1. 農と食のラボラジオ
  2. なんでドロドロ油とサラサラ油..

今回から4,5回にかけては「脂肪酸」がテーマ、がっつりと科学です! 過去配信「牛乳も実は発酵食品?!アイスクリームの美味しさの秘密〜牛乳飲もう③ #61」でもアイスやMeltykiss(メルティーキッス)の口溶けを司っているのが脂肪酸だ!と触れましたが、その脂肪酸について深ぼっていくようです(◍•ᴗ•◍)


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サマリー

脂肪酸の科学についてのシリーズモノが始まります。脂肪酸は味や食感、健康に関係しており、特にメルティキッスの口どけのように影響します。また、脂肪酸は動物性と植物性に分類され、フォーア脂肪酸とフフォーア脂肪酸のバランスによって特徴が現れます。今回のエピソードでは、動物の油と植物の油の違いや、脂肪酸の役割が説明されました。脂肪は細胞膜を構成し、細胞を守る役割があります。次回では脂肪酸の使い分けについて語られます。

目次

脂肪酸の役割と影響
スピーカー 1
農学ガチ勢TTです。
スピーカー 2
農学ビギナーゆとです。
スピーカー 1
食べ物を…
食べ物を科学っぽく覗き込む農食ラジオです。
スピーカー 2
ノーカットでいきましょう。
恥ずかしい。
スピーカー 1
ということでゆとさん、
シリーズモノ始めたいと思います。
スピーカー 2
シリーズモノ。
スピーカー 1
題して、脂肪酸の科学。
スピーカー 2
脂肪酸…脂肪じゃなくてというか、脂肪酸酸ね。
スピーカー 1
もしくは植物油の科学。
スピーカー 2
植物油の科学。
スピーカー 1
どっちの方がキャッチーで聞きたくなる。
スピーカー 2
脂肪酸の方がかっこいいんじゃないですか。
脂肪酸の方がかっこいい。
スピーカー 1
脂肪酸って何?って聞く前に、
脂肪酸はね、結構味とか食感とか健康とかに関係するんですよ。
スピーカー 2
はいはい。めっちゃ大事じゃない?
スピーカー 1
以前なんかの回でさ、
メルティキッスっていうチョコレートがさ、
なぜ冬だけなのかみたいな話をしたことがあるような気がするんだけど、
スピーカー 2
口どけ?
スピーカー 1
まあなんかそんな感じですね。
スピーカー 2
そんな感じですね。
スピーカー 1
そんな感じの役割というか効果があるのが脂肪酸ですね。
スピーカー 2
はいはい。メルティキッスは脂肪酸の例ではない?
スピーカー 1
脂肪酸をなんかこだわるとアレになる。
スピーカー 2
そうなんだね。なるほど。
スピーカー 1
口に入れて溶けるみたいなね。
スピーカー 2
じゃあ一例の話なんだもはや。
そうだね。
スピーカー 1
メルティキッスは。
スピーカー 2
そうなんです。
なるほどね。脂肪酸をコントロールすると、
よりうまくというか健康にもなるしとか。
そうね。
スピーカー 1
いいじゃないですか。
一応脂肪酸は高校科学でやってるはずですよ。
脂肪酸の分類と特徴
スピーカー 2
名前だけですね。
名前だけ。
名前だけは聞いたことある気がする。
スピーカー 1
じゃあ復習してください。
スピーカー 2
復習か。
スピーカー 1
ちなみになんで脂肪酸をやろうかと思ったかというと、
前回の最後にもしゃべった気がするけど、
脂肪酸に関するお便りが来てたので、
次回か次次回かわからないけどそのうち入れ込みたいと思います。
スピーカー 2
触れながらね。
スピーカー 1
ということで予定では3話くらいのつもりでしゃべりますが、
どうなることやら。
じゃあクイズ出していいですか。
スピーカー 2
クイズ。
スピーカー 1
クイズいきます。
スピーカー 2
脂肪酸のクイズ。
スピーカー 1
脂肪酸といえば脂肪。
脂肪といえば油みたいなとこなんですが、
