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  2. #91 Web3とインターネットの進化
2021-11-25 1:15:37

#91 Web3とインターネットの進化

spotify apple_podcasts

こんにちは!今週は、前回に引き続き、過去のインターネットの歴史を振り返りつつ、「Web3」とはなんぞやというトピックをやりました。(この回からでも楽しめます)

 ◎今週のトピック

 今までのインターネットの流れから「Web3」を理解しよう / 「スキューモーフィズム」/ 強くなり続けるプラットフォームGAFAに対抗するカウンター / テクノロジーの進化スピードの恐ろしさ / VRの時代がくる…!(毎年)/ 信頼できるニュートラルなプラットフォームが作れる場所 / 成長しすぎたビッグテック? / イノベーションと創業者が残ってる会社の相関性 / 2012年以降の革新的なプロダクトは・・? / Web2.0の課題 / 利益の最大化とネットワークの健康の矛盾 / “Can’t be evil”  by Muneeb Ali/ Web2.5も実はあるよ / Substackが今まで出てこなかったのはなぜか / 所有権を持つインターネット / 手数料の歴史 / Your margin is my opportunity by Bezos / ゲームとWeb3の類似性 / ゲーム内のGDPを上げる / エピック出身者がゲームを開発してる / アプリ内課金の歴史 / ユーザー獲得コストがマイナスに / Co-Creationの概念 / イーサ考案者ヴィタリックさん声優デビュー / SaaS企業で試してみるなら? / 金融商品とプロダクトとしての盛り上がり / “インターネットファンド” / オーナーシップと米国 / 日本もチャンスがある!(幸) 

◎関連リンク

 Getting on to the Internet in 1993 

https://community.cadence.com/cadence_blogs_8/b/breakfast-bytes/posts/getting-onto-the-internet-in-1993 

Big Hires, Big Money and a D.C. Blitz: A Bold Plan to Dominate Crypto 

https://www.nytimes.com/2021/10/29/us/politics/andreessen-horowitz-lobbying-cryptocurrency.html 

How to Win the Future: An Agenda for the Third Generation of the Internet 

https://a16z.com/wp-content/uploads/2021/10/How-to-Win-the-Future-Deck.pdf 

The Myth of The Infrastructure Phase 

https://www.usv.com/writing/2018/10/the-myth-of-the-infrastructure-phase/ 

【Spotifyオリジナルで新番組がスタート!】 

bytes by Off Topic http://spoti.fi/bytesPodcast 

◎ひとこと by Tetsuro Miyatake 

今日はアメリカではサンクスギビングの日。個人的には3年間Off Topicを応援してくれた皆様、そして一緒にOff Topicを作ってくれている草野さんに感謝してます! 

