2026-10-03 1:08:26

モーツァルトのアイネクライネナハトムジーク、何がすごい?初心者が前提ゼロで聴いた(ep.1)

【トーク内容】

記念すべき第1回。クラシックの良さがわからないかねりんが、モーツァルトを曲名を伏せたまま聴きます。学生のころから勉強のBGMとして何十年も聴いてきたのに、曲名はひとつも知らない。そのかねりんが1曲目で気づいたのは、メロディの下でゴニョゴニョ動いている音でした。谷中さんはそれを、曲の真ん中にいて一番重要な「内声」=ラスボスだと明かし、心理学の実験になぞらえて「ゴリラ」と呼ぶことに。

2曲目の感想は「ぬるま湯をグワグワやっている感じ」「布団をかぶせておいて、はい起きろ」。その正体は、長調と短調の違いでした。映画「アマデウス」とレクイエムの謎から、同じ曲を毎日聴くと解像度が上がる話、芸術が物事の見え方を変える話まで。



【目次】

オープニング|勉強のBGMだったモーツァルト

映画「アマデウス」とレクイエムの謎

曲名を伏せて1曲目を聴く|給食の時間に流れていた音楽

真ん中の「内声」はラスボス|ゴリラの実験と聴き方

弦楽器5人の編成と、セカンドバイオリンの刻み

曲名あかし「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」と2曲目へ

後ろから聞こえた笛の正体|木管楽器はご飯のおかず

2曲目の印象を言葉にする|ぬるま湯と布団

正体は長調と短調|ラベルより先に感じる

対旋律と、弦楽合奏とオーケストラの違い

同じ曲を毎日聴くと解像度が上がる|交響曲第40番

芸術は物事の見え方を変える・エンディング



【今回流した曲】

モーツァルト:セレナード第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第1楽章

演奏:フェリクス・ノヴォヴィエイスキ音楽アカデミー(ポーランド・ブィドゴシュチュ/AMFN)弦楽合奏

出典:Zintegrowana Platforma Edukacyjna(提供:online skills)

https://zpe.gov.pl/a/D32GOJA5N

ライセンス:Creative Commons 表示 3.0

https://creativecommons.org/licenses/by/3.0/

※音楽アカデミーの許諾を得て、番組内で一部を抜粋し、編集して使用しています

※番組で流しているこの録音には、コントラバスは入っていません


モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550

演奏:管弦楽団 紬

https://tsumugi-orch.com/

指揮:井上京

出典:https://imslp.org/wiki/Special:ReverseLookup/239964

ライセンス:Creative Commons 表示 3.0

https://creativecommons.org/licenses/by/3.0/

※番組内で一部を抜粋し、編集して使用しています



【今回の配信回に関連するリンク】

番組で流した録音を最初から聴く(アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章):https://zpe.gov.pl/a/D32GOJA5N

番組で流した録音を最初から聴く(交響曲第40番 第1楽章):https://imslp.org/wiki/Special:ReverseLookup/239964

管弦楽団 紬 YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/tsumugiorchestra

番組で話した「見えないゴリラ」の実験(選択的注意テスト:ダニエル・シモンズ、クリストファー・チャブリス)の元の動画(英語):https://www.youtube.com/watch?v=vJG698U2Mvo



ーーーーーーーーーーーーーーーーー


【番組の概要】

クラシック音楽の良さがサッパリわからないかねりんが、業界の重鎮「谷中先生」にイロイロ教わる番組です。むずかしい話から始めません。まずは前提ゼロで音楽を聴いて、自分の言葉で感じてもらう。そのあとで「実は今のが◯◯なんです」と種明かしをします。聴き終わるころには、なんだかおちついている。そんなクラシックの入り口になる番組です。


【1】この番組のこと


▼番組公式サイト(Spotify・Apple Podcast・Amazon Music・LISTEN・YouTube へのリンクはこちら)

https://ochitsuki-classic.kanerin.co.jp/apps


▼番組公式ハッシュタグ

#おちつきクラシック

ご感想やコメントは、このハッシュタグを付けてX(旧Twitter)でポストしていただけると嬉しいです。


▼番組へのお便り(お便りフォーム)

https://forms.gle/XQERmGXk7U4M8ja88


【2】出演者


▼谷中イチロー(やなかいちろう)

・クラシック音楽プロデューサー/クラシックの語り人

・文化工房PLAN-B 主宰

大学時代にオーケストラ活動に没入し、卒業後はプロオーケストラや音楽ホール、音楽事務所でコンサートやアーティストのマネジメントを歴任。現在はオーケストラ運営とオーケストラ業界全体に関わる職の傍ら、「谷中イチロー」名義でコンサートや講座、ワークショップ等、音楽と社会を結ぶ活動にも取り組む。谷中を拠点とする文化工房PLAN-B主宰。


▼金田勇太(かねりん)

・KANERIN Podcast Studios 代表

・クラシック音楽シロート代表(この番組の「わからない係」)

元刑事。最前線で、数々の事件捜査を指揮してきた。2017年に暗号資産業界へ参入し、複数のグローバルプロジェクトでコンサルティング・情報分析・アドバイザリーを担う。コンサートのライブ配信、音声配信、テックメディアの創業などを経て、ポッドキャストのレーベル兼プロダクション「KANERIN Podcast Studios」を創業。多様なパートナーとともに、未来へつなぐ“声の原典”を共創している。

https://x.com/kanerinx

https://voicy.jp/channel/2534


【3】制作


番組演出(トーク・BGM・効果音):Aviv Haruta

音楽(オープニング・エンディング・場面転換):J.S.バッハ「イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971」第1楽章より(℗ 2026 株式会社KANERIN)

カバーアートデザイン:UTA

プロデューサー:金田勇太(かねりん)

制作:KANERIN Podcast Studios

著作:株式会社KANERIN

https://kanerin.co.jp/

感想

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サマリー

クラシック音楽に詳しくないKANERINが、谷中イチローとモーツァルトの音楽を前提ゼロで聴き、感じたことを言葉にする。まず弦楽器だけで演奏される「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を聴き、メロディーの下で動く低音や、意識しにくい「内声」を発見する。谷中は内声を、曲全体の印象を左右する「ラスボス」や、見落としやすい「ゴリラ」にたとえ、旋律・内声・低声部を立体的に聴く方法を説明する。さらに、セカンドバイオリンの刻みが曲の活気を生むことや、弦楽器5人の編成について話す。次に交響曲第40番を聴くと、木管楽器やホルンの響きが加わり、KANERINは「ぬるま湯をグワグワ」「布団をかぶせておいて、はい起きろ」と印象を表現する。谷中はその違いを、明るい長調と不安や不吉さを帯びる短調の違いとして解説する。専門用語を先に覚えるのではなく、自分の感覚と作品の特徴を結びつけることで、音楽の聴こえ方の解像度が上がると語られる。同じ曲を毎日、または異なる演奏で聴き込む楽しみから、芸術は音楽に限らず、物事を分解して理解し感じ取る力そのものを変えるという話へ広がる。