サラダ油って液体じゃん。
スピーカー 2
常温で液体だね。
スピーカー 1
でも背脂ってドロドロしてて固体みたいな感じじゃん。
スピーカー 2
なんかこってり系のラーメンに乗ってるやつね。
スピーカー 1
なんで違うんですか。
サラダ油はサラサラして同じ油なのに液体だったり固体だったりするのはなんでなんですか。
スピーカー 2
名前が出てこない。
凝固点的なものが高い低い。
だからあれだよね。
液体から固体になるとか固体から液体、液体から気体のポイント。
固体と液体の間が普通の温度だと液体になってるってことだよね。
そういうことですね。
スピーカー 1
メルティングポイントだね。
スピーカー 2
メルティングポイントっていうのはメルティキス。
スピーカー 1
メルティングポイントは日本語で言うと融点って言うんだけどさ。
融点だ。
溶ける点で。
スピーカー 2
溶けるタイミングがめっちゃ高い温度で溶けちゃうってことか。
スピーカー 1
そういうことですね。
スピーカー 2
水だったらゼロ度だけどっていう。
スピーカー 1
融点が違うはあってますが、なぜ融点が違うんですか?
スピーカー 2
そういうことね。
それはあれじゃないの?
探査志望さん、調査志望さん。
スピーカー 1
リテラシー高っ。
スピーカー 2
過去その話した気がするからね。
直感的にね、長いと短いでなんとなく。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
あれ?でも逆か?結局合わないんだよな直感と。
ちなみに不正解です。
スピーカー 1
不正解。
スピーカー 2
あれ?それで勘違いしそうな話してなかったっけ?
スピーカー 1
してたしてた。してたと思うよ。
確かに志望さんの調査・探査っていうのはどっかでしゃべるかもしれないんだけど。
スピーカー 2
その温度自体には関係ないのか、融点。
そうですね。
スピーカー 1
じゃあ答えというか、広く言うと合ってて、志望さんのタイプ・素性が違うから。
スピーカー 2
そのレベルで言うと合ってるってことね。
スピーカー 1
もう一段階ブレイクダウンすると、探査・調査ではないってことですね。
スピーカー 2
そこじゃないと。長さじゃないと。
スピーカー 1
志望さんっていっぱい分類できる。今言ったような長さもあるんだけど。
他にも分類ができるんですよね、いろんな方法で。
スピーカー 2
いろんな方法で。
スピーカー 1
Aという志望さんとBという志望さんがありますとか、そういう分け方ができるんですが、
一つは背脂とサラダ脂みたいな、そういう分け方ができる。
もうちょっと科学っぽく言うと、どうやって分けられますか。
科学っぽくなくてもいいわ。
スピーカー 2
動物性・植物性みたいな話。
スピーカー 1
素晴らしい。
スピーカー 2
最初に言ってた。
スピーカー 1
そうそう。
なるほどね。
そこからちょっとじゃあ掘っていくと、
フォーア脂肪酸とフフォーア脂肪酸のバランス
スピーカー 1
ちなみにさっきのメルティングポイント、MPですね。
スピーカー 2
MP、なるほど。
重点ね。
スピーカー 1
MPはですね、牛脂の場合、ちょっと背脂を例にしといてあれなんだけど。
スピーカー 2
急に牛脂になると。
スピーカー 1
牛脂の場合はね、40℃から50℃ですね。
スピーカー 2
そんな感じするね。
スピーカー 1
牛脂を最初に入れて何かやるとき、ステーキとかで。
そう。植物は常温で溶けてるけど、牛脂はそう。
フライパンに入れてちょっとしたら溶け始めるっていうのなんですが、
これの原因となっている脂肪酸がありまして。
スピーカー 2
原因。
スピーカー 1
それがね、フォーア脂肪酸ってやつですね。
スピーカー 2
聞いたことある?
