ロングホールのセカンドショットの基本
ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日のテーマなんですけれども、ロングホールでのセカンドショット戦略について考えてみたいと思います。
ロングホールに来た時にですね、2打目を狙うのか、もしくは刻むのかっていう選択があるんですけども、
これですね、いろんな状況がありますし、その人のレベルによっても違うので、もう一概にこうというのは言えないんですけども、
でもですね、今日はそのどうするかというのを考える、少しでもですね、お役に立てればと思ってですね、この音声を録音しております。
まず一番最初に考えるのは、ロングホールのセカンドは、とにかくですね、グリーンに近づけよう、もしくは乗せよう、
グリーンに乗せようということで、3番ウッドを使うことが多いかと思います。 ですけれども、
ある程度ですね、ゴルフやっている人だったらご存知だと思うんですけども、3番ウッドというのは非常に難しいです。
もしかしたら14本の中で1番打つのが難しいかもしれません。 ですので、この3番ウッドを使うことによってですね、ミスをしてしまって大叩きに繋がるケースというのもあります。
でもその一方でですね、3番ウッドがうまく使えれば、例えばロングホールで通音したりとか、通音しないまでもグリーンのすぐ近くに行って、
かなりのチャンスを作れるということもありますので、武器にもなりますし、大叩きの原因になってしまうこともあります。
で、やっぱりですね、何を基準にですね、
3番ウッドとボールのライ
3番ウッドでスプーンで狙うのか、もしくは他のクラブを使うのか、 考えるかというとですね、まずはボールのライです。
ボールがどういうライにあるのか、すごく良いライなのか、もしくは ベアグラウンドなのか、もしくはラフの中に埋まっているのか等々ですね。
まずはボールのライをしっかりと確認していただくということです。 当然ながらですね、ライが悪かったらなかなか3番ウッドは使えません。
それから次に確認していただくのは、ボールが落ちるところの状況ですね。 狭いのか広いのか、池はないのか、バンカーはないのか等々ですね。
しっかりと確認していただくと良いです。 やはりボールの落としところが狭かったらですね、当然
3番ウッドを使うのは大きなチャレンジになりますので、刻むことも考えていただいた方が良いです。 特にですね、
気をつけていただきたいのが、バンカーです。 バンカーが入りやすそうなところにあるかないかというのをですね、
チェックしていただくと良いです。 結構ですね、OBとか池とかがあればですね、
あまり3番ウッドを使わないということがあるかと思うんですけども、 バンカーもですね、しっかりと確認していただきたいです。
バンカーの中でも、長い距離のバンカーですね。 グリーン周りのバンカーでしたら入ってしまってもですね、
次で出せばバーディーチャンスになりますので、それほど問題ないんですけども、
グリーンまで距離のあるバンカーですね。 30ヤード、40ヤード、50ヤードぐらいの距離のバンカーというのはグリーンに乗せるのが非常に難しいです。
グリーンに届かせようと思ってですね、 砂を薄く取ろうとしてトップして奥のOBに行ってしまったりとかですね、
もしくは砂をたくさん取りすぎ、距離が出なくてですね、 グリーンに乗らないということも多いです。
やっぱりその30ヤードから50ヤードぐらいのバンカーというのは非常に難しいので、 そういうバンカーには絶対に入れないように気をつけていただくと良いです。
特に気にしていただきたいのはサブグリーンのバンカーですね。 サブグリーンの周りにあるバンカーです。
今日使っているグリーンの周りのバンカーはそれほど距離がないことが多いんですけども、
サブグリーンの、今日使ってないグリーンの方のバンカー、 2グリーンの場合ですね、
やはり今日使っているグリーンまで距離があるケースが結構ありますので、 そういうバンカーには絶対に入れないようにしていただくと良いです。
そういうバンカーが気になるところにあったらですね、3番ウッドを使わないで刻むということも考えていただいた方が良いです。
