雇われ社長の困難
こんにちは、遠藤克貴です。大久保圭太の財務頭を鍛えるラジオ、マネトレ。大久保先生、よろしくお願いいたします。
さあ、ということでね、今日もね、
いやさあ、
貴方をね、デビューする。
貴方もそうなんだけどさ、
俺の車ってさ、ビートルとSLあるんだけど、両方ともホロが付いてるね。
まあ、だから似たような車なんだわ。
ほぼ2シーターみたいなさ。
はいはい。
ここに来て絵が運べないっていう事態がね。
で、絵を運ぶには、
ギャラリーのオーナーとしては問題なわけですね。
オープンカーにしないと入らないんですよ。
日傘させてる男がね、
オープンカーで走るわけにはいかないじゃないですか。
いやいや、開けてくれよ。
日傘と無理やり繋げたいけど。
ていうか、オープンカーじゃなくてよかったじゃない。
オープンカーじゃないと入らない。開けないと。
なるほどね。
だって、だから、
余裕スペース的に。
そろそろ、もう俺ビートルすごい乗ってるし。
そうだよね。
10年くらい乗ってるし。
まあでも、歳とったから、
なんかちょっと大きい車買おうかなと思って。
そしたら、
ワーゲンバスってさ、
あの昔あったじゃん。
はいはい。
かわいいやつね。
かわいいやつ。
あれのさ、
新しいのが電気自動車でIDバスって出た。
ああ、知ってますね。はいはい。
ダサいなと思ったんだけど、
まあでも、なんか流れ的に、
ね、
こう、波乗り系だからさ。
流れがあるから、
これIDバスで乗り換えなんじゃないかなと思って。
ああ。
ビートルの被り売れからね。
おお。
で、見に行ったんだけどさ、
あの、
もうさ、めちゃくちゃ売る気がないのよ。
あ、そ、なんで?
いや、もう電気自動車が、
何せ、
日本でどうなるかわからんって言って。
まあ、そうでしょうね。
いや、俺あんま知らんからさ。
で、行って、
あの、どんぐらいで、
いや、急速充電で、
1時間とかなんだよね。
でも急速充電器どこにあるんですかって言ったら、
ディーラーにはありますって言われてさ。
うん。
ディーラーってどこにあるんですかみたいな話じゃん。
で、
行くのはいいけどさ、
それ勝手にやれんですかって言ったら、
いや、なんか、
あ、挨拶とかするんですかって言ったらさ、
いやじゃん、
ディーラー行って挨拶とか。
毎回ね。
毎回さ。
うん。
で、まあなんかあるみたいなんだけど、
で、普通の充電器だったら、
どんぐらいなんですかって言ったら、
14時間ですって言われてさ、
いやいや、
14時間って、
もう家にない人は乗れないですよねって言ったら、
はいって言って。
マンションにないですかって。
一応なんか、
一応なんか、
一応調べたらあったんだけど、
なんかさ、
それってでもさ、
そういう人が、
なんか2個ぐらいしかないから、
そういう人が、
2台あったらもう置かれちゃうじゃん、
なんかいわゆるさ。
いや、そうですね。
もうさ、
無理って、
500何十キロ走るって書いてあったから、
充電満タンで、
まあまあいいじゃんって思ったの。
そしたら行ったら、
戻ってこれなくなる。
まあまあ、
まあ大体、
いいじゃんって思ったら、
えっと、
300キロぐらいしか走れませんって言うのよ。
もう嘘言おうじゃないですか。
そこまで行ったら。
まあ、
ディーラーの人はめちゃめちゃ平日だけど、
でもさ、
半分ってことあるの?みたいな。
で、
夏はエアコンとか使うかなって。
冬はって言ったら、
暖房とか使うから、
もっと短いと思いながら。
実はどんなもんだろう。
200ぐらいしか行かない。
いや、わからんけど、
でも300行かないんじゃん。
そうすると、
そうするとまあまあだよね。
これ怖いですね。
まあ、
都内だって千葉のちょっと、
行ったりしたらね。
長野行って、
充電できなかったら帰れないですね。
って感じですね。
田舎はもっとありませんって言われてた。
そうでしょうね。
だから、
あれだよね。
あの、
俺のさ、
あの、
今、
でもダブルとかそうか。
タンクがちっちゃくしてるから、
もうさ、
ガソリンスタンドに、
常に寄らないと、
ツーリングに行けないっていう。
常に。
そう、
常に迷惑をかけて。
昔スポーター乗ってるときは、
もう本当に迷惑かけたね。
で、
タンクを4リッターぐらいちっちゃくしちゃったから、
もう、
常に、
ガソリンスタンドに行くっていう、
オペレーションで。
何やってんのこれって思ってた。
足引っ張るやつ。
足でまといのやつなんだけど。
まあだから、
ちょっと諦めて、
さすがにね。
どっち?
