1. Off Topic // オフトピック
  2. #194 宗教OSとカルトブランド..
2023-12-14 1:33:14

#194 宗教OSとカルトブランド作り

◎今週のトピック

宗教をどう作るのか? / テイラー・スウィフトの逆襲物語 / (Taylor’s version) / 熱狂のテイラー・スウィフトのコンサート / どういう風に実現していくの過程を見たい / 摩擦を作る / サードプレイス化 / 広場の面白さ / 人が集まる宗教が生まれる / 家の雰囲気をどうだすか / 『孤独なボウリング』 / オリジナルの言語 / ブランドのイデオロギー / キリスト教のストーリー / リクイッドデスが作る反抗心 / AIが大昔にいたら…? / カルトの民主化 / 同じ世界で景色が違う / ”スペクタクル”な広告 / ラスベガスのSphere / どんどん深掘りしないといけない / 次世代のカルトリーダー的CEO / パンデミックを乗り越えたAirbnbブライアン・チェスキー流CEOスタイル /


◎参考リンク

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00:07
みなさんこんにちは、草のみきです。 宮手家鉄郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報をいろいろ深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、宗教OSとカルトブランド作りについて話していきたいと思います。
はい、今日はこの年末テーマの最後だと思いますけど、長ければ2つにしちゃうかもしれないですけど。
宗教、宗教OSの話をしていきたいと思うんですけど、これ3回目、3回目というかパート3だと思うんですけど、
パート1では宗教の重要性みたいな話をして、先週パート2では、宗教にいっぱいいろんな課題とかもありますよねっていう話をしてたと思うんですけど、
今日はもうちょっとその宗教をどう作るのかっていう話をしていきたいと思うんですけど、
宗教っていうと、特に今年すごい強かった宗教でどこあるかというと、やっぱりテイラー・スウィフト。
そういうのも宗教に。
そうですね。テイラー・スウィフトも宗教じゃないですか。
スウィフティーでしたっけ?ファンの名前。
はい、スウィフティーですね。
今年すごかったと思うので、いろんな意味でいろんな記録も達成してると思うんですけど、
確かSpotifyのアーティストとして最も配信されたとか、1日で。
アルバムも記録を達成したりとか、そもそも主に音楽でビリオネアになったりとか。
確かに。
なかなか他の人じゃできないことをやってるので、やっぱりそういう意味だとすごい宗教を作ったのかなと思うんですけど、
やっぱりテイラー・スウィフトの宗教化っていうか、これほどの宗教を作れたのが一つ大きなきっかけがあったと思っていて、
それが2019年に起きたことで、
テイラー・スウィフトのストーリーを知ってる方々と分かると思うんですけど、
2019年にテイラー・スウィフトが、
2018年にテイラー・スウィフトが元々所属していたレーベルから離れるんですよ。
03:02
今まさに新しいテイラーバージョンをいっぱい出してますもんね。
そうなんですよ。まさにそこなんですよ。
そのストーリーの始まりがそこから起きるんですけど、
2018年にビッグマシンレーベルっていう元々所属してたレーベルから離れるんですけど、
2019年に何が起きるかというと、そのビッグマシンレーベルが買収されるんですよ。
ハイブでしたっけ?
そうです。スクーターブラウンさんですね。
後々ハイブが多分スクーターブラウンの会社を買収するんですけど、
1回スクーターブラウンさんがテイラー・スウィフトの昔の音楽の権利、
いわゆるマスターレコーディングと呼ばれる権利をスクーターブラウンが持つことになるんですけど、
そのマスターレコーディングの権利を持つってどういう意味かというと、
もしテイラー・スウィフトの古い曲をテレビ番組とか映画とかで使いたい場合は、
スクーターブラウンから許可を得て、
しかもライセンスフィーみたいなロイヤリティを払わないといけないようになってるんですけど、
スクーターブラウンってカニエ・ウエストとすごい仲が良かったりしていて、
2年の。
そうですね、2年の。まさに楠田さんも知ってると思うんですけど、
テイラー・スウィフトとあんまり仲が良くない。
買収された、彼女が元々所属してたレベルが買収された時に、
タンブラーで投稿してるんですけど、テイラー・スウィフトが。
タンブラーなんですね。
そうなんですよ、タンブラーだったんですよ。
僕はそこを驚きました。タンブラーだったんだって思って。
インスタですか?そうなんですね。
インスタでももしかしたらやってたかもしれないですけど、
タンブラーの方が多分人気だったんですけど、投稿としては。
そこで最悪のシナリオだと。
この人たちに権利を渡すのは本当に最悪で、テイラー・スウィフトからすると。
その後に、そのすぐ後に取材を受けてるんですけど、
その取材の中でもう1回レコーディングしますと、古い音楽を。
2018年にテイラー・スウィフトがレーベルを離れて、違うレーベルに入った時に、
自分の、自分が作った音楽のマスターレコーディングの権利を自分が持つという交渉をしたんですよね。
それでまさに草野さんが言ったように、今前の音楽をもう1回レコーディングして、
再リリースしてるんですけど、再リリースした時に、それこそ2021年に出したのがフィアリスっていうんですけど、
フィアリス、テイラー・スバージョン、その後レッド、テイラー・スバージョン、その後スピーク・ナウ、テイラー・スバージョン。
06:00
今年、多分発表したのが1989年、テイラー・スバージョン。
その、テイラー・スバージョンっていうのが重要っていうところですね。
なんかちゃんとでも撮り直してて、最近出たやつも撮り直してるから、ちょっと歌い方とか、あと編曲の仕方もちょっと変わってたりしてて、
なんか違いが面白いみたいな話題になってましたね。
そうですね。でもなんかベースの曲は同じじゃないですか。
はい。
だからなんか、あの出来事があったからこそ、すごい宗教化しやすくなったのかなと思ったんですよね。
まず、明らかに敵ができたっていう。
なんか、ダマーンっていう歌曲知ってます?