ですので、ボールの3番ウッドを使うかどうかというのは、 ボールのライ、傾斜もそうですけども、あとはボールの落とし所の状況、
そして残りの距離ですね、残りの距離が、例えばですね3番ウッドで打ったらグリーンに届きそうな時でしたら、 思い切って狙っていっていいと思いますし、
3番ウッドを使ってもどっちにしろ届かないとか、 そんなにグリーンのすぐ近くまではいかないということであれば、刻むことも考えていただいた方が良いです。
もちろん3番ウッドでナイスショットを打つ自信があってラインも良ければですね、 落とし所が広ければどんどん狙っていった方が良いですけども、無理をしすぎないということですね。
で、やっぱり3番ウッドをですねうまく使えるとですね、バーディの数が増えます。
私もですねゴルフ始めた時にやはりウッドが苦手で、ともして3番ウッドなんてなかなか打てなかったので、 だいたいですねロングホールのセカンドというのは5番アイアンで刻んでいました。
5番アイアンで刻んでいることが結構あったんですけれども、 ある時ですね3番ウッドを使う、ある程度打てるようになってきたので使ったらですね、やはりバーディの数がですね非常に増えました。
戦略を考えることの重要性
ですので3番ウッドがうまく使えるとバーディを取れる確率がかなり上がってきます。
でですね、あとは
ロングホールのセカンド何番で打つかって迷うところもあるんですけども、 刻んでもですねチャンスは来ますということですね。
3番ウッドでナイスショットを打てばもちろんチャンス、大チャンスが来るんですけども、 例えばアイアンとかユーティニティで刻んだとしても
ロングホール、そのホールにもよりますけれども、 結構3打目はですねそれほど距離が残らないケースというのもあります。
ですので3打目でしっかりグリーン狙える、 刻んだとしても3打目は
グリーン、短いバンツで狙えるという時も結構ありますので、 刻んでもチャンスは残るということです。
でこれ刻む時に気をつけていただきたいのは、 例えばアイアンで刻む時にまあ適当に打たないでしっかりと次が狙いやすいところに刻むということです。
例えば3打目を打つ時にバンカーがかからないところに刻むとかですね、 ピンの位置を考えて次が打ちやすいところに刻むということです。
適当に距離だけを考えて適当に刻まないということですね。 ということも考えていただくと良いです。
でですね、やっぱり刻むか狙うか迷うところなんですけど、これ大事なのはですね、 しっかりと決めて打つということです。
3番ウッドを持っているのにですね、やっぱり刻んどこうかな、 刻んどいた方がいいかなとかって迷いながら打つとミッショットしますので、
3番ウッドを持ったらもうしっかりと3番ウッドでナイスショットが出るということをですね、 イメージしてボールを打っていただくということです。
逆に刻むクラブを持ったらですね、まあちょっと安全に切りかな、もったいないかなとか思わずに、 刻むと決めたらですね、しっかりと
まあそれを信じて打つということです。 迷いながら打たないということですね。これが非常に重要です。
やはりロングホールのセカンドというのは狙おうか刻むか結構迷うと思うんですけども、 これで行くと決めたらですね、迷わず
打つということです。 あと大事なのは、
戦略をしっかりと考えるということですね。 なぜここは刻むのか、なぜここは狙っていったらいいのかというのをしっかりと考えるということです。
ロングホールのセカンドはいつもスプーンとかですね、 ロングホールのセカンドはいつもアイアンで刻むとかっていうのではなくて、ここはこうだから
刻むんだとか、ここはこうだから狙うんだとしっかり戦略を考えていただくということです。 そうすることでコースマネジメントの力もつきますし、
迷いながら打つこともなくなりますし、 内緒とか出やすくなります。
ですのでしっかりと戦略を考えていただくということと、迷いながら打たないということですね。 この2つが非常に重要です。
ということでですね、今日はロングホールのセカンド戦略についてお話ししました。 ぜひ参考にしていただければと思います。
ということで今日の音声はこの辺で失礼致します。