勉強のBGMだったモーツァルトと映画『アマデウス』
かねりん・谷中さん
おちつきクラシック
谷中さん
クラシック音楽プロデューサーの谷中です
かねりん
クラシック音楽ド素人のかねりんです
この番組はね、クラシック音楽のことを、僕が全然わからんくてそわそわしとるもんで
何がそんなに面白いの?っていう話をさ、この道のプロであるヤナちゃんから
教えてもらって
落ち着きたいなという
番組です
谷中さん
なるほど
よろしくお願いします
かねりん
お願いします
谷中さん
今日のテーマ決めたんだっけ
かねりん
今日は
モーツァルトのことを
全部教えてちょうだいの回です
谷中さん
大きく出たね
いやなんかさ
全然知らないって言うけど
クラシックのこと
全然知らないって言う割に
どのくらい知らないのって
この間にちょっと
かねりんとさ
いろいろ話聞いてさ
でも蓋開けたらめちゃめちゃ知ってるんじゃないかっていう疑惑が今
巷では
かねりん
なんか言ってたね
そんなことないはずなんだけど
谷中さん
試しにさ
知ってる曲のプレイリストを
作ってもらって
ザッと上げてもらったらさ
軽く30曲40曲
かねりん
はいはいはい
多いのそれ
谷中さん
分かんない 多いんじゃない
かねりん
多いかな
谷中さん
しかも話してたら
結構口ずさんだり
してるから
特になんか
今日モーツァルト回なんだけど
初回から結構実は
クラシックの世界だと
モーツァルトってすごい
とっつきが良いようで奥が深くて
基本にして
究極みたいなとこあるのよ
実は深い
っていうことなんだけど
モーツァルトにどうして
そんなに
関心があるのかってだけ聞きたかったなと思って
かねりん
モーツァルトは
僕にとっては
勉強ミュージックなんですよ
谷中さん
勉強ミュージック
かねりん
学生の時もそうだし
社会人出てから
試験勉強とか
勉強する時に聴く曲が
モーツァルトだったんだよね
なんでかは
多分モーツァルトが
勉強にいいみたいな
あるじゃん
あれを真に受けて
とりあえずモーツァルトの
真に受けてるし
アルファ波がどうとか
谷中さん
アルファ波は関係ないと
かねりん
ちょっとそらへんも聞きたいけど
果たしてみたいな
そんなところで
モーツァルトだけのプレイリストを作ったんだよね
谷中さん
すごいじゃん
かねりん
結構前で大学生ぐらいかな
高校生ぐらいかもしれないけど
谷中さん
高校生で
かねりん
プレイリスト作ってずっと聞いてた
その後もずっとそれを聞いてるから
勉強するとそれみたいな感じだったのよ
だからもうモーツァルトの曲は
染み付いてる
でも曲名は一切分かんない
谷中さん
そんな人いないと思うんだよね
なかなかいない
ただとはいえ
面白いなと思ったのが
何十年って聞いてるのに
なんかあれじゃない
飲み屋でいつも一緒になるのに
名前知らない人みたいな
知ってるでも知らないみたいな
かねりん
曲名知らないし
谷中さん
そうそうそう
名前知るってすごい
いろんなものの基本
人間関係もそうだし
何かを知ってるか知らないかの境目って
やっぱりそれを識別できるっていうか
だから名前を分かるようになるって
すごい重要だと思うかもね
だからモーツァルトがモーツァルトじゃないものは
今識別できてるわけじゃん
かねりん
そうだね
谷中さん
例えばもちろんこれはモーツァルトでしょうか
違いますかって言われたら微妙だと思うけど
でもこれモーツァルトだっていうのは結構分かると思うんだよね
かねりん
そうだね
谷中さん
これモーツァルトじゃん
それってすごい実はすごいことなんだよね
だから僕は
何も知らないって言ってるけど
かねりんがクラシックを好きになっていく
手がかりはモーツァルトにあると思うんですよ
だから
なんか今回いろんな可能性がある中で
とにかくかねりんに
クラシックを好きになってもらうには
モーツァルトから入る方がいいと思って
勇気を持って
モーツァルト回をやろうと
思いました
かねりん
それが一番なじみがあるかもしれない
谷中さん
そっから入んないといきなり俺の好きな曲これだって言われても
多分ピンとこないと思うんだよね
かねりん
そうかも
谷中さん
と思って今日はだからモーツァルトをもっとよく知ろう
そして好きになろう第一弾
多分モーツァルトは一回じゃとても消化できないぐらい
実はモーツァルトって若くして死んでるんだけど
その中ですごくいろんなジャンルでいろんないい曲
ほとんど名曲ばっかりと言われてるんだけど
たくさん書いてるから
かねりん
いくつで亡くなったのモーツァルト
谷中さん
彼は若い30代
かねりん
若っ
谷中さん
彼のことを描いた
アマデウスっていう
ドラマじゃなくて
映画ね有名な映画があって
それは結構
一つのモーツァルト像を
作り上げちゃったっていう
功罪はあるんだけど
だけど相当面白い映画ですごいヒットしたの
イギリスの映画で今
見ても全然面白い
かねりん
40年くらい前だね
谷中さん
そうねサスペンス風ですごくよくできてる
イギリスの演劇の監督っていうのかな
演劇でやられたりする脚本らしいんだけど
とにかくよくできてる
それはモーツァルトっていうのはちょっとだけ喋ると
死んだ死因が分かってない
そこが最大のミステリーだから
それを
実はモーツァルトは
あの人が殺したんじゃないか
っていうサスペンスっていうか
仮説に基づいて
作り上げた映画で
すっごいよくできてる
天才少年が
世の中にのし上がっていって
皇帝とかいろんな人に愛されて
のし上がるんだけど
で結婚するんだけど
最後はもう貧乏暇なしの中で
食うや食わずになって
その時に
今日もちょっと後で聞かせようと思ってるけど
レクイエムっていうジャンルがあるんだけど
レクイエムってなんだか分かる
かねりん
分からない
谷中さん
分からないねOK
レクイエムっていうのは
かねりん
聞いたことあるね
谷中さん
鎮魂歌
かねりん
鎮魂歌
谷中さん
チリコンカンみたいだけど
かねりん
魂を鎮める
谷中さん
その通り
つまりは死者のための
魂を慰める
鎮める曲
宗教曲
キリスト教の
教会で演奏される曲
モーツァルトのレクイエムっていうのは
すごく有名なんだけど
彼自身がまさに死に際に書いてて
レクイエムの曲の途中で
亡くなってんの
すごいでしょ
ドラマチックでしょ
かねりん
自分のために書いてたの
谷中さん
っていう話になるじゃない
しかもその映画の中では
ネタバレになるとあれだけど
体の調子悪いんだけど
お金欲しいから
一生懸命
仮面をかぶった男が
要するにモーツァルトを
殺したい憎んでて
こいつを殺せば自分の天下だ
っていうライバルだった設定がね
かねりん
これネタバレはなしでいく?
谷中さん
あーでも
アマデウスのネタバレを
してもいいんじゃないかなって
40年前のあれだからね
ネタバレありで
ちょっとネタバレ危険かも
かねりん
ちょっと先に
見てもらって
谷中さん
アマデウスね
これでアマデウス見てもらえたら
すげー嬉しいな
すごくよくできてて
かねりん
今日の話の中でネタバレはあるって
谷中さん
多少あるかもしれない
かねりん
絶対無理な人は
僕はネタバレアレルギーなんで
谷中さん
そうなんだ
かねりん
必ず警告をしようかな
谷中さん
大事だよね
素晴らしい
40年経っても
かねりん
僕はちょっとそれを聞いた上で
ちょっと見てみようか
今調べたけどあんまネトフリとかでないっぽいね
ツタヤとかでないと
ダメっぽい
谷中さん
いまだにだからそんなに安売りしてないんだ
かねりん
これ見たほうがいいっすか
谷中さん
絶対見たほうがいいと思う
長いのよ
3時間ぐらい
でもほんとあっという間だし
すごく面白いし
サスペンス
だからさっき言ったような死に際に何が起きたか
っていうのをある仮説に基づいて
すごいだろ文字って書いてて
かねりん
これは何
創作?
谷中さん
