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2025-10-28 2:05:04

087. 相反するものが織りなす調和の旋律

@TadamasaIguchi さん(IN FOCUS Inc. CEO)をお迎えして、グラフィックのデザインという仕事に出会った経緯の話、海外へ渡った経験はまるで精神と時の部屋のようなものだと思っていた話、いい場面に出会うと首の後ろがモワッとする話、写真とデザインとウェブと友人たちとの関係の話、そして IN FOCUS の起業へといかにしてつながっていくか、CONTRAST はそのなかでどういう意味を持っているのか、超一流のひとたちと渡り合うためのちょっとしたズラしの視点、IN FOCUS が目指しているものについてなどお話しました。


* コンビニバイトやバーテンダーとして働いていた

* そしてデザインを仕事にしたあと、海外へ

* 海外での経験は精神と時の部屋

* 絵は描けなかったが、それが写真につながっていく

* 写真を通じて友人たちと関係性を作っていった

* 情報を先に摂取するより、やりながら喰らっていく

* 写真家になろうと思ったことはない

* 脱サラした友人に相談を受けた話

* 自分の理論は触れ合ってきたアーティストの理論の集積

* CONTRAST には実は自社のスタッフに向いたベクトルもある

* 自分事に落とし込むには少し遠いほうがいい

* ちょっとズラすという生存戦略

* 若い頃といまとの違い

* 自分が思っている夢の大きさと会社がなっていくべき方向性

* 独立した集団という理念

* IN FOCUS

* CONTRAST ARCHIVE


## show notes


* IN FOCUS Inc. が大切にしていることや目指しているもの

* CONTRAST のような取り組みをされている経緯や理由

* 写真に慣れ親しんでいる背景


サマリー

本エピソードでは、井口忠正氏がインフォーカスの代表としての経験やウェブデザインの道のりについて話します。彼の多様なバックグラウンドやカルチャーへの関心が、どのようにキャリアに影響を与えたかがテーマです。このエピソードでは、労働ビザの取得の難しさに触れつつ、インターンシップを通じて得た貴重な経験や自己成長について語られています。特に、グラフィックデザインからウェブデザインへの移行や、写真を通じたアーティストとの交流が印象深い内容になっています。このエピソードでは、ゲイテの散歩や写真撮影を通じて、日常の中に潜む美や偶然性について語られます。特に、同じ道を通ることによって感じる微妙な変化や、それに伴う創造的なプロセスが重視されます。相反するものが織りなす調和の旋律について、井口氏が自身の経験や思いを語ります。特に、アーティストとの関係性の重要性や、ビジネスを通じてどのようにクリエイティブな活動を支えていくかが焦点となります。このエピソードでは、アートディレクションやデザインにおける表現の重要性が議論され、アーティストたちの衝動や経験を通じて新たな視点が得られることが強調されます。また、コロナ以降のアートシーンの変化についても触れ、デジタルとフィジカルの共存の意義を考察します。今回のエピソードでは、異なる専門性を持つ人々がどのように調和し合い、新しいクリエイティブを生み出すかについて語られます。特に、アートとデザインの関係性や、それぞれの独自性を高める重要性が強調されます。このエピソードでは、海外展開や経営戦略の経験を通じて、偶然性や試行錯誤の重要性について深く考えています。特に、ニューヨークでの挑戦を通じた成長と、自らのキャリアに対する意識の変化が語られます。相反するものが共存する社会での調和を探りながら、自らの夢や目標を見つける旅について語ります。デジタルインフラの発展がもたらした新たな可能性や、独立した集団としての働き方について考察します。このエピソードでは、井口氏との対話を通じて、創造的なコンセプトや感情の伝達についての重要性が強調されています。また、コントラストというクリエイティブスタジオの今後の展示計画についても触れられています。

