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  2. #174 目指せ脱Apple、進化し続..
2023-07-27 1:12:36

#174 目指せ脱Apple、進化し続けるメタの広告戦略

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◎今週のトピック

メタの脱アップル / GAFA唯一の創業者ファウンダー / モバイルフォーカスの成功 / メタのアプリは使われない、それって本当? / グローバルで強い / 30億人! / DAUが下がったことがない / TikTokのほうが伸びてる? / 「これはThreadsがリリースされる前の収録です」 / よりオープンなSNS / プロダクトの成長よりインフラの検証 / 広告を伸ばす方法 / リールズが成長している理由 / メタのAIの活用 / Meta Advantage+ の反響 / クリエイティブの自動化 / ロイヤルカスタマーへは難しい / テクノロジーで生まれるデフレとインフレ / アドテクとコンテンツのかけあわせ / Metaのショッピング機能に秘めた可能性 / アプリストア / メッセンジャーアプリの広告 /


◎参照リンク

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00:06
皆さん、こんにちは。草のりきです。 矢崎哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報を緩く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、メタの優位性とAppleを乗り越えるための広告戦略について話していきたいと思います。
はい。今回は、メタ。
そうですね。何回、3回目ですかね、そのガーハーシリーズは。
そうですね、確かに。
去年、マイクロソフト。あれ、じゃあ4回目か、という意味だと。
まあ、Googleをカウントするかどうかっていうのがあるんですけど、
マイクロソフトやって、Googleをやって、今年Appleやって、で、今回メタをやると。
今年のAppleは、4.5回分やったもので、すごい長かったと思うんですけど、
今回も長いですと。
どれくらい、今回も4.5回ですか。
まあ、少なくとも4回分じゃないですかね。
いやー、でもメタ深いですもんね。
そうですね。
やっぱガーハーは深掘りしがいのあるトピックというか。
うーん、去年やったGoogleも検索授業だけだったので、
はい。
なので、Appleはもうちょっと幅広く、次に何が来るかっていう話をして、
で、メタに関してももうちょっと幅広く見るので、
なんで、そうですね、どうしても長くなっちゃうっていうところが、
会社の歴史が長いですしね。
うーん、授業も幅広いですし、それがなんか全部つながってるみたいなところありますもんね。
そうですよね。本当に、何かしら全部つながってたりするので、
なんで、今日はどちらかというと、コアな既存事業。
なんで、SNSと広告事業について話すんですけど、
一応、このシリーズの全体のテーマっていうものがあって、
これはメタの全体の戦略としても、すごい多分意識してる会社があって、
それは、そういう観点でいうと、脱Appleっていう戦略ですね。
へー、今は依存してるってことですか。
完全に依存してます。
そうですね、Appleのアプリのプラットフォームの上であるっていう感じでもありますもんね、確かに。
そうですよね。それこそAppleの回でも話しましたけど、
今日後に話しますけど、やっぱりiOSのアップデートとかですごいメタって影響を受けるので、
なんで、そういうところから切り離すっていうのが今後のメタの戦略で、
今日は既存事業について話しますけど、後々他の領域、AIとかMetaverseとか、
03:03
Vision ProのVS Questみたいな話とかもしていこうかなと思うんですけど、
今日はまず既存事業からいきましょうと。
始める前に、たぶん一番最初に言わないといけないのが、
メタのそもそもの優位性ってなんだと。
ガーファーと比較すると。
何ですかね、SN情報、個人の好みというか。
何だろう。
組織ですよね。組織って言っても、具体的に言うともう社長ですね。
創業者ファウンダーってことですか。
ファウンダーがまだ唯一残っているのが、今メタですと。
これって何を意味しているかというと、議決権的にマーク・ザッカーバーグさんが言える、
どんな方向にも会社を持っていきますと。
これはもちろん、悪い意味もあればいい意味もあるっていう、両方にいけるんですけど。
一番有名なしっかりしたピボットでいきますと、モバイルのピボット。
2013年ぐらいあたりからやってるんですけど、しっかりそこに対応したっていうのが、
多分過去十数年ぐらいのテック業界の歴史を見ると、
サティア・ナデラさんのマイクロソフトのターンラウンドと同じぐらいの、
本当にめちゃくちゃ上手くいったエクセキューションですよね、戦略的に。
アプリを出したってことですか。
しっかりと、しっかり会社をモバイルにフォーカスさせて、
もちろんアプリを出したっていう。
インスタグラム買収したとか、
WhatsApp買収したとか。
なので、完全にそこにしっかりピボットできたっていうのは、
多分、ファウンダーがリードしてたから、ある程度できたことかなっていうところもありますし、
あと、あまり語られてないのが、
コストカットも結構素早くできること。
なので、直近結構Facebookでレイオフやってますけど。
それって全部のテック企業そうじゃないんですか。
ただ、よりアグレッシブにやってるのはメタかなと。
できやすいっていうのはどういうところですか。
結局厄介の承認を得るとか、そのプロセスをもらうとか、
もともと下から上に行った人だと、いろんな恩があったりとか。
社内政治があるので、そこら辺は全部無視できるっていう。
これを最も代表例として出したのが、多分、色マスクですけどもちろん。
Twitter多分8割ぐらい切ってますよね。
いやー、確かに。
なので、マークさんとしてもメタでこれだけ素早くレイオフ、
06:06
多分2,3回すでにやってるので。
やったのは、今だと評価されてますけど、
やっぱり彼がそれができるっていうのはすごい重要なポイントかなっていうところで。
ただ、やっぱりテック業界、特にアメリカと日本のテック業界ですと、
メタ、特にFacebookとかですよね。
うまくいってないんじゃないかと。
特に若者層から使われないとか。
これはもちろん多少なり正しいとは思うんですけど、
実態として本当にそうなのかというところを今日ちょっと探りたいなっていうところで。
まず、このFacebookとかメタが調子が悪いんじゃないかっていうところは、
個人的にはちょっと違うかなと思っていて。
メタって投資家向けにいろんな指標を出してますけど、
そのうち1つ出してるのがファミリーデイリーアクティブピープルっていう、
デイリーアクティブユーザーの数を出してるんですけど、
これはFacebook、WhatsApp、Instagramのユニークユーザー数。
あわせて言ってるのがファミリーって言ってるんですか。
ファミリーオブアプスっていうのがその3つ。
なので、その3つのユニークなアクティブユーザー数。
これが30億人いるんですよ。
WhatsAppってもうアメリカだと一番LINE的な存在ですよね。
いや、WhatsAppは海外のほうが強いですね。
なるほど。
アメリカではなく。
そっか、アメリカって何ですか。
アメリカですと結構幅広いんですけど、一番多分使われてるのがSMSですね。
の次は何ですか。
の次は、難しいですね。
属性によってだいぶ変わるので、下の連れ層に行くとスナチャとか。
意外とWhatsApp使われてないんですね。
そこまで使われてなかったりしますね。
なるほど。
でも、この30億人って結構な数字だと思うんですけど、
これってデイリーアクティブなんですよ。
すごいですよね。
まあでもそうだよなーって感じはちょっとしますね。
そうですよね。
なんかやっぱりグローバルで強いってすごいことですよね、そのIT企業。
なんかNetflixとかも思いますけど、グローバルで認知度があって利用されててっていうのって、
やっぱなんか最初からあった強みで、先行してあった強みなのかなっていう気もしたり。
09:00
Facebookも各ローカルの地域に、それこそ日本もそうですけど入ってきて結構シェアも取ってるので、
そう考えるとしっかりグローバル展開しちゃった会社かなと思うんですけど、
この30億人のデイリーアクティブユーザーってすごいですし、
その中でFacebookだけの数字も出してるんですよ。
インスタとWhatsAppは出してないんですけど、Facebookだけ出していて。
Facebookのすごいところが、2021年の10月から12月の市販期以外ですと、
1回も市販期ベースでデイリーアクティブユーザーが下がったことがないんですよ。
2004年からこの会社やってますけど、
2004年から一度も市販期を除いてデイリーアクティブが下がったことないってすごくないですか?