創作の部分がある
かねりん
事実とは限らない
谷中さん
事実では必ずしもないと思う
っていうのは分かんないので
シーンが
かねりん
三国志演義みたいなもん
谷中さん
三国志演義みたいなもんだね
かねりん
ちょっと創作あり
谷中さん
そうそうそうそう
かねりん
諸説ありって感じなんだ
谷中さん
諸説ありの一つの説を
すごくドラマチックに
舞台的に作った
そんなドラマチックな人生だったし
面白い作曲家なんだよね
モーツァルト自身が
アマデウスってちなみに
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトっていう
モーツァルトって本名はすごい長いんだけど
すごい
それの一つがアマデウス
それをアマデウスっていうのを
取り上げているタイトルなんですよね
かねりん
高校時代に
しりとりじゃないけど
一個ずつ単語を覚えていくゲームをやった時に
人名を言って
ずっと覚えていくやつを
仲間うちで3人でやった時に
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトって
言ったらすっげえ嫌な顔されて
モーツァルトでいいでしょって
言われた思い出がある
ずっと覚えてる
すっげえ恥ずかしかった
谷中さん
でもそれをさらっと出てきたんだ当時
かねりん
ちょっとドヤって言ったんですよ
ドヤって言ったところちょっと嫌な顔されたから
青春の心に傷が入って
ずっと覚えてるんですよ
谷中さん
ちょっと中二になった感じがある
かねりん
今でも中二だから
谷中さん
すごいな
曲名を伏せて聴く『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
谷中さん
モーツァルトでドヤってるってどんな高校生
かねりん
高校生のね
すごく痛い思い出ですね
谷中さん
なんか今日はだからそれをちょっと
音源も用意したので
いろいろモーツァルトの曲
聴きながら
かねりん
なんか
谷中さん
じゃあよく一番知ってるモーツァルトの中で
かねりんに引っかかる音楽って
どんなジャンルのどんな
ものなのかなっていうのを
まずはモーツァルトのいろんな曲の中
から探していく
っていうのをやってみたいなと思って
かねりん
僕にとってはモーツァルト
知ってるんで曲は
タイトルも何も知らない
谷中さん
じゃあまずはさ
タイトル言わないで
聴いてもらいつつ
あんま先入観与えないようにして
その中で何を感じるとか
聴き方どういう風に聴いてるか
とかをちょっと自分なりに
分析していこうかなって
思ってます
やってみようか
かねりん
やろう
谷中さん
じゃあ、まずは
聞いてもらいました今
1曲ね
今のは完結してないんだけど
途中でね
このぐらいまとまりで聞くと
かねりん
今どれぐらい聞いてたの
谷中さん
1分半ぐらい
この曲はさすがに知ってんじゃない
かねりん
もう給食ですよ
谷中さん
給食なの
給食?
かねりん
給食ですよね。給食の準備する音楽だったかな。僕らはね。
谷中さん
準備する音楽?食べる時はまた違うの?
かねりん
食べる時は多分違うんじゃないかな。
なんか給食か掃除かなんかそういう。
谷中さん
なるほどね。
確かに僕もね、掃除でモーツァルトあったなっていうのはすごく今でも覚えてる。
かねりん
そうなんだ。なんかあんのかな。
谷中さん
この曲は
だけど
かねりんがモーツァルトヘビロテで
聴いてた
勉強プレイリストにも
入ってた
かねりん
どうだろうこれ
これ入ってない
うるさいから
ちょっとうるさいし
イメージ想起させすぎちゃうから
谷中さん
なるほどね
かねりん
この子は多分入ってない
谷中さん
イメージ想起させすぎちゃう
かねりん
給食ですよね
勉強邪魔っすよね
給食ばかり出てきて
谷中さん
じゃあ給食の記憶と結びついてんだ
かねりん
学校のね
谷中さん
ってことは結構楽しいっていうか
給食って数少ない楽しみじゃない
そんなことない
かねりん
楽しかったかなって感じだけど
でもまあ別にそんな歪んだ
少年時代でもないから
なんか学校でこんなのやってたなみたいな
谷中さん
今改めて聞いて
ってなんか感じることって
何かあったりする
かねりん
改めて
なんかさ口ずさんでるときに
なんかいろんな楽器を
移りゆくなって思った
今
なんだろうバイオリンの
メロディーを口ずさむときもあれば
ちょっと低いチェロ
そっちに行くときもあるなって
口ずさみながら
こっち行ってこっち行ってみたいな
谷中さん
めっちゃ感動
かねりん
感動
感動なのこれ
谷中さん
すごいな
内声はラスボス、見えないゴリラを聴く
谷中さん
人間って特に
なんていうかな
クラシックを聞きつけてない人って
いわゆるトップの一番上の音って
大体バイオリン
オーケストラバイオリンなんだけど
バイオリンばっか聞こえちゃうし
バイオリン以外のことはほとんど
何やってるか意識もしない
っていうパターンがすごく多いから
今低音に
着目してくれたのは
すごく面白い
クラシックを聴く一つのヒントなんですよ
かねりん
実は
谷中さん
低音楽器とかもっと言うと
もう一つクラシックで忘れちゃいけないのが
メロディーがある
高音楽器じゃないですか
低い音の楽器が
なんか低い音動いてる
っていうような意識あったでしょ
もう一個一番奥に隠れがちな
あいだの内声みたいな内声って内側の声って書くんだけど
かねりん
内声
谷中さん
内声
かねりん
こうやって書くの
谷中さん
声うちの声
内声が実はクラシック音楽においては一番重要なラスボスなんです
かねりん
ラスボス
谷中さん
ラスボスなの
ここが実は音楽の大事な要素全部決めてたりするのよ
でも表には決して出てこないのラスボスだから
かねりん
何それ 楽器?
谷中さん
楽器はいろいろある
だから今はまずそこまで
ちょっとまだ今この瞬間に
それが分からなくてもいいけど
かねりん
今も内声があったってこと?
谷中さん
内声はある
かねりん
主旋律じゃなくベースの
ボンボンボンボでもない
真ん中?
ラスボス真ん中?
谷中さん
一番実は意識しにくいな聴いてる方は
だから意識しにくいから
直接は聴けてないんだけど
その代わり
曲を聴いた印象みたいなもの
全体を取り巻く印象みたいなものには
一番影響を与えてたりするの
表面に出てこないから
かねりん
無意識
谷中さん
無意識に訴えかけて空気みたいな
例えばねちょっと
かねりん
ゴリラだ
ゴリラ
ゴリラって言ってんのは
有名な心理学の実験で
YouTubeとかでもあるけど
5,6人がボールパスをしてる
映像流れるんですよ
赤色のシャツ着た人が何回パスをしたか数えろみたいな
だからめっちゃボールを追って数えてるんですよ
谷中さん
そういう映像ね
かねりん
で終わって今
ゴリラが真ん中通ってきましたけど気づきましたかって
谷中さん
で気づく
かねりん
でもう一回見ると確かにやってる時にこんなことやって
こんなやってゴリラ動いてんの全く気づかないっていう
だからバイオリンに注目してると他のこと全部空気で
っていうゴリラっていろいろ端折ってゴリラ
谷中さん
だとしたらまさにそのゴリラを
別にゴリラを聞けって言ってる意味じゃなくて
ゴリラが実はラスボスだっていうことを
それだけ言うとわけわかんないけど
重要ってこと?ラスボスって
かねりん
そこを意識して聴けるようになった方がいいってこと?
谷中さん
それを聴けっていうのとは違うのよ
別にそれを聴くことに意味があるんじゃなくて
その機能が分かってた方が音楽を聴く力は上がるんだけど
別にその一番奥のものだけ聴けばいいけど
やっぱ全部聴いてほしい
メロディーも聴くべきだし
低音の動きも聴くべきだけど
一番聞き取りにくいその奥にいる人の存在も忘れないでねって感じ
全部基本的には対等で聞くのが正しい聞き方で
