行動が早い人
ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日は、ビデオポッドキャストでお届けしております。
聴いていただいているプラットフォームによっては、音声になってしまっているかもしれませんけれども、
Spotify等では、ビデオポッドキャストでお届けしております。
映像付きでお届けしております。
今日のテーマは、ゴルフの上達が早い人の5つの特徴、というテーマでお話しいたします。
私、ゴルフを始めて30年以上経ちますし、
レッスンを始めてから20年くらい経ちますが、
その中でいろんなゴルファーを見てきて、
こういう人は上達が早いな、というのがあります。
その特徴を今日は5つご紹介します。
その5つの特徴は何かということですが、
はじめにお話ししてしまうと、
行動が早い、楽しんでいる、練習している、分析できている、ポジティブ、ということの5つです。
1つずつお話ししていきますけれども、
まず、行動が早いです。
ゴルフの上達が早い人というのは、とにかく行動が早いです。
例えば、ゴルフを始めてから、初めてコースに行くまでの時間ですね。
これが早いです。
ゴルフを始めて、まだうまく当たらないうちに、
どんどんコースに行ってしまう人というのは、上達が早いです。
もちろん、ゴルフ場ではルールとかマナーというのもありますので、
そういったことをしっかりと教えてくれる人と一緒に行っていただくのがいいんですけれども、
とにかくゴルフを始めてから、コースに行くまでも早いです。
あとは、例えば何かの試合に出るという場合も、
まだそんなにうまくない状況でもチャレンジする、どんどん行動してしまう。
行動が早い人というのは、やはり上達のスピードが早いです。
一方、なかなか行動が遅い人、
例えば、ゴルフを始めてから、初めてコースに行くまでに、なかなか行かない人、
もうちょっとうまくなったらコースに行くとか、
もうちょっとうまく当たるようになったらコースに行くとか、
と言っている方は、やはり上達のスピードは少し遅くなります。
ですので、行動をなるべく早く前へ前へ行っていただければと思います。
楽しむことの重要性
次、2つ目なんですけれども、
ゴルフの上達が早い人の特徴の2つ目ですけれども、
楽しんでいるということです。
これは非常に重要で、やはり上達が早い人というのは、
とにかく楽しみながらゴルフをしています、練習しています。
やはり楽しくないと、なかなか続きませんし、
楽しいと、もっと練習しようという気が起きますので、
練習力が増えますので、上達が早くなります。
やはり楽しむということなんですけれども、
同じ事柄が起こったとしても、それを楽しいと感じる人もいれば、
苦しいと感じる人もいます。
練習していてうまくボールが飛んでいないんだけれども、
それでも楽しいという人もいれば、
全くうまく当たらないから、全然楽しくないという風に思う方もいらっしゃいます。
やはり早くうまくなる人というのは、
なかなかうまく当たらないような状況でも、
その中でも楽しいことを見つけます。
楽しいことというか、うまくいっていることを探します。
例えば、ラウンドに行って、あまりいいスコアが出なかった時に、
そのラウンドを振り返って、なかなか上達しない人というのは、
今日ショットも全く当たらなかったし、パターンも全然入らない。
アプローチしたらチャックリするし、
今日は全くいいとこなかったという風に思うんですけれども、
早くうまくなる人、楽しんでいる人というのは、
その中でもうまくいっていることを見つけます。
例えば、今日はロングパッドの距離感がよくあったとか、
弾は曲がっていたんだけれども芯によく当たっていたとか、
うまくいっていることを探します。
同じラウンドを振り返るにしても、
上達する人というのは、うまくいっていることに目を向けます。
うまくいっていることを考えると楽しくなってきますので、
上達が早くなります。
ラウンドを振り返るときに、もちろん上達するためには弱点を見つけて、
それを修正していかなければいけない。
うまくいっていないところを見つけて、
修正していかなければいけないというところもあるんですけれども、
その中でも、そればっかりではなくて、
うまくいったことも思い出すようにしていただければと思います。
分析とポジティブ思考
次、3つ目ですね。
ゴルフ上達が早い人の特徴の3つ目です。
これは、練習しているということです。
これは当たり前といえば当たり前なんですけれども、
練習している定義というのは人によって違います。
週に1回練習して、練習していると思う人もいれば、
月に1回練習しているから練習していると思う人もいます。
これは人によって基準が違うんですけれども、
練習している定義としては、週に2回以上の練習です。
そしてコースは月に1回以上。
これが練習している人の定義です。
週に2回以上練習しないとなかなか上達しません。
週に1回の練習だとかなり上達のスピードはゆっくりになってしまいますので、
やはり脳が覚えていられるのは3日と言われていますので、
忘れる前にまた練習するということがとても大事です。
ですので、週に2回以上の練習とコースは月に1回以上。
コースもあまり行かないで日が空いてしまいますと、
いろいろ感覚を忘れてしまいますので、
できれば月に1回以上行くようにしていただければと思います。
あと、ゴルフが早く上達する人の5つの特徴のうちの4つ目は、
しっかりと分析できているということです。
やはりラウンドに行ったときもそうですし、
自分のスイングを見たときもそうですが、
しっかりと分析しているということです。
分析できているということです。
やはり、ただ闇雲に練習しているとか、
ただコースを回っているだけではなくて、
何が課題で、何がうまくいっていって、
何がうまくいっていないのかというのを
しっかりと分析できるということです。
分析できれば、うまくいっていない部分を
うまくできるように取り組んでいけば、
やはり上達していきますので、
何も考えずにただ練習するだけではなくて、
しっかりと分析して取り組んでいただくと、
上達のスピードが早くなります。
それから最後、ゴルフ上達が早い人の特徴の5つ目。
ポジティブということです。
これもめちゃくちゃ重要です。
早くうまくなる人というのは、
さっき楽しみながらゴルフをするというふうに
お伝えしましたけれども、やはりポジティブです。
同じことが起こったとしても、
ポジティブに捉える人と
ネガティブに捉える人がいますけれども、
ネガティブに捉えますと、
ゴルフをやっていて楽しくなくなってしまいますし、
どんどんマイナスの方に行ってしまいますけれども、
同じことが起こっても、
ラッキー・ポジティブに捉えるようにしていただくといいです。
例えば、コースを回っていて、
Tショットを打ったらバンカーに入ってしまった場合に、
バンカーに入っちゃったよと思うのではなくて、
バンカーに入ったおかげで、
オービーに行かなくて済んだというふうな感じで、
同じことについてでも、
ポジティブに捉える人というのは、
上達が早くなります。
ということで、
今日はゴルフ上達が早い人の
5つの特徴ということでお話ししましたけれども、
行動が早い、楽しんでいる、
練習している、分析できている、
ポジティブということの5つです。
ぜひ参考にしていただいて、
ゴルフの上達のスピードを上げていただきたいな
というふうに思っております。
ということで、
今日のポッドキャストはこの辺で終了いたします。