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スピーカー 2
確かに人工っていう言葉自体だとなんか悪いというか、ちょっとマイナスっぽいイメージはあるね。
スピーカー 1
そうね。特に食品だとね。
っていうのでちょっと食の人工って幅広いんだけど、全部喋ると一生終わんないんで。
ちょっと今日は品種にフォーカスしてだから喋ろうと思ってます。
スピーカー 1
なので品種を人工レベル0から100みたいな感じで喋っていければと思います。
100とか別にいちいち振ってるわけじゃないんだけど。
だんだんと天然の話から人工の話に進めていこうと思ってます。
そういうことか。
スピーカー 1
じゃあまず人工レベル0、イコール自然、天然の話していいですか。
スピーカー 2
天然の話もあるんだ。
スピーカー 1
そうそう。まず天然の話から始めていこうと思います。
品種っていうとなんか美味しくなっているとかブランドとかあるじゃないですか。
うんうん。
出回ってるのはそうだね。
それって以前のものと比較して良くなってるものなんだよね。
基本的に今最新の品種っていうのは。
良くなってるからこそ流通してるというか、あるっていう。
で何がどう良くなってるかっていう個々の特徴とかもあるんだけど、
一言で言うと進化が起きてるわけだよね。
進化、すごい進化ラジオ。
すごい進化ラジオみたいな。
そうそう懐かしい。
おすすめ番組。
で農業におけるこの進化っていうのは、
人間が農作物を進化させてるわけで、
人間が手を貸してるわけでございます。
スピーカー 1
で逆に言うと進化の前、
その人間が人工的な手を貸す前っていうのは、
もう植物が植物のために生きていた時代。
スピーカー 2
まさに人間様を無視してっていうか、気にせず。
人間様には左右されずに生きていた。
スピーカー 1
そして進化を遂げていたっていう時代が、
人が生き延びるために。
それが品種開発における人工ゼロっていうレベルです。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
具体的にはその品種の率先を遡っていけば、
人工ゼロの状態が分かるんだけど、
例えばトウモロコシ、
当時トウモロコシがどんな特徴があったかって言うと、
スピーカー 2
当時っていつ?
当時って多分6千年前かな。
6千年前。
その頃だとトウモロコシだとまず、
一房あるでしょ。
房っていうのかな。
一単位あるでしょトウモロコシの。
スピーカー 2
はい、一単位。
食べる時の一個みたいな?じゃなくて?
スピーカー 1
そうそうそう。
あれにまず粒が12粒しかなかったりとか。
えー、そこはちゃう。
ていうか形どうなってんの?
そうそう。
スピーカー 1
とか、あれはかじりついて食べるわけだけど、
あの粒がポロポロ落ちると。
スピーカー 2
落ちる。
で、皿の上で落ちるなら問題ないでしょ別に。
スピーカー 1
でも収穫してから皿に来るまでの間に落ちちゃうから。
スピーカー 2
落ちやすいというか。
そうそう。
でもそれって植物様にとっては、
ちゃんと土の上に落ちてくんないと、
次の世代に行けないわけだから。
あそこが種もあるってことね。
あそこが種なのかな。
よくトゴモロコシがあるんだけど。
まあまあ種、種だね。あれ種だ。
ていう性質があったらしいし、
それは植物にとって都合の良い性質だし。
あとスイカとかも、
6000年前のスイカってめちゃくちゃ苦かったらしくて。
そうなんだ。
苦い。
そう。苦いが故に、
苦みの成分って結構抗菌物質とかだったりするから、
こう病気に強い。
例えば腐りにくいとか。
それは腐るってね、
人間が腐ったもの食べたくないとかじゃなくて、
スイカ自身も腐ってしまうと種まで腐っちゃうとかね。
そういうのを避けたいと。
自分のためだ。
スピーカー 1
で、これが天然レベルゼロのスタート地点。
で、そうスタート地点って言うのかな。
で、ここに至るまでも進化してきてるわけじゃない植物自身は。
その発生何億年前から。
もうわけわかない。
そうそうそう。
なので、自然レベルゼロの進化がどうかっていうのはちょっと喋ろうと思うんだけど、
なんか回りくどいなここまで。
ここまで時間かかっちゃったけど。
自然レベルゼロの進化。
進化。
あ、そこからの進化?
