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2021-12-27 20:12

農学は世に役に立っている?〜【薬/うまい】こんなところにも微生物の恩恵が!?ほか #02

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前回の具体的な「実験」的なものたちが、じゃあ世の中にどう役立っているんだ!?というお話をしてみました٩( ᐛ )و  微生物がこんなにも身近だったとは・・・予想外すぎました・・・

ご意見ご感想、こんなテーマで話してほしいなどありましたら、Twitterハッシュタグ でつぶやいてみてください(◍ ´꒳` ◍)


<話しているテーマ>
・微生物研究の賜物が、食卓でも飲食店でも大活躍?
・うまみ成分、グルタミン酸をよくつくる微生物がいる?
・現代で解熱剤の恩恵を受けられるのは、ヤナギの木の葉っぱの研究のおかげ?
・虫を引き寄せちゃう、コンパニオンプランツとは?
・タバコの「ニコチン」に似た農薬もある?

00:06
農学ガチ勢TTです。
農学ビギナーゆとです。
はい、始めていきましょう。
始めていきましょう。
前回は農学って何って話で、
もうちょっとどんな研究してるっていう話をしようと思ったけど、
どんな実験してるっていう話しちゃったんで、
そうですね。
もうちょっと真面目にどんな世の中に役に立つかっていう話も、
ちょっと絡めていきたいと思います。
お願いします。難しそうですけど。
うん、難しそう。
できるだけ実感が湧くような中身にしたいと思います。
なるほど。すごい。
で、さっきあれだけど、
切り口として農学のラボ系で言うと、
微生物と食品と、
また食べ物、あれだね、動物って言ったけど、
微生物と食品と植物っていう切り口があって、
それぞれどんなことに役に立つかっていう、
農学系を紹介できたらいいのかなと思って。
はいはいはい。
身近なの?微生物から言うと、
身近に来るのかなってちょっと思っちゃうけど。
多分ね、一般的にというか。
うん、身近にあります。
なるほどなるほど。
じゃあ、一番身近なのは微生物かな。
農業やってない人みたいなところで言うと。
なるほどね。
微生物のね、お力、農学の研究成果は、
ゆとくんはすごいお世話になってると思います。
なるほどね。
毎日。
毎日?
うん。
あ、なるほど。
多分大好きなラーメンによく入ってるんじゃないかな。
あ、なるほど。そっち毎日。そっちで毎日。
小麦っていう。
あ、小麦じゃない。微生物は小麦作らないからね。
麺。
そうね。
あの、あれです。課長って言われてるやつ。
科学調味料。
あー、はいはい。
一番わかりやすい言葉で言うと味の素だよね。
一番わかりやすい言葉は味の素。
味の素。味の素ってあの、瓶でさ、
会社もそうなんだけど代表的な製品の味の素。
うん。
粉状の。
味の素がしてる味の素ね。
そうそう。
消滅期限のない。
そう。あれが微生物の研究の賜物なのよ。
なるほどねー。
うん。あれはね、どうやって製造されてるかっていうと、何が味の素を作ってると思いますか?
全然わかんない。
微生物、オアモット。
微生物、オアモットどころどころじゃなくて、
あの、高校まで習う微生物ってあれじゃん。三日月もとかさ、
あー。
ああいうイメージから俺先行ってないわけよ。
なるほどね。
あれからあの粉と言われても、マジでぶっ飛んでる。
じゃあ微生物の例としては、その、それもあるけど、カビとかね。
03:01
はいはいはい。
カビとか、カビが、カビ以外ちょっと思いつかないわ。
わかりやすい。
カビが代表例ってことね。
うん。
まあああいうやつ。
で、ああいうやつのお力を借りて、味の素ができてます。
なるほどね。
だから、あれは別にだから、お力を借りてる、作る部分でお力を借りてるってことか。
そう、製造するときに。
なるほどね。
うん。
え、で、問題は?
問題、問題は?
あ、問題にしなくてなかったっけ。もう諦めた。
問題、問題は微生物でしょうか、違いますかって言いたかったんだけど。
あー、で、だから微生物の力を借りた脳ってことね。
で、ちょっと調べたらね、もともとは糖蜜みたいなところから、味の素の有効成分は、
あ、なんかお砂糖に詰めたやつね。蜜ね。
あ、糖分の蜜?
そう。
糖蜜?
うん。そこから、グルタミン酸ナトリウムっていうのが有効成分なんだけど、アミノ酸の一つで。
うん、アミノ酸。
それを取ってたんだけど、めちゃくちゃ周率が悪くて、ま、要するに糖とかがそこにいるわけだからね。
だから要は周率、だから効率めっちゃ、ちょっとしか取れないっていう話?
