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ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えさせていただきます。
12月に入ってですね、だいぶ寒くなってきましたけれども、どうでしょうか、ゴルフを続けていますでしょうか。
ぜひですね、寒くなってきてはいますけれどもですね、ゴルフを続けていただければと思います。
今日のテーマなんですけれども、ベストスコアが出そうなときにどうしたらいいのかということについてお話しさせていただきます。
ラウンドしていてですね、あと残り数ホールというところに来たときに、このままいったらベストスコアを更新しそうだというときがあると思います。
できればですね、それをですね、気づかずにプレー終わって、数えてみたらベストスコアを更新してた、なんていうのが理想的なんですけれども、
どうしてもですね、途中で気になって数えてしまったら、あと何ホールをいくつで回ったらベストスコアを更新しそうだとか、
もしくは一緒に回っている人に、あとボギボギボギで行ったらベストスコアを更新するんじゃないのなんて言われたりするとですね、
結構プレッシャーを感じてしまって、失敗してしまってベストスコアを更新できずに、
結局上がってみたらいつものスコアと大して変わらないなんてこともですね、結構あります。
じゃあそういったですね、ベストスコアを更新しそうなときに、どういう風に考えてプレーしたらいいのかということについてお話しさせていただきます。
どうすればですね、そのままいい感じで回ってベストスコアを更新できるのかということです。
まずはですね、やはりそれまでと同じ感じで回るということですね。
例えばじゃあ15番ホールまで終わって、ベストスコアを更新しそうだなというのに気づいた場合に、そこから何かを変えようとしないということですね。
今まで15ホール回ってきた感じでそのまま最後の3ホールも回っていただくということです。
それができれば苦労しないよということもあると思うんですけども、
どうしてもですね、ベストスコアを更新しそうだと思うとですね、残りのホールを慎重に行こうとしすぎてしまうんです。
今までと同じように回ればいいのに、残りのホールを何とか慎重に行こうとしすぎてしまうというのがあります。
例えば攻め方ですね、攻め方。
例えばその左右のOBなど全く気にならないようなホールで、それまでずっとドライバーでTショットしていたのに、
急にですね、フェアウェイウッドやUTTでTショットしようとしてしまったり、
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あとはグリーンまで届く距離なのに、安全に慎重に行こうと思って手前に刻みすぎてしまったりとか、
あとはですね、コースマネジメントだけじゃなくて、コースの攻め方だけじゃなくて、
プレーをする時間もそうですね、どうしても慎重に行こうと思ってプレーをする時間がないといけないというのがあります。
プレーが遅くなってしまうということが結構あります。
今までいいペースで回っていたのに、急にベストスコアを意識した途端ですね、慎重になりすぎてプレーが遅くなってしまう場合があります。
構えてからなかなかボールを打たなかったりとか、あとはボールを打つまでの時間も、
今までだったらすぐに打っていたのに、距離を何回も計測したりとか、風も何回も確認したりとか、
素振りを入念にしたりとか、スイングのチェックポイントを意識しすぎてしまったりとか、
そういう風にしてしまうとですね、やはり今までと同じようなスイングができなくなってしまいますので、
大叩きしてしまったりとか失敗してしまうケースというのは結構あります。
大事なのはですね、それまでと同じような時間、プレーを心がけていただくということです。
急に何かを変えないということですね。
今までの感じがいいスコアを生んでいたので、そのプレーをするということですね。
急にベストスコアを更新しそうだからといって、慎重に何かを変えようと思ってもうまくいきませんし、
なかなかいいスコアを出すことが難しくなりますので、あまり何かを変えようとしない。
特に慎重になりすぎないということですね。
これが非常に重要です。
ではどうしたらいいかということなんですけれども、
それはやはりセットアップのルーティンをしっかりとやっていただくということですね。
ボールを打つまでの手順です。
これをですね、いつも通りやっていただくということです。
そうすることによって、プレーのリズムもよくなるというか、それまでと同じようにプレーできますので、
ぜひセットアップのルーティンを心がけるようにしてください。
セットアップのルーティンというのは、いきなりやろうと思ってもできません。
ですので、普段から自分なりのセットアップのルーティンを確立させて、それを実行するということです。
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普段からそれをやっておけば、ベストスコアを更新しそうでプレッシャーがかかる場面でも、
そのルーティンを行っていただければ、いつも通りのプレーができるようになりますので、
ぜひセットアップのルーティンというのはしっかりと確立してください。
これはベストスコアを更新しそうなときだけではなくて、
普通にプレーしていて、いいショットを打つためにもとても重要になりますので、
まだ自分なりのルーティンがないという方は、ぜひしっかりと確立していただければと思います。
あとは、ベストスコアを更新しそうだなと思ったら、今に集中していただくということですね。
これはベストスコアを更新しそうなときじゃなくてもそうなんですけれども、
例えば、前のホールで3パットしなければ、このホールもっと楽に回れたのにとか、
途中であのホールで大叩きをしなければ最終ホールもっと楽に回れたのに、
ベストスコア確立だったのにとか、
さっきのホールで大叩きをしなければ最終ホールもっと楽に回れたのにとか、
前のホールのことを気にしすぎないということですね。
もちろん、どういう球が出たかということは考えないといけませんけれども、
前のホールの結果を気にしすぎないということですね。
そうすると、これからまさに打つショットに集中できませんので、
ということも考えないということです。
あとは、先のこともあまり考えすぎないということですね。
このホールでいくつでもあったらベストスコアを更新だとか、
というのもあまり気になるんですけれども、どうしても考えちゃいけないんですけれども、
これからショットするときには考えないということです。
例えば、ボールを打つだいぶ前の時間、歩いているときとかカートに乗っているときは、
考えてしまうのはどうしてもしょうがないですけれども、
これからまさにボールを打とうと思っているときに、
そういうことを考えると、これから打つショットに集中できませんので、
ボールを打つセットアップのルーティンに入ったら、先のこととか後のこと、
先のことと前のことですね、それを両方考えないようにしていただければと思います。
もちろんボールを打つ前は、前のホールでこういう球が出たからこうやって攻めていこうとか、
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そういうのは考えるんですけれども、セットアップのルーティンに入ったらもう考えないということです。
そうしていただければ、今これから打つショットに集中できますので、
ナイスショットが出やすくなって、ベストスコアを更新しやすくなります。
ということで、今日はベストスコアを更新したしそうなときに、
どうしたらいいのかということについてお話しさせていただきましたけれども、
メンタルのこと、今に集中していただくということと、
今まで通りのプレーをする、セットアップのルーティンをしていただいて、
今まで通りのプレーをする、慎重になりすぎないということです。
この2つを、ぜひ意識してプレーしていただければと思います。
そうすれば、ベストスコアを更新しやすくなります。
ぜひ、ベストスコアを更新しそうなときには思い出していただければと思います。
ということで、今日の音声はこの辺でさせていただきます。