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2022-01-20 43:08

#97 番外編 最近読んだ本とドラマ

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こんにちは!本の話などドラマの話などしました!みなさんの気になる本もぜひ教えてください! 


◎今週のトピック ゆるくいこう / 日本とアメリカのクリエイティブの違い / 自己防衛としての土下座 / 元バナナリパブリックのチーフブランドオフィサーのブランド作り / ファンによるクリエーションと自由 / 面白かったドラマ / OffLimitsが出てた! 


◎参照リンク 

・『サラリーマンはなぜサーフボードを抱えるのか?』 | Bathboys湯 https://www.bathboys.tokyo/product/why-is-the-salaryman-book

 ・The Business of Aspiration:  Andjelic Ana: Kindle Store https://www.amazon.com/dp/B08MVCGV1K/ref=cm_sw_r_tw_dp_FPNYHQSNGZ3RKXFNEZ5S 

・The Sociology of Business by Andjelic Ana | Substack https://andjelicaaa.substack.com/ 

・コンヴァージェンス・カルチャー | 晶文社 https://www.shobunsha.co.jp/?p=5978 

・映画『フィールズ・グッド・マン』予告編 - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=vA8KP4JT8_8 

・Tanking to the Top: The Philadelphia 76ers and the Most Audacious Process in the History of Professional Sports eBook https://www.amazon.com/dp/B07VT2JFS5/ref=cm_sw_r_tw_dp_4TY6QQQ9T772RKE83NY2