すごいです。
しかも下がった時は19.3億人から19.29億人に下がったっていうところなので、
しかもその後上がってるので。
それってメッセンジャーは入ってない?入ってますか?
メッセンジャーはもう入ってるはずです。
だからデイリーアクティブが高いと思うんですけど、
でもメッセンジャーがめちゃくちゃ使われてるかって言うとそうでもないので。
今ですとデイリーアクティブは20億人以上いる。
すごいですね、やっぱり。
本当にすごいのと、月次アクティブ、MAUで見ると市販期ベースで見ると1回も下がったことないんですよ。
へー、上がり続けてる。
10年間やって1回も下がったことないってすごいですよね。
すごいですね。
しかもこのDAU割るMAUってよくアプリ業界ではエンゲージメントのレベルを見るんですけど、
その月次アクティブユーザーの中で何割が前に使ってるか。
全体のベンチマークをすると業界内で大体2割以上はいいですと。
5割以上は世界クラス、トップレベルだと。
Facebookに関しては68%ですと。
しかもこれって初期から結構5割以上とか5割ぐらいのレベル感だったので、
ずっとこれを保ってるっていうのはすごいですし、
ユーザー数で見ると今は成長はどこから来てるかというとアジアとか、
USとかヨーロッパ以外の国から来ているんですけど、
USとヨーロッパは実際今フラットな状況。
なので離脱をめちゃくちゃしてるっていうのはなさそうですと。
12:03
じゃあUSは伸びてはないけどアカウントを持ってるみたいな。
結構取り切っちゃったっていうところだと思うんですよね。
しかもこれデイリーアクティブとMAUなので、
ただ1回登録して終わりっていう話ではなくて、
一応毎月使ってたり毎日使ってるユーザーは基本的にフラットですと。
なのでそもそもFacebookが死んでるとか、
そういう話は今のところなさそうですと。
次によくメタに対して言われてるのが、
TikTokがすごい成長しているので、
TikTokがどんどん今上がっていて、
インスタが下がってるんじゃないかと。
言われますね。
これは実態としてTikTokの利用時間はインスタより高いので、
なので一部本当だと思うんですけど、
ただ直近のトレンドを見るとそうではなくて、
インスタは上がっていてTikTokはフラットなんですよ。
なんでですか?
完全にリールズですね。
もしTikTokからいきますと、
そもそもこれはUSでの数字ですけど、
USですと月次アクティブユーザーが結構フラット、
ちょっと下がったりもしてたりするので、
ここも多分結構取り切ったっていう部分あるんですけど。
バンされない問題みたいなのってどうなったんですか?
そこはまだ何も判断がなくて、
そうですね。
モンタナ州では来年の1月から新規ダウンロードはバンしますっていう法案が通りましたけど。
USでその州ごとにアプリストアウトできるんですか?
多分できないので、いろいろ大変だと思います。
なのでTikTokには訴訟してるんで、そこに関しては。
まだ結論は何も出てきてないというところですね。
ただ今、アメリカですとTikTokは月次アクティブユーザーが1.1億人いるんですけど、
ちょっと下がったりちょっとフラットだったりするので、
ここは正直そんなに伸びてなくて。
利用時間に関しても、モーガン・スタンレイが最近レポートを出していて、
アメリカでの利用時間はフラットになり始めてますと。
TikTokは?
TikTokのですね。
もちろん他の国ではすごい伸びてたりするんですけど、ユーザー数とか利用時間とか。
ただアメリカでは結構フラットになっていて、
同時にInstagramはリールズのおかげで結構伸びていますと。
15:00
結局リールズが毎日20億回シェアされたり。
過去半年で2倍になってたりとか、その数字が。
この収録を行っているタイミングですと、まだ2023年9月2日の数字が出てきてないので、
9月1日の数字を見ると、だいたい2割のFacebookとInstagramのフィードのコンテンツがAIからレコメンドされていて。
Instagramでしたらだいたい4割ぐらいなんですけど。
それによってInstagramの平均利用時間が24%伸びてるらしくて。
Instagramの方がAIからのレコメンドが多いってことですか?
多いです。
結果的に利用時間っていうのは増えてるかなと思いますね。
そういう動きをメタが行っている中で、最近Twitterの競合を作るっていう話が出てましたよね。
出てましたね。UIとかTwitterで見かけました。
リークされたあれですよね。
どう思いました?
