00:00
伸ばす引き出す小川先生の子育て受験ラジオ。この番組は小川大輔先生をお招きし、小川流の子育て術や最新の受験情報などをお送りする、お子様を持つ親御様のための音声番組になります。
今日も小川先生、よろしくお願いいたします。
お願いします、小川です。
早速ですね、聞いてくださっている方から質問とかも来ていましてですね、今日一つちょっとその質問を読み上げたいなと思います。
中学受験をしようかどうか検討しているのですけれども、首都圏ですね、この方は、基本その塾、家庭教師、個別指導、入らないとダメなのか、いつから行くべきか。
あと首都圏なんで、結構その周りに駅の周りとかに大手から個人からいろいろあるんですけれども、どれを選べばいいのかちょっと迷っていますが、何かアドバイスがあれば教えてくださいというのが来ています。
はい、大きいテーマですね。
やっぱり大きいテーマですね。
まず大前提として、基本的に中学受験というのは、公立小学校の普通のカリキュラム生活習慣の延長にはないということ。
これは理解しなきゃいけないですね。
別物を載せていったり、別の水準でトレーニングしたり考えたりという負荷をかけることは絶対に必要になってくるんですね。
その負荷というのは、これはもう筋トレを考えていただければわかりやすいと思うんですが、一人で黙々と家で自重トレーニングをして体を鍛え上げれる人ってほとんどいないですよね。
で、パーソナルトレーナーをつけて追い込んでもらうと、自分ではできないことができるようになったりしますよね。
そうですね、はい。
ハードですけれども。
そこまでいかなくても、ジムに行く習慣があれば家の中でできないことをちょっとアドバイスをもらいながら黙々とやって鍛えることもできますよね。
鍛え方にもいろいろと場所選択肢があるんだけど、本人の自由意志と能力、ノウハウでどこまでいけるのかって視点をよく考えなきゃいけない。
で、小学生だから普通、一般的には本人の努力だけで中学受験ゾーンに到達するのは無理なんですね。
で、そうした時にどういう手立てを取ろうか。
一つは、公立中高一貫校という作文が得意であったりすると、結構ハードルが低い、通りやすい。
その代わり倍率も高いから確実に合格するとは決して言えない。
なるほどですね。
こちらだと小学校の教科書を丹念に読んで、日頃の親子の会話はどうしてだろうねって調べてみようとか、自分で図鑑を調べる博物館に行ってみる。
日常を持ったことを日記を書く。
そういう一水準高い生活をすることで受験にもほどほど対応できるような学校もあるわけです。
こちらの場合だと、結果塾に行かずに合格ということがあり得ると思います。
03:04
あと、小学校の中でとてもよくできる子で、追加でドリルとかやったりすると結構楽しんでできるという子が、
でもいわゆる難関中というところまで目指さないですよという場合、
もうポテンシャルと問題の相性で中堅校にはそれほど塾が良いとかせず、
家の中で問題集やるだけでいけるという場合もあると思います。
ただこの中堅校に家の中だけでいける子は、塾に行けば難関中にいけると思います。
だからここは家庭の選択ですね。
通信教材、例えばZ階とか真剣ゼミとかで受験コースを取ってだけで塾側より無しでいけないですかという相談もよく来るんですが、
理屈上は可能ですが、ものすごく大変です。
なぜなら教材というのは基本的に塾でも通信教育でもそうですけど、無駄が多いんですね。
いろんな子をカバーするように作るので、無駄だらけになります。
なので通信教材を本人だけが頑張ってやると、本来3の努力量でいいのに10やらなきゃいけないということが発生します。
やりきれる子もいるので、成功事例はやりきれるんだけど、そこまでしなくてよかったのにねということに通信はなりやすい。
力技でみたいな子はいるけれども。
それが継続できる子って相当少ないので、結局親御さんが月切りになってやらせ続けるということになりやすいです。
そうした時に集団塾の価値というのは、集団だから決め細やかではないんだけど、周りがやってるから引きずられる効果っていうのがあって、
あとテストが必ず入れられるから締め切り日が来るので、やらざるを得ないから1週間1週間頑張るから結果負荷を乗り越えていけるという効果もあるわけですよ。
その場の効果ですね。
これは家庭でやろうとすると大体親子関係がギスギスします。
そうですね。プレッシャーだから。
だから第三者とか第三の空間でプレッシャーを与えてもらって家を応援するという方が多分幸せになりやすい。
なので塾を結果選んだ方がいいなということになりやすいということですね。
今ずっと話をしてきたようなことを踏まえて、ある程度お子さんが自己管理ができ、親御さんが適切にスケジュールを促したり、取捨選択を手伝える場合、
ポイントポイントで個別指導や家庭教師を使うことで、ちょっと乗り越えなきゃいけなかったりちょっと負荷をかけるとかそういったプロの先生を使いながらも、
基本親子の努力で家庭中心の受験であって南韓中に行くというケースもあります。
最後6年の9月からの志望個別特訓だけ参加して最後に行っちゃうというケースもあるんですよ。
なので、これを聞いている方は本当に気をつけて欲しいのは、どんな合格の声、成功事例でも、