知らないですね。
あの、その男の人っていう、日本語で訳すとそうなんですけど、それ多分、今ググったら2020年に出してる曲で、
なんかそれで、なんかその、もし自分が男だったらこんな叩かれてないみたいな歌なんですけど、
なんかそれが、のミュージックビデオに出てくる人が、そのレーベルのあの、テイラー・スバージョンが憎んでる人風っていうので、めっちゃ話題になってました。
男がめちゃくちゃ最悪のキャラクターやってて。
だけど、その特殊メイクしてるのは、演じてるのはテイラー・スバージョンなんですよ。
そのレーベル、男の人っていうよりはなんか、それっぽい人が出てくるんでした。
それっぽい人が出てくる感じでした。間違えました。
主人公じゃなくて、そのミュージックビデオの中に、その憎んでる人っぽい人というか、なんか何かが出てくるみたいなんで、ちょっと話題でしたね。
いやでも、やっぱりそこも、なんかすごいいらっしゃる人の。
インスタイリックスキーですよね。
そうですよね。
考察班がいっぱいいる。
そうですね。
でも、そのナラティブにすごい、なんか強いナラティブが作れる。それによって。
しかも、なんかそのファンからすると、そこにやっぱり対抗意志、そのテイラー・スウィフトだけではなくて、自分たちも何かできないかと。
思った時に、やっぱりこの強いところって、そのスウィフティーとか呼ばれる人たちがやってるのは、やっぱりそのオリジナルの曲ではなくて、テイラー・スバージョンをしっかり聴くこと。
なんか、やっぱりそのスウィフティーって、なんか自分をスウィフティーって呼んだ時点で、やっぱりそれに対して多分責任感を感じないといけない。
であれば、オリジナルバージョン絶対聴かないと。
もうスポティファイ開いたら、必ずテイラー・スバージョンしか聴かないようにする。
09:04
でもこれってそれこそ、なんか先週、先々週話した、その宗教の中の若干そのクレイジーなアイディアに近しいもので、
なんか曲としては基本的に同じものなんですけど、でもやっぱりその宗教に入ってる人からすると全く違う。
っていうところはやっぱりすごい重要なポイントでもありますし、
なんかそのテイラー・スウィフトとか、どういうふうにファンとの関係性を作るかってすごい考えるアーティストさんでもあるので、
だからこそやっぱCDとかレコードとかも販売してるじゃないですか。
売れてるらしいですね、レコードも。
すごいですよ、レコード。僕も数字一つ調べたんですけど、2021年の1月から2023年の11月の始まりまで、
アメリカ全体でだいたい1.2億枚ぐらいのレコードアルバムが販売されたんですけど、
そのうちテイラー・スウィフトは527万枚。
なので、15枚のレコードのアルバムが売られるごとに1枚テイラー・スウィフトの15分の1かな、
のレコードアルバムのシェアがテイラー・スウィフトを抱えてるっていう。
しかもすごかったのが、2014年にテイラー・スウィフトが、
なぜここに書いたのかちょっと僕もわかんないですけど、
ウォールスティーツ・ジャーナル実は記事寄稿してて、
そこで何を書いてたかというと、
2014年だったんですけど、その次の20年間から50年間、
音楽業界はどういう方向性に向かうのかっていうのが、
ちょうど2014年のタイミングで考えると、スポーティファーが多分すごい加速し始めてたタイミングで、
だからこそ周りの人たちが、音楽業界の人たちが、
結構音楽の売り上げが落ちるんじゃないかと、いわゆるCDの売り上げが落ちちゃうので、
テイラー・スウィフトが言ってたのが、そういうふうに考えたら、
ファンってどういうふうに音楽と接してるかというと、
人との関係性と似たようなものですと。
音楽は楽しい音楽もあれば、一時的な音楽もあれば、トレンドな音楽もあれば、
季節性のある、季節を、
思い浮かぶような音楽もあれば、場合によっては何か、もう愛する音楽もあれば、
何かそれって人と同じように置き換えられる。
12:03
だからこそ、ファンといかにそういう関係性を作るかっていうのが重要だっていうのが、
テイラー・スウィフトが伝えようとしてたんですけど、
ファンといかにそういう関係性を作るかっていうのが重要だっていうのが、
テイラー・スウィフトが伝えようとしてたんですけど、
やっぱりそれを、すごい意識してるから、これだけの多分、
宗教を作れたのかなって思いますし、
やっぱりテイラー・スウィフトの話をすると、
必ずメンションしないといけないのは、今やってるツアーですよね。
映画もやってますしね。
映画はちょっと後々出てくるんですけど。
ごめんなさい。
全然大丈夫ですよ。
アメリカだけで52公演ですかね。
590ミリオン、アメリカだけで。
グローバルで1ビリオン以上の売り上げ。
1コンサートだったら、
3時間半なんですね。
それは長いんですか、短いんですか。
結構長いんじゃないですか。
そうですね、長いですね。
しかも一人で歌うって考えると。
確かに。
3時間半、44曲、だいたい15回ぐらい着替えてるっていう。
確かに一人だと長いですね。
めっちゃ長いと思います。
グループだったら、それぐらい長いかもしれないですね。
一人だと長いですね。
結構長いですよね。
1コンサートあたり12.5ミリオンぐらいの売り上げがあって、
6ミリオン弱の利益が出てるんじゃないかって言われてるんですけど、
実際、テイラー・スウィフトのコンサートに行った人の話とか、
いろいろ聞いたりとか、
そういった人の話とか、
それこそ、ポッドキャストを運営しているビル・シモンさんという方も、
テイラー・スウィフトのポッドキャストに行ったときに、
70年代、80年代のコンサートと比べ物にならないぐらい盛り上がってたっていう。
しかもすごいのが、
例えば若者しかいないとか、30代しかいないとかではなくて、
世代を完全に超えてる。
親子で来る人もいれば、
いろんなタイプの人たちが来てくれますし、
しかも、やっぱりすごい宗教的だなって思うのが、
あるアメリカンで、今回ツアーをやってる仲間の方が、
アメリカンの人たちが、
土砂降りの雨の日があったんですよね。
それで、元々コンサートが始まる6時とか7時が、
すごい延期になったんですよ。
でも、やるってなったんですよ。
スタートが夜の10時からになったんですよ。
15:02
だから、
アメリカンの人たちが、
終わったのが、確か1時35分とかで、
でも、ほんの一部のファンしか帰らなかったんですよ。
まあ、そうですよ、それは。
いや、でも、さすがにってなるじゃないですか。
しかも、お子さんとか連れて行く。
さすがに、
アメリカンの人たちが、
アメリカンの人たちが、
アメリカンの人たちが、
まあ、確か10時から12時、1時かかったら、
ちょっと帰る方もいるかもしれないですね。
もしかしたら、最初に1時間だけ見ようかとか、
まあ、たぶん、
そう言った人たちもいると思うんですけどね。
それで、途中で帰れないってなって、
そういうのが起こった人たちもいると思うんですけど、
なんか、やっぱり、そこは、
アメリカンの人たちが、
アメリカンの人たちが、
アメリカンの人たちが、
アメリカンの人たちもいると思うんですけど、
なんか、やっぱりそこの、
なんか、
一度きりの体験っていう、
なんか、
その体験の作り方もすごい上手くて、
だいたい、
毎回サプライズゲストを呼んだりとか、
でも、なんか、面白いのは、
そのサプライズゲストを呼ぶんですけど、
曲自体はほとんど全員分かってるんですよ。
何が来るかっていうの。
あー、セットリスト全部一緒ってことですか?
全部一緒ではなかったとは思うんですけど、
ただ、
基本的に、
だいたいこのラインナップだろうっていう、
だいたいこの順番だろうって、
行く人は分かるらしいんですよ。
へー。
でも、なんか、それの、
なんか、
次この曲だろうなって、
それが出た瞬間、みんな盛り上がるっていう。
へー。
なんか、これってすごいポップカルチャーとか、
ポップミュージックだと、
すごい、なんですかね、
あの、
よく、よくやられるパターンかなと思っていて。
へー。
音楽だと、なんか、
これから絶対サビが来るだろうって、
分かるじゃないですか。
うーん。
そこのビルドアップって呼ぶんですけど、
そこの盛り上げ方とか、
それこそ、例えば、
マーベル映画を見ると、
必ず、
必ずでもないですけど、
まあ、基本的に正義が勝つっていうのは分かるじゃないですか。
はい。
でも、見るじゃないですか。
なんか、結局その、
ストーリー自体が、
ストーリー自体で驚きたいのではなくて、
どういう風にそれが実現するのかっていうのを見たい。
って思ってるんですよね、たぶん。
うーん。はい。
で、しかもなんか、
なんか、
その中で全員が、
なんですかね、その、
知ってるからこそ参加しやすい。
全員一緒に歌える。
だからこそ、なんか、
よりなんか参加型になって、
より、その、カルトっぽくなる。
18:01
うーん。
それこそ、教会もそうですけど、
教会って、あの、
歌を歌ったりするんですけど、
その、
ある程度限られてるので、
その曲数が。
なんで、何回も教会に行くと、
あ、またこの曲かってなったりとか、
あ、この曲知ってるってよくなるんですけど、
それと同じ感覚。
で、やっぱり、テイラー・スイフトのコンサートで、