井口忠正の自己紹介
始まりました。normalize.fmの、今日は第87回になります。
はい、ちょっとね、間が空いちゃったんですけども、
私がちょっとね、忙しいっていう感じでもないんですけど、
なかなかね、取り掛かれない感じの状況が続いてしまって、
若干間が空いちゃったんですけども、今日も元気で撮っていきたいと思います。
はい、今日のゲストなんですけれども、今日のゲストは多分ウェブ界隈の方に限らずね、
結構知ってらっしゃる会社の関係者の方なんじゃないかなと思うんですけれども、
本日のゲストは、インフォーカスの代表をされております、井口さんですね。
井口さんに来ていただきました。井口さん、今日はよろしくお願いします。
お願いします。
はい、あのね、井口さんとは、
この後多分本編でも話出ると思うんですけど、いろいろね、取り組みをされている中でご招待いただいて、
私も何回か会社とか行かせていただいたことがあるんですけど、その時に何回か対面で喋ってはいるんですけど、
こうやってこう長く喋るみたいな取り組みは今回初めてなんでね、ちょっと楽しみにしているという感じなんで、
今日も早速始めていきたいと思います。
はい、まずは簡単に自己紹介からお願いできますでしょうか。
はい、井口忠正です。今はインフォーカス株式会社の代表をしています。
会社の方は2012年に創業したので、今14期目っていう感じになっていて、
もともとは独学でデザインを覚えて、それが20歳頃だったんですけど、
デザインへの興味と経緯
当時は渋谷のクラブでバーテンしてて、その時に流れでフライヤーを作ってくれっていうのでグラフィックデザインを覚えて、
で、その後に会社、一社グラフィックデザインの会社を経て、
サンフランシスコの方に1年半滞在して、
ビートラックスっていう製作のデザイン会社なんですけど、
そこでウェブのインターンをして、
ウェブの基礎的なところですかね、
当時はHTML、CSSとかワードプレスの触りグラマーだと思うんですけど、
そういうものを覚えながら、独学で写真も覚えて、
で、その後日本に帰国して、一社ウェブメディアの会社でディレクターとフォトグラファーを兼任した後、
インフォーカスを創業して、今に至るような感じです。
いや、かなりざっくりご説明いただいた感じでも、
なんかすごいいろんなことをやられてこられたんだなっていう感じがするんですけど、
なんか一番最初のバーテンをやってたところからの、
いきなりグラフィックデザインをデザインするみたいなのは、
ほんとたまたまやるみたいな感じだったんですか、それは。
そうですね、高校までは体育館とかでバスケットボールを専攻していて、
で、結構もう完全運動ばっかり毎日したんですよね。
で、その後東京にある高校だったんで、
終わった後に当時から原宿とか行って、
当時は浦原みたいなカルチャーがあって、
そこの全盛期みたいなところだったんですけど、
そこに行ったらよくTシャツとかいろんなブランドの服とか見ていたので、
デザインは好きだったというか興味があったんですね。
で、その後に高校卒業した後に、
普通にフリーターで渋谷で働いていて、
その時は普通にコンビニで働いてたんですね。
で、その時にコンビニに来ていたお客さんにアメリカ人の人がいて、
仲良くなったら、実はバーを自分は経営してるから、
ちょっと働かないみたいに言われて、
で、そこでバー店になったというのが20歳頃ですね。
私の中の井口三蔵って、
結構今でもポップカルチャーとか、
あるいはアートの世界とか、
結構いろいろな広い視野を持たれている方なのかなって思ってるんですけど、
結構若い時からやっぱりそういう傾向があったというか、
それこそ渋谷とか原宿とか、
あの辺を本拠地にしてたみたいな感じだったんですね。
なんかその生まれ自身、生まれがもう、
そもそも東京で杉並だったんですよ。
だから自然に行くのがその辺りで、
で、高校卒業した後も、
特にやりたいことがなかったというか、当時は。
で、いつもコンビニで働く前にずっとこう、
映画を家で2,3本見て、
で、コンビニ行って働いて帰ってみたいな、
本当にフリーター生活を1年ぐらいしてて、
で、その時もずっと洋服見に行ったり、
映画見たりとか、友達のライブ行ったりとか、
なんかそういうのもずっとあったかもしれないですね。
なるほど、なるほど。
すごくイメージ通りと言うとちょっとあれかもしれないですけど、
すごく合ってる感じがします、今の萩口さんと。
そうですよね。フラフラしてたんですね。
なるほど。
毎日友達と遊んでた感じです。
なるほど、なるほど。
で、結局最初は直感でデザインしたみたいな感じだったんですか?
一番最初のやつは。
クラブで働き始めた時にヒップホップのクラブだったんですけど、
20歳以降でクラブの店長になったんですよ。
で、そのクラブが僕しか当時日本人いなくて、
ほとんど外国人だったんですね。
日本人だし色々勝手がいいっていうのですぐ店長になって、
その時に店長だからフライヤーとかいろんな経費削減というか、
いろんなものは基本的に自分で何でもやりなさいみたいな教え方。
オーナーも外国人だったんですけど。
その人にフライヤー作ってほしいからデザインやらないって言われて、
その前からもちろんこういうカルチャーに興味はあったので、
なんとなく自分の中ではそういう話が来た時に、
これって自分が好きなカルチャーだったり、
雑誌で言えばリラックスとかスタジオボイスとか、
当時あった雑誌をもう血まなこに読んでたっていうか、
迷子を迷子を好きで読んでたんですけど。
そういう世界線にちょっと自分が関われるかもしれないみたいな期待値はありましたね。
だからいきなり言われてやってみたというよりかは、
好きだった流れの一つにこれはなるんじゃないかみたいな、
その辺の感覚でやってみたっていうところが実際ですね。
かっこいいっていうか、いいっすね。
若い頃とかにまだ自分の道がはっきり見えてない中で、
これはいいかもなーみたいな直感がすごい、
自分に合ってるなーみたいな直感でスムーズに作れたっていう感じだったんですか。
やりたいことが、さっきも言ったんですけど本当に当時はあんまりなくて、
映画だったら例えばスタンリー・キューブリックとか、
あと日本人の監督だとコレーダ監督のワンダフル・ライフとか、
キューブリックとかだったら当時の時計仕掛けのオレンジとか、
そういうサブカルがそもそも好きで、
でもそういうものっていつでもかっこいいビジュアルとかっていうのはつくし、
音楽についてもかっこいいレコーダーもちろんあるし、
だから常にカルチャーに対してデザインだったり
そういうものっていうのが存在してることっていうのは知っていたんですよ。
ただ高校までひたすらバスケットボールやってるような生活だったので、
デッサンとかもしたことがないし、デザインも遠い存在だった時に、
オーナーの都合もあってデザインをやってくれって言われたんで、
仕事じゃないですか。それで僕絵描けないし、教育受けてないし、
わからないよって言ったら、今の時代はパソコンがあってねみたいな。
やり方を覚えたらある程度みんなできるようになるから、
サブカル好きなのは見てわかるから、一緒にやろうよって言われて。
だからオーナーが教えてくれたんですよ。
週一自転車に乗ってオーナーの家まで行って、
オーナーが知る範囲のイラストレーターの当時だったら
8と9の間ぐらいなんですけど、まだCS出てないですね。
ぐらいの時にオーナーの知っている範囲を教えてもらってたっていうのが実際です。
でもそれが自分の好きなものにつながるのかもなぐらいな感じですかね。
仕事としてやってました最初は。
なるほど。面白いですね。
でもお話伺っている感じすごくそれがきっかけになって、
いい意味で今につながるというか、いい刺激になってたのかなという感じもしますね。
そうですね。実際の流れで言うとフライヤーを作り始めてから、
いろんな人と関わりが増えるじゃないですか。
毎月のフライヤーとかそういうものも作っていたので、
だんだん覚えていって、やっぱりこっちは面白いかもなみたいな。
クラブの店長も任されているわけだし、両方やってたんですよ。
ある日そのクラブが所持場で閉店することになっていっとき、
その流れで今後どうしたいって言われたからそのオーナーに。
他の店舗まだあるからそっちの店長やるかどうしたいのって言われたんで。
それでデザインちょっと興味出てきたからやってみようと思うって言って。
そしたらオーナーが知り合いがいるから紹介するよって言ってくれて。
それでその後デザイン事務所に入ったっていう経緯ですかね、実際には。
そうか、なるほど。
一応そこの時点では社会人というか職業としてはデザイナーに結構早い段階からなってはいたって感じなんですか。
そうですね、22、21、22ぐらいですかね。
サンフランシスコ行ったのが確かみんなが大学卒業する年とかの記憶があるので。
ただデザインを始めたフライヤーとか始めた時は当時の考え方ですけど、
学校も行ってないし絵もほとんど描いたことがないようなレベルだったから、
早く覚えなきゃ覚えなきゃみたいな意識がすごいあったので。
今現在でこの話って結構いろいろ整理されてるし、こういう話って普段喋ってればどうしても出てくるから。
多分自分も喋り方がスムーズになっちゃってるんだろうな、みたいな認識があって。
実際の時はその時その時の判断をしていった中で結果的にデザインに触れることができたし、
サンフランシスコでの経験
結果的に多分ちょっと早くやってるんですよね。
20歳頃からもう実践でやってるんで、いきなり現場やってるんで。
けどその時はわからなかったですね。
なるほど。それは海外に行かれることにつながっていく何かがあるんですか?
それともまたそれは別の文脈なんですか?
そうですね。クラブの次に働いたデザイン会社はそこも1年ぐらいだったんですよ。
クラブが1年ちょい、そのデザイン事務所も1年ちょい。
その当時僕一番働いたことは1年半ぐらいしかなくて。
基本的にいろんなところを転々としてた時期もあった。
そのデザイン事務所を辞めた翌日に、
辞めた当時のクラブが復活してたんですね。
一度なくなったんですけど。
だから1年後に復活してたからまたそのクラブに顔出し行ったんですよ。
そしたら当時の常連さんに久々会って、
最初ちょっと覚えてなかったんですけど正直。
久々ですなんて話してたら今何やってんの?みたいな話になって。
デザイン会社ちょうど昨日辞めちゃってみたいな。
次のこと考えてなくてみたいに言われたらその人がたまたまサンフランシスコ在住で
俺の友達がビトラックスって会社なんですけど、社長のブランドンだから
紹介するよみたいな。本当にもうその感じで言われたんですよ。
だから会社辞めた日にそれ言われて、その日の夜中とかにそれまで作ったポートフォリオ
大して全然なかったんですけど。送ったらすぐ返事きて