いや、その分類はポテチとかで聞いたことがある。
スピーカー 1
ポテチ?
スピーカー 2
フォーア、フフォーアみたいな。
スピーカー 1
ちょっと意識高いポテチには書いてるかもしれない。
スピーカー 2
でも何かは分からない。
スピーカー 1
そうね。
で、今フフォーアの話だったんで、対比すると動物がフォーア脂肪酸メイン。
スピーカー 2
はいはい。フォーア脂肪酸。
スピーカー 1
で、植物がフフォーア脂肪酸メイン。
メイン。
スピーカー 2
どっちもあるけど、そっちのが多数派ですよみたいな。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
フフォーア。
スピーカー 1
特徴的ですよみたいな。
実際牛脂もフフォーアの方が多いんだけど、
この2つの決め手、動物の脂と植物の脂の決め手は何ですかっていうと、このバランス。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、牛脂はフォーアとフフォーアがざっくり半々ぐらいなんだけど、
スピーカー 2
半々なんだ。
スピーカー 1
例えば大豆脂とかだと、
植物か。
フォーアが2、フフォーアが8みたいな。
スピーカー 2
10ね。2と98かと思った。
違う違う。
2対8ね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
ちなみにさ、フ、フフォーアってさ、英語だとなんていうの?
英語だと?
フってさ、不可のさ、不可なんていうの?
できませんみたいな。
そうそう、フじゃん。
その中で、全体的に科学用語かな。
フがしっくりこなかったなと思って。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
そもそもフ。
スピーカー 1
まず1個目、英語で言うとフォーアはsaturated。
スピーカー 2
フォーアだからね。
うん。
スピーカー 1
で、ちなみに脂肪酸はfatty acidで。
スピーカー 2
ファッティー、まあそのままか。脂肪酸。
スピーカー 1
脂肪、ファット。
スピーカー 2
かっけえ。
ファッティーアシッド。
スピーカー 1
で、フフォーアは多分unsaturated fatty acidだね。
スピーカー 2
アン、だから否定みたいな感じ?
あれアン?
スピーカー 1
そうだね。多分ね。
スピーカー 2
それがフになるんだ、日本語で。
スピーカー 1
うん、アンでした、今調べたら。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 2
フか。
スピーカー 1
で、何がフォーアなの、不フォーアなの、みたいな今状況ですか。
スピーカー 2
不足か。
スピーカー 1
フォーアしていない。
何が?みたいな。
スピーカー 2
うんうん。足りないって感じか。
スピーカー 1
あのね、じゃあちょっとそこだけじゃあ気持ち悪いんで先に解説するか。
そんなあなたに今LINEで画像を送っています。
スピーカー 2
LINEで画像を。
スピーカー 1
で、できればこの画像をね、サムネイルになんとか入れ込めれたらいいなと。
スピーカー 2
オッケーオッケーです。
スピーカー 1
思ってんだけど。
スピーカー 2
うん、めっちゃ長いよ。
スピーカー 1
何がフォーアしているのか、何がフォーアしていないのかっていうところでいくと、
えーと、何て言えばいいのかな。
ちょっと誤解を恐れず言えば、手がフォーアしているか。
スピーカー 2
荷物がいっぱいですって。
スピーカー 1
血合がフォーアしているか、血合がフォーアしていないかっていうところなんですよね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、この画像を見ると、だいたい脂肪酸、メジャーな脂肪酸って、Cがね、炭素ね。
Cが16個とか18個つながってるのね。
たくさん。
で、こいつはリノレン酸ってやつなんだけど、こいつは不フォーア脂肪酸です。
うん、余ってんの。
スピーカー 2
そう。
空いてるんだ。
スピーカー 1
そうそう。たぶん高二科学の一学期で習うと思うんだけど、炭素って手が4本あるんだよね。
スピーカー 2
4つとつながれるみたいな。
スピーカー 1
そう、血合するのに。
脂肪酸の特徴と飽和度
スピーカー 2
はいはい。4つとは限らないのか。二重血合とかあるから。
スピーカー 1
あーそう。そこ分かってるか。
スピーカー 2
でも分かんない、それが不につながるの?