スピーカー 2
あれ今の。
スピーカー 1
そこまでの進化。
スピーカー 2
あ、そこまでか。
はいはい。
スピーカー 1
だから人工だから人間にとって何の都合のいい特徴とかもないものが出来上がってきてるわけです。
スピーカー 2
自分たちのために植物自身。
そうそう。
で、植物がじゃあ自然でどのように進化してるかっていうと、
キーワードは突然変異です。
突然変異。
そうで突然変異って言うとなんかまずこれこそ人工っぽいけど、イメージ的にね。
スピーカー 2
あ、そうかな。
スピーカー 1
いや俺ミュータントタートルズとかなんかさ、そのちょっとSFっぽい方をちょっと思い描いちゃった。
なんで突然変異するかっていうと、
このさっきのイネでもスイカでもいいんだけど、
スピーカー 1
そのイネファミリーが、
スピーカー 2
イネファミリー。
スイカファミリーが到達されないためには多様性が必要なんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
で、基本的にちょっと人間と違って、
多くの植物は親と子供が全く同じ遺伝情報を持ってるんだよね。
スピーカー 2
そういうことね。
うん。
人間だとさお父さんとお母さんなんかハンハンみたいなのあるじゃん。
スピーカー 2
とか覚醒遺伝がとかね。
そうそう。
で、あの単位結果って言われるんだけど、
別にカップルじゃなくても子供を作れるっていう特徴がある植物がいっぱいいるんで。
あーはい。自分自身でね。
そうそう。なのでいつかみんな同じになるんだよね子供が。
はいはい。やばいじゃん危機が来たら。
そうそう。そしたらなんか暑さに弱いやつとかがさ、
そういうファミリーだったらさ、ちょっと猛暑来たらなんか全滅みたいな。
スピーカー 2
確かに。
っていうので多様性が必要になってます。
はい。
これは別に会社とかでも一緒だし野球とかでもパワーAあとオールGみたいなさパワープロジェクト。
スピーカー 1
こんなチームがいても勝てないじゃん。
あー。
まあみたいな感じ。
スピーカー 1
なので植物はこうランダムに突然変異起こして遺伝情報を書き換えながら子供にその突然変異したものを一応引き継いでいくと。
うん。
生まれた時にはもう突然変異されたやつとして生まれてくるの?
あ、そうそうそうそう。
スピーカー 1
あ、そうなんだ。
そうなんです。
スピーカー 2
途中でじゃなくてね、育つ。
うん。
へー。
スピーカー 1
で、これがどんなスピード感で進むのか。
スピーカー 2
スピード感、あーそういうことか。
スピーカー 1
知ってる?なんか100年1000年とかそういう、そういうスピード感の話?