考え方はすごい面白いなと思っていて、成功するかどうかは正直わからないっていう。
Facebookなんていうか、メタ初で新規サービス動きいくことあんまりないですよね。
Facebook以外はないですよね、あんまり。
難しい。特にSNSって難しいですもんね。
よくFacebookっていうか、メタは01がそんなに得意ではない。
1から10とか10から100円伸ばすのがめちゃくちゃ得意な組織だっていうのをよく言われるので。
そういう意味だと、今までの歴史上から見ると、このサービスがうまくいかない可能性の方が高いと。
インスタとかもそうですもんね。伸ばしていくのがすごいFacebookのメタの強さが出たって感じしますけど。
インスタとかもテキストの投稿がしやすくなったりとかしてるじゃないですか。
インスタで集約しないで別で作る、その機能作るんだというのも楽しみっちゃ楽しみですね。
しかもインスタをベースにしてるわけなので、インスタのアカウント経由で作れたりとか。
そこのオーディエンスをそのまま移行させられたりとか、そういうアイデアが出てるらしいので。
18:04
インスタのDMを別のアプリ作ってた時あったじゃないですか。
結局うまくあんまり使われなかったのか、またインスタのアプリに戻ってみたいな。
やっぱり新しいアプリ作ってそっちに誘導するってめっちゃ難しいなって思いますね。
ただこのアプリ自体で、やっぱりマーク・ザッカーバーグさんがこのアプリについて話してた時に言っていたのが、
やっぱりマストドンとかブルースカイみたいな、よりオープンなアプローチを取るっていう話をしてたのがすごい面白くて。
そもそも今Facebookとインスタグラムの両方のフィードにリーディングが出たりとか、
コンテンツのシェアリングをすでにしていて、今回のこのプロジェクト92って言われるTwitterの競合のサービスですけど、
そこはソーシャルグラフとかインスタグラムのアイデンティティシステムとかをそのまま使うっていう話とかはあるので、
ここはうまくいくうまくいかないっていうのはサービスの成長ではないと思ってるんですよ。
これはもうちょっと大きな多分メタのビジョンの中で、こういう機能とかこういうオープンなアプローチがうまくいくかどうかを検証しているためのものだと思うんですよ。
これは多分後々の回でこの話をもう一回振り返るんですけど、
ここのなんかよりオープンなアプローチを取るっていうのは結構重要なポイントかなと思ってます。
なので個人的にはここは100万人ユーザー行きましたとか1000万人行きましたとか、そういうところは正直そんなに見てないっていうところですね。
もうちょっと大きなところを見てるんですね。
インフラのところが成立するかっていうのを見てるっていうところですね。
なのでこういう今SNS側の事業というかなんとなくのアップデートをした中で、
結局メタってマネ対するのって広告なので、広告事業がどうなってるかっていうところを見るときに、
多分一番わかりやすい見方がいくつかの指標を一つの図にまとめてグラフ化するのが一番わかりやすくて、
まず広告売り上げの成長率。
で次にDAU、デリアクティブユーザーの成長率。
で次に広告単価の成長率。
で最後に広告のインプレッション数の成長率を一つのグラフ化していく。
21:00
広告単価の成長率。
で最後に広告のインプレッション数の成長率を一つの図にまとめると、
なんとなくなんかいろんな傾向が見えてくるんですけど、
例えばインプレッション数が上がると広告単価がだいたい下がるんですよね。
だいたいの場合は。
でなぜかというとインプレッション数っていわゆる広告を見る数。
いわゆるサプライ側が増えるので広告の。
でそうするとサプライが上がるとだいたい価格が下がるので。
そこら辺の関係性とか見えるんですけど、
結果的に広告売上を伸ばす手法って3つあって。
1つ目がユーザー数を伸ばすこと。
オーディエンスを増やす。
1人が1つの広告を見るより10人が同じ広告を見た方が売上を伸びますよねと。
2つ目は1人当たり見る広告数を増やすこと。
で3つ目が広告主が広告に対して払う金価格を上げること。
の大きく3つあると思うんですけど。
でこの3つをよりブレイクダウンしてメタに適応すると、
ユーザー数が伸ばすのは基本的にメタはもうしてませんと。
一応DAUとか多少なり伸びてはいますけど、
そんなに劇的に30%伸びるとかそういう話ではない世界なので。
取り切っちゃってますもんね。
そうですよね。ある程度取り切っちゃったので。
しかもそのDAUが今成長しているところに関しては1人当たりの売上が低い。
単価が低いところなので。
なので基本的にそこからユーザー数を伸ばして広告売上を伸ばすっていうのはメタはそんなにフォーカスしてないはずですと。
じゃあ次に広告の数を増やすと。
広告の数の増やし方って2つやり方があって。
ちょっとなんか良い言い方がないので、
すごいラフな言い方で言うと人工的にとオーガニックにっていう話があるんですけど。
まず人工的にっていうのはその今既存で存在するメタを増やす。
人工的にっていうのはその今既存で存在するプロダクトの中に広告を生み込む。
もしくはすでに広告が入っているところに枠を増やす。
例えばですけど最近ですとインスタグラムが検索書けたときに広告枠を出し始めたんですよね。
なるほど。
そこだとすでに検索っていう機能があるのでそこに追加で広告を出しますと。
24:05
今例えば1つしか表示されてなかった場合はそれを2つにするとか3つにするとか。
それによって見る広告数を増やせますと。
それ以外ですとよりオーガニックなやり方ですと、
多分ストーリーとかを出したときに一番分かりやすいんですけど新しい機能を出したときにそこに
徐々に広告みたいな機能が付き始めるっていう。
ストーリー最初出たときにまず多分誰もそこに広告を出すっていうよりもまずコンテンツを皆さん出して、
後々みんなそこにアテンションが集まり始めたのでそこに対して広告を出すと。
例えばどういう?
ストーリーとかはまさに昔だと分かりやすい事例で今だとリーレスですね。
投稿してたそこに広告出てきたりするみたいな。
そうですね。新しいプロダクトを作るとそこに対してエンゲージメントが増えたりするのでそこに対して広告を出すっていうところで。
3つ目が広告単価を上げることっていうところでこれは広告単価を変えるには主に2つのやり方があるんですけど、
1つ目がメタがより良いターゲティングをする。
よりちゃんとこの人がこの広告を見るとコンバージョンするっていうのをメタが理解してそれをよりうまく配信するというやり方と、
もう1つはインプレッション数を変えること。
インプレッション数を変える?
いわゆる広告を見る数。
広告を増やすってこととは表示する回数を増やすってこととは違いますか?
