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  2. #71 スターバックス創業物語〜..
2021-06-17 39:29

#71 スターバックス創業物語〜店舗拡大と買収〜

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こんにちは!今週は、「スターバックス創業物語」スターバックスがどうやって生まれたのか、店舗拡大と買収、そしてテック企業へのシフトチェンジなど話しました。来週はいかにテック企業進化したかをお届けします☕ 

◎今週のトピック
Spotifyオリジナルから「bytes by Off Topic」がスタート! / テック企業になりつつあるスターバックス / スターバックスの由来 / コーヒーマシンの営業だったハワード・シュルツ / イタリアのコーヒーに魅了された / ビル・ゲイツの父登場 / 従業員のサポート / 爆速の店舗拡大の裏にある買収 / TEAVANA™ の買収 / リーマンショックで増えるファストフードのコーヒー / マイスターバックスアイディア(MSI)/ テックについてはマーク・ベニオフ相談するといいよ by DELL社長 

◎関連リンク
・bytes by Off Topic
http://spoti.fi/bytesPodcast
・Starbucks Company Timeline | Starbucks Coffee Company
https://www.starbucks.com/about-us/company-information/starbucks-company-timeline
・Starbucks, a Tech Company | The Generalist
https://www.readthegeneralist.com/briefing/starbucks 

◎ひとこと by Tetsuro Miyatake
Spotifyオリジナルでテックニュース番組「bytes by Off Topic」を始めました!ゆるーく今のアメリカのテック業界で話題になっている話を“ほぼ“毎日5分ぐらいで配信していくので、ぜひ皆さん聞いてください! 

◎記事も書いています 
https://offtopicjp.substack.com/ 

\ Youtube /
https://www.youtube.com/c/offtopicjp 

◎Twitter
Off Topic https://twitter.com/OffTopicJP
Miki Kusano https://twitter.com/mikikusano
Tetsuro Miyatake https://twitter.com/tmiyatake1

00:06
みなさん、こんにちは。草野美希です。 宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報をゆるく深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、スターバ創業物語について話していきたいと思います。
はい、ということで今回は、スターバックスの創業から、テクノロジーをどう駆使して、今のスターバがあるかという話をしていきたいと、
してもらいたいなと思うんですけど、
その前に、Off Topicとしてのご報告で、もうすでにご存知の方もいるかもしれないんですけど、
昨日から、昨日の6月の16日から、Off Topicで新しい番組がSpotifyオリジナルで始まりました。
イエーイ!
なかなか、Spotifyオリジナルっていうところで、
結構、草野さんもちょっと驚いてたっていうのはあるんですけど、
そうですね、一応、番組タイトルはBytesっていう、
Off Topicは、アメリカのスタートアップやビジネス情報を深掘りする、1時間とか長めにそのトピックだけをお伝えするっていう番組なんですけど、
新しく始まったBytesは、5分から7分ぐらいで最新のテックニュースがわかるミニ番組みたいな。
そうですね、結構ニュースを中心にっていうところで、
Off Topicのメインポッドキャストの方ですと、やっぱり、
どこか草野さんが気になったトピック、それが今ニュースになっても、今ニュースになってなくても深掘りするっていう判断をしてるんで、
そことは違って、やっぱり今のアメリカの状況を知りたい方もいっぱいいらっしゃって、
その人たちに対して我々が何を提供できるかと思ったときに、
ポッドキャスト上、音声上で軽くニュースを2、3個解説をするっていうのが一番いいのかなと思いましたね。
なので、ほぼほぼ、ほぼほぼデイリーってことで週3回配信してるので、ぜひ聞いていただきたいなと思います。
そうですね、アメリカの今話題になっているものを基本的に取り上げるので、
それを聞くと、大体アメリカのシリコンバレーでしたりテック業界で、
何についてゴシップされている、何について話されているっていうのを提供できればなと思います。
03:02
何か言っておきたいことありますか?