そうそうそう、そういうこと。
なるほど。
なんだけど、なんだっけな、面白い学術名だった、学名だったんだけど、なんかね、そのグルタミン酸をよく作る微生物が発見されたんだよね。
おー、なるほど。
うん。
え、なに、光合成みたいに作っちゃう?
そう、なんか、お砂糖がそこにあるでしょ、その糖蜜だったら。
あの、サトウキビとかの蜜なんだけど。
はいはい。
そこにお砂糖があって、その微生物がいると、その微生物がお砂糖をアミノ酸に変換してくれるんだよね。
なるほどね。だから光合成みたいな感じか。
あ、そう、まあそう、光合成の後みたいな感じ。
二酸化炭素吸って酸素にしてくれるみたいなノリで。
あ、そうそう、そういう意味ではね、光合成みたいなもんだよね。
そこに植物が媒介して、新しい成分を作るみたいな。
うん、なるほどね、それが。
そう。
なんだっけ、その微生物さんがやってくれるってことか。
そう。
なるほどねー。
そう。
っていうので、今まではわかんない、数字は知らないけど、100gの原料から0.1%しか旨味が取れなかったのが、
例えば10%とか30%旨味が取れる。
なるほどね、100%、300%と。
そうすると、生産コストが下がって企業はコストが上がるんだけど、
お客さんとか世の中にも安価にそういうものが提供できるようになる。
なるほどねー。
倍率は若干適当だろうけどすごいね、普通に。
そうそう。
だから鶏ガラスープの素とか、別の高い調味料を少し減らすこともできるかもしれないし、家庭では。
なるほどね。
だからどういう条件でその菌が活発にアミノ酸を作るかっていうのを学生が寝ないで研究してた。
06:06
なるほどね、いつかの学生が寝ないで研究した結果、そういうのが我々の家庭で本気に扱ってると。
なるほどねー。
だから今のは味の素の例だけど、他にも微生物関わってる研究テーマっていっぱいあるから、例えば酒とかね。
なんか酒もさ、米の中にある澱粉とか糖をエネルギーにして、コーポンなのかな、が生きてるんだけど。
酒って日本酒のことね。
あ、そう日本酒、ワインとかでもそうだと思うんだけど。
それをでもさ、あれじゃん。別にアルコール作るんだけど、アルコールだけじゃないじゃん。
米には、炊いたご飯にはない香りがしたりするじゃん。
そうね。
ああいう成分も同時に作ってたりするから。
はいはいはい。
じゃあなんかどんな工房が向いてるのっていう、多分そういう探索みたいな、探検みたいなのもあるだろうし。
一旦工房を説明してもらってもいい?もう一回。
工房は微生物の一種です。
微生物というジャンルの動物の中に人間がいるのと一緒で。微生物の中に工房が。
そういう関係性なんだ、なるほどね。
それぞれなんとなく分かった気がしていたが、今なんか踏み落ちたわ。
うん。
なるほど、そうそう。
っていうのがね、微生物の研究。だから僕たちの食卓を豊かにしてくれてますっていう。
なるほどね。
研究が多いかな。
そんな微生物に感謝してる人いないもんね、普通に。
うん。
俺とかも含めて。
そう。だからね、二郎系ラーメンのあの化学調味料は、もとをたどれば。
なんかそれでね、誤解されそうなのが、そこに微生物がいるんじゃないの?なんか嫌だなみたいな気持ちになるじゃん。
だけど、多分俺味の素の中のこと知らないけど、多分最終的には滅菌、殺されてると思います、菌は。
滅亡の菌ね。
そう、高温、高圧、100℃とか200℃とかに晒されて、毒はないとは思うんだけど、
なんかロットによって味違うとかになっても困るから。古いやつの方がうまいとかになっても多分困るから。
うんうんうん。
殺されてると思うんで、まあ多分最終的にはそのグルタミン酸だけが残ってる。
うーん。
うん。
グルタミン酸、ナトリウムなんかなんだか。
そう、グルタミン酸、ナトリウムね。
はいはい。
はい。
なるほどね。
っていうのが微生物かね。
あとはね、植物だね。
植物ね。
植物がどんな役に立つかっていうのは、多分ね、食品につながる、直接つながる部分と間接的につながる研究があって、
はいはいはいはい。
09:00
食品につながる方で言うと、たとえばあれだろうね、ポリフェノールが多いデシスみたいな。
はいはいはいはい。
なんか世の中いろいろ調べてみたら、ポリフェノールが多い品種があることがわかりました。
うーん。
トマトで言うとリコピンが多い品種がわかりました。
はいはいはい。
なんか体にいいみたいなその成分。
うーん。
っていうのを見つけてったりとか。
うーん。
なるほどなるほど。
なんかでもね、そこのスタートがでも俺もよくわかんなくて、なんでリコピンにトマトで目つけたみたいな。
どういうことどういうこと?
