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ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日のテーマなんですけれども、OBを無くす方法についてお話しいたします。 やはりですね、いいスコアを出すためには、OBをなるべく少なくするということがとても重要です。
やはりまずは100を切るためにはですね、ラウンドしたら OBは3回以内にしたいものです。
90を切るとなるとですね、できれば2回以内。 70台を出すといえばですね、
できれば0回、多くても1回ぐらいにしたいものなんですけれども、 じゃあどうしたらですね、OBを無くせるかということなんですけれども、
いくつかあるんですけれども、今日は5つお話しします。 まず一つ目ですけれども、狙う方向を変えるということです。
で、 やっぱりですね、自分の球筋をしっかりと把握して、その球筋を活かしてコースマネジメントするということです。
前のホールでスライスしていたらスライスが出るのを計算して、 少し狙いを左に変えて打っていただくということです。
前のホールでスライスしているにも関わらずですね、 よしこのホールはドローで右から回していくぞなんて思って打つとですね、
やはりOBになりやすいですので、打ちたい球筋ももちろんあるんですけれども、
なるべく出やすい球筋、前のホールまで出ていた球筋を活かしてですね、 コースマネジメントをしていただくといいです。
この方向を変えるというのは、 球筋を考えるということもあるんですけれども、
OBを避ける方向を狙うということです。 当たり前のことなんですけれども、右にOBがあれば左を向いていただくということです。
次2つ目ですけれども、 ティーアップの位置を変えるということですね。
基本的にはスライスするのであれば、 ティーイングエリアの右側にティーアップして左を向いてもらった方がフェアウェイを広く使えますし、
ドローヒッターであればティーイングエリアの左側にティーアップして右サイドを狙っていただくと、
フェアウェイを広く使うことができます。 たくさん曲がったとしてもですね、
OBに行かずに助かる可能性が高いです。 ただですね、これはそのホールの
状況によったりですね、人によっては斜めに狙うのは
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構えづらいという方もいらっしゃるので、
逆にですね、
スライスが持ち玉であってもですね、 ティーイングエリアの左側に立って
打っていった方が打ちやすいということであればそれでもいいですけれども、基本的には対角線に狙うというのがいいです。
次3つ目ですけれども、 それはグリップを変えるということです。
グリップ、握り方です。 握り方を変えることによって玉筋がすぐに変わります。
基本的にはもうコースに出たら出やすい玉筋、前のホールまで出ていた玉筋をですね、
活かして次のホールでもその玉筋が出ることを想定して狙いを変えて攻めていただくのが一番いいんですけれども、
どうしてもですね、 玉筋を変えたいということもあるかと思います。
すごい大スライスが出てしまってなかなかもう曲がりが大きくてコントロールできないという場合とかはですね、
仕方なくですね、玉筋を変えることも考えていただくといいんですけども、その時にですね、
スイングを変えてスライスさせないようにしようとするのはですね、もうとても大変です。
なかなかコースの一発勝負だとできません。 練習場で何発も打てるような時であればですね、スイングを変えて玉筋を変えるというのもできるかもしれませんけれども、
もうコースでですね、一発勝負の時になかなかそういうのが難しいですので、 じゃあどうしたらいいかというとグリップを変えていただくということです。
握り方を変えるということです。 どうやって変えるかというと、スライスしているとかですね、右に玉が飛んでいるようであれば、
左手をかぶせていただくといいです。 かぶせるというのは親指と人差し指の間にできる線というかシワが
右の肩、 もしくはもう少し右の方を向くように
握っていただくと玉が 右に行きづらくなります。
逆にですね、左ばっかり行ってる時には右手をかぶせていただくといいです。 右手をかぶせるというのは
右手の親指と人差し指の間にできるシワというか線がですね、 通常ですと
右の首筋から右の肩の間を向いているんですけども、 少し顎の方を向けるようにしていただくということです。
そうすることによってフェイスがあまり閉じなくなりますので、 左へのミスをなくすことができます。
ですので玉筋を変えたい時ですね、コースで玉筋をすぐに変えたい時には、 グリップの握り方を変えるというのが非常に有効です。
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グリップ変えると非常に違和感はあるんですけども、 ただスイングは振り方は変えなくていいですので非常に玉筋を変えやすいです。
次、OBをなくす方法の4つ目なんですけども、 それは低い玉を打つということです。
低い玉を打てばですね、対空時間、飛んでいる時間が短くなりますので、 曲がる幅も小さくなります。
もちろんですね、低い玉を打つと若干距離は落ちますけれども、 それでも曲がらなくなりますので非常に有効な方法です。
じゃあどうやって低い玉を打つかというとですね、 まずTアップを少し低くして、ボールの位置を少し右にします。
3コーターぐらいで打っていただくと低い玉が打てますので、 低い玉を打つというのはですね、
それほど難しくありませんので、 ぜひ一度練習場で練習してみていただければと思います。
低い玉を打つためのポイントとしてはですね、 ドライバーの時にですね、上から打ち込みすぎないということですね。
どうしても低く押さえようと思うと上から打ち込みすぎてしまいやすいんですけども、 上から打ち込むとちょっとバックスピンが増えてしまって、
逆に上がってしまうということもありますし、 ちょっと曲がってしまうので、あまり上から打ち込みすぎずに少し横から払うような
イメージで振っていただくといいです。 普通のドライバーショットだと下からアッパーに打ちますけれども、横からレベルブローに打つようなイメージで振ってください。
それからあとはですね、距離を欲張りすぎないということですね。 ということがですね、低い玉を打つ時に非常に重要です。
でですね、OBを無くす方法、最後5つ目なんですけども、それは クラブを変えるということです。
ドライバーではないクラブでティーショットしていただくということです。 3番ウッドだったり5番ウッドだったり時にはユーティリティだったりと、ドライバー以外のクラブを使ってショットしていただくと、
OBを避けやすいです。 距離はもちろん落ちますけれども、曲がりも小さくなりますので、
OBに行く可能性というのが非常に下がります。 ですのでまぁ
OBちょっと行きそうだなと思ったらですね、 ドライバー以外のクラブを使っていただいた方が安全です。
ということでですね、今日はOBを無くす方法ということでお話ししましたけれども、 まとめますと狙う方向を変える。
玉筋をしっかりと意識して狙う方向を変えるということ。 そしてティーアップの位置を工夫するということですね。
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それからグリップ、握り方を変えるということ。 そして低い玉を打っていただくということ。
それからクラブを変える。 ドライバー以外のクラブで打っていただくということの5つ。
ぜひですね、単購入していただいて、 OBを一つでも少なくしていただければと思います。
OBが減ればですね、当然良いスコアが出せるようになりますので、 ぜひ良いスコアを出していただければと思います。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。