◎記事も書いています  

https://offtopicjp.substack.com/

 \ Youtube / https://www.youtube.com/c/offtopicjp

 ◎Twitter 

Off Topic https://twitter.com/OffTopicJP 

Miki Kusano https://twitter.com/mikikusano 

Tetsuro Miyatake https://twitter.com/tmiyatake1

00:07
みなさんこんにちは、草の幹です。 宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報をゆるく深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、Web3とインターネットの進化について話していきたいと思います。
はい、ということで、前回に引き続きというか、インターネットのWeb3、ついにWeb3の話が明けましたね。
そうですね、今年何回かWeb3とかNFT系の話をしたと思うんですけど、逆にみなさんにちょっとWeb3に興味ない人たちは、ちょっと申し訳ないんですけど、また今日やるのかっていう話ですと。
そもそもどういうものなのかっていうのを、最近もうバズワードじゃないですか、バズワードというか、メタバースに引き続いてWeb3の話がすごい盛り上がっているので、ちょっと楽しみだなと思いますね。
前回はインターネットの始まりの話だったり。
そうですね、インターネットが元々コマースモデルになるはずだったのが、広告モデルになってしまった理由とかです。
コマースモデルですと、クリプトとかが元々の解決案だったっていう話をしてたんですけど、今回はもう少しなぜWeb3が人気になるかとか、
Web3と今のWeb2.0の違いだったり、もう少しコンセプトベースでWeb3とは何かっていう、投資ベースではなくてコンセプトベースで話したいなというふうに思っています。
楽しみです。
君の声を届けようAnchor。私たちの番組はポッドキャストの制作から配信まで全ての機能が揃ったAnchorというアプリで配信しています。
Web3、Web3とは何なんですか?
そうですね、Web3のコンセプトの話をする前に、前回はインターネットの創業物語っていう話をしたんですけど、
そこではなくて、今までのインターネットの流れを見るとWeb3が今そういうムーブメントができてるっていうことが逆に理解しやすくなるかなと思っていて。
それはめちゃくちゃそう思います。前回もクリプトの話も、クリプトがなんで流行ってるかっていうより、今までの歴史をたどってこういうことって必要だったよねっていう、
ストーリーが重要ですよね。
やっぱりそういうコンテキストがあった方が、Web3じゃなくてもこういう分散化の流れとかっていうのは理解できるっていう納得感があると思うので、
今回このインターネットのフェーズを軽く言うと、多分インターネットって4つのフェーズがあると思ってまして、
03:06
ほとんどの人がWeb1.0、2.0、これからもしかしたら来るWeb3みたいな形で考えてると思うんですけど、その流れ自体は間違ってなくて、
まずフェーズ1がWeb1.0の時代で、特にここが1993年、前回のポッドキャストで話したポリシーの変化によっていろんなサービスが生まれて、
ここで鍵となったのがオープンなプロトコルを作ったっていうところで、HTTPSとかSNTPとかそういうのが作られてきたんですけど、
それを見たGoogleとかEbayとかがオープンなプロトコルがあるからこそ、自分たちが本当にコントロールできるインターネットサービスを提供できると思ったと思うんですけど、
このWeb1.0の時代って、最近Web3の業界でよく言われるスキューモーフェックって言うんですけど、
それって結構デザイン用語としてよく使われると思うんですけど、スキューモーフィズムみたいな。
どういう意味ですか?
デザイン的な用語を一回置いて、今回のWeb3の概念で話すと、Web1.0の世界は元々オフラインにあったものをオンライン化しただけ。
特に一番わかりやすい例で言うと雑誌とか新聞とか、いわゆる読み物をサイトに出したと。
なので、このWeb1.0の時代っていうのは、よくリーディング、読む時代だったというところがこのWeb1.0ですと。
次に来るのがWeb2.0なんですけど、新しい起用家の人たちが入ってきて、
このウェブサイトっていうものを読む体験だけではなくて、パソコンとして見るべきだと。
パソコンだと読むだけではなくて、ものを書いたりとか、場合によってはコードを組み込むことができますと。
Amazonとかもそこに入りますか?
そうですね、まさにAmazonとか。
この2.0の本当に初期起用で言うとFlickrとかDeliciousとか、ソーシャルブックマーケティングアプリですけど、あと6degreesとか、本当の初期SNSですよね。
90年代から2000年代ぐらいのイメージなんですか?
そのぐらいですよね。なので、この時代でリードだけではなくて、リードライト、読み書きができるっていうのがこのWeb2.0の時代で、
その初期起用家たちを見た、マーク・ザッカーバーグでしたり、ジャック・ドーシーでしたり、エヴァン・スピーギルさんでしたり、そういう起用家がそのFlickrとかDeliciousとか6degreesをよりいいパッケージ化して、それでFacebookとか、スナチャーとかTwitterとかが生まれたっていう話だと思っていまして、
06:09
で、さらにそのスマホとかモバイルの流れも同じタイミングで来て、それでWeb2.0がすごい加速して、拡大して。
そこもWeb2.0に入ります。
で、そこから、実は今までのちょっとギャップがあって、で、そのフェーズがこの3つ目のフェーズだと思っていまして、
で、これが別にWeb2.5とかそういう話ではなくて、2.0のままなんですけど、ただ大手テックプレイヤーがマーケットシェアを拡大したフェーズで、で、これがたぶん2012年あたりから2020年あたりまで。
おー。Appleとか特にそうですよね。
まさにそうですね。Apple、Google、Facebook、Amazonとか。
ガーファーの時代ですよね。
がどんどん大きくなって、それこそTim CookさんってAppleのCEOになったのが2011年の8月なんですよ。
なんかテクノロジー、アプリのマーケットがめちゃくちゃ拡大して、なんか新たなイノベーションよりそっちに、そっちがすごい加速したイメージがありますね。
そうですよね。
本当にそうで、やっぱりインターネットがどんどん昔のテレビみたいに、4つか5つぐらいのチャンネルしかない時代にどんどん向かってる雰囲気になっていて。
プラットフォームがめっちゃ強くなっていく時代。
そうなんですよ。そうなんですよ。まさにそうで。だからこそ、それを嫌う人たちがどんどん出てくるんですよね。
そういう世界に住みたくないっていう人たちが、次のインターネットのフェーズを作ろうとしていて、それがWeb3なんですよね。
なので、Web3ですとビットコインから始まって、ビタリックさんがイーサリウムとか作って、今まさにこのWeb3の黄金期に入るんじゃないかって言われてるんですけど、
それもそれで本当に来るかわかんなくて、それこそ前回のポッドキャストでも話したように、やっぱりテクノロジーが最初生まれた時ってすごいしょぼく見えるんですよね、どうしても。
過小評価されがちっていうのはありましたね。
そうですね、まさにそうだと思っていて。ただ、それこそ過去のNFT界でも話したと思うんですけど、個人的に思っているのが、
世界で一番頭のいい人たちが、週末何やってるかが、10年後、20年後、メインストリーム化されるっていう発想は正しいと思っていて、
それこそ例えばパソコン、コンピューター自体も、昔ホームブルーコンピュータークラブっていうものがあって、
09:00
そこで本当に趣味でパソコンオタクたちが集まって、コンピューターを一緒に作ろうとか、そういうのを教え合ってた時代があったりとか、
当時は全くメインストリーム化されてなかったりとか、それこそ前回も話したように、
インターネットに最初にアクセスするために何十ステップってあって、本当にニッチな、本当に入りたい人たちが入らなかった時代なんですけど、
それが今普及して、それがAIとかVRでも今ちょうど起きてるタイミングだと思うので、これから来るのがもしかしたらクリップドというところで、
なのでスタートアップとかVCの視点からすると、最終的にこういうテクノロジーは絶対来ると個人的に思っていますと。
やっぱハードルが高いっていう共通点はありますよね。