 ・サクセション(キング・オブ・メディア)予告 https://www.youtube.com/watch?v=P3WgUZXRxs8 

・ユーフォリア/EUPHORIA 予告 https://www.youtube.com/watch?v=JjcfL8fbs7k 

【Spotifyオリジナルで新番組がスタート!】 bytes by Off Topic http://spoti.fi/bytesPodcast 

\ インタビュー動画シリーズもはじめました / 

https://www.youtube.com/c/offtopicjp 

◎Twitter 

Off Topic https://twitter.com/OffTopicJP 

Miki Kusano https://twitter.com/mikikusano 

Tetsuro Miyatake https://twitter.com/tmiyatake1

00:07
みなさんこんにちは、草の幹です。 宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報を緩く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、雑談会について緩くやっていきます。
すみません。どうしよう。年始一発目、すごいぐだぐだしてしまいました。
やっぱり久しぶりですよね。
オフトピックの収録は。
バイツは今週から2回も上げてるんですけど、バイツは久しぶりということで。
オフトピックですね。
やばい、やばい。
最初、そういえば、動画とか、アンケート、アンケートじゃない、まとめとか出したっていう話とか、どうしようかな。
ありがとうございましたっていうところですね、2021年のまとめのアンケートを与えていただいて。
そうですね、400人以上回答していただいて、本当にいろんな方からの声とか、それこそインターンしたいとか、そういう声もいただいたので、
まだちょっと徳佐野さんでじっくり見てるので、そこでまた一緒に仕事したい方々でしたり、インターンしたい方々に対して連絡とかもするかもしれないので、
本当にありがとうございますですよね。
本当に応援コメントをたくさんいただいて、すごい頑張ってきてよかったなって思いましたよね。
すごいありがたいコメントいっぱいありましたよね。
オフトピックを聞いていただいて、入りたい会社が見つかったとか、やっぱいいですよね。
お返事はまたこれからっていうところと、あと動画も出たので、ぜひ、
デイビッドさんの動画も出てるので、チェックしてない方、ぜひ見てほしいなっていうところですよね。
そうですね、字幕は徳佐野さんが全部やってくれましたけど、めちゃくちゃ大変でしたよね。
もう何度も心折れながらやったんですけど、
でも本当に宮武さんのいいインタビューが、あとデイビッドさんの分かりやすい解説だったなっていうのは、
個人的にもWEB3初心者としては、とても勉強になりました、本当に。
03:00
インタビューシリーズ自体はWEB3だけではなくて、
アメリカの企業家の方だったりVCの方だったりっていうのを今年はやっていきたいなと思うので、
リクエストとかも欲しいですね。
そうですね、そういうリクエストとかもらったら、
コンタクトはこっちからするので、ちゃんと撮れるかわかんないですけど、
皆さん、例えばメタのマーク・ザッカーバーグとか言われるとちょっと困るんで、
そこまでいけるように頑張りますというところで。
いつかは。
日本に来日したときはぜひオフトピックに聞いてもらえたらいいですね。
そうですね、いい形で。
なので今回は初回で雑談会で申し訳ない。
でもおもしろい回にしていきたいと思うんですけど、
今年、今年じゃない、去年読んだ本とかコンテンツとか映像とかを、
ゆるゆると話していく回をやっていこうと思うんですけど、
どうしましょう。
じゃあ私から先に話を。
ちょっと話しながらやりましょう。
ちょっとなんか、そうですね。
なんですか?
ちゃんと説明できるかなってちょっと不安だったんですけど、
ちょっとハードル、宮武さんのハードル下げてもらえたら、
皆さんも下げてもらえたら嬉しいんですけど、
去年いくつか本読んで、おもしろかったなとか、
皆さんに紹介したいなって思った本の1冊目が、
サラリーマンはなぜサーフボートを抱えるのかっていう本を紹介したいなと思っていて、