じゃあサンフランシスコ来ないよみたいに言ってくれてって感じですね。
なんかすごいドラマとか漫画みたいな感じで。
いやいやいや。
なるほど。結構それは自分の中ではどうだったんですか?
一手三日みたいな感じだったのか、それとも大誌を燃やしてる感じで言ったのかというと
どういう温度感だったんですか?
そうですね。基本的に一手三日の連続で、会社も結構そのぐらいのノリで最初作ってるんで
基本もうずっとそれが続くんですけど
ずっと今の状況よりは良くなるんじゃないかみたいな考え方をずっと繰り返していった感じ。
デザイン会社辞めたばっかだし、特に当てもないし、なかなかない機会だし
行かないって理由特にないから行ったし
クラブで働いた時もコンビニで働いてて
コンビニも楽そうだからぐらいな感じで選んでて
クラブとかの方が何かありそうじゃないですか?
で行ったし、フライヤーも別に何かできなくて当然というか
だからできなかったレースで行くかでやってみたいな
ずっとそれが続いたって感じですね。アメリカもそのノリで行ったって感じです。
不安はなかったんですか?
例えば言語の壁とか色々思うんじゃないかなと思うんですけど
言語はクラブ時代に僕だけ日本人だったので
今思えば全然喋れないんですけど
それでもあんまり抵抗がなかったし
向こうも別に日本語喋れないんだから同じでしょうぐらい思ってたから
そっちの不安は意外に全然なかったですかね
それよりもこういう話ってなかなかないだろうなみたいな感じがあって
しかも高卒だったんで
労働ビザとインターンシップ
いわゆる労働ビザみたいなものは僕なかなか取りにくい環境なんですよ
多分それ当時も今も変わんないと思うんですけど
Bトラックスはインターンで呼んでくれたので
インターンって学歴関係ないんですよね
受け入れ先の会社がいたらっていう
普通に考えたら受け入れ先の会社決まるわけないじゃないですか
だからニワトリ卵が発生するところを
たまたまクラブの常連が友達だったから先に会社が決まっちゃったんで
そのインターンのビザを支給されたっていうのは
通常じゃなかなかない順番になってくるので
とりあえず行った方がいいよなぐらいな感じでした
いやでもまあまあ
多分今の井口さんとお話ししてても感じますけど
勢いに乗っかっていくっていうところもあるのかもしれないけど
一方でちゃんと冷静に分析できてるというか
形になるだろうなっていうこともしっかり判断されていったんだろうなって感じがするし
実際その行ってみてやっぱりどうでしたか
思ってた以上の体験がやっぱ回ってたというか
そうですねまずグラフィックデザイン1年やってみたときに感じたのが
絵がもう全然描けなくて
いわゆるデッサンのようなものっていうのが本当にできなかったんですね
結構自分なりにも勉強したし
師匠みたいな人もいたんでその人にめちゃめちゃにしごかれてやったんですけど
そこだけがどうしても上手くならなくて
これまずいなまずいなみたいな感じがあったんですよ
その中で誘われた会社がウェブの会社だったじゃないですか
ウェブってもっとHTMLとかプログラミングとか
いわゆるグラフィックの中でいうと
言語の要素とか仕組みの要素とか
インターネットに対する考え方とか
そういうものが付属してきますよね
だから純粋なデッサンのような職種よりも
もう少し広義なんじゃないかなみたいなのは
その当時から思ってました
なので行くときに最初感じたのは
1年半の契約って決まってたんですよ
もともとインターンの最長が1年半なのかな
絶対に1年半しかいないんですね
なので最初思ってたのは
精神と時の部屋ってドラゴンボールであるじゃないですか
なんかあんな感じで
要は僕はこれからどうなるのか分かんないけれども
友人たちの前から1年半姿を消すと
ドラゴンボールもフリーザーのところで戦って
最後1回他の国に立ち寄って
テレポーテーションを覚えて帰ってきてるのを知ってます
そんな感じで
自分がそうしようと思わなかった流れの中でも
それに身を任せてみると
何かを習得できるかもしれないみたいなケースは
僕はドラゴンボールのそのシーンで学んで
だから1年半みんなの前から姿を消して
帰ってきたときに
プログラムが叩けるようになってたらかっこいいじゃないですか
だから
どんな人間も漫画とか見ても
修行の期間って結構ありません
漫画のストーリー的にそれが
調子いいのかもしれないですけど
ワンピースとかもそうですよね
1回みんな解散して1,2年修行してまた集まってくるじゃないですか
ああいう人間には1年2年の本気で
何かをやる時期があっていいんじゃないかなみたいなのがあったんですよ
本当僕フラフラして生きてきたとか
過ごしてきたから
全然そういう努力とかもそんなにしてなくて
だからどっかでするならここでしてみようかな
みたいな考えはあったんです
その時から
だから写真を始めた理由も
今のインフォーカスにもつながってくるんですけど
絵描けないけど何か武器ないとなみたいな
で写真が撮れるようになったら
その写真を配置したら
何かカッコつくんじゃないかみたいな
だから海外旅行行ってるから
写真撮影したくなるもんじゃないですか
だからその一石二鳥的な意味合いで
小さな一眼レフのカメラを購入した
のがアメリカに行くタイミングと同時でした
それで写真とウェブを並行して進めたってことですね
なるほど
でもなんかちょっと私も分かるっていうか
写真を通じたアーティストの交流
なんでしょうね
私は絵とかは小学生ぐらいまでは
クラスで一人二人絵が上手な子っていうのはいると思うんですけど
あのぐらいではあったんですよね
小学生ぐらいのときは
なんですけどやっぱ中学高校とかになると
本物がいることに気がつくというか
そうですよね
そうなんか自分なんか別に
普通よりはちょっと上手ぐらいで
なんかすごい上手ってわけでもないなってことに気がついてしまって
でなんかやっぱもうそれからこう
自分の絵をどうにかしてやろうとか
あるいはデザイン的な文脈でイラストを自分で書いてみようとかっていう
発想って全く持ってこなかったんですけども
やっぱなんか写真と出会ったときに
これはちょっと
なんか自分にとって
すごく意味があるかもって思ったんですよね
だからなんとなくおっしゃってることはすごい分かる気がします
なんか写真は僕もそうですね
日本のグラフィックデザインの事務所のときに
アシスタント的な動きだったんですけど
してるときから絵はダメだけど
写真はちょっといけるかもねぐらいの
ふわっと言われてたんですよ
でもすごい厳しい人だったから
なんかそのふわっと言われるだけでも
嬉しかったりするじゃないですか
そういうものを多分大事にしていたっていうのと
何かをやるのであれば
極めたいし突き詰めていきたいじゃないですか
そのときになんか
絵とかはやっぱ上手くないから
やってて辛いし
美大っていう人なんで
毎日鬼のようにクロッキーとか書きまくるわけじゃないですか
それをするのもきついしなみたいな
本当に逃げ腰ぐらいの状況だった中で
写真は結構早かったというか
すぐに友達からいいねって言われて
友達のライブ撮影しに行ったりとか
あとスナップとかで
サンフランシスコの市内とか撮ってて楽しいし
そういうものを組み合わせてやっていきたいな
みたいなものがあった中で
写真はホームページとか
HTMLとかにも添加できるし
いいなみたいなのはずっとありました
そうっすよね
結構私も写真始める
始めるって言っても別に私は本当はアマチュア
アマチュアカメラマンって感じですけど
でも写真やっぱ
自分で撮るようになると
ウェブの素材としての写真とかっていうのも
あるいはウェブに限らず広告とか
何でもそうだと思うんですけど
写真が持つパワーってすごいなっていうことに
なんか気がつくというか
こんなに世の中身の周りにいっぱい写真ってあふれてるんだけども
自分でやってみると本当
いろいろ思うし考えるなっていう
その奥行きが感じられてすごい楽しくって
私もなんか撮っちゃう
ついつい撮っちゃうっていう感じなんですけど
なるほどじゃあ井口さんは結構
海外に行かれると同時に
持ってったっていう
一番最初の部分は観光写真撮ろうかな
ぐらいの感じで買って持ってったって
イメージなんですかそれは
いやもう完全にそうですね
なるほど
ただその向こうで出会った友人たちが
サンフランシスコのあるあるかもしれないんですけど
結構アーティスト界隈の友人たちが多かったんですね
当時だと僕クラブで働いていた時に
ヒップホップ好きだったんですよ
ラッパーのシンゴツーってご存知ですかね
ちょっとわかんないですね
なんかシンゴツーっていう
スゴでのバイオリガンラッパーがいて
その人と面識が
そのクラブの時からあったんですね
それでサンフランシスコ着いた時に
3ヶ月ぐらい経っても
最初友達全然できなくて
これはまずいぞみたいな
せっかく来たのになみたいな
それでシンゴさん
サンフランシスコいるよと思って
メールしたんですよ
そしたらなんか
今日DJクラッシュのライブあるから
日本人いっぱい来るから来なよって言われて
行ったらいっぱい日本人いて
でもシンゴさんも
音楽活動してる人だから
周りの人たちもみんなアーティストばっかだったんです
結構みんな絵描いてるか
美大行ってるとか
そういうメンバーがうわーっていて
そこの友人たちがどんどん増えていく中で
写真を通してみんなと付き合っていった
っていうのはありません
だからシンゴさんのライブも撮ったりとか
あとは友人たちが企画する
日本人たちがたくさんいて
そのキュレーションするイベントがあったんですけど
その時の記録の撮影とか
もうそういう感じで
仕事はインターンとして
ウェブの界隈をしながら
週末になるとほとんど
シンゴさん紹介で知り合った
ラッパーのホームページを作ったりとか
そういうのをずっとやってたって感じです
ずっとカメラ持ちながら生きてたって感じですかね
向こうでは
おもしろいななんか
いいですね
カメラを通して
アーティストさんたちと
同じ土俵に立てたというか
一緒に楽しむ関係性を
作ることができたみたいな感じなんですね
そうですね
表現をしたいみたいな
何かを生み出したいほど
崇高なビジョンが当時全然なくて
どっちかというと
みんなとずっと一緒にいて
ドキュメンタリーっぽい感じですかね
ずっとスナップ撮ってる感じですね
僕の場合は
そんな感じだったかな
今振り返ると
それ
写真の話になると
私も前の身になって
話を聞いてしまうところがあるんですけど
作家性みたいなものなく
ドキュメンタリータッチに
写真を撮ってたっていう気持ちは
多分今も変わらず
持たれてる感じですよね
おそらく
そうですね
ただなんか
当時から
いい写真いけるぞこれみたいな
テンション入ると
首の裏がもわっとするんですよ
なるほど
なんか感じる?
例えば道端歩いてても
サンフランシスコとか
細い道いっぱいあるんですけど
ここちょっと撮っとこうパシャ
