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  2. #121 人類が生み出した”オフィ..
2022-07-07 47:04

#121 人類が生み出した”オフィス”という概念、これからの働き方を考え直そう 前半

◎今週のトピック

ゼロから考え直す/ リモートのメリットデメリット / MTGは完全リモート or ハイブリッド型どっちがいい? / 本当に“オフィス“じゃないといけないのか? / 職場に行く理由と工場 / コーポレートリトリート / 実家暮らしでもいいよね / シェアハウスしながら旅する / 会社はどう提供すべきか / 理想の働き方はひとつじゃない


◎参照リンク

The Impact Of The Remote Workforce

https://www.forbes.com/sites/shephyken/2021/02/28/the-impact-of-the-virtual-work-from-home-workforce/

Americans are embracing flexible work—and they want more of it

https://www.mckinsey.com/industries/real-estate/our-insights/americans-are-embracing-flexible-work-and-they-want-more-of-it

The Future of Hybrid Work: 5 Key Questions Answered With Data

https://www.gallup.com/workplace/390632/future-hybrid-work-key-questions-answered-data.aspx

_How London’s Talent Pool Will Shape Its Real Estate

https://www.knightfrank.co.uk/blog/2020/03/05/how-londons-talent-pool-will-shape-its-real-estate

Marc Andreessen on Learning to Love the Humanities (Ep. 152)

https://conversationswithtyler.com/episodes/marc-andreessen

The New Industrial Revolution from Home

https://www.worklife.vc/blog/new-industrial-revolution

Want VC money for your startup? Make your employees come to work.

https://www.protocol.com/workplace/vc-fund-irl-startups

Yelp shuts some offices doubling down on remote; CEO calls hybrid “hell”