そのちゃんと熱量を持ったオタクたちが最初に入っていくっていうフェーズは似てますよね。
そうだと思います。やっぱりそのハードルが高いのは最初はもうしょうがないので、
それがテクノロジーによってどんどん一般化されるというか、より簡単なUIになったりとか、より安くなったりすると思うので、
その最初のタイミングでそれを求めるのは多分違うっていうところですよね。
なんか前週のポスト収録をしてから、スティーブ・ジョブスの映画あるじゃないですか、アシュトン・カッチャーが出てるやつ。
あれをもう一回見返して、オズニアックがアップルのコンピューター売るっていう話を、
誰もパソコンなんて買わないよって、オタクでさえこんなでっかいの買わないのにみたいなこと言って、
スティーブ・ジョブスがこう、誰もパソコン触ってないからそういうこと言うんだみたいなこと言ってて、
触ってないし、その可能性を知らないからそういうこと思うっていうのは本当、
テクノロジーが最初に見られる見方だなっていうのを見て思いました。
でも本当にそうだと思います。本当にやっぱり最終形態が誰も見えてないので、
スティーブ・ジョブスとか多分ある程度多少は見えてたからこそ、あれだけ自信持って言えたと思うんですけど、
やっぱりそこのテクノロジーの進化のスピードの恐ろしさっていうのがあると思うので、
そこが多分、逆にVCとかスタートアップに関してはタイミングを読まないといけないっていうのが重要で、
だいたい皆さんこれが来るっていうのは理解してるんですけど、今入るべきか、来年入るべきか、5年後入るべきかによって成功する失敗するが決まるので、
ERVRの時代はずっと来ると言われてますもんね。
でもようやく多分これから来るはずなんですよ。
12:05
ただそれを10年前、20年前でも似たようなことを全員言ってたので。
でもそれは事実。来ることは事実ですもんね。
そうですね。
いつ来るかっていう。
そうなんですよ。
なんで今回Web3の話に戻りますと、
Web3は何かっていう話とWeb2.0との違いっていうところを少しだけ説明しますと、
Web3っていうのは信頼できるネウトラルなプラットフォームを作れる場所なんですよね。
例えばイーサリウムっていうWeb3のプロトコルというかものがあるんですけど、
その上でアプリケーションって色々作れるんですけど、
そこでアプリケーションを作っても、
いわゆる明日例えばイーサリウムが自分のアプリケーションだけに手数料が一気にすごい上げたりとか、
明日アカウントが削除されるっていう恐れってないんですよね。
基本的に誰も所有してないものなので。
なるほど。
それは何を示してるかというと、そこに全投資できるっていうことなんですよね。
そこに全投資できる。
いわゆる失敗を恐れなくていいと、そのプラットフォームレベルの。
もちろんイーサリウムが人気なくなるっていう恐れはあるんですけど、
イーサリウムが何か悪質なことをやるっていうことはできないんですよ。
たぶんすごい似てるのがWeb1.0ですとHTTPとかSMTPとかプロトコルが存在して、
その上にサイトとかメールとかメールサービスとかGmailとかが生まれたと思うんですけど、
やっぱりそこがオープンなプロトコルがあったから作れて。
逆にそれをWeb2.0と比較すると、
一時期多くのスタートアップがFacebookの上でアプリケーションを作ったりとか、
TwitterのAPIを活用してアプリケーションを作ったりしてたんですけど、
確かに。
そこである時期、ちょっと時期は覚えてないんですけど、
FacebookとかTwitterがAPIをめちゃくちゃ切ったんですよ。
インスタがTwitterで見れなくなったみたいな。
例えば本当にそういうことなんですけど、
でもそれによって多くの企業家が急に会社がシャットダウンしなければいけない状況になったりとか。
たぶんすごいわかりやすい代表例で言うと、
ミヤキャットとか。
ライブストリーミングの。
ありましたね。
結局TwitterがPeriscopeを買収して、
15:02
Periscopeだけになったと。
プラットフォームが強い。
プラットフォームが圧倒的に強い。
逆にそのおかげで、今までのWeb2.0の会社がすごい成長してると思うんですけど、
逆に成長しすぎて、
今Web2.0の特に大企業の会社の従業員たちの話を聞いても、
どこまでインスパイアされてるのかなっていうのは少し疑問が出てくるところだと思うんですけど、
今の大手テック企業を見ても、今一社だけが創業者が残っていて。
一社だけですか?
フェイスブックだけですよね。
Twitter…あ、そっか、そうですね。
いわゆるGAFAっていう意味だと。
Twitterはまだそこまで行ってないので。
これから。
これからですね。
確かにZuckerbergだけか。
そうなんですよ。Markさんだけで、Jeff Bezosが辞めちゃったので。
ただ、やっぱり見てると、やっぱり一番GAFAの中でリスクを取ってる、新しいことを今やろうとしてることっていうと、おそらくメタなんですよね。
前回も言ってましたけど、モバイルに振り切ったっていうところだったり、メタの話もそうですけど、本当戦闘機って言ってますよね。
すごいなって思います。
そこがすごい、やっぱりその創業者がリードしてるっていう部分がめちゃくちゃ大きいと思っていて。
で、これはその事業運営の話ではなくて、リスクの取り方の話で、イノベーションを起こすか起こさないかっていう話の視点として話してるので、個人的にこのGAFAの中で一番うまく事業運営してるのはGoogleだと思ってるので。
Googleは安定。
でも、あの会社ほど多分強い会社いないので、今世の中に。
そういう意味だと、メタパースとかWeb3周りだと、結構Web2.0のビジネスも出るじゃないですか。
FacebookとGoogleの行ってる先は結構違いますよね、でも。
そうですね、多分結構違うと思ってますし。
収益性の安定はやっぱりGoogle。
そうですね、収益性の安定でいうとGoogleはすごい強いので。
ただそれを置いて、今話してるのはリスク、イノベーションの側なので。
逆に言うと、その2012年以降、いわゆるこのインターネットの3つ目のフェーズに入ってから、
Google、Apple、それ以外の大手テック企業でめちゃくちゃすごいイノベーションプロダクトを出した会社ってどこかなっていうのが、
意外とそんなに出てこないんですよね。
確かに。
18:00
で、唯一AmazonはAmazon Goとか、そういう系のものを出してるので、そこら辺はもしかしたらカウントできるかもしれないんですけど、
例えばGoogleとかって考えると、何を出したんだろうって、なんか僕も何人かに聞いたんですけど。
Googleプラス。
Googleプラスは。それは、あれですか、冗談ですか。
えっと、あれ何ですかね、ピクセルとか。
そのハードウェアとかですね。
そうですよね。
あとそのGCPとか、そのAWSに対抗するGCPとかっていう案も出たんですけど、僕も調べたら2008年で。
で、Googleのプロダクトって、オフトビックでもGmailとかGoogle MapsとかめちゃくちゃGoogleのプロダクトって使いますけど、ほとんどが2000年代なんですよね。
でも強いですね、その事業が伸び続けてるっていうのは。
その事業伸び続けてるのはすごい強いと思います。
ただ、その2012年以降のイノベーションを起こしてるかというと、もちろん改善とかいろいろ画期的な改善はしてると思うんですけど、
新しいプロダクトっていう意味合いだと、そこまで出してないのかなっていう話で、
AppleでさえAirPods、Apple Watchも言えるのかっていう話だと思うんですけど、将来的には車とかAirheadsetとかって出てくると思うんですけど、
ただ、2001年から2010年くらいのスパンを見ると、その期間中にiPod、iPhone、iPadって出してる会社なので、
で、逆にその後AirPods、Apple Watchしか出してないのに、時価総額が2トリリオン伸びてるって。
いやー。
どうなんですかっていう話は1個ありますし、やっぱり昔、特にその2001年から2010年代のAppleって、毎年そのキーノートみたいなプレゼンやってたじゃないですか。
はい。
あれほどテック業界が行きたいプレゼンって当時なかったじゃないですか。
いやー、ポケットからiPod出した、あの、わーっていうのはもう、確かに、あれは衝撃でしたね。
あの時のプレゼンってもう何回もリプレイされるじゃないですか。
それこそiPhoneを最初に出した時の、そのiPodであり、携帯であり、インターネットデバイスでありっていう、
そのあの説明をスティーブ・ジョーズが何回もする映像とかもよく流れる。