スピーカー 1
まさにそうですよ。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
このね、今画像を見ると血合が2本あるけども、ちょっと薄めで見て1本にしてみると、
あれ?
3個、手が4つあるってことは4つの原子とつながれるはずじゃん。
スピーカー 2
うん、マックスね。
スピーカー 1
で、だいたいメジャーなCは両手に別のCを抱えて、残りの2本はH、水素とつながってるんだよね。
スピーカー 2
はいはい。それが一番オーソドックスというか、状態で。
スピーカー 1
そう、だからこの4つの手が飽和してます。
スピーカー 2
C、C、H、Hと。
スピーカー 1
4つの手が飽和してる状態なんですよ。4人とつながって。
でもこの二重血合があるところはさ、C、左のC、右のCとつながり、あとH、水素1個つながってるんだけど、あれ3つしかつながってないじゃん。
スピーカー 2
以上みたいなね。
スピーカー 1
え、4つ目は?余ってんじゃん1個。
そうね。
だから不飽和なんですね。
スピーカー 2
なるほどね。なるほど。
二重は二重で、二重だって覚えてたから、足りてないみたいな感覚になってなかったみたい。
スピーカー 1
実際には足りて、その理解であってんだけど、多分第2回のエピソードとか喋るとこの辺分かりやすくなってくるかもしれないけど、現段階ではこの二重血合があんのかないのかっていう。
スピーカー 2
わりとシンプルなんだ、そこは。
これだけだとどっちがどっちだっけってなりそうなんで。
スピーカー 1
それは次回また補足します。
はい。
ってことであの、これ二重血合のところからちょっと曲がるんだよね。
スピーカー 2
曲がる?
スピーカー 1
だから二重血合あまり、そうだな。
ちょっと難しい話はすっ飛ばして言うと、この手の本数が、4つの原子とつながったり3つの原子とつながったりすると、この何?
ちょっと鎖状につながってるわけだけど。
Cって。
CがC×8個鎖状につながってるんだけど、二重血合があるとそこで折れ曲がったりするんだよね。
スピーカー 2
いびつな感じなんだ。
そう。
スピーカー 1
超ざっくり言うとそれのおかげで液体になったり固体になったり変わるらしいですね。
スピーカー 2
その違い。
なるほどね。
スピーカー 1
そうなんです。
そこ来たか。
ちょっと懐かしかった。
スピーカー 2
懐かしいね。
二重血合なんて。
スピーカー 1
この二重血合は結構キーポイントになってくるんで。
今シリーズ。
スピーカー 2
今シリーズ。
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 2
イコールみたいに二重血合かけるけど何にも分かってないよ。
スピーカー 1
分かんなくていいっす。
一応俺も大学院有機化学を使って受験してるんで、だいぶやったはずなんだけど、ちょっとその辺忘れたわ。
スピーカー 2
高校の時も結構得意だったよね。
スピーカー 1
得意だった。有機化学で目覚めたからね。
スピーカー 2
化学自体に。
スピーカー 1
せっかく有機化学得意なのに無機化学とかで点数の足引っ張ったらもったいないみたいな。
スピーカー 2
懐かしいな。
スピーカー 1
じゃあ法話と不法話は今ざっくりイメージを伝えて、そんぐらいの情報でいいかなと思いつつ。
植物油と動物油の健康への影響
スピーカー 1
ぜひ今回忘れないでほしいのは、動物系の油ドロドロ固体、植物系の油液体がち。
スピーカー 2
液体になりがち。
スピーカー 1
なりがち。
スピーカー 2
液体でいがちね。
スピーカー 1
っていうところが覚えておいていただければと思います。
ちなみに動物の油の方より植物の油の方が健康に良さそうな感じしてない?
