1. Notable_ Radio|セルフリーダーシップを育む15分
  2. #9|憧れの人を目指さない。大..
2025-04-01 12:23

#9|憧れの人を目指さない。大切な在り方の話。

▼今回のトーク内容

「憧れの人に近づきたい」あるいは「ロールモデルがいない」、そのようなお悩みを持つ方が多いです。コロンビア教育大学院でセルフリーダーシップについて学んだ冴子さんが、どのような在り方で自分の憧れと向き合えば良いかについて語ってくれました。


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▼番組概要

Notable_ Radioは、「セルフリーダーシップ」をテーマにした15分のポッドキャストです。パーソナリティの保倉冴子(子連れワンオペでコロンビア教育大学院に留学し、夢のシンガポール移住を実現)と、サブMCの岡田リチャード(会社を辞めて妻のロンドン駐在に同行)が、実体験に基づく「自分らしい生き方」へのヒントを毎週お届けします。

毎週火曜日AM5時の配信です。


▼保倉冴子主宰コミュニティ Notable_

noteメンバーシップにて、セルフリーダーシップを育む女性のためのサードプレイスNotable_を運営しています。メンバー募集は期間限定です。

https://note.com/saekoyasukura


▼番組ハッシュタグ

#notableradio


▼パーソナリティ

保倉冴子(プロコーチ/コミュニティ主宰)

https://x.com/SaekoYasukura

https://www.instagram.com/saeko_yasukura/

コロンビア教育大学院にて成人教育とリーダーシップ修士修了。コロンビア大学認定エグゼクティブコーチ資格保有。女性のためのセルフリーダーシップを育むコミュニティNotable_主宰。シンガポール在住の3歳児ママ。


岡田毅志リチャード(リチャ/プロコーチ) ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/tiedfamily244⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

日本育ちのイギリス系ハーフ。住友商事、リクルートを経て妻の海外駐在に同行するため退職し、バリバリのサラリーマンから一転、主夫として渡英。2児の父。筋トレ、読書、ストレッチが日課。国際コーチング連盟認定コーチ。

サマリー

このエピソードでは、憧れの人を目指さないことの重要性と、自分自身の理想像を見つけることについて話されています。理想の自分を明確にするプロセスや、他者と比較することの危険性が掘り下げられています。また、理想の自分を見失わずに自分自身の在り方を大切にすることの重要性についても議論されています。他者をロールモデルとすることから解放され、自分の目標に向き合う方法が示されています。