で、逆になんかもうテック業界のスーパーボールがそういうAppleのキーノートだったと思うんですけど、
ただ今だとやっぱりそれがだいぶちょっと変わってるかなっていうふうにも思いますよね。
うーん、難しいですね。でも本当にこれまでのAppleのAppleエコシステムが爆発した時期、時代っていう感じもしますよね。
21:06
そうですね。
これまで構築してきたハードウェアが、こう、サイクルが回ってきたというか。
そうなんですよ。なんでこのWeb 2.0、特にこの3つ目のフェーズの課題っていうところがどこにあるかというと、
別に人じゃないんですよね。そのマークさんとかジャックさんとかエヴァンさんとかティム・クックさんとかに対しての愚痴とかそういう話ではなくて、
単純に彼らが生きてきた今のモデル、今のインセンティブストラクチャーがこうするしかなかったっていう話だと思っていて、
何のインセンティブストラクチャーかというと、会社とネットワーク、特にインターネットサービスのネットワークの相性がマッチしなかったんですよ。
それはなぜかというと、ほとんどの会社って株主がいるわけなので、株主って何を求めてるかというと、もちろんですけど利益を上げてくださいと。利益向上を求めてますと。
ただこの利益向上、利益の最大化とネットワークの健康とか、ネットワークの強みとかっていうのが矛盾するタイミングが出てきていて、
大体会社が大きくなるとどんどん矛盾しだすんですよ。
会社が最初立ち上がった時にネットワークを作るためにいろんなユーザーを集めてくると思うんですけど、
大体クリエイティブな方とか開発者とか集めてネットワークを作り出して、そこで強いネットワークを作るんですけど、
大体その時ってユーザーがすごい重要になってくるんですよね。もちろんですけど。
それがどんどん人気になると、プラットフォームの権力がどんどん上がるんですよね。
それが一般、メインストリーム化されるぐらいのタイミングから、完全関係性が変わって、プラットフォーム側が圧倒的に強くなるんですよね。
そこで求められるものって、ユーザーからのデータとお金を取ることになるんですよね。
それが売上貢献につながるので。逆にそれをやらない会社は他社がやってくるので、同じこと。
たしかに。
そこで結局その戦いになって、誰がそれをよりうまくできるかによって、いいサービスが生まれると。
だからこそマイクロソフト対ネットスケープとか、Google対Yelpとか、Facebook対ジンガがそういう要素で戦ってたと。
なので、売上を伸ばすためには、APIをシャットダウンしたりとか、アルゴリズムを使ってユーザーを誘導させたりとか、
24:06
いい広告のターゲティングを作るために、個人情報をとりあえずめちゃくちゃ取りに行くとか、クリエイターのレベルシェアを下げたりとか。
いわゆる今、インターネット企業に対してのいろんなクレームをみなさん出してますけど、それが実は売上貢献の最もいい戦略なんですよ。
自分がやらないと誰かがしかもやるっていう。
そうなんですよ。
戦いになるっていう。
そうなんですよ。しかも他社がそれをやると、それによって売上が上がって、株価が上がって、時価総額が上がって、それによっていい人材を取れて、そこにプロダクトに再投資ができると。
ちょっと良くないサイクルではありますね。
そうなんですよ。たぶん唯一、このサイクルの例外が一緒だけあって、それがWikipediaなんですよ。
確かにいつも寄付のバナーが出てます。
唯一あれだけトラフィックがある会社なのに、大手的企業に囚われてなくて、
本当にプロダクトで勝ち抜いてる会社なので。
ユーザーがユーザーを幸せにしてる。
そうなんですよ。
確かに。
それはそれです。ただあれは例外なので、あれで考えると良くないと思うんですけど。
Wikipediaからレコメンドとかされないですもんね。
レコメンドされないですよね。
このページを見ますんだって。
そうなんですよ。
彼らはそういう目的の下作ってる会社ではない、サービスではないので。
ただ、例えばYouTubeとか考えても、初期YouTubeクリエイター、例えばミシェルファンさんとかでしたっけ?
美容系。
初期YouTuberとか。
YouTuberの、はい。
とかは、やっぱりYouTubeをよりメインストリーム化に人気にさせるために、すごい重要な人たちだったじゃないですか。
ただ今見ると、もうコモディティ化されてるので。
で、いつそのクリエイターたちがマネタイズをキャンセルされたりとか、手数料を変えられたりとかっていうのも、いつ起きるか分かってなくて。
逆にこのネットワークの構築にあたってすごい重要な人たちだったのに、事業のガバナンスとかアップサイドに全く関わりがなかったと。
これを変える可能性があるのがWeb3で。
今までのアメリカですと、デラオヤシーコープ、日本ですと株式会社ですよね。
株式会社のアセットクラスとネットワークのマッチングが合わなかったと。
それを合うものが何かというと、もしかしたらトークンかもしれないっていう話で。
そうすると、インターネットのモッドがWeb3で変わってくると思っていて。
27:05
Web2.0ですと、よくGoogleのモッドってすごい有名だと思うんですけど、Don't be evil。
悪者になるな。
そうですね。悪者になるなっていう話なんですけど、Web3ですとそれがCan't be evilになるんですよ。
悪者になれない。
なれないっていう世界になってくるので。
なので、いまだにまだWeb3が何かっていう話はしてないんですけど、
Web2.0の会社がどういうふうに、何をするべきかっていう話が多分出てくると思っていて。
やっぱりどんな大企業とかと比較すると、ファウンダーレッド、ファウンダーがリードしてるWeb2.0の会社の方がアドバンテージを持ってると個人的に思っていて。
やっぱり彼ら自身が元々新しい人間の行動でしたり、テクノロジーでしたり、文化を作ってる人たちなので。
なので、やっぱり次の流れが来るっていう危機感を一番持ってる人たちだと思ってるので。
だからこそ、今Web2.0の世界の中で一番Web3化し始めてる会社たちっていうのがTwitterだったりSquareだったりFacebookだったりするんですよね。
なので、このWeb2.0の会社たちは今までの成長モデルが変わるっていうのを理解しなければいけなくて。
今までのWeb2.0の大体の勝ち方です。特にネットワークビジネスの勝ち方って、ベン・トンプソンさんっていう方が書いたアグリゲーションセオリーっていうものがあって。
すごいざっくり言うと、1億人ユーザーを取って、そこからマネタイズのレイヤーをかぶせなさいと。
まずユーザー取って。
そうですね。Web3ですと、どちらかというと、クリエイターから始まるっていうところで。
っていうのが大きく違いがあるんですけど、このマネタイズモデルっていうところが明らかに変わってくるのがすごい重要なポイントで。
これをどういうふうに変わってくるかって理解するためには、実はこのWeb2.0とWeb3の間のグループがいて。
いわゆるWeb2.5みたいな会社たちがいるんですけど、そこに当てはまるのがショピファイだったり、サブスタックだったりしていて。
例えばサブスタックの話をすると、そこって10%のフィーを取るじゃないですか。
そうですね。有料のニュースレッターは10%。
30:01
ライターからですね。
ただ今までサブスタックみたいなものがそこまで出てきてなかった一部の理由って、
ライター自身がインターネット化するっていうコンテンツ制作、特に記事制作とかをインターネット化するっていうのは、
マネタイズ的に悪いっていうことをずっと言われ続けたんですよね。
いわゆる広告モデルなのでインターネットって。
なのでめちゃくちゃ見られない限りは、やっぱりどうしてもマネタイしにくいですし、
特に記事はそうですよね。
そうですね。ちょっと猫の記事を出さないといけないとか。
猫とラーメンと子供の記事。
そういう系の記事がどうしても出さないといけないっていう形だったんですけど、
それをやっぱりその概念を変えたのがこういうサブスタックとかのサービスだと思っていて。
今ですと、もちろん全員ではないですし、まだ少数派ですけど、
1億以上儲かってるサブスタックのライターって何十人もいるんですよね。
それを聞くとやっぱり、英語圏の市場の規模の大きさを感じますよね。
ちょっと別の話になっちゃいますけど、
やっぱりクリエイターのサービス、クリエイタードリブンで考えてるサービスは確かに増えてますよね。
そうなんですよ。なんで結局問題はクリエイティブではなくて、
ライターではなくてモデルだったんですよね。
ビジネスモデルが間違っていたと。
全体的に見ても、やっぱりクリエイティブの人たちほどインターネットで苦戦してる人たちがいなくて。
ビジネス。
ビジネスとして。