https://www.washingtonpost.com/technology/2022/06/22/yelp-shutters-offices/

Remote Work Should Be (Mostly) Asynchronous

https://hbr.org/2021/12/remote-work-should-be-mostly-asynchronous


【Spotifyオリジナルで新番組がスタート!】

bytes by Off Topic

http://spoti.fi/bytesPodcast


\ インタビュー動画シリーズもはじめました /

https://www.youtube.com/c/offtopicjp


◎Twitter

Off Topic https://twitter.com/OffTopicJP

Miki Kusano https://twitter.com/mikikusano

00:07
みなさん、こんにちは。草のみきです。 宮武徹郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テクニスやスタートアップ、ビジネス情報を ゆるく深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、リモートワークとオフィスを考え直す必要性について話していきたいと思います。
はい、今回はリモートワーク、私たちもリモートワークですもんね。
そうですよね、あのトピックはもうずっと…
オフィスはもう存在しないので。
オフィスは存在しないですからね。
はい。
なので、まあ今日はちょっとこのリモートワークとそこのインパクトについて話したいというところで、
なんかすごい、なんかリモートワークについてまあいろんな方が話しているので、
すごい多分シンプルなタイトルに聞こえると思うんですけど、
実はまあ多分もう少し奥が深いと思ってまして、
リモートワークっていうこと自体が、仕事をデジタル化するっていう話だけではなくて、
それが今までのリモートワークだったんですけど、
そもそも今まで考えてた、普通だと思ってたものをゼロから考え直さないといけないと思ってまして、
今回もいつも通りの2パートに分けるんですけど、
それはいわゆるオフィスっていう概念もそうですし、
給料とか、家とか、家族構成とか、場によっては街とか、
っていうところをいろいろ考え直さないといけないのかなっていうところですね。
結構、今年の宮武さんのテーマはゼロから考え直すっていうのが多いですね。
結構言ってますよね。
言ってますね。結構キーワードだなっていうのは。
去年からいろいろ言い始めてると思うんですけど、今年も引き続きここに。
結構今、いろんな業界で実はターニングポイントになってるっていうところがあって、
そこでリモートワークもその一つのかなっていうところなんですけど、
パート1ではこのリモートワークへのシフト、そもそもそこの背景の部分を少し話して、
オフィスを考え直すっていうところなんですけど、
パート2に関してはもう少し社内のカルチャーでしたり、
で、あとそこのリモートワークがどう街とか、場によっては国を影響するっていうところを話していきたいと思うんですけど、
そもそもリモートワークが人気になったのはやっぱりコロナっていうところですよね。
そもそもコロナ前ですとアメリカですと約500万人以上のアメリカの従業員が半分以上の時間を家から仕事していましたと。
03:07
当時は56%ぐらいの仕事が少なくともそのリモートワーク、一部リモートワークできる仕事だったっていう話だったんですけど、
93%のアメリカの従業員が当時はほぼ毎日オフィスに行ってましたと。
そんな中でやっぱりそのこのリモートワークというものが普及して、
今ですと35%のアメリカの従業員が週5でリモートワークができる環境になったっていうところですし、
スタートアップに関してはそもそも本社じゃない週での新規採用、いわゆるリモート環境ですよね。
での新規採用の割合がすごい増えていて、2019年ですと35%だったんです。
なので3分の1ぐらいの従業員が本社じゃない週で採用されていましたと。
もちろん他のオフィスとかもあったので、場合によってはそこにも行っている可能性があるんですけど、
今年ですとそれが62%なんですよ。
半分以上。
そうなんですよ。
なのでやっぱりそういう意味でもそのリモートワークっていうのが増えてるんじゃないかっていう。
増えてますね。
日本でも増えてますよね。
テック企業、テックとかスタートアップがでもやっぱり多いんですかね、アメリカでも。
そうですね、ただやっぱり徐々に他の人たち、他の業界も結構なってるのかなっていうところですね。
でもやっぱり全体的にリモートワークはいいとよく言われているんですけど、
どこがいいかというと、まずアメリカですと通勤時間、日本も電車の通勤時間とかそこの時間削減もありますし、
それによって特にアメリカですと車社会なので、ガソリンを使わなくても今の経済環境を考えるとすごいいいですよね。
ガソリン代がこれだけ高くなってる。
確かにそれはありますね。
あとはやっぱり都心からもう少し田舎に引っ越せるとか。