みたいなのあるじゃないですか
それ後から人に見せると
この写真いいねとか言われるんですけど
それが結構だいたい
首筋
首の裏がもわっとしてるときが
結構続いたんですね
だから当時は言語ができてなかったから
そう思ってただけかもしれないんですけど
なんかその
作家性みたいな
こういう作家性でいこう
みたいな考えたことはないんですけど
多分なんか
癖みたいなもの
が結果的に
その感じだったんだろうな
ぐらいな
考え方ですね
めっちゃおもろいです
その話
なんとよくわかります
その
私はなんか
私は首の後ろもわではないけど
やっぱ今ここ
ちょっとなんか意味あるとこに立ってるなって思う
瞬間とか
ありますやっぱり
月に
どんぐらいだろうな
私毎日散歩しながらカメラ持って歩いてて
それこそ何十枚とか
何百枚とか撮って帰ってくるっていう感じの
日常送ってるんですけど
でも月にやっぱり何回だろうな
何回かですね
数回
1週間に1回とか
それぐらいの頻度で
今ここは
撮っとかなきゃいけない気がするっていう時があるんですよ
その
毎日同じ道歩いてても
その時急にパッてこう
目が釘付けになる時があって
そうですね
私は首の後ろとかそういうのではなくて
ふっと立ち止まっちゃうっていう感じですけど
感覚としてはすごい分かる気がします
そうなんですよ
僕もずっとカメラ今でも持ち歩いてるし
狙って撮るもんでもないから
道端歩いてていきなりパッて撮ったりするもんだから
その時カメラ持ってないと畜生ってなるじゃないですか
なりますね
ですよね
だから畜生って気持ちになりたくないから
カメラをずっと持っているみたいな
ただその時に何か起こってないかなみたいな
何かいいのないかなみたいに探してる時って
日常の中の美
めちゃくちゃポジティブですよね
テンションが
基本的に楽しいじゃないですか
辛い時に何か写真ちょうどいいのないかなと思わないじゃないですか
そのモード入ってる時って自分でも結構いい調子で
ある意味自分のその時のテンションとかを
カメラを返してっていうとちょっといい風に
言い過ぎかもしれないですけど
なんかその距離感みたいな
距離感みたいなものっていうのは何かあるのかもしれない
僕それでも独産さんの写真見て感じますけどね
そこを感じてるんだろうなっていうのは
ありがとうございます
いやそうですね
私は本当結構何て言うんだろうな
全く同じ道ではないんだけど
割と同じルートを比較的歩いてるって感じの散歩をしていて
本当に季節あと時間帯
日の出の時間も変わってくるし
天気もその時々によって違うから
今日急にここどうしたって思う時あるんですよ
同じ場所なんだけど
ここなんだ今日急にって思うこともあるし
あとはやっぱりこう
たまたま人が通りかかったとか
そういう偶然性みたいなものもやっぱあるから
だから本当私も
たぶん井口さんもそうだと思うんですけど
GRでやっぱ瞬間で撮り出して撮れちゃうっていうのが
すごい大事ですね
大事ですね私にとっては
そうですよね
なんか今ドクターさんが
毎日同じ道通っててって言ったじゃないですか
結構それ大事だなと思っていて
ちょっと話脱線するかもしれないですけど
ゲイテって作家いるじゃないですか
ゲイテがゲイテとの対話っていう本を出していて
それはゲイテが書いた本ではなくて
ゲイテのことを好きすぎる若手が
ゲイテと同居して
ゲイテ超やべえ超やべえみたいなのを
毎日書き留めるんですよ
ゲイテがどんだけやばかったかを
その人の視点を通して書いてあるんで
ちょっと客観的なんですね
その話自体が全部面白いんでぜひお楽しみですけど
その中にあるのがゲイテが言ってるのが
自分は同じ道の散歩してる道で
超いい詩を書くことができるみたいな
でもまだその熟練度とかに達していない時っていうのは
とにかく刺激でしょみたいな
体が強制的に感じるような刺激に対して
みんなストーリーを作ろうとする
だからちょっと過激な感じっていうのは
最初はあるんだよねみたいなのを
ゲイテが散歩中に作家に言ってるわけですよ
でもなんかもう自分ぐらいになっちゃうと
ゲイテ結構自分のこと実はその中では
もう自画自賛もしまくっているのも
すごい面白いんですけど
もうなんか自分なんて
いつもの道を歩くときのちょっとした光の違いとか
その時考えている思考と対照物の距離とかを指して
詩を作ることができるんだみたいな
だからそこの差分みたいなものとか
余韻を味わえるように
だんだんと自分はなってきたんだよねみたいな話があって
だからその写真もそうじゃないですか
なんかすごい大きなイベントとかに行って
写真を撮ればそれは楽しいし
でもそれは自分自身が動いているというか
そのイベント自体が模様をしている
その影響を観察しているようなイメージですよね
でも自分の通学路みたいなところを
撮るときっていうのは多分逆で
プログラム的にはちょっとデバッグしているような感じだと思うんですけど
ほとんど同じようなとこなのに何か違う
それは光が違うのか自分が違うのか
そういうのはよくわかんないから写真を撮るわけですよね
だからなんかその感じっていうのは
さっきドクターさんが言ってた
毎日同じ道を通ってっていうところが
本当によくわかるところですね
なんかめっちゃ嬉しい
こういう話できるのがすごい嬉しいんですけど
なかなかやっぱりなんだろう
多分世の中に写真とかカメラが趣味の人ってたくさんいるんだけど
写真と創造性
なんか出会いにくいというか
こういう流度で喋ることってあんまないから
今すごい俺先生から教えてもらってるみたいな気持ちで
すごい今楽しいですね
でもなんかあれですよね
今日はあんまり
今日はあんまり見たりもありますよね全然
あります
でもそれってある意味伏線でもありますよね
毎日ベストショットをそんなに撮れんだったら
もしかしたらそこに快楽はなくなってしまって
それは当たり前になるかもしれない
だからなんか期待していったんだけど
特に撮るもんなくて帰ってきてショボーンとか思ってたら
その帰りにいい写真が撮影できて
そういう偶然とかも含めて
偶発性も含めて
そこを楽しむ感じなんじゃないですか
多分自分たちの僕たちの好きな写真
そうですね本当そうだと思います
本当さっきも言った通りで
私は多分月に何回かは
今ここを撮るべきだなっていうところありますけど
それ以外の時は似たようなもの撮ってるし
SNSとかに
週間として1日1枚ぐらいは
SNSにあげたりはしますけど
それも選び出すという作業を
練習をしなきゃなって思ってるから
毎日撮ってきたものを見て
その中で
自分のそれこそさっきの
井口さんのお話じゃないですけど
自分の気持ちと撮ったものと
あと完成した絵と
自分の中にはストーリーがあるじゃないですか
そのストーリーを踏まえて
これだなっていうのを1枚決めるっていうのは
ルーティンワークとしてやってはいるんですけど
やっぱ
今日はイマイチだなの日は普通にありますね
そういうことを
写真を通して理解することができる
っていうのも面白いのかなと思っていて
だからインフォーカスの場合だと
ホームページも作るし
写真も撮るし
ブランディング的な概念設計とか
コンセプトメイキングもするわけじゃないですか
それぞれは違うことなんだけれども
統合的な視点で見るとそれぞれはつながっていて
だからきっと写真を通して感じる感覚っていうのは
他のメディアになってもきっと活かせるはずで
だからそういうこと
その勉強がしたいから写真撮ってるわけじゃないんですけどね
だからそこの順番が超大事なのかなって
XとかSNSをチェックしすぎてしまうと
こういう考え方がすでに答えとして置かれているから
その答えを読んで
その心境になりたいから
じゃあ写真を撮ろうみたいな順番だと
多分それなかなか対得できなくて
だって先に
結末の知ってる映画を最初からもう一回見るみたいな感じで
あんま面白くないじゃないですか
だからこうやりながら食らっていく
もう俺は写真今日しばらくいいのが撮れてない
俺もうダメなんじゃないかとか思いながら
次の日いきなりいいのが撮れる
この訳のわかんなさとか
そこも含めて面白いんじゃないですか
そうですね
本当に写真は
私の浅い理解だから
カメラと仕事
もしかしたら人によっては全然響かないかもしれないんですけど
漫画とかイラストとかっていうのは
素人目に見ても
このイラスト上手だなとかってすぐ分かりやすいですけど
写真って
パッと見で上手いとか下手とかいいとか悪いとか
言いにくいというか分かりにくいものなんじゃないかなって思ってて
それがいいとこでもあるなって思ってるんですよ
そのわからなさというか
余白がすごく広くあって
どんなふうに探索してもいいっていうのがやっぱり
写真のいいとこかなって思ってますね
おそらくスタジオで働いてとか
その時にライティングを覚えてとか
商品をうまく撮るような
いわゆる技術的側面としての写真と
多分今僕たちが話してるのは
感覚的なものだったり
対象物そのものが持っているパワーを
自分たちは拝借してますよね
自分たちだけで全部は作ってないじゃないですか
絶対に
その思考があって
撮るっていう時点で
ちょっと考え方がまた変わってくるのかなとかも思うし
その説明が全くできない
同じとこにいて同じように撮っても
評価される人もいるしされない人もいるし
あとは評価されなくてもうまい人も
写真っていっぱいいるじゃないですか
たぶんちょっとした差だったり
もしくはその人自身の影響力魅力とかも
写真って結構出てきますよね
写真もやってるとかって
プログラマーを言う人が
なんとなくやってるよってあんまりいないじゃないですか
写真は結構いるじゃないですか
だから結構使い勝手がいい
技術的な写真の方ではなくて
感覚的に撮るものとか
あとはデジタルカメラのデジタルって
どの部分をデジタルって言ってるかとかって
考えたことあります?
いやでも普通に考えると
撮像面の部分がデジタルで
そうなんですよね
だから要は現像のとこですよね
あそこがデジタルだからあれはデジタルカメラと言ってるので
今現在のデジタルカメラって
古いレンズつけれるじゃないですか
結局はレンズの構造自体というのは
デジタルのレンズももちろんありますけど
レンズの構造そのものはデジタルとは言わないですよね
だから現像処理できる状況をデジタル化したことを
デジタルカメラと言っている
っていうのがあるので
なんかそこのそれ以外の能力は
いいカメラだったら結構習得が早いんじゃないですか
簡単に言うとiPhoneがあれば
もう結構いけちゃうじゃないですか
写真の画質の話ですね
僕が多分言ってるのは
画質とあとはオートで撮れる時の
精度はすごい高いじゃないですか
でもその写真で何をするかっていうのは
また違う話なんで
多分そういう話なのかなって感じがします
いやそうだと思います
そのそうだと思います
うまく言えないけど
いや本当に
言わんとしてることすごい分かります
そうですね