ちょっと違うんですよね。
インプレッション数を伸ばすっていうのは基本的にはもちろん広告数を増やすとインプレッション数が多少増える、上がったりするんですけど、
どちらかというとストーリー数が出た時に今までなかったインプレッション。
今まで存在しなかった広告が作られたので、それによって完全に新しいインプレッションが出てきたっていうところですね。
なるほど。
ストーリー数をインスタグラムに出した時ってインプレッション数ってすごい上がってるんですよ。
やっぱりよりインスタグラムをユーザーが好きになって、ストーリー数をより見るようになって、
滞在時間が上がって、それでインプレッション数がすごい上がったんですよね。
その影響で広告単価が下がったんですよね。
インプレッション数が上がったので。
ただ徐々にインプレッション数が上がって、
27:00
インプレッション数が上がったので。
ただ徐々に広告単価って戻ってきたんですよ。
これってなぜこうなったかっていうと、インプレッション数がまず上がりますと、
それはストーリー数が良いプロダクトだったので、なのでみんな使い始めましたと。
みんな使い始めてまずコンテンツを出して、そこでみんな満足している中で、広告主たちがブランドとかがそこに対して広告出したいですと。
ただまず広告出しても、そもそもターゲティングの仕組みとかフェイスブックとかまだ全然理解してなかったので、
なので効率がすごい悪かったですと。
しかも広告は誰も広告出してなかったので、枠が大量にあって、なので安く出せましたと。
ただ徐々に皆さんそこでみんながストーリーズを見るっていうのを理解し始めて、みんな広告出すようになって、
そこで広告単価が徐々に上がっていきましたと。
なので一回下がってそこから徐々に戻ってくるっていうのが、ストーリーズを見ると一回も起きている現象で。
なので広告単価が下がったことに対して、結構オール外とか投資家の人たちとかがちょっと心配になるんですけど、
実は心配そこまでしなくていいことで、重要なポイントはここから戻ってくるのかっていう話。
リールスで今同じことが起きてるんですよね。
今広告単価って一回下がってるんですよ。
ここのマネタイズの効率性が上がるかどうかっていうところが、広告単価が戻るかっていうのが徐々に戻ってきていて、
実際にこれはマークさんもそれを言ってるんですけど、
インスタグラムでもフェイスブックでも戻ってきているというところがリールスのマネタイズとしては非常にいいことかなと。
ここで唯一リールスの広告フォーマットでインスタグラムのフィードとかストーリーズとかと比べると、
ちょっと衰えてる部分がリールスを主張する時間がフィードとストーリーズよりも長いこと。
結局フィードってもうスクロール簡単にできるじゃないですか。
ストーリーズも秒数って何秒かちょっと忘れちゃいましたけど、
結構すぐに次のストーリーズに行くじゃないですか。
なんで見る数が多ければ多いほど広告を見る数も増えるんですよね。
でもリールスって例えば30秒とか60秒とか90秒とかのものがある中で、
そうするとストーリーズよりも見る回数って少ないんです。
なんで出せる広告数が少ないっていう。
なんでここのそれを補うためにリールスは結果的にインスタグラムとかFacebookの利用時間がその分増えてますと。
30:01
それによって全体的にメタの広告売上が戻ってどんどん復帰してこれからどんどん上がりますっていうのがメタの考え方ですと。
これが全体の数時間の話ですけど、これってなぜここまでうまくいってるんだ。
ではこれからのメタの広告事業ってどこまで成長するのかというところを考えたときに重要なポイントが、
メタがAppleのiOSアップデート、それこそ過去のApple会で話したiOSアップデートに対してしっかり対策を打ってるのかどうかっていうところですね。
どういう対策になるんですか。
ここが主に2つとってるんですけど、そもそもAppleの会でも話したようにiOSアップデートで多分メタの売上げを少なくとも10ビリオンほど売り上げを影響してる。
もちろんメタ以外にもYouTubeとかスナチャーとかも影響されてはいるんですけど、
重要なポイントでいうとAppleのこのiOSアップデートって、このアプリからトラッキングされることを承諾しますかっていう通知がきて、基本的に全員いいえって押しますよね。
それによってAppleってこのサードパーティーデータ、いわゆる自分のアプリからじゃないデータと自分の抱えているファーストパーティーデータと呼ばれるものを組み合わせて広告を出すのが難しくなりましたと。
ユーザーの好みとか思考を取りにくいですね。
そうですね。多分一番取りにくいのがコンバージョンしたかどうか。結局例えばFacebookのアプリ内で広告があって、例えばグロシエの広告がありましたと。
それをクリックしたときにグロシエのサイトに行って、そこで購入するわけじゃないですか。でも購入したのはアプリ内で購入してないので、
そうするとそれってサードパーティーデータになるんですよね。なのでメタは購入したかどうかっていうデータを活用できなくなる。
そうするとこの広告が本当に良かったかどうかは、クリックしたかはわかるんですけど、購入したかどうかはわかんないっていう。
一番大事なとこですよね。
一番大事なところですよね。なのでそこが止められたっていうのが一番メタにとって広告の効率性がすごい問われるようになったというところなので、
それを解決するためにはよく使われる、今単語になっちゃいましたけどAIっていうものを使っていますと。
このAIっていうのはもともとメタをずっと前から投資し続けているものですけど、まずは多分誰をターゲティングするべきかとか、
33:04
どのタイミングでターゲティングするべきとか、そういうのをいろいろやっているんですけど、
まずそのメタとしての他社と比べてのアドバンテージは、AIに対しての投資額が半端なくできると。
多分唯一対抗できるのはGoogleぐらいで、結局Twitterとかスナチャとかって何千億単位でAIに投資できないので、
そこはメタの一つのアドバンテージとしてあるんですけど、このiOSアップデートっていうものはメタに対して売り上げ的にすごいヒットしたものなんですけど、
ただそのおかげによってメタはより自社の広告事業をどう他社に頼らなくても成立させるかっていうのをしっかり考えられたのかなと。
そういうタイミングでもあって、それが非常にメタにとって長期的にはいいことになったんじゃないかと。
結局この広告のターゲティングのパフォーマンスを向上させるっていうところをメタがフォーカスして、それはちょっと後々話しますけど、
あとリールズのいわゆるインプレッション数の広告の在庫が増えることによって、メタの広告の事業の可能性ってまだまだあって、
しかも直近の数字でもこれって出始めてるタイミングでもあって、2023年9月1日の第一四半期のメタの広告売上って上がってるんですよ。
比較するとYouTubeって下がってるんですよ。
なんでですか?
これはiOSアップデートに対応してるしてないっていうところだと個人的には思ってますと。
なるほど。
じゃあどうやって対応してるかっていうと、いくつか試作を売ってるんですけど、まずは今年出した広告ツールがありまして、メタが。
それがAdvantage Plusっていうツールなんですけど、これがアルゴリズムファーストな広告モデル。
基本的に今までのFacebookの例えばキャンペーン、広告キャンペーン打つときって、Facebook、ターゲットしたい属性とかを入れるんですよね。
こういう人、例えばこのぐらいの年収の人とか、こういう例えば女性とか、なんかいろんな分野属性を組み合わせて、こういう系の人たちに広告を出してくださいと。
っていうのを出してたのが、Advantage Plusはそもそもアルゴリズムがそこも全部やりますと。
36:03
正しい人に正しいタイミングで広告をマッチさせますと。
今現在はまだこれを出してそこまで時間経ってないので、今現在は大手のブランドとか、大手の広告主はちょっと懸念を持っていて。
なんでですか?