さっきのが違うんですか?
それ以外で何か。
やっぱりこれをやるにあたって、我々もいろいろこのSpotifyと一緒にやるっていうのは、
初の挑戦でもありますし、逆にすごい楽しみにしてるものなので、
Spotifyさんと一緒に独自コンテンツを作るっていうのは、
本当に何ですかね、同じこと繰り返してるだけですけど、楽しみにしてます。
わかりました。じゃあ、次行きましょうか。
はい。
なので、明日も更新してるので、それもぜひ聞いてください。
ということで、今回はスターバックスの話をするということで、
過去の我々がやってる別のポッドキャスト、シリアルトークっていうポッドキャストがあるんですけど、
そこでスターバの話が一瞬、僕の方からしたんですけど、
個人的にスターバックスって今、もちろんコーヒーを売ってるすごいブランドっていう認識だと思うんですけど、
それ以上に個人的にスターバックスってテック企業になってると思ってまして、
今回はそこのテック企業までの道のりの話をしたいなと思ってまして、
その中で創業物語からどういうふうにスターバックスが変わってきたのかっていう話をしようかなと思ってます。
テック企業に。
はい。今はテック企業でたまたまマネタイズがコーヒーっていうところだと思ってます。
たまたま。
たまたまじゃないですけど、創業元々そういう会社だったので。
でもテック要素が結構。
かなりテック企業です。裏はテック企業ですね。
それこそ前に支援の話をしたじゃないですか、それと似たような感じだと思います。
支援をアパレル企業だけではなくて、あそこはもうAIとかテック企業になってると思うので、
それと同じ形でスターバックスもテック企業だと思ってます。
アメリカの会社ですよね。
そうです。アメリカの会社なんですよね。
やっぱり結構僕もスターバックスの歴史をたどったことがなくてですね、
今回のポッドキャストのリサーチをするときにいろいろ見たら、こういう過去だったんだと思うんですけど、
そもそも創業者が3人いまして、
彼らが新しいビジネスを作る上で名前を探してたときに、元々スターボっていう名前にしたんですよ。
スターボってどういう意味なんですか?
元々アメリカの地図を見てて、そこで街の名前を見てたんですよ。
06:03
その中で彼らの考えの中では、STで始まる名前が強いんじゃないかと思って、
それに当てはまる街の名前を探してたんですよ。
その中でスターボっていうのが出てきたんですよ。
ただ、スターボちょっと違うなって思ったらしくて、
その中でそれをスターバックスに変えたんですけど、
スターバックスって実は、ある本に出てくる人物なんですよ。
名前なんですね。
それってアメリカでいうモービーデックって言うんですけど、
日本語だとハクゲーって言うのかな?
白い鯨。
有名なアメリカ文学の。
そうなんですよ。
そこに出るキャラクターなんですよ。
キャラクターの名前なんですよ。
そこから、このスターバックスっていう名前にしたんですけど、
元々、スターバックスの創業者って、先生が始めた会社なんですよ。
歴史を教える先生と、英語を教える先生とか、
あんまりコーヒーにつながりはなかったんですけど、
でも、彼らが、とりあえずコーヒーを作りたいというところで、
1971年に初めて店舗をシアトルで出した。
有名な。
そうですね。今も確かありますよね。
ありますね。
そうですよね。
しかも、最初はコーヒーカンパニーって言うコーヒービーン、コーヒー豆を売る会社としてスタートして、
で、のちのちコーヒーを出すんですけど、
たまたま、スターバックスが設立された同じ年に、
あるハワード・シャルツっていう方が、高校を卒業したんですけど、
彼は、最初からスターバックスとは出会いがなくて、
最初は営業だったんですけど、
最初ゼロックスに行って、
その後、コーヒーマシンのメーカーで働いてたんですよ。
そこでコーヒーマシン売ってたんですよ、いろんなところに。
その、ハマープラストっていうコーヒーマシンのメーカーなんですけど、
彼が、ハワード・シャルツに、これ1981年なんですけど、