なんでよく言われてるアメリカの数字ですと、大体会社側も結構コストカットできて、
オフィスで、そもそもオフィススペースをそんなに使わなくてよかったりとか、
あとはそこに対して、特にスタートアップですと特典があるじゃないですか、オフィスの携帯電話をするとか。
06:03
そういうのもある程度削減できる。
確かに。
いいところで、結構年間一従業員だったら100万円ぐらいコストカットできるみたいな計算があって、
そう考えてもリモートワークっていうのはポジティブなインパクトがありますよねっていうところですね。
ただ同時にネガティブなインパクトっていうのもあるのかなっていうところで。
いいことだらけな気がしてましたけどね、リモートワーク。
そうなんですよね。
会社にとってというか。
そうです。会社にとっては結構いいこともあるんですけど、
まずそもそも都心にオフィスって結構あるので、そこの周りのレストランとか。
がやっぱり影響されちゃうじゃないですか。
それはされますね。
そこの行ってた人たちが急にいなくなるっていう話なので。
ランチとか、そうですよね。帰りにご飯買ってくみたいなのがなくなりますもんね。
でもそこはやっぱりすごい一つの経済圏としてのインパクトはありますっていうところと、
あとやっぱり新規採用、新しい従業員を採用するときに、
やっぱり同僚を知らない。
その問題は。
仲良くなりにくい。
はい、確かにそれは。
それこそマイクロソフトがこの調査をやったんですけど、
55%のハイブリッドワークしてる従業員とリモートワークしてる従業員の半分ぐらいが、
やっぱりそのリモートとかハイブリッド環境になる前の仕事よりもより寂しくなってる。
そういうのはやっぱりあるのと、あとは会社のカルチャーを理解しにくくなる。
それは確かにそうですね。
これもマイクロソフトの調査で出てるんですけど、
会社のバリューを認知率が下がる。
2割ぐらい下がるって言われていて、
やっぱりそういう意味でもインパクトはあるっていうところですね。
難しいですね、確かにリモートの中でカルチャーを浸透させたりとかするの難しいですね。
あったことない。
まあ、ズーム上ではあってても。
まあ、ズーム上ですからね。
なんで、やっぱりアメリカでいうスモールトークみたいなカジュアルな会話とかが、やっぱりそういうのができないっていうところもありますし、
ウォーターサーバーの前で話すみたいな。
09:01
そういうありますよね、そこでしゃべるのがいいみたいな。
ありますあります。
そこだとよりカジュアルな会話できたりとか本音をしゃべれたりとか、
あとそこで偶然会う人ってやっぱりいるじゃないですか。
会社が多いとそうですよね、それもありますね。
そこでやっぱり偶然会った人にたまたま話をするっていうのも一つのオフィス環境だと思うので。
まさに。
なんかそれのあれですよね、究極版が草野さんが前紹介したセブラリエンスですよね。
もうオフィス、仕事上とプライベートの記憶を切り替えられるっていうSFのドラマの話があって、
それはまあ仕事の嫌な記憶とか疲れたみたいなのがないかわりに、
仕事、すごくセパレートしてるのってちょっと気持ち悪いよねっていう話なんですけど、
それも面白いですね。
ちょっと別の話になっちゃいましたけど。
でもなんかそういう意味でも、やっぱりどこまで切り離すのかっていう話だと思っていて、
そこの回答がほとんどの会社が回答として出しているのがハイブリッドワークじゃないですか。
オフィス半分行きながらリモートも推奨するというか。
なので常に少人数かもしれないですけど、10人がオフィスにいて、
ミーティングによってはリモートの人たちも一緒に参加してミーティングをするっていうパターンなんですけど、
それこそGallopっていう調査会社がやったところですと、
コロナ前ですと8%の会社がリモートオンリー、
32%がハイブリッド型、
60%がオンサイト、オフィスで全員集まるっていう。
これだったんですけど、コロナ後の今年の2月の数字なんですけど、
39%がリモートオンリー、
42%がハイブリッド型、
19%がオンサイト。
結構同じ上になってきてるんですね。
そうですね。
でもその中で今ハイブリッドが一番多いですと。
最近アメリカでちょこちょこニュースになってるんですけど、
ハイブリッド型があんまり良くないんじゃないかっていう話が出てまして。
良くないんですか?
ハイブリッド型のミーティングって、草野さん参加したことありますか?
たぶん何回かありますよね。
ミーティングってどういうことですか?
一回オンラインで話して、実際に会いましょうみたいなことですか?
ハイブリッドミーティングっていうのは、会社のオフィスでミーティングをするんですけど、
12:02
そこで何人か従業員が集まって、ただリモートでも参加する人たちが。
なるほど、そういうことですね。
よくあるパターンですと、結構大きめな会議室でハイブリッドミーティングやるんですけど、
大体カメラが1個しかなくて、ちょっと上から会議室全員見渡すっていうパターンで、
リモートワークの人たちは画面上出るんですけど、
そもそもリモートワークの人たちは1人なんで、しっかり顔が見えるじゃないですか。
でも会議室にいる人たちって、1つのカメラでちょっと遠くから見てるんで、