リコピン。
なんかその植物にこの作用がありそうだって言って、
はいはいはい。
その正体は何なんだみたいな。
うーん。
うん。
あ、一個いいの思い出した。
うん。
なんかね、木でね、柳の木みたいな。
うん。柳の木。
のがあるんだよね。
で、なんかその木の葉っぱには、
うん。
なんか解熱作用があるみたいな。
木の葉っぱに?解熱?
そう。
うん。
もっとなんかさ明治時代とか江戸時代まで考えたらさ、
うん。
なんか薬草みたいな感じでさ、
うん。
木の葉っぱ薬にしてそうじゃん。
はいはいはいはい。
でも木なんてそんなさ農作物みたいにぱっぱ作れないからさ。
確かに確かに。
うん。多分木を解熱剤として売るのは多分ね、難しかったと思うんだよね。
うん。
だからその結果世の中に解熱剤が出回らないみたいな。
はいはいはい。
ことにもなると思うんだけど。
うん。
でもその葉っぱを集めて、
うん。
あの葉っぱからちょっと成分を取り出して、
どの成分が解熱効果があんねんみたいなのを、
なるほどなるほど。
調べた人がいて、
うん。
その結果、
アセチルサリチル酸っていう成分が、
ロク酸ね。
そう。あれよく知ってんじゃん。
そうそう。
いやいやいや、TTSさんが高校の時めっちゃ言ってたから。
あー言ってたね。
その記憶でまだ残ってるからね。
高校生的には汗が散るから汗っ気熱っていう覚え方。
あーなるほど。そんな覚え方したことないけど。
それ覚えやすいね。
そうそう。
まずアセチルサリチル酸自体は、
あのー高校の科学で出てくんだけど、
うん。
そんな感じで植物から有用な成分を見つけるっていう。
なるほどね。
そうすると柳の葉っぱ、
そう。
柳の葉っぱからしか取れなかったのが、
なんか工業的に作れるようになったりして、
安価に作れるようになって薬が世の中に広まる。
なるほどね。有効成分がわかったのちの、
それは作っちゃうんだ。
あんまわかんない。
他の木からも出たりするみたいな。
あーそういう研究もあると思う。
うん。
だから今のは食品につなげようと思ったら薬になっちゃったけど、
はいはいはい。
同じようなことが食品にも多分。
なるほどね。
抗酸化とかさ。
はいはいはい。
あとあの、酸臭いけどコロナに効くみたいなのもあるかもしれない。
12:04
なるほどね。
何かの成分をそういう主張で謳ってやってるかもしれない。
そうそう。
それが直接的に食品につながるほうだね。
間接にその植物が僕らにつながるところで言うと、
やっぱりアウトプットでは農薬とかになるのかな。
あーなるほどなるほど。農薬か。
俺今一瞬想像して、結果それの強いのが農薬だなって思ったんだけどさ。
そうそう。
何だっけ。なんかさ、育てるときにカモフラで周りにちょっとそれ守る植物とか。
あー。
存在したりするのかなと思って。
あるある。そういうのもあるね。
そういうのもあるね。
そう。だからね、それっぽい話で言うと、
自分が聞いたことあるのは、オーガニックの作物を作るのに今農薬使わないんで、
でも虫が寄ってきちゃいますと。
その虫をそっちじゃないよ、こっちだよって言って、本来の農作物じゃなくて、
なるほど。
ちょっと寄り道させるみたいな。
はいはい。
コンパニオンプランツって言ったりする。
なるほどね。コンプも直接的な名前だね。
そう。
なるほどね。
そう。っていうので、じゃあどんな作物がどんな虫を引き寄せるんですかとか。
あとは逆に、この作物にはこんな虫が寄り付かないみたいな。
うんうん。
そういう研究もあって。
なるほどね。
多分ね、これも例があると思ってて、
タバコのニコチンとかって人間にとってのあれは置いといて、
植物じゃない虫にとっては大量に摂取すると死ぬんだよね。
へー。
生きていけない。もちろん人間も間違えて。
多量の具合が違うって話か。
そう。人間も子供が間違えてタバコを食べてしまったなみたいな事故が結構ある。
あー。なるほど。
そう。レベルが高いと虫にも害があるんだけど。
うんうん。
そこからニコチンに似たような農薬が作られたりとか。
あー。なるほどね。
そういう話もあるみたい。
なるほどなるほど。
そう。
だからそれも同じだよね。天然のものを取ってくるのは大変だから工業的に作れるようにっていう。
なるほどね。天然のものを研究することで、そこの先にそういうね、作れたり量産できたり安くできたりみたいな。
そうそう。
なるほどねー。
そう。あとは、植物はざっくり言うとそんな感じ。食べ物は簡単。
そこで今まで出てきた成分を動物、ネズミを使って試すっていう。
なるほどね。その先をやるってことだ。
うん。めっちゃ一言でまとめちゃったけど。
あと今思い出した。植物のアシュの研究。
アシュ?