写真は本当なんか
無限に多分話せるんですけど
なんかその写真を撮りながら
サンフランシスコで
いろんな人たちと関係を持ちながら
過ごしているっていう中で
なんかその写真の部分が
仕事の一部にもなっていくんですか
そうですね
日中はサンフランシスコの会社で
インターンをして
で終わった後には
向こうでできた友人たちの
ミュージシャンとかデザイナーとかの
ホームページを作るようになってたわけですよ
1年半内で僕12,3個作ったと思うから
毎月1個以上のペースで作ってて
多分ほとんど3週間に1個ぐらいのペースで
ウェブ作ってたんですよ
みんな当時なので
自分の写真もないし
ホームページ作ってよだけ言われて
素材もないじゃないですか
どうするどうするみたいな話になった時に
自分で撮影するよみたいな感じで
当然なりますよね
他に素材ないんだし
素材を向こうに準備してって言ったこともあるんですけど
向こうの素材の準備の仕方がもしいまいちだったら
結果的にそのホームページもいまいちになっちゃうじゃないですか
だから少しでもクオリティを上げるために
自分に何ができるんだろうって思った時に
デザインをもちろんよくすることもできるし
当時だったらFlashとかのプログラミングを
よりリッチにすることもできるし
ただ同じようなアプローチの手段として
写真をよくすることもできるわけじゃないですか
だからその一つとして写真があった
それをどちらかというと
会社の仕事というよりかは
友達の写真とかホームページを作ることをきっかけに
たくさん撮っていった時に
これって活かせそうだなみたいに
一番の仕事になるのは
仕事においての仕事ではないし
仕事を作ることは
仕事においては絶対に仕事になる
というようなイメージです
なるほど
じゃああえてカメラマンとかフォトグラファーを
目指したっていうよりかは
一つの道具というか
スキルセットみたいな感じですよね
全くないですね
思わなかったですだからそのコンビニで働き始めた時とかは人生どうなんだろう ぐらいな感じで
夢への道のり
マナがせめて好きななんかことで食えてたらいいなぁぐらいなそんなに大きな夢もなく どっちかという全ては生活のためとしてやっていたことが
とはいえ少しでも自分の好きなことだったり に近づきたくてやっていたっていう結果ですね
なんかそれが今もあんまり変わらないというか同じような感じなんですか 自分の中で
うんそう完全に同じですね 面白い面白いですね
でもなんかそういう夢が特になかったみたいなことってあんま出てこないじゃないですか だからそんなに言ったことないですけど
まあ仕事としてやってるやってたし なんか
向いてそうっていうかなんてできそうだからやってたみたいな でやりたくない仕事やってるよりはいいだろうとか割と消去法的な感覚も全然ありました
いや不思議な感じするななんか全然 今の井口さんのそのイメージは結構なんだろうすごい前向き
なんかクレバーって言ったらいいのかななんかちゃんと考えることは考えた上で 自分のやりたいことにまっすぐ
向き合ってるというかそういった感じなのかなと思ったけど 結構なんか普通に消去法の考え方で進んできた部分とかも普通にあるんですね
まあまあ友達に言われたから作った って感じですかねだから友達が
その時いっぱいいてその友達たちがたまたまアーティストとかそういうのを志す人たちが多くて だからみんなたまたまホームページが必要になっていて僕はたまたま
サンフランシスコの会社で働いていてみたいな だからで写真やってたからみんなのことを記録してたし
みたいなところが すごい最初のかもしれないですね
そうかでもその 結局インフォーカスを起業されるとかっていうのも
なんかそこはこう思いがあって起業したとかではないですか インフォーカスを作るときはめっちゃ思いありました
そこがまた違うんですねちょっと 途中で話がちょっとジャンプするんですよ
今話しているのは多分23歳の時のサンフランシスコ時代で とりあえず1年半で帰るし精神と時のヘア状態だし
新しい技術を覚えて帰りたいし向こうの友達もみんないい奴だからなんか関わりたい っていう感じで技術を覚えてた
で帰ってきてそのウェブメディアの会社で働いていた時に
ケティックっていうもうめちゃめちゃサブカルの ウェブメディアで今も存在しているんですけど
その時にケティックの仕事もしながら相変わらず友人たちのものとかっていうのは ずっと作ってたんですね
仕事なのか仕事じゃないのかも置いといてとにかく友達のずっと作り続けてた でちょうど26ぐらいの時に
友人が一人いわゆる 脱サラして飲食のお店したいみたいな流れがあって
でホームページの依頼をされたんですよ 友達のものだからそんななんかお金の話とかそんなせず受けようとした時に
あまりにもカツカツだったんですね向こうの状況が でそれどうしてみたいな話をした時にその前からなんとなく気づいてはいたんですけど
例えば脱サラしてレストランしようと思っている人が 最初のホームページのことなんて考えないじゃないですか
脱サラしてレストランやるんだったら最初に考えるのは多分レストランで何を売るか何を作るかとか レストランの名前とかあとは
メニューどんな感じにしようかなとかばっかなはずなんですよ絶対 ホームページなんて思いつかないじゃないですか
で脱サラしてやるわけだからそれまで他の業者にそんな頼んだこともないですよね だからつまり単価もわかんない
で誰に頼んでいいかもわかんない 料理を作りたくて独立するのにその人はいろんなことを最初にやらないといけないじゃないですか
でそれを聞いた時に この人から結局はなんかその
ロゴのロゴの作成でお金を使いすぎちゃったかなんかロゴ名刺とかで結構ほとんど 予算使っちゃったんですよ
本当も5万10万しかないけどもうやばいからやってくれみたいな感じだったんですけど それって最初から前提条件がわかっていてちゃんと順番がわかって
今回だったらここにお金をかけた方がいいんじゃないかとか ここに力を注いだ方がいいんじゃないかみたいにもし誰か言ってくれる人がいたら
できましたよねもっと違う形で その時に僕がそのクラブの話にまた戻っちゃうんですけどクラブでフライヤーでグラフィックデザイン
じゃないですか でウェブのインターンで全体的なまあ
html css とかデザインウェブデザインであとその写真っていうところでなんとなくその 全部がエキスパートってレベルじゃ全然なかったんですけど
なんとなく全部をつなげて考えることができる でもそういう人って当時そこまでまだ多くなくてだから
ロゴの相談をしに行くとそのロゴの相談をされた人はこのロゴを通して全力で表現しよう と思うから
他のことも考えつつですけどまぁ1回は自分のことやりたいじゃないですか だから全体を束ねてご相談できる人っていうのが友人の周りにいなさすぎるんじゃないか
みたいに感じて だからまあ自分がそういう存在だったり
であとはそのある程度お金があると代理店に頼めばいいじゃないですか でも代理店なんてそんな普通の人受けてくれないじゃないですか
こう普通の人が脱サラするからじゃあねお気に入りに頼もうってあんまないわけで だいたい友達たちを駆使して何とかしたり今だったらね
ノーコードとか自分で作るかもしれないですけど当時そういうの全くないから そういうのもあって
なんとなくまあ sns の台頭もあったんでこれからの時代 っていうのはこう何を作るか
みたいなこうまあ選択することを選ぶこと の方が一つのものを作り込んでいくのは多分なんかそれを本当に必要だってわかっている
人は多分最初からその行動するから 多分僕のその対象ではなくてもっとこういろんなものをつなげていきたいとか
どれから作っていいかを考えたいみたいに 選ぶような行為っていうのがほうが大事なんじゃないかなと思って
それで会社名もインフォーカスって言うんですけどフォーカスするっていうのは集中する ことじゃないですか
集中するっていうのはこうまあ 選ぶって言葉の直訳ではないんですけどこう
決めることではあると思うんですよ 焦点を合わせるというかそういう存在に自分がなってそうやってこれから30手前だったんでみんな
孤独立とかしていくときに何かこう適正な考え方とか 正しいアプローチをなるべくしていきたい
そのメンバーたちとっていうのがあってこうインフォーカスを27で起業して作った っていうのはその思いが
コントラストの活動
ビンビンにあったんでさっき話してる特に何も考えてなくて 友達からたくさん言われたから多分
ひたすら座席に入ってバッと振りまくってた状態だったと思うんですよ でなんかみんな同じこと言ってくんだみたいななんかみんなカツカツでって言って話聞いたら
なんかみんな変な順番で作ってて なんかみんな単価もわかんないで言っててみたいな
それが通じたから だんだん続くとそのパターンが見えてくるじゃないですか
でそのパターンを認識しててことは自分がそこにスポット入ったらみんな超楽なんだ とか
多分世の中はそっちに行くんじゃないかみたいには感じて でまぁやるんだったら早い方がいいなぁと思ってすぐ独立したっていう感じです
なるほどなぁ いやなんか面白い なんかほんと井口さんの話
めっちゃ面白いですね なんかその
なんだろうなんかそこはやっぱ今までの 前半戦の方で話してくれたこととは全然違う文脈だっていうのはすごく
お話が上がってわかったんですけど なんだろうやっぱなんか
これはもしかしたらご本人の認識はちょっと違うのかもしれないですけど なんか私すごく話聞いてて感じたのがやっぱり
なんだろうなんか事故で完結してないというか 関係性のある中で何かこうやることが決まっていくというか
やりたいことが出てくるっていうか常に誰かとの関係の中で お仕事だったり活動だったりされてるなっていう
感じがしました そうですね
そうかもしれないですねなんか言われて気づいたんですけど今日誘われたら やるみたいなのが通一さからそれもあるのかもしれないですけどね
いやなんかすごいなんかすごいねなんか納得できたというか最近そのインフォーカスさんの 活動の中で例えばコントラストみたいな
こう コミュニティともちょっと違うけども人と人との繋がりをプロデュースするっていう側面もあるじゃない
ですかああいう活動って なんかそういうのの根底にあるのがなんか
井口さんのその中にあるものがちゃんとついてするものがあるんだなっていうのがなんか お話聞いててすごいなんか分かってきました
うーん自分も今喋りながら 頭が少し整理されてきて
うん 確かそうかもしれないですねうん
いやなんかそう私はその あんまりこうアートだったり
こうなんだろうななんか あんまりそういう界隈に友達もいないし自分もそういう世界に浸ってきたわけではないから
なんか憧れる対象として見てるんですよなんかそのアーティストとか まあそれこそ写真家さんとかもそうなんですけど表現をする方々って
