2020-09-09 07:22

第37回 子供も大変、、上手な学校の宿題との向き合い方

spotify apple_podcasts
今回は学校の宿題との向き合い方という内容です。学校から出される宿題について、中には子供たちも苦痛を感じるような繰り返し練習などが含まれた宿題もまだまだ多くあるようですが、こういった宿題に対して親子でどのように向き合って、こなしていけば良いのかお話いただきました。
番組へのご意見・ご感想・ご質問はこちらのフォームにてお待ちしております。 
http://bit.ly/36g57VN 
<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

See Privacy Policy at https://art19.com/privacy and California Privacy Notice at https://art19.com/privacy#do-not-sell-my-info.

00:01
皆さんこんにちは、PitPaの富山です。
今回は、学校の宿題との向き合い方というお話になります。
それぞれの学校だったり、あるいは先生によってですね、宿題に対するスタンスというものは、いろいろ様々あるかなと思うんですけれども、
中にはですね、ドリルを3回やってくるとかですね、あるいは同じ漢字を10回ずつ書いてくるというような、
個人的にはちょっと全自体的だなぁと思われるような宿題というのも、まだまだ多いようなんですね。
リスナーさんからのご質問の中にも、こういった宿題に対して疑問があるという内容の質問がいくつかありまして、
果たしてこういった宿題が本当に正しいものなのか、中には子供がですね、苦痛を感じてしまっている子もいるようでして、
このような宿題を子供に頑張ってやらせるのがいいのか、あるいはこの宿題を楽しんでやれるようなやり方があるのかどうかなどなどですね、
子供の宿題に対する姿勢について小川先生にお話を聞いてきました。
それではお聞きください。
宿題はですね、子供がそこに苦痛を感じる段階で出す側の問題なんですね。
漢字を10回書いて覚えるとか、だいぶナンセンスなんですけど、そのやり方が合っている子もいます。
一個一個のことを積み上げていって、書き上げた、ページいっぱいを埋めたぞということが楽しいと思える子。
社会なんかでもまとめノートを作ったりするのが好きな子なんかはいいと思うんですね。頑張った証ができて。
それは全然やらせてあげたらいい。
一方で漢字なんて見たらだいたい覚えるのを、なんで10回も書かなあかんの?という子に、
10回書くことの意味を無理やり説明するなんていうのは嘘なので、そういう子にはバカバカしいよねってまず強要することですね。
10回書く意味ないよねって、その通り。
でも他の子にとっては、これはこのやり方が向いている子もきっといるから、そこは何でもうちのやり方に合わせてほしいっていうのも言い過ぎだから、うまく付き合っていこう。
その先生が親との会話をできるタイプなら、個人混乱の時に、ちょっと先生、あの宿題の出し方についてもう少し修正できないかなという相談をしていく、
という関係を作っていくのは後々のためにいいと思いますが、そういう漢字の先生でもなさそうだと、自分のやり方を押し付けてくるスタイルの先生だと思えば、
子供とですね、ママもパパもこの宿題の仕方に意味はないことは知っていて、君の言う通りと。
ただ先生の考えを変えるっていうのはまた難しい話なので、適当にやったことにしとこうということで、さっさと片付けて、他の学びで喜びを育てる。
03:03
なので、本人の中に何か生きてくる感じがないものを無理に意味があることのように考えさせたりですね、我慢することで取り組ませようということからは、子供の能力の成長は起きないので割り切る。
で、学校の先生たちも、やっぱりその宿題というものの価値を意味をもうちょっと考えてほしいんですけどね。
子供の学んだことをより子供が使いこなせるための材料として宿題というのは本来あるものであって、そこを努力義務のようにですね、課すっていうのは学習意欲を下げるだけなので、大きな目で見たときにはマイナスが大きいんですね。
ただ学習の習慣がついてない子に何も与えなければ何もしないので、その習慣づけであったりとか、記憶したことを振り返るきっかけというのは渡してあげなきゃいけない。
だからそういう意味で宿題を出すこと自体は意味があるんですよ。
でもそのやり方まで矯正すると、何回も繰り返すとかね。
それは子供それぞれのスタイルをよく見てあげないと、合う子もいれば合わない子も出てくるので、合わないなということが親御さんの方で気づいたら、合うやり方を一緒に探すか。
ひと月丁寧にしっかり書けば、あとはもう雑でもいいとかですね。
何だったら代わりにママが書いてあげるとかいうぐらいの割り切りでもいいと思います。
子供の意欲を下げるぐらいなら。
だから学校の先生ももうちょっと勉強してほしいんですけど、彼らも忙しいんだよね。
余裕がないから結局形だけ勉強がむしろ増えてますね。
どれだけ出してどれだけやらせたかを査定ポイントに入れられてる学校もあるので。
先生の中には出したくないけど出さざるを得ない。
出さないと親からクレームが来る問題があったりね。
実際に聞いた話では、宿題を学校が出してくれないとうちの子は遊びたがると。
でも公園に行っても他の子は塾に行ってるからうちの子は寂しいと。
でもうちは塾に行かせる気がないと。
だから宿題出してくれる。よくわからない理屈がある。
でもなかなかのクレーマーだから仕方なく出してるというケースも聞いたりしていて。
みんな悩んでるんですよね。
なので家庭それぞれでお子さんを塾に付き合い方、宿題の使い方っていうのをアレンジしていくってことになるかなと。
分かりました。
今日も川先生ありがとうございました。
ありがとうございます。
いかがだったでしょうか。
学校の宿題というものについて子供が苦痛を感じてしまっているというところで、
その時点で宿題を出す側の問題という大前提のお話もあったんですけれども。
やはり学校側もですね。
30人40人という生徒を一人で見ているという実情もありですね。
またですね、お話の中であった学校としての査定基準というものもある中でですね。
06:06
そこまでその細かく一人一人にあった宿題というのがやはり難しいという現状はありそうですね。
とはいえ宿題についてやらなければならないというところはやっぱりあるかなと思いますので。
子供がですね我慢をして苦痛を感じてまで宿題をやっているという姿を見るとですね。
学習意欲を添いでしまうというある意味もともこもない状態になってしまう可能性がありますので。
そういった場合にはうまく親側もですね。
子供の側に立ってフォローするというような形で取り組みをさせるというのが良さそうです。
宿題というのはですね。
学んだことを使いこなせるようになるために出すというのが本来的な意味ということなので。
学校で何を学んできたのかそれを使うとどんなことができるようになるのかということを発見できるような。
勉強というのが家でできればいいなというふうに思います。
さて、子育て受験ラジオではリスナー様からのご意見ご要望あるいは小川先生へのご質問などをお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。
07:22

コメント

スクロール