みんな、
ドレスアップするじゃないですか。
その、テイラー・スイフトテーマの服とかで。
なんかこう、
毎回アルバムごとにテーマがあるみたいなのを、
毎回、
なんか、
テイラー・スイフト自身も言ってるのがなんか、
表現してるというか、
その、新しい曲が出るたびに、
テイラー・スイフトの時代を象徴する、
なんか、あの、
一切的なもの、
ミュージックビデオに入れたり、
なんか、そういうのすごい上手いですよね。
いや、めちゃくちゃ上手いですね。
好きな、
数字とか、
好きな色みたいなのって、
なんか、
テイラー・スイフトファンは知ってるじゃないですか。
それがなんか、
すごいなって思います。
やっぱりそれ、
なんか、
それを、
逆にそれを知ってるからこそ、
それを、その色を、
あ、なんか、
あ、この人はちゃんとしたテイラー・スイフトのファンなんだ、
っていうのはわかりますし、
なんか、
いわゆる一つのユニフォームでもある気がするんですよね。
でも、なんか、
ある程度、自由を与えたユニフォーム。
なんか、こういう、なんか、
いろんなテイラー・スイフトの要素があるので、
それを、なんか、上手く着こなしてください、
みたいな。
でも、教会も基本的にその、
サンデー・ベストって呼ばれるような、
そのスーツとか、
その、いわゆるちゃんとした服を着て、
あの、
教会によってはあったりするので、
なんで、なんか、
同じような、なんか、
まあ、テイラー・スイフトからすると、
コンサート自体が一つの教会になってる、
っていうところが、
あるので、
まあ、だからこそ、
あれだけ強い宗教を作れているのかなと思うんですけど、
まあ、でも、同時に、
あの、やっぱり、
インターネットがあるからこその
課題とかっていうのもあって、
その、やっぱり、
宗教を作るっていうのは、
えっと、
摩擦が必要になると思うんですよ。
うーん。
まあ、これはなんか前回とか前々回も話しましたけど、
やっぱりそのクレイジーなアイディアとか、
なんか、いろんな形でその摩擦っていうのが
必要なんですけど、
インターネットって今までやってきたことって、
摩擦をできるだけなくす。
うーん。
なんで、なんか、
でも、なんか、その代わりにスケー、
スケーラビリティーがめちゃくちゃもらえる。
はい。
なんで、このスケーラビリティーと
摩擦を作るっていうトレード法を
どういうふうに考えるべきかっていうのが、
たぶん、その宗教を作る上では
すごい重要になってくるところで。
21:00
はい。
なんか、特にまあ、その、
音楽ですと、その音楽配信っていうのは
明らかにCDよりも利益率とか、
まあ、その売上げが下がるので、
インターネットがやってきたことって、
いろんなものをコピーしやすくした。
うーん。
で、コピーしやすいっていうことは、
よりサプライが増えて、
まあ、サプライが増えるっていうことは、
価格が下がる。
まあ、いわゆる価値が下がる。
はい。
なので、まあ、だからこそ、
そのSpotifyとか、
まあ、そういう音楽配信のアプリが
出てくることによって、
その音楽はコモディティー化されてしまう。
だからこそ、そのフィジカルの方が
そのコモディティー化されてないので、
だから、そのコンサート、
特にその1回しか体験できないような
コンサートっていうものに対して
需要が上がりますし、
そこの摩擦がどんどん上がっていく。
行けば行くほど、
軽とづくに使える。
やっぱり、それでも限界っていうのが
出てくるんですよね。
やっぱりコンサートって、
その会場によっても
制限があるじゃないですか。
はい。
何に入れるのかっていう。
はい。
だからこそ、
売上的に考えると、
どっかでリミットが来る。
この課題って、
もちろん、テイラー・スウィフトは
個人なので、
そこまで、
多分、テイラー・スウィフトは
来年10ビリオンの売上目指してる人
じゃないと思うので、
大丈夫だと思うんですけど、
例えば、ディズニーとか、
ディズニーに関しては、
テイラー・スウィフトは
ディズニーがディズニープラスを
始めたときに、
この話しましたけど、
コンテンツを活用して、
より直接的にユーザーと
関係性を深めて、
それによって、
テーマパーク事業の売上を上げる。
うーん。
っていうのが、
多分、元々の戦略で、
ボブ・チャペックに
使用して、
ディズニープラスを
変わったときに、
それがちょっと変わって、
ボブ・アイガーが戻ってきたときに、
テーマパーク事業に
もう一回フォーカスしよう
っていう話になったと思うんですけど、
やっぱり、ディズニーのテーマパーク事業って
すごい重要で、
売上的に見ると、
ディズニーの2022年の
売上の34%しか
占めてないんですけど、
営業利益ベースで見ると
65%占めてるんですよ。
うーん。
で、そこでマネタイズ
するのが正しいんですけど、
ただ、やっぱりどうしても
テーマパークって
1日何人行けるかっていうのも
限られてますし、
そもそもテーマパークを
作る場所とかも
限られてたりとか、
作る数も限らない、
制限しないといけないので、
うーん。
ミッキーが、
24:01
ミッキーの1日のスケジュールも
だいぶタイトになっちゃうので、
いっぱいテーマパーク作っちゃうと。
うーん。
そういうのも考えると、
どうしても制限があるっていうのを
ディズニーもおそらく
長期的に感じるはず。
うーん。
っていうところで、
この摩擦を
どんどん入れると
より宗教化しやすくなるものの、
その場合によっては
アップサイダーとか
スケーリャビリティーを
制限してしまう。
とてつもないアップサイド。
そうですね、とてつもないアップサイド。
もうすでにアップサイド
いってるような気もするけど、
その上を行くならって感じはしますね。
そうですね。
でもやっぱ上場してる会社なので、
どんどん売上伸ばさないといけないってなると、
やっぱりそこをどうするのか
っていう話だと思うんですよね。
うーん。
で、そこの、
カルトブランドを作る中では、
マネタイズをどうするのかっていうのが
まずすごい重要だと思うんですよね。
うーん。
で、そこを両方得られないかっていう
ことを考えると
なんか
重要なのが
どういうふうに
ディストリビューションを広めながら
ティアーベースでマネタイズを変えるか。
そう。
なんかそういう
マルチティアーな
マネタイ戦略っていうのが
昔からこういうのって
あったりするんですけど
例えばテイラースウィフトを見ると
Spotifyを活用して
いわゆる
彼女の音楽にお金出したくない人も
聴ける。
うーん。
それで、いわゆるプロモーションをしながら
自分の普及活動を
そこでしながら
音楽配信1配信あたりに
ちょっとだけお金をもらえる。
で、超パワーユーザーに関しては
ツアーですよね。
さっきも話したように
1コンサートのチケットが
だいたい平均200ドル以上
うーん。
で、プラス
特にアメリカとかですと
わざわざ
飛行機乗る人もいますし
そうすると
フライト代とか
ホテル代とか
飲食代とか
あと服とか
そういうのもかかるので
だいたい平均1000ドルくらい使ってるっていう
話は聞いているので
1000ドル払う人と
ゼロ払う人がいますと
うんうん。
じゃあ、その間の層に対して
何を提供するか
っていうのがすごい重要になってきて
そこが
草野さんがさっきも言ったように
映画とかが
こういうところに入ってくる。
おー。映画間の人なんですね。
映画間の人です。
よりコアファンの人ですけど
ただ、やっぱり
200ドルさすがにコンサート払うのは
27:00
とか
バイネットはもう1回見たいけど
もう1回コンサートに行くのはちょっと
大変っていう
逆だと思ってました。
映画の方がもっと上な気が
コアファンな気がしてましたけど
そっか、値段もそうですし
そうですね。
しかも
数が圧倒的に多いじゃないですか
映画館なので
なのでアメリカのいろんな人が見に行けると
それによって
たしかに
さっきコンサートの話で言った
いろんなタイプの人が来てたみたいな話
はい
言ってましたけど
コアのというか
どういう
年齢層とかバラバラな気がするんですけど
なんていうか
女性がやっぱ多いのかとか
人種で言っても
白人の人が多いのかっていうのって
知ってたりします。
どういう属性の人
それもバラバラなんですかね
結構バラバラっていうのは聞きましたけど
多分
もうちょっと女性の方が多かったり
もうちょっと白人の方が多かったり
するとは思いますし
あともうちょっと多分
二、三十代の方が多い
とは思いますけど
ただ
他の多分
アーティストと比べると
よりバラつきがある
えー
しかも
初めて見に行く人もいれば
もう昔からの大ファンっていう人もいるっていう
そっちでの
バラエティもあるっていう
うーん
なるほど
でも
映画の話に戻りますと
それこそプレセールみたいな
出ましたけど
それで
あの確か
最初に1時間で26ミリオン分の映画チケットが売れたり
うーん
確か10月末時点
実際に映画は公開されたので
10月末時点で200ミリオンぐらい
グローバルで映画収入が
あったと思うんですけど
でもこの
映画館
を活用するとか
複数のティアを設けるっていうのは
昔から映画会社とか使ってた戦略ですよね
昔多分映画会社がやってたのは