シアトルに行ってこいと。
そこで、コーヒーフィルターを売りに行ってこいと。
いうところで、たまたま、ハワード・シャルツが行ったところがスターバックスだったんですよ。
営業先として。
09:01
そこで、スターバックスの社内を見て、
結構、ものづくりをちゃんとやってる人たちだと、
いうところを感じて、そこで働きたいと。
そこから1年以内にハマープラストを辞めて、
転職したんですか。
転職して、そこでリテールオペレーションとマーケティングのディレクターになるんですけど、
いいチームにジョインしましたね。
そうですね。
すごい。
そのタイミングは、徐々にスターバックスも伸びてたんですけど、
たまたま、ハワード・シャルツが、そのときにイタリアに旅行に行くんですけど、
よくコーヒーブランドとかで、この話でよく出てくるんですけど、
大体、ヨーロッパ、特にイタリアとかフランスとかに行って、
そこのコーヒーカルチャーに、すごい好きになるっていうので、
ハワード・シャルツの場合は、エスプレッソのクオリティと、
あと、ミラノのコーヒーバーっていうものがあるんですけど、
そこがすごいいいなと思って、
それがアメリカでなかったので、
このようにコーヒーって、みんながエンジョイするべきなんじゃないかと。
これがスターバックスの未来だと、
と思って、いわゆるラウンジしながら飲むっていうのをやりたかったんですけど、
それをシアトルに戻って、その話を創業メンバーにしたときに、
いわゆる創業メンバーは、いや違いますと、
イタリアンスタイルのカフェはやりたくないですと、
となったんですよね。
シアトルのコーヒー屋さんみたいな。
コーヒー屋さんっていう感じで、売りたかったんですよね、スターバックスの創業メンバーは。
なんで、実は、1回、ハワード・シャルツって別々の道に行くんですよ。
スターバックスから離れて行く。
そうなんですよ。
どういう道に行ったかというと、1985年に、
実はスターバックスの創業メンバーから投資を受けて、
それ以外の他のシアトルの投資家とか、
240人ぐらいピッチしたらしいんですけど、
そこから資金調達して、
ハワード・シャルツの自分のコーヒーハウスを作ったんですよ。
もういい、私が作るって言って。
それは、すごいイタリア風の、それこそ、ジェラートも売ってましたし、
超イタリアンですね。
コーヒーハウスの中では、オペラの音楽が流れたりとか、
いわゆる、その中に、そこにいてくださいと。
12:03
後々、それって、スターバックスの影響されるんですけど、
そういう環境を作ってたんですよね。
それも、わりと伸び始めて、シアトルで2店舗目を作って、
その後、バンクーバーにも作ったんですけど、
その後、最初に5つぐらいカフェがあったんですけど、
そのタイミングで、ある面白いチャンスが、
ハワード・シャルツに訪れて、
それが何かというと、
スターバックスが売却に動いてたんですよ。
スターバックスから出資を受けてるって時点で、
結構仲いいっちゃ仲いいんですよね。
そうですね。なんで、別に仲悪くて別れたわけではないので。
スターバックスは、その道選ばないけど、やってみたらいいんじゃないみたいな。
そうです。
で、売却に動いてるっていう。
そうなんですよね。で、売却に動いてて、
スターバックスの創業者が、
実は、1984年に、ピーツコーヒーって、くさむさんわかります?
知らないです。
知らないです。
ピーツコーヒーって、結構有名なコーヒー屋さんで、
サンフランシスコだと、もう超有名なコーヒー屋さんなんですけど、
多分、見たことありますよね。
今見たら、見たことあるような気がします。
それこそ、多分、前職のデジタルガイドの近くにも、
何家かあった気がするんですけど、
実は、スターバックスの創業者が、ピーツコーヒーを買収したんですよ。
個人の資金で。
それを運営したくて、サンフランシスコに移転しようとしてたんですよ。
スターバックスの人たちは、売却しようとしてるけど、
ピーツコーヒーも買収したってことですか?