認識しづらいじゃないですか。誰がどう思ってるのか。
声もちょっと聞きづらいですしね。
そうですね。
なんて言ったみたいな、ちょっと小声でなんとかなんだけどみたいな、全然聞こえないみたいなありますよね。
あと、ホワイトボードが全く見えないと、リモートワークの人たちが。
確かに。
その両方を解決するツールとか、今いろんな会社が作ってるんですけど、
それこそマイクロソフトとグーグルは今、オフィスにいる人たちも全員パソコンを持っていかないといけなくて、
全員ミュートにして、自分の顔も見せるみたいな。
なるほど。ほぼオンラインミーティングをみんなでやってるみたいな。
確かにそれは。
だったらどこまで実際同じ場所にいる必要あるんですかっていう。
そのミーティングのために会社に出社するのは、ちょっとよくわかる。難しいですね、確かに。
あとは、確かリンクトインが今やっているのが、ホワイトボードに向けてカメラを向けていて、
しかもそのカメラがホワイトボードだけを読み取るようになっていて、人を読み取らなくて。
なので、ホワイトボードで実際に書いたものがリアルタイムで表示される。
そういう技術もあるのはあるんですけど、果たしてこのハイブリッドミーティングとかハイブリッドワークっていうのが理想的なのかっていう疑問がいろいろ出てまして、
それこそ最近、ユーロップのCEOが、最近複数のオフィスをシャットダウンさせたんですけど、
ニューヨーク、シカゴ、ワシントン、DC、よりリモートワークに集中したいっていう話で、
ハイブリッドオフィスがリアルなオフィスとオンサイトの環境とリモートオンリーの環境の一番悪いところを取ってるって言っていて。
宮武さんが話してるハイブリッドオフィスっていうのは、ミーティングの話だけじゃなくて、出社もするしリモートもしますっていう仕事の形態のことを話してますか?
15:10
そうですね。
了解です。
結果として、ユーロップ内では85%の従業員がほとんどの場合リモートで仕事したいと。
実際に1%ぐらいの従業員しか毎日オフィス行ってませんと。
そうすると、どこまで意味あるんでしたっけという話が出ていますと。
でも、一定数オフィスが好きみたいな人っていますよね。
私もオフィスの方が集中できたなみたいな記憶はあるんですけど、
それをどうリモートの人たちと両立するかっていうのが難しいですね。
そうなんですよね。個人的にはハイブリッドっていうよりも、
例えばチームに分けて、この日はチームが全員オフィスに行くとか、
チームをそこで一部だけリモートにするっていう意味はないかなと思ってまして。
バラバラに個人が行きたいときにっていうよりは、
みんなに会うために出社するっていう。
それは確かにそうですね。
あとは、よりコワーキング型にしたりとか、より個人が行けるようにするんですけど、
それは、いわゆる個人がそういう働き方をしたいからっていうだけで。
ハイブリッド型をわざわざするっていうところはどこまであるんだろうっていうところで。
だからこそ、例えばイロンマスクとか、あと男子科VCも言ってるんですけど、
リモートワークはNGだとか、オフィスに行ってくださいと基本的に。
っていう人もいれば、もう少しリモートオンリーにするっていうのが結構流行りだしてるのかなと思うので、
より今後極端に分かれるのかなっていう。
でもなんか、Googleとかって半分出社で、半分リモートにしていきたいみたいなって言ってましたっけ?
そうですよね。今はそうなんです。今はハイブリッドワークがやっぱり、今後はもう少し極端に変わるのかなっていう。
例えば、よりリモートワークにして、時と場合にみんなが行ける場所っていうのを用意するとか。
オフィスではなくてってことですか?
オフィスである必要があるのかっていうところはあるんですけど、
まさにオフィス、本当にそれってオフィスじゃないといけないんでしたっけっていうところを話す前には、
18:04
オフィスを考え直すっていうところで、そもそもオフィスってなんで生まれたのかとか、
なんでこういう、今だとオフィスっていうのが、今ってオフィスって普通の概念じゃないですか?
普通ですね、オフィスに行くのが当たり前。今じゃちょっと変わってきましたけど、あるのが普通ですもんね。
そうですよね。でも例えば、今日、全くオフィスとか過去の歴史を知らなかった人が急にこの地球に来て、
今のテクノロジー、どういうテクノロジーがあるかっていうのを考えたときに、オフィスっていうものを作るのかっていう話なんですよ。
その仕事をする上で。場合によっては作らないのかなって思っていて。
で、やっぱりオフィスって当たり前って草野さんも言ってましたけど、今までの考え方で言うと、
それってなぜかというと、だいたい平均、これはコロナ前の話ですけど、だいたいみんな人生の中で9万時間ぐらいオフィスにいるんですよね、平均。
なので、いるのが当たり前なんですけど、何でオフィスがこういうふうにデザインされたかっていうのは、あんまり考える人がいなくて。
オフィスってどこから生まれたのかっていうと、15世紀に一番最初のオフィスがあるって言われていて、だいだい前ですけど。
そんなに前からあるんですね、オフィスの概念。
オフィス、たぶんどちらかというとデスクの概念なんですけど、でもそのワークプレイスとして。