やっぱりこれはインターネットの問題ではなくて、ウェブ2.0のモデルの問題で。
もちろん今ですとNFTとかすごい詐欺なんじゃないかとかいろんな話が出てますけど、
でも普通に考えるとウェブ2.0ほどの詐欺ってなくて。
例えばFacebookとかTwitterもそうですけど、
めちゃくちゃ頑張ってクリエイターの方々ってクリエイティブの制作をするじゃないですか。
そこでTwitterとかFacebookとかに出して、お金儲け一切せずにただいいねっていうハートマークをもらいに行ってるだけなんですよね。
めちゃめちゃ冷たいこと言ってます。
そんなアンフェアな世界ってありますかっていう話で。
ハートをもらいに行ってるだけ。
逆にそれをリアルな世界で考えると、いわゆる本物の絵を描いてるアーティストさんがアートピースを無償で拍手だけのために渡してると同じことなんですよ。
33:11
そんな世界ありえないじゃないですか。
むなしいですよねちょっと。
生きていけないじゃないですか。
ありがたいけど生きていけない。
やっぱりその作ったバリューがあればその分お金をもらうっていうのがコマースの世界なので。
そことやっぱ違っていて、やっぱり今のプラットフォーム見ても一番多くてYouTubeが50%渡してるんですよクリエイターに。55%かな。
逆にFacebook、Instagram、Twitterって0%なんですよ。
そういう意味だとYouTuberの流れが盛り上がったのがその理由の一つかもしれないですね。
多分めちゃくちゃ大きいと思います。
確かにそのYouTuber、夢がありますよ。夢があるっていうかちゃんとクリエイターが報われてるっていうのは確かに。
ちゃんとお金儲けができるっていう意味合いだとやっぱりすごい大きくて。
逆に今だとiPhone持ってるだけで30%取られるのでアップルの手数料で。
ユーザーは取られないですけどクリエイティブのアプリ開発とかしてる人たちは。
なので逆にほとんどの事業って30%売り上げ取られて生き残れないんですよ。
やっぱりすごい大きなコストになってきているので。
このカウンターカルチャーのシフトがWeb3っていう風に考えるとそれがどう変わるのかっていう話が出てくるんですけど。
例えばFacebookとかそれ以外の会社の話をすると例えばSpotify。
我々もSpotifyってすごいいい事業ですしめちゃくちゃ伸びてる会社なんで。
Spotify自身がこのデータ公開してるので我々が言っても別に問題ないと思うんですけど。
彼らってマネタイズのデータ一部公開してるんですよ。
でSpotifyに今800万人ぐらいのアーティストがいるんですけど。
そのうち1万4千人が今1年間で500万円ぐらいの収入を得てるっていうところで。
それってまあまあ少ないですと。
そもそも500万円ってアメリカだと結構普通の生活のギリギリのラインぐらいなので。
めちゃくちゃ儲かってる人って割と少なくて。
それを比べるとSpotify上ですとめちゃくちゃ多くはないですけど。
多少フォロワーがいるブラウさんっていう方がいて。
彼はNFTのいわゆるWeb3側に寄せたんですけど。
NFTをドロップをしてこの間11ミリオンぐらいアルバムで儲かったんですけど。
いつかの回で話をしましたよね。
NFTとオーナーシップ経営の回かな。
36:02
そうですね。
DJの方ですよね。
はい。
11ミリオンっていうのはすごい数字ですけど。
それが例えば100Kだったとしても。
それでもすでにすごい数字なんですよね。
なのでこのクリエイターの取り分が大きくなるっていうところが多分すごい重要なところで。
このインターネットがWeb2.0から2.5から3に行くのがやっぱりこの手数流がどんどん変わってくる概念だと思っていて。
逆に今Web2.0の一番の強みってオーディエンスを集めるのがすごい重いプラットフォームなので。
なのでサブスタックとかを見ても結局Twitterでディスカバリーしてサブスタックで真似対するっていうのが今の流れになってきているので。
こういうサブスタックでしたりショピファイでしたりこのWeb2.5の会社っていうのが多分このWeb3にトランジションする中ですごい重要になってくると思うんですよね。
なんでようやくWeb3の話に戻りますけど。
Web3は何かというとユーザーが所有権を持つインターネットでそれを可能にするのがこのトークンっていう概念で。
トークンっていうのがこの新しい基盤技術として考えるべきでそれにNFTとかそういうのも全部含まれるんですけど。
トークンって考えるとどうしても投資アセット風に考えてしまうんですけど。
そうではなくて、あとは皆さんに考えてもらいたいのがWebサイトと同じ概念だと考えてほしいんですよ。
トークンっていうの。
さっきも話したようにやっぱりWebサイトが最初に出てきた時にどうしてもチラシとか雑誌とか読むもの。
いわゆるオフラインにあるものをデジタル化しただけっていうのが30年後の今では今だとSNSになったりサースツールになったりとか。
Webサイトの概念がすごい広くなったじゃないですか。
なんでそれと同じようにそのトークンを考えてほしいっていうのがまずあって。
トークンとは何かというとインターネットで初めて所有権を持つものですと。
ハート、拍手だけじゃなくて。
そうですね、拍手だけではなくて実際所有権を持つっていうところがすごい重要なコンセプトで。
なぜかというとインターネットの今までの歴史ってほとんど全部レンタルだったんですよ。
例えば何かアプリでゲームを遊びますと。
そこでお金を費やしてそこにいろんなゲームのアイテムとかいろいろ課金しても。
ある日ゲームがちょっと飽きてしまって辞めた時にそこで起きたものが全部そこで止まるんですよね。
39:08
それ以外に考えてもTwitter、例えば自分のTwitterのアカウントも前に言ったら明日バンされるかもしれないですし。
明日急にバンされると僕がフォロワーのデータも全部失いますし、全部のツイートも失いますし。
基本的にTwitterっていうアカウントとそこに出してるものを全部レンタルしてただけですと。
インターネット上で唯一購入できたものっていうのは過去にあるとするとドメインとか。
だったんですけど、実はそこらへんもいろいろ課題が出てきていて。
多分ほとんどの人これ知らなくて、僕もこれ元々知らなかったんですけど、
実は去年あるPEファンドがある組織を買収しようとしてたんですけど、最初に失敗したんですけど買収しようとしてて。
その組織が何やってる組織かというと、インターネットで.orgってドメインがあると思うんですけど。
それをコントロールしてる組織なんですよ。
決まった期間しかできないやつですよね。
そうです、まさに。
でもその組織をあるPE会社が買収しようとしてたんですよ。
ドメインを作る?
ドメインをコントロールしてる。
そんな会社があるんですか。
そうなんですよ。
その組織をもしこのPE企業が買っていれば、もちろん.orgの値段の変更も自由にできますし、
場合によっては嫌いな組織とかを.orgから外すとか、それでも全部できましたと。
非営利団体用のドメインですね、確かに。
そうですね。
なので逆に今後インターネット上でDNSとか他のもう少しオープンなインターネットのリソースが買収される時代が来る可能性があって。
ドメインはみんなのもの?
みんなのものじゃなくなる可能性があるんですよ、今後。
それを比べるとイーサリウム上でDNSっていうドメインがあるんですけど、それはもうガバナンスが高度化されてるんですよ。
変に誰も買収できないんですよ。
安心ですね。
そうなんですよ。安心がやっぱりどうしてもあって。
なので逆にこれをリアルな世界で例えると、
たぶん何回か話してますけど、
ナイキの店舗に行ってそこでスニーカーを買って、それを他の場所で使えなかったりとか、
ナイキの店舗でしか使えないスニーカーだったりとか、
42:00
ある日ナイキの店舗がつぶれるとそのスニーカーが急にいなくなるみたいな。
そんな世界に住みたくないじゃないですか。
しかも今の向かっているインターネットだと、
ナイキとアディダスとアンダーアーマーしか買えなくなるとか、
いわゆる守護者のものしか買えなくなるっていう世界が、
どんどんそういう世界になってしまっているので、
なのでそれを根本的にたぶん変えるのがこのトークンっていう概念で、
デジタルオーナーシップ、初めてリアルの世界と同じように所有権を持てると。
だからこそ今のNFTの市場ってこれだけ投資アセット化されていて、
いわゆるこの所有権っていうものをインターネットで今までなかったのが、
初めてこれで入ってきているので、
なので何もかもやっぱり高い価値に見えちゃうっていう、
やっぱりそれを所有できるっていう価値が入ってくるからこそ、
これだけやっぱり新しい概念になっているんですけど、
