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こんばんは、ともりんです。
このチャンネルは、全校庭コラボチャンネルです。
今日は、子育てについてお話をします。
子どもが大好きな絵を描くことをやめちゃった、っていう話をしますね。
小学校というところでは、上手い絵を評価されます。
自分よりも、花を花として描ける子、アイディアいっぱいの絵よりも、そのものをそのものとして捉えて、色鮮やかなものとして描ける子。
まるで手を、手がそのまんま見えるように、実際にその手がリアルに描けるような子が、評価されているのが現状です。
これは、うちの学校だけとは限らないとは思うんだけど、
なんか、ああ、なんだろう、
もやもやして、
あの、彼はとてもね、絵が上手いんですよ。
才能あるなって思ってて、
でも、ほんと、
ピタッとね、絵を描くことをやめちゃって、
理由聞いたら、僕よりも絵が上手い子なんてたくさんいるからって言って、
幼稚園の時はそんなこと全くなかったんですね。
でも小学校になって、すべてが点数化されて、
その先生の価値観でも美術ってすごく変わるんですよね。
私も、
実際に小学校、中学校と自分よりも、
絵を絵として、ひまわりをひまわりとリアルに描ける子が評価される現状を見て、
そして課題にあって課題を評価する、
採点する人の価値観によって、それが金賞とか大賞になるという世界を見てきました。
で、私も実際に諦めた小学校で、自分の絵を諦めたりした、
私もまだ超本人ではあります。
でも絵を描くことは今でも好きだったけど、
最近までずっと絵を描くことを封印していました。
なんか、
うーん、
絵の評価って難しいと思うんですよね。
それも美術でもない、美術専門でもない先生がその絵を評価する、
その先生の価値観と、大体のマニュアルに沿って、
それで子供が絵を描けなくなるっていうのは、
それってどうなのかなって思って配信しました。
私は彼の絵が今でも好きです。
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弟くんも絵を描くことがとても上手いんですが、
きっとまた小学校で評価されて、
それで自信を失って絵を描かなくなっちゃうのかなと思うと、
なんか評価される小学校ってどうなのかなっていうモヤモヤがあって、
今配信をしております。
本当ね、先生たちも大変だと思うんですよ。
全てを評価しないといけない、点数にしないといけないって、
平等だよって、一番はないよって言いながら、
金賞、大賞、年付けて、
歩みではみんな平等だよって言いながら評価される、それが現状です。
なんかなぁ、でも先生たちも評価するのも大変だよなっていう、
先生側の背景の気持ちも分かりつつ、
自分の子供がとてもクリエイターとして素晴らしい才能がある、
彼のやる気がなくなってしまったのを見ていると、
すごく悲しい気持ちになったので配信をしました。
実際に私は今年で43になりますが、
43になってやっとで自分の漫画のスタイルというものは確立できて、
今描いている状態です。
本当に好きな漫画、好きなイラスト、美術だからこそ、
5、6年漫画自体は描けられませんでした。
で、絶望して人と比べて落ち込んで、
私の場合は子育てしながら楽に描ける線が少なく、
いかに無理なく自分が楽しめる範囲の漫画を描く、
というハードルを下げた結果、今の絵になっているような状態です。
本当はたくさん絵とか文字とか盛り込んだものも描きたいなぁと思う気持ちもありますが、
やってそれでどうもならなかった時に結構辛いなっていうのと、
いかに自分がいい気分で美術を続けられるかっていうのが根本だなと思ったので、
私の場合のいい気分は線を少なく、ストーリーは簡潔にわかりやすく、
というのが自分の中の結論で出てきた感じで、今の漫画を描いています。
ですので、もしね自分の子供と同じように才能があるなと思って、
でも小学校とかで評価されて、才能を評価されなかったからといって、
子供さんが落ち込んでいる子がもし誰か一人でもいたら、
それはその子の絵が下手になったわけではなくて、
たまたまその先生との相性が悪かっただけだと私は思います。
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なんでこんな発言をするかっていうと、私は美術で先生によって全然評価が変わった人間です。
相性がう先生だったら評価良かったし、相性が悪かったら評価が下がりました。
絵のクオリティは全く変わらずです。
だから評価しにくい美術だからこそ、そこで自分の子供が絶望している姿を見て、
いかにその中でも君には才能があるよって、大丈夫だよっていうことを言い続けようかなと今も思っております。
それでは、日曜日、じゃない、月曜日、最後の連休、ゆっくりお過ごしください。