そう、例えばさっきの6000年前のスイカが苦かったって言ったけど、そいつが苦くなくなるまでの。
スピーカー 2
全然わかんないよ。でも、まあまあ数百年とか。
あー。TTCさんだと1000年です。
おー。全然違う。
スピーカー 1
やます。これ結構ね一言で言えないとこはあるんだけれど、まずわかりやすくさっきのスイカとかだと、親からお子っていうのは1年サイクルなんだよね。草みたいな。
スピーカー 2
うんうん。
春に、夏に育って、まあ秋に種ができて、その種が子供なわけじゃない。
スピーカー 2
はい。
で、冬を越して春に子供がまた芽を出してっていうのを繰り返すと。
うん。
いうわけなんだけど、まあその親から子に行くときに、天然の世界だと遺伝情報、遺伝子が、遺伝子がって言うとまた難しいな。
遺伝の話、ゲノムとか言うとややこしいからね。
簡単に言うと、稲の場合だと遺伝子が5万種類とか6万種類ぐらいあるんだよね。
自分自身を表す遺伝情報の長さというか数というかみたいな。
5万。
長さではなくて数。
スピーカー 1
数ね。
例えば、なんか粒の大きさに関わる遺伝子とか。
はいはい。
美味しさに、甘さに関わる遺伝子とかね。そういうのが全部で5万6万なんだけど。
5万。
そのうち40個に突然変異が入ると。
スピーカー 2
5万分の40。
スピーカー 1
そうするとざっくり1000個の遺伝子のうち1つだけ突然変異が入るんだよね。
はいはい。1000分の1。
そう。で、じゃあ壊したい遺伝子が、壊したいっていうか突然変異って何を期待してるかっていうと、厄介な遺伝子を機能させなくなるっていうのが結構大きな期待なんだよね。
スピーカー 2
なんかを止めるみたいな。
そう、さっきのスイカだったら苦さを決めてる遺伝子を機能させなくするみたいな、突然変異。
はいはい。
なので、俺さっき1000年って言っちゃったけど、1000分の1の確率でその厄介な遺伝子が機能に変異が入るという。
はいはい。で、1タイプで1年だとしたらってことか。
そうそうそう。なので、めっちゃ運悪いパターンかもね。
そういうことか。1000年割ればぐらいの感じか。
そうそう。で、それもあくまで変異が入るっていう抽象図でしか喋ってないんだけど、意味がない変異とかもあるんだよね、中には。
スピーカー 1
意味がない。
スピーカー 2
意味がない変異。
結果的に何も変わらないみたいな。
スピーカー 1
結果的に何も変わらないみたいな変異があって。
なんか昔さ、遺伝子情報ってさ、文章ですみたいな。文字の羅列で四進法でダーッと。
謎のアルファベットでね。
スピーカー 1
ATGCと呼ばれる文字たちがダーッと並んでて、そういう構造になってるんだけど、1文字ぐらい変わったぐらいじゃ別に文章の意味変わんないよねみたいな。
はいはい。よっぽどじゃないと。
なんだこれタイプミスじゃんとかね、タイプミスだから別にこれ読めるわみたいな。
でもこれ過去形が現在形に変わったりすると結構意味変わっちゃうじゃん。
スピーカー 2
大事なところが変わるとね。
そうそう。だから同じ変異が入ったとしても意味がある変異とない変異があると。
そういうことか。
スピーカー 1
だからさっき先遺伝子の1個って言ったけど、その1個が意味があるとは限らない。
っていうのがあると。
さらにさっきさ、ニガミの遺伝子に変異が入ってるかどうかみたいな話をしたけどさ、これも厄介でさ、ニガミ遺伝子A、ニガミ遺伝子B、ニガミ遺伝子Cみたいな。
3兄弟。
スピーカー 1
そう。これ全部変異起こさないとニガミは消えませんみたいな。その兄弟遺伝子みたいなのがあるのよ。
厳しいなあ。厄介。
とか言うので、自然界の突然変異だと、とある遺伝子が、遺伝子っていうかとある特徴ができたり、逆にニガミみたいなのが消えたりとか、
あとはでっかくなるぞっていうことをブレーキする遺伝子とかが壊れたりとか。
スピーカー 2
よく出てくるね。
スピーカー 1
そういうことをする必要があるんだけど、実際突然変異が起きても発言しないということが多々あるので。
発言は効果としてみたいなっけ?