06:02
どういった前提で、どういった家庭で、お子さん自身がどんなキャラクターで、親御さん、お父さん、お母さんがどんな関わりと知識量で、
といういろんな組み合わせの結果がその合格事例であって、集団でないとダメだと、通信でもいけるんですよとか、
一律に決めて自分のお子さんとの組み合わせ、相性がどうかというのを忘れると大変なことになるので、そこをつくづく気をつけて欲しいですね。
正解はこれだというのは特にはなく、子どもと親との協力対策であったり。
そうですね。なので大手塾でないと受験にうまくいかない家庭本人というのもいます。
通信教材のみで十分やっていける親子家庭というのもあります。
どっちか判断できない場合は家庭もできることをやりつつも、塾ないし個別塾といった第三者に関わってもらいながらのハイブリッド型を考えるというのも選択でしょうね。
あともう一つここで入っているのが大手塾、中坂ピックスですとか、四谷大塚ですとか、大手の塾と、
あと結構その地盤に根差した個人塾みたいなところがあるっていうんですけど、その辺はやっぱり体験とかしてとかそういう感じですね。
ちょっと乱暴に割ると、大手塾というのは装置産業で決まった教材、決まったテストスケジュールにはめ込んで点数は義理にされて、上の校から勝手に通っていくというなんか箱です。
少人数塾は先生が教えます。少人数塾でその先生がお子さんと相性がとても良く、ご家庭が望む受験校に向けてその先生が導けるタイプの場合、少人数塾は幸せな受験ができます。
相性が悪いと最悪です。人が教えるので相手が変わることはないんですね。少人数塾ってちょっと決めつけの言い方になりますけど、
人に合わせたり組織に合わせたりするのが嫌で、自分のやりたい塾を作った人たちなんですね。だから側が強いんですよ。
その先生と合うって分かればお勧めだけど、合わない気がするのは無理にブランドとか名声に縋ってついていくのは本当にやめた方がいい。
じゃあ大手塾はどちらかというとシステマチックな感じで。
そうです。なので冷たいし、どうしていいか分からないお家からすると声がかからない大手塾はすごく苦労するんだけど、
誰でも一応は使えるという脇の甘さがあるので、そういう点で付き合いやすい。だから大手塾は無難です。
その中で塾を見ていく中で、あ、うちの子この先生で勉強させてあげたら喜ぶだろうなって人に出会ったら大手塾、サフィックスだろうが、
そういうブランド大手塾を蹴って少人数塾に行くのはすごくいい選択だと思います。
なるほどですね。じゃあそこで見て、そこのやっぱり相性を。
そうです。お子さん中心です。
で、見てっていうような感じなんですね。
そのお子さんというのを誰より分かっているのは親である自分たちだっていうそこの塾であり、
09:02
それだけ子供、今日の子供ですね。あるべき子供像じゃなく。
ありのままのお子さん像をしっかり見てるっていう気持ちの落ち着きがあれば塾選びも判断がつきやすいと思いますね。
じゃあその塾に行かずに、例えばその都立の中古一館で作文が得意で、5、6年ぐらいから準備し始めるっていう子もいれば、
一般的にその大手塾とかを選び始めたらいい時期とかってあったりするんですか?
選び始めるのにちょうどいい時期っていうのは小3の9月、10月ぐらいでしょうね。
で、その2月から塾の4年生のカリキュラムが始まるので、その4年の最初から3年間かけて受験に向かっていくというのが一番受験合格に行きやすいレールです。
ただ4年の夏から始めるとか5年から始めるっていう方もいて、それでもうまくいくおうちもちゃんとあるんですよ。
それは4年の夏からやる場合に、夏から急に始めるんだよ。
夏から塾が寄せるけど、ちょっとまだ集団の中に混じるにはこの子もタイプが合わないから、
夏時点でどこぐらいの学力がいるかってことだけ塾に確認しておいて、家でできることで底上げをしておこうと。
で、空き講習から追いついていこうという準備をしたり、塾は5年生から行くけど、4年までの間は通信教材なんかを使って、
一応フォロー、その知識として基本を知っておく必要があるものだけは家でも入れた上で、
5年の最初から夏までかけての半年間、なんとか勉強の感触っていうのをつかむように親も応援してあげて、ペースに乗せる。
そんなふうな入り方を下準備をされていれば、途中からでもやっていきます。
いけるかなと。
はい。
わかりました。ありがとうございます。
じゃあ塾選び、家庭教師個人大手だったり、地元の塾どれがいいかというところ、まずはちょっとお子様を見ながら、
ベストな時期は小学校3年生ぐらいから選び始めると一番良いかなというところで。
そうですね。で、それまでに勉強の習慣とか、うまくいかなかったときは確認し直して、新しく覚え直せばできるようになるんだよという立ち直り方を教えるとか、
それももっと大前提で幼少期から育んでほしいですけどね。
第2回のお話ですね。
そうですそうです。
じゃあ今日はそう言ったところ、ちょっと質問からの回答になってしまいました。
はい。ありがとうございました。
はい。
じゃあ今回はこれで終了いたしたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございます。