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  2. #92 今大学に行くべきか?アメ..
2021-12-02 59:32

#92 今大学に行くべきか?アメリカの教育システムと課題

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こんにちは!今週は、 アメリカの大学に行きたい学生の方は少し参考になるトピックかもしれません。もし、大学ビジネスに興味がある方はぴったりです!

 ◎今週のトピック

 教育もターニングポイントの時期 / 大学をサービスバンドルとしてみたら提供いしているもの / 大学基金のビジネス / Consciousness(誠実性)/ 卒業が大事 / 今大学に行くべきか? / 文系を選ぶなら / 大学の提供するバリュー / アメリカの大学高すぎワロ… / なぜ高い学生ローンを払い続けなければいけないのか / アメリカの大学に行きたい人が多いのに / 新しい大学ができない理由? / 年々上がってる学費 / ヘルスケア・不動産・大学 / ZOOM授業の登場… / オンラインラーニングがどう変わるか? / 認定をブロックチェーン化

 ◎関連リンク

 University Endowments Mint Billions in Golden Era of Venture Capital 

https://www.wsj.com/articles/university-endowments-mint-billions-in-golden-era-of-venture-capital-11632907802 

Yale Taps Matthew Mendelsohn to Succeed Endowment Chief David Swensen 

https://www.wsj.com/articles/yale-taps-matthew-mendelsohn-to-succeed-endowment-chief-david-swensen-11629822889

See the Average College Tuition in 2021-2022 

https://www.usnews.com/education/best-colleges/paying-for-college/articles/paying-for-college-infographic 

The U.S. has a record-breaking $1.73 trillion in student debt—borrowers from these states owe the most on average

https://www.cnbc.com/2021/09/09/america-has-1point73-trillion-in-student-debtborrowers-from-these-states-owe-the-most.html 

Price changes in consumer goods and services in the USA 

https://ourworldindata.org/grapher/price-changes-in-consumer-goods-and-services-in-the-usa-1997-2017?country=~USA 

The Tim Ferriss Show - Balaji Srinivasan 

https://tim.blog/2021/03/24/balaji-srinivasan/ 

In Online Ed, Content Is No Longer King—Cohorts Are 

https://future.a16z.com/cohort-based-courses/ 

Wes Kao Twitter Thread 

https://twitter.com/wes_kao/status/1446852991139684353?s=21 

追記

新しい学校が生まれないという話をしましたが、約半年前にMinerva UniversityがWASCから独立大学の認可を得ているそうです。創設企業は Benchmark, ByteDanceなどから約$140Mを調達。教えていただきありがとうございます。Thank you Haruna.K (@haru_ktym) ! 