発言。
そうそうそう。みたいなことが多々あるので、めっちゃ時間かかります。
自然は大変だ。
そう。なので実際に、まれにね、この突然変異、自然の突然変異から新品種ができることもあるんだよね。
スピーカー 2
うんうん。実際ね。
畑にじゃあ例えばキャベツを毎年生産してる農家がいて、ある年に1個だけ肥大化してるキャベツ見つけましたみたいなさ。
スピーカー 1
なんだこれはって言ってそれだけ出荷しないで、そこから花を咲かせて種を取って次の年まいてみたら、みんな肥大化しました。
新品種だ。
スピーカー 1
そうそう。こういうエピソードなくはないんだけど、この答えは?みたいなシーンに出会った農家はほとんどいないはずで。
それぐらいレアな状況です。
ということでちょっと。
スピーカー 1
ここまで植物の進化、自然レベル100、人工レベル0。
自然ってことだね。
スピーカー 1
だと何百年何千年かかってやっとスイカの苦味が消えるとか、とうもろこしがポロポロ落ちなくなるとか、12粒から24粒になる。
まだまだだ。
そうそうそういうことに100年1000年かかるというのが自然でございます。
スピーカー 2
厳しい世界。
そうすると植物っていうんだったら別にそれでも完結してるんだけど、人間にとって農業と。
業として。
スピーカー 1
業として成り立とうと思ったら苦かったら買ってもらえないし。
スピーカー 2
そんなとうもろこし作りたくないよね。
スピーカー 1
そうね、12粒。
俺の時給で換算すると一粒何か何十万円とかさ。
スピーカー 2
厳しい。
スピーカー 1
なので人間様にとってはこれでは困るということですね。
やっと人工の話になりました。
スピーカー 2
本題。
ここから本題です。
本題なのかな。
スピーカー 1
じゃあちょっと人工の世界に入っていきまして、人工レベルを上げていきます。
じゃあ今の話でこの自然界の進化?品種開発?
スピーカー 1
自然に任せた品種開発みたいなものだとめちゃくちゃ時間がかかるっていうのが今わかったんだけど、
つまり人間的にはそのスピードを早めたいじゃないですか。
スピーカー 2
千年生きれないもんね。
スピーカー 1
そう。
ユト農園の12粒のとうもろこしがさ、
スピーカー 1
俺の子供にはもっと大きいたくさんついてるとうもろこしを買いましてほしいなって言ってもさ、
数百年。
理論上千年とかしたらと思ってるから。
なのでそれを拘束出るために人工的に突然変異を起こすっていう技術が発達してきてます。
スピーカー 2
人工的に突然変異?
そう。
だから自然だとさ、なんださっき。
遺伝子1000個あればそのうち1箇所に変異が入るみたいなことだったんですけれども、
スピーカー 1
それをもっと頻繁にすると。
具体的には。
具体的に。
全ての遺伝子に1箇所以上の変異を入れるみたいな技術が1950年に誕生しました。
さっきの5万個みたいなやつを全部ちょっとずつ。
そう。
いじるというか変化というか変わる。
そう全部にちょっとずつ変化を与えるっていうのができまして。
結構前。
その1、放射線照射っていう技術。
放射線照射。
そう。
放射線。
スピーカー 1
イオンビームとかガンマ線とかX線とか。
なんとか線。
そういうやつだね。
これなんか前ねちょっと話したこともあるんだけどこの番組で。
だからこれやると全ての遺伝子に変異があるんで。
格段に自分たち人間たちが欲しい変化というか進化というか。
そうした答えが得られる確率が格段に上がると。
上がるんだ。
だってそもそも自分がねこの遺伝子変わってほしいなとか。
まあいいやこういう特徴出てきてほしいっていう願いの奥には。
その植物がその特徴を決めている遺伝子があってさ。
スピーカー 1
でっかくなる遺伝子とか12粒しか作らない遺伝子とかがあるわけじゃない。
そこに変異がヒットしないといけないと。
でヒットの仕方もね空振りばっかじゃなくてまずバットに当てないとみたいな。
いう世界があるので。
まず確実にバットに当てないと。
確実に当てて。
そうか余計なとこまで変えまくるってことか。
そうそうそう余計なところも変わってほしくないところも変わっちゃうんだけど。
そう確実にヒットは打てる。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
ことよね。
そうなので実際にこれ以前紹介したネタにはなるんだけれども実際にこれで生まれている品種もあって。
秋田小町アールっていう新しい品種があるんだけど。
秋田小町アール。
スピーカー 1
割と新しい品種。
今秋田小町アールとして流出してるかわかんないんだけど。
あれはねあんまり好ましくない成分を土から吸わないようにしたいというので。
スピーカー 2
吸わないように。
そうだからその好ましくない成分を土から吸うのに関わってる遺伝子を突然変異で機能させなくしてお米粒の品質を上げたというものですね。
なるほど。
なのでまず嫌な特徴を消すことができる。
スピーカー 1
この放射線焼射だとね。
スピーカー 2
はい放射線焼射。
ちなみにさっき1000年とか言ったけど放射線焼射だと望ましい進化を起こすのにどれくらいかかると思う?
