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  2. #129 インスタの短尺動画機能..
2022-09-08 1:08:11

#129 インスタの短尺動画機能に隠されたメタの焦り、ソーシャルメディアの時代は終わったのか?

◎今週のトピック 

インスタの短尺動画Reels押しに批判、どう思う? / Instagram代表のアダムさんがユーザーの質問に定期で答えててすごい / でも意外と見られてるんですReels / 動画の広告は制作ハードル高そう / 友達の投稿を見たいか?それとも面白い投稿が見たいのか? / 時系列とハイライト順 / フィードの意味合い / インスタ「でも結局みんなストーリーとDMばっかで、写真postしないやん…」/ ソーシャルメディアの変遷 / 雑誌、プロ友達、世界中からアルゴリズムが厳選したあなたへのコンテンツ / キム・カーダシアンの危機でもある? / フォロワー数が多いやつが勝ち続ける世界と面白いコンテンツが勝つ世界 / TikTokが検証中の機能 / TikTokでのコメントの盛り上がり / あるある言いたい:社員に送ったメール“リーク“されがち / 海外特有(?)のおもしろ動画シェア文化 / MessaggerとFBアプリ統合 / Reels押しは、ただの機能追加ではない / 類似サービスは共存できるか調査が面白い / アプリが使われなくなる”瞬間” / TikTokのスパーク広告 / 元々広告として出してないものが広告になること / アルゴリズムと文化 

◎参照リンク
https://offtopicjp.notion.site/129-1314e622abe04823a5617868a8381c1e 

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00:06
みなさんこんにちは、草のみきです。 宮武徹郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報を広く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、ソーシャルメディアの時代は終わったのかについて話していきたいと思います。
はい、ソーシャルメディア、終わったんですか?
おだしょー 結論から言いますと、終わりました。
ただ、ソーシャルメディアとSNSって若干違うと思うんですけど、メディアとしてこのソーシャルなものが終わりつつあるっていう話で、
なぜこういう話をしているのかというと、ニュースでもいろいろ出てますけど、インスタグラムがよりリリースにフォーカスしたりとか。
TikTokに影響されるSNSってやっぱり多いと思うので。
そこについてのコンテクストでしたり、そこについてのこのSNSとかソーシャルメディアの進化がどうなるのかっていうことについて話していきたいなと思うんですけど、
いつも通り多分2パートでお送りしていくと思うんですけど、
今日はもう少しそのインスタグラムの話だったり、そのフィードがどう変わってきたのかとか、
そのソーシャルメディアの中でっていう話をしながら、このソーシャルメディアの進化っていうところで、
そこから生まれてきてるTikTokが代表するレコメンデーションメディアと呼ばれ始めてるものが、
なんでいいのか悪いのかっていう話をしていきたいと思うんですけど、
後編に関してはレコメンデーションメディアがどう文化を影響するのかっていう話だったり、
そのレコメンデーションメディアの次のソーシャルメディアって何だろうっていう想像をするんですけど、
じゃあ最初はもうインスタグラムの話からいきましょうか。
数年前からインスタグラムっていろんなアップデートとか、いろんな新しい機能を出していってると思うんですけど、
これはメタの意図的にやってるのかちょっとわかんないですけど、
新しいプレイヤーに対してインスタグラムで対抗の機能を出しているっていう、
YouTubeに対してIGTVを出したりとか、
ストーリーズとかスナップチャットの対抗で出したりとか、
でも上手くいってますもんね。
IGTVはちょっとリールズに代替されちゃいましたけど。
03:00
でもストーリーズはすごい上手くいきましたよね。
あとでもiMessage、Appleに対してDM機能を作ったりとか、
Amazonに対してインスタグラムショップを作ったりとか。
今回はTikTokに関してリールズを作っていると思うんですけど、
人によってはインスタグラムがやりすぎてないかみたいな。
リールズの件は確かに結構批判は多かったですけど、
過去の事例を見てると割と上手くいってるのかもしれないなっていうのは
今振り返って思いましたね。
DM機能も結局結構使われてますし、使われてる印象ですし。
たしかに。
ストーリーズも。
ストーリーズも。
アメリカだとスナップチャットは人気ですけど、
日本だとストーリーズといえば、ああいう機能でいえばインスタっていうイメージはありますよね。
インスタ、アメリカでもストーリーズってすごい人気なので。
もちろんスナチャーはある一定層は使ってると思うんですけど、Z世代とかは。
やっぱり未だにインスタグラムってすごいストーリーズも使われてるので。
なので、楠さんが言う通り多分いろんな機能を出していて、対抗して、
場合によってはゴチャゴチャしてるように見えるかもしれないんですけど、
実は結構上手くいってる機能が多いっていうか。
ありますよね。
はい。
今回このリールズの件に関しては、いろんな批判が出たんですけど、
その批判のきっかけが7月の23日だと思うんですけど、アメリカ時間の。
あるインスタグラムのインフルエンサー、タティアナ・ブルエニングさんっていう方なんですけど、
が白黒のグラフィックを投稿して、それがMake Instagram Instagram Againっていう投稿だったんですけど、
それをカイリー・ジェナーさんとかキム・カーダシアンさんがシェアして、
それですごい、あの2人がシェアすると、もちろんですけど、すごい影響力持ってる2人なんで。
何千万人もいるフォロワーが見えますね、確かに。
そうですね。特にカイリー・ジェナーさんってこれ実は1回目じゃないんで、
すなちゃに対して1回批判のツイート。
株価が下がっちゃったっていう。
7%下がったのって1ツイートで。
今回もじゃあ下がったんですか。
今回も多分多少下がったんじゃないですかね。
でも影響力はやっぱ役割ですよね。
だからこそだと思うんですけど、その次の日にインスタグラムのトップのアダム・モセリさんが動画を出していて。
アダムさんちょっと話変わりますけど、アダムさんすごいなって思う。
私インスタフォローしてるんですけど、毎回ユーザーの質問に答えるみたいなの毎週やってて。
06:02
すごいですよね。
なんかいい人だなって。全然話違うんですけど、いつもユーザーの質問に答えますって言って、質問に答える動画いつも上げてて。
仕事大変なのに。
大変ですよね。
一番インスタのトップでそんなことやってるの大変だなって。
しかもアダムさんも一応上司はいるわけじゃないですか。
メタ内に。
そこの意思も考えながらインスタグラムの彼なりの考え方も見ながらユーザーの議論を取り入れながらやらないといけないので、超難しい仕事だと思うんですけど。
途中に発信してたら、余計さらにそういう反応があったらすぐに反応しなくちゃいけないっていうのもあるのに発信し続けてるのがすごいなって思って。
でもリールズの話は確かに。
そうですね。リールズでしたり、よりTikTok化するためにフル画面で動画とか写真を出すとか。
そういうのはまだ検証段階なんですよっていう動画を多分返してたと思うんですけど。
ただやっぱりそれに対して、元々投稿したタティアナ・ブレイニングさんとかも、change.orgっていうサイトで誓願っていうんですかね。
署名活動みたいな。
そうですね。
他に共感する人いたら署名してくださいみたいな。
そこでアプリをいわゆる過去のあれに戻せみたいな。時系列順のタイムラインでしたり、より写真の投稿をプライオリティ化したりとか、リールズの動画ツールを取り除けとか。
だいぶ元に戻したいんだろうなっていうのはあるんですけど、今の時点で多分30万人ぐらい一応サインをしているので、さすがすごい影響力持ってるなっていうのはあるんですけど。
楠さんどう思いました?このインスタグラムの特にこのリールズ化っていうのは。
でもそのインフルエンザの方にちょっと共感はしますね。
なんかやっぱ写真、動画を見てしまうっていうのは人間の習性なんですかね。動画が流れてきてスワイプするっていうことに対して面白い体験だなとはもちろん思うんですけど、
インスタで見たいものが見れなくなっちゃうみたいに見づらくなるみたいなのは確かにありますよね。
たぶんもともと想定してたユースケースとはちょっと違うユースケースになるっていう形にはなると思うんですけど、
09:05
インスタグラム化は正直、今はなんかペースを遅めてますけど、そのTikTok化の。ただ明らかにもう多分この方向性にはいくので。
そもそもTikTokって2020年と2021年で世界で一番ダウンロードされたアプリですし、
それこそパイパーサンドラの調査とかでも言ってますけど、アメリカの10代ですと一番好きなSNSですとやっぱTikTokが今一番になったので、スナチャを超えて。
インスタグラム3位なので。
でもなんかその、わかんないです。私がこう年を重ねてきて、一番使ってきたSNSが多分インスタグラムな気がしていて、
でもそれじゃない世代の下の世代っているじゃないですか。それこそTikTokとか。
ってなった時になんか、なんかやっぱずっと使ってるSNSって昔から知ってるからこういうのがいいって思ってるんじゃないかなっていうのも、
若干あるかなっていうかその結局、例えばFacebookもなんかMixiとかなんかそういう使ってきたけど、
でもやっぱり新しいこっちの方が面白いか使ってみようみたいなのが結構あったからこういろんな移り変わりがあるんですけど、
今だとやっぱインスタってずーっと人気というかまあ第一線にずっといるアプリで、新しいアプリが出てきてないからなのかなんか、
なんか新しい、なんかこの収益化をインスタグラムが進めることによって新しい何かが出てきてっていう可能性もあるのかもしれないですね。
インスタグラムが進めることによって新しい何かが出てきてっていう可能性もあるのかなっていうのをポジティブに考えたりもしますね。
もうすでに出てきてると思うんですけど、BDLとかそのいろいろTikTokとかもそうですけど。
まあでもやっぱりTikTokで言うとそのインスタグラムがもともとやってたものっていうのを完全にリプレイスはできてないと思うので、
多分TikTokもそこはすごい考えてると思うんですけど、やっぱりそのインスタはFacebookはある程度やっぱりリプレイスできて、
でもそれTikTokができてないっていうのはちょっと面白いですよね。
リコメンデーションメディアですもんね、ソーシャルメディアではないですもんね。
そこがやっぱりすごい大きな違いっていうのはあると思うんですけど、
インスタグラムはそれこそバイツでも多分多少話したと思うんですけど、
今年の1月から3月のその決算発表をメタがしたときにマークさんが言ってたのが、
インスタグラムのリーズに対してのその利用時間が全体で20%いっていて、
直近市販期ですと4月から6月の数字ですね、
12:03
ですとそれが30%増したっていうところなので、
約4分の1ぐらいの時間が今インスタグラムの時間がリーズで使われてるっていうところはやっぱり大きいっていうところと、
あとはやっぱりそのFacebookアプリ内でもうそのAIがレコメンドしたコンテンツの機能を追加してから
Facebookアプリのリーズを見る時間が15%上がったりとか、
意外と見られてるっていう、批判されてる割には。
そうなんですよ、批判されてる割には意外としっかり見られてるっていうところで、
今多分Facebookアプリ上ですとコンテンツの15%がAIがレコメンドしたものなんですけど、
それを来年末までに30%まで上げたいと、なので2倍にしたいと、
じゃあその、インスタのアダムさんがちょっと1回改善しますみたいなこと言ってますけど、
実際は進めることは進めると。
進めるのは進めます。ただインスタグラム的にはUIとかが多分今ちょっと数字が逆に下がってるっていう数字が出てるらしいので、
エンゲージメントがリーズ化することによって、例えば画面をフル画面の動画にしたりとか、
なのでそこに関してはどうするかはまだ決まってない、なさそうですね。
なるほど。
ただやっぱり全体の方向性としてはもっとAIがレコメンドしたコンテンツを出していこうっていう。
すでにもうインスタグラムのアルゴリズム上、明らかにリーズ推しなのがわかっているんですけど、
実際これを調査した会社とかもいて、2019年、いわゆるリーズ導入前ですね、
ですとインスタグラムの普通のフィードに出てくる投稿のエンゲージメント率は平均5.1%ぐらいなんですよね。
はい。
それが2022年、今年ですと2.88%ぐらいまで落ちてるので、
なのでやっぱりインスタグラムの普通のフィード投稿っていうのがエンゲージメントがもう落ちてるっていうところを表してたりとか、
あとはFacebookですと去年の最終市販期なんで、10月から12月のFacebook上で最も見られた投稿、
トップ20のうち半分以上、11件だったんですけどがリーズだったっていう、リーズの投稿だったと。
おー。
なんで、明らかにリーズが見られているっていう、でリーズを推していると。
推しているから見られてるっていうことでもありますか?