仕事の場として。
キリスト教の修道士が、写本って言うんですかね、いわゆる聖書とかそういうものをコピーを作る作業をそういう場所でやっていて。
よりもうちょっとオフィスっぽいことで有名だったところが、イギリス東インド会社がオフィススペースを活用して、
いわゆる一つの場所でいろんな判断、いわゆる情報を集めていろんな判断ができるようにしたりとか。
ただ、今我々が知っているオフィスとかオフィスカルチャーっていうのは、どこから始まったかというと、そこではなくて、そこはもう少しバックオフィスとかそっち系の話なんですけど。
今の仕事を普通にするオフィスっていうのは、産業革命あったり、工場がきっかけなんですよね。
21:11
そこに行かないといけないから。
工場って目的って生産性を上げるためじゃないですか。
生産性を上げるために、草野さんが言った通り、人が集まって、時間をきっちりした時間帯で仕事をする。
それが生産性を上げるためだっていう。
理にかなってますね、確かに。
めちゃくちゃ理にかなってるんですよ。
確かに。
集まったほうが早い。
集まったほうが早いですし、そこをまとめて、そこをしっかり人を配置して。
そこの人が集まらないと、そもそもできなかったものなので、
オフィスっていう、今のオフィスっていう概念が生まれたのって、その時間とその場所にあったものだったんですよ。
じゃあ、その概念ってもうないですね。
ないじゃないですか、今だと。
なんでじゃあ、まだ集まってるんだろうみたいな。
そうなんですよ。
へー。
なんか、そもそもこの連携、同じ場所でしか多分連携ができなかったじゃないですか、当時って。
そもそも資料を渡し合わないといけなかったので、
それってもうフィジカルな場所でしかできなかったので、
だったら同じ場所にいたほうがいいっていうところで、
そこでやっぱり、ヘネリフォードとかも有名でした。
バッジ型のシステム。
はい。
あと、くじごじのシステム。
あと、30分単位とか60分単位のミーティングっていうのが、こういうところから生まれてるんですよね。
その工場から。
へー。
面白いですね。なるほど。
なんか、似たような概念が、しかもオフィスだけじゃなくて、学校とか。
あー。
あるいは刑務所とかにも似たような概念が、そこから生まれてくるんですよね。
あー、その刑務所、働く、奉仕する時間みたいな。
例えば、時間の管理。
考え方とか。
あと、学校って、朝8時とか8時半とか9時ぐらいに、ベルが鳴るじゃないですか。
始まりましたよっていう。
あれって、工場から生まれてますし。
へー、あー。
工場でそもそもやるじゃないですか、そういうこと。で、刑務所でも同じことやるじゃないですか。
あ、そういう、あー。
で、オフィスも昔そういうことやってたんですよね。
今までなかったんですね、でもその工場ってもの生まれる前までは。
24:01
たぶんあったとは思うんですけど、それをいわゆる生産性を上げるために、一つの場所でみんな集まって、連携してやるっていうのが。
あー、生産性向上のもと、やってる、集まるっていう意味で。
うん。
確かに。
へー、面白いですね。
なるほど。
でも、なんかそれが、そのおかげによって、それが今当たり前になっているんですけど。
はい。
ローマ帝国がオフィス使ってたかって言うと、オフィス使ってないんですよね。
うーん。
そもそもオフィスって概念がなかったので。
はい。
家から実は働いてたりとか。
わ、リモートワーク。
ただ、会ってるんですよ。
家で個人の仕事をして、で、いろんな場所で集まって話し合ったりとか。
場合によっては他の人の家に行って話したりとか。
個人の、じゃあ宿題みたいな、課題みたいな感じで。
宿題とか、いわゆる。
個人ワーク。
個人的にこういう計画を考えてるとか、そういう作戦を練る時間を自分でやったりとか。
場合によっては政治家が集まるビルとかがあったので。
でもそこになんかデスクワーク、デスクスペースみたいなのがなくて。
うーん。
で、やっぱりさっきも言ったみたいに、そのタイミング、その産業革命のタイミングって、
オフィスってめちゃくちゃ重要だったんですよ。概念として。
はい。
それがないと、たぶん生産性がなかったんですけど。
うーん。
でも今のテクノロジー考えると、ま、草野さんもさっきも言ってましたけど。
今だと、なんか同じ場所に集まる必要ってどこまであるんでしたっけ?ってなるじゃないですか。
本当にもう数年前からクラウドGXの時代だと言われているのに。
そうなんですよ。
いまだにオフィスに1時間ぐらいかけて出社するっていうのは。
うーん。
なんか今までの生産性の、このオフィスが生まれた経緯を考えると、ちょっと変化があってもいいのかなって感じがしますね。
そうなんですよ。
でもほんとそうで、それこそスラックとかビデオ会議とかも、日本のプラインとかもある中で、それが変わっていってないっていうのが不思議ですし、
そもそも、なぜ昔いろんな人がデスクにずっといなければいけなかった理由の1つとして、デスクに電話機が置いてあったからなんですよ。
それは工場時代、産業革命の後。
工場よりちょっと後じゃないですかね。
うーん。経済成長。
みんなのデスクの上に、自分の電話が置いてあったので。
うーん。
デスクを離れると電話ができなくなっちゃうっていう。