スピーカー 2
健康に良さそう。
スピーカー 1
なんかドロドロした背脂大盛りとかちょっと体に悪そうじゃない?
スピーカー 2
健康、そうね。太りにくそうとかも思うかも。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
液体だし。
液体だし。
液体だし。サラサラしてるじゃん。
なんか出てきてくれそう。
スピーカー 1
それもね、一理ある。
あとはメジャーなところで言うと、動物の油が多く持ってる法話脂肪酸はコレステロール増やしがちなんだよね。
スピーカー 2
コレステロールね。
スピーカー 1
多分法話脂肪酸自体がコレステロールの原料になるんじゃないかなと思うけど。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
コレステロール高いと動脈効果とか心筋梗塞とか血管系の病気のリスクが上がるみたいな。
まあそんな感じですね。
なので、最初に健康にも関わるよって言ったところの一つが、この法話脂肪酸はコレステロールが多くなるよっていう。
スピーカー 2
うんうん。なるほど。
スピーカー 1
そこで病気の元になります。
スピーカー 2
なるほど。今の情報だけだと、よし植物性中心にしようっていう。
ビーガンみたいなね。
急になっちゃいますけど。
スピーカー 1
いやーでもね、俺もまた後ろのエピソードで喋ろうと思ってるんだけど。
また繋がると。
こんぐらいまでは摂ってもいいよねみたいなのが決まってるんだよね。
スピーカー 2
なるほど。摂ってもいい?摂った方がいい?
スピーカー 1
摂ってもいいだろうね。
スピーカー 2
摂ってもいい?
スピーカー 1
あーなんで摂ってもいいかというと、俺たちも動物じゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
言うなれば。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
なので法話脂肪酸作れるんだよね。
スピーカー 2
あーなるほど。
スピーカー 1
うん。食べなくても。
生み出せるんだ。
スピーカー 2
生み出せるんすよ。
スピーカー 1
へー。
だからそのビタミンみたいに取らなくてはいけないっていうものではないね。
スピーカー 2
はいはい。必須網の酸みたいに。
そうそう。
取り入れなければ作れないやつ。
スピーカー 1
人間は自分で作ることができないので、お口からそれを摂取しないといけませんっていうものではない。
スピーカー 2
うん。なるほどね。作れる。
スピーカー 1
ちょっとよく考えたらそうだなっていう話なんだけどさ、大豆と肉みたいに言うとさ、別の成分。大豆も油取れるし肉も油あるわけだけど。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
別の栄養素を連想しないですか?
スピーカー 2
え?別の栄養素?
スピーカー 1
うん。油ではなくて大豆肉ときたら。
スピーカー 2
そうね。農食ラジオでも散々やってるタンパク質。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
タンパク質摂取に何度も出てきてるんじゃないですか?