かねりん
3つってことかこれ
谷中さん
大体僕の自説だけど
同時になっているものは大体3つに分類すると一番整理がつきやすい
それは旋律、伴奏、背景みたいな感じかな
かねりん
旋律は高い音?
谷中さん
天井、低音は床、伴奏
だとすると壁紙みたいな
かねりん
壁紙ね
谷中さん
壁ないとさ天井と床だけになっちゃう
かねりん
これ絶対高音低音中音
谷中さん
それが入れ替わったりもするのが面白い
基本の構造は
上声部内声部
低声部みたいな低い声部
って考えると
かねりん
声っていうの声部って
谷中さん
声部っていうのよ
かねりん
声の部分って
谷中さん
この動きっていう風に特定して
違う動きを同時にしてるとき
それぞれのことを声部っていう声の部分
かねりん
声の部分声じゃないのに
谷中さん
そうねやっぱりもともとは音楽は歌
とか声の方が優勢なんですよ
そっちの方がより重要だったし
楽器っていうのは補助に過ぎなかった
声の方が実は大事なんだけど
だからそういう言葉遣いとしては確かに声の部分って書く
内声もそうだしね確かに
例えばね今最初
もう一回最初の数十秒だけ
流すんで聞いてほしいんだけど
もう一回よく聞いてね
今の理屈を
ゴリラを探してみて
ゴリラいた?
かねりん
めっちゃ探してた
とりあえず主旋律
バイオリンはまあいいです
あれベースの下の
何?伴奏?
どれだったかなって
谷中さん
正直
かねりん
低いとこと真ん中が
ちょっと一緒になってて
どれだった?
谷中さん
鋭いね
別に
ベタ褒めするつもり
なんか気持ち悪い
かねりん
ベタ褒め会ですか
弦楽器の編成とセカンドバイオリンの刻み
谷中さん
ベタ褒め でもこれはベタ褒めるな
実はやっぱ
今音源のちょっと特性上
低い音自体は聞こえにくいんですよ
かねりん
この音源が
谷中さん
この音源が
あと再生環境がね
かねりん
スピーカーとかのこと
谷中さん
だけど多分
かねりんは経験上低い音があるのは知ってるから
塊として聞こえてるって表現したの
でその通り
この今のシーンでは
トップのメロディと
一番下の声部があって
その僕が真ん中のゴリラといった
声部と下は
かなり似た動きをしてる
かねりん
動き?一緒に動いてる?
谷中さん
似た動きをしてる
だけどそれを聞き取るっていうのは
さすがに無謀なんだけど
そのなんか下で固まってて
動いてた人がいたのは分かったでしょ
メロディ以外の
それはどんな風な感じで動いてたの?
かねりん
なんかまずゴニゴニゴニゴニゴニゴニゴってやつがいたよね
なんか、弦楽器の
チェロだか
ビオラだかわかんないけど
谷中さん
ニョゴニョゴしてたやつ
それって今までも聞こえてた?
かねりん
いや、なんか言われて
ああいるじゃんって
ノコギリ野郎がいるなって
谷中さん
めちゃくちゃ嬉しいな
かねりん
言われてみて
ゴニョゴニョいるわって
谷中さん
この曲、楽譜見るとわかるんだけど
最初は
メロディが
チャラチャラチャラチャラチャラ
でチャラチャラチャラチャチャチャのところで
バイオリンが
これ5人で演奏してるのね
バイオリンが2人
バイオリン2人
その下にビオラっていうもうちょっと低い楽器
かねりん
ちょっと大きいバイオリンみたいなやつ
谷中さん
さらにチェロ
かねりん
床にちょっとつけるやつ
谷中さん
それのさらにデカいコントラバス
かねりん
ドデカいやつ
谷中さん
これで基本的に構成されてるんだけど
かねりん
全部弦楽器か
谷中さん
そう
だから今かねりんが学んだことは
この曲は弦楽器のファミリーで演奏される曲だよ
っていうのがまず学びとしては
かねりん
確かに確かに
谷中さん
これでスタートラインに立った
かねりん
ピアノ探してました今
谷中さん
まず分かったのはピアノはいないってこと
かねりん
ピアノいないって言われるとそうだね
谷中さん
そして他の楽器はそれ以外は何かいた?
かねりん
あ、なんかあの、うん、いたよ?ホルンみたいなの、金管楽器みたいなやつ
谷中さん
うそー!どこで?いつ?
かねりん
あ、いたっしょ?いない?
谷中さん
そう聞こえたんだ。
かねりん
いない?フワーンみたいなのが聞こえたから。それがコントラバスのフワーンかな。
谷中さん
ちょっと待ってね。
かねりん
いたよ?
谷中さん
もう一回ちょっと聞いてもらっていい?
かねりん
フって。
谷中さん
いたら、いたって言って。
かねりん
ゼロからね。
だから多分オーンっていうのがちょっとホルンっぽく聞こえたのかもしれない
谷中さん
でも僕この音源のこの特徴として
多分ビオラという
楽器がすごくよく鳴ってて
それがバイオリンって細い音が基本的に細めの音がするんだけど
ビオラ、チェロっていうのはそれに対して楽器が大きいし太い音がするんだけど
その鳴り方が若干管楽器っぽいなって
僕も聞こえたし
それがすごくいい味出してて
一般的に
内声
僕らがゴリラと今呼ぼうとしてるものは
基本的に
1とか4番目の楽器ではないんですよ
つまりバイオリンとかチェロ
チェロもたまにあるけど
バイオリンチェロバスじゃなくて
やこの人たちが内声なんですよね
セカンドバイオリンと
ビオラ
かねりん
バイオリン2つとも違う動きしてるんだ
そう
谷中さん
1は目立つのよ
2は常に脇役なの
こいつは基本的に
ビオラはもっと存在自体が脇みたいなところがあって
だからこそこのセカンドとビオラが
実は見えないとこで
いい味出してるっていう
昔そういう曲あったけど
で今気づいてくれた
ジャカジャカ言ってたって言ったじゃないですか
かねりん
ジャカジャカ言ってた
谷中さん
ジャカジャカに気づいただけで
僕はもう今日満足なんだけど
アレはセカンドバイオリンの仕事。
全部のパートの中で、
2番目のバイオリンだけが、
空気を読まずに一人で
ジャカジャカジャカジャカジャカってやってるのよ。
で、それ取るとすげえ平らな、
他の人たちは
じゃんじゃんじゃんじゃんじゃじゃんじゃんちゃらっちゃらってやってんのに、
でメロディは
ジャンジャーンキャラって優雅にやってて、
この人たちが
ジャカジャカジャカジャジャってやってる
かねりん
なるほど。
それがないと変な感じ?
谷中さん
それがあるから、このやたら活気がある、なんかウォーっていうエネルギーが、ここが原動力になってる。
だけど、言われるまで気づかなかったでしょ?
かねりん
そうね。
谷中さん
だけどこの曲の印象は、そのセカンドのジャカジャカが演出してるのよ。
かねりん
なるほど。
谷中さん
背景になってる、まさに。
かねりん
大事じゃん。
谷中さん
めちゃくちゃ重要。
かねりん
なんかあれだね、このミディファイルでそこの部分だけ消したやつ聴いてみたりしたい。
谷中さん
あー確かに確かに。
かねりん
全然違うの?
谷中さん
全然違う
もうなんか言いたいことの
3割ぐらい言っちゃった感じ
かねりん
まあでも3割?
谷中さん
いやまあ3割かな
だからこのわずか
1曲の
90秒で気づいてもらえたことは
クラシック音楽の大きな特徴として
常にその3つをきちんと
意識すると聴きやすくなる
メロディーがどこにいるのかな
これはこの曲の中でも結構下に移ったりとか
ちょっと低いところに移ったりもするから
それはでも移るって言うけど分かるじゃないですか
低音って意外とこの曲は意識しにくくて
一番地味で淡々とした仕事を
黙々とジャジャンジャンジャンジャンジャンジャジャジャジャジャンジャジャみたいな
打楽器的な動きをしてるんだけど
セカンドバイオリンがすごい特徴あるっていうことに
よく気づいていただいて ありがとうございます
かねりん
やった すごいよ あんまりすごすぎてもダメだよね
谷中さん
でもでもでも今聞こえなかったパートが聞こえるようになるって実はねクラシック
でめちゃくちゃ重要なことなので
かねりん
ゴリラ見えるようになったってことだよね
谷中さん
