ドライバーの方向性向上
ティーチングプラの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日のテーマなんですけども、ご質問をいただきましたのでそのご質問に返答いたします。 まずご質問を読ませていただきます。
今シーズンこそベスト更新できれば競技に出てみたいと思い、週に2回以上練習できるように室内練習場に契約しました。
そこは弾道測定解析はかなり機能があるものの、どのデータを注目して練習するべきかいまいちわかりません。
インパクト時のフェイスアングル、クラブパス、 スピンアングル、ダイナミックロフト、飛距離キャリー、スイングのスロー動画の正面後方などなど情報がありすぎておぼれかけています。
ちなみに現在の主な悩みはドライバーの方向が不安定なこと、100ヤード以内の距離感です。
ぜひアドバイスをお願いします。ということでご質問いただきました。ありがとうございます。 ご質問いただけると本当に助かります。
ありがとうございます。
今は室内練習場で弾道測定機がいろいろあって、かなり詳細な数字が見れるようになっていてとても便利なんですけども、
確かにいっぱい数字がありすぎて、どれを見たらいいのかわからないということは結構あるかと思います。
今のお悩みがドライバーの方向が不安定なことなんですけども、
ドライバーの方向が不安定な時にどの数字を見たらいいかということなんですけども、
まず最終的にどれくらい曲がっているかということですね。
真ん中に比べてどれくらいずれているかということを知りたいのと、それずれているのは打ち出しからずれているのか、もしくは曲がってずれているのか
というのを把握したいです。 そのために
まずはフェースのフェースアングルですね。 インパクトの時にフェースがどこを向いているのか、右を向いているのか左を向いているのかですね。
これをまずチェックしたいです。 できればフェースアングルは
プラスマイナス2度以内ぐらいにしたいです。 この数字というのはどこを目指すかとかどんな玉筋を目指すかによって
異なりますので、一般的な感じでお話しすると2度以内にできれば押さえていただければと思います。
次はフェースの向きというのは
やはり打ち出しに影響しますので、フェースの向きがずれていると打ち出しがずれてしまいますので、まずフェースアングルですね。
そしてどれだけ 曲がっているのかというのを把握するためには
クラブパスですね。 スイングの軌道ですね。クラブレットの軌道がインサイドアウトなのかアウトサイドインなのか
ということですね。 玉が回る方向というのはフェースの向きとクラブパスの
関係で決まるので、計測器によってはフェース2パス
というのが出るかと思います。 軌道とフェースの向きのずれですね。
これで曲がる量が決まるのでフェース2パスが出ていれば、それも見ていただくといいです。
これもどういう玉筋を求めるかによって異なるので一概になかなか難しいところなんですけども、
2、3度以内を目指していただくといいかなというふうに思います。 あとですね、どれくらい曲がっているのか
というのを表せる数字としてサイドスピン
というのが あるかと思いますので、サイドスピンどれだけ曲がっているかですね。
サイドスピンというと結構混乱しやすいのが、バックスピン量とサイドスピン量というのがあって、
バックスピンは縦方向でサイドスピンは横方向なので、どっちに回転しているのかよくわからなくなってしまう
ということもあるかと思うんですけども、サイドスピンというのは回転の軸がどれだけ傾いているかということですね。
基本的にボールはバックスピンをしているんですけども、そのバックスピンをしている回転軸がどれだけずれているかによってサイドスピンというのが決まってきます。
ドライバーであればサイドスピンができれば500回転以内ぐらいに抑えたいなというところです。
これもレベルとかによって違うので一概には難しいんですけども、大まかな目安としては500回転以内を目指していただければと思います。
ですのでドライバーの方向がお悩みということなので、まず最終的にどれくらい真ん中からずれているかということですね。
そしてずれているのは打ち出しからずれているのか、たくさん曲がってずれているのかというのを把握していただくといいです。
それを把握するためにフェイスアングルとクラブパスの関係のフェイス2パス、そしてサイドスピン量、この辺りを見ていただくといいかなと思います。
これでドライバーに限らない方向性を良くするためには、これらの数字をぜひ見ながら練習していただくといいです。
100ヤード以内の距離感
フェイスアングル、クラブパス、サイドスピン量、この辺をぜひ見ていただければと思います。
あとは100ヤード以内の距離感についてなんですけども、これもどういう球数を目指すかとかその人によって段々違ったりするんですけども、
やっぱり一番見ていただきたいのはキャリーですね。キャリーがどのくらいかというのを見ながら練習していただくといいです。
あとは距離感としてはですね、球の高さですね、打ち足の角度がどのくらいなのかということと、打ち足の角度が毎回同じ打ち足角度になるようですね。
これもどのくらいがいいということよりも、どういう球が好みかとか自分の球がどういう傾向にあるのかというのがありますので、
毎回例えば50ヤード打つのであれば、なるべく打ち足の角度が毎回同じくらいの角度になるようにしていただくといいです。
高さを揃えていただければ距離感が良くなってくるので、打ち足の角度を見ながらですね、打ち足の角度とキャリーですね、この辺の数字を見ながら練習していただくといいです。
あとはバックスピンの量というのもありますけれども、主にキャリーと打ち足の角度をですね、見ながら練習していただければと思います。
ということでですね、今日のご質問ですけれども、ドライバーの方向性はフェイスの向き、そしてクラベットの軌道、そしてサイドスピン量を見ていただければと思いますし、
100ヤード以内の距離感はキャリーと打ち足の角度を見て練習していただければと思います。
あとですね、ドライバーの時に有名なのは飛びの3要素というのがあって、初速、打ち足角、バックスピン量ですね、これらが最適になると最大の飛距離が得られるというところもありますので、この辺の数字もぜひ見ながら練習していただければと思います。
本当にですね、特にインドアの練習場だとですね、結構計測器でいろんな数字がわかるので、非常に練習していて楽しいんですけれども、全部の数字を結構気にすることもありませんので、必要なところだけですね、いくつか見ながら練習していただければと思います。
ということでですね、今日の音声はこれで終わりなんですけれども、こういうふうにご質問いただきますと非常にありがたいので、ぜひお気軽にご質問をコメントしていただければと思います。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。