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2020-01-15 19:15

第4回 中学受験にかかる費用と個別指導・家庭教師の選び方

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中学受験にかかってくる費用感についての質問を頂きましたので、そちらに関する回答と、またお子様によって必要となってくる家庭教師などの費用感をお話いたします。併せて良い家庭教師の選び方、家庭教師紹介の見極め方についても赤裸々な実情を背景にお話いたします。 
番組へのご意見・ご感想・ご質問はこちらのフォームにてお待ちしております。 
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<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

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伸ばす引き出す小川先生の子育て受験ラジオ。この番組は小川大輔先生をお招きし、小川流の子育て術や最新の受験情報などをお送りする、お子様を持つ親御様のための音声番組になります。
今日も小川さんよろしくお願いいたします。
はい、お願いします。小川です。
またちょっと質問みたいなのが来ているんですけれども、実際にその中学受験を難関私立とかを目指すような場合ですけれども、小学校受験するまででかかるお金的な面というので、どういったものを考えておけばよいかという質問が来ているんですけれども。
サピックスを例にすると、4年生で大体年間50万円です。5年生で80万円。6年生で130万円が、塾の授業を受けて受験までの間にかかる額。塾代だけで260万円。
受験費用が入試1個あたり1万5千円とか2万円しますから、4個受けたら7万8万円と。体調を考えて全泊とかしたら、ホテル代その他でまた3万4万円と。
1月受験で合格いただきました。でも本命2月後です。1月の合格を権利は持っておきたいです。じゃあ入学金を入れますよね。20万とか30万とかね。
学校によって対応は違うんですけれども、入れた分の半分ぐらい返してくださる。入学しなかった場合、くださる学校もあれば帰ってこない学校。
受験終わりました。入学校決まりました。初年度の付金というのが入学金と施設維持費のようなものと、授業料と。
1年目にかかるお金大体100万ぐらい。設備を充実している学校だと150万。
なので、4年生からの熟大と受験、そして1年目の中学1年生の間にかかる費用を全部出していくと、大体400万なんですね。
なかなかいい金額ですね。
これだけでいけばいいですけど、勉強の状況によって個別指導とか家庭教師とか必要になることも当然あります。
そこが乗っかってくると全然費用がかかってくるんですけども。
まず中学受験が気になっている、特に幼少期の場合、100万単位でかかると。
自分たち親が仕事状況として、その数年後にどれくらいの年収で教育予算としてどれくらい回せるかというのを冷静に判断して、
目先の貯蓄を作っておいたり、おじいちゃんおばあちゃんからのサポートが期待できるなら期待できるで頼んでおいたり、やっといた方がいいでしょうね。
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個別家庭教師なんですけど、やっぱり誰だってできれば費用を抑えたいから、ちょっとでも安く済ませたいと思うと思うんですけども、
値段がね、全て品質を決めるわけじゃなくて、ああいうサービスって、業者さんの都合で値段が高いだけの会社も正直ありまして、
ここはね、選別眼が必要なので、追い込まれてから藁をもすがるつもりで業者を探すとだいたい痛みになる。
まず2つ理由があって、1つは6年のギリギリになってからお願いしたら、良い先生がもうその頃全部上手く生まれててお願いできないんですね。
というのが1つ目。2つ目は、選ぶための時間的な気持ちとかの余裕がないので、正しい判断ができない。人選がね。
そういう2つの理由で上手くいかないので、気になったら早めに相談をするというのがまずコツです。
相談を、それこそ家庭教師だって、学生さんの直接だったら2000円くらいかな、時間。
私が関わっているような家庭教師会社だと、高いゾーンの先生は1時間2万円。ものすごく値段差があるわけですね。