すごく憧れの対象として見ていてなんかコントラストみたいな活動とかも なんかちょっと私の中ではいい意味でこう遠い世界というか憧れの世界みたいなとこが
あって そういう活動されているの
その背景に一体どういうものがあるのかなっていうふうにはずっと気になっていて ただまぁちょっとこれまぁあのちょっとポッドキャスト的なこと言っちゃうんですけどそのそもそも
コントラストって何ですかっていうところの説明をまずしてもらった方がいいかなと思うん ですけど
そうですねコントラストはあの3年前から始めた自分たちのプロジェクトというか事業というか あのなんですけど
今インフォーカスは渋谷の富ヶ谷に事務所があって 一棟を借りてるんですね
1階と地下で2階3階屋上ってあって 1階と地下がコントラストという名前のスペースになっています
始めたのはコロナが2020年にあって いろいろ社会的にもこれから世の中どうなっていくみたいなのが当時あったじゃないですか
今インフォーカスの事業はウェブだったり映像だったり ブランディングとかいろいろやってるんですけど
結構当時だとフルリモートに家事を切っていく会社というのがとても多かったですよね
実際にほとんどそうだったんじゃないかなというふうに思っていて
当時なんで周りもそういう判断してきますみたいなのがいろいろリリースとか持たれている時に
インフォーカスどうしようって当然僕は思うわけじゃないですか
そうやって考えた時にまず最初に思ったのはうちは映像チーム内製してるんで
そもそも機材とかたくさんあるし フルリモートに振るっていうのはちょっと難しかったんですね
そもそも 人が完全に全く集まれない状態にもしたくなかったっていう別の理由もあったりもするけど
とにかくフルリモートに振るのは難しいんだろうなみたいなのがあったんですよ
当時はもちろんコロナの最初の方はもちろんフルリモートしましたけど
そうなっていった時にフルリモートの選択肢はない
じゃあ自分たちで今のオフィス 当時原宿のいわゆる座挙ビルの一室だったんですけど
にまだ残るのか それか何か新しいことした方がいいのかなみたいな
考え方があったんですね それで先の話にまた戻ってくると当時からそういうアーティストだったり
作家の友人とかもいて そういう作家たちがどういうふうに食ってるかとか
どういう生活をしてるかとか もしくはギャラリー側がどういう感じでやってるかみたいなのは
現場にいながら観察してたので こういうふうに世界はできてるんだなみたいな感じで見ていたと
ちょうど今の物件を見た時に すごいいい物件だったんですけど
ちょっと大きかったんですね サイズが当時だと 当時まだ20人ぐらいしかいなかったんで
事務所が大きいなってイメージがあって そこの1階どっちかをスタジオにして
そこでいろんな人が行き換えができるような場所にして 映像チームがいるからスタジオとしても使えるじゃないですか
っていうふうにも考えながら だから僕たちはコントラストギャラリーとは言ってなくて
クリエイティブスタジオって言ってるのは そういう理由なんですけどもあって
さらにそういうアーティストとかも活動できる場所 特にアーティスト
僕すごい作家に詳しいわけじゃないんですけど 知らなくはないのかなと思っていて
やっぱ思うのは最初アーティストに興味を持って いろんな人とか本とか読むじゃないですか
で大きいギャラリーとか行ってみるじゃないですか それが何年も経った後に気づくのは
大体大きいギャラリーでやってる人 大体有名な人ばっか説みたいなのが
自分の中で気づいてしまう ただ同時に思うのはそんな僕らの友人のアーティストたちっていうのはいろんな
美術系の大学があって年間で何百人とか 1000人以上とか多分卒業してますよね普通に考えたら
でもその人たちは卒業した後 どこ行ったんだろうみたいな
感じがあって いつも良いギャラリーは大体ラインナップが同じで もちろんみんな僕も好きなアーティストですけど
アートとデザインの関係
ギャラリーなんでね ある程度そういうメジャーどころがあるところで採用していて
みたいな時に自分たちができることは 例えば独田さんも写真やってるのと同じで
仕事だからとかアーティストだからとか置いといて 好きだからやっちゃう人って絶対いるじゃないですか
例えばそういう人たちが表現する場所だったり あとは本当めちゃくちゃ面白い作家なんだけど
こっからの動きとかを今いろいろ考えていて 力試しをしてみたいみたいな時ってギャラリーの所属ではまだないわけだから
発表する場所もないじゃないですか コロナもあったんでみんなどんどんデジタルの中に行ってしまうと
みんなインスタグラムが発表会みたいになっちゃうじゃないですか 時に少しでもフィジカルなものがないかみたいな
そういうのがあっていろいろな理由が合致して コントラストになったっていうのはありますね
今言ったのはどっちかというとアーティスト的側面で 別にそれだけをしたくて
事前事業したくてやってるわけではなくて もう一つの側面としては
社員がこれから増えていくとき ちょうど社員が20人を超えてきたぐらいで
最初自分一人で起業した会社だったんで なんとなくみんなにどういう考え方かを教えたりとかする時ももちろんあるじゃないですか
僕自身がもともと独学だったので どうやって勉強してきたかっていうと
もちろんいろんな本も読んだし あとはこういう作家の友人とかと話した時に
なんでこの作品がこうなったみたいな話を聞いたりした時に なるほどねみたいに腑に落ちるわけじゃないですか
全くコンセプトがなくて作りましたっていうアーティストはそういなくて みんな何かしら理由があるから
一つ一つを媒介にしてアウトプットは違うけれども作りたいみたいなコンセプトで 何を作りたいかっていうコンセプトが各々ある中でアウトプットが違うだけですよね
なので 僕は多分それをいっぱい聞いたりして なるほどねみたいなところが自分がアートディレクターとか
ウェブディレクターをしてた時にも コンセプト提案というのは必ずするわけじゃないですか
でもなんか自分が提案している時の論理というか なんでこうなったかみたいな話っていうのは
コロナ以降のアートシーン
たくさん聞いてきたっていう人たちの意見の集積だなと思っていて
つまり簡単に言うと直接的すぎる人 例えばデザイナーがデザイナーのことを参考にしようと思うと
距離感近すぎるし まんま思考をなぞっちゃって
最近も問題ですけど トレースなのかパクっているのかみたいな話になるじゃないですか
たぶんそれは近すぎるんですよね 関係性が
そのアーティストって アーティストって結局思考をどうアウトプットするかっていうところなので
たまたまそれが写真だったら写真家って呼ばれるし たまたまピアノだったら音楽家になるわけじゃないですか
だから例えば音楽やってる人が絵を描かせても 同じぐらい能力を習得できるのであれば
その音楽ぐらいいい絵をきっとその人は描くはずなんですね 音楽だけやたらいいっていうのは多分ないはずで
その人が持っている衝動とか動機が どういうふうに可視化されるかが
一個の考え方なので そういうものがあると思ったんですよ
だからすごいざっくり言うと コントラストって対比とかそういう意味なんですけど
いろんな作家たちがやっていく ジャンルを問わずにやっていく
毎日1回でアーティストが何かしらの展示をしてたら
今うち社員40人弱ぐらいいますけど その社員たちは別に好きとか嫌いとか置いといて
とりあえず事務所の前を通るわけだから 今日なんかやってるなーみたいなのがあるわけじゃないですか
アーティストって最初誰を好きになるのとか 結構難しくないですか アート全然わかんない人が
いきなりアートって言われたら みんななんか崇高なものとかすごい勘違いしちゃうじゃないですか
アートは高級だみたいに なんか勘違いしちゃってるじゃないですか
でもいろんなアーティストがやってたら極端な話 あんまこれ好きじゃないかもって
もしその人がなんとなく直感的に思ったことも 好きじゃないってことがわかったわけじゃないですか
ってことは好きかもがあるわけじゃないですか そうなってくると対比が起きますよね
対比というのは2つだけだと二項対立の状況になってしまうから ちょっと距離が遠すぎるとは思うんですよ
でもいろんな作家をやってると多分一つの直線上じゃないレイヤーで 3次元的に見てもいろんな属性性格スタイルがあって
好き嫌いかっていうのをくっつけてるわけですよね 自分はこの人のこの部分のここは好きだけど
この部分は他の人のなんかこのやり方の方がいいみたいに なんとなく自分の中での構造ができてくるわけじゃないですか
でそれがある程度できてくるともっと大きいギャラリーとか行った時にも その作家が何でいいかっていうのはかなり
解像度上がった状態に見えると思うんですね そんな感じもあったんでそのスタジオ名前をコントラストっていう名前にして
いろんな作家が通過する だからうちはデジタルの作家が多い方だと思うんですけど
そこに振ろうとも思っていなくて 写真家をやる時もあるし
油絵の作家がもちろんやる時もあるしとか いろんな人を見ていくと結果的にいろんなコンセプトに触れるから
結果的にみんな概念設計うまくなんじゃないかなと思って 僕だけが喋っても相手の理解度も違うし
僕の説明がうまいわけでもないし 全部を伝えるって大変じゃないですか
でも何か会社がそれをやっていて毎回違うコンセプトでやっていて 多分これなんとなくをやってないようなぐらいは感じてくれるわけじゃないですか
だからそういうものを置きたかったんですよね そのコロナ以降のインフォーカスに
でその行為はたまたまコントラストを使ってない時も 映像チームが撮影スタジオとして使えるわけじゃないですか
アートの教育と理解
普通映像のスタジオって1日借りると狭いとこでも 1時間3万円ぐらいしちゃうんですよ
10時間借りたら20から30万ぐらいしちゃうわけじゃないですか そういうのは実際に自分で映像の事業をやってるから
一個一個の経費がわかるわけじゃないですか それはさっき言ったインフォーカスを起業する時に
いろんな人がそこのコントロールをまだ慣れてない状態で やらなければいけないことの難しさを
コントラストの方でまた同じようなことをやってるような認識なんですかね
いやもう いや本当俺何回も同じこと言っちゃうんですけど
今日の話めっちゃおもろいっす
めっちゃおもろいなぁ
いやあの なんだろうなんかその今お話聞いてて
本当にいろいろなことを思ったし考えちゃったんですけど そのまず
その
最初に思ったのがまずアーティストの意図とかがわかんないと 文脈とか意図とかがわかんないと
その
本当の意味で楽しめないというか理解できないっていうのが まず私の感覚としてあって
で井口さんはその お知り合いの方々の中にアーティストとか表現者がたくさんいる中で話していく中で