プレミアム高級映画館に出してまず
はい
全国で見れる映画館に出して
でその後なんかペイパービュー的なものに出したりとか
あとホテルとかフライトとか
うーん
出したりで後々DVD化して
でなんか動画配信とかケーブルテレビで出したりとか
するっていうところで
ファンが払いたい額を
一番上から徐々に下に
下に向けたチャンネル
を提供するっていう
ところなんですけど
30:00
なんかテイラースウィフトに関しては
今やってること
で言うとコンサートと映画
だと思うので
それっていわゆる家の中でできるもの
まあいわゆるその摩擦的に考えると
わざわざ家から出ないといけないっていうことなので
なんかもしかしたらその次のステップとしては
その家の中
うーん
でも見れる体験
でまあ一番わかりやすいのは多分Apple TVプラス
うーん
でおそらく多分ドキュメンタリー化されると思うんですけど
はい
でまあそれの一個上のレベルで言うと
まあこれなんかある程度噂されてるんですけど
Apple Vision Pro
おー
Appleが収録してたんじゃないかって言われてて
うーん
あのそのコンサートを
はい
それをもうあのVision Proの中で体験ができる
まあそういう形でそのマルチティアな
マルチティアなマネタリズム戦略っていうのが
今後どんどん生まれてくるんじゃないかと
でまあその中でやっぱりその
ですかねその
テイラー・スウィフトもそうですし
今のクリエイターとか
あのー
ミスタービーストもそうですし
あのルールパーフェクトとかもそうですけど
なんかそういう人たちが今のカルートリーダーになっていて
そういう人たちがやっぱりその
どんどんその
自分たちのなんか境界は何だと
うーん
テイラー・スウィフトの場合だとやっぱりコンサート会場だったりするんですけど
今Dude Perfectとか見ると今テーマパック作ってるので
うーん
そうですよね
100ミリオンかけて
はい
なんでそれもまさにたぶん境界ですよね
うーん
なんかその捉え方は面白いですね
でもなんかそれこそVision Proで
でもなんかそれこそブランドが
店作るのと同じだと思うんですよね
あーそれはそう思います
うーん
でもなんかそれこそNetflixとかも
あのー
いろんなもの試してるじゃないですか
グッズの
販売する店舗を試していれば
体験とかを試していれば
レストランとかも試したんですけど
なんか今噂されてるものって
なんかそれを全部合わせた
あのー
常設店舗を出す
うーん
それってまさにたぶん
Netflixが境界を作ろうとしていることで
うーん
でやっぱり
それってなんでそういう境界を作ろうとしてるかというと
やっぱり
これからより重要になってくるのが
そのサードプレイスか
はい
サードプレイスを
誰が次のサードプレイスを作るのかっていう話で
サードプレイスっていう概念って
昔からあったと思うんですけど
33:01
あのー
まあその
どこに
人は時間を費やしているのかっていうところで
基本的に
家が一番多いので
それがファーストプレイスと呼ばれるもので
でセカンドプレイスは
大人ですと大体仕事場
子供たちでいうと
学校
うーん
でそのサードプレイスがどこかっていう
ところだったんですけど
それこそ昔だと多分
サードプレイスは境界だったりしてたと思うんですよね
でえっと
境界以外に
昔からあったサードプレイスって何かというと
おそらくその街の中の広場
とかも
サードプレイスとして活用されてたのかなと思うんですけど
なんか広場のなんか役割とか見るとすごい面白くて
あの
なんか明確な役割がないんですよね
うーん
でだからこそすごい
なんか広く使えるからこそすごい良くて
でなんか今
なぜ多くの
例えば観光客がそのローマとかパリとかに行く
行くかと言うともちろんなんかその
なんか博物館行きたいとかエッフェル塔を見たいとか
多分特定の
物を見たいとかっていうのもあるんですけど
同時にその
どこにすごい時間を使っているかというと結構
あの
特にヨーロッパって広場で
なんかいろんなカフェとかレストランとかあったりするので
なんかそこになんか集まって
そこになんかゆっくり座ってお茶とか
アルコールとか飲んで
ここでなんか雰囲気を味わう
うーん
人多いと思うんですけど
なんかそれもなんか
いわゆる
なんかそれがなんかサードプレイスのすごい象徴的な
なんか
絵かなと思っていて
なんだろうなんか特になんか
何かを求めて行ってるわけではなくて
どちらかというとそこの雰囲気とかそこの宗教
をえっと
求めに行ってるのかなっていうところですね
そこの雰囲気の宗教
そこの雰囲気とかそこの宗教
まあいわゆる場所としての宗教
っていう風になんか見ると
なんかその広場とかに集まる
なんか理由って
なんかわかるかなと思っていて
でもなんかその
広場の面白さ
でその
面白さって言うのかちょっとわかんないですけど
なんかその
すごいポジティブなことも起きれば
すごいネガティブなことも起きたりするので
なんかそこの
ユースケースの広さっていうところは
すごい面白いんですけど
なんか全部が宗教につながるって言う
なんかそこに行って何かを祝ったりする
なんか例えば
ワールドカップで優勝したら
みんなそこで集まって
なんかあのはしゃいだりすると思うんですけど
36:01
同時にそこで
抗議が行われたり
反乱が起きたりとか
超昔だと死刑台がそこに置かれて
いたりとか
人が集まると
宗教が生まれる
ですね
なんかそこがなんかすごい
なんかまあいろいろ今年
いろんなものを見てて
なんか思ったことですよね
そうなんですね
うーん
でもなんか
その流れが今
ブランドとかその
いわゆるその
それを
その広場とか
まあその教会とかの役割を果たそうとしているのは
その消極化された
組織
だと思うので
昔とか有名だったのはスタバとか
だったと思うんですけど
まあ今例えばグロシエとか
ニューヨークだとエメレオン通りとか
いろんな会社が
そういうサードプレイスを
作ろうとしているんですけど
まあそういうなんかフィジカルな
サードプレイスもあれば
まあそれこそツイッターとか
よくSNSって
そのタウンスクエアって呼ばれるもの
うーん
まさに広場だと思うんですけど
それがいわゆるデジタル版の
ものだったり
すると思うんですけど
なんかここも
ここ数年すごい課題があると思っていて
なんかいいサードプレイスが
そこまで生まれてないんじゃないかっていう
これはまあ一つは
コロナのインパクトなので
そうなんですね
誰もコントロールできないことなんですけど
なんかある調査で
2019年いわゆるコロナ前
ではアメリカ人の3分の2が
あの
頻繁に行く
好きなローカルな場所があったと
うーん
それがカフェなのか
バーなのか
なんかお店なのか
わかんないですけど
3分の2がそういう場所があったと
頻繁に行く
それが2021年
いわゆるコロナ後ですね
その3分の2が
半分ちょっとになったんですね
うーん
なんでやっぱり結構下がって
いるというところと
それこそショッピングモールとか
店舗っていうのが
元々のサードプレイスだったんですけど
やっぱりその
ショッピング体験も
なんかその
いろんなテクノロジーが入ってきた
影響もあって
うーん
あの摩擦がなくなり始めたんですよね
うーん
でも一部はなんか
例えばスタッフ不足とかそういうのもあるんですけど
例えばセルフチェックアウト
はい
でえっとたぶん
すごい便利なのが便利なんですけど
実はえっと
宗教作りでは
なんかあんまり良くなかったりとか
39:00
あーなるほど
そこで一回
あえて
店舗のスタッフと話すことによって
なんかそこの雰囲気を
もっとなんか味わえたりとか
うーん
やっぱり摩擦をなくすっていうことをやってるので
だからこそやっぱり宗教が
そこだと
その一部分ですけど
決済の部分っていう中だと
作りにくくなる
じゃあ今ブランドが何やってるかというと
なんかすごい
なんか面白いのが
なんか
その
家の雰囲気をどう出すかっていうのを
すごいなんか考えてるブランドも多くて
うーん
なんかえっと
セザンネっていう
フランスのブランドかな
セザンネってちょっと呼ぶのか分かんないですけど
自分たちの店舗を
アパートって呼んでるんですよ
そもそも
あとはあの
サンフランシスコの
SFコモンズっていう
コミュニティがあるんです
コミュニティがあるんですけど
そこの創業者が
自分の
家を撮影スタジオ化して
なんかそれを使いますよ
みたいなことを宣伝したりとか
うーん
なんかある家具デザイナーが
自分の家をポップアップにしたりとか
うーん
それでなんかある程度レッツができたりとか
彼の家に入るために
うーん
なんかこの
なんですかね
なんかその
何かの儀式とか
何かのなんか
その宗教的なものを求める人たちって
なんかどんどん増えてると思っていて
はい
だからこそ
なんかそれにあった
そのサードプレイションの体験っていうのが
今後もっと必要になってくる
でもやっぱりさっきも話したように
やりすぎると
誰もこんなに
知らなくなるので
うふふ
そこら辺のバランスがすごい難しいっていう
難しいですね
なんか
うん
前に読んだ本で
孤独なボーリングっていう
英語のタイトルだとボーリングアローみたいな