そうなんです。スターバックスの創業者は、
スターバックスを運営しながら、ピーツコーヒーを買収して、
どっちかというと、ピーツコーヒーのほうが運営したくなって、
スターバーいいやってなって、売りたいと。
ピーツコーヒーがノリに乗ってたんですね。
当時はノリに乗ってたらしいですよね。
そのタイミングで、ハワイドシャルチとも仲良かったので、
スターバーの創業メンバーが。
なので、先に購入権を与えますと。
他の人に連絡する前に。
ただ、期限はつけますと。
いわゆる60日間で、3.8ミリヨン、4億円ぐらいですよね。
資金調達できれば、スターバーを売りますと。
ただ、そこには問題があって、ハワイドシャルチってお金がなくて。
なぜかというと、自分の事業、自分のコーヒーハウスにずっと投資してたので。
15:05
ないですよね、そんな。
そうなんですよ。
なので、それを資金調達するって、結構難しいっていう人になってたんですけど。
その中で、彼もスターバックスに買いたかったので、いろいろ動き始めたんですけど。
そこから30日後、その時点で、ハワイドシャルチは1億ぐらい集められたんですよ。
すごいですね。
それはすごいですよね。
しかも当時、もちろんインターネットもないんで。
全部、シアトルを10回って調達してたんですけど。
30日間経って、スターバーの創業メンバーが、ハワイドシャルチに連絡して、
どうしてるんですか?っていうところを聞いたところ、
ちょっと悪いニーズがありますっていうのを伝えて、
実は、ハワイドシャルチのコーヒーハウスに出資したエンジェル投資家から、
実は、スターバーを買収するオファーが来ちゃいましたと。
4億で来ちゃいましたと。
どうしましょうか?っていう。
どうしましょうか?って。
このままだと取っちゃいますけど、っていう話をして、
ハワイドシャルチが、もちろんけっこう落ち込んで、
どうしようかな?って思ったときに、ある弁護士の友達に相談したんですよね。
どうしようか?みたいな。
スターバー欲しいけど、買えないし。
そうなんですよ。
で、その弁護士が、これ多分あんまり時間ないので、
明日、うちの会社に来てくださいと。
うちの創業パートナーに会わせるので、
その人が、なんとかしてくれるかもって言ったんですよね。
で、その創業、いわゆる弁護士事務所の創業パートナーなんですけど、
誰かって言うと、ビルゲーツシニアなんですよ。
ビルゲーツのお父さんなんですよ。
本物来ましたね。
そうなんですよ。
ビルゲーツシニアって、実はシアトルのけっこう著名な弁護士事務所の創業メンバーなんですよ。
お金持ってそうな感じがしますね。
で、もちろん息子は、あのビルゲーツですし、
で、その次の日に、ハワード・シャルツが弁護士事務所に行って、
ビルゲーツシニアに自分のストーリーを話してたんですけど、
18:00
話し終わった後に、ビルゲーツシニアが2つ質問したんですよね。
まず、すべて本当のことを言っているのかと。
もちろん、はいですよね。
で、それ以外何か取りこぼしている話って何かありますかって聞いて、
いいえと。
わかった。2時間後に戻ってこいと。
おー。
って言って、ハワード・シャルツは近くのコーヒー屋さんでちょっと時間を待ってて、
で、2時間後に戻ったんですけど、
で、そこでビルゲーツシニアが言ったのは、
わかったと。
オファーを出している人に会いに行こうと。
おー。
で、その人に会いに行ったんですよ。
はい。
ビルゲーツシニアと、
ハワード・シャルツが。
アップをとったのかもわかんないですけど。
はい。
で、そこでビルゲーツシニアが、
いわゆる怒ったんですよね。
オファーを出す人に。
えー、なんですか。
いわゆる言った言葉が恥を知るべきだ。
オファーを取り下げて、
この子が夢を叶えるタイミングなんだと。
この子が。
わかるかって言って、
で、一応、それで承諾もらったんですよ。
おー、すごい。
でも、その人が言うからちょっと。
そうですね。
そうなりますね。
で、一応そのミーティング終わった後に、
ハワード・シャルツも何が起きたんだって、
あんまり理解できてなくて、
これからどうなるんですかって聞いたら、
ビルゲーツシニアが、
ハワード・シャルツが、
あなたがこの会社を買うんだと。