あー。
例えばなんか営業の電話しなければいけなかったりとか、クライアントから電話かかってくる。
スマホでいいじゃんって。
今だともうスマホいますよねっていう。
27:00
まあズームで進みますね、確かに。
別にデスクにいなくていいじゃんっていう話になるじゃないですか。
確かに。そんなコールするんだったら、メールでいいじゃんって。
メールでもいいですし、別に電話でもいいんですけど、別にデスクにいなくてもできますよねっていう。
確かに。
話なんで、ただやっぱりもう何十年、何百年とオフィスっていう概念が根付いてるからこそ、
しかも人生の中で9万時間ぐらい平均人がオフィスにいるとすると、これがなんかもう普通になっちゃってるっていうところなんですけど、
さっきも言ったように、これって普通ではなくて、これは人間が作ったもの。
で、その時間と場所に適切だったものっていうところ。
しかもオフィスがより、オフィスのブランディングっていうのもあって、
オフィスじゃないブランディングをしてたんですよね、今まで。
いわゆる会社は会社ではなくて家族だとか、コミュニティだとか、
オフィスっていうのは仕事場ではなくてソーシャルな環境だとか、
そういうブランディングってあるじゃないですか。
やっぱりそこが一つのオフィスのトリックっていうか。
疑ってますね。
ちょっと疑ってますけど。
なるほど、でもオフィスのいいところもあると思うんですけどね。
もちろんです。
でもそれがオフィスの環境である必要があるのかっていうところなんですよね。
人が集まるっていうこと自体はいいと思うんですよ。
ただそれがオフィスの環境である必要があるのかっていう。
オフィスの環境っていうのはその。
例えばその専用のスペースだったり。
デスクってことですか、自分のテーブル。
例えば自分のデスクとか。
なるほど。
ビルを丸ごと買わないといけないのかとか。
なるほど、なるほど。
例えばですけどね。
なるほど、はい。
やっぱりこのフィジカルなロケーションっていうところは何かしら必要だと思うんですよ、リモートワークでも。
ただそれを一緒にやるのではなくて、そのリモートとフィジカルを極端に振るっていうところだと思うんですよね。
で、それをどうやってやるのかっていうと、
一つは最近徐々に増えてますけど、コワーキングスペースと契約する会社が増えていて。
確かに。
WeWorkとか日本でも使ってる人多いですよね。
30:05
やっぱりそういうのが増えたりとか。
あとは英語で言うコープレートリトリートって言うんですけど、
はい。
合宿所とかそういう。
いわゆるチームが集まってオンボーディングを一緒にしたりとか。
ちょっとディスカッションをする場を作るとか。
セールスフォース、それ専用の途中買ってますし、その施設を今建ててますけど。
そういう需要とかはすごいこれから増えそうだなっていう。
楽しいですよね。
オフィスでオンボーディングするよりは仲良くなれますし、リフレッシュもするし。
オフィスを持つ必要もないっていうことを考えると会社にとってもメリットはありますよね。
そういう場所よりもその従業員の満足度を上げる。
でも実際フィジカルに会えて話し合える場所。
確かに。
場合によってはそれを自社が年中持たなくてもいい。
スポットスポットで借りればいいですもんね、確かに。
そういうことも可能になるんじゃないかなっていうところは1個あります。
もし、先ほど言ったよりリモートワークに振って、
その時と場合によってフィジカルに集まる。
それが普通になると、そもそもリモートワークが作るんですかね、
オフィスだけではなくて他の領域もいろいろ影響してくるんですよね。
そもそもこのリモートワークっていうのが地域、ローカルな場所と経済機械を分けてるんですよね。
昔は例えば東京に行かないと仕事を得られないとか、ニューヨークに行かないと仕事を得られないとか、
より大きな町に行ったほうがいろんな仕事が見つかりますと。
経済的に安定するためには、そういう都心部に行かないといけない。
それがそもそも変わりますよね。
それが変わると、何が変わるかというと、そもそも家とか住む場所っていうのが変わり始めるんですよね。
そもそもコロナ時期になった時に、僕も草野さんも多分皆さん気づいたと思うんですけど、
自分たちのアパートとか家とかがいかにリモートワークに向いてないかっていう。
33:01
そうそう、それが想定されてなかった。
寝るためにというか、もしくはプライベートのためにあるので、そのためには設定されてないですよね。
特に一人以上住んでる場所とかに。
家族がいる方とかは。
そうすると絶対ドアが必要ですし、いわゆる自分の部屋っていうのが必要になってくるじゃないですか。
そうですね、リモートのテレビ電話とかできないですよね、お子さんとかがもし行ったら。
できるんですけど、それをやることを想定として部屋は作ってないですよね、あんまり。
逆にそうすると、そういう世界が普通になると、そもそも家とかアパートの作り方も考え直さないといけないじゃないですか。
アメリカって逆に書斎みたいなの持ってる方いるじゃないですか。
割とお金持ってる方ですよね。
そうなんですね。
あと都心部ではないですよね。
そうか、一軒家とかに住んでる方か。
