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2025-09-01 06:45

食の未来 : Episode 3〈酸っぱ党、爆誕〉

「7分で聴ける未来ものがたり」

• 移動中に
• 朝の準備中に
• 寝る前のひとときに

“池袋から新宿”に山手線で移動するくらいの時間で、まだ起きていない未来に触れる。というコンセプト。

今週は"食と資源"の未来をテーマに6つのストーリーをプロトキャストします。#毎日未来創造

 

下記noteのSFショートショートを元にNotebookLMで音声化しています

 

 note URL

https://note.com/daisaw33/n/n5363d389d65c

 

サマリー

このエピソードでは、2049年の未来の食事としてキューブ型の栄養食が重要な役割を果たし、酸っぱ党が誕生する様子や、社会が忘れた味覚の重要性が描かれています。主人公のカイトは、酸味を体験することで新たな興奮と共感に目覚める様子が探求されています。

酸っぱ党の誕生
スピーカー 2
毎日未来創造、本日もまだ見ぬ未来のプロトキャスト、 可能性を探ってみましょう。
今週のテーマは、食と資源の未来です。 今回はですね、ある近未来を描いたSFショートショート
酸っぱ党爆誕という物語がありまして、これを手がかりにその世界観とか 私たちに問いかけてくる未来の可能性についてこう深く探っていきたいなと。
物語の舞台が2049年。 ここではあの味も匂いもないキューブ型の完全栄養食
ニュートリキューブっていうのがまあ食事のすべてになっている世界なんですね。 栄養バランスは完璧で健康はこうちゃんと管理されているんですけど
スピーカー 1
どこか満たされないみたいな、そういう日常が当たり前の世界。 そうですね、あの効率と健康がもう何よりも優先されている。
だから甘味とか酸味といったそういう味覚そのものが非効率で健康リスクがあるものみたいに社会から排除されかけてるんですね。
食事っていうのはもう栄養摂取の作業に過ぎないと。 美味しいとかまずいとかそういう感想を持つこと自体がちょっと古いよねみたいな。
スピーカー 2
多分あなたの今の食体験とはかなりかけ離れた世界観だと思います。 なるほど、そのある意味味気ない世界で主人公のカイトは同級生のリリに誘われるんですよね。
スピーカー 1
アンダーグラウンドな集会、スッパ島のアジトに足を踏み入れると。そこってどんな場所でしたっけ? えっとですね古びた工場の跡地みたいな場所でして
ドアを開けるとまずその強烈な音楽とチカチカする映像 それとカイトにとっては嗅いだことのない香りがワーッと彼を襲うんですね。
あ、レモンの香り。 そうレモンの香りなんです。アジトの中はまあ管理社会への不満とかそういうのを抱えた若者たちの
こう熱気で満ちてて、彼らの目的はもうただ一つ 社会が忘れてしまった味、特に強烈な酸味を体験することなんです。
スピーカー 2
その体験の中心にあるのが例のレモンをかじる儀式ですね。 リリが世界がひっくり返るだけだからって言ってカイトにレモンを差し出す。
彼がそれを初めて口にするシーンは、もう読んでるこっちもなんか唾液が出てくるようなすごい感覚でしたね。
スピーカー 1
まさにあの舌が痺れるほどの衝撃、ほとんど痛みに近いような感覚ですね。
でもその強烈な体験がカイトにとっては初めて感じる生の実感というか、で周りの仲間たちはそのカイトの反応を見て
祝福するように笑い声を上げるんですよ。 この酸っぱいっていう強烈な感覚の共有、これこそが彼らの絆であり
まあ反抗の証なんですね。
強烈な体験
スピーカー 2
なるほど。ただ単に味を楽しむっていうのとはちょっと違うんですね。 その感覚を揺さぶられること自体に価値を見出しているってことですか?
スピーカー 1
ええそうなんです。で物語はここからさらに未来的な展開を見せていきます。 カイトがレモンをかじった瞬間の衝撃
彼の心拍数とか脳波とかそういう生体データですね。 これが腕につけたヘルスバンド。これは個人の健康状態を常に監視する
ウェアラブルデバイスなんですけど、これを通じて アジトにいる仲間全員にリアルタイムで伝わっていくんですよ。
それがあの生体同期、バイオシンクロニシティですか? そうですそうです。
スピーカー 2
言葉じゃなくて身体のその衝撃そのものが共有されるっていう 新しい繋がり方ですねこれは。
スピーカー 1
いいねをクリックするようなそういう共感じゃなくて、同じ瞬間に同じ酸っぱいっていう衝撃を共有する。
でそのシンクロがちゃんと可視化されるわけです。 物語の中ではこのカイトの体験がきっかけになってその生体データの波紋みたいなものが都市全体に広がって
スピーカー 2
多くの人のヘルスバンドに記録されるなんていう現象まで起きるんですね。 じゃあPV数みたいな今までの指標じゃなくて人の心をどれだけ深く揺さぶったかを示す
えっと体感ショック指数でしたっけ? そういう新しい価値基準が生まれるかもしれないってことを示唆しているわけですね。
そうなんです。 音楽をかけるDJもただ曲を選ぶだけじゃなくて人々の感情の波を読んでそれを増幅させる共感の増幅者みたいな役割になるかもしれないと。
スピーカー 1
だからこの物語を踏まえてちょっとあなたに問いかけてみたいんですけど もし仮にあらゆるものが最適化されて安全で快適になった未来っていうのが訪れるとしたら
その時あなた自身はどんな種類の揺さぶりを求めることになるでしょうか 失われた感覚を取り戻したいって思うんでしょうかね
スピーカー 2
深い問いですね そしてもしテクノロジーが私たちの感情とか身体感覚までもリアルタイムでつなげることが本当に可能になったとしたら
その時本当の意味での共感とか人と人とのつながりっていうのはどういうふうに変わっていくと思いますか
What if? 今回深く掘り下げてきた SFショートショーとスッパ島爆弾
この物語の世界観とか未来の可能性について さらに詳しいストーリーの考察を含めたロングバージョンも用意しています
もしもっと深く知りたいなぁと思ったらぜひそちらも聞いてみてください
スピーカー 1
それであなたがこの話から感じたこととか考えた未来の可能性について ぜひハッシュタグ毎日未来創造のハッシュタグをつけてあなたの考えをシェアしていただけると我々も嬉しいです
スピーカー 2
はい では最後にこの問いをあなたに残して今回は終わりたいと思います
あなたの心を揺さぶるあなただけの酸っぱい体験とは一体何でしょうか そしてその心の震えをあなたは誰とあるいは何と同期したいと思いますか
スピーカー 3
創造日常 毎日未来 創造
06:45

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