諦めて、
オープン化にしたって話。
いやいや、諦めて、
今何かないかなって思って、
また探してんすか?
ランクルじゃねえかと思ってたけど。
いやいや、
ランクル盗まれるからやめた方がいいですよ。
そう、
そう言われんじゃん。
だって盗難者の4分の1ランクルですからね。
でも、
羽田空港とかダメなんでしょ。
羽田空港SLで行くから。
ああ、
使い訳?
使い訳。
いやでも、
ほんと盗まれんだ。
あの、
これ言っていいのか分かんないですけど、
ディーラーの人が、
3年で盗られるっていう前提で盗んでくれたって言った話。
マジで?
こないだ聞きましたよ。
マジで?
はい。
でも俺ほら、
盗られる短写ばっかり載ってるから。
ああ、
そうだね。
盗られなれてますからね。
いや、
盗られてないからまだ。
盗られそうなれてるから。
いや、
降りないけど。
短写止めは降りないけどね。
ああ。
いや、
車はでもそうだよな。
どうしますかね。
ちょっとぜひね、
今の話を聞いて、
おすすめの方、
あの、
ディーラーの方いらっしゃいましたからね。
ウルチャンスですので、
ぜひご提案をいただけたらと。
ということでね。
はい。
はい。
早速、
悩んでます。
悩んでます。
行きたいと。
多分、
次の時に買ってそうですけどね。
で、
俺ビートル買った時にさ、
母ちゃんにさ、
母ちゃん入院してる時で、
あの、
見舞い行って、
どこ行ってたのって言うから、
ああ、
車買ってきたわっつったら、
お前八百屋行くみたいに
車買ってくるなって怒った。
ハハハハハ。
そのツッコミもすげえなと思ったよ、
母ちゃん。
八百屋行ったことねえよって。
いや、
すごいね。
シーツ入れるのも母ちゃんだったんですね。
ねえ。
八百屋行ったことねえよって。
今度ね、
ぜひゲスト出演でという感じですけど。
ハハハハハ。
はい。
さあさあ、
今日のね、
質問行きたいと思いますが、
ビジネスモデルの課題
早速行きましょう。
はい。
いつも、
私は動画制作、
プロダクションを経営している、
雇われ社長です。
はい。
親会社による、
当社のMAをきっかけに、
仙台社長は引退をして、
本社から出向する形で、
私が就任しました。
おお、
なるほど。
しかしMA前は、
年賞五億円ほどあった事業ですが、
MA時の爪の甘さもあり、
メインの大手クライアントを失い、
現在は年賞五千万円に落ちております。
首がんない。
ビジネスモデル的。
外駐カメラマンや編集者、
プロジェクトごとに使うスタイルのため、
固定費は月百万円程度と軽いので、
何とかしのぐ事が出来ておりますが、
時中限も続き、
キャッシュが足りなくなってきております。
現時点では、
現預金もあり、
早めに手を打ちたいと考えています。
親会社の余信もあるので、
某メガマンク銀行が、
一千五百万程度なら稼ぐと言っていますが、
世界的な広告費削減傾向もあって、
返済リスクが怖いです。
経営戦略の再考
大久保先生なら、
このような状況の中、
借り入れによる調達は行うべきだと考えますか?