ここまでちょっとメタに任せていいのかっていう。
任せすぎなんじゃないかと、いわゆるコントロールを持てなくなるので。
アルゴリズム勝手に広告を配信していろいろ出してくれちゃうので。
出したくないところにも出ちゃうかもしれないし。
そうですね。
もちろんそういうコントロールは多分あると思うものの、ちょっと懸念を持っていますと。
SMB、中小企業の中では割とうまくいってるらしくて、今は。
そこで実際にフェイスブックとかインスタグラムに対しての予算を10%、20%増やしてるところもあるらしいので。
なんでここら辺は多少うまくいっていて、アドバンテージプラスの売り上げが確か7倍ぐらい過去半年間伸びてたりするので。
なんでメタとしてはここが結構成長してる広告事業になってきているんですけど。
ここのさらに進化版っていうのは、今はターゲティングのところの最適化をメタが自動的にやってくれますと、このアドバンテージプラスで。
じゃあ次に何をやるかというと、これ最近出した特許申請ではなくて特許が、
多分、承諾を受けた特許なんですけど、広告のクリエイティブをユーザーの興味度合いとかによって、
AIによってクリエイティブを変えられるという特許を獲得して、
これは実際にアドバンテージプラスに対して、
広告のコピーを変えたりとか複数バージョン作ったりとか、背景を変えられたりとか、
あとは、アドバンテージプラスの特許を受けたら、
実際にもう、このような機能っていろいろ出し始めてると思うんですけど、
AIサンドボックスっていうものを出してるんですけど、
広告のコピーを変えたりとか複数バージョン作ったりとか、背景を変えられたりとか、
あとは、画像をインスタグラムとか縦型ようにしたりとか、
いろんな形に変えられるようにしたりとか、
これは今、ブランドがメタのAIの機能を使って、勝手に自分たちできるんですけど、
これがおそらく後々、完全自動化される。
そうすると、今まではブランドとか企業って、メタに対して自社でクリエイティブのアセットを作って、
39:02
それをメタに渡して、そこでメタ上でABテストをしますと。
もう担当者いらないですよね。
ターゲティングも勝手にしてくれて、クリエイティブも全部作ってくれて、
確かにスタートアップとかみたいなところは、すごい楽というか、あんまり人が少ないところにはいいかもですね。
そうですね。もちろんチェックする担当者は必要だと思うんですけど、
無限にABテストができる。しかも、完全パーソナライズできるので、
自分の名前が広告に出るとか、そういうのが全部できるように。
で、このAIを活用した広告っていうのは、いろんな良い悪いがありまして、
まず良いところでいきますと、そもそも機械はプロダクトに対しての概念がないので、
例えばこれは女性が使うべきだとか。
これは高収入の人が使うべきだとか。
これはアメリカ人が使うべきだとか。
そういう考えはないので、いろんな人にテストしに行きますと。
最初にそれは指定できないんですか。
最初にもちろん多少の指定はできると思うんですけど、
多分機械のベストなところは、そこをいろんな属性を試してくれるっていうところでもあって。
確かに。
自分が想定してなかった属性に当たる可能性ってもちろんあって。
しかも、ある程度制限したとしても、多分、
Facebook上ですと、どういうふうにターゲティングするかって、めちゃくちゃ細かいんですよ。
これってFacebookの社内資料がリークされて、それでわかったんですけど、
広告モデルに使う、いわゆる要因。
広告モデルを作るために、例えばどの国から来てるかとか、
いつ最後ログインしたとか、いろんな要素があるわけじゃないですか。
ターゲティングするための。
それが1.5万以上あるんですよ。
それって人間が、その1.5万の中を全部理解して、
ウェイトをかけて、適切に広告回信できるかというとできないんですよね。
でもAIだったらできるので、
そこに関しては多分AIの方が適切にできるんですけど、
一つ、いくつか課題はあるんですけど、課題としてまずあるのが、
そもそも最初の購入には最適化されてるかもしれないですけど、
42:02
長期的にロイヤルカスタマーになるかどうかわからないっていう。
ブランド力みたいなところってことですかね。
そうですね。なので、例えばですけど、この商品は自分の中で、
例えば、アメリカの女性が絶対買いますと、
が一番フィットしてますと。
フィットしてるっていうのは、人間がそれを言ってるのは、いろんな意味合いがあって、
もしかしたら、男性は1回は買うかもしれないんですけど、
もしかしたら、日本の女性は1回は買ってくれるかもしれないんですけど、
結果的に何回も買ってくれないとか。
なるほど。
ブランドとしては、何回も買ってくれる人が欲しいので、基本的には。
なので、そこに対応したいのは、
例えば、日本の女性が、
何回も買ってくれる人が欲しいので、基本的には。
そこに対しての最適化は、今現在はメタはされてないので。
できそうですよね。でも、長期的に買ってくれる人にフォーカスするみたいなことが。
ただ、そうするとサイトの情報を、いわゆる自社で抱えてないデータを知らないといけないんですよね。
掛け合わせることができたら。
でも、付け合わせが基本的にNGなんですよ。
AppleのiOSアップデートのおかげで。
なので、広告の効率性は上げられるものの、長期的なロイヤルカスタムを探せるかというと、
まだそこが分からないっていうところですかね。
新規獲得とか、ブランド始めたばっかりとかなら、相性がいいかもみたいな。
めちゃくちゃ相性いいと思います。
それ以外のリスクですと、やっぱり自動化しているので、
何かメタ側のミスがあった場合に、結構ヤバいことになりますと。
これって実は最近、最近って言っても数ヶ月前ですけど、起きていて。
結構Facebookでは久しぶりの大型のバグっていうかミスで、
今年の4月だったと思うんですけど、多分日本時間だと多分月曜とか日曜の夜とかだったと思うんですけど、
あるバグによって、Facebookに広告を出してた、ほとんどではないんですけど、多くのブランドが、
1日分の広告予算が数時間以内にほぼ全部使われてしまった。
っていう現象が起きまして。
結構その、多分日曜日だったので、ブランドによってはそこまで広告配信してなかったところもあるかもしれないですけど、
45:04
朝9時に自分のFacebookアカウントの広告予算を見ると、9割使われてるみたいな。
えー。恐怖。
これは完全にFacebook側のミスで、正直そこまで何が起きたかっていうのを説明してくれてないんですけど、
おそらくなんですけど、効率悪いキャンペーンにも広告を出すようなアルゴリズムになっちゃった。
ところで、どこかのデータアナリティクスの会社が、
少なくとも3割以上の会社がかなりインパクトされてたっていう風に言ってたので、
完全自動化されたマーケティングオートメーションって結構こういうリスクはあるっていうところですね。
なかなかないと思うんですけど、起きると結構やばいですと。
なるほど。
このAIによってその広告業界から、
いろんな意味で変わってくると思うんですけど、
そもそも今、メタ以外にもGoogleももちろんこういうAIを使った広告生成みたいなことやってますし、
最近LinkedInとかもなんか発表してましたけど、
テクノロジーってだいたいデフレ効果があると思うんですけど、
で、今回のそのAIに関しては、
コンテンツ制作のコストが後手に下がるので、
そういう意味でデフレ効果っていうところになるのかなと思っていて、
実際に誰かがこれデモンストレーションしてましたけど、広告をなんか10秒ぐらいで作れるみたいな。
すごい時代ですよね、本当に。
うん。
ローガンポールさんもなんか確かツイートしてましたけど、
プライム、彼らって今プライムっていうドリンクブランド系運営してますけど、
そこの広告を30秒以内でAIを使って作ったみたいな。
いい感じでした?
