2021-04-07 10:36

第66回 子供を文章に触れさせたい!上手に子供に促す方法とは

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ある程度低学年のうちから文章読解力を付けさせようと、文章に触れさせておきたいと思う親御さんは多いと思います。そんなとき、時間があるときなど、お子様に文章に触れてもらうためにはどうすれば良いのかこのあたり小川先生にお話して頂きました。

増進堂・受験研究社 基本トレーニング 
https://www.zoshindo.co.jp/elementary/220/ 
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http://bit.ly/36g57VN 
<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

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皆さま、こんにちは。PitPaの富山です。
今回は、お子様に文章を読ませたいというふうに思った時に、どうするのかというお話になります。
中学受験などをするとですね、小学生の子供たち、文章読解力というものは、国語に限らず、あらゆる科目、算数、理科、社会、すべての科目で必要になってくる力かなと思います。
もし、その中学受験をする時ですと、やっぱり高学年になると、塾のテキストとかですね、毎日文章を浴びるように読むことになると思います。
そういった状況に対する準備としてですね、ある程度、低学年のうちから、いろいろな文章に触れさせておきたいというふうに思う親御さんも多いかなと思います。
しかしながらですね、子供がやっぱり自主的に文章に触れに行くっていうのは、なかなかハードルが高いかなというところで、時間があるとですね、何か本を読みに行くっていうよりは、ほとんどの子はやっぱりYouTubeとか漫画の方に行ってしまうんではないかなというふうに思います。
そういった時、できれば子供に文章に触れてもらいたいなと思った時にはどうしたらよいのか、このあたり小川先生に聞いてきました。
今回オンラインでの収録になりますので、多少お聞き苦しい点があるかもしれませんが、ご了承いただければなと思います。
例えばね、塾が用意していたりとか勉強熱心なうちだと、1日にいくつもね、文章を読んだほうがいいんじゃないかとかなりがちなんですけども、読みたくないものは読まないので、子供は。
時間があるから読ませよってすると、文章読まないほうにどんどん行っちゃいますからね。
そうですよね。まあ、矯正すると嫌がりますもんね、やっぱり。
そうですね。あまり気乗りがしない理由をいくつか分けてあげるとですね、そもそも内容に興味がわからない、だから読みたくないっていうのが1つ目。
2つ目は別に嫌ってことじゃないんだけど、ぱっと見難しそうな気がして、わかんないことがたくさん出そうだから嫌だな、気遅れしても嫌だな。
あとは疲れてるからとか、今他のことしたいからっていう、そもそも読む方向に今姿勢が向いてない時ですね。
1つ目の内容に気が向かないんだったら、気が向く内容のものに入れ替えてあげればいい。
そうですね、確かに。
別に我慢して、堪えて読む力を高めるとかいうことよりも、触れる数を増やして言葉数を広げた方がよっぽどいいんだから、文章は偏っても構わない。
1つ目ですね。2つ目、難しそうだっていう場合、これは結構ポイントなんですけど、親が先回りして言葉の意味を調べておいてあげてもいいんですよね。
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親が先に一通り読んでみて、ある程度説明ができる形にしておいてあげるっていう感じですかね。
そう、横にメモしておいてあげる。このお子さん寝てる時間で、親がまだ起きてる時間でもしあればね、そうやって足してあげるというのが1つのやり方。
もう1つのやり方は、じゃあ一緒に付き合ってあげるよ。30分お子さんが読むのに、横についてあげられる時間があったとしますよね。
だったら、読んでてよくわかんなかったら、聞いてくれたママが代わりにすぐ調べてあげるから。
辞書引き役を代わりにしてあげることでストレスを減らしてあげる。
そうやって読む機会を無理なく増やしていって、かつ言葉に触れるっていうのをするととてもいいと思うんですね。
子どもに文章に触れてもらうにはどうすればよいのか。
根本的にはほとんどの子が文章を読みに行く、自主的に読みに行くっていうのはなかなかハードルがあるというところで、
ではそのハードルをある程度低くしてあげることによって文章に触れさせることができるのではないかというアプローチのお話でした。
読みたくないっていう主な理由としてはですね、おさらいすると3点。
1点目はですね、そもそも内容に興味がない。
こういった場合は気が向く内容、場合によってはですね、ちょっと内容に偏りが発生してしまっても構わないので、気が向く内容に書いてあげるっていうのがいいかなというところでした。
2点目はですね、文章の書かれている内容というのが難しくてわからないんじゃないかなと気遅れしてしまうというときですね。