その可能性もありますよね。
うーん、なるほど。
そこがどこまで推してるからっていうのが影響されているのかは正直わかんないですよね。どこまで推してるのかがわかんないので。
15:05
確かに。
これはもう全然メタ内の話になっちゃうんで。
ただこのリーズを推している割には、メタの売り上げって特に広告売り上げって下がったので。
そうですね、確かに。
逆にTikTokのグローバルの広告売り上げって、今Twitterとスナチャー合わさった数字を超えたんですよ。
すごい。
逆に2年後にはYouTubeの広告売り上げを超えるって言われてるんですよね。
うわー、えー。
YouTubeがショーツを導入することによって変わるかもしれないですけど。
YouTube、えー。
今のペースでいくと普通に2年以内に超えるって予測されてます。
すごいですね、やっぱTikTok。
それだけやっぱ伸びてるっていう。
そこ目指すのはわかりますね、じゃあ。
そうですね。ただ、実態としてメタの広告売り上げって上がってないんですよね。これだけリールスを押したとしたら。
じゃあそれはなんでだろうって考えると、これも実際決算発表とかでも話してるんですけど、
実際にストーリーズを最初出した時も同じことが起きたんですよね。
はい。
いわゆるユーザーが先にストーリーズを使うので、広告にしてはその後に来るので、
じゃあ次の決算でもしかしたら。
次の決算なのか来年なのかちょっとわかんないですけど、
若干タイムラグはありますと。
っていうところが一つあるのと、ただストーリーズと違ってリールズのより大変なところは動画なんですよね。
はい。
で、中小企業とかSMBとかスタートアップとかもそうですけど、写真を撮り動画撮るの方が大変じゃないですか。
写真のリール出てこないですから最近。
写真のリール、たまに出てきますよね。
うーん、でも動画の方がTikTokみたいな。
動画の方がフォーマットとしては難しいと思うので。
ユーザーが投稿したみたいな感じの広告の方がインゲージメント高いですし、でも大変ですよね、クリエイティブ作るのが。
なのでそこのためらいもあるのかなっていうそのタイムラグの中には。
ハードルは確かに高そう。
うーん、ただなんかインスタグラムがなんかもう完全にTikTok化することを決めたことによって、
全ブランドがTikTok動画を作り始めるんじゃないかなっていうのを同時に思うんですよね。
あーなるほど。
そうするしかないので。
TikTokだけじゃなくてもリールズもショーツでも使えるし。
そうなんですよね、逆に効率性はすごい上がりますよね。
そうですね、確かに。
うーん。
なので結構そのブランドとして考えないといけないのが、すでにそのコミュニティとかだりとかそのユーザー獲得チャンネルとしてインスタグラムを使っていた場合に、
18:05
そもそもそのコンテンツのやり方を結構変えないといけないっていうか。
うーん、なるほど。
そこら辺の課題は多分今後出てくるのかなと思うので、だからこそ多分メタの売り上げって多分場合によってはまだフラットになってリールズが乗ってくるタイミングってちょっと遅れが出るのかなと思いますね。
なんかそのユーザーインスタイガーのインスタユーザーの期待値がリールズに変わっていくの、いつか来ますか?
そこが難しいところですよね。
そこがすごい、目的がそもそも違うので、なんかインスタグラムを開くときってそれをいわゆるその他人の動画を見たいから開いている人って割と少ないと思ってるんですよね。
ここから変わるかもしれないですけど、やっぱり友達とかその自分がフォローしてる人の写真とか動画を見たいから開くっていう。
そこが友達とかフォローしてる人が動画を投稿し始めたら変わってくるかも。
変わってくるんですかね。
インスタグラムってそういうその友達とかフォローしてる人の投稿が出るっていう期待値を持ってしまって見てしまうと、全然知らない他人の結婚式の動画が流れた場合、この人知ってたんだっけっていう、なんかすごい違和感が出るんじゃないかなっていうのはありますよね。
なんかその、そうですね、ソーシャルメディアとかその、なんか暇つぶしで見たり、なんかクリエイティビティのために見るっていうよりは、友達の近況、ほんとSNSですよね。使い方が確かに違う。
そうなんですよね。なんでそこを、でも草野さんが言う通り、時間に応じてその行動って変わる可能性ってあるので。
ストーリーズ、ストーリーズって最初批判されてました?
ストーリーズは多分そんなに批判されてなかったと思うんですよね。
ただパクリの機能じゃねえかみたいな。
明らかにっていう。
ユーザーからはじゃあ別にそこまで、確かに。
そこもよくそのフィードを変えるとすごい批判って出てくるじゃないですか。
それのまた同じ繰り返しなのかもしれないですけどね。
どうなんですかね。
でもなんかフィード自体ってそのSNSからなんか昔からだいぶ進化してると思うんですけど、なんか昔ってその時系列順だったじゃないですか。
はい。
最終的にインスタもそうですし、フェイスブックもそうですし、他のツイッターとかもそうですけど、全部アルゴリズム化したじゃないですか。
21:05
はい。
で、それってなんでアルゴリズム化したかっていう話があるんですけど、なんかよくその時系列順の方がいいんじゃないかっていう人もいまだにいっぱいいると思うんですけど、
ただ多分、正直多分アルゴリズムのフィードの方が正直いい、エンゲージメント圧倒的に高くて。
そうですよね。
で、なぜかというと、これ2016年にインスタグラムが時系列型からアルゴリズム型に変えたんですけど、その時にケビン・システムさんがその理由を説明してて。
はい、創業者。
創業者の、はい。彼が言ってたのが、そもそもインスタグラムの当時は時系列型だったので、時系列型のフィードの7割のインスタグラムの投稿を人は見てないと。
へー。
なんで、いわゆる友達がフォローしてる人が100人いたら、その100人の投稿を毎日全部見れてるかというとほとんど見れてませんと。
まあそうですね、確かに。
まあでもそうじゃないですか、コンテンツが多いほど見れないので。
なので、7割見てなくて3割見てますと。
なんで、アルゴリズム化する理由としては、その3割ができるだけ良い3割にしたいっていうのが、まあ彼の当時の理由だったっていう。
うーん、なるほど。
まあでも確かにコンテンツが圧倒的に多いと、そこの時系列順にするっていうのは、もしかしたらユーザーの体験からすると結構微妙になってしまうのかなっていうところですね。