知っている方もいるかもしれないんですけど、
この本を書かれた方は、日系のアメリカ人のグラフィックデザイナーの
正木玲さんっていう方で、
アメリカ生まれでニューヨークにも住まれてて、
あと2017年に東京に引っ越されたっていう方なんですけど、
日本のグラフィックデザインとかカルチャーの話とアメリカの話をしていて、
なんで日本の広告は白人とか欧米人のモデルが多いのかとか、
パッケージとかアパレルに間違った英語を使われてるのはなぜかみたいな話をしていて、
アメリカと日本で仕事をされてきた人だから、
お話ができることなのかなと思っていて、
自分もそういうことに興味があったので、とても面白かったなと思うんですね。
両方のカルチャーを理解してるからこそ、違いっていうか、
でもフォーカスは日本のカルチャーっていうか、
06:00
日本の広告とかそういうところになるっていうことですかね。
そうですね。日本のデザインの話をしていて、
そのタイトルがサラリーマンはなぜサーフボードを抱えてるのかっていうのは、
その著者のまさきさんが日本でデザインのプロジェクトがあったんですけど、
そこがスーツのブランドで、出されたクリエイティブが、
サーフボードを持ったスーツを着たハーフなアジア人男性がピースをしてるっていう、
ちょっとすごく不思議なクリエイティブだったっていうのをおっしゃっていて、
アメリカのアートディレクションだと、そういうのはちょっと不自然というか、
もう少しリアルさとかオーセンティシティっていうのが結構焦点当てられるっていうのを、
アメリカのアートディレクションだとそうだと言われてて、
その違いは確かに面白いなっていうのとか、
あとやっぱりモデル雑誌とか読むと、白人の人確かに多いし、
美のスタンダードみたいなのって日本で結構強くあるなと思って、
でもなんでだろうっていうのを、この人が結構書かれていて、
面白いし、著者の方も言ってるんですけど、こういうことって結構難しいトピックだし、
話し合うのって怖いなと私も思うんですけど、
やっぱりそういうディスカッションすることが大事だなっていうのと、
代表して話す資格はないとは思うんですけど、
意見を共有することとか、大事だなって思うんですね。
でもやっぱり日本も、アジア全体かもしれないですけど、
特に日本とかもやっぱりアメリカに対しての憧れっていうのが多分あると思いますし、
だからこそそういう要素を取り組むとか、
アメリカのブランドが日本に来ると結構人気になったりとか、
そういうのも一部影響してたり、
それも日本のデザインとかに、そういうところでも影響してるっていうの面白いですよね。
デザインの話もそうですし、
日本の恥の文化みたいな、恥の文化についての恥じることについて、
章というか、パラグラフ、何て言うんですか、段落というか、
その部分があるんですけど、
土下座の絵文字あるじゃないですか、
土下座の絵文字って今までこう、
深い敬意と羞恥心を表すためにひざまずいて、
頭を下げてるっていうのが元の由来なんですけど、
最近は絵文字でそれ使われすぎて、
自己防衛として使われてることが増えているっていうのは、
09:02
めちゃくちゃわかるなと思って、
今まで本当にごめんなさいとして使われてるっていうのは、
そこを絵文字を通してちょっと変わってきてるっていうのは、
面白いなって思いましたね。
それって、ちなみにその土下座の絵文字が、
ただのごめんなさいって。
ただのごめんなさいみたいなことに変わったのって、
それも多少なりアメリカとかそういうところって影響してるんですかね。
いや、
そこはそんなになんですかね。
iPhoneが生まれたっていう、
iPhoneの絵文字が普及したっていうのもあるかもしれないですけど、
逆に日本、アメリカで、
あの土下座の絵文字ってどう使われてるのか気になりますね。
使ってる人います?
使ってる人はなかなか見ないですよね。
たまに日本とアメリカの絵文字の違い、
意味の違いってありますよね、たまに。
ありますあります。
やっぱり日本が一番最初に多分いろいろやってたと思うので、
だからこそアメリカもそれに下がって、
自分なりでちょっと変えるみたいなことやってたっぽいですよね。
はい、ちょっと良さをあんまり伝えたくないですけど、
宮武さんのおすすめのコンテンツ聞きたいです。
僕は、本はここ2冊なんですけど、
1冊目どっちにしようかな、
じゃあビジネス系のやつから始めましょうか。