でもこれもリアルな世界を見ると、
実際に我々が所有している、購入して所有しているものって、
いわゆるインターネット上で言うNFTと同じものなんですよ。
なんですけど、変に投資アセット化されてないじゃないですか。
もちろん二次利率で売買できますけど、
割としっかりしたマーケットプライスが出てくるじゃないですか。
その概念に至るまでインターネットはやっぱり時間がかかるんですよ。
どうしても新しいコンセプトなので。
なのでインターネット上でも後々リアルな世界と同じように、
たぶんほとんどのもの、95%のメタバースなのかインターネットなのかわからないですけど、
がNFT化される時代が来ると思うんですよ。
でもそれで変にトレーディングされているというより、
それを受け入れる世界になっていて、
そのうち一部のものがすごい値段が高くなったりとか、
ほとんどのものが値段がずっと下がるみたいな、
いわゆる我々の収益物と同じ形になるっていうのが、
そういう世界になると思うんですけど、
やっぱり根本的に変わったのがオーナーシップという概念で。
これがなぜ重要かというと、
誰が中心にいるかっていうのが変わるんですよ。
やっぱりレンタルですと中心にいるのがプラットフォームなんですよ。
企業。
アプリとかになってくるんですけど、
オーナーシップがユーザーに行くとユーザーが中心になるので、
その概念が一番わかりやすいのが、
クリプトウォレットとオープンシーで。
45:03
クリプトウォレットでメタマスクとか、
ソラナとかだとファントムとかいろいろあるんですけど、
ほとんどの方が多分ウォレットを使ったことないんですけど、
ぜひ使ってほしくて、
すごい面白い体験なんですよね。
ウォレットが何をやってるかというと、
自分の持ってるビットコインとかイーサリウムとかNFTとかを保管してくれるんですけど、
いわゆる簡単に言うとデジタルリュックサックみたいな概念で、
そのリュックサックを持っていろんな場所に行けますと。
このウォレットを持って、
どういうふうにいろんなWeb3のアプリケーションとつながるかというと、
ほとんどのWeb3のオープンシール含めて、
プラットフォームって登録ボタンってないんですよね。
だいたい右上とかに、
コネクトゥウォレットっていうのがあって、
ウォレットと連動してくださいっていうのがあって、
その中からいくつかオプションがあってだいたいメタマスクがあるんですけど、
そこでメタマスクとつなげると、
メタマスクでいわゆる自分のリュックサックの中身が、
オープンシールで表示されると。
なので、しかも自分のプロフィールページも自動的に作られるんですよね。
そこで自分が持ってるNFTが表示されるんですけど、
これがなぜ重要かというと、
オープンシールはNFTとかデータを所有してないんですよ。
ただのインターフェイスのレイヤーなんですよ。
所有してるのは自分、ユーザー?
自分、はい。
いわゆる二次流通の取引を可能にできるレイヤーだけなんですよ。
なのでその場所を提供してるだけで、場所とUIを提供してるだけで、
実際NFTを持ってるのは各ユーザーで。
それがなぜ重要かというと、
そうすると簡単にスイッチングができるんですよね。
オープンシールが変なことをやっていれば、
その自分のウォレット、リュックサックを他のマーケットプレイスに持っていけばいいだけなので。
だからこそこのWeb3のプラットフォームとかアプリとかは、
ユーザーにすごい優しくしないといけなくて。
ユーザーセントリックな体験とかビジネスモデルを出さないといけなくて。
だからこそWeb2.0ですとどうしても15%から30%の手数料を取るじゃないですか。
それがオープンシールですと2.5%しかチャージしないんですよね。
低いですね。
めちゃくちゃ低いんですよ。
でもこれを理解するには、
やっぱりこの明らかにこのWeb3になるとビジネスモデルが変えないといけない。
48:02
ということを多分理解しないといけなくて。
なのでリアルな世界ですと、この似たようなものってクレジットカードとかなんですよね。
彼らって2,3%しか手数料を取らないじゃないですか。
逆に20%とか取ったら全員そのクレジットカード使わないじゃないですか。
それと同じことだと思っていて。
なので結局この手数料の概念ってすごい重要だと思うんですけど、
これも実はその今までインターネット流れを見ると、
すごい自然な流れで。
たとえばジェフ・ベゾスさんも昔、
Your margin is my opportunityっていう有名な名言を言ってるんですけど、
いわゆるあなたのマージンは我々にとってチャンスだっていう話なんですけど、
これはいわゆるAmazonがマーケットシェアを取るために値段を下げてマージンを低く、
わざとして。
いわゆるユーザーをめちゃくちゃ集めたっていう概念なんですけど、
これも昔それこそクレイジーリストもGoogleもFacebookもTripAdvisorもAirbnbもそうなんですけど、
やっぱりインターネットって1990年代から徐々に手数料を下げてるんですよ。
そのトレンドが今になってもっと低くなっていて、
逆にそれを止めたのがこのインターネットの3つ目のフェーズなんですけど、
それをようやく取り返しているのがこのWeb3の概念で、
例えばそれこそ前話したAxie Infinityとかも4,5%しかチャージしないっていうのも、
やっぱりこの概念が根本的に違っているので、
それをどういうふうに今後影響するかというと、
より手数料が高い業界とか会社、特に音楽業界とかはめちゃくちゃ影響されると思うんですよ。
でも本当、音楽のWeb3の流れはちょこちょこ見かけますもんね。
そうですよね。
アーティストにオーナーシップを持つっていう。
確かにそれこそ本当そうですよね。
そうですよね。
もう1回レコーディングして出さないといけないっていう大変さがありますからね。
すごい話だなっていうのは思いますね。
逆にこの音楽っていうものが多分将来結構ゲーム業界と似たような状況になると思っていて、
もしかしたら音楽自体が無料になる時代が来ると思っていて、
で、その周りのもの、NFTとかトークンでマネタイするっていうところで、
で、すでにこの動きっていうのがあって、
51:02
Spotifyで稼げるアーティストって少ないので、
だからこそグッズとかコンサートとか、
コンサートも結局リアルな体験なので、
そういうところでマネタイズしてるわけなので、
で、ゲーム業界ってこれを昔から理解していて、
インターネットっていうものだとどうしてもコピーとかゲームの配信とかがどうしても出てしまうので、
それを止めに行くのではなくて、
それを受け入れてインターネットっていうのは面白いものをどんどん拡散させてくれる、
マーケティングの一番いい機械だというのを理解して、
で、マネタイズモデル変えてると思うんですけど、
だからこそゲーム業界って今140ビリオンってすごい伸びていて、
音楽業界ってそこまで伸びてなくて、
なんでこのゲーム業界をすごい見るのってすごい重要だと思うんですけど、
やっぱりこのWEB3もこのクリプトゲーミングの世界にめちゃくちゃ今取り込んでいて、
そもそもやっぱゲーム業界とクリプト業界ってすごい似てる部分っていっぱいあるんですよ。
例えばそもそもゲーム内の通貨とかあるじゃないですか、バーチャル通貨みたいなものが。
一つの世界みたいな感じですかね。
まさにそういう世界もあるので、それもすごいWEB3の世界と合いますし、
逆にゲームってすごい複雑な経済とか持ってたりするんですよ。
それがWEB3だとトークン、エコノミックスみたいなものでしたり、
ゲームも前も話したようにモッドみたいなものってリミックスして新しいゲームを生み出すっていうのも、
WEB3だとそれがまさにそういう業界なので。
バーチャルグッズとか、それがまさにNFTだったり、
あとギルド、いろんなユーザーが一緒に集まってクエストをするとか、それがDAOとか。
確かに。
それ以外にもゲームの匿名性があるものじゃないですか。
リアルな人がわかんないので。WEB3も結構匿名性のあるものだったり、
あとゲーム業界ってすごい用語がしっかりしてるんですよね。
例えばGGってグッドゲームっていう意味合いだったり。
どういう時使うんですか?
ゲームによって若干違うんですけど、例えばスタークラフト、僕がよく見るスタークラフトとかだと、いわゆるゲーム終了ですっていう合図。
自分が負けましたっていう時にGGって入れたりするんですね。
なるほど。
ありがとうございました。
やっぱり用語っていうのがいろいろあって、例えばGLHFってグッドラックハイファンっていうのは最初に出したりとか。
WEB3も多分よく見かけるじゃないですか。GMとかGNとか。
54:02
見かけますね、確かに。