なるほどねみたいなことの経験がすごい蓄積していたっていう 話だったと思うんですけど私そういう機会あんまり
ないというかなかったというか だから今になって
その写真を通じてそれがすごい 楽しいんですよねその
写真集見てて なんか最初はやっぱり全然わかんないんですけど
まあステートメント読んだりあるいはなんかこう web 上でいろいろ言われている人の書いた記事とかを見たりして
なるほどなってそういうことかみたいな ことをやっていく楽しさ
それがまたこう なんていうんですかねそう
コントラストを通じて 自社のスタッフのみんなにもいい影響を与えてくれたらいいなぁみたいなこともすごい
アイディアとして面白いし あのめちゃくちゃリーにかなってると
個人的にはすごい感じるし
絶対その井口さんおっしゃる通りでデザイナーだから デザイナーさんの参考にしようみたいなのって安直すぎるというか
なんかあんまり価値がないというか 言い方ちょっと難しいんですけど
それこそなんかたくさん写真集見たり映画見たり 本読んだりした方が
字の力がどんどんもっと上がっていくというか 絶対そういうとこあるよなって思うから
なんかもう聞いてて全部の話がもう 面白すぎちゃってちょっと興奮気になっちゃいましたね
いやなんかどうやったら習慣化するかですよね 多分本当に第一だって気づいたら優先するし
それをするのも楽しくなるように多分人間は設計されていて でもそれに取り組もうと思った時に結構頑張らなきゃいけない時って単純に
めんどくさいじゃないですか まあなんか夏休みの宿題みたいなもんでもう最後の日にバーってやるみたいな
でもデザインをする以上はやっぱりそのことも考えないといけないし
まあ気にかけないといけないですよね でもだからといって僕が全社員にアートギャラリーに行ってこいみたいな言い方で
毎月三つ目みたいに矯正をしたところで それただ僕が行ったから行ってるだけじゃないですか
そういう動機で何かをなすっていうのはあんまりないんじゃないかなと思ってて でもなんとなくコントラストで何かやってる
そういう会社に自分はいるとか もしくはコロナ以降の採用ですよねとかでもそういうことやってるけど多分
アート嫌いってあんま聞いたことないですけど アートとかがよくわかんないって人たくさんいると思うんですよ
そういう人とかも含めてなんとなくさせてもらうことってすごい大事かなって 言い過ぎないことって超大事かなって
だからそのアートもそうじゃないですか なんか全然見た目かっこよくなくて
ステートメントが刑事上学的に最高理念なこと書かれてても なんかえーってなるじゃないですか
かっこよくねーよなーみたいな だから結局人間は何かその概念だけで捉えているわけじゃなくて
その概念がどう出力されたか どうアウトプットされたかどう可視化されたかが多分大事だから
ステートメントが崇高すぎてアウトプットがいけてないとやっぱダメだし ステートメントが軽すぎてめちゃくちゃやばいものができたっていうのもそんなない気もしてて
だからそこのなんかバランスを取るというか その作業とかっていうのも含めてなんか知ってほしかったみんなに
でもみんなに知ってほしいから作ったよとかっていうわけでもなくて 自分が過去にいろんな人たちの出会いの中で
作家たちと会えたこととか それって
あとから作家といっぱい知り合ったらそういうことできるから作家と知り合いになろうみたいな さっき言ったような順番が逆で動いちゃってもう多分こうならないじゃないですか
だからその時はよくわかんないけどたまたま友達がそんなやつばっかで よくわかんないけどホームページを
作ってって頼まれちゃったからまあ作ってみたいな やっぱこうだんだんだんだんと気づいていったっていうところがありますよね
ギリシさんみたいに お話しされるというかそういう感じで考えてらっしゃる方ってあんまり私の知り合いの中に
いない感じがして もちろんいい意味ですごく刺激的な話聞けてて嬉しいなって今思ってるし
何だろうななんか 物作り
そのいわゆるウェブを作るとか映像を作るっていう ことをやっていく中で
なんかこうアートとかあれは ギャラリーで扱うようなインスタレーションとかそういうものもそうなんだろうなと思うんですけど
なんかそういうインプットの方にすごく注力して活動している会社さんって なんか意外と見かけないなあっていう気もするんですよね
なんか僕それ考えたことあって なんでかって考えた時に思ったのはインフォーカスは一つの事業じゃないじゃないですか
ウェブとか映像とかグラフィックももちろんやるし ブランディングの案件が来たらブランディングに入っていくわけですよね
だから専門性が結構みんなバラバラなのがあるんですよ だから例えばウェブディレクターに何かを相談されてこれってこうこうじゃないってアドバイスした時に
じゃあ次は映像のディレクターとかプロデューサーと壁打ちをしていると また違う専門用語を使って話したりするわけじゃないですか
だから僕らはそれを統合した考え方でいたいから デジタルブランディングっていうのを講義に言ってるんですけれども
実際にやってるスタッフたちっていうのは 一つ一つ専門性があるわけですよね
でそのウェブディレクターで入っている人間が 映像ディレクターほど映像の知識を身につけて入ってきてるのは絶対ないじゃないですか
なので共通言語っていうのをどこで作っていけばいいかっていうのは 多分いわゆるウェブを専門にしている会社とか社内が全員エンジニアですみたいな会社に比べて
多分難易度が高い気がするんですよね だから社長がその技術をすでに有していて
社長の技術ノウハウをどんどん社員に引き継いでいこうみたいな会社であれば もしかしたらこの発想をわざわざする必要がないんだと思うんです
よ もっと直接的に教えればいいから なんだけど簡単に僕の場合もう
異なる専門性の融合
感じろみたいなことじゃないですか それを一人一人に具体的に言っていくと技術も変わるし使う用語も変わるし
その人とその人で会話できないじゃないですか なんか
例えがうまいかわかんないですけど英語と韓国語で喋ってて お互い言語わかんないけど2つとも同じ言語ですとか言われたところで
実際喋っている言語は違うんだから なんとなくこの人が何かを俺に訴えかけようとしてるっていうのはそれはわかるけど
具体的に何言ってるか絶対わかんないんですよね だからそのアートはつまりそのクリエイティブコンセプトとかも含めた時に抽象度を僕は
一つ上げていて そのアートの話とか好き嫌いみたいな抽象概念を理解した後にクリエイティブの
ことをそれぞれの技術で発散していくのでさっき言ったその音楽家だったら音楽で まあその別の職能だったら別でいいと思うんですけど
だから何も持っていない人がたまたま音やったら大当たりしたというのはそんなないはず でそのクリエイティブコンセプトの作り方をみんなに感じて
もらうことは抽象度としては調子ちょうどいい さっき言ったその距離感が近すぎるとやっぱその技術まんまやろうとしちゃったりとか
同じことを言おうとしたりして その人を習得できてないと思うんですよ
その人が言ってることを言ってるだけな気がするんですよ 自分ごとに落とし込む場合は少し遠い方がいいし
うんみたいな感じかな ちょっとうまく説明できてわかんないですけど
いやいやあのめっちゃめっちゃ面白い あの多分
これからの時代よりそういうところ多分大事になっていくんじゃないかなっていう気がしていて っていうのは
なんか ai で何でもできるようになっていくし そのそこそこのものが大体できるようになっていっちゃうから
それこそなんかあの ちゃんと自分なりの世界観を守っていかなきゃいけない
逆に言うと逆じゃないんだけどなんて言ったらいいのかな その俗人性を高めていかなきゃいけない時代に多分なってきていて
じゃあ俗人性をどんどん高めていった先に そういう高めたスペシャリストたちががって集まった時に
誰も同じ言語で喋ってねーよみたいになっちゃう ところでその井口さんが今やられていることが
すごい効いてくるというか 機能していくんだろうなっていう感じがしてなんかすごい時代を先取ってる感じがして
なんか聞いててもうドッキリ ワクワクしてきます本当に
いやなんかそもそも今写真の話で2人が 盛り上がっているのも多分2人とも写真がちょうどいい距離感かもしれない可能性があって
もしかしたらこうじゃプログラムのすごいコアなことをめちゃくちゃ僕と喋ろうと思っても 僕それちょっとわかんなくなっちゃうじゃないですか途中で
で途中でわかんなくなっちゃうと途中でわかんないって言えないから なんとなく合わせてへへへみたいな
でもそのなんて言うんですかね 直接過ぎないものとかアートぐらいの距離感だとそれは自分たちにとってですよ
アーティストにとってはアートが直接的なものになっちゃうかもしれないから もしかしたら逆の話になるのかもしれないですけど
デザインとアートの境界線とかよくなんか話したがる人ってたくさんいるじゃないですか でもなんかデザインとアートを論理的に言語化して喋ったところで
しょうがないというかなんか それがわかったところでどうするんだって話じゃないですか
でも大事なのはそこのアートみたいなものに触れることによって 生まれてくるそのコンセプトの深みやあとは
レイヤーですよね例えば村上隆さんの芸術闘争論という本があるんですけど それは今ちょっとうろ覚えなんですけど村上さんが作る作品で
独自性の重要性
なんでこの作品になったかって説明がめちゃくちゃ言語化されてるんですけど なんか僕が読んだ時にあったのは確か間違ったら悪いんですけど
なんとなくその絵には13個ぐらいその絵に至った理由があるんですよ いわゆる表面的には可愛い花なんだけど実はそのモチーフは80年代の有名なアニメの
ワンシーンのタッチでみたいな 要はそのそれがわかる人が見たらわかるけどわかんなくても可愛い
みたいななんかそういうものを一つのレイヤーだとすぐに答えがわかっちゃう それはさっき言ってた関係性が近すぎるからまんまやっちゃうとわかっちゃうじゃないですか
でもそこに至った理由が13個ぐらいあるともう真似できないものになっていく しそれは結果的に独自性ですよね
だからみんなこう一つの言葉単語で インパクトの強いことを言おうとしすぎていて
例えばGDPっていうのは国民の生産性しか測ってないですよね でも幸せというのは実際にはお金だけではなくて
GDPも含めたもっとダイナミックな関数とか指数が多分必要じゃないですか 今の時代であれば
だから一つのものだけにそのゴールを置く行為っていうのはもしかしたらみんなをちょっと
狭いって言ったらいいですけどね みんな同じ方向に向けさせようとしすぎているのかもしれないですね
そういうものを日々感じているのでコントラストを作るときにいろんな方面から理由を考えた
っていうのはそれがあると思います
いやすごいなぁすごいですね いやなんか俺本当に