憧れの人を目指さない理由
こんにちは、Notable Radioへようこそ。MCのさえこです。
今日は、憧れの人を目指さないというテーマについてお話しします。
サブMCのリチャードです。この15分で、理想の自分を明確にするためのポイントやヒントを深掘りしていきます。
さあ、さえこさん。憧れの人を目指さないってことですけど、憧れの人がいた場合、目指しちゃダメなんですか?
憧れの人が、本当に100%自分と同じ人だったら、目指していいと思うんですけど、そんな人、世の中に存在しないくない?って思ってるのが、私の気持ちです。
自分を目指すっていうのは、その人にはなれないんだから、なろうとしてもしょうがないよって話してます?
その人にはなれないから、そう、なろうとしてもしょうがないし、あなたから見たその人は、100%その人のことをあなたが知ってるわけではないですよね。
職場の理想の先輩というか、職場のロールモデルみたいな人がいたとしても、その方が家庭でどんなことが来てるのかとか、会社を離れたところでどんなことが起きてるのかって、なかなか100%知り得ないから、
無理にその理想像を自分にも、そしてその人にも押し付けなくていいんじゃない?っていう気がしますね。
なるほどな。面白いな。
最近でも、そもそも職場に憧れる人いません?っていう人も多い気がするんですけど、ここら辺どうですか?
多いと思います。すごく多いと思う。
特に、私が直近で働いてたところは、その会社で一本で働いて上がっていく女性の先輩よりも、どっちかっていうと、その会社と副業で何かをして、自由に働いている人を憧れる若い方が多かったような印象がありますね。
そうなんですね。だから、見えてる部分以外のところに惹かれてる人が多いってこと?
そうだと思うし、あとは本当に単純にその会社で、完璧にその会社で100%働いてる人に対して憧れを持ちづらくなってるっていうのもそうだと思う。
なるほどね。昔はあったんですかね?この人に憧れて、この人みたいになりたいっていうことで。
あったのかな?ありました?リチャさん。ちなみに、商社で働いてた時とか。
いい質問ですね。もちろん。っていうよそ引きの回答ってわけじゃないんですけど、やっぱ入った時の10年目ぐらいの先輩とか、あの人みたいになるんだっていう話と、10年後、あの人、あんなに仕事ができるのに、あんな感じで怒られなきゃいけないの?みたいなことは思ってましたけど。
そういう意味では、慣れねーなーと思わされたというか。
慣れない。
あんなに頭よくないしとか、あんなに歌手強くないしとか、思っちゃったっていうのはあるかもしれないですけど、憧れの人と違うかもしれないけど、僕は2021年頃、大谷翔平に憧れて、自分のパフォーマンスがすごく高まった時期があるんですよ。
へー。
野球選手を目指したわけじゃないんですけど、日本だけじゃなくて、世界中の人に勇気を与える大谷翔平、素晴らしいなと。6個も7個も下なのに、なんて立派なんだと思って、こんなに素晴らしい若者がいて、一方で俺はどうだと。
こんなサラリーマンとしてしょぼくれて、こんなんじゃいられんぞと。だからいつか俺は大谷翔平とエレベーターで居合わせた時に、ちゃんと話ができる仕事をしようって思ったんですよ。
素敵。
大谷翔平さんは、エレシー1対1で話すことがあったら真剣に話を聞いてくれると思ったんですよ。
それに対して、自分の仕事を濁して説明するみたいなことはしたくないなと思って、私はこういうことをやってますよと。
胸を張って、説明できるような仕事ってどんなだろうっていうところからブレイクダウンして、目の前のことをやりきっていくみたいな日々を過ごした時期があるんですけども。
よく考えると、憧れてその人になりたいっていう話と全然違う話なんですね。
理想像の探求
そうですね。その人になりたいってよりも、その人と並んでも恥じない自分でいたい。そっちなんでしょうね。
胸を張っていたいというか、そういう感覚で自分の憧れの人っていうのを設定したっていうのが一個ありますか。
うんうんうん。それすごくいいと思います。感覚的には私もそっちの方が近くて。
よく言われるロールモデルを作って、その人の生活とか、その人の仕事の仕方とか、価値観みたいなのを真似していこうって言ったりとか、目指そうみたいなのって、
昔言われたことがあったりしたんですけど、確かに真似する、なりたい人の習慣を真似するっていうのはすごくいいなと思いつつ、
やっぱりどこまで行ってもその人にはなれないし、人間としての個体が違うので、その人と同じことをずっとやっていてもやっぱり違いが出てくるじゃないですか。
うーん、そうね。結果に差が生まれてしまう。
なので、リチャさんのお話すごいいいなって思ったのは、結局自分はどうなりたいのかとか、自分は今の仕事とか今の環境で何がベストなのかっていうのを、
自分ごととしてブレイクダウンされていったのがすごくいいポイントだったんだろうなと思って、
やっぱり結局このロールモデルの人見たくなりたいっていうよりも、その人と肩を並べるために自分が何ができるのかとか、
自分にとっての誇れる仕事って何なんだろうかとか、生き方って何なんだろうかって、
自分の理想像を見つけることが多分大事なんだろうなっていうのをすごく思うんですよね。
なるほどね。探すべきは憧れの人じゃなくて自分の理想像なんだっていう話だ。
うん、そうだと思う。だからその憧れの人がいてよくて、憧れの人と胸を張って話せる自分でいいよ。