スピーカー 1
そうだね。だから前はタンパク質取ろうみたいな話を1年、2年前かも。結構昔のエピソードで。
確かに。
喋ったこともあるけどさ。
結局タンパク質取ろうって思った時にセットで油もついてくるんだよね。
スピーカー 2
あ、どうしても。
なるほどね。普通に摂取したら。
スピーカー 1
例えば肉食べても入ってくるし、牛乳飲んでも乳脂肪入ってくるし、大豆、納豆とかだとまだ多分油が絞られてないから油が体に入ってくると。
だから肉が多すぎると一緒に入ってくる油も法案になるので。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
あんまりこう生活習慣病みたいなのが原因になるっていうことを。
スピーカー 2
なるほどね。いいのと悪いのが両方入ってきちゃうっていう。
スピーカー 1
そうそうそう。もちろん低脂肪の食べ物を食べれば、肉だったら鶏むねとかさ、極端な話で。
スピーカー 2
サラダチキンみたいなね。
スピーカー 1
そうだ。タンパク質を50g食べるぞって言って、脂身の多い豚バラでその50g達成するぞって言うと。
スピーカー 2
油取りすぎと。
スピーカー 1
以前はカロリー的な観点で、いやそれは逆に太っちゃうよみたいな。筋肉つく場合に。っていうのもあるけど、コレステロールも増えちゃうよねっていうとこがあるので。
スピーカー 2
まあタンパク質と油って食べるっていう意味では結構密接につながってるよね。
スピーカー 1
うんうん。なるほどね。
スピーカー 2
油イコールなんだろう。なんかあれだよね。なんかあるじゃん。数学で片方向にしか矢印のやつ。なんか大偶とかさ。
スピーカー 1
あーロンリーのやつね。
スピーカー 2
そうそう。油オンリーの食べ物はあるけど、タンパク質オンリーの食べ物ってあんまりないからね。
うん。そう、なんかサラダチキンとかそういう頑張ってやってるやつがそれに近いという。
スピーカー 1
まあそうだね。
感じだよね。
まあということで、とりあえず今回は植物と動物の油って見た目も違うし、体への影響も違うし、中に含まれている脂肪酸の種類も違うし、ということが伝われば。
スピーカー 2
ひとまず。
スピーカー 1
伝わりましたか。
脂質と脂肪酸の関係
スピーカー 2
全然違うね。ちなみにまたなんか触れるのかもしれないけど、生み出す脂肪酸?僕らが。
はい。
っていうのは単純に非化脂肪じゃないの?なんか別の何かな。
スピーカー 1
いいですね。いいとこつきますね。
スピーカー 2
なんか普通に作るって言ったらさ、脂肪酸って酸はついてるものの、身近な脂肪と言ったらあのいらない贅肉じゃないですか。
スピーカー 1
ああ、そういうことね、そういうことね。じゃあ、贅肉に対して言うと、まあまあ、そうね、脂肪酸が贅肉の原料になりますね。原料というか構成要素かな。
スピーカー 2
構成要素ではある。
スピーカー 1
脂肪酸とグリセリンっていう成分があるんだけど、グリセリンと脂肪酸がくっつくと脂質と呼ばれる栄養素になりますね。
スピーカー 2
脂質ね。三大栄養素。
スピーカー 1
だからあのさ、食べ物の裏にさ、カロリー書いてるときに、炭水化物、タンパク質、脂質って書いてると思うんだけど、
ありますね。
その脂質を構成してるのがグリセリンと脂肪酸だから、まあ贅肉と関係なくはない。
スピーカー 2
なるほどね。
脂肪と細胞
スピーカー 1
もう一個大事な役割があるのよ、脂肪って。
じゃあそれ喋って終わりにするか。
スピーカー 2
いきましょう。
スピーカー 1
俺らは太るために脂肪を摂取してるわけじゃないし、太るために体で飽和脂肪酸を合成してるわけでもないんだよね。
スピーカー 2
そうね。太るために。
スピーカー 1
脳学ガチ勢とか生物ガチ勢の人が脂肪とか脂質って聞くと、まず最初に思い浮かべるのが細胞ですね。
スピーカー 2
全然意味わかんない。
全然意味わかんない。
脂肪聞いたら?脂肪と聞いたら。
スピーカー 1
脂肪と聞いたら細胞を思いつきます。
その心は。
スピーカー 2
その心は。
スピーカー 1
細胞には細胞膜っていう、細胞は細胞膜っていう膜で覆われてるんだよね。
スピーカー 2
うん、聞いたことある。
スピーカー 1
この膜がその何、膜っていうだけあって、細胞の中に変なものが入ってこないようにバリアしてて。
スピーカー 2
防御してんだ。
スピーカー 1
そう。細胞膜を構成するのが脂質ですね。
スピーカー 2
なるほど。脂肪が全然ないとそれを守れなくなっちゃうっていうか、バリアできなくなっちゃう。
スピーカー 1
そう、細胞が作れない。
スピーカー 2
細胞が作れない。
なるほどね、めっちゃ大事じゃん。
スピーカー 1
ただのなんか、ちゃんと膜があるから四角い立方体の細胞としてさ。
スピーカー 2
綺麗な細胞の連なりみたいに。
スピーカー 1
存在できるわけじゃん。膜なかったらもう何?