一匹ゴリラ捕獲できたね じゃあまあそでもう一つはこの曲をまず
サンプルで聴いてもらったのはオーケストラ ってやっぱり弦楽器が基本なんですよ
っていうのは弦楽器だけでもこれだけいろんな表現ができる
かねりん
弦楽器だけって言われないと
谷中さん
分かんない
かねりん
分かんない
何があるんだろうって
木管楽器が加わる交響曲第40番
谷中さん
そしたら次
かねりん
何があるかなって
ピアノあるかなとか思っちゃう
谷中さん
うん
ないんすよ
ピアノないんすよ
かねりん
もっといろいろな音が鳴ってるようにも聞こえる
谷中さん
そうだよね
で弦ってねやっぱり表現力がすごくて
結局オーケストラ聴いても弦なんですよ
聴いてるのはほとんどが
だからなんていうかな
弦は意識できてるじゃないですか
バイオリンがあって振って出てきたじゃない
それはだから入り口としては本当にいい傾向で
じゃあまあこればっかり聴いててもしょうがないんで
ちょっと違う曲を
いってみようかな
どうしようかな
なんか違う曲歌ってるけど
じゃあね
それで今の曲は
曲名知ってたっけ
知らないか
通称なんだけど
アイネクライネ
ナハトムジークって言います
かねりん
アイネク
谷中さん
アイネクです
かねりん
この間そうやって言ってた
谷中さん
言ってたからね
かねりん
有極音がアイネクライネナハトムジーク
有名ですよね
谷中さん
多分これは曲名も含めて
メロディも含めて
みんなすっと出るものではあるけど
ちなみに
アイネクライネナハトムジークは
ナハトムジークっていう
ドイツ語なんです基本的に
モーツァルトはオーストリア生まれだから
基本的にはドイツ語圏
かねりん
ドイツ語なんだ
谷中さん
ドイツ語喋った人です
かねりん
どういう意味なのこれ
意味あんの
谷中さん
あります
ただ
そんなに真面目な意味ではなくて
ちょっとした
夜の曲みたいな
そういう
結構晩年なんだけど
これ書いたのは
極めて軽い気持ちで書いた曲で
かねりん
だから
谷中さん
アイネは一つの
クライネは小さい
ナハトムジークっていうのは夜の音楽
っていう意味
かねりん
一つの
ちっちゃい夜の音楽
谷中さん
ナハトムジーク
ナイトミュージック
ワンスモールナイトミュージックみたいな感じ
かねりん
ドイツ語でこういう言葉になってる
谷中さん
そうそうそう
アイネクライネナハトムジーク
かねりん
外国語ってずるいよね
日本語だと絶対そんなことない
谷中さん
ダサいもんね
かねりん
ちょっとした夜の
曲みたいな
谷中さん
ちょっとした夜の曲を聞いてもらった後は
次はちょっとこんな曲を
かねりん
次は?
谷中さん
はいお聞かせします
かねりん
やった
谷中さん
同じように最初の
ひとまとまり
これは一つの楽章の全てではないんだけど
さっきと同じ実はアイネクライネナハトムジークの
第一楽章のある部分までっていうのと
同じ構造のところまで聴いてもらったんですね
同じ条件下
今の曲は聴いてもらいました
アイネクライネナハトムジークと何が違いましたか
何か違いあった
かねりん
もうこれはヘビロテの曲なんでこれ
谷中さん
ヘビロテよく知ってる
かねりん
ヘビロテ曲です勉強の時の
勉強のプレイリストに入ってるやつなので
勉強のいろんな記憶が
谷中さん
そっちに行っちゃったのね
かねりん
すごく想起されるという
試験勉強したなみたいな
谷中さん
ちょっと暗い気持ちになってる
そうでもない
かねりん
暗くはない
昔の仕事を思い出したり
谷中さん
ってことは今は
一生懸命聴くってよりは
ちょっとエモく聴いちゃった感じ
かねりん
なんかはそうだね
ちょっとエモさが勝ってた
谷中さん
それって曲自体と
何か重なってエモいのか
単純に思い出がエモいのかは
どうなんだろうね
かねりん
思い出がエモいよね
谷中さん
思い出がエモい
この曲に対する印象ってある?
かねりん
ない
ないというか今聴いてて
谷中さん
今聴いててなんか思った
かねりん
いつもだったら多分完全BGMなんだけど
なんかちょっと
谷中さん
どんな楽器鳴ってるかなみたいな
かねりん
少し
気にして
なんかさっきよりもなんかいっぱい
登場人物いるなみたいな
笛とかフルートみたいな
谷中さん
多分さっき
すごい一生懸命聴いたじゃん
いやあのねいる
かねりん
さっきと一緒で
なんかもう聞こえないものが
聞こえてしまってるかな
谷中さん
いやねこの素材選びめっちゃ良かったな
って今ね思ってるんだけどね
すごく
良い比較対象
なんですよ
だからね
この2曲比べて聞くだけで
あの曲をベースにして
これを聞けるようになると
いろんな角度で
一気に広がると思う立体的になる
かねりん
なんか後ろにいた笛
とかがね
ピヨヨローンみたいな
谷中さん
しかも後ろっていう表現を使ったね
後ろにいた感じ
なんで後ろなの?
かねりん
後ろからなんかピヨローンって聞こえた
分かんないけど
谷中さん
やば
かねりん
やばい
谷中さん
実際オーケストラでは弦楽器が前にいて
管楽器は後ろにいるのよ
かねりん
そういうイメージがあるからかもしれない
谷中さん
そうかもしれないし、あと音響的にも、弦楽器よりは基本的に管楽器の方が遠くから聞こえてくるように、どうしても設定上、設営上を
かねりん
前にいなかったね。
谷中さん
前にいない。
かねりん
背景の虫がピロロンって飛んできたみたいなイメージ生まれてきたよ、なんか。
虫。
蝶々じゃないけど。
谷中さん
蝶々じゃないけどね。
かねりん
もうちょっと速いやつ。
谷中さん
実際、作曲家も基本的にはそういう風なイメージで書く。
っていうのは
弦楽器が
ベース
基本
白ご飯みたいに僕らは言ったり
思うんだけど
食事の基本は白ご飯ですよ
かねりん
主食
谷中さん
でも白ご飯まかたをして飽きるから
おかず欲しくなる
モーツァルトはおかずとしては
まずは木管楽器
かねりん
木の
谷中さん
管の楽器
ひょろろひろろん聞こえたでしょ
その代表
なんか知ってる曲ある?
その管楽器っていうシリーズでなんか
弦楽器は分かったじゃないですか
バイオリン、ビオラ、チェロ これまず押さえました
次にじゃあ
違う楽器知ってる楽器ある?
ピアノはあった?今 ピアノはいた?
かねりん
ピアノいた?いない?
谷中さん
いない お!すごい
そこは分かるようになったね ピアノいなかった
かねりん
笛がいて
あとちょっと分からんな
谷中さん
わかんない。笛っていうのは例えば楽器で言うとフルートとかって意味ですよね。みたいな意味。みたいな意味じゃないですよ。オッケーです。
かねりん
木の中にでかい笛みたいなのいた?パイプみたいなの。ボーみたいなの。
谷中さん
はいはいはいはい。いいねいいね。いたと思う?
ないかな。音のでかい楽器いた?
かねりん
あんまりいなかった気がする。あんまりいなかった。
谷中さん
なるほどね。
あー鋭いのは
よしじゃあ一旦
答え合わせをすると
この曲にある楽器は
さっきと違うのは
まず木管楽器
フルートとかクラリネットとか
そういうシリーズ
が木管楽器なんですよ
木でできてる楽器
かねりん
フルートは木管?
谷中さん
フルートは木管なんです
今金属だけどね
元々木だったから
かねりん
ずっと木管って言うんだ
谷中さん
木管楽器って今でも呼ばれています
かねりん
金管は?ホルンとか
でかいの?
谷中さん
実はホルンはいるのこの曲
でも
バーンって言ったら
トランペットとかそういうイメージだと思うんだけど
それはいないんですよ
だから結構編成は複雑になってるんだけど
その割には
BGMにできるはず
どっかんどっかん言わないでしょ
かねりん
だから洗練されてるんだって思うんだよね
僕のプレイリスト
邪魔になった瞬間に排除
谷中さん
なるほど面白い
かねりん
生き残りだから
谷中さん
それは面白い無意識に
でもさ