日本語タイトルがなくて、なんで日本語版がないんですけど、
The Business of Aspirationっていう本で、
結構短めの本なんですけど、
書いた方がアナ・アンジェリックさんという方で、
ブランドのプロって言えばいいのか分からないですけど、
直近だとバナナリパブリックのチーフブランディングオフィサーだったと思うんですけど、
彼女のブログとかもよく参考にしてますし、
彼女がどういうZ世代もそうですし、
ステータスの考え方とか、ブランドの作り方についていろいろ語っている本です。
それこそオフトビッグも結構、
僕が話しているブランドの作り方とか、カルトブランドの考え方とか、
それも結構アナ・アンジェリックさんから借りているコンセプトとかも多いので、
それこそ彼女が言っていたのが、
昔の世界だとお金を持っていることがステータスにつながっていたところだったんですけど、
12:08
それが今だとアクセスだったり、知識がステータスにつながっているものっていう話をしていたり、
うまく人の行動と社会学とビジネス戦略をうまく掛け合わせて、
今いいブランドを作るには何が必要かみたいなことを説明してくれている本ですね。
日本語版待ち遠しいですけど、出なそうです。
多分出ないと思います。
ただ、かなり150ページぐらいかな。
結構。
結構短めで、さらっと読めたんで。
あとは彼女のサブスタックかな、ニューステーター系の配信もしているんですけど、
それもすごい参考になるので、個人的にはすごい、ブランドの考え方としてはすごい参考になる本なんで、
やっぱりコミュニティとかコンテンツとかも重要だという話とか、
そうですし、そもそもの行動の変化っていうところを見ているので、
なんで、僕も前、ギャリーベイナーチャックさんとかの話、このポッドキャストでしてますけど、
それのもう少しブランド寄りのもの、話とか、もう少し今のビジネス戦略とかを考えた本かなっていうところですね。
読んでみたいです。
ぜひぜひ皆さん読んでくださいと。
じゃあ、草野さん、2冊目。
この本はシリアルトークでも1回紹介したことがあるんですけど、
コンバージンスカルチャー。
ファンとメディアが作る参加型文化っていう、ヘンリージキンさんっていう方が書かれた本なんですけど、
この本、何で読もうかなって思ったかっていうと、そもそもコンバージンスカルチャーっていうのが定義が3つあって、
複数のメディアプラットフォームにあたってコンテンツが流動すること、
あと、複数、多数のメディア業界が協力していること、
あと、オーディエンスが自分の求めるエンタメ体験を求めてどこでも渡り歩けることっていう定義があるんですけど、
オフトピックもメディアっていう側面もあるんですけど、
いろんな形に変わって、いろんなプラットフォームに行けるっていうのは、そういう形って面白いなって思うじゃないですか。
Web3とかの話の文脈も、ちょっと近しい話というか、
オーディエンス側が脳臓的なアクションを取ってくれるっていうことが重要になるっていう話でもあるかなと思ってて、
15:13
実際にコンテンツを一緒にファンであり、クリエイターであるみたいなことを言ったり。
まさにこの間デイビルさんが言ってたことですよね。
そういう話もちょっと近しいかなと思って、読んでみたかったなと思ってて、
面白かった話で言うと、映画のマトリックスの話をしてて、
マトリックスがなんで映画としてではなくて、コンテンツとして評価すべきだみたいな話が本の中であるんですけど、
確かにマトリックスを作る、映画とかゲームとかアニメシリーズがお互いに相互作用しているコンテンツを作りたいっていうのが、
作者の人がそれを考えてたっていうのがやっぱすごいなと思ってて、
本の中でフランチャイズっていうこと自体が経済的ロジックに支配されてて、
芸術的なビジョンによる統制が十分ではないっていう話があって、
だけどかといって、一コンテンツに対してそんなマトリックスみたいなものを作るのって結構無理ゲーだなっていうのも確かにあるなと思ってて、
本の中で言ってるのは、成功してる事例だと一人のクリエイターとかクリエイティブチームが統制してることが重要だっていう話で、
マトリックスも著者の人がゲームのプロットみたいなのを全部最初作ってたらしいんですよ。
そこも全部見てたっていうのがやっぱすごいなと思って、
でもマーベルとかSMエンターテインメントとか、マトリックスとかもそうだと思うんですけど、スターウォーズとか、