あのタイトルなんですけど
それもなんか10年
20年くらい前の本なんですけど
そのソーシャルキャピタル
人と人との繋がりみたいなのが
どんどんなくなってるみたいな
テクノロジーとか
テレビ見るようになってとか
その働きになってみたいな話で
一番その
コミュニティへの参加
教会に行くとか
あとイベントに参加するとか
近所のイベントに行くとか
友達と一緒に食事するとか
の中で一番その
参加率が減ったのはなんか
ボーリング大会
ボーリングみたいな
なんかデータが出てたらしくて
なんかそれは
確かにコミュニティで
42:00
みんなで遊ぶ場所みたいなのって
なんというか
気迫な関係になるのかと思って
でもなんかその
難しいですよね
確かに参加しなくてもいい
摩擦のなさもどんどん
出来上がって
いいこともあるんですけど
なんかそれで
関わりがなくなっちゃうのもったいない
やっぱり
教会的な考え方だと
自分と同じ気持ちの人というか
が集まってるとか
自然が好きだから公園に集まるとか
テイラーセフトが好きだから
テイラーセフトのライブ行くとか
同じ
同志だからこそ
関係があるじゃないですか
共感できるっていうのもそうですし
何か
ペイフォワードしたくなる
しても別に
それお返しなくても
いいよっていう関係性ができるのって結構
その
ストレンジャー同士なんてできないですし
なんかここの
教会とかコミュニティとか
サードプレイスの中だからできることだから
なんかそういうのはやっぱり
ブランドもそうですし
なんか自分の生活の中で
そういうコミュニティがたくさんあると
確かに
人生は豊かになるんじゃないかなっていうのは
思いましたね
でもそうですよね
しかもなんかこの
家風の
家を
ポップアップにしたりとか
店舗アパートって呼ぶっていうのって
家の温かみがあるじゃないですか
それをアットホーム感を
どう作るかっていうのを
すごい考えてるのかなと思っていて
そこの方が
他人だとしても
そこに一緒に
家の中に一緒にいる人って別に他人じゃないじゃないですか
はい
それを再現しようとしてるのかなっていうところで
だからオフィスも
家族って呼ぶのも同じかなって思うんですよね
なんかその
なんかやっぱ
そういうの面白いですね
私もサービスとかで
ウェブサービスとかでもなんか
違う名前でボタン入れてたりするみたいなのあるじゃないですか
なんて言うんですかね
サブミットって書いてないで
ペンキューみたいな書いてない
全然例を思いつかないですけど
でもわかりやすい
そのサービス独特の名前つけてるとか
あとディズニーなどとかキャストとかゲスト
なんていうのか
そういう名前つけてるみたいなのって
やっぱ面白いですよね
やっぱその言語ですよね
その言語がなんか一つその
なんですかね
なんかその宗教のスタンダードっていうか
なんかそれに
45:00
なんかそこでも理念はすごい感じますよね
うん
なんかそれを
なんか作るのがやっぱすごい重要
なんかもっと重要になってるんだなっていうのは思いましたね
そうですね
でもなんかこの
ミシガン大学かな
ミシガン大学のビジネススクールの
マーク・テニア教授が
マーカス・コリンさんという方がいるんですけど
彼はビヨンセのデジタル戦略とか
担当してたことがある人で
彼がなんかそのブランドのイデオロギーの話を
話がすごい面白いんですけど
なんかそのブランドとは何かっていう時に
やっぱりその
その会社とか商品とか人とか
あの
に対するなんか気持ち
というところで
なんかブランドの意味合いは
そのイデオロギーを
示すため
で全部の会社はブランドではないっていう
彼は言ってるんですけど
それはそのイデオロギーが
なんかあるない
かによって
でもやっぱりその
なんか最初からイデオロギーを
語るのってすごい難しくて
そのユーザーに対して
結局ユーザーってその
彼はブランドピラミッドって呼んでるんですけど
レベルがあって
なんかまず認知から始まりますと
ブランドを聞いたことあるかっていう
で次にクオリティ
次にクオリティ
いわゆるいい商品を出してるかと
で三つ目にリーダーシップって
彼が呼んでるんですけど
そのカテゴリーのリーダーであるかと
で四つ目に
カテゴリー
それが例えばアパレルかもしれないし
ファッションかもしれないし
知れないし
例えばデザインっていう
観点かもしれないし
価格かもしれないし
で次に信頼と自信
それは一回限りのものではなくて
もういつ行っても信頼
これはもう必ずしもトップレベルのブランドだと
トップレベルの商品を出してくれますと
でその次の段階に
連想
このブランドと何を連想するか
で最後にイデオロギーが来る
なんでそこをユーザーが通らないと
最終的にイデオロギーのところにたどり着かない
ですけどでもそこまでたどり着けば
いわゆる
人は何をするかというと
ブランドを通して自分のアイデンティティをコミュニケーションする
でもこれって
正直宗教と全く同じ話ですし
48:02
最後のイデオロギーっていうハードルって
いわゆる宗教でいうクレイジーなアイディア
だと思うんですよね
結局
例えばですけどパトゴニアが
いろんな人に
ブラックフライデーのタイミングで
我々の商品買わないでくださいっていうのも
一つのクレイジーなアイディアですし
それこそiPhoneが出た時に
いや500ドルなんか誰も払わないでしょって
スティーブバルバーが言ってたのも
Appleのクレイジーさを証明するものですし
誰も
エミリー・ワイスさん以外に
ビューティーブランドのパーカーなんか
着ないだろうって思ったのも
それを変えたのはエミリーさんですし
それこそ
トリックショットのコンピレーション動画が
めちゃくちゃ人気になるって思ったら
思ったはDude Perfectも
24時間かけて1から10万まで
1個ずつ数える動画を出した
ミスタービーストも
基本的にこういうクレイジーなアイディアから
カルト的なフォロワーが出てくる
それはクリエイターも同じですし
ブランドもそうですし
スタートアップも同じ
たしかに
と思うんですけど
やっぱりそこにはステップがあって
それこそキリスト教を見てもそうなんですけど
洗脳っていう言葉はよくないですけど
個人的にはいい言葉だと思ってるので
どうキリスト教が始まるかというと
クリスチャンになるまでの過程で考えると
まずイエスキリストの物語から始まるんですよね
それを学ぶんですよね
キリストはこういうことをやって
聖書の中でいろんなストーリーが書かれてあるので
物語形式でやってるのがすごい重要だと思うんですよ
読みやすいっていう
なるほど
それを読みやすいからこそ
いろいろ読んで
その中で
クリスチャンになることはこういうことなんだっていう
こういう理念を持つんだったら
こういう道徳を持つんだっていうのが分かるっていう
その次のステップとして
それを読むだけではなくて
読むとか聞くだけではなくて
それを毎週日曜日に教会に行く
そこでエキスパートから学ぶっていう
オフトピックだとそれが
ポッドキャストのエピソードとかになってますけど
その後に特に教会の中だと
クリスチャンの教会の中だとあるのが
パンと水かワインを飲むじゃないですか
パンがいわゆるキリスト教の体を意味していて
51:02
ワインはキリストの血を意味してるんですけど
普通に考えるとおかしいじゃないですか
人の体を食べるんですかっていう
それもコミットが必要じゃないですか
でも別にパンとワインだねって思えば
基本的に誰でも食べれるんですけど
その次にあるのがバプティズマ
そこに来ると後戻りができない
先例
過去のオフトピックの記事とか
あとデイリーメモでは話したことあると思うんですけど
宗教作りって一つすごい重要なポイントって
コミットグラフを作ること
最終的にイデオロギーが最後にあるんですけど
そこのいわゆる信者になるっていうのがあるんですけど
それまでのいろんなハードルを作ってあげないと
摩擦を作らないといけないんですけど
最初から摩擦が高すぎると誰も入ってこないので
徐々にその摩擦を上げて
上げることによって
ユーザー側は宗教でユーザーっていうのも変な感じですけど
ユーザーがそれを達成したことによって
自分の宗教の中のステータスが上がってる
そういう感覚づくりがすごい重要
もう洗礼受けました
もしくは毎日言ってますとか
そういうことですよね
それが一個のステータスになるじゃないですか
ようやくここまで来たんだと自分が
それが一つのユーザーのロイヤリティの見せ方
でもあるっていう
なるほどな
だからこそブランドづくりの中で
UGCコンテンツが僕もすごい推してますけど
なぜすごい重要なのかというと
これは一つのコミットのレベルを示すものなんですよ
わざわざユーザーがそのコンテンツを見て
自ら投稿するかっていう
それこそ我々の場合ですと
メモフリートさんっていう方が
毎回インフォグラフィック作ってくれるじゃないですか
ありがたいですね
めちゃくちゃありがたいことですよね
オフトピックカルトニー
結構ランクが高いメンバーなんじゃないですか
こういうふうに言うとなんか変ですけど
でもなんか
でもそれこそ
54:01
機能性の部分だけではなくなるんですよね
宗教になると
前回も言ったように
メディアとかもそうですけど