そうですよね、でも分かるんです、分かるんですけど、その3割、良い3割が上に来たとしても、その3割なんていうか、残りのなんか2分の1が広告みたいな、結局なんか体験、いいんだっけ悪いんだっけみたいなのはありますよね。
そうですね。
ランダムに最新のやつを見ているのと、ハイライトプラス広告みたいな、まあ難しい問題ですね。
難しいですよね、逆にその時系列順にするとセレンディピティが生まれる瞬間もあるので、なんか場合によってはアルゴリズムが良いとして思ってなかったかもしれないですけど、自分としてすごい良いと思った投稿が出てくるとか、なんかそういうのがあるかもしれないので、そこの結局アルゴリズム任せになってしまうので、
それって果たしていいのかっていう質問があるんですけど、
Facebookとかも、最後にFacebookがそのフィードを大幅に変えたのって2018年なんですけど、
24:00
その時には、当時はいろんなブランドがそのアルゴリズムをなんとなく理解し始めて、それによってなんかよりいろんな人のフィードに出てくるような投稿をしてたんですけど、
なのでFacebookとしてはよりソーシャルなインタラクション、いわゆる家族とか友達のインタラクションをよりプライティカルに高めますっていう話をしてて、
だからこそFacebookがよりストーリーズをより押し出したっていうのもそういうところにあるんですけど、
なんかこのフィードの意味合いがどんどん変わってきてるなっていうふうに思うので、
この意味合いっていうのは実際、アダム・モッシャリーさんそのインスタグラムトップの人があるインタビューでこの質問を聞かれたんですけど、
リールズをよりフォーカスすることによって、インスタグラムって元々この友達とか家族とつながるためのものだったはずなのが、
それをリールズ導入することによって変わっているんじゃないですかみたいな質問されたんですよね。
なるほど。
それに対して2つ回答を出していて、1つがそもそもホーム画面以外で自分がフォローしてる人とか、
そこだけの写真とかそこだけの動画とか見れるようにしますっていう。
いわゆるホーム画面ですと今リールズの動画とか出ちゃうんですけど、
それ以外の友達家族専用、いわゆるフォローしてる専用のフィードみたいな。
リコメンドが出ないやつってことですか。
リコメンドが出ないみたいな感じですね。
みたいなこともオプションとして提供したいですと。
最近お気に入りっていう機能ができましたよね。
多分それに関連してるのか。
でもあれでもちょっとUI微妙ですよね。
まだ開発中なんで。
微妙っていうか1回ワンステップ挟まなくちゃいけないっていうのは面倒くさいなって気がしますね。
なのでホーム画面にそれがメインではないっていうところですよね。
もう1つがそもそものリールズのポジショニングとかフィードのポジショニングの話をしていて、
そもそもインスタグラムって最初に立ち上がったときってストーリーズもDMの機能もなかったじゃないですか。
もちろんインスタグラムとしてより友達間の中でのコンテンツをフィード内で出してほしいっていうのはあるんですけど、
ただ結果としてそれがストーリーズとDMに行っちゃってるんですよね。
それですね。
多分草野さんも使ってそうじゃないですか。
27:01
確かにインスタ側からしたら投稿しねえじゃねえかっていう。
結構ストーリーズとDMでしか使ってないじゃんみたいな。
写真みんな別に投稿してないじゃんっていうのありますね。
投稿したのも結局フィードに出てるものもよりパブリックなものなんですよね。
そうですね。
ってなるとフィードの役割が変わってよりパブリックなものになっていて、
なんでリールズの役割としては友達と一緒に話すネタじゃないですけど、
ディスカバリーエンジンを作るのがフィードの役割なんじゃないかと。
なるほど。
他のDMとかストーリーズとかを使って家族間とか友達間の間でシェアするっていうのが自然な流れなんじゃないかと。
確かに。
ありそうですね。それは確かにありそう。
なのでまたちょっと後でFacebookが今想定している次のFacebookのUI、
FacebookアプリのUIの話もするんですけど、そこにFacebookメッセンジャーをより組み込もうとしているので、
それもやっぱりリールズとメッセンジャーをうまく組み合わせるっていうところは、
インスタグラムのリールズとDMストーリーズっていう役割と似たような形になるかなと思うので、
そういうことを考えていますと。
なるほど。
そんな中で、このソーシャルメディアっていうところの進化を軽く、
今まで多分4世代ぐらいあったと思うんですけど。
はい。
4世代、今4世代目だと思うんですけど、結局ソーシャルメディアってアテンションの戦い合いの話なので、
はい。
それのいわゆる食物連鎖が起きているっていう。
へー。
なのでまずはインターネット前の時代から始まりますと、雑誌ですよね。雑誌とかテレビとか。
そこもソーシャルメディアに入るんですね。
一応ソーシャルメディアだと思うんですよね。
いわゆるそういうところからソーシャルなエンターテインメントコンテンツとかを取得して、それに対してみんな話し合ったりとか。
当時はSNSがなかったので、そういうところからしかいわゆるネタを、ネタっていうのはちょっとおかしいですけど。
話す内容とかの取得してたんですけど、ただ結局そういう雑誌とかってマス向けじゃないですか。
はい。
なので全員にアピールしないといけないっていうことは全員にアピールできないっていう課題があって。
なのでコンテンツとしては正直そこまで多分全員になんとなく面白いですけど、多分本当に面白くはないっていう。
30:00
全員が全員に刺されるものは届けられないですよね。
そうですね。
なのでそこの次に出てきたのが第一世代目のソーシャルメディアの会社ですよね。
友達からのコンテンツ。
結局これってあんまり知らないセレブの話を読むより、自分の友達の話を読んだ方が面白いですよねっていうところなんですね。
なのでこの新しいソーシャルメディアの1.0の時代はその雑誌の時代を倒したんですよね。
でじゃあその次に何が来るのかというと、じゃあ友達より面白いコンテンツって何だろうって考えたときに、結局友達って毎日別にすごい面白いことが起きてるわけじゃないので、
じゃあいわゆるプロの友達のコンテンツを見た方が面白いんじゃないかと。
インフルエンサーとかってことですか?