曲が始まってすぐに分かることで
アイネクライネと今の曲
は大きな
違いがあるんですよ
今話してきたことは楽器の違い
違う楽器使ってるよね
っていうのが分かったじゃないですか
最初の曲は弦楽器だけ
今のはそうやって管楽器が入ってる
それは大きな違いですよね
使ってる筆の種類が違うっていうか
木とかも入ったよ
でもかねりんが言ったように
それはあくまで後ろから聞こえてきたり
添え物なんですよ
メインは弦楽器なの
かねりん
調味料みたいなも
谷中さん
調味料みたいなもんまさに調味料
かねりん
シラスとか
谷中さん
そうそうシラスぐらい
オカカとか
おかか しらす
明太子ぐらいまでもしかしたら
ホルンだったら結構あるいは明太子
明太子ぐらいまで
かねりん
海苔の佃煮ぐらい
谷中さん
でも肉までは行ってない
肉まで行くと
金管楽器とか打楽器で
ズドンって主役になる
あくまで弦という
白ご飯を最大限に
美味しく食べれる味変
たくあんとか
長調と短調を感覚で聴き分ける
かねりん
たくあんね
谷中さん
一番大きな実は
この曲とあの曲の違いっていうのが 実は
雰囲気が違うって感じはしなかった?
雰囲気に何か違いはなかったの?
アトモスフィアは
かねりん
ちょっと秋っぽかった 虫が飛んでたから
谷中さん
虫が飛んでたからね そうやね 秋ってどんな季節ですか?
彼にとって
かねりん
なんか
なんかチラチラしたものがいっぱい いますかね
谷中さん
なんか心情ってある?心情 心のありようは
かねりん
エモい感じね
谷中さん
エモさある
今聴くと
ちょっと冒頭だけもう一回
かねりん
もう一回聴いてみる
谷中さん
今
かねりん
本当に勉強に引きずられてたからね
谷中さん
ちょっと聴きます
かねりん
はい もう一度
強いじゃん
谷中さん
今強かったでしょ
かねりん
これ何ホール?
そう
谷中さん
ちょっとさもう一回さ最初に聞いたさ
アイネクライネの冒頭さ
かねりん
アイネクライネのやつもう一回聴く
谷中さん
もう一回ちょっと聴いてほしいんだわ
かねりん
ゼロから
谷中さん
ここをね、ちょっとこれ違う曲だ
かねりん
1個目の曲のゼロからね
強いね
谷中さん
うんうんうん
ということは
強さと対比するとすると
さっきのこっちの曲は
かねりん
ソフトな感じ
谷中さん
ソフトな感じ
なんか
感情的な違いはある?
何か
印象としての
かねりん
やっぱなんかゆったりした感じだよね
なんかね
語りかけてくる感じがします
1個目はなんか
この野郎って
谷中さん
ちょっとおらってるフィジカル
攻撃的
何かを語りかけてくるとして
どんな内容のことを語りかけてきてると思います
かねりん
どんな内容のこと
谷中さん
その2曲目の方は
かねりん
2曲目のやつね
谷中さん
どんな話題を振ってるか
もう一回ちょっとだけ
かねりん
もう一回2曲目のゼロから
どんなことか
谷中さん
たとえばこれがさ、映画のワンシーンでBGMとして流れてたとしたら、どんなシーンだと思う?
かねりん
どうなんだろうね。
谷中さん
1曲目はさ、結構フィジカルがさ、なんかプロレスじゃないけど、なんか明らかにアクティブっていうか。
かねりん
そうだね。
谷中さん
ワーワーしてるじゃないですか。
かねりん
なんかぬるま湯みたいなものをグワグワやってる感じすんだよ。
谷中さん
ぬるま湯をグワグワやっている?
どんなシーンよそれ
何のシーン
かねりん
シーンっていうか
なんか諭されてるような
諭されてる
谷中さん
いいね諭されてる
どんなことを
あなたなんか
かねりん
どうなんだろう
谷中さん
話題はどんな話題と
かねりん
話題
そんな
こと考えたことないんだ
そんなこと考えたことないよな
だからシーンを思い浮かべるのも
谷中さん
ちょっとこれも実験的だけどね
かねりん
シーン浮かばないよね
でも言われてみたらソフトじゃないですか
谷中さん
明らかなソフトだよね
かねりん
ほわほわほわってリラックスさせておいて
最後強くなるじゃないですか
布団かぶせといてほわほわやって
はよ起きろみたいな
谷中さん
結構さそれってさ
敵対的だよね
かねりん
びっくり
谷中さん
つまり
主人公が仮にこの曲
のバックにして
主人公がいたとしたら
結構このシーンで
起こってることは
元気で快活で楽しい
シーンではないよね
かねりん
ちょっとなんか
そんなリラックスなシーンではない
谷中さん
うんうん
かねりん
なんか油断させたところに
なんかちょっと敵が現れてしまった
谷中さん
みたいな感じ
最後のね
ちょっとなんか
敵対的な感じがした
つまりちょっと不吉だったり
不安だったり
言ってみれば
ネガティブな要素が少し聞こえた
かねりん
そうねそうね
そんな家にいてリラックスしてる
時の感じじゃないよね
ぬるま湯
つけられて
バーっていきなり開けられたとか
布団かぶせられて
バーって取られたとか
ちょっとびっくりみたいな
谷中さん
それは誰か嫌な奴がいて
いたずらされてる
かねりん
風とかで
谷中さん
風とかでね
ハッとして本人としては
おいなんだよみたいな
ちょっとネガティブな
ちょっとなんか
なんか おいっていう
かねりん
おいっていうのはあるよね
谷中さん
十分です いただきました
この曲をここまで聴いてもらって
いくつかの要素をお話するとすると
一つは 楽器の使い方が違ったよね
かねりん
使い方?
谷中さん
それは
だってない楽器があったじゃん アイネク
かねりん
ホルンとかね
谷中さん
そうそう 強いやつ
強いやつっていうのは一つは表現の幅を持たせる
全部同じご飯じゃなくて
何か言いたいことがあるときにより効果的にするために
ここ色変えちゃえっていうことなんですよ
そのときに表現したかったことは結構布団剥ぐみたいな
ちょっとびっくりさせたりちょっと嫌なことをされたというような
マイナスの要因が聞き取れたんだとすると
それは鋭くて
そもそもこの曲の大きな違いは
音楽用語で言えば
長調と短調なんですよ
かねりん
長調短調
短調がちょっと不吉な感じ
長調は明るいやつ
谷中さん
そうです
かねりん
そうです
レンさんドヤ顔してんの
長調短調って結構あれ
あまり普通の人は知らない
谷中さん
いやみんな知ってると思うけど
やっと知ってる
かねりん
俺こんなの知ってるぞ
谷中さん
でもすごい
感動だね
長調と短調を
人に教える日が来ると思わなかった
かねりん
めちゃくちゃ嬉しい
こんなレベルの低いことってこと?
谷中さん
あまりにも基本的だから
ちょっとでも音楽をかじっちゃうと
長調と短調でしょって
小学生は長調と短調って
言っちゃいそうなのよ
でも長調と短調を知ってしまうと
もう長調と短調っていう
デジタルな01でしか
認識できないから今みたいな感想が
出てこない
なんか布団剥がれてやな気持ちになった
とか
でも基本的には長調って
アグレッシブで明るくて
前向きだし短調って
普通に人間の感覚としては
かねりん
今何
長調と短調の違いだったの
1番と2番
俺さピアノちょっと習ってたんだよ
親が聞いたら泣くよ
谷中さん
でもいいじゃん
今まで知らなかったことを知れたんだから
めちゃめちゃ画期的
かねりん
そういうことだったのね
その違いなんだ
ちょっと不安な感じがしてたのは
谷中さん
だからちゃんと
かねりん
音色が違うってことなの
谷中さん
音色は変えてるの
同じ弦楽器でも
かねりん
音色ってなんだ
谷中さん
音色ってのは音の色って書いて
音色っていう言葉と一緒で
例えば
弦楽器っていうのは弦を弓でこうやって弾くんだけど
ギャンっても弾けるしスーッとも弾けるし
かねりん
いい顔してた今初めて見た顔してた今
谷中さん
スーッていうこともできるし
かねりん
だから音楽家の顔芸は面白いっていうことか
谷中さん
顔で作るのよだから
かねりん
すごい顔してたよ初めて見た
