だいたい言われるのが、着地点がおかしいって言われることは多いですよね。
カーブみたいに普通に曲がるんじゃなくて、真球のようにギューンって曲がったとか、そんな話っていう感じで言われちゃったりとか。
着眼点、着眼点も変ですよね。お化けのことで終わろうとしませんからね、最終的に。
セバスさんの中で、自分の中で一番お箱の怪談みたいなのってあったりするんですか?
お箱?何でしょうね。お箱的なものはないですけど、とつ町とかよく行くんですね。
とつ町行って一番だいたい最初に話すのが、ホテルエンペラーっていう話。
僕の大好きなやつですね。
あれをだいたい最初に話したりとか、あとまあ、なーっていう話があったりとか、あの辺を喋るのは喋るんですよね。
ぜひぜひ、オカパラのリスナーさんにもそこらへん聞いてもらいたいですね。
不思議な話じゃないけど、考えたら、え、それってお化けがこうしたのかな?どうしたのかな?っていう後々考えることができるんですけど、
多分俺が喋るからこそ、なんだそりゃ?ってなっちゃう話ではあるんですよね。
2回してもいいですか?
どっちを行きましょうか?
なおさんどっちがいいですか?僕両方好きなんですよ。
エンペラー。
これあの、すんごく長い話ですけど、話はね5分10分で終わるんですけど、
子供の頃に幼稚園、あ、俺保育園行ってたんですけど、保育園に字を習うじゃないですか。
字を習ったら読みたくなるっていうか、母親とかに、あれ何て書いてあるの?って聞いたりするわけですよ。
あれは何何よ?って教えてくれるんですね、母親が。
それでそんなある日、母親の実家に帰ってたんですよ。
母親の実家に帰ってて、車の中からあれ何て書いてあるの?って聞いたら、あれは何何よ?って。
あれ何て書いてあるの?あれは何何よ?って教えてくれるわけですね。
それで母親に、あ、あれ何て書いてあるの?って聞いたら、母親がちょっと嫌な顔しながら、あれはホテルエンペラーよ?って教えてくれたんですね。
大人たちが集うホテルだったんですよ。その名前を教えるのが、ちょっと母親的にも嫌な顔をしたんですけど、
ホテルエンペラー、エンペラーってエンペラー星人かって思ってたんですよ。
そんなこと頭ぐるぐる回ってたら、ちょうどタイミング悪く、ホテルから1台の車が出てきたんですね。
あの車、エンペラー星人が乗ってんだって。基地から出てきたエンペラー星人だって言って、それが怖くて、車の下のほうに潜り込んだりしてたんですね。
それから通るたんびに、ホテルエンペラーだ、エンペラー星人の基地だって言って、もう見たくないって言うんで、
小学校になったら顔を背けるとか、中学、高校とかも全然見なかったんですよ。
なんか嫌で嫌で仕方なくて、見るのが。
そのうちね、母親の実家もなかなか行かなくなって、自分で免許を取るわけですよ。
免許取ったら何するかって言ったら、デートとかするじゃないですか。女の子と遊ぶっていうことを知らすんですよね。
で、ある日女の子と遊んでて、山口県って遊ぶところがないんで、九州のほうまで行って、その当時スペースワールドっていう大きな遊園地というかアトラクションがあって、宇宙を題材にしたような。
それに行くまでに女の子と話してたら、女の子がおばけが好きだと。
え、おばけ好きなんですね。
遊園地でまた盛り上がって、帰る時も次じゃあご飯何食べましょうかって言って盛り上がって、もうご飯も美味しかったね、楽しかったねって話してたら、
まあ男女の関係なんで、次何するかって言ったらやっぱ大人の遊びをしだすわけですね。
週末の夜のホテルってだいたい満室なんですね。
うわーあそこホテルがあるなーって行くけど満室。赤いランプがついてる。
じゃあ次って。赤いランプ。じゃあ次ってもう満室。
うわーやばいな。このまんま行ったら家に帰っちゃう。何もできないまま帰っちゃうのかって思ったときに、
あ、これ回ったらホテルエンペラーがあるぞっていうのを思い出したんですよ。
いや待ってよでもホテルエンペラー行きたくないけどなって思ったんですけどやっぱり男女の関係に負けてしまって、
どうせ赤ランプがあるんだから行けないんだよなって思ったんですけど、
いやでもやっぱり男女の関係に負けてしまって、
行きたくないけどなって思ったんですけど、やっぱり男女の関係に負けてしまって、どうせ赤ランプだろうと思って行ってみたら、どうも様子が違うんですね。