インフルエンサーまさにインフルエンサーですね。まさにキム・カーダッシャンの時代ですよね。
インスタグラマーの時代だと思うんですけど。
毎日面白かったりエンタメ感があるコンテンツをひたすら出す友達。
まあいわゆるこのプロの友達っていうのが実際の友達よりも面白いコンテンツを作れましたと。
でその人たちが勝ち取ったわけではないですけど、基本的にアテンションを勝ち取りましたと。
じゃあ次の世代でいうと、プロの友達より面白いコンテンツって何だろうって考えたときに、
世界中から選ばれた面白いコンテンツ。
厳選されたエリスぐりのTikTokですね。
アルゴリズムで選んだコンテンツが面白いんじゃないかと。
なるほど。
でしかもそれを自分のテイストとかにより合わせてくれるアルゴリズム。
で言うと、プロの友達のコンテンツよりも圧倒的に面白いですと。
うーん面白いですね。
そういうちょっと植物連鎖的な発展が起きてるわけなんですけど。
はい。
なんでまぁ、一見方としては、キムカラダシャンさんがなぜ、カイリージェナさんがなぜこれだけ批判してるかっていうと、今までの彼女たちのビジネスのやり方がそもそも結構危ない状況になってるっていうか。
あー。
そういう見え方があるんですよね。
いや、めちゃくちゃきついですよね。
確かに確かに。
めちゃくちゃきついと思うので。
で、じゃあまぁこういう、でこのまぁあの最終的なそのテキストがあって、
じゃあそれとそのインスタのフィード変更っていうのはどういうことかっていうと、
じゃあそれとその今までのソーシャルメディアの比較をちょっとすると、
ソーシャルメディアっていうのは、
33:00
で、じゃあまぁこういう、でこのまぁあの最終的なそのTikTokとかそういう世界中の人のコンテンツ集めたアルゴリズムっていうのをそのレコメンデーションメディアと呼ぶんですけど、
じゃあそれとその今までのソーシャルメディアの比較をちょっとすると、
ソーシャルメディア今までその、
例えば今のTwitterでしたり、
インスタグラム多少ないそうですけど、
のえっと、あのまぁ悪いところっていうと、
その前もそのCurrent Thingsのエピソードとかでも話したんですけど、
そのよりそのグループ性の考え方になりがち。
いわゆるその、
知らない人がフォロワーゼロの人がツイートするのと、
フォロワーが1万人とか100万人いる人がツイートした場合にツイートの価値って変わるじゃないですか。
どっちのがよりいいねとかどっちのがより広がりそうかっていうと、
たしかに違いますね。
なんで勝ち組がどんどん勝つっていうやり方になっていて、
別にそれはそれでいいんですけど、
ただその新しい考え方とか新しい発想っていうのが生まれにくくなる。
誰でもツイートはできるんですけど、
それが拡散されるかっていうと、
されにくいと。
たしかに。
っていうのが今までのそのソーシャルネットワークソーシャルメディアの一つの欠点、
懸念点でもありましてその弱点でもあったっていうところで、
これがレコメンデーションメディアで本当に解決してるかっていうと正直すごい微妙なところあるんですけど、
ただ理論上今までのSNSってソーシャルグラフを活用してたわけじゃないですか。
フォロワーが何人いるからこそよりディストリビションができるっていう。
で、そのソーシャルグラフがなくてもバズれるコンテンツを作ったのがこのレコメンデーションメディアで。
面白かったら人気が出る。
そうなんですよね。いわゆる誰が言ったかではなくてこのコンテンツがエンゲージされるのかっていう。
たしかに。
なんで理論上はよりその新しいアイディアとかコンテンツとかが人気になる可能性がありますと。
キム・カーダシアンからしたらちょっと危ういですね。
めちゃくちゃ危ういですよね。
なぜかというと彼女のフォロワーの価値が下がるっていうことですからね。
相対的に。
相対的に。
まあTikTokでもTikTokのフォロワーとYouTubeのフォロワーどっちの方が重要かって言われると大体YouTubeのフォロワーの方が重要って言われると同じだと思うんですけど。
36:03
フォロワーを持つのがある程度意味はあるんですけど、めちゃくちゃ意味がある状況にはなくなるっていう。
なるほど。面白いですね。
逆にそれこそオフトビックでもそうだと思うんですけど、既存のクリエイター、既存ですでにある程度フォロワーとかオーディエンスを抱えているクリエイターに関しては戦い方がすごい変わるんですよね。
どう戦えばいいんですか。教えてください。
いや、分かんないですね。
分かんないって言ったらやばいですよね。
すごい、急に突き反応されてる気がしてました。
なんで結構、どっちにも投稿するっていうクリエイター多いですよね。
どっちにも?
TikTokで出したコンテンツをInstagramでも出すみたいな。
いわゆる自分のフォロワーに、Instagramに出すと自分のフォロワーに届くのをギャランティーされるので、それ変わってきてますけど、昔はそうなんで。
で、TikTokに出すと新しいユーザーを捕まえられるみたいな。
そうではあるんですけど、でもそれによってどっちの方が、プラットフォーム側から考えるとTikTokがすごいありがたい話なんで、そっちの方が。
同時に投稿してくれるコンテンツ。
TikTokの動画をInstagramにどんどん出してくれるので。
なるほど。
なんで彼らからするとすごい成長できる、一成長戦略でもあるかなと思うので。
難しいですね。
そうなんですよね。クリエイター側からするといろいろ大変だなと思うので、そこの両方考えないといけない時代になってくると思うんですけど、プラットフォーム側からすると両方どう組み合わせるのか。
ソーシャルグラフのいわゆるネットワークとか機能とかと、あとレコメンデーションメディア的な機能をどう組み合わせるのかっていうのがすごい重要になってくると思うんですよね。
なんでTikTokとか見ても、ここ1,2年前からの新しい機能とか見ても明らかにこのソーシャルな機能を追加しようとしてるんですよね。
どういう?
そもそもTikTokってコメントとか自体がすごいソーシャルなものでもあったり、デュエット機能とかそういうのもあるんですけど、最近友達のタブを専用のタブを作っていて、これまだ検証してるんですけど、自分の友達が好きなコンテンツとか投稿したコンテンツを見れる専用フィードを作ったりとか。
友達っていうのは自分がフォローしてるってことですか?