GMはグッドモーニングで、GNはグッドナイトで。
やっぱりそういうものがいっぱいある中で、やっぱりそこがすごい似てると思ってますし。
コミュニティ感ありますね。
そうなんですよ。コミュニティ感がすごいあるのもすごい似てるなと思いますし。
クリプトゲームっていうのは、よりオープンなエコノミーにさせてるっていうのがすごい重要なポイントで。
それこそ、前のアクシーインフィニティの回で草野さんも言った、アクシーインフィニティが国化したみたいだっていう話をしたと思うんですけど。
これってすごい正しい例えで。
それこそ、アンドリー先生の人たちが同じこと言ってるぐらいなんで。
ありがとうございます。
これ、いわゆるクリプトゲームの会社と話しても、彼らって売り上げを伸ばそうとしてないんですよ。
ゲームのGDPを伸ばそうとしてるんですよ。
ゲームのGDP、いい言葉ですね。
その中でちょっと税金を取るっていう話が、その小さい手数料っていうところで。
まさに草野さんが言ってたようなことが、今皆さんが話してることで。
どこまで進んでるかっていうと、アクシーインフィニティもそうですし、他のクリプトゲームもそうですけど、もうエコノミストを採用してるんですよ。
そこでトークンエコノミックスをガチで作ってくださいと。
でもそれってめっちゃ面白い仕事ですね。
多分、今のリアルな世界のエコノミックスを見るより、一から構築するので、すごい面白いと思うんですよ。
インセンティブ作りとか、どうやったらユーザーが、例えばそんなに伸びなくても経済が成り立つのかとか。
これは日本の会社もぜひ採用してほしい。
採用してほしいですよね。そういう話をいろいろ聞きたいですよね。
でも前もテック企業がそういう経済のスペシャリストを雇うみたいな話もありましたよね。
エアビーとかマーケットプレイス型のところがやってたりしますよね。
いやー、でもゲームは愛称、確かにWeb3は。
めちゃくちゃいいと思います。本当にバーチャルな世界、本当に国なので、やっぱりすごい複雑な経済を作らないといけないっていうところがありますし、
やっぱりどんどん大手ゲーム会社もクリプトの話を社内でやっていて、ほとんどの大手ゲーム会社は多分割と遅いと思うので、実際に進化するのが。
ただ個人的にすごい、これから面白いと思うのが、今のクリプトゲームはほとんどゲーム出身者の人たちが作ってないわけなので、
まだゲームとしてめちゃくちゃ面白いかというと、ほとんどがそこまでなんですよ。
ただ、今、ライオットとかブリザードとかEAとかエピックを辞めてる人たちがどの領域にみんな行ってるかというと、全員クリプトに行ってるんですよ。
57:09
やばい。楽しみすぎる。
でも本当に新しいゲームスタジオといろいろ話してる人たちと話すと、もう1年前ですと本当に数%しかクリプトが戦略の一部でしかなかったんですけど、今100%クリプトが結構大きい戦略に入ってるんですよ。
それほど業界がこれだけのスピードで変わっていて。
いやーちょっとでも、エピック出身のゲームやばそうですね。
見たいじゃないですか。絶対やばいと思うので。
絶対やばいと思いますし、そこはすごい面白いと思うんですけど、やっぱり大企業、大手ゲーム会社ってなかなか動けなくて、
やっぱりゲーム業界ってすごい新しいテクノロジーを受け入れるっていう概念がすごいあると思うんですけど、実は違くて、
例えば2000年代初期とか、EAってエレクトロニックアーツってすごい有名なゲーム会社ですけど、そこがスマホゲームをすごい嫌ってたんですよ。
だいたいスマホでゲームがどんどんアプリ化されている中で、初期全員出し始めたのがアプリ内課金ではなくて、最初15ドルで1回で買うゲームみたいなのが流行って、それを変えたのがキングとかスーパーセルで。
あー、なるほど。
アプリ内課金って最初受け入れられなかったんですよ。やっぱり新しいプレイヤーが入ってきたからこそ出てきて。
それこそ今すごい人気なフリートープレイ、無償で遊べるっていう概念も、もともとアジアの変な企業たちがやってることだっていう概念が強くて、アメリカとかだとすごいリジェクトされてて。
えー、それ面白いですね。
例えばライオットってリーグオブレジェントを作った会社じゃないですか。
リーグオブレジェントを最初ローンチするときに、実は社内ですごい揉めてていて、フリートープレイで出すかどうかっていうのを。
で、いわゆるコアなゲーマーはバーチャルグッズを買わないと思ってたんですよ、全員。
ただゲームを遊びたいだけだっていう話だと思ってたので、実はライオットってバックアップ欄持ってて、リーグオブレジェントの。
誰も買わなかったときのために。
いわゆる無償で出したときに、なんか失敗した場合に有料版を用意したんですよ。
で、それを本当にゲームストップとかリアル店舗で販売するCDとかそういう系のものを用意したんですよ、実は。
1:00:06
なんでライオットのリーグオブレジェントの作った人たちとかのオフィスとか行くと、そのリアルなコピー持ってたりするんですよ。
誰も使ったことがないCDみたいな。
同じようなことを今NFTとかクリプトで、クリプトゲームで見てるのかなと思いますよね。
でもやっぱりこのゲームが、この次にマーケティングのちょっと話をするんですけど、やっぱり根本的に変わっているのが、そのユーザー獲得の仕方が変わってきていて。
昔ですと、やっぱりゲームを買うときにゲーム店舗に行って、そこで20ドルか30ドル払ってCDを買うわけじゃないですか。
それがこのフリーミアモデルに変わって、ゲームが無償でスキンとかアイテムを買ってデマネタリさせるっていうところで、そのおかげでユーザーの獲得コストがすごい下がったんですよね。
今だとユーザー獲得コストがゼロではなくてもうマイナスにいってて、今プレイヤーがお金儲けできる時代になったので。
もうユーザー自ら。
このプレイツアーの概念ってすごい面白いのは、9割のプレイヤーが別のプレイヤーをリファラルしてくるんですよ。
なんで勝手に伸びる仕組みになってて、やっぱり自分がそれで儲かっていてオーナーシップの概念があるからこそ他の人たちを連れていくと思うんですけど、
これってWeb 2.0とすごい違いがあって、われわれオフトピックでもWeb 2.0の会社とかが上場するときにS1が出るじゃないですか。
詳細なデータの。
そこでだいたい財務とかが出るじゃないですか。
その中でほとんどの場合、Web 2.0の会社の場合ですと一番大きなコストってだいたいマーケティングだったりするんですね。
やっぱりVC業界とかでもよく言われてるじゃないですか、その未成長の会社スタートアップもだいたい3割から4割ぐらいの調達額がFacebookとGoogleに行くと。
コウコクに流れると。
コウコクに流れてしまいますと。
それをWeb 3.0の会社と比べると、最近は少しマーケティング使ってる会社もいますけど、ほとんどのクリプト系の会社ってマーケティング、広告一切出してないんですよ。
めちゃくちゃ大きい違いですね、それ。
そうなんですよ。で、ビットコインとかってこれすごい良い例だと思ってて、ビットコインって会社じゃないので。
ただ、1億人以上勝手にビットコイン普及、ツイートとかブログ記事とかで普及してくれる人たちがいるんですよね。
1:03:11
なので、ほんと宗教化していて。で、なぜ宗教化してるかというと、2つ理由があると思っていて。
1つはまずWeb 2.0の上でクリプトって立ち上がったので、なのでTwitterとかDiscordとかYouTubeを使える。
それでより普及させることができるというツールが1つあるというのは結構重要だと思っていて。
で、もう1つはやっぱりオーナーシップを抱えてるから、自分でトークン持ってたり、自分でNFTを抱えてたりすると、やっぱり他の人が言いたくなる、いわゆるエヴァンジャリスト化しやすくなるっていうところが重要なので。
なので手数量が低くても勝手にどんどんネットワークに引き寄せる人たちが入っているので、それで一応その大きな会社も作れるっていうのが多分Web 3.0の根本の概念かなと思いますね。
コークリエーションというか、いろんなグループが一緒に集まって何か作るっていうのもこのWeb 3.0の新しい概念だと思っていて。
それこそ何かの新しいフェスとかで一社が何か決めるのではなくて、いろんな人が集まってアーティストのラインナップを決めたりとか、そのメディアとかの会社もどういうニュースを取り扱うべきかっていうのも複数人が一緒に決めたりとか。
こういう事例って過去オフトビックでも何回か話してたりしていて、それこそ前話したアメフトチームがファンがコントロールする概念も似たような概念だったり、それこそDream SMPもボトムアップなIP作りだったり。
確かに。