スピーカー 2
そんなかかんの?なんか当てるんでしょ?
うん。
それで品種開発をした時の一般的な長さみたいな話か。
スピーカー 2
当てて変わるのがこれ一瞬じゃんと思ったけど。
一瞬ですか?
スピーカー 1
そうそうそう。進化は一瞬、ワンサイクルというか。
スピーカー 2
それでいろいろ試行錯誤したり、それと違うの掛け合わせたりみたいな。
でも自然よりは早い。
スピーカー 2
数十年くらい。
スピーカー 1
実際は10年くらい。
スピーカー 2
10年か。十数年って言えばよかった。
10年くらい。十数年だったら70年くらいかな。
だから進化自体は1年で完了すると。
スピーカー 2
ワンサイクルか。
スピーカー 1
ただご自身でおっしゃられた通りさ、
余計なところにも変異が入っちゃうから、
その変異を元に戻す作業みたいのがあって。
スピーカー 2
元に戻す。
スピーカー 1
戻し講座という作業なんだけど、それがほとんどだね。
半分くらい、6年くらいするにかかって。
一発で狙ったところだけじゃないのやって、
スピーカー 2
頑張って頑張って消していく他を。
地道だなって。
スピーカー 1
最後畑で試して、3年くらい試してみたいな。
畑とか田んぼでね。
ということで放射線照射というのが、
突然変異関係のお話一つでした。
スピーカー 2
その回もあるんでね。
スピーカー 1
その回もあるんで聞いてください。
スピーカー 2
概要欄に入れておきましょうか。
スピーカー 1
ありがとうございます。よろしくお願いします。
1950年に放射線照射って言ってたんだけど、
スピーカー 1
これがまた近年アップデートされています。
アップデート。
その名もゲノム変種。
お得意の。
お得意の。
もうこれ散々こすってるから、
スピーカー 1
詳しくは過去のエピソード聞いてほしいんですけど、
リスナーの方には。
さっきの放射線照射の問題点は、
スピーカー 1
そのランダム性ゆえに、
好ましくない箇所にも突然変異が起こってしまって、
それを消す作業が発生するということだったじゃないですか。
それで10年かかっちゃうみたいな、トータルでね。
なのでこのゲノム変種は、
狙ったところに、狙った遺伝子に、
突然変異を起こすことができると。
やばいよね。
狙った。
それは遺伝子情報で、さっき文章みたいに言ってたけど、
その文章、実際文字列だから、
例えばATGTACCCみたいな、
という文章の末尾を切ってくださいとか、
末尾の一文字を変えてくださいみたいな指定ができて、
実験操作の中で。
すごい。
スピーカー 2
一文字。
スピーカー 1
そこが変わると、
突然変異で、好ましくない遺伝子が、
効果を発揮できなくなって、
なりますと。
スピーカー 1
それ以外のところは元の品種と変わらないから、
すごい。
変異を消すみたいな作業がなくなるんで、
こっちは何年くらいでしょう。
言ってもいいんだけど、答えは。
1から4年くらいで。
スピーカー 2
やばい。10年どこじゃない。
そうそう。理論だけだったら1年かな。
そうか。もろもろ手続きだったり。
そうね。
スピーカー 2
畑でやったり。
スピーカー 1
とか、念のためちょっと畑で実験してみよう。
同じ、元々の品種と、
スピーカー 1
余計な効果が出てないかとか、
念のため確認しましょうみたいなことをやってると、
スピーカー 1
4年くらいかかるんだけど。
超短縮されてますと。
えぐい。
そう。
で、このゲノム編集による、
スピーカー 1
この突然変異の、
効果的に入れることって、
2つポイントが大事なポイントがあって。
スピーカー 2
効果的に入れる?