39:00
自分がフォローしてたりとかですね。
あとはよりメッセージ機能を強化したりとか。
最近あとコメントにこういう名詞の名前入れるとそれがリンクになってて、検索キーワードとして遷移されるみたいなのありますよね。
ありましたね。
こういうこの人も投稿してましたみたいな何々さんと何々さんがボタンで押せるようになってるみたいな、それも新しいディスカバリーだなっていうのはありますね。
しかもそれで友達もこういう動画見てましたよとかそういうのもいろいろ出せると思うので。
今まで以上にTikTokのコメント欄を見るみたいなのが前より増えたなって気がします。個人的にも。
やっぱコメント欄がすごい、TikTokがただのメディアだっていろんな方が言うんですけど、コメント欄見ると全然違うので。
そこがほんとリールスの差もありますよね。
確かに確かに。やっぱあれを見るとソーシャルネットワークだなっていうのも思いますよね。
確かにそこだけで投稿してない人で盛り上がってるみたいなこと全然ありますもんね。
全然ありますよね。
いいコメントした人がいいねめちゃめちゃつくみたいなの面白いですよね。
逆にその人のステータスがそれで上がりますよね。
すごい面白いTikTokなりのソーシャルネットワークが作られ始めてるのかなと思うので。
TikTokもレコメンデーションメディアだけではなくてソーシャル化もしていて。
逆にメタはソーシャルネットワークなのでどうレコメンデーションメディアを取り組むかっていうのがあるんですけど。
ただやっぱりそのソーシャルの部分を残したいっていうのが明らかにその戦略として入っていて。
これがメタのCPOのクリスコックさんっていう方がいるんですけど。
彼がリークされた社内メモがあって。
リークされる。よくリークされますよねアメリカってほんと。
アメリカはリークされる国なんで。
社員に送ったメールリークされる。
全部リークされるっていう。
怖いな。
従業員がやばいですよね。
それをピックアップする記者もすごいですけどね。
このリークされた社内メモでメタとして6つのプライオリティがありますとメタ社として。
その6つが、1がメタバースで2番目がリールズ、ディスカバリーエンジンで。
3つ目がコミュニティメッセージでAI、プライバシー、マネタイズっていうその6つなんですけど。
このリールズをそもそもディスカバリーエンジンって単語ってめちゃくちゃ出てくるんですよ。
42:03
多分これ結構キーワードになってきてるのかなと思うんですけど。
リールズをこのディスカバリーエンジンプラットフォームに変えたいっていうともに、
メッセンジャーをどうFacebookアプリの中にもう1回組み込むのかっていうのをすごい考えてるんですよね。
結構その、どうなんですかね。
どうなるんだろう。
普通に日本だと結構ビジネス、いまだにビジネスSNSみたいな部分あるじゃないですか。
特にテクノロジー系の人だと。
なんか別になってる良さ、私は感じてるんですけど。
そうですね。日本ですと結構ビジネスユースケースが多いと思うんですけど、アメリカですとそうではないので。
友達ですね、本当に。
友達、もちろん層はちょっと違うんですけど、多分若者層っていうよりももう少し年齢が上層ですと、やっぱりそのフィードをすごい見たりとかそういうのがあったりするんですけど、
でも今までそのFacebookアプリとFacebookメッセンジャーアプリって別々だったじゃないですか。
はい。
それをもう1回統合するんですよ。
もう1回統合して、いわゆるTikTok風な動画を見る、動画とかリリースとか写真とかを見るフィードがあって、ただそこに対して簡単にそれをその動画とかを友達とかにメッセージできるような仕組みを作ろうとしていて。
なんかわかんない、私それは国の話かわかんないんですけど、アメリカ、英語圏の人ってなんか面白かった写真シェアするみたいなカルチャーないですか。
ありますあります。
私がただしない、他の日本人の人も知ってるかもしれないんですけど、私あんまりしなくてアメリカ独特なのかなっていう。
かもしれないですね。
すごいなんか、そういう意味だとすごく合いそうだなって気もしました。でもわかんないです、皆さんもしかして私がただ送られてこないだけかもしれません。
そうなんだけど、誰に送られてこないっていう、ちょっと悲しいですよねそれは。
なんかでもそれは確かにコミュニケーションとして面白いですね。
なので一応その想定されているFacebookのその次のその新しいアプリっていうかそのアップデートされたアプリは、
メインタブ、一番上に今もInstagramとかもFacebookもありますけど、ストーリーズがあるんですけど、ストーリーズとリードが一番上に来て、
その後に投稿としてはそのディスカブリエンジンがレコメンドしたものが出てきて、よりテキストよりもビジュアルとか動画ヘビーな体験になるんですけど、
45:02
ただやっぱりそこからメッセンジャーにどう組み込むかっていう話があるのと、一応メッセンジャーのインボックス受信箱はアプリの右上に出てくるはずっていう風に言われていて、
それだけやっぱりメッセンジャーを組み込みたいという。
おもしろいですね。
実体どうなるのかですよね。
LINEとかもでもちょっとそういう部分ありますもんね。タイムラインもあって、メッセージも見れたり。
LINE上としてはどこまで共有するんですかね、そういうフィードの内容を。
あんまりでもタイムライン使われてるイメージとか、タイムラインで見たものをシェアするみたいなのはあんまり、もう少しWhatsAppみたいな日常のSMSみたいな使われ方が多い気がするんですけど、
Facebookそうなるんですね。
そういうことをやっぱり検討していて、やっぱりインスタグラムとかはすなちゃんのストーリーズをコピーして成功したと思うんですけど、
今回リードズ化する、リードズをテキトーココピーするっていうことはやっぱりちょっと違くて、
何ですかね、ちょっと勝負どころが違うっていうか、
そもそも元々スナップチャットですと新しいコンテンツフォーマットを作ったんですよね、そのストーリーズっていうのは。
ただ基本的に同じネットワーク形成の中で新しいコンテンツフォーマットを作っただけなので、
インスタグラムとしても基本的にそのソーシャルグラフを活用して同じコンテンツフォーマットを出すだけだったので、
より導入が簡単だったんですけど、今回は完全にインスタグラムが自社のネットワークを変えないといけないので、
これってすごい重要な違いで、実際にメタの自社の研究でもこれって結構重要ですよねっていうのを話していて、
今やっぱりフェイスブックアプリ自体が人気が落ちてるっていうかDAUは上がってるんですけど、そんなに上がってないですし、
やっぱり利用時間多分減ってると思うので、なのでやっぱりメタとかフェイスブックは結構やばいんじゃないかっていう人もいるんですけど、
48:01
結構すごい調査をいろいろやっていて、有名な社内調査があるんですけど、2018年にPossible End States for the Family of Appsっていう社内レポートを作っていて、
このFamily of Appsっていうのはメタ配下のアプリですよね、そのWhatsApp、フェイスブック、インスタグラム。
Possible End Statesっていうのが最終形態とか、最終的にどうなるのかっていうレポートがあって、これ実は昔、数年前にこのレポートの一部がリークされたんですよ。