で、僕とこの息子、
ビルゲーツですよね、が手伝いますと。
えー、神。
っていうところで、
ハワード・シャルツが、
スターバックスのCEOっていうか、
買収して、CEOになるんですよね。
へー。
すごい助けがあったんですね。
そうなんですよ。
ビッグな人の。
そうなんですよ。
実はビルゲーツが絡むっていう、
スタバの話になかなか。
知らなかったです。
読んでびっくりしましたけど。
なんで、それが1986年なんですけど、
そこから、スタバって、やっぱり、
みなさんもご存知の通り、
すごい伸びたタイミングで、
で、もともとスタバを買収したタイミングって、
11カ所店舗があったんですよね。
で、そっから14年後、
3500店舗なんですよ。
へー。
21:00
なんで、もうスケールしまくったサービスで。
そんなに急激に伸びた。
すごいですね。
しかも、それがやっぱり、
コーヒー屋さんとしての優位性を、
ちゃんと作ったっていうところがあって、
それがやっぱサービス重視っていうところが、
圧倒的に強くて、
そもそも従業員って呼んでないんですよ。
自分のスタッフを。
えー、なんて呼んでるんでしたっけ。
全員パートナーなんですよね。
で、しかも、
素晴らしい。
その、あの、医療保険とか、
教育サポートとか、
場合によっては、スターバックスの株とか。
すごいですね。
その手厚いサポートと、
このサービスの、
ハイクオリティなサービスで、
そのバック伸びできるのがすごいです。
いや、やっぱり、
そこの、なんかスターバックスの体験を、
やっぱり、ハワードシャレットはすごい気にしてたんですけど、
やっぱりそこが、
ユーザーの満足度を上げて、
で、そうすると口コミが増えて、
人が戻ってきて、
で、従業員にもインセンティブ与えてるので、
残りますし、
まあ、いわゆる、
今だと割とそれが普通になってますけど、
当時は全然普通ではなかったので、
それが本当によくなりましたし、
今、ちゃんと各店舗の、
ローカルの人たちの名前を覚えるようにするとか、
好きなオーダーを覚えるようにするとか、
そういうのも、
結構、小さいディテールのところも、
気にしてたっていうところですね。
なんか、チェーン店とちょっと違う、
接客の仕方というか、
そうですね。
やっぱ、それすごいですね。
本当にすごいですね。
でも、同時に、
やっぱり、その伸びた一部のきっかけって、
結構、買収もうまくやってるんですよね。
で、例えばなんですけど、
1994年に、
コーヒーコネクションっていう会社を買収してるんですけど、
23億ぐらいで買収してるんですけど、
そもそも、ニューイングランドって、
いわゆるボストンあたり、
東海岸のほうのチェーン店で、
24店舗ぐらいあったんですけど、
そこの、一番人気な独自メニューがあって、
それが、フラプチーノなんですよ。
そっからなんですね。
そっからなんですよ。
へー、もう、コンバーメニューですよね。
そうなんですよ。
そこで、いわゆるそのドリンク、
そのフラプチーノっていうドリンクを買収したと同時に、
東海岸の展開が同時にできたと。
あー、なるほど。
なんで、1994年に23億で買収した会社なんですけど、
1996年時点で、すでにスターバックスで52億分のフラプチーノ売ってるんですよ。
すごい。
24:00
なんで、2年でフラプチーノだけでペイしてるんですよね。
へー。
フラプチーノそんななかったんですね、今まで。
なかったらしいですね。
僕も、そっから出てきたんだと思ったんですけど。
へー。
そうなんですよ。
で、1998年にシアトルコーヒーカンパニーっていう会社を83億で買うんですけど、
はい、けっこう高いですね。
高いんですけど、その後、56店舗運営してて、
で、ただ重要な場所で一部店舗を運営してたんですけど、
それがイギリスだったんですよね。
なんで、それを買収したおかげで、一気にスターバがイギリス展開できたんですよ。
へー。
なるほど。
そうなんですよね。
なんで、あとは、1999年にタゾティっていうお茶の会社を8.1億で買収するんですけど、
で、それで、いわゆるタゾっていうブランドでやってるので、
タゾのお茶のブランドを店舗内で売ったりとか、
へー。