割といい感じでしたよ。
おー。
で、後々ショートフォーム動画とかも作れるようになるので、
そうするともう制作コストが、
まあ、今やっぱ動画作るのってブランドとしてすごいのが多いんですけど、
プライムっていうのは、
プライムってなんか、
プライムって、
オンラインで、
オンラインで用途として、
もう 製作コストが まあ 今 やっぱ 動画作るのって ブランドとして すごい大変じゃないですか
大変ですね
なんで そういう意味だと この AIによって そこの製作コストが下がるっていうのは すごいいいものの
同時にインフレ効果があって
はい
製作が簡単だからこそ みんな作り出しますと
うーん
でも 人のアテンションって限られてるので
大量に広告とか いわゆるコンテンツが出るようになった時代の中ですと
48:03
人のアテンションを取るコストがどんどん上がるんじゃないかと
なんで 一見 広告の製作コストが下がって
より安く広告を出せると思いきや
プラットフォームでそこを いくらパーソナライズしたとしても
そこのアテンションを取るのにより難しくなる
うーん
でも なんか それってすでにちょっと起きてますよね
なんか なんていうか 今までインターネット
AMA機と今と比べたら 広告の量ってめちゃくちゃ増えてるし
なんか 検索したり サイトを見たり ストーリーズもそうですけど
広告めっちゃあるなって感じはするけど
やっぱり その見てる広告ってあんま覚えてなかったり
アテンション取られてない気もするので
そのクリエイティブが良かったり
パーソナライズされてたとしても
どうなんですかね どうしたら
出せようとしたら難しいですよね
でも 本当にSANAさんに言う通りで
そこがすごい多分 今後の広告業界として難しいところになるので
もちろん広告以外でも 普通のコンテンツ自体の数もすごい増えてくるので
うーん
なんで 本当にアテンションの取り合い
より今まで以上になるっていうのは
すごい大変なことになるのかなと思うので
なんで やっぱりその中でどう広告のストーリーテリングをするとか
その話題性を作るとかっていうのが
どんどん難しくなるっていうところですと
広告っていう意味合いで言うと
何に投資するのが一番
それってサービスとかによってですもんね
ウェブなんか
なんでもないです
でも チャンネル戦略は難しいですよね
しかも これって時期によって変わったりもするので
例えばですけど 今現在ですと
アメリカの場合ですと
インフルエンサーの広告単価が結構上がり始めていて
だから ちょっとそこは今避けたほうがいいんじゃないかとか
うーん
なんで 結構時期によって上がったり下がったり
結局デマンドがどこに動くかによって変わるので
そこら辺は結構難しいところかなっていう
全体的にやっぱり見て
過小評価されてるところに投資してレバル値上げるみたいなのが
一番ですよね
AIの生成の話も一番初期にやって
うまくいったねって
それがすごい みんながやりだしたら
もう見たことあるっていうか
51:00
結局生成された カスタマイズされた
パーソナリズされたやつでしょっていう
社会の雰囲気になったら
やっぱりあまりアテンション取れないし
もうちょっと感情に訴えかけるような
ブランドマーケティングとか
広告みたいなところにしたほうが
社会の流れみたいなのもありますもんね
うーん なんで 草野さんが今言ったところで
すごい重要なポイントが2つあって
1つは
コンテンツの内容自体に新しみがあるのか
そこがやはりそのAIを使うっていうのは
今だと広告でAIを使いましたっていうだけで
多少ないクリックが入ったりするので
うーん なんでそこの過小評価されてるっていう
そこの先にそういうのやるっていうところと
あとチャンネルもそうですよね
このチャンネル 例えばTikTokが出てきたばかりとか
そのReelsとかが出てきたときに
プラットフォーム側がそれを押してくれるので
うーん
そこに早めに乗っかるかどうかっていうところだと思うんですよね
でもなんかそういうところを結局何を押してるかとか
一時期YouTube Shortsをすごい出したほうがいいですっていうのを
オフトピッドも言ってたのは
今だと割と普通になってると思うので
そこら辺はやっぱり草野さんが言うように
みんなが入ってきたタイミングだと思う
ちょっと古いねとか
うーん まあなんかそんなに新しくないですよね
みたいな感じになっちゃうので
そこら辺はすごい常に
過小評価されてる場所に行くっていうところですよね
AppleのiOSのアップデートによって
特定の会社ではあるんですけど
会社のカテゴリーによって
会社の作り方が変わったのかなっていうところもあって
うーん
具体的に言うと何が起きてるかというと
AdTechのインフラとコンテンツを
組み合わせる会社がどんどん増えてきた
それは買収によってか
もしくは自社で立ち上げてかっていうところで
すごいこれの分かりやすい事例が
Amazonとインスタカートで
このリテールメディアって呼ばれてる領域ですよね
自社のコンテンツっていうのは
いわゆる消費されるものなので
別にメディアじゃなくても
何か購入するものでもいいと思うんですけど
そこのアテンションを取りながら
そこに対しての広告を出すっていう
Amazonなんかは広告売上がすごい伸びてるっていうのは有名ですけど
実際に今年の9月1日
第一四半期の数字ですと
広告売上が9.5ビリオン
へー
なので大体年間
おそらく今年多分40ビリオンぐらいは
いくんじゃないかなと思うので
広告だけで
54:03
インスタカートも去年は740ビリオンの
広告売上があって
2021年から30%増してるので
かなりそういうところは伸びてるんですけど
ここって何をしてるかというと
いろんなプロダクトっていうか
コンテンツを見せる場所の中で
広告を出していて
例えば検索結果のところに出したりとか
カテゴリーのディスカバリーのページに出したりとか
チェックアウトの後に商品を
ここによってレコメンドしたりとか
バナー広告出したりとか
いろんな形でやってると思うんですけど
それによってブランドが
GoogleとかFacebookとかに行くのではなくて
直接インスタカートとかAmazonの広告ツールを使って
そこでキャンペーンを出すと
それによってインスタカートとかAmazonにとっていいのは
この広告とコンバージョンデータが
全部自社プラットフォームで行われるんですよね
大平 うん データが集まる
三沢 そうなんですよ
全部ファーストパーティーデータになるんですよ
