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ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフの上達に役立つヒントやコツをお伝えさせていただきます。
今日、今5月の3日なんですけども、ゴールデンウィーク待っただなかということでですね、
結構この期間にですね、コースに行かれる方も多いかと思うんですけども、
やっぱり、今最高の季節なんで、どんどんコースに行っていただくといいです。
今、芝が青々として非常に気持ちがいいですし、芝が元気なので、ボールが浮いているので、
ヘアウェイとか、非常にボールが打ちやすくなってきて、いいスコアが出やすくなっていますので、
ぜひコースに行って、ベストスコアを更新していただければと思うんですけども、
でも、もしコースにはなかなか行けないという方は、ぜひ練習場に行っていただくといいかなと思います。
練習場に行くときにですね、ちょっと練習していただきたいことなんですけども、
せっかくゴールデンウィークということで、時間が多少いつものときよりはあると思うので、
普段できないことを練習していただくといいかなと思うんですけども、
それは何かというとですね、球を曲げる練習ですね。
右とか左に曲げる練習ですね。
特にやっていただきたいのが、持ち球と反対側に曲げる練習ですね。
スライスしている人であればフックの練習、
フックしている人であればスライスの練習をしていただくといいです。
これはなぜいいかということなんですけども、
まず、持ち球の曲がる度合いが軽減されるということですね。
スライスを打っている人がフックの練習をするとですね、
スライスの度合いが小さくなってくるということがまずいい点です。
それから、実際にコースに行ったときに使えるということですね。
例えば、スライスしか打てない方はですね、
今まで前に木があってフックだったら狙えるんだけど、
スライスしか打てないから横に出すしかないというような状況でもですね、
フックが打てればグリーンが狙えるという状況の場合にはですね、
グリーン狙ってきますので有利になります。
あとはですね、球を曲げるコツが掴めるということですね。
球を曲げる練習をすることによってですね、
なぜ球が曲がるのか、こういうふうに振ったら球が曲がるんだなという感覚を掴むことができますので、
非常にこういう練習をやることによって、
曲がりを少なくしていくことができます。
ですので、ぜひですね、曲げる練習をやっていただきたいんですけれども、
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なかなかですね、自分の持ち球と逆の方向にボールを打ってですね、
曲げ幅をコントロールするというのは、これはですね、かなり高度です。
ですので、まずはですね、反対側に曲げられるようにしていただくといいです。
多少ですね、曲がりが大きかったり曲がりの幅がコントロールできなくてもいいので、
曲げられるように、逆の方向にも曲げられるようにしておくとですね、
それだけでかなりスコアが良くなってきます。
Tショットにおいてもですね、曲がる方向が間違わなければ、
OBとかは激減します。
なぜTショットでOBが出てしまうかというと、
フックを打とうと思って右を向いたようにスライスしてしまったり、
スライスを打とうと思って、スライスが出ると思って左を向いているのにも関わらず
フックしてしまったりするとOBになってしまいます。
ですので、狙った方向と逆の方向に曲げなければですね、
多少曲がりが大きかったとしても、それほどOBというのは出ません。
ですのでOBも減らすことができますので、ぜひやっていただきたいんですけども、
じゃあどうやって練習したらいいのか、どうやって球を曲げたらいいのかということなんですけども、
それはフェイスの向きとクラブヘッドの軌道を意識して練習してみてください。
球がですね、打ち出される方向というのはフェイスの向きが一番影響を与えます。
クラブヘッドの軌道も影響を与えるんですけども、一番大きな影響を与えるのはフェイスの向きです。
フェイスの向きがまっすぐでしたらまっすぐに打ち出されますし、
右を向いて当たれば右に飛び出します。逆に左を向いて当たれば左に打ち出されます。
左を向いて当たれば左に打ち出されます。
じゃあ球が曲がる方向は何で決まるかというと、フェイスの向きに対してのクラブヘッドの軌道です。
フェイスの向きに対してインサイドアウトに振ればフックしますし、アウトサイドインに振ればスライスします。
これ大事なのはですね、フェイスの向きに対してのクラブヘッドの軌道です。
目標に対してのクラブヘッドの軌道ではないです。
フェイスの向きに対してどういう軌道でクラブヘッドを振っているかということです。
そのフェイスの向きとクラブヘッドの軌道を意識して練習していただければ、思った方向にボールを曲げることができます。
スライスするときはどうするかというと、フェイスの向きはまっすぐにしておいて、
フェイスの軌道よりもアウトサイドインに振ればまっすぐ打ち出されて右に回りますし、
フェイスの向きをまっすぐにしておいてクラブヘッドの軌道をインサイドアウトに振れば球がフックします。
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ですので、これで練習していただければボールを思った方向に曲げることができますので、ぜひ練習場でやってみていただければと思います。
練習場でやってみていただいたらコースでも実践していただければと思うんですけれども、
コースでやるときに一つ注意していただきたいのが、対応しすぎないということですね。
例えばこのホールはスライスで行こう、このホールはフックで行こう、このセカンドショットはフックで行こうという感じで、
スライスとフックをあまり対応しすぎてしまうとなかなか難しくなってしまいますので、
あくまで自分の持ち球をメインで攻めていただいて、
たまにどうしようもないときだけ持ち球と逆の球を使っていただくといいです。
明らかに逆の球を打ったほうが結果がいいとき、多少曲がりの幅が大きかったりしても、
明らかに逆の方に曲げたほうが結果がいいときだけ逆の方に曲げるというふうにしていただくと、ボールをコントロールしやすくなります。
あまりフック、スライスを対応しすぎてしまうとなかなかコントロールが難しくなって、
狙ったところにボールを運びにくくなりますので、スコアが悪くなってしまいます。
ですので、必要なときだけ自分の持ち球と逆の球筋を使うようにしてみてください。
ということで、今日はゴールデンウィークに時間があるということで、
いつもやらない練習、球を曲げる練習、自分の持ち球と逆の方向に曲げる練習をしてみてくださいということをお話しさせていただきましたが、
ぜひチャレンジしてみていただければと思います。
あとはできれば一番は時期もいいですので、コースに行って楽しんでいただければと思います。
ということで、今日の音声はこの辺で出演させていただきます。