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2020-01-29 16:08

第6回 中学受験を通して家族が幸せになる

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中学受験をするしないに関わらず、中学受験をするかどうかをまずは考え始めるということ自体が家族がより幸せな方向に向かうことができるという事についてお話いたしました。
番組へのご意見・ご感想・ご質問はこちらのフォームにてお待ちしております。 
http://bit.ly/36g57VN 
<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

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伸ばす引き出す小川先生の子育て受験ラジオ。この番組は小川大輔先生をお招きし、小川流の子育て術や最新の受験情報などをお送りする、お子様を持つ親御様のための音声番組になります。
小川先生、今日もよろしくお願いします。
お願いします。
今回放送が1月29日で、ちょっと前回の内容と被るんですけれども、今週末いよいよ東京都内の私立受験日なので、ぜひ体調を整えて頑張っていただければなと思っております。
応援しております。
さてですね、今回中学受験に絡むような内容になるんですけれども、先生も昨年末、親も子も幸せになれる初めての中学受験という本を発売されたかと思いますが、
幸せになれるという、かなり気になるワードではあるんですけれども、前々回ぐらいのエピソードの中では、中学受験って結構無理ゲーと言いますか、子供にとって負荷が必要となるというお話もあったかと思うんですけれども、
その中学受験が実際に家族を幸せにするといったところについて、どういったところなのかというのは少しお話をお伺いできればなと思います。
このCCCメディアハウスさんから、昨年12月の21日に出させていただいた本が、親も子も幸せになれる初めての中学受験ということで、この幸せになれるって言ったタイトルを僕の方からたってのお願いで入れて欲しいと。
編集者さんからは全然違う案があったんですけど、今回に関してはこの幸せってワードは僕が入れたいと入れてもらった。どういうことかというと、基本的に中学受験って大変なんですよね。親御さんにとっても負担がかかるし、
お子さん、その小学生の自然な成長の山を駆け巡る友達と遊び、好奇心が湧いたところを深掘りして、どこまでも調べたりなぜなぜと思うというナチュラルな学びや成長を見たときには、中学受験って全くかみ合わないんですね。
非常に不自然なもの。大量の勉強が必要だし、日々学習の決まった時間枠の中で勉強ってのが必要になってくるし、いろんなところに気持ちが向いて、波打つように集中や好奇心も変わる子どもの本来の姿っていうのとはなかなか違うものがある。
そこには一定の引っ張っていく部分であったり、無理事する部分であったり、子ども自身がストレスを感じながらも超えていくというのがたくさん重なっていくものですよね。なので、まずそもそも中学受験という選択肢を取るのか取らないのか。
これも一大案件なんですよ。ご家族にとって。で、また実際初めて見た中で、親としてしてあげれること、また逆にできないこと、夫婦の役割分担や意見の相違、いろんな問題が生きてくる。お金もかかる。老後資金の計算であったり、家族にとっての車を買うのか受験するのか。
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さまざまなことがありますね。おじいちゃんおばあちゃんが近くにお住まいだったりすると、その世代の考え方によって意見も違っていく。
この中学受験って一つ選択肢を見据えた瞬間、家庭の中にですね、トラブルの目が大量に発生する。ここが僕はまさに幸せになれるというワードを出してきた理由なんですけども、ここでいうトラブルの目というのは受験を選ばなくても本当はあるんですよ。
お金の問題ってどこでだって大事な話ですし、子育てにおける教育感が夫婦で、もともと一致しているお家とは普通なくて、育ってきたお家が違いますから、必ず意見のずれがあるから、どこかで話し合ってすり合わせる必要があるし。
ただ、中学受験というのを選ばないと先送りできるんですね。高校受験の時期だと子供が中学生になってある程度意思が出てきているから、夫婦の考えのずれを話し合う必要なくなんとなくやり過ごせることができたりもする。
でも、中学受験を選ぶと直面せざるを得ない。子供が8歳、9歳あたりからどうするということを話し合わざるを得なくなる。
そうですね。まず家族で話し合わなければいけない場がたくさん出てくるわけです。
