入口がゴールの意味
みなさんこんにちは、おかべです。 もと公務員でオンライン秘書をしています。
この放送は、私のオンライン秘書としての気づきや、日頃思うことなどについて配信しています。
今日は、入口がゴールな人と、そうでない人という話をしたいと思います。
入口がゴールということで、これは就職とかをイメージしているんですけど、
就職することが、私を振り返るとゴールだったなって思った時がありまして、
それは公務員試験に落ちた時でした。 その時は、
公務員試験に受かることで、私はこれまでの勉強ですとか、
就職するために色々動いていたので、そういったものが全て達成されるというふうに考えていました。
そうなると、試験に合格して就職採用されることで、
私としては目標が達成され、それによって公務員という安定の道を歩めるというふうに思っていました。
もちろん公務員になることで、私の好きな土木ですとか、
住民の方への何か恩返しというか、仕事をして、
その後、少しずつ何かできることをしていけたらなという感じで考えていました。
その結果、公務員試験に落ちたんですけど、
その時に自分は何か想定外というか、
受かると思っていたので、あれなんで落ちたみたいな、
そんな時期がありました。
落ちてからいろいろ落ちた理由だったり、
これからどうしようとか、そういうのをちょっと考えたんですけど、
もちろん公務員になりたかったので、また来年も受けるぞという思いで決意をしたんですけども、
なかなかやっぱり受かると思って、その先の人生もある程度描いて動いていたので、
まさか落ちるとはということで、しばらくへこみました。
その時の、なんて言うんですかね、
要は気づいたというか、分析したり、当時大学だったので、大学の同級生の人と話をして、
なぜ落ちたかという分析会をしてくれたんですけど、
結果的に私は入り口がゴールだったんじゃないっていう話だったんですね。
ゴール設定の重要性
で、就職することをゴールとしてしまうと、
まあ就職までの、
なんて言うんですかね、
描くものがそこまででしかない。
で、その先を描こうとした時に、結局先を考えていないので、
なかなかそれを言葉にしたり、
思いというか、オーラが出るのかわかんないですけど、
そういう気力だったりっていうのが採用の面接感だったりに、
うまく伝わらないんじゃないかっていう話があって、
なんかこう、自分も実際それを言われてそうだったんですよね。
その入った先、自分が何をしたいかっていう思いが、
そこまで喋れた感じはなかったんです。
その日頃の時事ネタとか、
何か思うこととか、そういうのを面接の時に聞かれて返したりはしたんですけど、
将来自分がどんなことをしたいとか、
そこは就職して実際採用されていないので、
想像するのも大学生レベルにはなっちゃうんですけど、
例えばまちづくりをしたいとかといった時に、どんなまちづくりをしたいのかとか、
そもそもまちづくりを今この自治体はどの程度しているのかとか、
じゃあまちづくりってそもそも何とか、
そういったことを自分の中にうまく落とし込めていなかったんだなっていうふうに反省をしました。
だから今でこそ思って話せてるんですけど、
当時は本当に自分はもう、なんて言うんでしょうね、
受ければ受かるっていう勝手な自信があったんですけど、
結果それで落ちたわけなんですが、
振り返ればやっぱりそうだよねっていう結果なんですけど、
その入り口がゴールだったっていうところに気づいてから、
深く反省をして、
ゴールをもっと遠くに持っていこうということで、1年考えを変えて、
自分の、なんて言うんでしょうね、
気持ちというか取り組み方も変わったっていうのが当時の私です。
で、今就職される方、皆さん頑張って就職すると思うんですけど、
私がその就職で入ってくる人っていうのはやっぱり公務員の人しか見てないですけど、
皆さんそれぞれ、どうでしょうね、入り口がゴールだったりする人も結構感じたんですけど、
中にはでもゴールがもっと先にある人も多少いたなっていう思いはあるんですけど、
入り口がゴールになっちゃうと、本当にこう、
なんて言うんですかね、人それぞれですけど、
伸びしろが、せっかく伸びるものがあるのに、その伸びしろをうまく利用しないというか、
成長してこそその人の能力とか良さがさらに伸びると思うんですけど、
やっぱり入り口をゴールにしてしまうと、
そこで止まってしまう。
まあ、なんて言うんですかね、
日々仕事はするけども、 その先に何か情熱だったり、