在校生の視点から語る、教育ビジネスの文脈におけるミネルバ大学 – Haruna Katayama

https://harunakatayama.com/2019/09/01/minerva-in-a-business-context/


【Spotifyオリジナルで新番組がスタート!】 

bytes by Off Topic http://spoti.fi/bytesPodcast 

◎ひとこと by Miki Kusano 

アメリカの大学生活憧れます。

 ◎記事も書いています  

https://offtopicjp.substack.com/ 

\ Youtube / 

https://www.youtube.com/c/offtopicjp

 ◎Twitter 

Off Topic https://twitter.com/OffTopicJP 

Miki Kusano https://twitter.com/mikikusano 

Tetsuro Miyatake https://twitter.com/tmiyatake1

00:06
みなさん、こんにちは。草の幹です。 宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報をゆるく深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、アメリカの大学と教育システムの課題を話していきたいと思います。
はい、ということで、今回は教育、大学とかの話っていうことで、
これは、どういうきっかけでこれをやろうと、なんかその、突然、なんか面白い、すごい興味がある分野なんですけど。
そうですね。まあ、そもそも僕自身もアメリカの教育制度で育った人なので、そこに昔から興味があったっていうのはあるんですけど、
過去数ヶ月間に渡って、Off Topicでは、いろんなテクノロジーが今、分岐点にあるっていう話をしてたと思うんですよね。
それこそ、合成バイオもそうですし、Web3もそうですし、いろんな分野が、これからターニングポイントだっていう話をしている中で、
実は教育の、教育かけるテクノロジーもその段階に入り始めたのかなと思っていて。
で、特にコロナとかがすごい影響してるんですけど、本当にその根本からシステマチックに考え直すっていうタイミングっていうところで、
で、結構ここら辺のテクノロジーとかって、やっぱり政府関連、政府が絡みがあるところとかも多かったりするんですけど、
政府が絡みあるシステムで、多分教育システムほどないんですよね、意外とアメリカって。
なんで今回そこの、意外と多分あまり知られてないアメリカの大学ビジネスの話とか、そこの裏方の話をちょっとして、
で、それがどういう可能性を生んでるか。今最近だと新しい教育系のスタートアップが入ってきてるので、
そこが結構今後変わってくるんじゃないかっていうところをしたいなと思っています。
まず最初に言った通り、僕自身もアメリカの教育制度を受けているので、アメリカの大学に、
アメリカの高校と大学に行かせてもらっているので、それはそれでいろいろラッキーだったっていうところはあるんですけど、
その中でいろんな課題がありますと、まず大学とは何を提供しているかっていう話から始めたくて、
ほとんどの方はやっぱり大学って教育だけじゃない、そこで学ぶことだけではなくて、体験がちゃんと紐づいてるっていうところだと思うので、
03:01
大学をサービスバンドルとして見ると何が提供されているかっていうと、まずは多少なりの教育とかスキルのトレーニングっていうのがありますと、
2つ目はネットワーキング、いわゆる4年間のSNSみたいなところですよね。
コミュニティが。
そうですね、コミュニティが存在して。
3つ目がリアル版のTinderですよね、出会い系サービスも含まれていたりとか、あとスポーツとかそういう系も含まれていたりとか、
あまり学生がそこまで関わりはないんですけど、大学基金っていうものがあって、それがいわゆるヘッジファンドですね。
いわゆる大学が基金を使って投資とかをして、それでお金儲けをしているっていう、本当にヘッジファンドと似たような概念なんですけど、
日本ですと、たぶん国立大学で1位なのが東京大学で、たぶん150億円ぐらいのファンド運用をしていて、
私立だと慶応が700億円以上を抱えているので、結構大学のファンドランキングみたいなのって日本でもあると思うんですけど、パフォーマンスのランキングとかが出ているんですけど、
アメリカだとすごいビジネスになっていて、まずハーバード大学、アメリカでもトップの大学で一番大学基金を持っているところなんですけど、
そこの基金額が50ビリオンを超えたんですよね。
すごいですね。
やばいんですよね。
簡単に言うと、大学基金の5%以下の額がハーバード大学を運営するためのコストなので、かなりの額を持っていて、
どういうところに投資しているかというと、いろんなところに投資しているんですけど、その一部がVCファンドとか、
それこそスタートアップに直接投資する、まさにLP出資とスタートアップに出資する、それ以外にもいっぱい投資しているんですけど、
例えばですけど、セコイヤ、名本のセコイヤとか見ますと、2014年に公開した資料とかだと、
LPに7校か8校ぐらいの大学が入っていて、それこそイエール大学とかも最初にベンチャー出資したのって1976年で、
ほぼ50年前で、今だと31ビリオンぐらいの大学基金を持っているんですけど、
イエール大学のテック業界の投資先を見ると、AirbnbとかUberとかFacebook、Twitter、Pinterest、Snatcher、LinkedInとかJD.comとか、
なので、LinkedInとかも2、3億出資して80億以上儲かっているので、
06:03
そうですね、やっぱりイエール大学とハーバード大学って、卒業生もいっぱいテック企業を始めたりしているので、
そういうのもあると思うんですけど、それ以外にもイエール大学って、アンドリューシェンとかベンチマークとかクレイロックとかも投資しているので、
大学としてはヘッジファンド機能みたいなのがあるのと、あと最後にかなり重要なのが、いわゆる資格になるっていうか、
その大学卒業したっていうブランド、認定みたいなものですよね、っていう役割を果たしていますと。
結構、企業側から見ると、資格っていう形で大学って見ていて、