これはやっぱりずっと
今日もAppleの回でも言ったように
このサードパーティーデータとファーストパーティーデータを
組み合わせられないっていうところの状況の中だと
ファーストパーティーデータを抱えるのが
今まで以上に重要になってきてますと
大平 検索と購入があるプロダクトは
じゃあ有利ってことですか
三沢 そうです コンテンツがまずないといけなくて
大平 なるほど
三沢 コンテンツっていうのは色んな意味のコンテンツなので
それに対して広告ツールと
あとコンバージョンデータまでしっかり取れるのか
これを全部取れると
これは広告業界の人が言っているのが
コンテンツ城
コンテンツのお城の戦略になっていて
いわゆる全部自社で抱えるっていうところで
これがなぜこの戦略がメタにとって重要かっていうと
これがメタのショッピング領域の事業に
すごい関わり始めるっていう
直近数ヶ月前から 去年末から多分直近数ヶ月で
メタ 特にインスタグラムとか
ショッピング諦めたんじゃないかみたいな報道とかって
色々くさのさん見たかもしれないですけど
実際に去年11月ですかね
メタの社内メモで
インスタグラムのショッピングページってあると思うんですけど
ショッピング専用のタブですよね
あれがなくなりますと
それがなくなる代わりに
よりシンプルなバージョン
タブライトっていうショッピングページを
57:00
作るっていう話になっていて
同時にコマースの組織を
より広告売り上げに
紐づくようにしましょうっていうのが
社内メモと書いてあって
これを僕が最初に読んだ時は多分多くのメディアと同じく
これってインスタってショッピング諦めたんだみたいな
感覚になったんですけど
よく考えると多分違って
よりメタに合った
しかも広告事業に合った
ショッピング体験を提供しようとしていて
結果この
マークさんもずっと前から
インスタグラムがアマゾンのような
ショッピングする場所になりますみたいなことを
ずっと戦略として抱えてたらしいですけど
このビジョンって
そもそもどこまで正しかったんだっていうところで
インスタグラムの
良さ
ショッピングでの良さって
多分アマゾンとの良さと違うんですよね
どう違うんですか
アマゾンって
何かを求めてアマゾンに行って検索するんですよね
インスタのショッピングタブみたいなものがあると
同じような体験になっちゃうんですよ
何か特定の商品を探すために
インスタのショッピングのタブに行って
そこで商品を検索しますと
でもインスタグラムでほとんどの人が
商品を見つける時って
そういうプロセスじゃないんですよね
意図的に探していないじゃないですか
むしろ知らなかった商品が
広報で出てくるから
それを買ってみようとか
なんでそもそもの考え方が違うんですよね
ユーザーのショッピングする上での
そうすると
そもそもショッピングタブって
確かにそうするとあまり意味ないですよね
っていうところで
違う体験を提供しないといけないですと
その違う体験を提供する中で
どう広告と紐づくか
っていう話になってくるんですけど
メタとすると
さっきも話したように
ファーストパーティーデータを
集めないといけないので
結局コンバージョンデータをどう集めるか
っていう勝負になるんですよね
だからこそもともと
ショッピングタブみたいなものを
つけてたんですけど
でも結局ショッピングタブをつけても
それって広告と紐づいてないんですよ
今だとインスタグラムのアプリに行って
ショッピングタブっていうボタンを押して
そこで商品を購入しても
それってそもそも広告から来てないので
広告事業にとっては全く意味ないんですよね
1:00:04
なんで彼らが
メタが今やろうとしてることって
広告から購入までっていうところを
全部アプリ内でやろうとしてますと
そうすると広告事業にもうまくいきまし
コマース事業としても成り立つっていう
なのでさっき話した
ショッピングタブのライト版みたいなのを
作ろうとしてるっていうのは
おそらくなんですけど
商品の広告を押したときに出てくるページが
そのライト版なんですよ
そこでいわゆる商品の詳細とかが出て
アプリ内で
さらに今年の4月に発表したのは
Facebookとインスタグラムで
ショップを作ったとき
チェックアウトはアプリ内で
可能にしなければいけませんと
これをやった瞬間
これって絶対コンバージョンを獲得するためだろ
っていうのは思いましたね
できるんだ
できるようになりますと
これはやっぱりメタとして
めちゃくちゃ重要なところで
コマース事業を一応成り立ちながら
広告事業 最も重要な広告事業に
しっかりコンバージョンデータを
集められますと
これを考えるとこの事例を見て
多分メタってどんどん
コンバージョンデータを獲得するための
動きをするんじゃないかなと思っていて
じゃあ次にどの展開をするんだって考えると
これはもう予測でしかないので
完全に間違ってる
間違う可能性ありますけど
予想としては
アプリストアを出すんじゃないかなと
メタが自社のモバイルアプリの
ストアを出したときにどうなるかっていう話で
おそらくヨーロッパだけにまず出しますと
なぜかというと
ショピファイストアみたいな
ショピアのアプリみたいなことですか
どちらかというとゲームとか
例えばiOSとかAndroidで
ダウンロードできるようなアプリとか
Uberとか本当にそういう
今普通にスマホで使うアプリの
ストアですね
これってなぜこういうことを
今のタイミングでやるかというと
それこそAppleの回でも話したように
ヨーロッパが今
法案が通って
DMAっていうデジタルマーケティング法かな
が通ったんですけど
AppleとかGoogleは
他社のアプリストアから
ダウンロードをOKしなければいけませんと
メタとしてはそれをうまく活用して
1:03:02
コンバージョンデータを
獲得しに行くんじゃないかなと思ってますと
なのでメタでアプリの広告を出した場合に
AppleのiOSストアではなくて
メタのアプリストアに誘導されますと
そこでダウンロードって押せば
メタがそのコンバージョンデータを持つので
それを活用して広告をより改善できますと
脱却ですね
これがおそらく
多分場合によっては
開発者とかに手数料とかを一部払ってでも
メタはやるんじゃないかなっていうのは思いますと
なのでこういうところの事業の可能性もありますし
もう一つマークさんがすごいプッシュしてるのは
メッセンジャーとかWhatsAppの
メッセージアプリの広告ですね
メッセージアプリ内に広告出すっていうところですね
もっと増えるってことですか