必然的に出てくるわけですね。
今回の私の本の中では、その話し合うということをより意識的に、中学受験で気になるんだったら、子供が小学校1年、2年のあたりから、うちはどう考えようかというのを、ご夫婦でちゃんと時間をかけて話します。
その話し合う過程で、お互いが育ってきた家、それぞれのおじいちゃんおばあちゃんの考え、教え方というものも触れることが出てくるし、結局その夫婦パートナーのお互いがどのように育ってきて、どのような考えを大事にしてきたのかという話題が必然的に出てくるわけです。
そこも時間的に余裕をもって、きちんと大事な話としてお互いのことを聞く、お互いに話す、これをすることで理解の深まりが全然変わってくるわけですね。
また、お子さんをどのように育ってほしいか、彼彼女が育っていく上で、自分たち親はどういう応援をしたいのかという子育て感を話し合うこと自体が、その中でお子さん自身の魅力であったり、あの子のああいう素敵なところは大事にしたいよね、認め合う時間もそこでたくさん持てるんですね。
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お金の問題を話し合うことも、自分たちのライフプランをいち早く相談することができるので、後々になってお金の問題って深刻なのでかと思うんでは、より早いうちに自分たちは何にお金をどれぐらい使うという考え方の人たちなのか、本当は避けたいんですね。
そういう話題を出すことで、何か意見のずれが見えたら嫌だなと思って、なしにしたいですね。だいたいどちらかが一歩引いて相手に合わせると。ストレスですね。ストレスかかっている方はだんだん蓄積して、合わせてもらっている方はそれに気づかず、自分たちは意思疎通ができているというふうに思いがちなのと、意外にそうでもない。
でもこの事件でお金いるというところが前に出たときに、ちゃんと話し合うということをされれば、その家庭内のお金ストレスというのも減っていくというかなくなっていく。
という、一個一個向き合うこと自体は大変なんだけれども、子供が小学生の間に、そのいろんなことに向き合いながら、自分たちなりの子育てビジョン、僕は子育てビジョンと呼んでいますけれども、家庭の子育てビジョンをはっきり言葉として持って、家族をやっていくことで、お互いの信頼と結束ってすごく高まるんですね。
また、この本の中には、塾がより始まったときの勉強のコツ、成績がどうも上がらないというときに、どのように見てあげればいいのかという話も随分しているんですけど、どうしても知識がないと成績が上がらない、ということは子供は努力していないんだ。
短絡的に決めつけがちなんだけれども、成績が上がらないという現象を一つとっても、そこには塾の授業と本人が噛み合っていないとか、復習のポイントを分かっていないとか、テスト直しをどのようにすればいいのかということを知らないとか、いろいろ勉強の技術であるとか、考え方を知らない結果、うまくいっていないことの方が多いわけですよ。
本の中にはだいぶ詳しく書いていますけれども、親御さんがこういう見方をするんだなということを指標を持っておけば、お子さんの困った現象についての助け方が変わってくる。
僕はそのお子さんを助ける際にも、本人が努力できていることをやろうとしていることをちゃんと認めてあげてほしいということを繰り返し述べていますけれども、できていないように見える中にある本人の努力をどれだけ見つけられるかが親子の信頼のポイントなんですよね。
表面的にできていないように見えることをできていないようにやっていないように切り捨てるのは誰でもできるんですよね。他人でもできるんですよね。親だからこそ、いや、あの子の点数は確かに悪いかもしれないけど、でも前日結構しっかり頑張っていて、ただ単元間違っていたのよね。そういうちょこちょねとかあるんだけど、頑張っていたのは事実だから。近くにいるからこそそういうところをちゃんと見る。
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子供は親のことを信用してくれますし、我が子の伸びようとするところ、努力しているところ、もがいているところを見る目を養っていけた親御さんというのは、子供を信じる力が上がっていくので、やっぱり我が子を信頼する力が高い親って幸せなわけですよ。楽しいし。
そういうのが不自然な、子供にとっては不自然なものですけど、中学受験とか。だからこそいろんなことを向き合って、一つ一つ納得して、お互い信じ合うチャンスがたくさんある。
そういった先に、中学受験という時間が親である自分、お子さん、それぞれの人生における糧となるような過ごし方をしてほしいなと思って今回の本をまとめてみた。
