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ティーチングプロの野山佳治です。 それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えさせていただきます。
今日のテーマなんですけれども、いいスコアを出すためにはバランスが大事ですということを話しさせていただきます。
いいスコアを出すためには、ほとんどの方が練習場に行って練習すると思います。
ゴルフの練習をする、上達をするためには何をやったらいいかというとですね、まずもう真っ先に思い浮かぶのが練習場に行ってボールを打つということだと思います。
もちろんですね、上達するためには練習場に行ってボールを打つ、練習するというのはものすごく大事なんですけれども、これだけではなかなかいいスコアを出すことができません。
よくですね、練習しているのになかなかスコアが良くならないという方がいらっしゃるんですけれども、この原因はいろいろあるんですけれども、その中でもかなりの割合を占めるのが、練習場で練習しかしないという方です。
やはりいいスコアを出すためには、練習場でボールを打つだけでは十分ではありません。
やはりいいスコアを出すためには、いろんな要素があります。
例えば、練習場でボールを打つショットの技術です。
あとは、グリーン周りのアプローチだったり、パターだったり、あとはバンカーだったりといった小技、それからコースをどうやって回っていくか、どうやってどこを攻めていくのかというですね、コースマネージメントというのも非常に重要です。
あとは、コースに行ったらですね、同じ条件じゃなくていろんな条件があります。
例えば、風が吹いていたりとか、雨が降っていたりとか、暑かったり寒かったり、あと芝の状況もいろいろあります。
芝が長いところもあればですね、ラフのように長いところもあれば、芝が薄いところもあります。
ベアグラウンドもあります。
それからあとは傾斜もありますし、風もあります。
それらの様々な状況、コンディションに対してどうやって対応していくのか、状況対応力というのも非常に重要になってきます。
その他にもメンタルです。
コースを回る時にどんな気持ちでいるのか、プレッシャーがかかった時にはどんなことを考えるのか、
スタートの方では何をどう考えたらいいのかとか、いろんな要素があります。
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それらを全て向上させていかないと、なかなかいいスコアが出ません。
今いくつかポイントをお話しさせていただきましたけれども、それらの要素は掛け算になっています。
足し算ではありません。
足し算だったらショットの技術を上げれば、それがどんどん積み上がっていって、
いいスコアが出やすいという状況になっていくんですけども、上段に直結していくんですけども、
掛け算ですので、ショットの技術がめちゃくちゃ良かったとしても、
例えば小技が全くダメだったら、
例えば点数で言うと、100点満点で言うとショットの技術が90、かなり高い。
でも小技が0点だったら、もう0点になってしまいます。掛け算ですので。
足し算でしたら90点なんですけども、掛け算ですので0点になってしまうわけです。
こういうふうに、他のメンタルだったりとか、コースマネージメントとか、状況対応力、
それらの要素が掛け算になっていますので、全てある程度の点数をとっていかないと、
なかなかいいスコアを出すことができません。
今ポイントですので、それらのポイントを一つ上げるというのはもちろん大事なんですけども、
点数の低いところをちょっとでも上げるようにすると、スコアが良くなってきます。
どうでしょうか?今考えていただいた点数の低いところはないでしょうか?
ショットの技術、小技、アプローチ、パターンなどですね。
コースマネージメント、状況対応力、メンタル、これらの要素で何か得点の低いものはないでしょうか?
0点とか、非常に低い点数とかというものはないでしょうか?
ちょっと考えてみていただければと思うんですけども、
ぜひ考えていただいて、低い点数があれば、それらの点数を上げるようにしていただくと良いスコアを出しやすくなります。
例えばショットの技術が90点だとすれば、100点までもうちょっとしか伸びしろがないんですけども、
やっぱり90点を100点に変えるというのはかなり難しいんですけども、
0点を10点にするとか、20点を30点にするというのは非常に優しいことが多いですので、
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ぜひ点数の低いものを上げていくようにしていただければと思います。
実際、ショットの技術は練習場で練習すれば上がるのはわかるんですけども、
アプローチも練習場でできる部分もありますけども、
それらの部分はどうしたら得点が上がるかというか、上達していくのかということなんですけども、
これはコースを回るようにしていただくと良いです。
コースを回るようにしていただければ、コースマネジメントが良くなってきますし、
状況対応力、様々なところでどう対応したら良いのかというのが分かってきますし、
メンタルについても非常に良くなってきますので、アプローチバンカーももちろんそうですけども、
アプローチにしても練習場のマットで練習しているのと、実際のコースの芝から練習するのではかなり違います。
打ち方ということもそうだし、グリーン状を転がっていく感じも違いますので、
やっぱりコースで打った方が非常に上達につながります。
ですので、コースを回る回数を増やしていただくとスコアが良くなってきます。
ですので、ぜひコースに行く回数が少ないなと思ったらコースに行く回数を増やしていただければと思います。
実際私もゴルフを始めたばかりの時には、ショットの練習がかなりのウエイトを上達するために締めていると思っていたので、ショットの練習ばかりしていました。
コースは回る機会もなかったのですが、コースを回るよりも練習場で練習した方が良いのではないかと思っていました。
今考えると、どんどん回れる機会があったらコースを回った方がスコアが良くなってきます。
私は大学生の時にゴルフを始めたのですが、キャディのバイトに行っていたのです。
キャディのバイトに行くと仕事が終わった後にコースを回らせてもらえるのですが、その時私はコースを回るよりも練習場で練習したいと思っていたのですが、
バイトの先輩の上手い人に話したら、そんなのもったいないよ、コースを回った方が絶対上手くなるよと言われたのですが、そうなのかなと、練習したいなと当時は思ったのですが、今考えると本当にそうだなと強く感じます。
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練習ももちろん大事なのですが、そればかりではなくコースもどんどん回るようにしていただければと思います。
ということで、今日の音声はこの辺で終了させていただきます。