タゾのショップをやったりとかするんですけど、
たぶん、スタバでお茶系で言うと、ティーバーナーがたぶん有名だと思うんですけど、
ティーバーナーって2012年に買収してるんですよね。
ほー。
で、ティーバーナーを買収したから、逆にタゾを売ったんですよ。
へー。
で、タゾはユニリーバーに売ったんですけど、
はい。
で、売った額が384億なんですよ。
へー。
なんで、8.1億で買収して、384億で売ったので、
まあ、うまくいきましたと、それも。
へー。そっか、じゃあその、ティーがあるのも、こういう背景があるんですね。
そうなんですよね。
なんで、そこのやっぱり地域の拡大と、プロダクトの拡大っていうところで、
売収をうまくしていたのと、
あとやっぱり、スケールした一部の大きな理由って、
ライセンス戦略がやっぱりかなり重要で、
特に、フランチャイズをしたくなかったんですよね。
ファワーとしてはですね。
やっぱり、他の人に体験をコントロールされるのが嫌で。
はい。
なので、ただその、やっぱり大学のキャンパスとか、空港とか、スーパーとか、
場合によっては他の地域に行くときに、やっぱりライセンス戦略って必要になってきて、
そこで、そういう戦略もとって、
結構スーパーとかでも、スタバのドリンクっていっぱい売ってますけど、
それも本当に初期からやってたっていうところですね。
へー。
なので、ハワイドシャルツで結局2000年に1回、仕様辞めるんですけど、
そのときにはスタバの売り上げが2000億ぐらいあって、
27:03
世界中にすでに売ってたっていうところですね。
すごいですね。
すごいですよね。
でもなんか、本当に、コーヒー以外のメニューって、
スタバで開発してなかったんだって、ちょっと驚きです。
なんかその、なんていうんですかね、私も全然詳しくないんですけど、
飲食店のそういうメニューの買収、プロダクトの買収って結構ある?
なかなかない気がするんですけどね。
やっぱりそこの地域で人気店舗を持ってるっていうことが、やっぱり一番の買収のレリットなんですかね。
そうですね。
たぶんそのフラペチーノのところも、
フラペチーノがどれだけいいプロダクト、
いわゆる世界中でヒットする商品か、
それを理解してたかどうかはわかんないです。
たぶんどちらかと言うと、東海岸に展開したいからっていう方がでかかったかもしれないですよね。
なるほど。
でもなんか確かにその、フラペチーノってスタバの商標登録されてるものじゃないですか。
そうなんですね。
はい。
なので、なんか他のお店で作れないっていうのは、結構ななんか、
よくスムージーとかコーヒーのなんか、スムージーみたいなのありますけど、
こういう、なんていうんですかね、クリームがのっててコーヒー使ったり、
なんかフレーズが入ってたりみたいな、
なんか厳密な定義はちょっとわかんないんですけど、
なんかそれを持ってるっていうのは確かに強いですね。
そうですよね。
まあたぶんそれも、今だとそれってたぶんすごいやりにくいと思うんですけど、
そういう商標登録とかって。
はい。
でも当時はたぶんできたんですよね、そういうのが。
へー、なるほど。
そうなんですよ。
なんで、まあ2000年にホワイトシャルツが一回やめるんですけど、
はい。
そのタイミングで、彼の後継ぎでジム・ドナルドさんっていう方が入るんですけど、
彼の目的がやっぱりその店舗のスケールだって、
それ自体は、店舗のスケール自体はできたんですよ。
はい。
ただ、本本的に、いろいろその裏方のコスト管理とか、
そこのオペレーション周りがかなり大変になったっていうところと、
あとは、ちょうどその2000年で、
ホワイトシャルツは2008年、2009年に戻ってくるんですけど、
そのタイミングってリーマンショックが起きたタイミングで、
で、ちょうどダンキンドーナツとマクドナルドが、
もっと安いコーヒー商品を出してたんですよね。
なるほど。
はい。で、やっぱりそのリーマンショックでお金を出せないっていう人も増えた中で、
30:02
もっと安い商品がある。
なおかつ、昔そのペプシットコーラのテイストテストがあったじゃないですか、味のテスト。
それでコマーシャルでした。
それと似たようなものが、
マックでやったんですか?