家庭教師を会社としてやっている所の所属の先生と先生単体が直接契約という形でご家庭と結ぶ場合でも値段は全然違ってきます。
それの値段差って何かというと品質管理なんですね。先生の品質管理とお子さんや親御さんの人数にできるだけ合わせた先生を選別しようとしてくれるかどうかというマッチングの会社費用をかけるかかけないかなんです。
多少高くても結果がやっぱり出ないとというところがあるんですよね。
でも実際問題ですね。1時間5000円でも2万円でもすでにどっちも高いので。
そこで変に値段を5000円の方がリーズナブルだからと考えて合わない先生と会ってしまったら全く無駄になるんですね。
だから僕の所やっている2万円の先生がいいですという意味じゃなくて、どこまでちゃんとどういう理由でこの先生を選ぼうとしてくれるのかというのを親御さんはよく見た方がいいと思うんですね。
そのコツは我が子のことをちゃんと分かろうとしてくれているのか。親のことをちゃんと聞こうとしているか。そこで一つは分かれていきます。
あといい先生、力量が高い先生かどうかの見分け方は子供に合わせていろんな指導の方法をちゃんと引き出しを出してくれそうかどうか。
私が見た生徒はだいたいこうなんですよ。私に任せてくださいというタイプは非常に危ない。僕たちから見ると。
セミプロですね。自分の枠に入る生徒しか残してきていないので。
それは生徒側の方がその先生に合わせてあげる能力があっただけで、指導の技術としてはあまり高くない先生というのがいるので、私のやり方に従えば大丈夫というのは僕らはマンツーマンサービスとはプロだとは思わない。
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それよりもっとダメな先生が、何やって欲しいか出してくれたらやりますよと。学習テーマを家庭に委ねる。
ご用聞き型家庭教師、ご用聞き型個別指導。比較的リーズナブルな会社さんにそういう先生は多いですけど、プランがないんですね。
プラン以前にそもそもお子さんや受験の分析をするスキルがなくて、決まった課題メニューをこなすことしかできない。だから安いわけですね。
そうした先生はなぜ安いかというと事前準備に時間を使わないわけです。事前準備に時間を使うと時給計算をしたら数百円になりますから。なので行ってその場でやりたい。
じゃあ指導時間2時間の中で実際身になるものの密度がすごく薄い。中には答え見ながら教えるような先生までいる。
親でもできるんじゃないかと。感情的にならないという第三者の予算以外に何か意味があるんでしょうかという先生がリーズナブルな場合そうなりやすい。
全員じゃないですか。両親的な費用ですごく熱心な先生もちゃんと混じるんで。ここがもう縁があるかと思います。
そのお子さんによっていろいろと選べる先生ややり方を考えられる先生。日頃何をやっているかというと、中学受験の先生たちは平日は夕方からしか仕事がないですよね。
昼間に入試問題研究とか自分が担当する生徒さんを想定して、先週あったあの塾のテストのどの問題でまずいかなというのを研究したりイメージしたり、
あとは指導法とか知識とかをさらに調べて、より効果的な届け方というのを考えているんですね。
またいい会社というのはその講師と会社の中で連絡を取り合って、どういったお子さんで、先生の見通しとしてはいつぐらいどうなりそう。
一方で親御さんの中の希望としては、願望としてはどうか。ずれがあると。先生の冷静な判断とご家庭のすごい熱望している内容が相当ずれがある。
じゃあそこのところの会としてどういうふうに調整を手伝いして、また必要によっては他の先生も部分的に指導に入ることで全体をなんとかできないかというミーティングをしているんですね。
そういったところは全部コストの差というように出ちゃうんで、一概に値段だけで見れないけど、その値段の裏付けですね。
じゃあ高いからといって、実際子供と接している時間だけじゃなくて、接していない時でも子供にかけている時間があるということを認識しているかどうか。
認識しているかどうかっていうのはそこを確認した方がいい。確認した方がいいのは、例えばうちなんてよく基準にされやすいんですけど、
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うちが高い値段で家庭教師や僕が以前やった個別指導とかが成り立っているから、値段設定だけ真似をしてくる業者さんもいるんですね。