いわゆる会社が大学生を採用するときに、大学自体を1個のテストとして見ているっていうのが重要で、
いわゆる特定の人材を企業が求めているので、大学から引っ張るっていう、大学から採用するっていうことだと思っていて、
それこそアメリカだと20年から50年くらい前に、企業側がすごい性格診断とかを出してたんですよね。
なんで、昔HPとかに応募すると、IQのテストと、あとそのノウハウのテストと、性格診断とか、いくつかテストを受けないといけなくて、
何を企業が探してたかというと、1個の単語があるんですけど、Consciousnessっていう単語で、
これがたぶん日本語だと、一番いい翻訳が何かちょっと僕もわかんないですけど、誠実性とか。
なるほど。
具体的にこのConsciousnessって何かというと、主に2つ要素が入っていて、
1つは自発的に動けるかっていうところと、あとは細かいところに注意できるかと。
なるほど。気が使えるか。
気が使えるかとか、そこが主に2つ求めていた要素なんですけど、
アメリカでいろいろそういうテストを企業側がするのがNGになってしまって、
社会的にちょっとそれが、こういう特定の性格しかとってないんですかみたいな話とか、
そういういろいろ批判の声が出てしまうっていうのもあって、結局それをアウトソースしないといけなかったと。
09:06
アウトソースっていうのは?
そのテストを。
どこにアウトソースしたかっていうと、大学にアウトソースしたんですよね。
なので、アメリカの大学に入る際に、SATもしくはACTとか、いくつかスタンダード化されたテストがあるんですよね。
それで、ベースのIQがわかるじゃないですか。
もう1つの大学のテストって、卒業できるかっていうテストなんですよね。
なるほど。卒業試験みたいな。
いや、卒業試験とかではなくて、本当に卒業できるかどうかっていうだけ。
そこが、いわゆる4年生の大学を卒業すると、おそらくいろんなタスクをクリアしないといけなかったので、
ある程度、自発性とか、細かいところに注意するとか、そういうのが満たされてるんじゃないかっていう仮説なんですよね。
なので、結局、大学で学んだことより卒業するっていうことが大事で。
これってどうやってわかるかというと、単純に給料を見るとわかる話で、
例えばですけど、アメリカの大学って年2つに分かれるんですけど、ファーストセメスターとセカンドセメスターで分かれるんですけど、
例えば大学が8分の7、ほぼ最後まで大学に通っていて、ただその後ドロップアウトしましたと。
人が理論上ですよ。理論上7分の8の大学をコンプリートしていれば、
ドロップアウトした後の給料も、普通の大学生と比べて7分の8ぐらいになるべきじゃないですか。
もし卒業証書が意味を果たしてなくて、大学で学んだスキルが同じであれば、それが評価軸であれば。
ただ、実体そうなってないので。
何で中退したかはちょっと…
何で中退したかはちょっと…
学んだ時間で換算すると確かにそうです。
でも結果として7分の8の給料じゃなくて、だいたい50%ぐらいなんですよ。
なので結果として、やっぱりその卒業してるしてないっていうのがでかいですと。
じゃあそれを知った上で、僕もたまに聞かれることがあるんですけど、
それこそオフトピック聞いてくれてる大学生とか色々いるので、大学に行くべきですかと。
行くべきですか?
一応結論から話すと、アメリカにいる場合ですよ。
12:02
僕日本のデータがわかんないので、アメリカにちょっと限って話すんですけど、
アメリカに住んでいて、アメリカの大学に行って、アメリカの仕事、就職をしたいのであれば、
基本的にはアメリカの大学に行くべきですと。
もちろんアメリカの企業側も最近よく、4年生の大学卒業してないと採用しないみたいな。
バチェラーズデグリーという4年生の大学を卒業する条件っていうのがどんどん増えているっていうところもあったり。
この大学に行くべきっていうことって、実はいくつか細かい要素が入っていて。
まず、入るのであれば卒業しましょうと。
途中で努力を結ぶのはコスパが合わないですね。
これから僕が話す話はどちらかというと金銭的な話ではあるので、よりこれで幸せになるかっていうのは正直わかんないですと。
そのデータがそこまでないので。
金銭的な話で見ると、まず大学に行って卒業しましょうと。
シリコンバレーですと、やっぱりどうしても大学のドロップアウトが好まれるみたいな。
そういう人たちがすごいみたいな話ってちょこちょこ出るじゃないですか。
それこそマーク・ザッカーバーグもそうですし、スティーブ・ジョブズとかビル・ゲイツとかもそうですけど。
全員がマークなのかビル・ゲイツなのかスティーブ・ジョブズかというと、そうではないので。
なので、一般的に考えると行くべきですと。
行って卒業するっていうのがまず一つ目の要素なんですけど。
二つ目が、実はどこの大学に行くっていう話もそうですし、あとはどの専攻を選ぶかによってだいぶ差が、だいぶ違いますと。
だいたい2パターンの学校があって、一つは理系。
エンジニアリングとか数学とか、そういう系の大学があるんですけど。
そこで面白いのって、どの大学に行くっていうのってそこまで関係しないんですよ。
卒業した後の給料を見ると。
意外と理系の場合は、まず大学に行って卒業すれば、別にそれが例えばハーバード大学とかMITとかじゃなくても、基本的に金銭的に見ると、わりと皆さん同じぐらいもらうっていう。
もともとエンジニアの給料がいいっていうことですかね。
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どちらかというと、理系の場合ってブランドがそこまで関係しないっていうか。
どちらかというと、スキルを学ぶ系が多くなるので、だからこそそこまで変わらないっていうところで。
文系、リベラルアーツとかヒューマニティーズのほうとかですと、めちゃくちゃ変わります。どの大学に行くかによって。
その差が大きすぎて、逆にランキングが低い学校に行ってしまうと、たぶんコスパが合わなくなってしまう。
っていうレベルのほどやっぱり差が開いていて。
いわゆるこの文系の大学に行くっていうところは、ネットワーク作りとか、そういうのを学べるっていう理論でもあると思うんですけど、金銭的に見るとだいぶ差が開きますと。
これがなんで重要、この情報が重要なのかというと、ほとんどの、やっぱり僕も含めてですけど、大学生の子たちとか高校生の子たちとかって、