あとはやっぱり、そもそも家族構成。家族構成っていうか、誰と一緒に住むのか、家の中で。
昔ですと、ある程度仕事して、お金持つと、特にアメリカとかですと田舎に住むじゃないですか。
どこら辺に住むんですか。
ニューヨークからちょっと郊外のところとか、サンフランシスコ郊外のところとか。
車で行ける場所とか。
そこで郊外で住んだほうが自然があったりとか。
郊外だけど、都心にも行きやすい場所みたいなところですか。
そうです。都心に行きやすかったり。場合によっては完全離れたりするんですけど。
物価が安いので。
あと場合によっては、そこのほうが教育環境がよかったりとか。
子さんが例えば大学卒業したりとかすると、都心部に引っ越すじゃないですか。
なぜ引っ越すかというと、そこに経済チャンスがあるからっていうところで。
そこに行かないといけないんですけど。
でも、そこに行かないといけないといけないんですけど、
そこに行かないといけないんですけど、
そこに行かないといけないんですけど、
なぜ引っ越すかというと、そこに経済チャンスがあるからっていうところで。
なぜ、そこに行かないといけないんですけど。
でも、そもそもその概念がひっくり返されると、
都心部に行く必要があるのでしたっけっていう。
場合によっては、そもそも親から離れることが、
18歳とか22歳とかで離れることが普通だったのか、
場合によっては離れないほうが普通になるのかとか、
もしくは、
場合によっては、親じゃなくても、おばさんとか、おじさんとか、他の家族と一緒に住むっていうのが、もしかしたら、普通になるんじゃないかっていう話もあって、
36:01
例えば、離れたとしても、他の同じ年代の人たちと一緒に、てんてんとして、いろんな場所もあるのかとか、
シェアハウスみたいな。 シェアハウスみたいな。でも、短期間のシェアハウスで。
最近、これ、スタートアップで見始めてるんですけど、起業して、例えば4人で起業するじゃないですか。
半年間ニューヨークに行って、半年後に違う町に行って、半年後、違う町に行くみたいな。
なので、全員同じグループが一緒に行ってるんですけど、世界中旅してるっていう。
ローンチハウスとはまた違う感じですか?
ちょっと似てますよね、概念的には。
でも、毎回てんてんとするっていうのが、面白いんですか?
普通に、そういう、普通のサースを作ってる会社でも。
固定メンバーなんですね。
固定メンバーです。いわゆる、創業メンバーがやってるみたいな。
そういうことですね。
そうです。創業者が集まって。
じゃあ、もうみんな知ってる。
みんな知ってる人です。
なるほど、なるほど。
例えばですけど。
そういうのも最近見始めたりとか。
なんか、このオフィスっていう概念を考え直すだけで、
そういう家族構成とか、そういう家の概念とか、誰と一緒に住むかっていうのも変わってくるんじゃないかっていう。
雇う側、その会社側とすると、個人的に重要なのが、まだ答えがないので。
なんで、いろんなオプションを提供するっていうのが重要だなっていうところと、
あと場合によっては、各従業員に予算を与えて、いろんなワークスペースを試してくださいと。
こっちからは指定はしないのでっていう話をして、ただ必ずフィードバックはくださいと。
ここ良かったです。
ここ良かったですとか。
シェアしてくださいっていうことですね。
こういうところだったら、より5人とかで仕事をしやすかったですとか。
そういうのを、たぶんもっと試さないといけない。
そういう働き方最高ですね、確かに。
ソフトビッグでもやりましょうか。
でも、リモートだったら、別に同じ場所にいる必要って、やっぱりそんなにないじゃないですか。
考えると、確かにリモートワークっていうこと自体、もっといろんなやり方あるなっていうのは思いますね。
いわゆるオフィスっていう概念がいろいろ制限してたんですよね。
なので、それをリモートワークによってそこの制限をなくすっていうところは、いろんな新しいライフスタイルがここから生まれるはずなんですよ。
39:01
確かに。
エニープレースのないとーさんとか、オフィス、それぞれ授業員の方が各国にいらっしゃって、
半年に1回、いろんなところで集まって、ご飯したり、そこで一緒に仕事するみたいな、
そういう働き方、すごい素敵だなって思いました。
今年はバルセロナで、今年は東京で、みたいな、いいなって思いますね。
姉のギャルバースとかも、この前日本でミートアップというか、一緒に仕事してましたけど、合宿して、
じゃあ、次はアメリカで会いましょうね、みたいな。
基本リモートなんですけど、それこそパーツパーツで一緒に合宿したりとか、会う機会があるみたいな、
しかも別に国をまたいでやってるみたいなのは、楽しいですよね。
いや、楽しいですし、大変だとは思うんですけど、そこのインフラとかが今まさに多分、いろんなスタートアップが立ち上げているところで、
それこそ、スラックとかセールスフォースも過去に話したことあると思うんですけど、
彼らが作ってるものっていうのは、今の思われるリモートワーク、いわゆるオフィスをデジタル化するっていうところのコミュニケーションではなくて、
今、僕とクサナさんが話している次の段階のリモートワークだと思うんですよね。