もっと増えるっていうところと
もっとそもそもそんなに多くの事業が使ってないのでまだ
そうなんですね
ただここの事業だけで10ビリオンの売上ランレートがあるんですよ
すでに
なのでここらへんは多分どんどん伸ばしていくかなっていうところあるので
まだまだいろんな広告売上を伸ばす手法って
メタにとってあるのかなと思っていますと
結局メタで広告売上に頼りすぎてる
っていう話ってよくあると思うんですけど
僕も多分ツイートで出したことあると思うんですけど
そもそも多分97%の売上が広告だったりとか
はい
ただそれって一部仕方ないのかなっていう部分があって
例えばサブスクッションプロダクト出しますと
出すのはいいんですけど結局メタの主な利用ってアプリなので
15%から30%アップルかグーグルにいっちゃうんですよ
それってどうなのかなと
メタとしてそれをやりたいのかって言うと多分やりたくないですよね
持ってかれたくないですよねそりゃ
そうですよね
しかも別にメタほどのディストリビューションがあると
アップルがディストリビューションに手伝ってるわけじゃないので
それで15%から30%取られるのは
だったら広告により特化した方が
最終的にいいですし
そこが今やっぱりどうしてもアップルに依存してる部分かな
っていうところだと思いますね
でもできたらすごいですねアプリのストアが生まれたら
1:06:04
アップルがどう対抗するかですかねそこに対して
今のFacebookというか
メタの立ち位置変わりますよね
これがしっかりできるとやっぱりもともと
Facebookって他社の広告プラットフォームと比べても
よりターゲティングができてよりコンバージョンに沿った
ターゲティングができるからこそ
より多くの広告予算を寄せてた人たちが多かったんですけど
それが一時的に今下がっていて
それを取り戻す可能性っていうのが
出てきたのかなっていうところで
しかもアップルに頼らなくてできる方法
っていうのがそもそもこの既存のコア事業の中では
多分短期的には最も重要な施策で
これを成し遂げられると
まず第一ステップとしてはアップルの依存から
ちょっとは離れますと
いっぱい広告入れられるようなところ
隙間いっぱいありそうですもんね確かに
しかもアップルはiOSアップデートだけではなくて
アップルのシリーズでも話したように
どんどんプライバシー戦略っていうのを
強化していくので
そもそも直近ビジョンプロが話題になりすぎて
いろんなアップデートアップルが出したのが
一部無視されてるんですけど
結構広告業界にとってめちゃくちゃ重要なアップデートが
iOS17であって
アップルのSafariっていうアプリあるじゃないですか
ブラウザーの
SafariとメッセージなんでSMSですね
あとアップルのメールアプリの中で
ユーザーがURLをクリックした場合
そこのトラッキングパラメーターっていうのがあって
よくURLでハテナマークの後に
ソースイコールツイッターとか
どこから例えばニュースレターから
ユーザーがクリックしたのかとか
そういうのが分かるように
これはいわゆる広告のコンバージョンとかを
トラッキングするためのものなんですけど
そのトラッキングパラメーターを
Safari、メッセージ、メールアプリからは
自動的に削除するっていう動きを
アップルが取り出すんですよ
iOS17から
これによってよりブランドが
コンバージョンが取りにくくなりますし
だからこそメタのこの動きってすごい重要で
アプリに頼らなくても
コンバージョンデータをしっかり取れるっていう動きを
ここ半年、1年間めちゃくちゃ取ってたからこそ
1:09:00
ようやく抜け道が出てきたっていうところですね
へえ
すごい
さらに言うとメタがアプリに対しての
一つの大きなアドバンテージっていうのは
そもそもアップルのデバイスに依存してるわけではないので
完全に
いわゆるAndroidも使えるじゃないですか
はい
それのいいところ
悪いところはいっぱいあるんですけど
いいところで言うと
アップルのアクティブデバイスって
それこそアップルシリーズで話しましたけど
20億アクティブデバイスなんですよね
めちゃくちゃ多いんですけど
ただこの回の始めで言ったように
FacebookのFacebookアプリだけで
20億人のデイリーアクティブユーザーがいるんですよ
うーん
でそのファミリーアプリ
インスタとかWhatsAppとか
全部入れると30億人のデイリーアクティブのユーザーがいるんですよ
なんで実はアプリよりディストリビューションを持ってるのはFacebookなんですよ
ああ
なんでこのディストリビューションを
しっかり活用しきるっていうのが
この広告の授業だったり
これその来週とか再来週とかに話すような戦略になってくる
っていうのが全体の話ですね
20億人そのユーザーそのアクティブなユーザーが
アプリに対抗できるのって
Facebookぐらいのメタぐらいなんですかね
メタと
まあ多分デバイスで見ると
アンドロイドのほうが多いと思います
サービスでいうとメタぐらいですか
サービスだとそもそもメタもまだやっぱり依存しちゃってる部分が多いので
なかなかアップルに勝てる会社いないですよね
数字面で言うと
数字面でいきますと
あとマイクロソフトとかじゃないですかね
オフィスとか
でもあれも多分10何億とかそのぐらいだと思うんで
コンシューマーって考えると
Facebookっていうかメタすごいですね
多分最もダウンロードされてるアプリは
メタになると思うので
やっぱりそこをうまく活用するっていうのが
メタにとって重要なポイントになるかな
ある意味なんか対抗馬的な意味でちょっと気になりますね今後
いかにメタはやっぱり一回失敗してるので
アップルに頼らなくてもいいような施策を考えてはいたんですけど
これはまた後々話しますけど
そこから抜けられなかったっていう学びを
今度は失敗しないぞと
まずは広告事業を
アップルの施策から抜け出さないと
1:12:03
そもそも次のステップが取れないので
まずそこから
次にはもちろんそういうメタバースとか
AIとかそっちの事業領域になってくるんですけど
それはちょっとまた来週
なるほど
じゃあ今回も聞いていただきありがとうございました
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ではまた次回お会いしましょう
さよなら
01:12:36

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