またリークなんですけど。これ有名な画像があって、いわゆるインスタグラムがどれだけフェイスブックを影響してるのか、フェイスブックからユーザー、人を取ってるんじゃないかみたいな。
当時はマーク・ザッカーバーグがインスタよりもフェイスブックの方が好きなので、自分が作ったアプリがフェイスブックだったので、インスタグラムをすごい敵対視してたみたいな話があったんですけど、実はこのレポートがフルフル公開されたんですよ。
公式に。
公式にアメリカ政府が独占禁止法の該当するかっていうレビューの中で公開しましたと。
17ページくらいのレポートなんですけど、結構このSNSとかソーシャルメディアとか関わってる人たちはできれば読んでほしいレポートで、概要欄にも多分リンクは貼っておくと思うんですけど、そもそもソーシャルアプリって複数のソーシャルアプリって共存できるのかとか、そこの調査をひたすらやってるもので。
すごい面白いんですよ。共存できる条件とか、共存できない条件とか。
機能がかぶってないみたいな。
そうなんですよね。なんで共存できるのはユーザーかユーザー層か機能かグラフ、ソーシャルグラフとかの中で何かしら結構違いがないといけないと。
一応全部似たようなユーザー層、機能、グラフが同じであれば共存は基本的にできませんと。
フェイスブックとフェイスブックメッセンジャーは共存できる理由はグラフは全く同じなんですけど、いわゆるソーシャルグラフを同じように使ってるので、ただ機能が圧倒的に違いますと。
一つはメッセージ機能で一つはフィード機能なので。
フェイスブックとインスタグラムは共存できる理由は機能が違うからっていう話になっていて。
メッセンジャーアプリは、いわゆるフェイスブックメッセンジャーとWhatsAppは共存できませんと。
51:02
メッセンジャーアプリは基本的に絶対共存できないっていうのが彼らの結論で。
ただ共存できたとしても、例えばフェイスブックとインスタグラムは共存できたとしても、利用時間の競争にはなりますと。
なのでインスタグラムが、これ2018年のレポートなんですけど、イランとかではインスタグラムってすごい強いんですよね、その利用時間で。
ただフェイスブックとWhatsAppは利用時間があまり高くないですと。
逆にフェイスブックが利用時間が高いミャンマーとかタイとかではインスタグラムとWhatsAppがそこまで利用時間が大きくなかったですと。
共存できないですね。
共存はできるものの利用時間の競争にはなりますと。
お互い戦い続けなくちゃいけない。
そうなんですよね。これをTikTokに適用すると、そもそもグラフが違ったり、その場合によってユースケースが違ったりするからこそTikTokは今までインスタグラムとフェイスブックと共存できたと。
ただ利用時間では競争しあった中でTikTokは今勝ち取ってますと。
実際その利用時間のいろんなレポートを見るとそうなんですけど、利用時間を取ってるからこそメタとしてはもうフルフル戦争モードに入りましたと。
このリール化するっていうのは同じユースケースと同じグラフにシフトするっていうことなんですよね。
インスタグラムとTikTokが共存できなくなるっていう。
どっちかが勝ち取るっていうその各市場を。
メタのこのインスタグラムをTikTok化するっていうシフトはそういう意味合いがあって、TikTokと完全に戦争に行くっていう話で。
えー、しないで欲しい。
ユーザーとしてはそういう思いがあるかもしれないですけど。
でも、もし戦うのであれば何が必要かというと、これも社内調査に書いてあって、SNSってティッピングポイントっていうものがあって。
いわゆるユーザーがどっかのタイミングで一般普及して使ってくれる。
あー、なるほど。
で、だいたいSNSって2つのステータしかなくて、全員が使ってるか全員が使ってないかなんですよ。
はい。
で、いわゆる2極端に分かれるからこそティッピングポイントっていうのがあるはずなんですよ。
はい。
どっかのタイミングで全員が使って、どっかのタイミングで全員が使わなくなると。
はい。
で、メッセンジャーアプリだとこれがもう分かりやすいんですよ。
このデータとして出ていて、LINEとかWhatsAppとかカカオとかでもメッセンジャー、Facebookメッセンジャーとかもあるんですけど、基本的に各国で9割使われてるか1割以下使われてるかなんですよ。
54:10
メッセージする相手が必要ですもんね。
そうなんですよね。絶対必要ですよね。逆にいなかったら使わないですよね。
誰に連絡するんだろうって。
一人で何をやるんだろうみたいな感じですし。
あとはやっぱり、分け方も属性で分けるのか、地域で分けるのか、地域の中でも国で分けるのか、高校で分けるのかとか。
そういういろんな見方があるので。
例えば高校ですとスナチャインスタグラム、Facebookメッセンジャー、Facebookが戦い合ってたりとか。
マチタインとかですとNextdoorが入ったりとか、Facebookマーケットプレイスが入ったりとか。
コミュニティとかによってライバルが違うっていう。
ライバルが違うので、そこも理解しないといけないんですけど。
なので全体の、例えば国の何割が使ってるからいいっていうわけではなくて。
それもアプリによってなんですけど、基本的にメタのアプリに関しては、
WhatsAppのティッピングポイントは、毎日人口の9割が使っているのかっていう話と、
デイリーで60分以上使ってるのかっていうのが基本的にティッピングポイントになってますと。
Facebookに関してはもう少し幅広くて、月次の利用率が10%から50%なので結構幅広い。
たしかに。
特に、例えば日本とか韓国に関しては、より低い方にあるんですけど、その利用率が。
なぜかというと、これは2018年の話なんで、まだ若者層も一定数使ってたんですけど、
年寄りが全く使ってなかったので。
なので、月次の利用率が他の国と比べてちょっと低かったっていうところではあって。
当時はまだ2018年の数字だったので、Instagramのティッピングポイントがまだわかりませんっていう結論だったんですけど。
そこが個人的に一番気になってたところなんですけど。
ただ、どのタイミングでTikTokがティッピングポイントを達成したのかっていうのが、
多分すごいメタとして気になってるポイントで。
メタとしては、逆に人気が下がってるアプリに関しては、どれだけ早く下がるのかっていうのも調べてるんですよ。
いわゆる市場の中で、アプリAとアプリBがあって、
アプリAが下がっていて、アプリBが上がっていた場合、同じペースでその下がりと上がりがあるのか。
それとも違うペースで下がったり上がったりするのかっていうのを調べたんですよ。
57:03
面白いですね。
結論からすると、同じペースではないですと。
いわゆるアプリBが一番に上がったら、アプリAは一番に下がらないっていう。
じゃあそのまま移動するみたいなわけではないと。
そうなんですよ。
何が起きるかというと、アプリAの下がりと上がりが最初は遅いんですよ。
一気に下がるんですよ。
だからこそ、メタってすごい今危機感を感じている理由は、ちょっと下がってるわけなので。
急にガクッと下がる瞬間が来るかもしれない。
来る可能性があると。
こわ。
だからこそ、すごいここで勝負をかけてるっていうところなんですよね。
へー。
面白いですね。その調査ちょっと読みたいくなりました。
いやこれは、僕も読んですごい勉強になりましたね。この調査には。