スピーカー 1
入れられるようになっているという、
この事実に。
はい。
貢献してるポイントが2つあって。
はいはい。
スピーカー 1
1つは、
俺も詳しくは知らないんだけど、
このゲノム編集という技術自体を、
発明した人がいるっていうことだよね。
うんうん、ゲノム編集。
自体。
スピーカー 1
さっきさ、
ATGACの祭りを来てくださいみたいなさ、
それを可能とするロジックを考えて、
それに必要な実験方法を考えた人。
はい。
っていうのはまずすごいじゃないですか。
スピーカー 2
はい、そうね。
スピーカー 1
で、もう1つすごいのが、
ちゃんとその、
いやこの遺伝子消したいなって思った時にさ、
例えばさっきのスイカの苦くなる遺伝子を壊したいな、
スピーカー 1
機能させなくしたいなって思った時にさ、
うん。
そのスイカが苦くなる遺伝子が、
どういう文字列で構成されてるかっていうのが分かってないとさ、
スピーカー 1
狙いようがないじゃないですか。
スピーカー 2
はいはい。
狙ったとて、
スピーカー 2
あ、これじゃないかみたいな。
そうそう。
何をどうかみたいな感じ。
ね。
闇雲。
狙えるというのかみたいな。
そうなのね。
だからなんか変な誘いだけどさ、
じゃあ結婚したいなって思った時にさ、
うん。
結婚したいって思っても結婚できないじゃん。
はい。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
でもさ、例えばなんか会社で、
あ、よく見かけるこの人みたいな情報があったりとかさ、
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
LINE知ってるとかさ、
あ。
メールアドレス知ってるとかさ、
はいはい。
スピーカー 1
てか連絡先知らないと当たっていけないじゃないですか。
まず。
スピーカー 1
確かに。
そう。
だからその連絡先をリスト化した人。
リスト化。
スピーカー 1
偉いみたいな。
そういうやつがその、だから結婚相談所偉いみたいなさ。
あ、はい。
そっちか。
なんか自分の連絡先をこうリストと言ってんのかと思った。
あ、違う違う違う結婚。
結婚相手候補リスト。
だからさまざまなこの植物研究者たちが、
スピーカー 1
うん。
スイカが苦くなるのはなぜかみたいなことをいっぱい研究してきていて、
うんうん。
その人たちが研究した結果スイカが苦くなる原因原理はこれですみたいな。
あ、そういうことか。
スピーカー 1
これはATGGGGなんちゃらの三千字で構成されてますみたいな。
なるほど。
スピーカー 1
その情報がないとさ、ここを狙って壊したいとかできないわけじゃん。
スピーカー 2
狙う技術が確立する前にその辺が結構もう豊富な情報があったんだ。
先人たちが。
というかね、情報があるものしか壊せない。
先人っつってもね、ここたぶん20年ぐらいの話だと思う。
すごいね。2000年以降ぐらいの。
だからまだ未知の遺伝子はたくさんあるから。
スピーカー 2
あ、そういうことね。
だってさ、遺伝子がさ、さっきイネの例だとさ、
スピーカー 1
俺4万5万とか6万とか言ったじゃん。
5、6万って言ってた。
一部のものはさ、遺伝子に名前が付けられててさ、
スピーカー 1
例えばなんだろう、スレンダーワンだっけな、
なんかそういう背が低いとかさ、
そういう機能を持つ、背を高くするとかね。
そういう名前が付いていたりとか、
スピーカー 1