今まで赤いランプがバーってついてたのが青いんですよ。
ホテルエンペラ開いてるじゃんってなりまして、じゃあ仕方ない、ここまで行こうかって近づいたら、ホテルエンペラって今まで看板があったんですけど、名前が変わってるんですよ。
ホテルエルフィに変わってたんですね。
ホテルエルフィ、俺のエンペラじゃない、エンペラ戦士はもうここにはいないんだ、エルフィなんだって言うんで、一番高い部屋、地下空いてなかったんで、そこに入ってガチャって開けたらめちゃくちゃ綺麗なんですよね。
こんな綺麗に変わったんだって、今まで言ったこともないんですけど、ホテルエンペラには。でもすごい。エルフィすげえってなって、女の子もお風呂とか入って。
俺も一応お風呂とか入って、ベッドの中に女の子が入ってたんで、ベッドの中にお邪魔しますっていうことで入っていきまして、そしてそのまま女の子の中にもお邪魔しますって入っていったわけですよ。
そしたら女の子が、一応最初は喜んでくれてたんですね。あーとかいいとかうーとか言ってくれるから、あ、しめしめと、このまま頑張れば大丈夫だと思って頑張ってると、5分後たったら女の子が何も言わなくなったんですね。
あれ?反応がなくなったなと思いながら、でも頑張るわけですよ。頑張っても頑張っても反応が何もない。おかしいなと思ったら女の子の方を見たら、俺の顔をじーっと見てるんですね。
微動だにじーっと見てるから、おかしいなって、俺下手なのかなと思いながら頑張るわけですよ。でも反応がない。あれ?と思ってまた女の子の方を見ると、俺の顔を見てたと思ってたんですけど、どうも右の肩口を見てるわけですよ。
あれ?どこ見てるんだと思って、右見てるなって言うんで、右の方を振り向こうとすると、顔の横にすぐ壁のようなものというか何かあるんです。ペタッて当たったんですよね。
あれ?何か当たったと思って、また女の子の方を見て、でも女の子は右見てるなと思って、もう一回見てみようと思って右を向いたらペタッて当たって、同じものが当たるって思ったときに、
そのときちょっと変わったことが起きて、耳元で、やっと来てくれたっていう言葉を一言言ったんですね。え?やっと来てくれたって何?って思いながら、女の子の方を見て、何か見える?って小っちゃい声で聞いたら、女の子はゆっくりむなずくんですよ。
うんってむなずいて、やっぱり何かいるんだと思って、女の子の中からお邪魔しましたって出まして、ベッドの中からも出まして、ゆっくり何も気づかれない、俺たちは何も知らないっていう服を着てお金払って、車で出て門まで行って、うわーって叫びながら逃げ帰ったんですね。
女の子に何か見えたの?って、何だったの?って聞いて、もう嫌だ嫌だ嫌だ、もうあなたと絶対会わない、あんな怖い目に会いたくないって言って、俺の恋は30分で終わりました。そんなお話です。ありがとうございました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
え、何?どういうこと?何を見たの?結局それわからないままなの?
俺はわからないです。
女の子はどうやら女の人のようなものを見た。ただ声を聞いただけっていうか、俺はね。それで、なんていうのかな、そのホテルエンペラーから名前が3回くらい変わってるんですよ。
で、俺が最後見たのはエルフィーだったんですけど、子供の頃から見たくないって言って見なかったから、名前がいつ変わったかもしれないし。でも調べていくと、どうやら不倫の末に女の人を刺しちゃったとか。
自分たちで命経っちゃったとか、管理人さんが首をブラーンとしちゃったと。そんな話があって、名前が3回変わったんだっていうのを後々は聞きましたけど。
それで子供の頃から見たくないってずっと思ってたから、お化けがやっと来てくれたって言ったのかなと。じゃあお前20何年か俺のこと見てたのかいってちょっと思ってしまうという、そんな話でもある感じですね。
なぜセバスさんがそこで待たれてたのかってのもありますよね。
わかんないですよね。
でもさ、解釈変えるとさ、やっと来てくれたってさ、もしかしたら殺した側の男に似てたとかじゃないの?それでやっと私のこと迎えに来てくれたじゃないけどさ。犯人に似てたとかそういうあれなんじゃないの?