こういう考え方でSNSを見てるんだとか、やっぱりいろんなことを考える人たちなので、それを見てすごい面白いと思いましたね。
なるほど。でも確かに、今のインスタグラムのままがいいかっていう問いに対して、今の写真にフォーカスしたもの。
なんていうか、それなりにそんな目新しい機能も入れずに、今のまま現状維持で、あんまりユーザーは投稿もしないし、みたいな状況が続いてるのもなんか良くないですよね。
もちろん、例えば一定のユースケースだけだと、インスタグラムを使うってなるかもしれないですけど、でも場合によっては、それがTikTokが同じ機能を出し始めた時に、そっちに行く可能性ってもちろんあるので。
なるほど。
メタとしては、こういう社内調査とかも色々あるからこそ、すごい勝負をかけてるっていうところで、これは単純に、もちろん売上とかそういうところにも関連性はあるんですけど、そもそもインスタグラムとかFacebookが死ぬんじゃないかっていうところを懸念してる。
死ぬんですか。
結局、真っ向勝負を仕掛けないといけない状況になってるっていう。
でも、最終的に共存できない状況になるので。
もう僕たちは共存できない、戦い合うしかないっていうのが分かってしまったんですね。
そうですね。
悲しい。
一応、メタとしてのアドバンテージは、アメリカ企業であることっていう。
確かに。
そこは一つ、たぶんすごいマークさんも活用してるアドバンテージだと思いますね。たぶんすごいロビー活動をやってるので、バイトダンスに対して。
1:00:10
思ってる以上にインスタのUI変更にこんなに未来が。
想定です。もちろん想定なんですけど。
ただ、このレコメンデーションメディアっていうこと自体、このアルゴリズム化されたフィードっていうのって、すごいエンゲージメントが高まったりすると思うんですけど、
同時に、危険っていうほどでもないと思うんですけど、投稿が極端に分かれるっていうか、新しい考え方とかは入ってこれる可能性はもちろんあるんですけど、
ただそれってもうアルゴリズム次第になってしまうじゃないですか。
はい。
見れるものがアルゴリズムで決まるっていう考え方だけではなくて、見れないものもアルゴリズムが決めてるわけなんですよね。
なのでアルゴリズムが急に日本人が嫌いになりましたってなった場合に、日本人関連のコンテンツ全部消せるわけじゃないですか。
すごいアルゴリズムですね。
そんなアルゴリズムないと思うんですけど、でもそれを可能にしてるわけじゃないですか。
なので、新しい考え方をより人気にさせているかもしれないですし、逆に新しいアイデアを完全なくしてるかもしれないんですよね。
難しいですね、それ。
逆に、じゃあどうこれがカルチャーとか影響してるのかっていうのも多分すごい重要な質問で、これに関してはちょっと次のエピソードにも話していくと思うんですけど、
そもそもEC領域とか見ていると、すごい怖いなって思う瞬間が結構あって、
僕もこのアドバイスってよく出すんですけど、ブランドとかから、例えばTikTokとか、どういうふうにユーザーに拡散していくべきなのかみたいな話をするときに、
UGCコンテンツ、ユーザーが自分のブランドについて話してくれるようなキャンペーンとかを作るべきなんじゃないかみたいな話すると思うんですけど、
TikTokの場合ですと、動画がやっぱりすごいオーセンティックなものが多いので、それを広告化できる機能ってTikTokあるんですよね。
すごい機能ですね。
もちろんユーザーの許可を得てなんですけど、TikTokのスパーク広告っていうものなんですけど、ユーザーUGCコンテンツをブーストできる。
1:03:03
ユーザーが、例えばグロッシェの商品を、この商品いいよって心から思って投稿したやつを広告にできるみたいな。
実際にグロッシェもこれ使っているんですけど、グロッシェがブーストした動画が、この女性が投稿した動画で普通に街中で歩いていて、
普通にグロッシェの広告として撮ってるわけではなくて、単純にその1ユーザーの意見として投稿してたんですけど、
たまたま男性が向かい側から来て通りすがった時に、男性がわざわざ戻ってきて、「何の香水つけてるの?」みたいなことを聞いてきたみたいな。
それぐらいグロッシェの商品が良かったみたいな話をして、それをグロッシェがブーストしたんですけど、
ブーストした時に投稿者の名前は変わらないんですよね。
投稿者はそれは許可なし?
もちろん許可はしないといけないです。
一応許可のもとやるんですけど、そのクリエイターの名前がその動画出てて、その下に一応スポンサードっていうのが書いてあるんですけど、
ただグロッシェとしてはそこに、例えば自分のLPのURLとかそういうのを入れられますと。
えーすごい。
で、さっき話した動画関してなんですけど、その動画だけで1000万以上の再生回数あるんですよ。
広告ブーストする前からですか?
ブーストしてから。
へー。
これってすごい難しいなって思っている部分が、もともと広告として出してないものが広告になる。
はい。
で、ユーザーから見てどう思うんだろうっていう。
複雑ですよね、ちょっと。
うん。
なんか、え、なんかこの人なんかお金もらえるためにやってるんじゃないかみたいな発想もあれば、
自分としてもなんか、いやもともとなんかそういう意図で投稿してないんですよみたいな。
ある意味できますよね、その本当にそのグロッシェのスパーク広告に選ばれるようにちょっと投稿してみようと思って投稿して、
全然ありますよね。
ブーストかかるみたいなことできるってことですよね。
絶対ありますよね。
はい。
なんで、そう考えるとそのTikTok上の特にそのブランド圏について話すコンテンツって、どこまで本当になんかユーザーがその人が思ってるものなのかみたいな。
うーん。
これ、この話もなんか例えばレビューってなんかブランドが作ったものなんじゃないかとか、
昔のそのネイティブ広告がなんかわかりづらいみたいな話もあるので、なんか単純にそれだけかもしれないんですけど。
1:06:08
でも逆に純粋な気持ちでやってる人がそういうふうに思われちゃうのももったいないですよね。
そうですね。
うん。
なんかそうなると、そもそもそのレコメンデーションメディアとかが作り上げるその、なんかそのブランドに対しての思うこととか、その文化に対して思うことって結構これから変わるんじゃないかなっていうふうに思っていて。
うーん。
なんかそこに関しては、まあ今日はちょっとここで終わらせたいんですけど、ちょっと次回がそういうところについて話したくて。
なんかそもそもこのアルゴリズム化されたフィード、まあ今のソーシャルメディアもそうですし、今流行り始めてるレコメンデーションメディアもそうなんですけど、
それによってよりなんかカルチャーがその、なんかみんなに見始めたのかとか。
うーん。
あとはやっぱり、まあこのレコメンデーションメディアがある中で、じゃあ次の、あのその植物連鎖のことを考えると、それを倒せるかどうかっていうふうに思うんですけど。
うーん。
あとはやっぱり、まあこのレコメンデーションメディアがある中で、じゃあ次の、あのその植物連鎖のことを考えると、それを倒せるかどうかっていうふうに思うんですけど。
うーん。
あとはやっぱり、まあこのレコメンデーションメディアがある中で、じゃあ次の、あのその植物連鎖のことを考えると、それを倒せるかどうかっていうふうに思うんですけど。
さよなら。
さよなら。
さよなら。
さよなら。
さよなら。
さよなら。
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