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ティーチングプロの野山佳治です。それでは、今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日はですね、ボールについてなんですけれども、 先日ですね、キャロエのクロームソフト
Xがマークダウンしていて安くなっていたので、一度使ってみようと思って買って使ってみたんですけども、非常に良かったです。
クロームソフトというと、ディンプルの形が特徴的で、丸いディンプルではなくて
六角形のディンプルになっていて、見た感じすごくですね、 面白い形をしているんですけども、
打ったら距離も出ましたし、スピンもかかって非常に良かったです。 私はいつもはですね、
ダンロップのですね、
スイクソンZスターXVを使っているんですけども、 ちょっとたまたまですね、クロームソフトがですね、クロームソフトXがですね、安くなっていたので、ちょっと使ってみようと思ってですね、使ってみました。
で、そしたら非常に良かったんですけども、このボールはですね、 スピン系のボールです。
クロームソフトXですね、スピン系のボールなんですけども、 ぜひですね、スピン系のボールというと、一般的にちょっと高いんですけども、
高いのであんまり使わない方も多いかと思いますし、 スピンよりもですね、距離を出したい
という方はですね、あまり使う機会がないかと思うんですけども、ぜひですね、一度 100をですね、もう切ってくるレベルになってきたらですね、スピン系のボールを使ってみていただければと思います。
じゃあなぜですね、 スピン系のボールがいいかということなんですけれども、
まずグリーンで止まるということですね。 スピンがかかって止まるっていうのが一番のメリットです。
ディスタンス系のボールですと、ボールを止めるためには高いボールを打たないといけないです。 打たないといけないというか、スピン系のボールだと、ディスタンス系のボールだと打ち出しが高いボールになりやすいんですけども、
スピン系のボールはですね、逆に高く上げなくてもスピンで止まるということです。
やはりアプローチでボールを上げるというのは非常に難しい技術になってくるんですけども、
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スピン系だと高く上げなくてもボールが止まるということです。 夏のようにですね、芝がですね、フタフタな感じだと高く上げるのもそれほど難しくない
んですけども、だんだん これから冬になってきて芝が薄くなってくるとですね
薄いライが出てきますので、そういったところからですね スピンをかけて止められるので、高く打たなくてもいいので、そういった意味では
スピン系のボールは優しいということになります。 あとはスピン系を使っていただきたいなと思うことの一つにですね、
グリーン周りから打った時にボールが止まるのが楽しいということです。
やっぱりですね、こう グリーン周りから打ってですね、キュキュッとボールが止まるのはですね、非常にやっぱり楽しいので
ぜひですね スピン系のボールを使ってああいう楽しさをですね味わっていただきたいな
と思います。 ちなみにですね、スピン
かけるような打ち方、アプローチですね、グリーン周りのアプローチで スピンかけるにはどうしたらいいかということなんですけども
まず大前提として スピンをかけるためには3つの要素が必要です。
それは何かというとですね、今お話ししているボールと、あとはスピンのかかりやすいウエッジですね、
それから ボールのラインです。
順目で少し浮いているところがよくかかります。 ボールを打った時にフェイスとボールの間に芝が挟まらない状況がよくかかります。
ラフだったりとか逆目だったりするとフェイスとボールの間に芝が挟まってしまうので スピンはかかりません。
順目でちょっとボールが浮いているようなところが スピンがかかりやすいです。
その条件が非常に重要で、打ち方はそれほど大きなウエイトではないんですけども、
そのボールとクラブ、そしてボールのライン、 この辺が非常にスピンをかけるためには重要になってきます。
じゃあ打ち方なんですけども、 打ち方はですね、
まずフェイスを開いていただくといいです。
フェイスを開いた方がですね、ヘッドスピードを、球が止まらなくなるので ヘッドスピードを上げられるということです。
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ヘッドスピードが上がるのでスピンが かけやすくなります。
あと、 わずかにダウンブローということですね。
どうしてもスピンを入れようと思うと、上からガツッと、 かなり強いダウンブローで打ってしまいたくなるんですけれども、
あまり上から入れすぎますと、スピンが入るときと入らないときができてしまいます。
やっぱり上から入れるということはですね、ロフトが立ってしまいますので、 強く前に出てしまいますので、
緩やかなダウンブロー、わずかなダウンブローぐらいで打っていただくといいです。 あとですね、もう一つポイントがですね、
これは感覚的な話になるんですけども、
ボールを打った後はですね、少し上にクラベットを上げるような感じで振っていただくと、 よりスピンがかかります。
上に上げるような感覚で振るとですね、フェースの向きがあまり変わらないということですね。 フェースの向きが変わらない、あまりフェースが変えらないので、
ボールがフェースの上に乗っている時間が長くなるので、スピンがかかりやすいということです。
ですので、スピンのかかる打ち方としてはですね、フェースを開いていただくということと、 わずかにダウンブローと、そして打ったらクラベットを上に上げる、
フェースの向きを変えないということですね。 この辺をですね、意識していただくとスピンがかかりますので、ぜひですね、
チャレンジしてみていただければと思います。 スピン系のボールを使うにあたってですね、
注意点があります。 それは何かというとですね、スピン系のボールは
スピンがかかる時とかからない時があるので、 これから打つ時に、この状況はスピンがかかるのかかからないのかを見分けないといけないです。
特にボールのライですね、順目なのか逆目なのかというのをしっかりと見極めてですね、
この状況だったらスピンがかかるのか、 この状況だったらかからないのかというのをですね、しっかりと見極めてからボールを打つようにしていただくといいです。
先ほどスピンのかかる打ち方はご説明しましたけれども、 やはりスピンのかかるポイントとしてはですね、
打ち方はそれほど重要ではなくて、どちらかというとボールのライとかの方が重要です。
ですので、ボールを打つ前にスピンがかかるかからないのかを見極めてから打たないと距離感がありません。
ですのでこの辺の見極めがですね、できるようになっていただくとですね、 スピン系のボールで寄せやすくなります。
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ということでですね、今日はスピン系のボールのことについてお話ししましたけれども、
ぜひですね、ディスタンス系を日頃使っている方はですね、 一度スピン系のボールも試してみていただければと思います。
ただですね、とにかくですね、ゴルフはいろんな楽しみ方があるので、とにかくですね、 コースに行ったらもう1ミリでもドライバーを遠くに飛ばしたい
という方はですね、スピン系のボールは向きませんので、そういった方はですね、 ディスタンス系のボールを使っていただければと思います。
ということでですね、 ぜひですね、
スピン系のボールもたまには使ってみていただければと思います。 ということで今日の音声はこの辺で失礼いたします。