一つのクリエイターとか事務所、会社が統制してることの強さってあるなと思って、
そういうのが面白いなっていう話と、あと、どうですか?どう思います?
それって統制してるっていう話もあるんですけど、その前にファンが能動的に動くとか、そこってどう関連するんですか?
例えば一人のクリエイターとか、事務所が例えばスターウォーズだったりマーベルだったり作るとすると、
そのそことファンと、そこのコンバージョンってないんですか?
18:01
でもその前、宮武さんが話してたみたいな、スターウォーズのファンフィクションを推奨してるとか、
それも推奨してて、著作権侵害になるかならないかみたいなのを、
ルーカスフィルムが無料でライセンス事務所、ライセンスの相談窓口みたいなの作って、話聞いてくれるみたいな、
それってそこまでするのはすごいなって思いますし、
そういうファンの遊び場を作るみたいなところで。
そこは多分めちゃくちゃ重要ですよね。
そこでやっぱりその世界観が広がるには、やっぱりそういうファンが能動的に動くっていうのは絶対重要だと思っていて、
逆にその最近の動きだと、一つのクリエイティブグループとか、一人のクリエイターが仕切るっていうのも、
それによってその世界観がある程度コントロールされると思うので、
それと真逆な、複数人が集まって新しい世界観を作る、ボトムアップ型っていうのの中、
多分どっちも存在すると思うんですけど、そこの新しい動きっていうのも出てきてるかなと思いましたね。
あと全然違うものなんですけど、
フィルズ・クッズマンっていうドキュメンタリーがあるんですけど、
カイルのキャラクター、カイルのペペっていうキャラクターがコミックを作ってたら、
誰かがミーム化して、それがめちゃくちゃバズって、
オルタナ右翼とか白人史上主義のヘイトシンボルになってしまったっていう話があるんですけど、
それって作者が意図せずにコンテンツが暴走するみたいなことって、
ウェブスリーによって、所有という権利はあるけど、
コンテンツが勝手にどこかに意図せずにしないものになってしまうみたいなことって、
何気にあるのかなとか、ちょっと本とか読んで思いました。
確かに、そこのコンテンツのコントロールっていうところですよね。
どこまでそれを許すのかっていう話で、
より自由にすると勝手に広がる可能性ってあるので、それでいいかもしれないですけど、
逆にそういう事例も出てくるっていうことですよね。
スターウォーズとかもファミリー向け映画だけど、
PG視点のある作品作るの、それはオッケーなのかダメなのかみたいな、
それは難しい問題だなとは思いますね。
でもやっぱり海外、特にはメーカーとかですと、
21:03
コンテンツをよりオープンにしてるっていうのは確かにありますよね。
そういうコンテンツの自由度をどうするかっていうのに興味がある人は、
ぜひ面白いかなと思います、この本は。
めちゃくちゃいいですよね。いろんな事例が見れて、
結局そのコンテンツ次第で完全自由にするべきかしないべきかっていうのは、
やっぱりそのコンテンツ次第だと思うので、
相性がいいコンテンツとないコンテンツってあると思うので、
そこもたぶんいろんな事例を見ることによって、
自分のコンテンツも自分のIPもそれに合うかどうかっていうのが、
より理解できるかもしれないですよね。
そんな感じなので、あなたけさんの2冊目。
僕の2冊目はバスケ関連の本になるんですけど、
これもおそらくバスケ関連なんで、日本語版がなくて、
本のタイトルはTanking to the Topっていう本で、
なぜこの本を選んだかっていうと、もちろんバスケのストーリーなんですけど、
裏ではビジョンとかリーダーシップの話で、
実話?
実話です。
実際のNBAチームの何年か、10年はたどってないと思うんですけど、
そのぐらいの歴史で、あるフィラデルフィアにある76ersっていうチームがあるんですけど、
そのチームが元々すごい弱くて、
その弱いチームが長期目線であったからこそいいチームになれたっていう話です。
それも変わり始めたタイミングがある、
GMってチームの方向性とか、選手を移籍させるとか、
そこの担当のサムヒンキーさんっていう人を採用して変わり始めたんですけど、
サムさんが元々大学でもバスケやってなくて、
ただデータとか知見にすごい強い人だったんですけど、
彼ってバスケの歴史をいろいろ調べた中で、
いいチーム、優勝候補のチームは少なくとも2人ぐらい、