普段会話するときに見せない顔してる
谷中さん
使わないよそんな顔
こういう
かねりん
やっぱ演奏するとき顔大事なんですよね
谷中さん
顔大事
対旋律と弦楽合奏・オーケストラの違い
谷中さん
イマジネーション
だから短調の顔と長調の顔って
明らかに違うし
そうしないとそういう音出ないっていうのは
まあまああるんだけど
かねりん
怒りながら笑うことはできないみたいな
そう
楽器もそうなんだ
谷中さん
だから同じ弦楽器使っても
こんなに同じモーツァルトで
そんなに作曲した時期も
違わないのよ
にもかかわらず
めちゃくちゃ
子供が弾けて遊んでるような
走り回ってるような
みたいなものもあれば
でも実は構造は似てて
ゴリラは聞こえた?
この曲にゴリラいた?
かねりん
ゴリラ
谷中さん
ゴリラいっぱいいたよね
かねりん
どれがゴリか
谷中さん
でも実は似たる構造があって
真ん中の
このエンジンが、低音と高音の間のエンジンが実はジャカジャカっていうエンジンだったけど、これはジャカジャカジャカジャジャカ、ちょっと聴いてみようか。
かねりん
なるほどね。もう一度。
谷中さん
せっかくだから。
かねりん
0秒から ゴリラ。
谷中さん
っていうのもある
かねりん
割とソフトに
ジャカジャカジャカーって
谷中さん
構図構成は似てるんだけど
真ん中の音が刻みっていうのこういうの
音を刻むから
一番この細かい単位で
その楽曲の中で
時を刻み
音を刻んでるのを刻みって言うんけど
その刻みは
両方ともあるから構造は似てるんだけど
ジャカジャカジャカ
ジャカジャジャカジャジャ
っていうので
全然表現が変わってる
かねりん
あとあの笛の音
あれもゴリラ?
谷中さん
ある面で
種じゃないんだけど
重要な味付け
かねりん
内声とは言わない?
谷中さん
内声とは違う
内声はジャカジャカ
かねりん
かなりソフトだから
谷中さん
内声は控えめ気味
ないと
すっごいすっからかんになる
内声はね
絶対にあるんですよ
かねりん
脇役がいるんだ絶対
谷中さん
壁がない状態になるんで
向こう見えてる状態になっちゃうんで
スッカスカになっちゃう
埋めなきゃいけないです内声って基本的に
でフルートとかホルンとかっていうのは
それらの建築物とはまた別の要因として
パンチの強い脇役として出てくる場合が多くて
メロディに対して対旋律って言うんですか
かねりん
旋律
谷中さん
旋律に対して対旋律っていう
かねりん
対旋律
谷中さん
旋律とは別のキャラクターが出てきて
かねりん
対って、ついってこと?
谷中さん
対になってる
つまり主役と
もう一人脇役がいて
主役に対抗して
こうやって違う動きをしたりする
っていうシーンが結構あるんですよ
かねりん
戦うみたいな
谷中さん
それはさっきの天井壁床とは別で
また別のキャラクターが
さらにそこに加わってる状態になる
それが管楽器だったりすると
すごく立体的になる
かねりん
複雑だね
これ一発で全部捉えきれない曲とか
谷中さん
基本的にはクラシック音楽は特に今のジャンルはじゃあ答え合わせをするとオーケストラの曲なんですよ
かねりん
オーケストラ?今のやつ?
谷中さん
はい
かねりん
さっきのは?
1個目は?
谷中さん
えっとなんて言うべきかな弦楽合奏ストリングオーケストラとも言う
かねりん
ストリングオーケストラ
谷中さん
ストリングっていうのが弦楽器
まあでも基本的にはストリングス
かねりん
ストリングス
谷中さん
うん弦楽合奏って考えてもらったりと
かねりん
2個目はオーケストラ
谷中さん
オーケストラ
かねりん
オーケストラは何?
谷中さん
オーケストラの特徴は基本的には管楽器が入っている
弦プラス管
かねりん
弦と管で?
谷中さん
弦と管があるとオーケストラです なぜなら管弦楽っていうから
かねりん
それがオーケストラ?
谷中さん
管弦楽がオーケストラの和訳
かねりん
あとどんだけ増えてもオーケストラ
ピアノなど
谷中さん
そうですね
かねりん
なんかトライアングルが来ても
谷中さん
基本的にはそう
かねりん
ハープが入っても
谷中さん
そう 打楽器とかはこの曲はないけどあの交響曲 あ、そうもう一つの大事なことは
この曲はオーケストラでやられる曲なんだけど
ジャンルとしては
交響曲と呼ばれています
かねりん
オーケストラの中の交響曲
谷中さん
オーケストラで演奏される
交響曲というジャンルなんですね
それは今日は
かねりん
パンクしそうだね
谷中さん
多分ね
よく今日は耳が開いた
相当耳が開いたと思う
かねりん
ちょっとなんか改めて
ヘッドホンで聴きたいなと思いましたね
谷中さん
だからぜひね
今回すごい画期的だったことは
弦楽器と管楽器の音が
識別できるようになった
かねりん
そうだよね
谷中さん
笛が聞こえたって言ってたよね
もう一つは結果的に
長調と短調が
違う世界観を
表現してることを
結果気づいた
かねりん
長調と短調絶対二つに分かれてるの
谷中さん
どっちかな基本的には
かねりん
どっちかなって難しいのはある
谷中さん
ある
っていうのと曲の中で
長調の曲だからってずっと長調ではないんですよ
たまにはちょっと
暗いシーンとかが
モーツァルトは長調と短調
明るい曲の中でも必ず
ちょっと悲しいシーンが
入ってきたりするのが
上手だったりするから
ある曲聴いてる中でも
あれ今もしかして今の短調じゃね
みたいな見つけられると
またそれは楽しみになる
ただこの2曲はすごく対比的に
良かったのは
ザ長調とザ短調なんですよ
それを
違う言葉で気づいて表現してくれたのが
僕にはすごい
これ長調でしょ短調でしょ
それ以上何も言うことがないの
そうです
ぬるま湯をぐるぐるしたとか
布団を剥がれたとか
めちゃくちゃ
自分の感覚に基づいて
音楽と自分の体験を
紐づけようとした
音楽を聴く上で
めちゃくちゃ重要なことなんで
超良かった
かねりん
そうなんだ
めっちゃ嬉しそうだもん
谷中さん
めっちゃ嬉しい
かねりん
何がそんな嬉しいんだろうって思ってたけど
なるほどね
本質的なのかな
谷中さん
本質的なんです
かねりん
言葉として知ってるからはい
短調です長調ですっていう
谷中さん
言葉にしちゃうとさっき最初の方でさ
言葉を知るっていうのは
何かを知る上での
第一歩であると同時に
危ないのは言葉を知ったらもう分かった気になったりするじゃない
専門用語とか業界用語とか
いろんなものが横文字並べてると
なんか分かってる風になるけど
かねりん
愛とか恋とかもそうだよ
谷中さん
いきなりそっちに行く
かねりん
ラベリングするじゃん
谷中さん
ラベリングなのよ
でもだから僕は最初からこの曲はね
こういうジャンルなんだよ
こういうなんとかなんだよって
専門用語で説明するのは簡単なんだけど
それは意味ないと思ってて
だから前提ゼロで聴いてもらって
出てきた感覚を元に
実はこの曲はこういうラベリングっていうか
こういう特徴があるよって言った時に
かねりん自体の経験と
この書いた人側の事情がここで出会って
本当の意味で聴くっていうことが達成されるから
こんないい経験は僕自身がマジ感動した
同じ曲を聴き込むと解像度が上がる
かねりん
谷中さんが感動した。 僕は
解像度が上がった感じだね。
谷中さん
明らかに上がってて。
かねりん
今までは1個の塊でファっと被されてますだったのが、
その中1個1個見えてるみたいな。
谷中さん
それはめちゃくちゃすごいことだ。
かねりん
やばい。
これからBGMで聞けなくなっちゃうじゃん
そんなこと聞いたら
勉強の時に聞けなくなっちゃうじゃないのこれ
僕の人生でもう
谷中さん
気づいた
かねりん
気づき始めた
谷中さん
終わった
かねりん
終わったね
谷中さん
これからジャズ聴いてください
そうか
かねりん
ジャズダメなのよ
谷中さん
そうなの
かねりん
勉強ダメ