宗教になった瞬間
真実がどうでもよくなるんです
完全にどうでもよくならないですけど
ある程度どうでもよくなる
ブランド
それはDTCブランドでもいいですし
ソフトウェアブランドでもいいんですけど
真実イコールプロダクトなんですよ
っていうことは
プロダクトが完璧じゃなくて良くなるんですよね
なるほど
一番わかりやすいものが
同じ水なのになぜかリクイッドデスがめちゃくちゃ今人気っていう
彼らってすごい
例えばTikTokキャンペーンでやってたのが
チャレンジ企画を出したんですけど
彼らのユーザーに
リクイッドデスのあれ缶の水じゃないですか
あれをクレイジーな開け方を見せてくださいみたいな
それを一番クレイジーだった人は
一年分のリクイッドデスもらいますみたいな
誰かプールの中で開けたりとか
意味ないじゃんっていう
飲めない
必死に飲んでましたけど
スパゲッティをまだ茹でてないスパゲッティを使って
それ開けたりとか
いろんなやり方やってたんですけど
やっぱりそれはすごいカルトブランド強いなっていうのは
そこで証明してましたし
そもそも
これは特にDtoCブランドとかそうだと思うんですけど
血を使った瞬間すごいカルトブランドだなって思うんですよね
僕も
すごいでも単純じゃ単純ですね
そうですよね
昔からカルトブランドって
カルトブランドって血で自分の
手術器に入っていると見せるってあると思うんですけど
それと同じものが多分
未だにあるのかなって思っていて
トニーホークが自分の血を出して
それでリクイッドデスとコラボ商品作ってるのを見ると
これはもうカルトブランドなんだなっていうのは思いますよね
それはなんか別に
タブーみたいなのも全く
面白いって感じじゃないですか
リクイッドデスファンじゃない人からしたら
クレイジーだなって感じ
そのなんていうかやってる
なんていうかこう
痛めてるわけじゃないですか
そこの部分に対して何も
クレイジーだなって感じなんですか
57:00
リアクション的には
多分これはダメだろうって思う人もいますし
やっぱりクレイジーだけで面白いっていう人もいますし
なんかよくわかんないっていう人もいっぱいいるはずなんですよ
でもそれが大事っていうのも
社長のマイクセサリオさんが言っていて
愛されるブランドになるためには憎まれないといけないと
結局全員愛することはほぼできませんと
まあそうですね
でもなんかそれを
だからといってみんなから嫌われるのもよくないので
どういうふうにエンタメを使って
水のブランドをどうやってみんなにある程度
納得いくクレイジーなアイディアをできるかっていう
他の水のブランドって例えばエビアンとか
ヘリテージをすごい活用してるブランドだと思うんですけど
1789年設立だったので
もう200年以上やってるブランドですし
あとよくあるのが場所ですよね
どこからその水が来たのか
フィジウォーターとか多分一番わかりやすいと思うんですけど
リクエストですってどういうふうにポジショニングしてるかというと
まずなんか面白い飲料会社で
コープレートマーケティングが大嫌いで
彼らのいわゆる
悪質っていうか
ヤバいブランドで見られるケースが多いので
彼らのこれは彼らが言ってる言葉ですけど
彼らの悪質なミッションは
ミッションは人を笑わせながら水をもっと飲ませたいと
同時にそれをやりながらプラスチック汚染を殺したいと
めっちゃ上手いですよね
めちゃくちゃ上手いです
でもなんかこの中で個人的にすごい
一つ重要なポイントが
コープレートマーケティングが嫌いな会社っていうのが
すごい重要だと思うんですよ
プラスチック汚染とかに関しては
正直そんなに押し出してないんですけど
基本的に一般的なCMってほとんどの人が嫌う
っていうのを
コープレートマーケティングを敵にしてるんですよ
それをバカにするっていう
特に彼らはクリエイティブ見ると結構パロディーなんですよね
なんでそれは共感しやすいもの
1:00:00
そこに対して宗教が作りやすい
っていうところがまずあって
しかもちょっとふざけるとか
既存でよくあるCMに対しての反抗心を見せるっていうのって
すごい彼ら
CEOの話を聞いてるとやっぱり
感情作りがすごい重要って言ってるんですけど
リクイートデスで作ろうとしてる感情は
やっぱり反抗心って言ってて
例えば
反抗心持ってるドリンクブランドって
いろいろあるんですけど
だいたいそれってビールブランドとか
エナジードリンクブランドが多いので
その気持ちになりたくて飲み物を探した場合に
ビールかエナジードリンクを飲むしかないみたいな
別にそれを飲みたくないときっていっぱいあるので
でも水であれば誰でも水は飲めますと
いつでも
なのでそこに入りやすくなる
そのコミュニティに
しかも
反抗心の
感情作りを誰にターゲットしてるかというと
リクイートデスも別に
彼らが
インスピレーションを受けたパンクバンドとか
そういう人たちじゃないんですよね
見た目的にそうですけど
実はハーレーダビッドソン
バイクのブランド
そこをすごい参考にしていて
ハーレーダビッドソンって
バイカーギャングとかがターゲットじゃないんですよ
彼らのターゲットって
いわゆる300万円ぐらいお金出せる
例えばですけど
司会士さんとか
いわゆる会社の人とか
割と一般の人なんですよ
でもその人の中で
毎日が同じことを繰り返してる中で
ちょっと反抗心が欲しい
だからこそ
だからこそハーレーを買うっていう
ありそうですね
普段はちゃんとしなくちゃいけない人が
逆にそこの
別の一面が出せる場所みたいなのもありそう
しかもそれを
フルフルやってるわけではなくて
ちょっとだけ欲しいと
ちょっとだけそういう気分になりたいっていう
人に向けて出すっていう
やっぱりそこの
感情作りのすごいブランドは
1:03:00
もっともっと気をつけないといけなくて
リクエストテイストの場合はエンタメを使って
それを表してたりするんですけど
反抗心っていうのは強かったり
よくあるのが
期待値ですよね
映画の予告とか
スプリングだとドロップで並んでる時とか
並んでる時の期待値というか期待感
それもすごい宗教っぽい
しかもドロップで
スプリングの店舗の前に並んで
グループで並ぶので
みんなそれを目指して
行ってるみたいな
なるほど
それも宗教っぽい
ところがあるんですけど
なんか
ただ今ですとやっぱり
AIとかそういうのがいろいろあるので
その中の宗教ってどういうものになるか
すごい面白かった発言を言ってたのは
カトリック大学アメリカの
ジョン・アスコナス純教授が言ってた言葉で
今のAI
今のAI
チャットGPTとかそういうものに
反して
昔の人の方が受け入れてたんじゃないかと
何を
チャットGPTみたいなもの
なるほど
なぜかというと
昔の例えばクリスチャンとか
もちろん全員ではないですけど
でも多くの昔のクリスチャンって
神様とか天使とか悪魔がいたと思ってたので
そうすると
そういう
一つの
デバイスっていいのか分からないですけど
一つのAIが何でも答えてくれる
っていう概念を多分
いわゆる多分AIの説明を
今何百年前の人に
今説明しに行くと
それって神様じゃんって多分回答が来るんですよね
いわゆるAIって何でも
カメラセンサーとかにどんどんアクセスしていくので
何でも見れて何でも知っていて
何でもしても答えられるって
なりますし
しかも人間が恐れてる
もう神様だから
恐れてる
もう神様だっていう
なんでなんかもしかしたら
もうちょっと昔の形みたいな
どんどんAIを人間も信頼していくと思うので
1:06:04
もっと昔なより宗教が強かった
時代に戻る可能性がありますし
同時にカルトの民主化が起きると思っていて
すごい面白かったのが
昔SFの本でレインボーゼンドっていう本があるんですけど
そこの著者がシングライティの概念を普及した人なんですけど
彼がその本で書いてたのが
ARをみんな使えるようになっていますと
ARだといわゆるリアルな世界に普通にいるんですけど
でも自分が見たいように世界の見た目が変わると
そこで何がその本の中で起きていったかというと
そのビリーフサークルっていうものが生まれてたんですけど
いわゆるグループ
例えば友達同士で
友達だけが見える現実世界
例えばなんですけど
例えばビルの前に行きますと
自分と自分の友達が
リアルに
違うグループの
リアルではい
違うグループが同じ場所に行きますと
AR上で世界を見ているので
自分の友達グループが見ているのが
もしかしたら
すごい自然あふれたビルになっているかもしれないんですけど
違うグループは同じビルを見ているのに
全然違う景色を見ているかもしれない
自分と友達は一緒の景色
例えばそこは一グループである
なるほど
同じ世界なのに全く違うものを見る
これってどんどん
テクノロジーによって
集権型のものが分散型になるっていうのは
結構自然な流れでもあるので
でも宗教をどんどん強めていかないと
強める需要が増えていると考えると
それこそ4000年前の
パート1で話した
より小さいカルトが
いっぱい出てくる可能性があるっていう
それは今ブランドだったり
コミュニティだったり
歌手とかアーティストとか
いっぱい
カルトブランド的なのはありますけど
もっと細かくなっていくってイメージですか?