大学に行くことがどうしても目的になっちゃうケースが多くて、どの大学で何を学ぶかっていうことをなかなか考えづらいっていう。
ここで、いわゆる大学が提供するバリューともらうバリューっていう差が結構生まれると思うんですけど、ここでやっぱりアメリカの大学の学費の話をしないといけなくて。
高いですよね。
高いんですよ。
やっぱり日本からアメリカの大学に行きたいっていう人って結構いると思うんですけど。
語学っていう壁を乗り越えたとしても、学費っていう。
日本の私立とかもめちゃくちゃ高いですけど、それには比にならないぐらい高いですよね。
そうなんですよ。
だいたい3パターンの学費があって、アメリカだとすると。
まず私立。私立の学費の平均が38K。
これ1年です。
4年生の大学なんで×4なんですけど、これってでも学費だけなんですよ。
そこで例えば寮に住むとか、周りの地域に住むとか、そういうのコスト全部考えると50K以上になるんですよ。
1年で。
×4なので2千万円かかりますと。
18:00
高いですね。
高いですよね。なかなか2千万円って出せない学なんで、高いですと。
あとは公立。公立って実は学費って2パターンに分かれていて、
まずその州に住んでる人と住んでない人で大幅に変わるんですよ。
州に住んでいればすごい安くなるっていう。ローカルなんでっていう。
へー。
っていう制度にだいたいなっていて。
なので平均的に見ると、国立で州に住んでる人ですと10Kなんですよ。学費が。
じゃあ受験っていうか受ける直前に引っ越すのはダメなんですか?
それも一応オッケーなはずです。多分。
でも学校もありますしね。他の。アメリカって受験シーズンみたいなのないですもんね。
受験シーズンみたいなのはありますね。
大学の3年生ぐらいから大学を見に行って、試験とか受け始めて。
で、学校によってその試験の制度とかも変わったりするので、あとタイミングとか。
そこら辺のいろいろ条件はあるんですけど、なんとなくなシーズンはありますと。
へー。
結論からすると、だいたい学費プラス住むコストとかそういうのを考えると、だいたい20Kから50Kぐらいかかるんですよ。平均的に。
いやー、高いですね。
高いです。で、例えばハーバード大学とか見ると、学費が50Kなんですよね。
なので、実際そこのエリアに住んだりとかそういうのをいろいろ考えると、最終的に70Kぐらいになるって言われていて、年間で。
それだけでかけるようになるので、3000万近くですよね。
いやー、大学、アメリカの大学行ってたの本当にすごいですね、宮武さん。
いやいや、僕がすごいって言うと、親がすごいです。
いやー、ありがたいですね。すごいですね。
いやー、ありがたいです。なんで、親になんも言えないです。
いやー、なるほど。それ考えると、余計行くべきなのか。なんでか、今みたいにコミュニティがいっぱいあるじゃないですか、SNSとか優秀な人が。
それこそエンジニアの人とかだけじゃなくて、もっとスキルセット持ったって、なんか人がいっぱいいるから、行く意味あるのかなみたいなのはちょっと考えちゃいますよね。
そうなりますよね。2、3000万かかるのであれば。そうなんですよ。
会社作って。
そうなんですよ。会社作って、なんか自分で事業やった方が別にいいんじゃないかっていう話、絶対になりますし。
その中で一応、特にアメリカに住んでる子たちに関して、やっぱり値段がどんどん上がってるので、それを補うための制度が学生ローン。
21:10
学生ローンって言うんですかね。
奨学金とかってことですかね。
奨学金、いや、ローンを組めるんですよ、学生が。
学生ローンっていう形で今後話すので、家族がそこまで収入持ってなかった場合に、でもどうしても大学に行きたいと。
その大学が一部もしくは全学免除してくれる代わりに、その分の借り入れが学生が補うので、よくあるパターンは大学の在学中にキャンパス内でちょっと仕事をして、
その後に卒業して就職した後に、就職した収入の一部を毎月返してるっていう、本当に借り入れ。
学生ローンですね。
そうですね、学生ローンですよね。
ちなみに、どれくらいの人がどれくらいの学生ローンをアメリカで抱えてると思います?
でも、大学に行ってる80%、90%くらいじゃないですか。
一応、数字で言うと、今、学生ローンを抱えてるアメリカ人は、4400万人。
で、額で言うと、1.7トリリオンなんですよ。
200兆円弱の借り入れを抱えてるんですよ、アメリカ人って。
学校に、大学に行っただけで。
これって、2011年の学生ローンの合計額って、900ビリオンだったんですよ。
なんで、過去10年間で、約倍ぐらいになってますと。
で、この学生ローンって色々特殊でして、事故破産ってあるじゃないですか。
事故破産しても、学生ローンって払い続けないといけないんですよ。
日本とはどういうのですかね。
日本だと分かんないですね、どういう制度になってるか。
どうやってここまで来たかっていう話で、これだけ学費が上がっていて、これだけ学生ローンが溜まっていて、なんでこうなってるのかっていう話が重要だと思っているんですけど。
これって実は結構アメリカ政府のせいなんですよ。
アメリカ政府がこの教育システムの市場を結構コントロールしていて、その影響で色々こういう状況になってるんですけど、
一旦、義務教育の幼稚園から高校生のところも、そこもアメリカ政府が基本的にパブリックの学校は全部運営してるので、
24:10
それは一回置いて、大学の市場を見ると、大学は全部政府がコントロールしてるわけじゃないんですけど、ほぼコントロールしていて、
いわゆる過剰市場みたいな状況になっていて、複数のプレイヤーが、少数のプレイヤーが存在するっていうところで。
なぜ市場がこんなに変になってるか、学費がこんなに上がっているかっていうと、単純にサプライト・デマンドがアンバランスになってるっていう話なんですよね。
アメリカってだいたい4、5千ぐらいの大学があるんですよ。
これって実は結構少なくて、
少ないっていうのは、いわゆるめちゃくちゃアメリカに行きたい、アメリカの大学に入りたいっていう需要があるのに、
それと比較すると少ないっていう。
グローバルで見たときってことですか。
結構やっぱり中国の方とかインドの方とか日本の方もそうですけど、アメリカの大学に行きたいっていう思いってやっぱあるじゃないですか。