邪魔入ってくる
谷中さん
そう
かねりん
クラシックモーツァルトでしかなかったけど
まぁ最近別に勉強しないからよ しないっていうか聴かないから最近
谷中さん
でも不思議なのは子供の頃から親しんでた曲がいかにちゃんと聴けてなかったか
かねりん
そうだね
谷中さん
でクラシックとの
なんかこう クラシックと自分の人生を紐づけると
年齢によって全然聴こえ方が変わるのよ
かねりん
へー何それ耳が遠くなってくってこと?
谷中さん
それもあるかもしれないけど
結局今聞いた感覚を
自分の経験に紐づけて
解釈したじゃないですか
かねりん
経験がいろいろなると
変わってくるの
ぬるま湯じゃなくなってく
谷中さん
ぬるま湯をゆらゆらしたとか
布団剥がれて腹立ったとか
そういうのは多分高校生の時は
きっとそういう表現は出てこない
かねりん
そうだね
谷中さん
それがいろんな人生経験すると
それと紐づいてくるんですよ
音楽を聴くという行為が
だから一生楽しめるし
あと解像度がどんどん上がってくる
聴き込めば
今だけでも
管楽器いるかな
あ、いなかったとか
そんな風に楽しめる
幸せを持ってるのって羨ましい
かねりん
結構
お気に入りの曲を
ぐじゅぐじゅにしてくっていう
谷中さん
ぐじゅぐじゅってどういうこと
かねりん
スルメみたいにずっと
ぐちゃぐちゃ噛んで
谷中さん
いやその通り。そうなんすよ。毎日同じ曲が聴くのが嫌じゃなかったら、必ず毎日同じ曲を聴き続けると一番解像度が上がる。
かねりん
それで言うと、この曲聴きたいんだよ、今日も。じゃあこれ、わかった。聴きたい、プレイリスト入れたいけど、なんかいっぱいあるじゃん。
なんとかフィル交響楽団。どれがいいとかはあるんですか? いろんなのを聴けばいい。
谷中さん
同じ曲をいろんなので聴くと、今度は違うことがまた見えてくる。
かねりん
または分かんなくなるわ。
いろんな曲聴けばいい?同じ曲の。
谷中さん
でもさ、どこのオーケストラで聴くとかってことでしょ?
どこでもいいよ。
かねりん
いろんなの聴いてもいい。同じのを毎日聴かなきゃいけない。
谷中さん
同じのを毎日聴くでいいけど、同じ曲の違うやつをいっぱい聴くのでも全然かまわない。
基本的には同じだから。
かねりん
概要欄とかにSpotifyとかYoutubeのやつのリンクを入れとこう
谷中さん
まあでも検索していっぱいYoutubeとかで
だから今日言わなきゃいけないことは
1曲目はアイネ・クライネ・ナハトムジーク
2曲目のことを言ってなかったんだけど
曲名すら言わずにこんだけ盛り上がれるって素晴らしいなと思うけど
モーツァルト作曲の交響曲第40番
かねりん
40番
名前ないじゃん
谷中さん
ないの
かねりん
へー
ないんだ通称名もない
アイネクライネだって通称名
谷中さん
アイネクライネは通称名
かねりん
これもなんとか番とか
谷中さん
これはね
セレナーデ11番だっけ
かねりん
通称名がないんだ
こんな有名なやつでも
谷中さん
モーツァルトの交響曲は
ちなみに
41番まで
41曲あるんだけど
何曲かは
通称タイトルがある
かねりん
曲もある
それ後からつけたの?
谷中さん
本人がつけてる場合もあるし
愛称の場合もあるんじゃないかな
結構いい加減なもの
かねりん
そうなんや
これを一旦ヘビロテするわ
リスナーさんもちょっとヘビロテしてみよう
知ってる人ほぼ知ってるよね
アイネクライネなんてもう学校で聞いてるじゃん
2個目はこれ
そんなに?
学校じゃないわね
谷中さん
これはね
でも有名超有名だし
好きな人が多い曲だと
割とヘビローテしやすいし
勉強にも向いてるし
かねりん
コンサートワンチャン行くなら
よくありがち
谷中さん
あると思う
アイネクライネ意外とコンサートやらないのよ
あまりにもちょっと
あまりにもちょっとBGMっぽいから
かねりん
あまりにも給食だし
谷中さん
そうそうあまりにも給食だから
いやーだから
2曲で十分
今日はかなりクラシック
かねりん
初回から時間オーバーしまくりなんだけど
でもちょうどいいとこで
これいい感じ?
谷中さん
だいぶ落ち着いたんじゃない?
落ち着いたし
かねりん
ちょっとヘビロテ入れて
毎朝なら朝、毎夜なら夜聴くってことね
これ長さでも5分くらいだよね
谷中さん
一つの楽章っていうか一つのまとまりが
どっちの曲も複数の曲のセットなんだよ
オムニバスなんだけど
アイネクなんて3分くらいだった
2分半くらいかな
3つ楽章あるから別に3つ続けて聴くと
まとまり感が
10分弱くらいのかな
モーツァルトのシンフォニーって言われる
交響曲の方はもうちょっと長い
25分とか多分ある
かねりん
4つ楽章があるので
今日のとこだけだったら
谷中さん
7分8分
かねりん
一旦そこから始めよう
谷中さん
それでいいと思う
かねりん
そうするわ ぜひ
谷中さん
いやーよかったわ
本当にすっかり
かねりん
通になった気分
谷中さん
ね
芸術が物事の見え方を変える
谷中さん
でも聞こえなかったものが聞こえるって
やっぱり人間の感覚を
すでに磨いてるんですよ
かねりん
そうだね
谷中さん
だから生き方が変わりますよ
かねりん
やばいね
谷中さん
人生変わっちゃうよ
かねりん
この番組通してちょっと
だいぶ変わりそうだね
谷中さん
変わるかもしれない
このまさか1時間でね
かねりん
それってこの曲だけじゃなくて
世の中の音とかに対して
反応するようになるってこと?
谷中さん
いいご質問で
結局
ちょっと哲学的になっちゃうけど
いわゆる
芸術と言われるものの
大きな
インパクトっていうか
芸術に触れる意味っていうのは
物を見る力
物を見て聞いて
感じ取って
理解して咀嚼して
吸収する
そういう力が変わるのよ
だからそれ全てに影響する
あらゆることに影響する
かねりん
それを音楽を聞くときだけじゃなくて
谷中さん
じゃなくて
脳の使い方が変わるから
かねりん
音ですらなくて
谷中さん
音ですらない
音は一つの脳の使い方に過ぎないから
でも今言ったような話っていうのは
別に
音だけのことじゃなくて
何か固まりだった情報を
どうやって分解すると
理解が進むんだろうか
っていうものの理解の話になるし
構造の話になるし
だからいろんなことに応用が実は効く
しかも感覚的じゃないですか
理屈で分かろうって言うんじゃなくて
感覚的に一番聞こえてなかった
声を引き出そうとした時に
全体が
わっとまた立体的に見えてくる
みたいなことって
多分身につけると
日々のものの捉え方
感じ方
例えば味にも関わる
かねりん
味も味覚を
谷中さん
味覚がすごく似てる
味覚もすごく目立つ味と
ベースになってる味と
隠し味みたいなものが
だいたい立体構造になってるから
かねりん
ソムリエとかが分解してみて
だったら彼らはそれで
他の音とかも
谷中さん
同じような構造として
音も聞けるようになる
スピード早いとか
かねりん
なるほどね
谷中さん
料理と音楽は特にヨーロッパの文脈だと
すごく似てて面白い
かねりん
面白いですよ
谷中さん
奥深いですよ結構
でもその入り口に立っていただいた
実感がすごい今回ある
かねりん
よかったよかった
谷中さん
じゃあ
まずは一回落ち着きますか
かねりん
はい
ありがとうございます
谷中さん
じゃあ今回はこのぐらいで
また次回
おちつきクラシックでお会いしましょう
うん
番組公式ハッシュタグは
シャープおちつきクラシック
ひらがなでおちつき
カタカナでクラシックです
かねりん
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それではまた1週間落ち着いて過ごしていきましょう
さようなら
01:08:26

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