もしかしたらもっと細かくなっていくかもしれない
場合によってはそれに合わせた形の商品づくりとか
何かの体験とかが必要になるかもしれないですし
1:09:01
一つの可能性ということしかないんですけど
そういうものも出てくるかなと思うのと
あとそれこそ
今年のシリアルトークで草野さんが出した
この
この
今年のシリアルトークで草野さんが出した
記事で
スペクタクル
スペクタクル系の広告
野外広告が増えてるっていう記事覚えてます?
はい、もちろんです
いろんな事例を草野さん出してくれたと思うんですけど
これってすごい宗教的な話だなっていうのは思うんですよね
何紹介したかっていうと
草間弥生のコラボ
ルイ・ビトンのコラボで
草間弥生がパリの建物に乗っかってるとか
最近だと
バッグのブランドが車みたいな感じで街歩いてたりとか
最近あとメイベリンのマスカラの
電車が通る度にまつ毛がくるんってするみたいなやつとか
街の中にめちゃくちゃでっかい置物とか
非現実的な
日常に強い印象を与えるっていう意味で
スペクタクルっていう
言葉で表現してたんですけど
そういう
広告が増えてますねっていう話でした
これ宗教に例えると
これ宗教に例えると何かというと
宗教的な塑像って言うんですかね
いわゆる
キリストの銅像が建ってると
建ってるのと同じだと思うんですよね
いわゆるブランドは
宗教はなぜそういうのを作るか
それでいわゆる
それを崇拝してるっていうのを
表現するため
昔ですとそういう塑像のところで
みんな祈ったりとか
何かを与えたりとかしてたと思うんですけど
今の現世界だと
そこの商品を買ったりとか
写真を撮ったりとか
それを共有するとか
と同じようなものであって
これの究極版っていうのが
今年出たスフィア
ラスベガスにある巨大球体
それは何の宗教なんですかね
あれは何の宗教では
いわゆる宗教を
いろんなブランドが使える場所なので
それ自体が宗教ではないんですけど
そこで宗教化しやすいもの
1:12:03
あれは何か言ったことないですけど
いろんな人の写真とか
SNSとか見ると
結構やっぱ他のコンサートとはちょっと違う
もう想像以上の体験だみたいな感じだと
それこそ本当に行った後と
行く前と行った後の体験は変わりそうですよね
そうですよね
まさに何か洗礼を受けるみたいな
感じになるかもしれないですし
それをもっと他の町も
自分たちの町でも作りたいって思う
大都市とか多いと思うんですけど
いろんな世界中でいろんな
いわゆる教会が作られるっていう
ただその教会はブランド化されてないもので
それをブランドが活用するっていう
コンサートもそうですもんね
そうですね全く同じですね
なんで今年いろいろ
いろんなトピックについて
俺も話しましたけど
例えばクリエイターが
アテンションと信頼を使って
新しいブランドを作る
いわゆる次世代のカルトブランドを作るっていう話だったり
SNSの進化の話も
いわゆるソフトウェア版ですね
次世代カルトの
例えばインターフェースの話とかも
カルトがどういうふうにユーザーと
今後接するのかとか
Appleはもうカルトブランドなので
Stripeの話もそうですし
インターネットのGDPを普及するっていうのは
いろんな意味で言うと
カルトブランドがどう普及させるのか
薄い顔なしプラットフォームでっていう
今年話したいろんなトピックが
実は裏方のテーマとして
宗教OSの作り方を
バックとしてテーマがあったんですけど
何回か収録をしてる間に
宗教って言うかどうか
宗教って言葉を言うかどうか悩んだときも何回かあって
言いすぎるのもよくないなと思って
何回か言っちゃってるんですけど
ここで話したかった
人間としてコアとしてあるのが
ソーシャルな生き物ではあるので
いろんな人と関わりたいですし
でもその中で意味合いをいろいろ求める
人生の意味合いは何だとか
愛とは何かとか幸せな何かとか
いろいろ答えを求めると思うんですけど
1:15:01
その答えが明確に出てこないからこそ
孤独だとかそういうのも生まれたりとか
その中で宗教ってそれに対しての一つの回答
道徳とか理念とか
聖書とかミッションステイトメントとかを活用して
それで伝えてくれる
それを共感する人たちが集まるからこそ
クレイジーなアイデアにどんどん乗っかったりとか
敵がいる場合は
敵に対する憎しみに共感して
より仲良くなって
さらにその中で自分がより
グループに貢献してるっていうのを見せるために
よりクレイジーなアイデアに
入り込み込む
このダイナミックってもちろん
良い使い方もあれば悪い使い方もあって
でも昔の宗教から比べるとだいぶ啓発化して
しまってるんですけど
でも同時に
そこでその宗教が作り出した
その宗教もどんどんスケールしていって
それで生まれてくるのがいろんなシステムとか
例えば学校というシステムだったり
政府機関というシステムだったり
それも最終的に宗教だと思ってるので
そういうシステムによってどのカルチャーが
作られてきていて
例えばそのSNSっていう宗教だったり
そういうものが作り出したのが
新しいカルチャーメーカーであって
そのカルチャーメーカーとブランドが自らになったり
それを活用してどんどん自分たちの事業を
加速することによって
例えばクリエイターエコノミーっていうトレンドだったり
メタバースっていうトレンドだったり
ウェブスリーっていうトレンドだったり
AIっていうトレンドが出てくるっていう
この全体の流れが過去4年間のオフトピックでしたと
もちろんなんですけど2020年の年末に
このアテンシアンドトラストエコノミー
っていうテーマを考えた時に
こうなるとは全く想像してなかったですと
最後4年後に宗教の話なんかしてるなんて
絶対ありえないだろうって思ってたので
でも年々色々
世界の複雑さとかそういうのを色々知るにあたって
どんどん深掘りしないといけないとなった結果
1:18:02
今この宗教っていうところにたどり着いてる
- 来年は何が?