マックでやって、マックが勝ったんですよ。
へー、それもすごいですね。
そうなんですよ。
で、プラス、いろんなやっぱりコーヒー業界でもいろんなテクノロジーの進化があるんで、
コーヒーマシンもより簡単に作れるようになったんですよね。
そうすると、スタバの体験がそこまで面白くなくなってしまったんですよ。
やっぱりバリスタがコーヒーを作るっていう体験もスタバの体験の一つなので、
確かに。
それがコーヒーマシンに入れるだけみたいなことになってしまうと、
それなりにそれでもおいしいみたいな。
あんま変わらない、他のところとも変わらないっていうところだったので、
そこで、やっぱりハワードシャルツも、このままじゃ危ないと、戻ってこないといけないかと思ったときに、
ただただ戻って、コストカットとかそういうのをやっても意味ないと。
そこで、何をしたら復帰できるのかと思ったときに、
まずは、根本的なベーシックなところに戻るところ、
中国とインドの展開、プラステクノロジーを活用することっていう判断に至ったんですよね。
で、この一番最後の、特にテクノロジーっていうところが非常に重要なところで、
これによって、新しいスタバの今あるものが、そのタイミング、2008年、9年の判断によって、今があるっていうところなんですけど、
それが今の例えば、スターバックスリワードもそうですし、
VIAっていうインスタントコーヒーとかも、このタイミングで生まれるんですよ。
で、それがスタートしたのが、マイスターバックスアイディアっていう、MSIって言われるんですけど、あるサイトがあるんですよね。
そこで、いわゆるお客さんから、スタバはこういうことをやったらいいんじゃないかっていう提案箱をサイトで用意したんですよ。
で、これって実はスタバにとってすごい重要なことになったんですけど、
でも、このMSIを作るために、実はテックにピボットしないといけないと。
そもそも、スタバってオンラインで何もやってなかった会社なので、
33:02
なので、これをどうやってスタバをテック企業に切り替えるかと思ったときに、
シャルツは、当時は旅行中だったと思うんですけど、
ハワイにいて、シャルツの友達のマイケルデルさん、デルコンピューターの社長なんですけど、
と話してて、なぜマイケルデルと話してたかというと、
デルさんもちょうどその3年前に社長として戻ったんですよ、会社に。
で、そこで相談してたら、マイケルデルからいいアイデアがあると。
マークと話せばいいと。
それは、マーク・ベニオフですね。
セールスフォース?
