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野山です。今日は、 練習の量は球数の数だけではありませんということをお話しさせていただきます。
練習したかどうかという基準というのはいろいろあるんですけれども、 やはり分かりやすいところで言うと、ボールを何球打ったかということが分かりやすいところです。
ですので、昨日は何球打ったとか、最近いつも毎日何百球打っているとか、 というふうに練習したかどうかの基準を言うために言ったりもしますけれども、
うまくなるためには、球数だけが全てではありません。 当たり前なんですけれども、ボールをたくさん打てばいいというものではありません。
その内容というのがものすごく重要になります。 やはり、やらないよりはやった方がいいというところもありますけれども、
やはり球数だけではなくて、その内容をしっかりと正しく行っていただくということが重要になります。
私もゴルフを始めた直後は、何かでプロになるためには1日1,000球以上打たなきゃダメだというようなことを聞いて、
毎日毎日1,000球打つことが目標になっていました。 ショットの練習とアプローチパターンを含めて1,000球以上打つように毎日毎日過ごしていたんですけれども、
正直、それでは多少はうまくなったんですけれども、劇的にはうまくならなかったです。
ある時、なかなかうまくならないから、もっと集中してしっかりやっていこうと思ったら、
それから練習の量は、ボールを打つ球数は変わらなかったんですけれども、それを思うようになってから上達のスピードが上がりました。
やはり練習場に行きますと、ワンコイン50球とか、ワンコインじゃなくても、今日何球打ったかというのが大体わかるようになっているんですけれども、
それを見て、今日は何球打ったから、結構練習した、しっかり練習したと満足してしまいがちなんですけれども、
それだけで満足しないようにしていただくといいです。
いっぱいボールを打てば、これだけ練習したんだという自信は確かにつきます。
ですけれども、自信だけじゃなくて、やはりどうせ練習するのであれば、内容もしっかりとさせて、しっかりと上達していきたいですので、
球数だけじゃなくて、しっかりと内容を良くしていきたいものです。
例えばスイングを作りに行ったのであれば、ただボールを打つことが目的じゃなくて、正しいスイングを繰り返し練習するというのが目的です。
それで正しいスイングを身につけるというのが目的ですので、正しい動きでやらないとあまり意味がなくなってしまいます。
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間違った動きでたくさんボールを打つと、その間違った動きが体が覚えてしまいますので、
せっかく練習しているのに効果がない、もしくは逆に間違った動きが固まってしまって、
逆に内ショットが出にくくなってしまうということもありますので、正しくできているかというのをたまに確認しながら、
今ですとスマホで自分のスイングを撮影して正しくできているかというのをチェックしたりとか、
しっかりと今意識することを頭に入れて練習していただくと良いです。
あと練習するときに練習ドリルというのがあるんですけれども、
練習ドリルというのは非常に有効なので、日々の練習でも自分の今の欠点を克服、修正できるようなドリルを行っていただくと良いです。
やはり普通のスイングで練習していますと、なかなか間違った動きといいますか、今までの動きというのがなかなか抜けないです。
ですけれども、ドリルですと結構新しい動き、正しい動きを意識して練習しやすいです。
ですので、練習ドリルをしっかりと使っていただくと良いんですけれども、
練習ドリルを行うときに、練習ドリルを行っているときはもちろん良いんですけれども、
これを行った後、普通のスイングに戻すときに、その時にもしっかりと正しい動きを意識していただくということですね。
これ意外に忘れてしまうんですけれども、練習ドリルを行っているときは確かに悪い動きを修正できているんですけれども、
いざ普通のスイングに戻したときに、今まで通りの気持ちいいスイング、修正する箇所というのはもうまるっきり忘れてしまって、
今まで通りの間違ったスイングでボールを打ってしまうということがよくあります。
そうしますと、せっかく練習ドリルをやっているのに全く意味がないということはないですけれども、
効果が半減してしまいますので、練習ドリルで行った気をつけたことを、
普通のスイングでも意識して練習していただくというのが上達への近道になります。
今まで通りのスイングを気持ちよく振ってしまってはダメです。
それでも少しは練習ドリルで多少新しい動きが入っていますので、
少し今までとは違ったスイングにはなるんですけれども、
より効果を高くするためには、普通に打ったときでも気をつけるポイントをしっかりと意識して練習していただくといいです。
練習ドリルを行うときにいろんな方法があるんですけれども、
私がお勧めするのは、まずは何球か練習ドリルを行って感覚をつかんでいただき、
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ある程度感覚がつかめたなと思ったら、
普通のスイングと練習ドリルを1球ずつ交互に行っていただくというのがいいです。
そうすることによって普通のスイングをしたときでも、
練習ドリルを行っているときのようにある動きを意識して練習しやすくなります。
ですので、ぜひ次回の練習では、
球数だけではなくて球数で満足せずに、内容もしっかりと集中して練習するようにしてください。
その中で練習ドリルを使うときには、先ほどお話ししたように、
1球ずつ交互に普通のスイングと練習していただくと効果が高いですので、
ぜひ次回の練習では意識して行ってみてください。
それでは今日はこの辺で失礼します。