- 来年やるかどうか分かんないですこれ
さすがに深く十分いったんじゃないかっていう
根本として人間が常に持ってる質問って
死ぬとどうなるのかとか
生きてる意味って何だろうとか
愛って何だろうとか
そこに今たどり着いてるところかなっていう
でもそれがドライバーだと思うんですよね
色々なこういう宗教づくりをしてるのは
- もともとだと思うんですけど
今タイミングがあるんですかね
- それこそインターネットの普及もそうだと思いますし
- 友達が減ってるみたいな話も
- 友達が減ってるっていうのも多分そこに
色々連携っていうか
連動して動いてるのかなと思うので
今の実は政治環境とかも
今の例えば米中の関係性とかも
色々実はこの宗教の考えの中で見ると
納得する部分がすごいあって
だからこそ今回この年末のテーマとして
しかも3エピソードかけてわざわざ話したっていうのは
こういうところにあるんですけど
一番最後に話したいのが
次世代のカルトリーダーって誰になるのかっていう
これはもうちょっと会社に特定したものになるんですけど
今までの会社の社長って
トレンドがあったと思うんですよ
昔だと雇われ社長
そこからいわゆるビジネス経験豊富な人とか
ビジネスを事前に学べるってなってから
雇われ社長から創業者だったんですけど
いわゆるビジネスパーソン
そこからやっぱりシリコンバレーの時代とかになってから
エンジニアとかプロダクトの人
がCOになるケースって多くて
それ以外に上場企業とか見てると
例えば元CMOとか元COOとか
いわゆるマーケターとかオペレーターもCOになってますと
なんとなくですけどもちろん例外はいっぱいありますけど
なんとなく職種ベースで言うと
2つの職種がCOになりにくいんですよ
1:21:02
これはちなみに僕が言ってることじゃなくて
AirbnbのCOのブライアン・チェスキーさんが言ってることなんですよ
なんかビデオポッドキャストで出てたやつですか
多分フィグマとのイベントの中で話したことです
でももしかしたら他のポッドキャストでも話してた可能性あるんですけど
1人目は人事のトップですと
確かに人事トップの人がCOになるケースって
僕も見たことない気がするんですよ
でもそっちの説明してくれないんですよね
ブライアンさんデザイナーなんで
宮武さん的にはなんでだと思います?
経営とはちょっと違いますもんね
組織の話とプロダクトのどう経営していくかってちょっと違うからですかね
ちょっと違う
まぁでも全員若干そうですけど
これ分かんないですね
あれじゃないやっぱ全体
もうちょっとその全体とかそういうところ
でもなんかCFOとかを見ても別に全体
まぁでもCFOも全体を見ないといけないですかね
まぁでもそれは人事トップの話と言えるんで
CFOはお金の話なので
人組織を見るって考えたら
それと会社全体の話ってちょっと違うから
まぁでもそれこそもう一つの職種がデザイナーなんですけど
でも確かに人事部のトップとデザイナーの共通点で言うと
多分より科学的なものじゃないっていう
でもARBってデザイナーの人じゃないとしたっけ
ブライアンさんはデザイナーなので例外に入るんですけど
ただ彼自身もやっぱりソフトなスキルセットなので
やっぱりよりクリエイティブなものじゃないですか
職種としてデザイナーもおそらく人事トップもそうだと思うんですけど
人と関わらないといけないので
たしかにたしかに
なんでやっぱり今までの経営論とかって
そっち系じゃないじゃないですか
そうですね
もうちょっと数字とか
でやっぱりブライアンチェスキーさんも
途中からデザイン中心の会社ではなくて
やっぱりいろんな優秀な経営者が周りにいるので
そういう人たちを取り入れて
より一般的な会社になり始めたと
1:24:02
部門制の会社になって
10ぐらいの部門があったんですけど
各部門にサブ部門がいて
PMが基本的に会社を仕切ってる人たちで
いろんなABテストをやってた会社ですと
でその中でブライアンチェスキーさんが気づいたのが
人をどんどん増やしても
プロジェクト数を増やしても
なぜかアプリがどんどん変わらなくなってくる
でもコストだけ上がる
それをどう変えるのかと
2019年末に会社の経営方針を変えてくれた
2人の人と会うんですけど
一人目が浅井ひろきさん
元Appleのクリエイティブディレクター
日本人の方ですか
日系アメリカ人かな
多分日本語喋れないと思うんですけど
1998年から2016年まで
スティーブ・ゾブスの下で働いて
途中からティム・クックスなんですけど
2人目がジョニー・アイブなんですよ
完全にAppleですよね
デザインの方ですね
経営系の人に会ったのかと思ったら
どっちもデザイン系の方
その2人がブライアンチェスキーさんに何を言ったかというと
Apple事例にデザインを中心にした会社の運営方法
いわゆるスティーブ・ゾブスがやったことですよね
ブライアンチェスキーさんもアイデアを分かっていたものの
2019年末だったので
ちょうどAirbnbが上場するタイミング
ブライアンチェスキーさんとしては
このタイミングで組織編成をするのは厳しいなと思ったんですけど
そのきっかけを作ってくれたのがコロナで
コロナで一瞬で売上が8割落ちるんで
生き残るどころか死ぬ可能性が高くなったので
どう覚えられるかっていうのを考えだしたらしくて
なくなった後にサービスが
その時には自分らしい終わり方をしたいと
もう終わる
1:27:00
デンタルで
本当に数週間で8割落ちるって
あの規模感で8割落ちるってやばいので
もっと自分が運営したいように会社を運営し始めた
そこからAppleと同じように部門制から職能制組織
これちょっとディズニーの回で話しましたけど
ディズニーもそっちに動いたのかな最終的に
これが良いか悪いか色々考え方ありますけど
デザインとかマーケティングとかエンジニアの部門は
会社全体を見ると各部門ごとではなくて
今まで各プロダクトベースとか
各事業部ベースでロードマップがあったのを
もう会社1個だけにしますと
なので全マネージャーを呼んで
ロードマップをこの1つのロードマップに載せてくださいと
載せた後にそれの1割しかやりませんと
それ選んでくださいと
さらにABテストやりませんと
確かにでもなんかプロダクトのリリースの仕方も
Appleみたいなキーノートみたいな
年に1回とか2回になりましたもんね
年に2回になったのはまさにそういうところが理由なんですよ
そうですよねなんかちゃんと
あれもいいなと思いました
やっぱりそこはすごい統一した
会社として統一させたかったっていうところと
しかもPMの機能をなくしたんですよ
明確に言うとプロダクトマネージメントだけの人はなくして
プロダクトマーケターをつけたんですよ
いわゆるマーケティング
自分のプロダクトに関してちゃんと話せないと
開発するのはできませんと
それの一番の多分いい事例が
ビルのデザインとマーケティングするのって建築家なので
それと同じような考え方でデザイナーを採用したいと
だからこそ年2回ロードマップがもう統一されているので
年2回だけリリースして
ブライアンチェスキーさんが2週間おきとか各週で
何をやっているかをレビューしだしたんですよね
本当にデザインアップル方式になりましたよね
1:30:03
そうなんですよ
彼が言うにはチーフエディターになったと
確かに
でも本当最近のAirbnbのリリースの動画とか最近出てましたけど
音楽とかつけたやつ
やっぱソフトウェアのサービスじゃなくて
変わりましたよね
プロダクトのデザイン凝ってるなっていうのをめっちゃ思いますし
ブライアンさんのインスタとかもフォローしてるんですけど
見るとめちゃくちゃクリエイターっぽい投稿の仕方になってるなっていうのは思ってます
しっかりとカルトリーダーになった
別に昔からそうだと思うんですけど
よりよりなったのかなっていうのはすごい思いますし
なんかこのチーフエディターになるって
すごい多分最初批判浴びたと思うんですよ
おそらくですけど
もっと任せなさいと他の人に
全部はできませんよっていう話だったんですけど
彼の考えからすると
そのディシジョンメイキング
その判断軸を下に押すのではなくて
引き寄せたいと
自分の周りに
それをやった結果
彼曰くですけど
Airbnbのトップ3、40人ぐらいの人たちは
共通の会社の認識を持ってますと
彼が言うのは一つのでかいブレインだと
脳だと
やっぱりそれってすごい宗教っぽい考え方
ではあるのかなと思って
ブライアンさんがそのトークですごい話したかったことが
デザインって画面上のピクセルを動かすものだけではなくて
デザイナーの役割、今後の役割はもしかしたら
会社そのものをデザインする
それはそうですね
デザインって結局世界に対する考え方でもあるので
だからこそこの次世代の宗教とかビジネスを作る中では
より宗教というかストーリーファーストだったりデザインドリブン
のものっていうのが出てくる可能性っていうのがあるのかなと思って
そうですね
わかりました
じゃあ今回はそんな感じで終わらせたいと思います
1:33:00
今回も聞いていただきありがとうございました
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それではまた次回お会いしましょう
さよなら
さよなら
01:33:14

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