で、もちろんアメリカでも多くの学生は大学に行きたいっていうので、そこの需要とアメリカの大学の数のっていうすごいアンバランスになっていて。
で、面白いのって、新しいアメリカの大学ってなかなかできないんですよ。
で、僕がいろいろ調べたんですけど、最後に出たやつってだいたい2015年から2018年ぐらいにちょこちょこ出てるんですけど、
でもそこもいわゆる既存あった大学のスピンオフみたいな形とか。
で、いわゆるフルスクラッチゼロから作られた新しい大学って、最後いつできたのかっていろいろ調べた中で、
なかなか回答が出てこなかったんですけど、一番最近で見たのが2005年なんですよ。
そういう新しい大学は私立ってことですか?
私立もあれば国立もあるっていう、どっちもあるんですけど、主に私立ですよね。
でも私立ですら2005年なんですよ。
アメリカって新しい教育スタートアップいっぱい生まれてるから、勝手に面白い大学とかできてそうな気もしてました。
いや、ほんとそうで。
なんで、ほとんどここの20年間でできてなくて、
で、これなぜできてないかというと、
アメリカの全体の4,000から5,000ぐらいの大学の7割から8割ぐらいが2000年前に設立されてるんですよ。
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なので、ほとんどここの20年間でできてなくて、
で、これなぜできてないかというと、
それこそアメリカの大学がどうやってお金儲けしてるかって考えると結構理解しやすいんですけど、
まず国立は政府から直接ファンディングもらうので、
そこはそこで補ってますと。
で、私立に関しては大体4パターンでお金儲けをしているっていうところで、
で、これ学費含めないので。
学費って結構小さい部分になったりするので。
で、どこで補っているかというと、
まず学生ローンの補助金を政府からもらうんですよ。
で、そこの学校自体が学生ローンの提供者になると絶対キャッシュフロー的に回らないので、
なのでアメリカ政府が提供してくれますと。
逆に言うと、政府って限られたお金のプールしかないので、
そこにどんどん新しい大学が入ってくると、
みんなそこのお金が減ってしまいますと。
そうすると新しい大学が欲しくないってなるんですよね。
他の大学からすると。
なるほど。
っていうのが一つありますと。
で、次にいろんな大学って研究施設みたいなのを持ってたりするんですけど、
そこもアメリカ政府からファンディングもらうんですよ。
ファンディングもらうんですよ。
スタンフォードとか結構そういうのをやってるんですけど、
教えながら政府のためにリサーチをしますと。
で、それも結局アメリカ政府からお金もらってるので、
そこも他の競合を入ってもらいたくないっていうところと、
あとは実は2つ、
税排除制度を活用してて、
実は大学ってオペレーションレベルでNPO化できるんですよ。
大学運営するための学生が学費払ってそこの授業とか受けるっていう、
そこのオペレーション自体をNPO化できて、
アメリカですと、日本だとわかんないですけど、
そうすると税金払わなくていいですと。
あー。
で、その分利益が上がるので。
大学の職員みたいな人たちが。
職員とか運営部隊をNPO化できるみたいな。
30:05
すごいですね。
それだけだったらまだいいんですよ。
ただ実はもう一つの大きなものをNPO化できて、
それが大学基金のファンドをNPO化できるんですよ。
へー。
そうするとキャピタルゲインの税金払わなくていいんですよ。
えー。
おかしくないですか。
おかしいです。
すごいですね、それ。
じゃあ、大学作ったほうが逆によくないですか。
そうなんです。大学作ったほうがいいんですけど、作れないっていう。
だからそこの制度を他の人たちに入るのが嫌がるんですよね、他の既存のところが。
だからそういうところとかで新しい大学が増えなくて。
で、逆にこの大学基金で、イエール大学が30ビリオンで、ハーバードが50ビリオンと考えると、
その2校の大学基金って、いわゆる世界のトップ2、30ぐらいのヘッジファンドに入るんですよ。
うーん。
運営資金を見ると。
すごい。
なんで、これだけいいビジネスを運営してるのに、税金が取られないっていう。
へー。
なかなかすごいことなので。
なんで、結局なぜ学費が上がってるかっていう話に戻ると、単純にエコノミクスの話で、
デマンドとサプライがある中で、ほとんどのテクノロジーとか、例えばテレビとか見ても、
競合が増えると、やっぱり値段が下がると。
サプライ側が増えると、同時にちゃんと動くっていう、デマンド側も動くっていう話で。
で、大学を見るとサプライがどうしても上がりにくい状況にあって、
ただ、同時にどんどんいろんな方が、特に今だと世界中、コロナで一旦そこ変わりましたけど、
世界中からアメリカの大学に行きたい人が増えてますと。
じゃあ、デマンドが上がってサプライが上がらなかったらどうなるかっていうと、値段が上がりますと。
わー。
っていう、わりとシンプルな話でして。
シンプル、そうですね。
今ですと、4年間行くと2、3000万ぐらいかかるっていう話をしたじゃないですか。
はい。
このまま行くと、どこかのタイミングで、変わる可能性もありますけど、変わらなければ、大学4年間行くのに1億かかりますと。
えー。
いやー、行かない方がいいです。
そうですね。今現在だと、金銭的に考えると行くべきなんですけど、
そこも結局どの大学とかどの専攻をやればかによってですけど、1億の場合は正直わかんないです。
33:06
1億はやばいですね。何でもできそうで。
まあ、そもそも払えないですからね、ほとんどの人が。
国内ですとやっぱ、学生ローンとかそういう話になっちゃうんですけど、
ただ正直この制度が今のところ変わらなそうなんですよ。
このシステム自体が。なので、その下がる要素もフラットになる要素もなくて、ただただ上がる要素しかなくて。
で、これって最近も結構ミーム化とかされて、ミーム化っていうかなんかTwitterとかでいろいろバズってたんですけど、
アメリカのいろんな商品、例えばテレビとか車とかそれ以外のもの、あとサービスとかの過去2、30年ぐらいのどれくらい値段が上がったかっていうパーセンテージのグラフが出てたんですけど、
教育がほぼトップにあってめちゃくちゃ上がっていて、で、ほとんどの商品とか下がってるんですよね、値段が。
全体的に見ると。
車とか。
車とか。
テレビとか。