足りない視点だらけかと思いますが、
ご教授のほどお願いいたします。
まずこの人の立場が心配よね。
だって、
この人はどういう形でいいかわからないけど、
多分優秀だからね、
その会社の、
子会社の社長になっているんだと思うか、
左遷されたのかもしれないけど、
一般的にはできると思って、
MAでせっかく買った会社だからね。
代表に据えるぐらいですから、
実力はあるんでしょうね。
身の振り方を考えた方がいいよね。
この方の心配ですか?
だってさ、
十分の一になっちゃったんでしょうね。
親会社も納得していて、
仕方ないよねって話だったら、
会社と相談した方が良くないか?
まあでも確かに年賞5億だったのが、
5000万ですからね。
結構そうだよね。
この方針として、
これは継続でいいのかっていう話が、
グループとしてあって、
早めに手を打ちたいで、
打ち手があるんだったらいいけど、
自宅雇われだし、
連帯保証とかの問題は通常と、
これ普通のケースで、
株主で、自分が社長で、
この金を借りる借りないっていう論点だとすると、
雇われ社長の責任
多分借りた方がいいんだと。
借りた方がいいっていうのは、
例えば借金がゼロで畳めるとかだったら、
現金も減ってきてるから、
多分再生というか、
もう赤字とかなんだろうからね。
しのげてるけど、
キャッシュが足りなくなってるってことは、
だんだんやばいじゃない?
その時に、
返済なくこのまま閉じるっていうのが、
ひとつかもしれない。
これは雇われというか、
子会社であっても、
本人がやってても、
傷を最初で終わらせると。
ただ一方で借り入れが既にあると。
連帯保証に入ってるっていうフェースだとしたら、
やっぱり銀行には申し訳ないけど、
しのぐために、
買ってくれるなら一旦借りとくと。
で、再生の道を測り、
どっかでリスケをし、
借り入れなくなるときにリスケをして、
何とか建て直してっていう。
で、最悪どうにもならなかったら、
法的処理するっていうような、
多分流れになると思うんだよね。
それがもちろん回復すれば問題ない、
いいことなんだけど。
だけどこのケースはかなり特殊で、
だからこの場合借りちゃうと、
結局親会社は返さなきゃいけなくなると思うんだよ。
いくら別会社だって。
おっしゃる通り親会社の余震って書いてあるけど、
5000万程度でもし今借り入れがあるとするならば、
5億ぐらいあったからそれなりにあると思うんだけど。
1億2億の借り入れ。
さらに借り入れるってことは、
多分親会社の余震なわけだよ。
なるほど。
この単体の実力じゃないってことですね。
資金調達の難しさ
保証に入らされないかもしれないけど、
じゃあその銀行の子会社分返しませんってことができるのかって話じゃない。
まあ難しいよね。
一般的にその親会社がまともに事業やっていくには。
これって雇われの社長の方じゃないですか。
実際自分が本当にオーナー社長でやってる場合は、
自分が全責任を負う覚悟で、
借りるか借りないかの意思決定ですよね。
こういうケースって年代に入ることはないですよね。
可能性としてゼロではないけど、
あったとしても結局親会社が返してくれると思うんだよね。
だから要するに逆に、
人の信用で借りちゃってるから、
人にケツを拭いてもらわなきゃいけなくなるから、
むしろつらいというか。
確かに。
だからその人が本社に戻れるルートがあるのかとか、
あるとするならば傷は早めに止めた方がいいんじゃないかと思うし、
もう無いで勝手にやれって話で、
ある意味ね、言い方悪いけど、
左線的な感じで、
お前それこれやっとけみたいな感じであれば、
借りちゃって知らねえよみたいなね。
この会社を盛り立てない限りこの人はもうクビだと。
だから元々はね、
雇われって言ってるけど雇われてないんで、
役員なんでね、
委任契約だから、
だから首切られるのも簡単なわけですよ。
まあそうですよね。
労働法適用されないから。
雇用は守られてない。
守られてないんでね、雇用じゃないから。
だからそういう立場だったら、
借りて再生させるしかないよね。
もう排水の陣だよね。
それによってだいぶ答えが違うのかなって。
確かに。
このケースって今借り入れの話になってますけど、
そもそも親会社からの資金注入っていうのもあり得るはずですよね。
普通はそうだと思うんだよね。
普通はそうだと思う。
だからどちらかで誰か先ほどから心配されてるように、
社内グループとしての連携どうなってんだっていうところのほうが、
だからこの方を心配するってことですね。
むしろこの親会社がどこまでの損を許容するのかっていうか、
そこだよね。
結構こういうケースって、
今MAやってグループがどんどん増えてきてるから、
結構あるケースで。
結構あるんですか?