完全に新しいライフスタイルが生まれた時の、どういうふうにコミュニケーションするべきなのかとか、
どういうふうに人が集まる、このタイミングだと集まるべきで、このタイミングだと集まらないべきなのかとか、
そういうのを多分、もっと考えないといけなくて、それを、
ただ、オフィスをDXしてるとか、デジタル化してるっていうところではないっていうところを、多分考えないといけない。
それが100年以上前だと、今のオフィスっていうのがありましたし、
例えばわかんないですけど、10年前とか20年前とかだと、
ようやく新しいツールが出始めていたので、オフィスのデジタル化っていうのが見えてきたと思うんですけど、
今のツールとか、今のテクノロジーを考えると、
そもそもオフィスっていうもの自体を考え直さないといけないっていう段階までようやく来たのかなっていうところですね。
なんで、今回はちょっとそういうところで終わらせたいと思うんですけど、
ちょっと次回は、もう少しリモートワークが、じゃあどういうふうに、例えば給料とか、実際に給料に影響するので、
そうですよね。
給料にどう影響するのかとか、あとはそれ以上に、暮らす街、街が、例えばニューヨークが、東京でもいいですけど、
リモートワークで人口が減るのか、人口上がるのかとか、そういう話とかもしていきたいなと思います。
42:08
上がりそう。
ニューヨーク上がりそう。
どっちの考え方はあるんで。
面白いですね。理想のリモートワーク環境は何なんですか、宮武さんの。
え、理想の。
働き方、オフィスという概念を考え直した上で。
すごい難しい質問しますね。
考え抜いた、宮武さんはどうなるんだろう。
いや、考え抜いてないんですよ。
自分にとって、会社にとってとかっていうよりは、自分がこういうところで、こういう関係で働けたらなっていうのってありますか。
でもやっぱり、自由に行きたい場所に行けるとか、っていうのは必要だと思うんですけど、
やっぱりオフィスっていうか、集まる場所っていうのは欲しいなっていうところで、
その集まる場所を、すごい個人として悩んでるのが、それが固定な場所であるべきなのか、
もう少しフレキシブルな場所であるべきなのかっていうところで、
固定にすると、いわゆる自分の場所っていう、やっぱり考えが生まれやすいんですけど、
なので、より家っぽくなるっていうか。
自分のデスクがあるみたいなっていう。
自分のデスクだったり、自分のオフィスビルでもいいんですけど、スペースでもいいんですけど、
そこがいわゆるいつでも帰れる場所っていう。
でもフレキシブルになると、その概念がもしかしたらなくなるっていうところもあって。
それがない方がいいってことですか。
そこが悩ましいところなんじゃない。
まあ、いいとこ悪いとこどっちもありますよね、確かに。
いつでもそっちにオフィスに行って、ちょっと集中したいとか、みんなミーティングするみたいなのができるからいいっていうところもありますけど、
それもなんか、第二の家みたいになっちゃうと、あんまり関係なくなっちゃいますもんね。
もう家でやればいいやってなっちゃいますもんね。
よほどいい環境じゃない限りは、家でもできますし。
だからこそフレキシブルな場所の方がいいかもしれないんですけど。
個人的には、オフトビッグ自体は全然場所とか考えてないっていうか、
割と自由にできるんで、今二人なんで。
だからより自由にできると思うんですけど。
唯一海外とかそっち系で困りそうなのは、やっぱり時差とかそういう問題ですけど、
45:03
ただ、ほとんどこういう収録以外は、リアルタイム性がどこまであるのか、
リアルタイム性の必要性がどこまであるのかっていうところもありますし、
それがたぶん、ちょっと次回話す内容にも入ってきますけど、
生産性より非同期型、同期型の生産性の違いっていうのがあって、
そこについても、いろいろ考え深いところあるかなっていう。
っていう回答を全く僕は言わないっていう。
楠さんは理想あるんですか?
でも、自由に働くのがいいですよね。難しいですよね。
確かに一人でいるのも孤独だなっていうのを確かに思いますし、
いろんなとこてんてんとできたとしても、それってハッピーなのかなっていうのも。
一人は変わらないですからね。
変わらないですよね。だけど、オフィスに行くことが、それが幸せなのかっていうとそれも違いますし、
だから、しかもプライベートと仕事を、
リモートワークの時代というか、オフィスっていう概念がなくなった時代になると、
混同してくるじゃないですか。あんまりそこが白黒というか、
グラデーションというよりも一緒になってるというか、
だから、それも個人的には嫌だなっていうか、
つらいなって思う部分がやっぱり多いので、難しいですね、この問題は。
そうなんですよ。難しいです。
一つの回答じゃないので、それによってやっぱり違う働き方をしたいので。
ちょっとじゃあ、また来週も引き続き聞いてるところで、
来週も聞いていただきありがとうございました。気になった方はオフトピックJPのフォローお願いします。
また次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
47:04

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