パソコンとかそういう。
パソコンとか。
で、上がってるものって、一番上がってるものが3つあって、それが教育とヘルスケアと、あとハウジング、賃貸とかそういう。
不動産とか。
はい、不動産とかなんですよ。
で、この3つの共通点って何かっていうと、政府が関わってるものなんですよ。
アメリカ政府が。
これってでもすごい面白くて、例えばその不動産とか見ると、実は大学と全く同じシステムになってて、
一番アメリカで住みたい場所って大体、サンフラシスコとかニューヨークとかオースティンとか、需要があるところほど、そこのローカルの自治体ってすごい強いんですよね。
彼らって何を大体、どういう制度とかどういう作戦を持ってるかというと、新しい家を作りたくないんですよ。
どうしてですか。
やっぱり、地元愛なのかわからないんですけど、サンフラシスコとか特にそうなんですけど、やっぱり外からあんまり人が入ってほしくないとか、
やっぱりそういう思いがあるのかちょっとわかんないんですけど、実はすごいサプライ側を制限していて、
例えば、サンフラシスコって大体今100万人ぐらいの人口なんですよ。
年間の予算が大体13ビリオンぐらいあって、それはすごいんですけど、めちゃくちゃな予算なんですけど、100万人に対して考えてたね。
36:09
新しい住戸、新しい家を何件承認してるかというと、6000件しか承認してないんですよ、毎年。
承認してないんですよ、毎年。
新しい家建てたら。
建ててOKっていう許可が必要なんですよね。
大体6000件ぐらいしか承認してなくて、それ以上承認してないんですよ。
で、普通に考えると、我々もサンフラシスコとか出張とか、いろんなサンフラシスコの企業とかに投資していった中で、急成長してるスタートアップってすごい採用するじゃないですか。
6000件新しい家って絶対足りないじゃないですか。
そこに住んでる人は出て行くことってあんまないってことか。
出て行く人も多少はいるものの、多分そこまでいないですよね。
そうすると、やっぱり需要が高くて、サプライが制限されて値段が上がりますよねっていう。
なんでこの教育、ヘルスケア、不動産っていう3つのエリアって、じゃあなぜアメリカ政府がこれだけコントロールしようとしてるっていうか、関わりたいのかっていうと、意外と理由がシンプルで、
全体的に中流階級の、中流階級っているじゃないですか。
より成功させるためには、3つの要素が必要で、それがこの3つの要素なんですよ。
不動産と、ヘルスケアと、教育。
特にその労働者階級と比較すると何が違うかっていうと、いい地域でいい家を持っていて、いい学校に子供を行かせて、アメリカの場合ですと保険を持ってるというところなので、
アメリカ経済にとってすごい重要なものを3つアメリカ政府が関わろうとしていて、
ただ関わってるんですけど、めちゃくちゃ今値段が上がってますと。
っていう中で、コロナが来たんですよね。
もう大学オンライン、本当に分からなくなってきますよね。
そうなんですよ。ここがすごい重要な分岐点で、
コロナに入って、アメリカで多分、草野さんも見たことあると思うんですけど、あるmemeがすごいバズっていて、
39:09
いろんな動画配信サービスを比較するやつで、見たことありますよね。
ネットフリックスが年間108ドル、スポティファイが年間120ドル、フールーが年間72ドル、ハーバード大学が年間500万円みたいな。
今までズーム化しちゃったので。
ちょっとそれ見ると、痺れますよね。大学行くイメージ。
すごいですよね。
ズームっていうところで、ほとんどの大学にとっては結構きつい、ここ2年間だったんですけど、
逆に言うと、本当の大学のバリューを見せるタイミングでもあって、
特に教育、学ぶことが本当のバリューであれば、
動画で配信しても同じなはずなんですけど、でも明らかに違くて。
そういう意味では、いろんな課題がありましたし、ほとんどのアメリカの大学って1年間、2年間売り上げなしで生きていけないので、
どれくらいが生き残るかっていうのがすごい重要になってきますし、
逆に国内の学生って、アメリカの大学にとってはどちらかというと赤字なんですよ。
やっぱりフルフル学費払ってくれないので、学生ローンとか組むと、政府からその分もらうんですけど、
ただ学生からはそこまでもらえないので、
アメリカの大学にとってどの学生のほうが価値があるかって言われると、海外の学生なんですよね。
学生ローン組めないので。
あ、そっか、ちゃんと。
基本的にフルフル払ってくれるんですよね。
キャッシュフルー的には。
キャッシュフルー的には、そう。
確かにそっちのほうが優先して分に行ったほうが、
そうなんですよ。
安心感ありますね。
コロナで入れないじゃないですか、そもそも。
確かに、海外の大学でオンラインで、もういいって悩みますね。
そうなんですよ。大学にとってすごいきつくて、このコロナっていうのは、海外の生徒がいなくて、
あとスポーツってすごいビジネスだったりするので、
キャンパスもないので、そこのいい満足度が下がって、
全体的に結構きつくて、
なので、この大学4年卒業した後の大学証書をもらうと思うんですけど、
その価値ってどれくらいあるの?っていう話になっていて。
これっていろんなところで、そもそも一番最初に大学がテストだっていう話をしたじゃないですか。
42:01
IQテストだったり、性格診断のテストだったりするっていう話が、
そもそもその概念もいろいろ変わってきたりしてますし、
そのSATとか大学に入るための試験が、どんどんそれを受けなくてもいいっていう形になってたり。
で、逆に起業家から考えると、今コロナ明けでいろいろ変わり始めましたけど、
4年間ただZoomで授業を受けた人って、本当にそのConsciousnessっていうものを持ってるのかっていう話で。
いや、学生は本当にかわいそうですよね。
そうなんですよ。本当に難しいですし、あとどの学生もテックサビになってるので、
多分今後、もうすでにやってる学生もいるかもしれないですけど、
GPT-3を使ってエッセイを書くとか、大学に入るためのエッセイを書かないといけないんですけど、
そういうのをGPT-3で書いてもらったりとか、そういうのも多分どんどん増えてくると思うんですよ。
なので、アメリカ大学の意味って、企業側からすると何の意味があるのっていう話になってくると思っていて。
なので、この根本的に考え直さないといけないっていうところで、
