Copilotの回答の不安定さと定型作業の自動化
こんにちは、Obockです。コピペしてる場合じゃないラジオ、本日4回目となります。
前回は、Copilotにこのデータまとめてと言ってはいけない理由という話をしました。
伝え方の方、ファイルパスの指定、出力先の決め方までお話をしました。
今回のテーマですが、Copilotに任せていい作業と任せてはいけない作業です。
これはもう結論から言っちゃいます。一言で言うと、丸投げするなよっていうお話です。
ただ、この丸投げするなっていうのは実は2種類ありまして、今日はその話をしたいと思います。
まず最初に知っておいてほしいことがあります。
Copilotって同じことを聞いても、毎回ちょっとずつ違う答えを返してくることありますよね。
そうなの?ってなりませんか?
そうなんです。AIって基本的に確率的にそれっぽい答えっていうのを生成してる仕組みなので、
毎回全く同じ結果が保証されてるわけじゃないですよね。
雑談だとか文章の下書きとかなら全然問題ないんですが、多少ニュアンスが変わっても困らないことであれば。
ただ、毎週同じフォーマットで同じ結果を出さないといけないような、例えばExcelの定型作業とかだったらどうでしょうか。
毎回ちょっとずつ違ってたら困りますよね。
そこで大事になってくるのが、マクロという固定された型に落とし込むという発想です。
Copilotにコードを作ってもらうのはあくまで手段でして、
作ってもらったコードをマクロとしてExcelに組み込んで固定をしてしまうと、
あとは毎回同じ動きをしてくれます。
AIが毎回違う答えを返すという不安定さをマクロで固定してしまう。
こういう仕組みで解消すると。
割り切りですね。Copilotはコードを作るための道具として、マクロはそれを固定するための器と。
この2つをセットにして初めて定型作業の自動化が完成します。
社内フォーマットとCopilotの役割分担
ここでこのラジオを聞いてくださっている方にお聞きしたいんですが、
皆さんの職場、ExcelとかあるいはWordとか、そのフォーマットって結構決まってたりしませんか?
何でこのフォーマットなの?って聞くと、昔からこうだからとか、歴史と蓄積と、
あとは誰かのこだわりだとか、いろんなものが積み重なって出来上がった、
その会社とか部署、チームならではの型ありますよね。
手字レポートはこの形式で、月字のシートはこういう構成で、会議の資料はこのテンプレーだとか。
そういういろんなフォーマットがあると思うんですけど、
Copilotにそのフォーマットごと作ってもらおうとすると、大抵どっかずれるんですよね。
これはもう社内の大作法を知らないからしょうがないんですけど。
なのでCopilotの役割はアウトプットを作ることじゃなくて、
素材を切り刻んで器に詰める作業を自動化するためのコードを書くということに割り切るのが、
このケースの場合いいんじゃないかなと考えてます。
フォーマットっていう器はそのままで、中身を詰める作業をマクロが代わりにやってくれると。
社内のシステムからCSVを取ってきて、必要な列だけ残して、数字を集計して、全周比を出して、
決まったセルに借り付けて、概要を書いて。
この一連の作業を全部手でやってませんか。
これをマクロで自動化する。そのコードをCopilotに書いてもらう。
これがExcelの定型作業においてCopilotを使いこなす上では一番効率いいんじゃないかなと思います。
ツールの使い分けとスキルの重要性
あともう一個これ大事なんですけど、全部Copilotで何とかしようとしなくていいです。
例えばデータを自動で収集してExcelに流し込んでみたいな処理だったら、
Power Automateでフローを組んだ方が早かったりしますし、
Copilotが得意なこととPower Automateが得意なこと、それからマクロが得意なこと、それぞれ別ですよね。違いますよね。
なのでCopilotに丸投げするんじゃなくて、この処理はどういったツールが適しているかっていうのを考える。
そのこと自体がスキルになります。
全部Copilotでやろうとして使えないなーってなってる場合、もしかしたら道具の選択を変えればうまくいくかもしれない。
思考の丸投げのリスクとAIとの協働
それから丸投げするなっていうのは2つの意味があると思っていて、
作業は任せてもいいけど、思考まで丸投げするのが一番良くないですよね。
どういうことかというと、分析だとか提案だとか、Copilotって任せることもできるんですよ。
任せると一見それっぽいようなものを作ってきますよね。
整ってるし、読みやすいし。
ただ、これよくよく読むとなんか薄っぺらくて、具体性もないし、会社の文脈が入っていなくって。
仮に丸投げしたものをコピペして提出して、会議とかで、
これどういう意味?この根拠ってどうなってんの?って突っ込まれた時、答えられますか?答えられないですよね。
これ自分の頭で考えてないと、Copilotに丸投げしたこともすぐバレます。絶対バレます。
Copilotは作業を任せて、自分の脳みそも並行して動かす。
Copilotが出してきたものを自分の判断と言葉で仕上げをしてあげる。
っていうことがすごく大事なんじゃないかなと思います。
AIか人間かの二択ではなくて、一緒に作業していくイメージですかね。
Copilotに下書きを作ってもらって、人間がそこに判断とか温度感を加えてあげて。
なので全部丸投げするんじゃなくて、うまーくAIを使って自分の判断に集中するっていうのが理想の形なんじゃないかなと思います。
本日のまとめと次回予告
本日のまとめです。
Copilotは毎回同じ答えを返してくれるわけじゃない。
なのでExcelの提携作業であれば、マクロという固定された型に落とし込むためのコードを作る道具と割り切る。
Copilotの役割はアウトプットを作ることよりも、素材を切り刻んで器に詰める作業を自動化するのを手伝ってもらう。
全部Copilotでやろうとしなくてもよく、パワーオートメイトだとか適したツールを考えて使い分けることもスキル。
作業は任せてもいいけど、思考まで丸投げしたらダメ。
会議で突っ込まれた時に答えられなくなるから。
丸投げするのには2種類。
作業レベルの丸投げと、思考レベルの丸投げ。
どちらも気をつけていただければと思います。
では次回ですが、月17時間を取り戻した3つのExcel自動化というテーマでお届けしたいと思います。
実際にどの作業をどう自動化したら何時間削減できたのか、数字で具体的にお届けしたいと思います。
お楽しみに。
このラジオを聴いて、もっと手を動かして学びたいという方は、ゆでみで講座も出していますので、気になったら覗いてみていただければと思います。
別に見なくても全然大丈夫です。
ではまた来週、コピペしてる場合じゃないラジオバイオボックでした。バイバイ。