こうしたいとか、そういうのがそこまでなかったり、
それが別にないのが悪いとは言わないんですけど、
どこまで自分のゴールを設定するかで、残りの人生が変わってくるのかなっていうのが、
これまでいろんな人を見てきて思ったことです。
いろんな価値観があるので、入り口がゴールでもいいんですけど、
自分の感覚としては、そのゴールをもっと先に、
そのゴールを得たらまたゴールを先に設定するっていう、
そういった生き方もいいんじゃないかなって思って、
私はそういう生き方でこれまで来るようには変わってきたんですけど、
学びと成長
そういう入り口をゴールとするか、
そうじゃなく、
ゴールを遠くに設定しながらまた動いていくか、
ということで生きてみると、
それが多分20代でそこまで差はつかないかもしれないですけど、
多分私のような40代になってくると、
その生き方で生きていくと、
結構変わってくるんじゃないかなっていうふうに思います。
最近思ったのが、私はいろんな情報を取りに行くのが好きだったり、
いろんな人に会いに行くのが好きで、
本当にゴール設定というわけじゃないですけど、
とにかく今の自分でいることが、
もったいないというか、もっと伸ばしたい、伸ばしてあげたいっていう思いに駆られて行動に移すんですけど、
たまに同級生だったり、前の職場の同期と喋ると、
今の職場は大変だとか、
これから若い子も入ってきて、いろんな価値観があって対応が難しいとか、
そういう話があって、
自分で家を持っていたりとか、
子供がいたりとか、そういう状況はあるんですけど、
そこを変えていくとかではなくて、いかに今の現状をうまく立ち回るかっていうスタンスで話をされるので、
例えば自分が今この職場に合わないとか、この考え方が嫌だとかあるにしても、
それをいかに抑えるか、なかったことにするか、そういうことにエネルギーを使っているんだなぁっていうふうに聞こえてくるんですよね。
別にそれが悪いとは言わないんですけど、そこに力を注いでいくと、
安定を保つためのエネルギーというか、
自分の全てがプラスになるかというと、
それよりはもうちょっと今の場所を守るための生き方になるんだなぁっていうふうに感じて、
そう生きるんだなぁっていうふうに見させてもらっています。
私はそういう安定を守る、もちろん守りたいんですけど、というのも思いつつ、
やっぱりそこの安定を強化するためにも、自分の伸びしろだったり、まだ見ていない世界だったり、
もしかすると気づいていないスキルだったり、そういうのに出会いたいなぁと思っていて、
そうなるとやっぱりゴール設定はもっと先に持っていくのが必要だなと思っています。
例えばその日本に住み続けるっていうのが皆さんのゴールかもしれないですけど、
私はもう世界に出て、いずれ海外に住みたいという思いもありますし、
そういった思考で生きていると、やっぱり海外の情勢も気になったりとか、
どんな生活をみんなしてるんだろうとか、そういったことも目に入ってくるので、
それによって5年10年生きると、やっぱりまた違う成果が出てくるんじゃないかなというふうに思っています。
そんな感じで話が発散してしまいましたが、
入り口をゴール、要は目に見えるところ、すぐ近くをゴールにするのではなく、
もしくは過ぎ去ったものをゴールにするではなく、これから未来をゴール設定して、
そこに自分を持っていくっていうのも楽しいんじゃないかなというふうに思って、今日は話をしてみました。
今日の話は以上となります。
では最後にお知らせです。
私の書籍を購入していただいた方、購入したいと思ってくださる方への感謝セミナーを開催いたします。
8月22日金曜日夜9時からZoomでセミナーを行います。
興味のある方はぜひ概要欄のリンクからお申し込みいただければと思います。
こちらフォームがありますので、フォームからお申し込みいただければ、当日ご参加できなくてもアーカイブを送らせていただきますので、よろしくお願いいたします。
その後はディスカッション会です。
8月29日金曜日夜9時から私のスタイフでライブ配信をいたします。
ディスカッション会はこれまで6回開催しているんですけども、今回はその振り返り会と、あと12月まで毎月やる予定なので、後半戦の話をしたいと思います。
時刻は先ほどお伝えした8月29日9時からという形になりますので、ぜひライブ参加いただけたらと思います。
ということで本日の講座は以上となります。最後までお聞きいただきましてありがとうございました。