実はこの大学のフォーマットっていつ作られたかっていうと、800年前に作られてるんですよね。
で、比較すると印刷機が作られた前とかなんですよ、アメリカで。
それを考えると、まあ変わってないのはおかしいっていう。
なので、Googleとかも最近だと大学卒業してなくてもGoogleに応募できたりとか。
あと、Google自身が自社の認定プログラムみたいなの出してて、
Googleって毎年数学のコンペとかやってるんですよ。
あとコーディングのコンペとかやってて。
それを行ってやると、なんか認定がもらえるとか、そういうオプションがあったりとか。
あと、ラムダスクールっていうスタートアップとかも、いわゆるローンを組まずにコンピューターサイエンスの教育を受けられるみたいな。
ISAモデルみたいなのを入れたりしていて。
なので、結局このオンラインラーニングがどう変わるかっていう話だと思うんですけど。
今だとやっぱりコミュニティ感がなかったりとか、エンゲージメント低かったりとか。
そのコーセラーとかそういう教育系のスタートアップって出ましたけど、結局そのコンプリッション、ちゃんとその一つのコースを完了させる割合が3%から6%ぐらいなんですよね。
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なので、このコンテンツを提供するだけの時代っていうのがそこから変わってきていて。
逆に今だとYouTubeとかTikTokとかニュースレターとかで学べるじゃないですか。
なので逆に次に何が出てるかというと、アクセラレーターとかインキュベーターとか、ローコストな授業とかそういうのが出てきているんですけど。
そこでいくつか会社を出すとすると、MAVENっていうコホートベースの授業があったりとか。
あとはオンデック、いわゆる彼らは次世代スタンフォードになりたいみたいな話を言ってますけど、デジタルネイティブな教育プラットフォームを作っていて。
いろんな小さいコミュニティを作っていて、それが一つ大きなコミュニティに入っているっていう。
そのコミュニティの考え方がすごい上手い会社で。
その中で他の人とオンライン上なんですけど、出会うっていうきっかけ作りをいろいろ作ってたりとか。
結構そのプロ、立ち上げてプログラムが結構関連性があるプログラムとかだったりするので。
例えば、オンデックエンジェルズってエンジェル投資家のプログラムを作っていて、同時にオンデックファウンダーズっていう企業家を育てるプログラムを作って、そこってマッチングできるじゃないですか。
そういう形で、彼らも全部の領域に入ってないので、結構特定の分野でコミュニティがいろいろ連携できるような。
プロフェッショナルなSNSを作ってるっていう考え方ですよね。
やっぱりその採用とか、リンクトインとかもプレイされていくと思うんですけど。
その中でやっぱり気になるのって、草野さんもツイートとかで言ってましたけど、ラダーとか。
面白いですね。
パレットとかだと思うんですけど、ラダーってやっぱちょっと特殊ですよね。
新しいリンクトインみたいな、コミュニティとかコンテンツがベースで、馬っぽいUIで。
エンジニアになりたいとか、デザイナーになりたいとか、マーケターとかっていうことよりもクリプトに興味がありますとか、多様性のある働き方がしたいですとか。
タグでコミュニティを持ってるというか、あんまり職業を惚れになりたいっていうのよりも、いろんな興味・関心軸で仕事を見つけられるというか、人を見つけられるという意味でもそうですけど、面白いですよね。
すごい面白いですよね。そもそもニュースレターから始まってるっていうところからも面白いですけど、
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クリエーションされたジョブボードみたいな概念って、特にVCとかも最近ラダーでいろいろ試してると思うんですけど、
VCの方がそこで投資先のどういう仕事を募集してるのかっていうのを、そこの1個小さいコミュニティを作ったりとかしてますし、そこもすごい面白いと思っていて、
それこそDiscordとかも結構教育コミュニティが強かったりするので、すごい似たようなものだなと思いながら見てたんですけど、
そこのエンゲージメントってすごい高いので、それが1つあるのと、パレットっていうのはラダーのホワイトレーベル版みたいな形だと思うんですけど、
それこそニュースレターライトのレニーさんとかパッキーさんとかが活用してるんですけど、そこのニュースレターコミュニティ向けにジョブボードを作るみたいなサービスがあって。
コミュニティのための?
そうですね。
レニーさんとかですと、PMがいっぱい集まるところなので、会社側からするともう分かりやすいじゃないですか。
優秀な人集まってそうですもんね。
そうなんですよね。
なので、うまくそういう小さいコミュニティ、ニッチなコミュニティですごいアクティブになるっていうのを活用してるのは、このラダーとかパレットかなと思っているのと、
あと、どうしても最近我々Web3系の話をしてるので、最後に教育×Web3って何なのかっていう話をしたいなっていうところで、すみません、毎回こういう展開になっちゃうんですけど。
これ毎回なんですか?
毎回わかんないです。毎回わかんない。今後毎回になるかわかんないですけど。過去、これで3週連続Web3の話になっちゃうんで。
どうなるんですかね。
いろんな分野でブロックチェーン技術って使えると思っていて、それこそアクシーのプレイトゥアーンってあるじゃないですか。
プレイするためにはお金を1回払って。
お金1回払って、で、アクシーのゲームを遊ぶとお金儲け、お金稼げができるっていう概念なんですけど、
それと似たような概念で、Learn to Earn。
学んで、タスクを完了させると何かもらえるっていう。
っていうサービスとかも立ち上がっていて、一社ラビットホールっていうのがあるんですけど、
そのサービスは、実際にクリプトをオンボーディングさせるサービスで、
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そのサービスに登録して、なんかいろんなタスクをやると、そのラビットホールのトークンをもらえるんですよ。
なるほど。
なんかそういう制度とか。
ユーザーはめっちゃいいですね。
そうなんですよ。普通にクリプトを学ぶだけで。