機能が分かっていて、
さっきの文字列がどうやって構成されてるか分かっててとか、
スピーカー 1
っていうものも中にはあるけど、
何の機能があるか分かんないけど、
スピーカー 1
そこになんか遺伝子が存在することだけは分かってるみたいなさ、
イネ遺伝子ナンバー568みたいなやつもいるわけよね。
推定される機能不明、
多分これ、みたいなさ、
理論上これ、
スピーカー 1
誰も実験したことありません、
みたいなやつもいっぱいあるわけだから。
すごい世界だ。
そう、だからこのゲノム編集がすごいんだけど、
スピーカー 1
結局どの遺伝子がどんな働きしてるのってことが、
どんどん明らかになっていかないと、
使いどころがないというか、
スピーカー 1
今明らかになってるところから使われてるわけだけどね。
スピーカー 2
そういうことね。
スピーカー 1
ちょっと最近キャッチアップしてないけどね、
魚とかだったらね、
食欲をバグらせて、
スピーカー 1
いっぱい食べるようになる魚を作って、
スピーカー 2
過食部が豊富になるみたいな。
そうそう。
それで養殖の行けずに、
そういう品種の魚を入れてますとかね。
食べ物だと、
農産物だったら、
スピーカー 1
植物だったらね、
まだそんなに、
スピーカー 1
俺が最後2年ぐらい前の記憶だけど、
トマトのギャバとかさ、
ギャバが多いトマトみたいなね。
その辺もだから、
どういう遺伝子がギャバの多さをね、
決めてるとか、
スピーカー 1
どういう遺伝子が食欲を決めてるっていうのが、
わかりやすくなってきた。
なるほどね。
また面白いね。
ゲノム編集技術自体が発展しなくても、
遺伝子側がどんどん解明されたらね、
使いどころが増えまくると。
おもろいな。
スピーカー 1
どっちも。
どっちも頑張るんだけど、
だろうけど。
そう。
スピーカー 1
だからもうなんか、
うん、しなきゃいけないわけですね、最後。
iHAVEはゲノム編集なんだけど、
PPAPで。
スピーカー 1
で、iHAVEはもっと大きくしたいみたいなさ、
うーんってやるときにさ、
どんな遺伝子でもダメだったな。
どんな遺伝子でもダメだったよね。
そうそうそう。
はい。
ということでですね、
スピーカー 1
この突然変異を活用した品種開発っていうのは、
これまでの植物研究者、
植物の遺伝の研究者の努力の上に成り立っていますと。
ありがたや。
ということでございます。
はい。
ちょっといい時間になってきたんだけど、
もう1個だけどうしても喋りたくて。
どうしても。
今ここまでだと、
品種開発って突然変異なんだっていう印象なんだけど、
ちょっと違うんで。
あ、ちょっと違うんだ。
もう1つの角度から紹介させてください。
でもここまでの印象でも、
既存リスナーたち、
俺も含めては、
そうかもしれないけど、
ネタめっちゃ人工的な突然変異じゃないというか、
イメージね。
放射線と芸能編集です。
ゴリゴリ人工感だけど。
人工感。
OK。
じゃあちょっとどっち?
これ順番悩むんだけど、
もう1つ喋っていいですか?
はい。
せっかくなんで。
で、もともとの話、
また戻ると、
人間が植物を人間にとって都合のいいものにするために、
手を貸して進化させてますと植物を。
はい。
という話で、
手の貸し方のもう1つありまして、
はい。
交配ってやつですね。
交配。
手の貸し方。
交配。
交配とは。
交わるに配るで交配ですと。
はい。
これは、
いわゆる遺伝みたいな。
いわゆる遺伝。