ですから、私自身の家庭の経験もあちこちに書いてあります。実際この本を書きながら、原稿を書いている最中にですね、受験生家庭のお母さん方に対して半分ラブレターを書いているような気がします。
本当にみなさん大変だよなと思いながら、頑張っているよね。大変よなと思わず、一人言を言いながら、想像しながら。多くのノウハウ本は、勉強の方法とか手段とか、ハウツーなので、当事者の感情というのはあまり考慮されていないんですけど、今回の私の本はまさに当事者、親御さんやお子さんのその時の気持ち。
その時に起きる迷いをリアルにイメージしながら、それぞれの場面を書いていますので、すごく応援する気持ちになったし、僕のその奥さんに対して、うちのこの受験においても、よく頑張ってくれたなと。
勉強を教えるという部分で、うちの奥さんが頑張ったわけじゃないんですけど、だからこそよく我慢してね。本当は不安でも不安出さないとか、いろんなところでこらえてくれたり、僕と話し合う時間をたくさんお互い持つようにしてくれたりっていう感謝をしながら。
なので後書きでもですね、夫婦のランチのシーンの会話なんかも載せてるんですけど。
しみじみとね、やってよかったと思うし幸せだなという話をして、そんな体験も書いてあるので、ぜひね、受験する方もそうだし、終わった方、またどうするか決めてないし、公立中学、進学でいいかなと思っている方も、どういうものなのかなということを知る上で読んでいただければと思います。
12:24
ですからね、中学受験をお勧めする本ではなくて、実は公立中学に進学する場合に知っておきたいこともかなりページ咲いてるんですね。
なるほどですね。
で、私立中学受験を選ぶっていうのの対応として、公立中学進学を選ぶっていう観点で考えてくださいねというメッセージで。
特に首都圏は今、公立中学に進むっていうのはなかなか覚悟のいる選択である。
子供の学習チャンスとかいろいろな受験チャンスとかいろんな面で、結構残酷な面もあるんです。
で、分かった上でそれも含めてそういう不条理をね、分かった上で公立中学進学をするっていうのはすごくいいことだと思うんだけど、
なんとなくうちは受験いいよっていう消極的選択として公立に行った場合、もっと早くから心構えしておけばよかったっていうことが結構出てくる。
なるほど。
それはもう書いてあるので、できればそこの章だけでも確認しておいてもらうといいんじゃないかなと。
公立校に進むっていう選択を選ばれた方でもということですね。
そうですね。
そうですね、まさしく実際の小川先生のお子さんも受験をちょうど終えられたぐらいの頃だったんですかね。
その本自体はもううちの子が中学入学して学校生活始まった後ですけど、逆にですからちょうど受験経て中学生となって、
で、自分に会った学校で本当にのびのび狩りはしてるんですけども、その様子なんかも。
入れながら。
はい、踏まえて、今この時間を過ごせてるのはあの時にやっぱそれぞれが向き合ってきたことがあるからだよなっていう。
繋がっていくもので。
はい。じゃあその後にリアルな話っていうのを追い込んだ形の内容になってるということですね。
そうですね。結構、呼んでいただくと気持ちの支えにはなると思います。
なるほどですね。
簡単にまとめますと、その中学受験を通すことによって家族内で話し合う時間ですとか、夫婦間のお互いの理解が深まったりですね。
あと、なかなか避けるようになっていたお金の問題にも触れざるを得ないので、その理による子育てビジョンっていうのが見えてくるというのと、
あとやっぱり子供の頑張りとか癖とかをちゃんと見ることになるっていうのが一番大きくて。
大きいですね。
そこから生まれてくる親子間の信頼っていうのが本当に幸せに繋がるっていうようなことっていうポイントになってくるんですかね。
15:06
そうですね。お互いの信頼と絆を深めるチャンスとして生かせる時間だと思うので、中学受験を選ぼうと思った方はぜひそういう時間にしてほしい。
考えてない方は考えてない方で、うちの場合はその効率に進みながらも、お互い親子夫婦どういうふうに話し合っていこうかな、向き合っていこうかなっていうのを我が家なりの子育て間というのを育てるきっかけにしていただければと思います。
なるほどですね。はい。じゃあ今日も先生ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
小川先生の子育て受験ラジオでは、子育てや中学受験を中心とした勉強に関することについて取り上げてほしいテーマですとか、今まさに悩まれている疑問なども募集しておりますので、番組の説明欄にある問い合わせからお気軽にご投稿いただければなと思います。
では失礼いたします。
ありがとうございました。
16:08

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