そのプラトーンは何を、みんなで勉強するコミュニティを。
そうですね。そういうの作りたいっていう話で。
そういうサービスとかあったりとか、あとDAOとか最近いろいろ流行ってますけど、
DAOが、いわゆる大学をリプレイスする概念とか。
一つ僕も入りたかったDAOがあったんですけど、最近入れなかったんですけど、
クリプトカルチャー&ソサイティーっていうDAOで。
いわゆるあれって何かというと、ディスカッショングループなんですよね。
そこでディスカッションしている内容が、カルチャーと社会にどういうふうにクリプトが影響するのかっていう話なんですけど。
いわゆる授業形式でやっていて、そこのディスカッションリーダーの人たちの名前を見ると、
リージンさんとか、パッキーさんとか、ギャビーゴールドバーグさんとか、いろいろこのクリプトが。
トップのいつものメンバーですね。
トップのメンバーで。
クリエイター系の。
そこもDAOとしてファンディングを受けて、ファンディングをした人がトークンをもらえて、
そのトークンを活用してディスカッションの内容とかに一部投票できたりとか。
いわゆるミニスタディグループみたいな感じですね。
っていうのがあったりとか。
あと、スキルの認定とか。
いわゆる経歴とか、履歴書のリプレイスっていうのも、
多分ブロックチェーン化されるんじゃないかっていうところで。
正直、すでにこれ一部やってるところがあって、
ITが成績証明書をブロックチェーン化してるんですよ。
でも学歴を本当に証明するものって、確かにブロックチェーン化された方が正しいか正しくないか。
全然正しいと思いますね、それは。
ものですね、確かに。
逆にブロックチェーン化された方が実際にこのスキル学んだのかとか。
完了したらちゃんとトークンをもらえるとか。
そういうのも含めて、自分がこのスキルセットをちゃんと持ってるっていうのが、より履歴書に乗るべきだと思っていて。
54:10
結局、今だとハーバード大学に行くイコールなんとなくのブランドみたいな。
ハーバードってこういう系の人みたいな、なんとなく企業側が感じてくれてると思うんですけど。
結局それだけではなくて、何をやったかっていうのが、
多分今後どんどん小学生から中学生から高校生から大学生になるまでの、
何をやったかがどんどんブロックチェーン化されていって、
いわゆるレコードに残るようになると思うんですよね。
本当?サイドプロジェクトで何かやったのかみたいなのも重要ですよね、今後もっと。
多分めちゃくちゃ重要になってくるので、それこそ何かの難しい問題を解決すれば、
そのバッジをもらえて、そのバッジがNFT化とかブロックチェーン化されていて、
それが自分のウォレットに入るとか。
証明がどう証明されるフローなのかっていうのも、
めちゃくちゃ重要だと思います。
そこがすごい難しいところだと思うので、結局本当に学んだのかっていうのにはならないので。
このゼミとか、ボランティアグループに入ってましたけど、出席したの一回ですよね、みたいな。
そうなんですよ。
そこも結局2つのタイプのバッジを出せて、
1つは出席のバッジと、あとはその中で何をやったかっていうバッジとか。
そこもどこまでやるべきかっていう問題もあると思うんですけど。
そういうのって、出席、友達の力で乗り越えたみたいなのも、
ある意味、その人の力っていう面もあるじゃないですか。
どこまでコミュニケーション能力というか。
見方によって、その人がその強みをどう測るかっていうのは確かに難しいところですね。
そうだと思いますね。
なんで、そこのブロックチェーン化された履歴書ってどういう風になるかっていうのは、僕もまだ想像できないですけど。
明らかに今までですと、やっぱりフィジカルなものをただただデジタルにしていて、
コーセラーとかMOOCの時代ってそうだと思っていて、既存で大学にある授業をオンライン化したっていうところなんですけど、
これからの教育かけるテクノロジーの新しいところって、やっぱりそのデジタルネイティブなものがどんどん生まれると思っているので、
だからこそこれがすごい分岐点というか、ターニングポイントだと思っていて。
今までその5年10年ってそこまで、場合によっては見方によって800年間何も変わってなかった。
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ところが、一気にそこが変わるタイミングが、ここ1年から5年ぐらいの間で来るのかなと思いましたね。
大学がでも学費下がることはほぼほぼなさそう。
ほぼほぼなさそう。
なんか前に別の回かなんかで、大学をテク企業が買うっていう選択肢もあるんじゃないかみたいな話もありましたけど、
それはでもいいやり方。
逆にいいかもしれないですよね。
そうすると教育をローコストにして。
いい人材も。
そこで引き寄せて。
なんか今までイノベーションが起きづらかった流れも解消できそうですね。
そうですね。唯一政府側がすごい嫌うっていう。
もうビッグテク。
そう、フェイスブックがハーバード大学買おうとしたら、とんでもない話になるじゃないですか、たぶん。
いやでもなんかVR、AR技術者が集まる最高の大学とかになったら、嫌わそうですけどね。
なんで結構関係性はすごい良かったりするんですよね。
テクと大学の。
カーニギーメロンってすごいウーバーと仲良くて。
卒業生ですか?
卒業生ではないんですよ。
そもそも結構そこの大学教授をまあまあ引き抜いてるっていうのもあるんですけど、
カーニギーメロンって自動運転の技術でトップティアに入っていて。
そこの研究で。
だからこそウーバーがすごい多分寄付とかしてると思いますし。
いろいろたぶん連携してますね。
なるほどちょっとウェブ3の展開にもちょっと期待ですね。
ということで今回も聞いていただきありがとうございました。
オフトピックではYouTubeやネスレターでも配信しているので、気になった方はオフトピックJPのフォローお願いします。
今回の収録はYouTubeでも聞けるようにします。
またスポティファイで10分で分かる最新テクニック解説バイツも更新しているので、ぜひチェックしてみてください。
それではまた次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
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