アシュ。虫。虫の研究もあったわ。忘れてた。
虫の研究も。
15:00
だからその、この虫はこういう成分が嫌いだとかね。
なるほど。そっち側か。
そう、そういうアプローチ。
そっち側ね。なるほど。
この虫はこの農薬で死なないけどなんでだとかね。
はいはいはい。
それはどう繋がってくるの?
これはなんか元基礎研究でこういう遺伝子が持ってて、この遺伝子が解毒作用がありますみたいな。
ということが分かれば、この虫殺したかったらこのアプローチじゃダメなんだみたいな。
はいはいはい。
もっと違うタイプの薬、農薬が必要だよねみたいな。
なるほどね。そりゃそっか。虫は虫でも聞く虫とも聞かない虫がいて。
そうそうそう。
虫も突然変異したりするからね。
急に昨日まで農薬に関して死んでたのに、コロナの変異株みたいな感じで。
なるほど。
農薬が効かないものが出てきましたみたいなのも起こるからね。
なるほどね。
これも聞いてたら結構止まんなくなるな。再読みにしないと。
だから植物は、俺はこすってたのは、さっき言ったけど無神経だと。
これね、俺は共通してるのがあると思ってて。
その有用成分とか農薬とか、ちょっと別の使い方っていうか作り方っていうかっていうのがあったけど、
じゃあ本体強くすればいいじゃんとかさ。
本体強くするってのは?
例えば虫にとって毒な成分をもっと作らせればいいじゃんとか。
はいはいはい。
あとは食べる方で言うと、リコピンが多いとか。
あとはポリフェノールが多いとか。
そんなのを工業的に作るんじゃなくて、もっと植物の中で効率よく作らせればいいじゃんみたいな。
そういうアプローチもあると思わない。
ありそうだと思うね。
そこでね、があるの。
そこで出てくる技が2つだね。
品種改良と、もう1個は品種改良に含まれてるけど、遺伝子組み替えだね。
遺伝子組み替えって品種改良の1つの技というか、あれなんだ。
そうだね、多分広い括りで言うと、遺伝子組み替えってテクニックの話で、品種改良のやり方の中に遺伝子組み替えがある。
なるほどなるほど。
ただ、実験とかで遺伝子組み替えを使うこともあるし。
その話は追って詳しく。
18:01
またね、別途テーマでありますので、それは別でやりましょう。
感想とか聞きたいよね。
微生物もっと聞きたいなと思ったね。
一番遠そうで実は身近にいるみたいなのが、その構造が面白いなと思ったから。
逆に俺の発見は、遠そうに思ってたんだっていう。
ヨーグルトとか納豆とかブルーチーズとか、そういう方面のイメージはあるんだよね。
いきなりすごいの言っちゃったね。
意外と身近だったね。
だからより、味の素。
微生物関係ないと思ったものが、めちゃめちゃ近くにいるよっていう意味合いで、そういう観点面白いよね。
これ理系的な面白さなのかな。
確かにね、俺も微生物面白いと思ってて、だけど専門は植物だから。
だけど素養はあるから、これきっかけで俺も勉強したいなって思った。
じゃあまとめますと、農学で微生物と食品と植物の話をして、それぞれ産業、食べ物、調味料とか農薬とか、機能性食品とか、特報みたいなのとかに役に立っているっていうお話でした。
もちろんそれがあると思うけどね。
ここで扱ったのはそれだけです。
また機能性食品とか特報の話もしたいね。
したいね。
その辺の違いとかも全然あんまり理解はしてないし。
お願いします。
またよろしくお願いします。
さよなら。
20:12

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