00:06
ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日のテーマなんですけれども、
打ちたい球筋と求められている球筋と得意な球筋、ということでお話しいたします。
まず、コースに行くと、こういう球が打ちたいというのがあると思います。
例えば、持ち球がスライスだったりすると、コースでドローボールが打ちたいという気持ちがある方も多いかと思うんですけれども、
その打ちたいドローボールがコースに求められていない球筋ということもあります。
例えば、左に池とかOBがある場合には基本的にはフェードで攻めたほうがいいんですけれども、
コースにはフェード、スライス系の球筋が求められていたとしても、
自分としては何とかドローボールを打ちたいというのがあると思うんですけれども、
これは当然ながらいいスカを出そうと思ったら、コースに求められている球筋を打っていただいたほうがいいです。
やっぱりゴルフをやるいろんなことがあると思うんですけれども、
多くの方はいいスカを出したいというふうに思っている方が多いと思うんですけれども、
中にはスコアはどこでもいいから、ドライバーで何とかシーンを送っていいドローボールを打ちたい。
それだけでスコアはいくつでも満足という方も中にはいらっしゃるかもしれません。
ですけれども、ほとんどの方はいいスコアで回りたいというところがあると思いますので、
自分が打ちたい球筋よりもコースに求められている球筋を打っていただいたほうがいいです。
次に打ちたい球筋と得意な球筋ということで考えてみると、
これもやはりいいスコアを出そうと思ったら得意な球筋、いつも出ている持ち球で攻めていただいたほうがスコアが良くなります。
ただ、自分の理想の球筋というか打ちたい球筋を追い求めて日々練習するということも非常に重要ですので、
やはり打ちたい球筋があると練習のモチベーションも上がりますし、
03:00
練習量も増えますので、ぜひ打ちたい球筋を持っておくということは非常に重要です。
ただ、コースで実際にやるかどうかというのはよく考えてから選択しないといけないです。
次にコースに求められている球筋と自分の得意な球筋、これは非常に迷うところが結構多いです。
コースで例えば左に池とかOBがあったりするとスライス、フェード系で攻めていったほうがいいんですけれども、
自分の持ち球がフックだったりすると非常に迷うところです。
どっちのほうがスコアが良いのか非常に迷うところです。
基本的には自分の持ち球を活かしてコースを攻めていただくのがいいです。
そのほうがスコアが良くなります。
いくらコースにスライス、フェードを求められているホールだったとしても、
基本的には自分の球筋、持ち球がドローボールであればフックで攻めていただいたほうがいいです。
ですけれども、それが大前提としてあるんですけれども、状況によってはそうでない場合というのもあります。
ドローボールが持ち球だったとしても、ここは何としてもスライス、フェードで打ったほうが圧倒的に有利だという場面も時にはあります。
そういった時には当然スライスを打っていただくといいんですけれども、
例えばフェードであればドライバーで打てるんですけれども、
ドローボールだとドライバーでは打てなくて、アイアンでないとティーショットを打つことができない。
こういった状況があったりすると、もちろんアイアンでティーショットするのも一つの方法ですけれども、
それはそれで安全でいいんですけれども、
もうちょっとでも右に曲げることができれば、ドライバーで打ったほうが圧倒的に有利だという場面もあります。
ですので、そういった場面では当然スライスを打っていきたいんですけれども、
これただどっちを選択するかというのは非常に迷うところです。
精度の低いスライスで攻めるのか、もしくはアイアンでドローボールを打っていくのか、非常に迷うところではあります。
これじゃあどうしたらいいかということなんですけれども、
まずは自分の持ち玉と逆の玉ですね、スライスの精度はどのくらいなのかということをまず考えていただくといいです。
06:05
スライスを打とうと思ったら確実にスライスが打てるのかどうかということです。
これを練習上でやっておくということです。
自分が持ち玉がドローだった場合にスライスを打とうと思った場合に、
どのくらいの精度で打てるのか、スライスを打てるのかというのを練習上で調べておいていただくといいです。
スライスを打とうと思ったけれども全く曲がらない、フックしか出ないという状態なのか、
スライスを打とうと思ったら自在にスライスが打てるのか、もしくはスライスを打とうと思ったらほとんどまっすぐの玉が出るのか、
というのを事前に調べておいていただくといいです。
当然これは時々によって変わりますので、
たまには持ち玉以外の玉筋も練習していただいたほうがいいです。
自分の持ち玉と逆の玉はどのくらいの精度があるのかをたまに調べておいていただくと、
こういった状況にコースでなったときに非常に役立ちます。
自分の持ち玉と逆の玉を打とうと思った場合にどのくらい曲げることができるのか、
というのを調べておいてください。
まずはたくさん曲がってもいいので確実に逆の方にも曲げられるようになっておいていただくと、
OBも打ちにくくなりますし、どうしてもその玉が打ちたいときに打つことができますので、
スコアを作る上で非常に有利になりますので、
曲がる幅までコントロールできなくてもいいので、
まずは両方に曲げられるようにしておいていただくといいです。
ということで、今日は打ちたい玉筋とコースに求められている玉筋、
そして自分の得意な玉筋ということでお話ししましたけれども、
ぜひ練習場で両方練習してみていただければと思います。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。