2人以上はスター選手がいないといけないと。
GMの仕事、チームを作る人の仕事とすると、スター選手をどれだけ集められるかっていう勝負になるので、
24:00
大体、NBAですと2パターンあるんですよね、スターを獲得するのって。
1つは自由契約とか、他のチームから連れてくるパターンで、
それはそれですごい難しい。
もう1つがドラフト、大学から出てくる選手をドラフトで取るっていうところで、
大体NBAですと、前のシーズンで記録が悪いと、より高いドラフト基準、選手を選べるんですよね。
いい結果を出すと?
悪い結果を出すと、次のドラフトで1位だったり、1番目に選べたりとか2番目に選べたり。
いわゆる悪いチームが、ちゃんといいチームに勝てるシステムを作っていて、
サム・ヒンキーさんが考えてた作戦っていうのが、オフトピックでも、
2020年末のまとめのプレゼンで出してたと思うんですけど、
誰よりも長期目線であることを考えてて、
できるだけ多くスーパースターを獲得できるチャンスを作りたいっていう話で、
ドラフトを選べる権利が各チーム限られた数があるんですけど、
それを取りに行ったっていうか、それを取得しに行った。
例えば自分のスター選手を、自分のまあまあいい選手を他のチームにあげて、
その代わりにそのチームのドラフト選出権利をもらうみたいな。
そういうのをいろいろ繰り返して、その結果、たぶん2,3シーズン本当ひどかったんですよ、結果が。
で、その間にサムさんクビになったんですよ。
やっぱり悪くてもうNBAからもさすがにこれやめろみたいな。
さすがにこれは負けすぎだよっていう話があって。
で、そのヒンキーさんは退職した時に13ページの手紙を書くんですけど、
自分のセオリーとか、ありがとうございますっていう話を出して、
それが今となってはフィラデルフィアのチームはすごい強くて。
27:08
長期的に見たら?
長期的に見たら成功はしていて、3シーズンぐらいだいぶ苦しみましたけど、
今だと少なくとも1人スーパースターがいて、
で、カウントすれば2人いるっていうところで、
いいチームになったっていうところで、
それが今のフィラデルフィア70セクシャルのスーパースターが、彼もすごいサムヒンキーさんを信じてて、
彼がこの長年の、2、3シーズン苦しんだのをプロセスっていうのを呼んでて、
なんでそこのenjoy the process、believe in the processとか、
このプロセスを信じましょうと長期的に考えると、
今苦しんでも最終的にはいいチームになれるので、
っていうちょっと長期目線で考えるビジョンとリーダーシップを持っていたサムヒンキーさんについての、
主にその時代についての本だったので、
それを読んで面白かったなと思いました。
なんかスポーツって成績というか短期で見られがちなのかなって思ったんですよね。
やっぱりその1年間のシーズンとか、その年に優勝するかどうかっていう勝負なので。
何やってんだよって思いますもんね、ファンからしたら。
そうですよね。
NBAシーズンって82試合あるんですけど、1シーズン。
一番悪かった時は10勝しかしてないので、
10勝72敗ってそれはきついんで、ファンからすると。
そうですよね。
逆にそのわざと負けてるんじゃないかとか、
そういう話も出たりとか、
いろいろこれはちょっとドラフトのピックを取りすぎてるんじゃないかとか、
いろいろやっぱり批判はされていて、
結局でもサムさんは乗り越えられなかったので。
チームとしては乗り越えたんだけど、その前にサムさんがクビになってるんで。
今VCですけどね、サムさん。
元々数字が得意な人なんで、ヘッジファンドとかに行ってて。
それ面白いですね。
はい、今VCです。
宮武さんお友達になったんですか?
お友達になれるか分かんないですけど。
同じ業界、近しい業界ですか?
30:03
そうですね、あと少しで一緒の案件があったんですけど、
最終的にちょっと僕が入れられなくてダメだったんですけど。
サム・ヒンキーさんはバスケ業界の中だとやっぱりレジェンドですよね。
数年しかいなくて、バスケ経験者じゃないのに、
これだけのインパクトを残したっていうのは一個大きいかなと思います。
信じる?
超経験者ですね。
めちゃくちゃ大変だったと思います。
みんな信じないですもんね。
僕も信じてなかったです。彼らの戦略は。
でも彼らの戦略すごい面白くて正しくて、
結局スーパースターになれるかって分かんないので、選手が。