で、それを伴うコストのかかる行動はとっていないので、いや、そりゃ儲かるだろうなって旗で見たら思いますよ。
と、元々の先生の当たりハズルに戻っちゃうので。
はい。だから当たりの先生に当たれば気づかないわけですよ。その問題点には。
その限りは違った先生を当てがわれて、費用をかけたのに何かおかしなことになっているということも起きやすい。
事前にそれを見極めるポイントとかなんかあるんですね。
まずは初回体験授業というのは必ず実施するはずなので、そこが親同席が前提ですね。
で、体験授業をやる先生が今後継続指導する先生かどうかっていう、そもそものところはもっと大事ですね。
結構ね、多いんですよ。体験だけはベテランの安定感の先生があって、あとは違う人。
ちょっと費用が安めのサービスだとそうなりやすいです。
だからそういった場合には体験はすごくいいわけですよ。
いいなと思ったことがその後の先生たちでどう実現されるのかっていうのをシナリオ、ちゃんと説明を求めなきゃいけない。
その際に僕だったら、そのシナリオでうまくいくというのはうちの子のどういうところを見て考えてくださったんですか。
カリキュラム通りの一変との答えではなくて、子供に合った教え方を選んでくれてるかどうかっていうのを。
応援中に合格するにはこれだけのことが必要ですから何々じゃなくて、それはわかったけど。
で、それはうちの子のどういうところがあるからこそその指導で伸びるだろうと見てくださったのか、うちの子について教えてくださいと。
そこで言われる説明が表面的な、テストの結果から見て誰だってわかるような、
いや、算数のこの5年生割合比になったらずいぶん点数取れてないあたりで、ちょっとこの先苦労しそうですからとかいうような説明で止まっているのか。
確かに苦手単元はあると言ってるけれども、このお子さんは一個一個じっくり考えてから納得した後で練習量を増やした方が伸びる子なので、
毎週同じペースっていう感じでもないですよね。
今日の体験でも結構難しい問題だったけど、あそこ20分ずっと途切れず集中し続けてたら、十分ポテンシャルあると。
ただ、どこに気持ちを向けるかっていうところが自分でまだコントロールができてないから、
それができるタイプの先生、気づいてあげられるタイプの先生が向いてると思って、この講師を推薦したいんですよと。
見てる業者、品質に誠実に向き合ってる業者さんって、その後者のようなお子さんの説明が絶対出てくるんです。そこは大きな差だと思いますね。
結構ベテランって言いますか、家庭教師側の人たちも体験の授業とかでもそれなりに見抜いてくる感じなんですかね。
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考えてきますね。なぜなら家庭教師個別指導、1対1のその子を逃さなきゃいけないので、ゼロ、100なんです。
小男塾は100年生といて、95人合格したら万歳ですよね。5人はうまくいってないわけですよ。
なので、100ゼロの世界のマンツーなんてことは、その子を全力で見るしかない。どうやったらいいかと。
そうしたら必然的に自分のやり方をどうはめるかなんて発想では、絶対うまくいかないわけですよ。
10のうち9うまくいくかもしれないけど、そうじゃない、1が出てくる。その時に逃げれないですから。
体験でやっていることを、子供をしっかりどれくらい見てくれているかどうかというところが一番の判断の。
そうです。ただその僕が今言っているような、僕の思うプロとしての当たり前水準は、もうこの10年で1500人以上の先生の面接をしてますけど、5%はいないですね。
なるほど。
この業界で。自分自称プロ講師で、まともにプロだなって僕らが思う人って5%いない。自分のやり方を押し付けるだけの人が大半ですね。
親御さんの思いを汲み取って、お子さんを伸ばすために親御さんのパートナーになろうという思いをある人も本当に少ないし。
世の中の方が思っている以上に、この受験業界の先生、品質は悪いんです。世の中に思いがある、全力でやっている先生が埋もれちゃうので、もったいない。
そうですね。しかも、ある意味そういう先生って結構早く埋まっちゃう可能性があるんで。
そうです。口コミでね、紹介されたり。だから早く相談しながら、うちの子にはどういう人がいいのかなって考えて選ぶっていうのはすごくいいでしょうね。
あとね、会員に所属の先生を、先生今度から直接来てよっていう。