セールスフォースの社長ですね。
すごい人しか出てこない。
トップのやる人たちなんで。
すごいな。
で、実はマイケルデルさんがデルに復帰したときに、マーク・ベニオフって重要人物だったんですよ。
で、どういうふうにマーク・ベニオフ影響したかというと、
デルも実はマイケルデルさんが戻ったときに、新しいサイトを作って、
そこで顧客のフィードバックと提案を受け入れるサイトを作ったんですよ。
で、実はそれがマイケルデルによると、それがすごいインパクトがあったらしくて、
それによって、より顧客とも近しい関係性になって、より早く動ける組織になったと。
なんで、マーク・ベニオフと話してくださいと。
で言って、ちょうどクリスマスイブだったんですけど、
クリスマスイブの朝に、ハワード・シャルツがマーク・ベニオフと朝ごはんをして、
そこで、ハワード・シャルツがサイトを作ってほしいと。
マイケルデルと同じようなサイトを作ってほしいと言って、
で、そこからマーク・ベニオフが分かったと言って、
アドバイザーとして入って、そこで出てきたのが、マイ・スターバックス・アイディアなんですよね。
で、一応、今回の話は、このマイ・スターバックス・アイディアの話をして、1回終わりにするんですけど、
このマイ・スターバックス・アイディアって、すごい重要で、
なんかすごく、なんていうか、今の時代で聞くと、そんなに快適なものではなさそうだなって感じはしたんですけど、
全く快適ではないです。
で、その話してた年代ってどれぐらいですか?
これは2008年、2009年ですね。
36:03
ほんとに、iPhoneが出たぐらい。
出たぐらいですよね。
なので、まだブラウザベースのものが多かったですし、
なんか、ほんとに複雑なことをインターネットでやるっていうのが、そこまでできなかった時代ではあったので、
なので、逆に、このMSIマイ・スターバックス・アイディアで出た改善案、
実際に行われた話で言うと、店舗内のフリーWi-Fi。
そこで生まれたんですね。
そこで生まれたんですよ。
それで実現してくれたの?
誕生日で無料でお菓子を、クッキーとかもらえる。
そんなことあるんですか?
そんなことあるんですよ。
知らなかった。
そんなことあるんですよ。
25ドル以下の購入は、紙を使わない。レシートなし。
これアメリカですけど。
なんでですか?エコー?
そうです、エコー。
友達間で、オンライン上でドリンクをギフトできる。
これはちょっとテクノロジーのにおいがしますね。
そうですね。
確かに、でも多いですよね。ギフトカードみたいな。
そうですよね。
スタバのアプリとかもいけてますけど。
そうなんですよ。
それ以外に、スキニーモカってあるんですけど。
日本であるのかな?
日本であるか分からないですけど、スキニーモカっていうドリンクがあって、
それもこっから出てきて。
新しいメニューも。
そうなんですね、新しいメニューも。
例えば、シロップも無糖のシロップを提供するとか、
シュガーフリーの。
なるほど。
あとは、キュリックっていう会社とKカップを一緒にコラボで作るとか。
何カップですか?
Kカップっていう、ネスレアンバスターで。
コーヒーの、コーヒーマシンのやつですね。
そういうのとか、あとは実は、次の回で話すスタバのリワードシステム。
ロイヤリティプログラムも、実はこういう、このMSIから出てきたアイデアで。
なので、ここのMSIっていうところが、スタバのテック企業としての原点なんですよね。
ベニオフありがとう。
ベニオフありがとうですよね。
本当に。
出る、ありがとうって。
そうですね。
なので、次の回では、このMSIからどうやってスタバがコーヒーカンパニーではなくて、
テックカンパニーに完全に移行したのかっていう話をするんですけど、
やっぱり、それまでの道のりっていうのもやっぱり重要だと思うので、
今回はここまで、そこまでの話をしたっていう感じですね。
39:02
なるほど、続きが気になりますが、今回はこんなところで。
今回も聞いていただきありがとうございました。
オフトピックでは、YouTubeやニュースレターでも配信していますので、
気になった方は、オフトピックJPのフォローお願いします。
今回の収録は、YouTubeでも聞くことができます。
そして、毎週、週3回、バイツ更新しているので、ぜひそちらも聞いてみてください。
また次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
39:29

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