この場合は親がちょっと先回りをして、その文章の内容を見ながらですね、何か質問があったら気軽に質問してっていうような形で、
わからなくても一緒に読んであげられるよというような、そういった親がちょっと先回りをして読んであげることによって、
何かわからないものがあるんじゃないかなっていうストレスを軽減させられることができるんじゃないかなというところでした。
あとはですね、そもそも意識の志向がですね、文章を読むっていうところ。
親がお願いすることに対して気が向かない、他のことに集中が行ってしまっているっていう場合ですね。
これが一番多いのではないかなと思うんですが、このあたりはですね、ちょっと収録後いろいろお話をしてたんですが、
まだ低学年のうちなどは、やっぱり何かに気が向いているところを無理やり親がこうやりなさいっていうふうに向かせるっていうのはあまり良くないというところで、
いったんは時間を決めてですね、子供がその興味を持っていることを満足いくまでちょっとやらせてあげると。
で、時間が来た時に改めて満足したよねっていうようなことを共有しながら、
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じゃあ今度はママと一緒にこっちをやってくれないみたいないうような感じで、
ワンクッション、子供の少し満足感を与えてあげられるっていうのが逆に近道ではないかなというふうにもおっしゃっておりました。
では引き続きですね、こういったハードルを乗り越えた後、子供にどんな文章に触れられればよいのかなというところのアドバイスもいただきましたので、ご紹介いたします。
文章もね、段階式の短い文章とちょっとだけ問題がついているタイプのドリルを1日少しずつやるっていうのはいいのかなと思いますね。
確かにそんなに長い文章でなくても漢字だったり言葉は結構いっぱいあるといえばあるので、
それをやっていれば30分ぐらいですごいちょうどいい時間で集中してできそうですね。
そうですね。先ほど言葉の話でも言いましたけど場面を知ることが大事なので、少し3、4段落ぐらいの短い文章で問題も2、3問というような感じで取り組むだけでも経験値って非常に上がっていくので、
例えば、増進度受験研究者さんの基本トレーニングシリーズで段階別の19から19になってたりとか、いろいろあるのでお好みのやつでいいですから取り入れてもらったらいいと思います。
わかりました。
ということで、こちらご紹介いただいた増進度受験研究者の基本トレーニングシリーズについては番組詳細欄にリンクをつけさせていただきましたので、ご参考いただければなと思います。
またこれに限らず、できればぜひお子さんとも一緒に本屋さんなどに行って見に行ってみるのも良いのではないかなというふうにもおっしゃっておられました。
国語のドリル買うよというふうに言うとなかなか気乗りもしないかもしれないですが、そのあたりはちょっとうまいことご褒美なども考えながら何とかクリアしていただければなと思うんですが、
本屋さんとかに見に行くと、このあたり本当にいろいろありまして、あまり分厚いものとか嫌がられるかなとも思いますが、
ものによってはちぎってプリント形式みたいにできるものですとか、あるいは女の子とかパステルカラーで可愛く仕上げられているようなものもありますし、
いろいろキャラクターとかも入っているようなものもあったりしますので、お子様の好みもいろいろその子その子で分かれると思います。
できれば一緒に行ってですね、少しでもいいかな、読んでみようかなと思うものであれば、そういったものをチョイスするのがいいのではないかなというふうにお話ししておりました。
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大人もそうなんですけれども、やっぱりやりたくないものをやらせられるっていうのはですね、めちゃめちゃハーブルがあるかなと思うんですよね。
そんな中、うんこドリルっていうのはありますよね。これ、やはり画期的とも言われてまして、教材としてすごい優れているかというと、優れてはいるんでしょうけれども、
それよりも何よりもですね、まず子供が興味を示すっていったところが非常に画期的だというふうに言われてます。
まずはそういった子供が少しでも興味を持ちそうなものっていったところから始めて、それを今度は習慣化させていきながら、最終的にいろいろな文章が読める状況に、
徐々に徐々に小さい階段を上りながら文章に触れさせていくっていうのがセオリーのような感じがしております。
さて、今回は子供に文章に触れさせるにはというお話でしたが、こういった感じでですね、この子育て受験ラジオではリスナー様からテーマやリクエスト、
あるいは子育てや受験についてのご質問などお待ちしております。番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
子育て受験ラジオは毎週水曜日の更新です。今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。
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