そのための自分の理想の生き方って何だろうかとか、理想の仕事って何だろうかとか、
どういうことで自分は人に喜んでもらいたいんだろうかとか、そっちを自分ごととして明確にしていくっていうのが大事なんだろうなって思うんですよね。
なるほどな。じゃあ自分の理想を明確にする、理想の自分の姿、これを明確にする、これって難しいですよね。
難しい。これたぶん永遠に変わるんでしょうね、しかも。
なるほど。定まらないんですね、なかなか。
なんか、私が新卒の時に考えていた理想の働き方とか理想の生き方と、大学院に行く前のそれと今のそれとって着実に変わってる感じがすごくあって、
ブレない一つのシーンはあるにせよ、やっぱり理想の姿って変わっていってるなって思うんですよね、ライフステージを変えるごとに。
だから、変わっていいんだと思うんですけど、その時その時に自分にとってしっくりくるものだったり、それを聞いた他者が、なんかそれいいねっていうものだったり、
そこがすごく大事なポイントで、変わっちゃいけないものではないんだろうなっていう気がするんですよね。
うん、確かに。小2の時と25の時と37の時と同じこと言ってたらやばいですもんね、それは。
要するに、新卒の時と今とでは世の中の見える姿勢が違うっていう目線もある。
理想の自分を考える
そう、だから理想の自分のイメージとか、理想の働き方って、本当に数年ごとなのかわかんないですけど、アップデート、みんな無意識のうちにしてるんじゃないかなって思いますね。
無意識のうちにしてるってのは多分ポイントなんですかね、なんか言葉にして、紙に書いてとかってしてる人の方が少ないイメージなんですけど。
少ないのかな、少ないのかもしれないですね。でも紙に書く、わかんないですよ、私はノートとか紙を書く人なんであれですけど、そういうことを紙に書かずして、なんかスルッと変化できるって逆にすごいですよね。
変化も認識してないってことですよ、出発点がないから差分が捉えられないっていう。
そういうこと?
そう、だから紙に書かない理由っていくらでもあると思うんですよ。書いちゃうと書いたのに目指さない自分が生まれちゃうじゃないですか。
うん、なんか話しましたね、前に。
コミットメントになっちゃって、だからあえて紙に書いたり、あえて人に話したりとかしないで自分でひそやかにこういう風になりたいなってたまに考えたりするんだけど、それをはっきりさせるとそこに向かわなければいけなくなっちゃうから、やらないっていうのは結構普通の判断なんじゃないかなって。
そうか、ありますよね、そうですよね。
でも、だからこそ書くのが必要、書くっていうか明確にするっていうのは、自分の人生の軸を理解したりとか舵を握るっていう点ではすごく大事なんでしょうね。
なんかこうむやみやたらに外側の第三者、他者をロールモデルとしてそれを目指すっていう、それこそなんかある一種多人軸なゴールじゃなくて、やっぱり自分としてのゴールは何なのかっていうのをブレイクダウンするのはすごく大事なんでしょうね。
なるほどな。
なんか、この話、今日のこのテーマに対して大谷翔平じゃなくて新米さんの話すればよかったって思いながら途中から聞いたんですけど。
聞いてる方の属性というか、ワーキングマザーの方多いと思うんですよ。
そこに来るとね、なんかやっぱ新米さんみたいな、僕あんまり詳しくはないですけど、とにかくハードに勉強しハードに働いて、ずっと最前線で活躍されてる方だと思うんですけれども。
で、やるからにはそうなんなきゃいけないんだみたいなものが結構自分を縛るパターンってあるんじゃないかなと思ったんですよ。
でも、新米さんって多分、僕にとっての大谷翔平さんのイメージというか、あなたを捕まえてもっとやんなさいよとか多分言わないんですよね。
たまたま彼女自身がすごいレベルでパフォーマンスを発揮しているだけで、周りに強要するつもりってないと思うので、
そんな彼女に対して聞いてる人が抱いた方がいいイメージって多分、自分は彼女と話すとき何話すだろうかっていう、自分に矢印が向いた方がいいんだろうなっていうのはすごい思いましたね。
いや、本当にそうだと思います。新米さんといつか会えた時に、私はこんなことをしてて、こういうことを思って、こんな風に頑張ってますよって胸を張っていける自分でありたいなってすごく今話聞いてて思いましたね。
だから今日の話をまとめると、誰もが自分の理想の人に自分を重ねてその人になるためにという方向ではなくて、その人と向き合って胸を張って自分のことを話せるとしたら、その自分はどんなことをやってきてるだろうか、やっているだろうか。
そういう目線で考えてくれたらいいんじゃないかっていう話なんですかね。
自分の在り方を大切にする
そうですね。なんかその人といつか一緒に仕事をしたいとかね。
いいですね。そういう最高っすね。
いやー、理想の人を追いかける、憧れるじゃなくて、理想の自分を明確にしてそれを目指しましょうよっていう話でしたね。
そういうことですね。
今日もありがとうございました。
エンディング連れて行きます。
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それでは最後さんお願いします。
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次回もまた新たな発見をお届けします。
お楽しみに。
お楽しみに。
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