例えばドラフト1位の権利をもらったとしても、
1位だからって必ずその人がスーパースターになるわけじゃないので。
スーパースターっていうのは、成績がいい選手のこと?
成績が良かったり、チームを引いてくれるとか。
今のNBAだとレイブロン・ジェームスとか、昔だとマイケル・ジョーだとか、
あの規模の選手はさすがに難しいかもしれないですけど、
でもやっぱりそういう選手を目指すっていうところで、
結局スーパースター獲得するのってホームランを打つことと同じなので。
なのでそうすると、ホームランを打たないといけないとすると、
それを狙って打つのか、
それとも、何回もバットを振るチャンスをもらうのかっていう話で。
そこの両方を極めて、そこにひたすらフォーカスしたっていう話ですね。
チームビルディングとか、そこは正直コーチを採用して、その人に任せて。
チームとしては、できるだけホームランを打ちにいく準備をするっていうだけだったので。
それは成績も悪くなりますし、選手からも批判の声も出る可能性ってありますし。
経営者ですね。
経営者ですね。やっぱちゃんとした経営者だなとは。
なのでやっぱりバスケ選手じゃないっていうのがそこの利点だったのかもしれないですね。
その人を採用したチームというか、すごいですね。
そうですね。最初にクビにしちゃいましたけど。
確かに。違ったわ、やっぱ。
さすがにやめようってなって。結構ベテランの人を採用して。
でも彼はすごいよく見えたのは、やっぱりサム・ヒンキーさんの3年間の潜ったことがあって。
33:01
だからこそいいドラフト選手を取れたっていうのもあったんで。
やっぱりそこが、本当にそのプロセスがなければ今のフィラデルフィア76アースはないかなっていうところですね。
結局真ん中の成績のチームって良くないんですよ。一番最悪のポジションで。
成績が悪いチームであれば、いいドラフトポジションになるので、そうするともしかしたらスーパースター取れて。
成績良いところは成績良いので、それはそれ良くて。
真ん中のところって意外と抜け出せなくて。
なんか毎回なんとなく勝つとか。
そうすると結局成績上がらなくて、でも成績下がらなくて。
そのチームを一回ぶっ壊すっていうのをやったのがサム・ヒンキーさんですね。
スクラップアンドビルド。
まさに。
まさに。ありがとうございました。
すみません。
でもそれなんてか、会社とかじゃなくて、そういうスポーツチームの、なんて言うんですかね。
それも起業、創業物語に近い話だなと思って。
確かに。
会社と似てます。会社って言い方悪いかもしれないですけど、チームを作っていくとか。
そうですよね。
そういう点はたくさんありますね。
唯一チームメンバーが移籍されちゃうとか、多少スタートアップだと退職するとかっていうのはあるんですけど、創業メンバーっていうのはいないんで。
確かに。
そこだけですよね、違いが。
でもそれこそ僕も、昔、ボストンセルテックスっていうNBAチームのスカウトとか、インターンでやらせてもらってましたけど、そこもいい選手、このチームにフィットするのかっていうのも若干投資に近い、投資するかどうかっていうVC目線っていうところと若干似てたのかなっていうのもあります。
チェックしてみてくださいということで。他にありますか?
他にそうですね、本ではないんですけど、映像系、ドラマとかっていうと、VC業界でやっぱり去年の終わりでシーズン3が出ましたけど、サクセッション。
日本語タイトルなんか別ですよね、確か。
いや、でもサクセッションでわかると思います。
サクセッションはやっぱVC業界の中でもみなさん好きで。
リア王の話ですよね。
そうですね、マードック系、アメリカのフォックスニュースとかのオーナー、家族ですけど、それをベースにしたんじゃないかってよく言われてる。
確かにルーパート・マードックさんって今90歳ぐらいなんで、お子さんたちがこれから後継になるんですけど、誰が後継になるかみたいな。
36:12
ビジネス系の話なんですか?家族愛的な。
やっぱりお金持ちなので、お金持ちの家族で後継誰になるかっていう、若干お互い戦い合うとか。
でもみんな完璧な人間じゃないので、結構お父さんから愛されなかったとか。
なんか面白いのが、主人公っていないんですよね。
誰が主人公なのかって言われると正直わかんなくて。
で、僕もこのサクセッションをシーズン1,2,3って見て、好きな人がいないんですよ。
この人いいなみたいな人がいなくて。