空中浮遊した液体みたいな。
なるほどね。
スピーカー 2
そう。
細胞として完成しないんだ。
スピーカー 1
そうなのよ。
スピーカー 2
脂肪と言ったら細胞。
スピーカー 1
そうなのよ。この話もね、後編に続くって感じで出てくるから。
スピーカー 2
出てこないっていうか、繋がんないわ。
スピーカー 1
繋げます。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
まあ結論、脂には色々ある。というさっき言ったことですね。
スピーカー 2
探査調査もあれば動物も植物もあると。もっと色々あると。
スピーカー 1
そういうことですね。
じゃあ次回予告します。
脂肪酸の使い分け
スピーカー 1
次回予告ですが、この脂肪酸を人間あるいは生物がどう使い分けているのか。
なぜ飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸が世の中に存在するのか。
スピーカー 2
使い分けてるって何?
スピーカー 1
使い分けてるんですよ。今は飽和脂肪酸が必要だとか。
スピーカー 2
僕らがいい感じにどっちも取ったとして、無意識というか体が勝手に使い分けてくれてるってこと?
スピーカー 1
そうね。それは摂取した場合もそうだし、自分で作り出す場合も。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
今は飽和脂肪酸作っとこうとか使っとこうとかあるんだよ。
スピーカー 2
飽和じゃない方も作れるの?
スピーカー 1
うん。いや作れない。人間の場合はね。
生物っていう。人間をちょっと広く言うと生物っていう。
逆に植物はなんで不飽和脂肪酸作ってるの?
スピーカー 2
そういうことか。
スピーカー 1
基本的にいろんなものの着眼点として最近大事にしてるのが、なんでみたいな。
スピーカー 2
なぜ?なぜ世の中にこの成分は存在するのかとかさ。
スピーカー 1
なんで2種類あんの?とかさ。1種類で良くない?みたいな。
確かに。
ことを考えるようにしてて。
スピーカー 2
意識してんだ。
スピーカー 1
へーで終わらせないというので。次回に続きます。
スピーカー 2
でも俺TT節で一番好きなのがさ、一番というか結構好きな言葉の一つで、
人間様のために美味しくなってるわけじゃないみたいな話だから。
そういうのめっちゃ。そういう観点でやっぱ好きですね。
スピーカー 1
その観点出てきますね。
スピーカー 2
お得意の。
スピーカー 1
そうなのよ。ちゃんと生き物は自分のために美味しくなったりしてるわけですからね。
結果的に。
自分のためにやってることが結果的に美味しくなっちゃって人間様の餌食になっているという部分はあります。
ということで次回予告、志望さんの使い分け、人や生物がどのように使い分けてるかということです。
スピーカー 2
はい、楽しかった。
スピーカー 1
ということで次回も聞いてください。
お願いします。
一つだけ、これを聞いたリスナーの皆さん、ぜひ我々ノートショクのラボラジオのフォローをよろしくお願いします。
スピーカー 2
お願いします。
スピーカー 1
もうフォローしたよっていう方はぜひぜひ星5つの評価をよろしくお願いします。
お願いします。ポチッと。
で、Appleの方はぜひぜひ前向きなコメントを入れていただけると嬉しいです。
スピーカー 2
はい、お願いします。
スピーカー 1
びっくりするくらいコメント来ないんだよね。
なんか番組始めてすぐにさ、俺がさ桜でしたコメントがまだ結構目立ってるんだよ。
はい、じゃあよろしくお願いしますね皆さん。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
それでは次回お楽しみに。さよなら。
さよなら。
24:26

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