ちなみにどこの部分を切り取って結構あるんですか?
だから資金が赤字会社になっちゃった。
赤字会社を買っちゃった。
これを親会社がどこまで支援するかっていう。
親会社に頼りたくないからって借り入れる。
親会社も自分で調達して子会社が助けすると、
今度は調達力が下がるから。
その子会社が結局出したら赤字で財務懲戒室になると、
回収不能じゃないかみたいな話になるから、
まあ子会社で調達してくれみたいになるんだけど。
だけどこれって親会社が財務力があればあるほど、
助けられるじゃない。
まあそうですね。
損切りのタイミングというか、
ポリシーとして損切らないっていう会社があったりとか、
そこはもう体力がめちゃくちゃあって、
絶対改善できるっていう。
資金注入し続けると。
負けなきゃ喧嘩は負けねえみたいな人はいいけど、
一般的にはそこまでの財務力でないから、
そうすると、だって5億の燃焼が
十分に落ちちゃったみたいなところを援助し続けて、
援助し続けた先に回収できるのかみたいなところも、
グループとして判断するべきだと思うんだよね。
だからおっしゃる通り、結局メガ番号に借りようと、
一時的には親会社の財務状況はいいけど、
結果としてはまた資金注入しなきゃいけなくなってきて、
結局親会社のBSが荒れていくので、
それをどこまで耐え切れるか。
これが1社ならいいけど2社3社みたいになってたときに、
やっぱり撤退基準みたいなのを設けていかないと、
経営の意思決定
小会社も小会社で、
小会社の社長と親会社の社長というか、
オーナー社長との位置は悪いけど重みは違うよねって思ってるんで、
やっぱり助けてくれると甘えるよね。
だから別に親会社に返さなくて、
資金回ってるからいいんですみたいな感じになってきたりとかさ。
オーナーの立場でいったらこの状況下で
1500万借りるか借りないかは、
命かける感じで意識って入りますよね本当は。
だからこんな質問なんかしてこないんだよ。
そんなのんきな感じじゃないよ。
その質問は手に積んでもらわないでください。
ことの重さというのをどこに捉えるかって見たときにはそういう話ってことで。
何よりもあれですかね。
この小会社単体としてどう考えていくかっていうよりも、
立場上なかなか親会社のままに巻き込むのは難しいんでしょうけど、
それをやるっていうことのほうがよっぽど重要なんじゃないか。
それはグループとしての話で、
どこまで持っていけばいいのかみたいなところの計画とのあぐり取って、
それでやっていくしかないと思うんで。
それはだから親会社も任せる場合じゃないよっていうところかもしれないよね。
ということですよね。
こういうケースが意外とあるっていう話です。
意外に今出てきてるね。
やったりの社長の方って逆に言うとこういう情報が入ってこないから、
こういう悩みになりますもんねって思いますのでね。
いい機会になったので、ぜひ皆様も近くに来ていただけたらと思います。
はい、ということで終わりましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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