逆にこのエンタメ領域でも似たような概念がどんどん出てきていて、マッドリアリティーズっていうインタラクティブなディーティング番組、いわゆるWeb 3.0版のバチュラーみたいな形でNFTを、そのマッドリアリティーズのNFTを所有してる人たちが誰がキャストになるかとか、デート中に何が起きるかとかっていうのは全部決められたりとか。
それこそアシトン・クッチャーさんとミラクニスさん、結婚してますけど、その2人もWeb3.0アニメ番組、ストーナーキャッツっていうやつなんですけど、それを始めて、ストーナーキャッツのNFTを持ってる人たちが番組を見れて、番組のインプットもできて。
面白いですよね。なんかそのアニメのサイトを見たときに、他の声優の人、クリプトで有名な方がいらっしゃる。
いや、リビーさんも出ましたよね。
いや、なんか、イーサリウムの公安社の人出てましたよね。
1:06:03
あ、ビタリックさんですか。
あ、そうなんですね。
ビタリックさんが出られて。
そうだった。さすが。
すごい声優デビュー。
すごいですよね。
まあでも、これ今まではC向けの話をしてますけど、例えばそのB向けのSaaSサービスとかでも、多分似たような概念っていうのができて、
例えばその初期のメンバーに対して、そのライフタイムアクセスをNFT化するとか。
ああ、もう最初にその、このサービスの最初の100人のユーザーは一生無料ですよ、みたいな。
はい、っていうのを出して、その値段が徐々に上がっていくと、場合によってはそのユーザーがそのNFTを他の人に販売したりとか。
ああ、なるほど。
はい、そういうのもできるようになりますと。
へえ、新しい経済ですね。
そうなんですよ、別にこれはC向けの話とかゲームだけではなくて、全然Bでも多分適応できて、多分今後そういうのが出てくるんですけど、
なんで最後にWeb3が今後どうなるかっていう話だと思っていて。
気になります。
で、やっぱりそのサイクルっていうのがWeb3、特にブロックチェーン業界とかだと、もう一時期すごい下がったりとかすごい上がったりとかするタイミングがあって、
今年すごい上がったんですけど、ただその上がり下がりって二つの軸で考えるべきで、一つはその金融商品としての上がり下がりと、もう一つはプロダクトとしての上がり下がり。
で、正直2018年とか2019年か、2019年が最後のめちゃくちゃ下がった時期なんですよ。2018年すごい盛り上がって、ICOとかそういうのがいろいろあって、それですごい下がったんですけど、その時に両方下がったんですよ。
その金融商品として、あとプロダクト、いわゆる新しいアプリとかそういうのが全然出てこなかったんですよ。で、そういう状況になると全然成長しなくて、ただ今回は多分来年とかおそらく金融商品として下がる時期は来ると思うんですよ。
正直NFTがこれだけ高い値段になるっていうのは正直ありえないと思ってるので、ただ個人的にこの領域すごいポジティブに見てる理由ってプロダクト側が多分どんどん上がっていくんですよ。
エピックの人のゲームがリリースだったら、それプレイしますよね。
そうですよね。どんどんやっぱり本当に毎日新しいプロジェクトが出てるレベルなので、だからこそこの領域にすごい個人的に面白いと思ってますし、正直これほど面白いテクノロジーってなかなか見つからないと思っていて。
1:09:15
やっぱりそのブロックチェーンっていうもの自体が、ただの投資アセットっていうよりはコンピューターであり、コミュニティであり、ネットワークであり、エコノミックスでもあり、ゲームセオリーでもあり、それをNFTとして見るとそれを今まで話したそのコミュニティとかネットワークとかエコノミックスとかゲームセオリーだけではなくてカルチャーとメディアとゲームが入ってきたりとか。
それをDeFiとかに落とし込むと、それプラスファイナンスがあるっていうところで、インターネットなんでもWeb3化される世界っていうのがあり得るので。
なので、それこそカルチャー、テクノロジーだけではなくてちゃんとカルチャーとかそういうものを組み合わせたものがあるからこそ、やっぱりオフトビッグとしても取り扱うべきだなと思いましたし。
なので、やっぱり今までアンドリューセンとかマークさんも言ってた、ソフトウェアが世界を食べているっていう話も同じように多分クリプトが起こすことで、新しい業界、特にWeb2.0の今までの会社たちを潰す勢いで来るようになっていて、逆にそこに対しての危機感を感じないと多分いけないと思ってますし。
今ですと、いろんなVCが、アメリカのVCってクリプトファンドを作ってるじゃないですか。でも、これって場合によって5年後ですと、クリプトファンドって呼ばれない時期が来ると思っていて、ただのファンドになると思うんですよ。
で、これって20年前、僕もこれ知らなかったんですけど、20年前とかでインターネットファンドっていうものがあったらしいんですよ。
かわいいですね、なんか。
インターネットファンド。
インターネットがまだ始まったので、インターネットなんかよくわかんないインターネット企業に投資する専用ファンドって作ってたらしいんですよ。でも、もちろんそれってもう効かないじゃないですか。全部ファンドになったので。
多分同じように、クリプトがどの要素でも入ってくると思うので、クリプトファンドではなくて、ただのファンドになるっていう時代は来ると思います。
クリプトファンドとかあったなーみたいな、そういう時代になるかもしれないっていう、確かに。
だと思ってます。
なんで、これだけちょっとWeb3の話をしましたけど、ちょっとどうしてもこの前回と今回の話を年内にしたかったっていうのは、はい、ありましたね。
いやー、Web3。ちょっと日本とアメリカの盛り上がりの差はちょっと感じますよね、確かに。
1:12:05
そうですね。やっぱり感じますよね。
なんかアメリカは、やっぱインターネットがアメリカでめちゃくちゃ勢いを伸ばしてきたっていう背景もあると思いますし、なんかオーナーシップを持つっていうことに対して、割となんていうか。
そこを結構重要視する人たちがいますよね。
そこのパルチありますよね。
うん。やっぱりそこは福山さんが言うように、結構大きな差はあると思います。
あとやっぱクリエイターの力がアメリカの方が強いというか、なんだろう、その音楽、エンターネットの業界でもそうですし、デジタルクリエイターの中でも、やっぱりクリエイターの力が強いっていうのは、日本との差もあるなっていうのはちょっと思いますね。
ただやっぱりWeb3のいいところは、今始めると正直まだ全然間に合うタイミングで、逆に今までWeb2.0との差って、Web2.0ってアメリカで結構始まっちゃって、当時はiPhoneが普及されてなかったので、世の中に。だから全員が入り込むチャンスがなかったんですよね。
ということは、アメリカ人が基本的に会社を立ち上げて、大企業になるしかなかったんですよ。それが今だと誰でもWeb3企業を始められて、グローバルで戦える、特にWeb3だからこそグローバルで戦えると思うので。
なので逆に今多分次のFacebookとか大企業っていうのは、もちろんアメリカで作ろうとしてる人たちもいっぱいいますけど、同時にインドとか同時にアフリカとか、世界中で作れるチャンスがあって、これほどまだ全然誰が勝者かっていうのは決まってないタイミングだからこそ、今入るのが一番のチャンスなんですよ。
ミレイ ちょっとモチベをあげてくれますね、みなさん。
だからこそ日本でもそういう会社がもっと出てくるべきで、逆にこの2、3年待ってしまうと、もう遅いかもしれないんですよ。逆に今回はアメリカだけがリードするわけではなくて、世界中が入ってくるので。
ミレイ 熱い、これは。
そこにどうしてもいろんな企業家が入るべきだと思いますし、Web2.0の会社に関してはどういうふうに影響されるかっていうのはめちゃくちゃ考えるべきだと思います。
ミレイ 次のザッカーバーグが効いていることは、本当チャンスはいっぱいあるなって、誰も勝っていない、確かにそれは思いますね。
1:15:04
特にクリプトゲームとかの領域とかは特にそうですよね、日本が強いので。
ミレイ ゲームは確かに。ということで、今回はこんなところで。今回も聞いていただきありがとうございました。
オフトピックではYouTubeやニスレターでも配信していますので、気になった方はオフトピックJPのフォローお願いします。今回の収録はYouTubeでも聞くことができます。
またSpotifyで10分で分かる最新テクニス、解説、バイツも更新しているので、ぜひチェックしてみてください。
それではまた次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
01:15:37

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