ショートパットの課題
ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日は水曜日なので、京カントリークラブさんにラウンドレスに行っていきます。 この音声はゴルフ場に向かう
前の車でですね、録音しております。 今日のテーマなんですけれども
ご質問をいただきましたので、そのご質問に返答いたします。 まずはそのご質問を読ませていただきます。
傾斜の強い1.5メートル以下のパットが苦手です。 カップの縁を狙って打ちますが、ショートやオーバーが怖くてうまく打てません。
うまく打てるコツはありますか? また自宅のパターマットで傾斜のあるパットの練習をしたいのですが、何か良いアイデアありますか?
ということでご質問いただきました。ありがとうございます。 1.5メートル以下のパットなんですけれども、傾斜の強いパットですね。
1.5メートル以下だとすごい入れたい気持ちがあるんですけれども、ただ傾斜が強いとなると結構難しいです。
結構強めに行って狙うのか、もしくはタッチを合わせていくかってところがあるんですけれども、
1メートル以内、80センチ未満ぐらいだったら、結構強めに狙っていいかなというふうに思います。
でたら80センチから1メートル以上になってくると、あまり強く打ってしまうと、外れた場合に結構ダイオーバーしてしまいますので、
長い、ちょっと80センチから1メートル以上長くなったらですね、
40センチオーバーするぐらいの強さで狙っていただいた方がいいです。
そうすればですね、ダイオーバーということがなくなります。
あとですね、大きく曲がる短いパットなんですけれども、
ラインの読み方なんですけれども、曲がりの頂点をイメージしていただくといいです。
曲がりの頂点というかですね、曲がり出すところですね。
これをイメージしていただくと、タッチも合ってきますし、入る確率が上がっていきます。
結構自分でどのくらい曲がるかなと読んでですね、
例えばカップじゃあ1個曲がるなと思ってもですね、
曲がる頂点までなかなかイメージしていないと思うので、
曲がる頂点、曲がり出すところをイメージすることによって結構ですね、
ラインが合ってくるというか距離感があってきますので、
ぜひですね、それをイメージするようにしていただければと思います。
結構自分でイメージしたのと実際の曲がり出すところとは結構違う場合があるので、
結構ですね、それを意識して実際ライン読む時もそうですし、
実際のボールの転がりを見る時もですね、それを意識して見てみていただければと思います。
でですね、ショートパッドを入れるようにするためにはですね、
カップからラインを作るということですね。
ボールからどういう転がりをして、どういう曲がりをしてカップに入るというのもいいんですけども、
カップの方からですね、ボールに向かってラインをイメージしていただくとですね、
結構入るようになります。
そういう風にイメージした方がですね、入るように打つ、逆算して打つような感じになりますので、
まさにもう本当に入るように打つという感覚になってきますので非常にいいです。
ボールからですね、ラインイメージしてカップインをイメージするとですね、
打った球が入るかな、入ってほしいなというような感じなんですけども、
カップからですね、ボールに向かってラインをイメージすると、
入るように打つという感覚になるので入る確率が上がってきます。
そういったですね、こういうことを意識していただくといいです。
あとですね、練習方法なんですけども、
最近だとですね、ゴルフ場の練習グリーンでカップが空いているところっていうのは非常に少ないんですけれども、
カップの穴が空いていればですね、それをぐるっと一周するような練習をしていただくといいです。
ちょっと傾斜の強いところを見つけてですね、
ボール3つでいいですから、3つ並べて打って、
そしたらちょっとずつ前に進んでいって、ぐるっと一周する練習ですね。
これをやることによってですね、どのくらいの傾斜だと、
どのくらいの曲がりなのかとか、強さで打ったらいいのかというのが分かってきますので、
ぜひですね、ぐるっと一周やるようにしていただければと思います。
1メートルが終わったら、1.3メートルとか1.5メートルとかって感じで2周、3周していただくとですね、
結構ですね、ショートパッドがよく入るようになりますので、
カップが空いているところであればですね、やってみていただければと思います。
なかなかですね、朝のスタートだとですね、カップを独占できませんので、
プレーが終わった後とかですね、やっていただくとですね、非常にいいです。
これ実際私もですね、ゴルフ場で研修生している時にはですね、よくやりました。
結構ですね、同じカップでやっているとですね、結構跡がついてしまってですね、
足跡とかかなりついてしまって、同じところでずっとやっているとですね、
コース管の人にですね、よく怒られたんですけども、
なるべく足跡がつかないようにですね、やってみていただければと思います。
あとですね、家のパターマットで練習できることなんですけども、
軽車の練習なので、パターマットであればですね、
どっちか片方に何か下に引いてですね、軽車を作ってですね、打っていただいたりとかですね、
結構横から打つ練習ですね。
だいたいパターマットだと中心にラインが引いてあると思うんですけども、
そのラインに沿ってボールを置いて、ライン上にボールを置いて、
ラインにまっすぐ打つ練習ももちろん大事なんですけども、
例えばちょっと右からとかちょっと左からですね、
ラインのないところで打ってもらうとですね、曲がるラインになりますので、
そういった練習もしていただくといいです。
あとパターマットで練習するときに注意していただきたいことなんですけども、
やっぱり結構ですね、ボールを打ち出す方向っていうのはフェイスの向きによるところが大きいので、
軌道がですね、間違っていてもまっすぐ振っていなくても、
フェイスの向きが合っていれば結構狙った方向にボールが打ち出されます。
それでですね、カップインするからこれでいいやと思わないということですね。
やっぱり軌道も正しく振るように意識していただいた方がいいです。
やっぱりですね、軌道が間違っているとやっぱりフェイスの向きもずれやすくなりますので、
やっぱり正しい軌道で正しいフェイスの向きで打っていれることをですね、意識していただくといいです。
カップインだけをですね、カップインすればOKという感じでやっているとですね、
フェイスの向きが良くても軌道がずれてしまったりしますので、
ずれた軌道でやっているとですね、だんだんフェイスの向きもずれてきますので、
ぜひですね、入ればOKではなくて軌道も正しい軌道で振るということも意識していただければと思います。
メンタルの重要性
あとは芯で打つということも非常に重要です。
ということでですね、今日は傾斜の強いショートパッドについてお話ししましたけれども、
あとは結構メンタルもあります。
入ると思って打たなきゃ入らないので、これは入ると思ってですね、
打っていただくということも非常に重要です。
ということでですね、ぜひ参考にしてみていただければと思います。
それでは今日の音声はこの辺で終わりなんですけれども、
ぜひですね、ご質問募集しておりますので、お気軽にコメントしていただければと思います。
それではこの辺で失礼いたします。