そしたら先生がもらっている時給にプラスして払うから、お互いいいでしょうみたいなことを持ちかけるお家が結構世の中にあるんですね。
で、それにいいですよとホイホイのる先生もいるわけですよ。
自分のことで考えたらそうしたい気持ちはわかるんですけど、非常に良くない。
というのは、まずそういう形で直接契約する先生は結構自分最優先の人なので、どこまで誠実に最後を見るかというのは既に疑わしい。
なるほど。性格としての問題として。
はい。自己優先の。
2つ目、会員に相談できないので家庭教師で視野が狭いんですよ。
1年間で担当する生徒さんって10人20人とかごく少数なので、なので子どもさんのいろんなタイプ、親御さんのいろんなタイプを経験しながらシミュレーションしたりして、
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その中で次に出会う人にできるだけベストに接するという下準備練習が非常にやりにくい業界なんですね。
良い所属会社であれば、それを先生たちが集まりながら勉強会をしたり情報交換会をすることで、直接担当は10人だけど100人の経験を聞くことでスキルを上げていく。
また生徒さんのところにご相談行った時に、こういう家庭なんだけどと。
チーフの講師とかに相談して、何人かで集まって一緒に考えてもらって、その上で指導プランを持ってまた戻るということもできるわけですね。
だから三崎の時間単価だけでやっちゃうと、その後ろ側にある多様な視点でサポートしてもらえるという重要な要素を失うかもしれないということは意識して。
念頭に。お金払う親御さん側もトラップで使うのはいいかもしれないですけど。
そうですね。あと、どうしても費用的な都合で悩みが出て、かつ本当にいい先生に出会って悩ましいということも起きたことを想像するといろいろ気持ちはわかるんですけど、あまり契約違反はしない方がいいと思います。
お子さんのためにはね。
どうしてもという場合は先生よりもその会の方に?
会に、そうそう。正直予算を言って、これね、僕も結構会員さんとかで悩んでらっしゃる場合も率直に予算いくらですかって聞きます。なぜなら予算きかないとプラン作れないんですね。
合理的な指導プランが週2回の指導で結構な金額になるとしますよね。逆にご家庭としてはいや、もう2週に1回の各週しか無理ですとおっしゃると。
じゃあ各週の予算で何ができるか考えたときに、初期の2ヶ月は毎週生かしてくださいと。
必ずお母さんかお父さんが指導時にくっついて、どうやればこの子伸びるか真剣に勉強してくださいと。
テキスト元気もしてくださいと。
3ヶ月目から各週にするので、その間を親御さんが埋めてください。
指導の前半その親御さんが確認したいことを質問していただいて。
効率よく講師が教えて。
残りの90分とかはまたお子さんの指導に講師が進むのでそこを見て。
予算が限られていれば家庭が自分たちが動く負担量が増えるだけなんですよ。
プロの時間を買う最大のメリットは時間が短縮できることだ。
同じ成果を手に入れるのにかかる時間が圧倒的に減るんですよ。
ちょっと例え変ですけどゲームの課金に。
もう全く一緒です。
だからそれを良しとするか悪しとするか。
自分たちで頑張るか時間をかけてやるか。
それを分かった上で時間かかってでも自分たちの尺度でやります。
全然いいと思うんですよ。
それを選んだのに結果が出ないことを馴染むんだったら
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ちゃんと時間を買って予算を確保しないと。
後半の個別の家庭業種のサービスエールの場合には
お金の値段の裏付けが何かを見る必要があるし
どれだけの予算で接していくのかを考えるということは
親である自分たちがどこまで頑張れそうかを決めることでもある。
そういう視点で付き合っていただければ無理のない
ご家庭それぞれの形での受験の全体設計というのが見えてくると思います。
分かりました。
今回は中学受験にかかるお金の話と
プラスでかかってくる可能性がある家庭教師だったり
個別指導の選び方というところで。
だいぶセキュララな話でした。
業界関係者はあまり聞かないところがいいかな。
そうですね。貴重な。
そうですね。怒られるかもしれない。
裏側まで。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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