OBを減らすための戦略
ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
ちょっと風邪をひいてしまってですね、ちょっと声が出にくいんですけども、今日もですね、
お聞き許しですけども、最後まで聞いていただければと思います。今日のテーマなんですけれども、
ティーショットのOBをなくす方法というテーマでお話しいたします。 いい質問を出すためには、やはりティーショットでOBを行うということがとても重要です。
やっぱりOBしてしまうと、もうそれだけで スコアを損してしまうので、なるべく
OBを減らしていきたいんですけれども、そのためにはですね、じゃあ何をするかということです。 まず、
狭いホールではドライバー以外のクラブを使うということですね。 フェアウェイウッドだったり、UTTを使うということです。
これは普段、ラウンドレッスンとか行くんですけれども、 結構ですね、ティーショットでドライバー以外のクラブを使うという方は非常に少なくてですね、
どんなに狭くてもドライバーしか使わないという方が非常に多いです。 当然ながらですね、やっぱりこう、
フェアウェイウッドだったりとか、UTTの方が曲がりが少ないですので、 ドライバー以外のクラブを使うということは非常に有効です。
特にですね、右側がOBの場合には、 フェアウェイウッド、ショートウッドですね、5番ウッドとか7番ウッド、もしくは
UTTのクラブを使っていただくとですね、 弾が捕まりやすいんですので、右に行きづらくなります。
ですので、右がOBのホールで狭いホールなんていうのはですね、 ドライバー以外のクラブを使うとですね、OBを避けやすいです。
ですので、ぜひドライバー以外のクラブも使っていただければと思います。 あとはですね、
Tアップの位置を工夫するということですね。 例えばですね、左にOBがあれば
Tの左側にTアップして右を狙ってもらうと、OBに行きにくづらいです。
逆にですね、右にOBがあれば、Tの右側にTアップして左を狙ってもらうとですね、 右のOBに行きづらいです。
対角線にですね、狙ってもらうというのは基本的な考え方です。
ただですね、人によってはですね、それだとOBを撃ちづらい、
すいません、OBを撃ちづらいじゃなくて、Tショットを撃ちにくいという方もいらっしゃるので、 そういった場合にはですね、
やらなくてもいいですけども、基本的には 右側OBだったら右にTアップして
左を狙って、左側OBだったら Tの左側にTアップして右を狙ってもらうとですね、
OBに撃ちづらいので、ぜひ やってみていただければと思います。
次ですね、 OBをなくすにはですね、
球筋とグリップの調整
低い球を撃つということですね。 低い球を撃てば、それだけ体育時間が短いので、
曲がる確率が低くなります。 低い球をどうやって撃つかというと、Tを低くして、
ボールを少し右寄りに置いて、 クラブを少し短く握って、3コーターぐらいで振っていただくといいです。
低い球を撃とうとすると、どうしても上から 撃ち込みたくなるんですけども、
アイアンだったらそれでもいいんですけども、 ドライバーの場合は上から撃ち込むというよりは、
横から払うぐらいの間隔で 振っていただいた方がいいです。
低い球を撃とうとするとですね、 球が右に行きやすくなりますので、
特に左側OBの時などは、Tを低くして 撃っていただくというのは非常に有効です。
それから次ですね、 曲がりの方向を固定するということですね。
フックだったら曲がりが大きくてもいいからフック、 スライスだったら曲がりが大きくてもスライスを撃っていただきますと、
OBをかなり減らすことができます。 できればですね、右がOBだったらフックを撃っていただいて、
左がOBだったらスライスを撃っていただくとですね、 OBというのがかなり減ります。
でまぁ、そのホールに来てやるというよりはですね、 それまでのホールの球筋をしっかりと掴んでおいて、
その傾向をしっかりと思い出してですね、 狙う方向を決めていただくといいです。
あとですね、基本的にはそのホールまでに出ていた球筋を活かして
打っていただくんですけども、どうしても 球筋を変えたい場合には
スイングを変えるというのはすごく難しいので、 握り方を変えていただくといいです。
球を右に打ちたくないときには左手を被せてもらって、 球を左に打ちたくないときには右手を被せてもらう。
そうすることによって、
球筋をコントロールすることができますので、 どうしてもという場合にはグリップを変えていただければと思います。
グリップを変えると違和感があるんですけども、 スイングを変えるよりもはるかに楽ですので、
ぜひそういった方法も試してみていただければと思います。 でも基本的には出やすい球筋を活かして攻めていただいた方がいいです。
ということでですね、今日はティーショットの OB をなくす方法というテーマでお話ししましたけれども、
ティーアップの位置を工夫する、ドライバー以外のクラブを使う、低い球を打つ、 曲がりの方向を固定する、もしくは調整する
ということを 意識していただければと思います。
ぜひですね、 やるそうなものをやってみていただきたいなというふうに思います。
ということで、 今日の音声はこの辺で失礼いたします。
