメにするソファーあるじゃん。
大きい四角いノイズクッション。
分かる?
あれが売ってあるところに
カバーの柄がサンプルで分かるように
すごい小さいミニチュアサイズの人をダメにするソファーがあったのね。
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いくつか置いてあって。
それを手にしためいが私のとこにやってきて
見て見て、これ。
リカちゃんをダメにするソファーって言ったの。
すごい発想だな。
リカちゃんって誰?
人形。
リカちゃん人形。
確かにリカちゃん人形が座るにちょうどいいサイズなんだ。
そうなんだ。
天才かって思った。
確かに、すごいいいね。
時々そういう
こんなの出せないみたいな
天才的なやつを子供たちで出してくるから
赤ちゃんもそうだけど
基本的に子供たちの存在は
私は可愛いとか好きとか以上に
リスペクトに近い。
尊敬してるなと思ってて。
対葵。
対葵。何が?
あれ?さっき。
私と比べて。
そうそうそう。
私と比べての
そうなんだけど
自分とのコントラストで見て
すごい尊敬するところが本当に多い存在だなって思って
私は最近というか
自分のことは子供が好きな方の人だと思っていたんだけど
私の好きはどっちかっていうと
世間一般でいう子供好きのそれとは違って
ちょっとやっぱりリスペクトよりなのかなって
最近思ってます。
良い。
良い。
面白い。
学ぼうとしてる知育を
確かにね。
やっぱり表してるよね。
そうなんだよね。
赤ちゃんからの知育にしようとしてる。
赤ちゃんからの知育にする。
学びを得ようとしてしまう。
すごいよ。
確かにね。
全てを
欲深いね。
欲深い。
強欲だね。
強欲。
すごいね。
新たな自分の発見がありました。
ありました。
はい。
じゃあこの辺で。
いいね。
アオイズム。
はい。
じゃあね。
聞いてくれたらいいね。
聞いてくれたらいいね。
ありがとう。
はい。
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