みんなちょっと嫌いみたいな。
みんないいとこ悪いとこがめっちゃあるっていう。
だいたい悪いところのほうが多いかなっていうところなんですけど、自分のこと考える人たちが多いんで。
いい人いない?
人あんまいないっていうところで。
でも、それによって家族がこういうふうに動くんだとか、それはすごい面白くて。
本当になんかヒューマンドラマっていうか、自分の父を訴訟するとか、会社を乗っ取ろうとするとか、それが失敗するとか、そういうのがずっと続くので。
人によっては多分、なんで面白いのかわかんないっていう人がいっぱいいると思いますし、
あんま見てても面白くないっていうか、全員嫌いっていう人がいると思うんですけど、
どうなるのかっていうのはすごい気になるかなっていうところですね。
どういう人におすすめですか?
どういう人?
VCとかじゃないですかね、アメリカと同じように。
ビジネスとか。
そうです、ビジネスとか。
これでビジネスの学びがあるかって言われると正直そんなないんですけど、
自分のレバレッジの使い方とか、多少交渉能力とか、多分そこら辺は多少あると思うんですけど、
もう少し単純に、一つのビジネス帝国の取り合いっていうところは、すごい単純に面白いっていうところですね。
気になります。
と言いつつ私、見るのやめてしまったほうだったので、もう一回チャレンジしてみます。
39:05
いやいや、全然そこは無理です。
そうですね。
何かくさむさんあります?
そうですね。
見れてない、今年見たいなって思ってるものだと、ユーフォリアを絶対に見たいなと思ってて、
多分、ユーネクストとかで日本で見れるんですけど、
ティーネイジャーのSNSとか、いろんなものの中で生きる苦しさ、葛藤みたいな、そういうドラマなんですけど、
このドラマのめちゃくちゃ面白そうだなって思うのは、
曲とかファッションとか、撮り方がめちゃくちゃ気になるっていうのがあります。
今月シーズン2であてるんですけど、シリアルのおふり蜜とか、ドラマの中に出てたりとか、
めちゃくちゃ最新のものが出てるのが、さすがだなって思いましたね。
おふり蜜もそれにねじ込めたのもすごいなって思いますけど、
そういう意味でも、トレンドのトーンがわかるドラマなのかなって思います。
見たいなっていう、それだけなんですけど。
やっぱそういう、もちろんストーリーっていうのもいいかもしれないんですけど、
たぶん僕も草野さんもやっぱりどういう風に撮ってるのかとか、
どういう音楽を使ってるのかとか、やっぱりその制作側のものって、
すごいお互い興味持ってるのかなと思うので、やっぱりそこらへんはすごい気になりますよね。
ありますか?
そうですね、あとこれも2020年に見て、去年たまたまもう1回見たんですけど、
The Last Danceってこれもバスケ系ですけど、
バスケ。
それもすごいよかったっていうところだけ。
ネットフリックスで。
そうですね、ネットフリックスで見れるマイケル・ジョーダンの最後のシカゴブルースのシーズンを
特別NBAがカメラクルーがアクセスできて、
それが20年ぐらいたぶん誰も触れなかったんですけど、
ようやくそのドキュメンタリーシリーズを作って、
ちょうどコロナが始まったタイミングだったので、みんなスポーツが見れなくて、
それもあって大ヒットしたっていうのもあると思います。
42:03
めちゃくちゃタイミングいいですね、それ。
1、2週間早めたんですよね、リリースするタイミングを。
そういうのもあって。
早めるの結構大変そうですね、それ。
なんで、一部まだ第1話が始まった時に、8話とか9話まだ編集してるみたいな状況だったらしいんですけど。
ネットフリックスすごい。
それですごい、ナイキも靴をすごいバカ売れしましたし、
いろんなところで影響あったかなと思います。
そうですね、じゃあそんな感じで、今回も聞いていただきありがとうございました。
オフトピックではYouTubeやニュースレターでも配信しているので、
気になった方はオフトピックJPのフォローお願いします。
今回の収録はYouTubeでも聞くことができます。
またSpotifyで10分で分かる最新テックニュース解説バイツも更新再開したので、
ぜひチェックしてみてください。
それではまた次回お会いしましょう。さようなら。
さようなら。
43:08

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