どうなんですよね。
待たれてたって嫌だけど。
女の子が何を見たのかですよね。そこまで怖がる。
それ言ってよって感じだけどね。
もう女の子は見える人だし、幽霊も好きだって言ってたのに、もう二度と会わないって言われたんで、なんじゃそりゃって。
たかだか30分ぐらいで、そんな1万円も払ったんだぞって思いましたけどね、ちょっと。そこはね、そこは関係ないんですけど。
僕今すげー怖いことに気づいて、このオカルトパラダイスのポッドキャストのリスナーさん、0.6%なんですけど、0歳から17歳が聞いてるんですよ。
やべー。
ちょっと刺激会だね。
はい。
いいんじゃない?ちょっと朝から盛り上がっちゃって、いろんなところが。
いろんなところがね。
結構今も日常的にいろんな体験とかってあるんですか、セバスさんは。
つい何日か前ですけど、すんごい部屋の中が暑かったんですよ。
で、エアコンはあるんですけど、父親がドアを開けっぱなしにするんで、室外機の風が全部家の中に入ってくるっていう感じなんで、もうエアコンつけないんですね。
エアコンつけずに父親が2階に上がっていきました。
部屋に行ったんで、もう1階には誰もいないっていう状態で、暑いと思って風呂入ろうと。
水のシャワー浴びようと思って、もう朦朧としながら風呂に行くわけですよ。
ちょっとぬるいけど、ちょっと冷えたなって思いながら体拭いて脱衣所のほうに行ったら朦朧としすぎて、パンツとか持っていくの忘れてたんですね。
あ、しまった、着替え忘れちゃったと思って、父親2階に上がってるし取ってくれっていうのも変な話なんで、もういいやと思って裸でそのままリビングのほうに行って探してたんですね。
探してたらドンって音がするわけですよ。
ん?って思った時にドンからのタタタタタタって足音のようなものが聞こえたんですね。
え?と思ってそのまま手を止めて周りを見るわけですよ。
でも周りに何か音がするようなものもないし、それから音もしなかった。
え、気のせいかな?何だったんだろう?って思った時に
自分の体を見たんですね、パッと。
その時にもうびっくりしちゃって声が出たんですよ。うわーって。
裸のウルトラマンみたいな格好してたんですよ、俺。
ジョワッて、パンツ探す手がジョワッてなって、裸だって気づいた時に、
ほんと悲鳴っていうか、うわーって言っちゃったっていう話が。
これね、何も見えてないんで想像がつかないかもしれないですけど、裸のウルトラマンを考えたらパンツ探す姿っていうんですかね。
そんな感じだっていうのが。
手がなってたんですね、その形に。
そうそう、形がね。
へー。でもやっぱセバスチャンっているってことですよね。
何がいるのかなー、わかんないですけどね。
なんかその、よく足音がするって実際にあるんですか。
うんうん。
でも例えば霊体になって、重さがあって足音がするのか、
足音ってどういう原理でそこが聞こえてくるのかなーっていうのが気になるんですよね。
あー。
なんか足跡がついてくれるんであれば、実際に歩いたっていう形跡も残るし、足音でも残るとは思うんですけど、
でも、やっぱり目に見えないものでも実際にそうやって物には干渉してきてるわけなので、
だとしたら僕のほうからもやっぱりそこには干渉したいし。
そうねー。
だから何でしょうね。霊体だから何もない、重みもないようなものかもしれないけど、
つかみを歩くって言ったら、ネチャネチャネチャネチャって歩くんですよ。その足って。
板のところだったら、ギジッギジッギジって歩くし。
だから何でしょうね。その記憶的なものが霊的に音を出すのかなとかって思うときもあるんですよね。
だから何も、重みもない、透明だし、物質的なものもないから音しか残らないのかなーとかね。
そんなことも考えたりはするんですよね。
前にも話してたんですけど、そこの土地の記憶じゃないかっていう話がある。
そういうのもあるのかもしれないですよね。
でも自分の家で知らない人の土地の記憶があるのって嫌ですよね。それはそれで。
そうねー。
昔働いてたところで起きたりすると、前にお仕事してた人とかお客さんとかのことがあるんだったらまだわかるんですけど、
プライベート空間で過去の記憶って、家族以外だったらすごい嫌な感じしちゃうんですよ。
ほんと飲み屋さんとかでもまあまあありますもんね、いろんなことが。
それが、わけのわからない、誰かもわからない記憶をたどらされると思ったら、ちょっとイラってするんですよね。
それが何なのかってわかればまたいいんでしょうけど、わかんないからこそまた余計にイライラするし。
ほんとそうなんだよね、オカルトって。
飲み屋さん。
飲み屋さんで、俺昔働いてたことがあって、草芸で出ますと一番最後に出るんで、明かり全部消すんですよ。
で、鍵も閉めるってやると、普通だったら俺車のライトつけてて、ちょっと階段明るくするんですけど、
その時忘れてて真っ暗になっちゃったんですよね。
真っ暗だなーって思って、一歩二歩階段下りたんですけど、今何段残ってるかっていうのが全くわかんなくなっちゃって、立ち止まったんですよ。
これあと何段残ってるんだ、わけがわかんないぞって。
手にはいっぱい荷物持ってたんで、手すりにも捕まることもできないし、どうしようかなって思ってたら、
後ろからトンと押されて、そのまま正座でズザザザザザザザザザザッて滑り落ちたことがあったりとか。
誰もいないはずなのに後ろから押されたってその土地の記憶かわかんないですけど、
なんやねん、俺のこと押すなよって。
最悪っすねそういうのは。
だからもう、ベンキーの泣きどころでスメですよね。
最悪じゃーん。
それはもう拷問みたいなもんですよ
ほんと
ギャーみたいな
星座下まんま落ちてったんです
ズルズルズルズルって
うわぁ
あのすねに傷を持つ男ですよ俺はほんと
いやぁ
まだ残ってるんですか?
残ってます残ってます
おぉー
消えないこれなかなか
いやすねってめっちゃ痛いっすよね
拷問ある意味拷問ですからね
土地の
土地の記憶に怪我させられた話なんですよねこれは
うーん