できることなら一緒に働きたいっていうか 同じ環境で過ごしたいぐらいですね本当に
ぜひぜひ あと結構デザイン会社やる人って社長が専門性高いじゃないですか
デザイン会社を作ろうと思ってデザイン会社を作るというか 当時の僕の考え方ですけど
なんかその人が売れっ子になっていくと だんだんなんか会社作った方がいいよって言われたりとか
会社にしないのとか言われて ちょっと会社作ってみるケースがほぼだなと思っていて
今わかんないですけどね もう少し気軽にフリーとかなれるのかもしれないですけど
ただ僕の場合はさっき言った感じで1年半ぐらいしか各技術を習得していなくて
そのまま27でパーンって作っちゃったんで 全部1個1個見ても別に何て言うんですか
まあまあぐらいな自己分析で言うとですけどね だから日本一ではないなっていう感じですかね
普通に生活はできるし多分ご飯も食えるようになった それは良かったけど
多分超一流の人とは戦えない やっぱりヤバい人っているじゃないですか
もうその道の達人というかゴンゲンみたいな人いるじゃないですか
その人たちとどう渡り合おうと思った時には ちょっとずらしてやるのが僕的に合ってたんですよね
だからウェブの話されてるのに映像の提案もするとか
でもウェブには映像使えるわけじゃないですか 同じバジェットでやるんだったら向こう的には別に関係ないじゃないですか
だから僕は当時はバジェット言われて ホームページの提案してくださいって言われた時に
経営者としての考え方
ホームページのトップにこういう映像を作りましょう みたいなのも一緒に付け加えるみたいな
でもそれは一応ウェブの中では一応ギリギリあってはいるじゃないですか だから193のこの橋渡るべからずって言われたら真ん中を通る感じというか
だからそのやり方でしかやれなかった 僕の場合そういうすごい人たちとやり合うとき
だからだんだんとそういう考え方になっていたっていうのも あるかもしれないですね
社員との関わり方とかスタッフとの関わり方もみんなの方が僕より専門性あるので そこに対してどういう動きをするとみんなの能力が最大化されたり
こうやっていけるのかっていうところをずっと考えているって感じですかね いやなんかちょっと不思議に思ったんですけど
スタッフのみんなをすごくリスペクトしてるんだと思うんですよね今の話って
自社のスタッフの皆さんをリスペクトしている プロとして自分よりも高い専門性を持っている
皆さんのことを尊敬もしているっていうところまではすごくわかるんですけど 経営者としてでもじゃあコントラスト必要だなぁとか
あるいはみんなのためにこういうことや やったり考えたりする必要があるなぁとかっていうその
井口さんの中にある衝動っていうのは根本的にはどんな気持ちなんですか やっぱみんなのためにみたいなことなのか自分自身がどんどん
楽しみたいみたいな部分なのか もう両方数で完全に両方ですね
何て言うんですかね 事前事業とは全く思ってなくて
ただスタッフがいい感じに過ごしてるほうが絶対いいじゃないですか 僕がインフォーカスをもっと良くしようと思ったら
絶対に今の 多事業展開をしながらそれをつなげていく行為っていうのは多分続いていきますよね
僕がよほど違う職種をいきなり始めない限りは そうなってくると勝手にその考え方になってくるというか
経営者で僕は経営者を語れるほど 経営も独学だから何もないんですけど
イメージ的には経営者って多分会社が最大化されることをその時の判断でやるべきで すごい簡単に言うと例えば会社の
トイレが詰まっていることが原因でみんながあんま事務所に行きたくなくなっちゃって 会社の生産性が落ちてるんだったら社長が一番にトイレ掃除するべきだと思うんですよ
というのはそれが一番の原因だから と同じで一つ一つの今日何が原因なのかっていうのを考えて
例えば小さな案件みたいな単位かもしれないけれども その案件がきっかけでいろんなことが起きてるんだったら僕もそこの現場に行って
どうしてこうなってんだって話聞くし 売上げの方が大変だったら
セールスのミーティングの回数を増やして経理とか 役員とか入れながらどうするかを考えるし
戦略がうまくいってないんだったらどうして戦略がうまくいってないのかを担当している スタッフたちと話しながらその戦略がどうやったら良くなるかをずっと考えるみたいな
だから特定の仕事がもはや僕ないって感じですね なので結果的にフォーカスが最大化されることが自分にとって嬉しいから
コントラストの話をした時に社員が出てきたのは当然社員のことも考えているから言った ですけど実際に他の理由もたくさんあってそれらをどういうバランスで
考えておくといいのかっていうところですよね いやーすごいですねなんかちゃんとなんかそういうのって結構こう
普段から日常的に自分でこう
なんかずっとそういうことを考えているというか そういうタイプですか
ずっと考えてますね
ずっと考えてますどうやったら 良くなるのか
ずっと考えてますでもずっと本も読んでるんで ずっと蓄積されていってる感じですかね基本的には最初あんまうまくいかなくて
でなんでだろうなんでだろうで2週3週して なんとなくこれうまくいきそうだなというパターンが見えたら
次それを他のことに応用してみる感じなので 今全部例えで言っちゃったんで具体的な例がなかったんですけど
ひたすら試しまくるみたいなのもあるかもしれないですね 最初に何か考え抜いた手を打つってタイプじゃ全然ないかもしれないです
やりながら考えるのはめっちゃいいかもしれないです なるほどなぁまぁでも結構経営者というか
結構自分で独学で何でもやっていく人として多分そういう傾向があって 私も結構なんか人に教わるというよりは
どんどん自分で試してやってっちゃう独学でやってっちゃうタイプ なんですけど
だから何かわかりますねそのやってみなきゃわかんねぇじゃんって思っちゃう気持ちがあって なんかスクールとかも
ウェブジェルのスクールとか やってみなきゃわかんないから一回やってみっかと思ってやってみて
それが思いのほか長く続いたんですけど やっぱ一回やってみるでやってみた上で反省というか何かこう
起こったことに対して自分でそう考えるから多分そういうか 井口さんもきっとそういう感じなのかなってちょっとお話聞いてて思いましたね
そうですねなんかこれ誰が言ったか覚えてないですけどなんかの本に書いてあったのは ある物事をしたい場合はその業界の一番下の
ランクというか部類と言いますかそういうものを一回買ってみて体験してみて その後に本当に欲しいものに貼った方がいいんじゃないかみたいなことを言ってる方が
いたんですよそれはたぶん時計とか車とかそういうものを含めてだと思うんですけれども なんでかっていうとやっぱりそのフィジカルで感じることとか
実際にそのまあ実際にやっぱ お金を使ったものの方が直撃するわけだから真面目に覚えたりもするわけじゃないですか
だからそういうのも含めてやっぱ体験するっていう行為は写真とかもそうだと思うんですけど たまたまそれが表面化されたから今日僕らはその話をしているだけでそれ以外に感じていること
とかもいっぱいあるし なんならその時自分が機嫌いいかとか機嫌が良くないかとかだけでも多分受け取り方が変わるわけじゃないですか
だからそこの収績がないまま何かをジャッジする場合って 他人が言ってることを信じるしかないわけですよね基本的には
だからうまくいかなかったら人のせいにしちゃうじゃないですか 結果的になんか人のせいにしないようにしててもやっぱ結果的になんかなっちゃうのがあるかもしれない
経営における試行錯誤
自分のマインドには だからコントラストを始めるときもうまず遠くには作らない
遠く作ると大変だからあの 行くのが面倒くさいから大変だから
であの新築のところはもちろんできない 最初はやっぱあのコストがいくらぐらいかかるか分からないから
みたいなそういうなんか消去法があるわけですよ 消去法っていうか&orの検索みたいな感じですかね何々は除外するぐらいな感じですかね
で見ていくと今みたいな構造に結果的になっているっていうところですよね だから自分の中の鶏なのか卵なのかどっちが先に来てるかよく分かんない時があって
自分でもよく感じます俺どっちから考えてたんだっけみたいな 基本的にはあの経営なので
こうお金がなくなったら終了じゃないですか それは多分世界の経営全てがまずそれが前提だと思うんですね
スーパーマリオと同じですよねこう ゼロ期になったら終了なんですよ
なんでやっぱいきなり大きく張るっていうのはなかなか僕はできなくて 小さく張りながらあれかなこれかなみたいな
でその小さく張るっていうところも何かサンフランシスコ編は多分企業とかに至る前の 結果的にですけどね
あのこうなんとなくこうやり始めた時期で だんだんとそこが革新に変わったから企業しているのでやっぱ最初に何か
体験したからやったっていうのはありますよね
結構今現在とかはどうなんですかやっぱり 将来のこと考えたり
これがきっと何かにつながるのかもなぁみたいなことを日々感じたりしながら 結構過ごしているというかなんか昔その若い頃と今とで結構考え方とかって
一貫してますかそれとも変わってきたなーって 自覚ありますか
ニューヨークでの挑戦
どっちか変わったと思うんですよね当然多分その経験値は上がっているはずだし
うーん どうなんの全体としてはそんなに変わってないですけどねただなんか偶発性とか偶然性
でめちゃくちゃ大事なんだなみたいなものは昔より多分上がっていって だから多分ニューヨークとかで今あのやってみてるのも
まずやんないと本当にわかんないからっていうのもあるし 結構社内では本当に始まったばっかなんでまだ僕レベル1とか2とかだと思うんですよ
で起業して14年やってるとレベル1のケースあんまなくなっちゃうじゃないですか 自分の見えてきているものに対してあこれってこういうことだよねみたいに
なんかちょっとこうこれまでの体験と今回起きた事象を重ね合わせてその差分でしゃべっちゃう ようになっちゃうじゃないですか
である意味それは楽だけれども なんかこう
続々感っていうんですかあまりにもドアウェイなとこにいるわけじゃないんですよね もう自分が
だからその海外でやってみるっていうのは海外でやってみたいという気持ちもちろんありつつ そのぐらいわけわかんないとこで
こうなんとかしようって本気で思った時でめちゃくちゃ難しいじゃないですか でもそこでいる経験値やっぱすごいし海外に作ったから本当にニューヨークのこととか
前よりも考えるじゃないですか本当に河瀬のことも考えるし本当にアメリカの今の社会情勢 のことも考えるじゃないですか
で本当に現地の人を採用したし っていうとこまで考えているとまあもうそれを考える過程で他のことも付随してきます
よねまあ経営やってるわけだからいろんなこともまあついでに考えなきゃいけない まあめんどくさいけどやらなきゃいけないですよ仕事だから
だから弁護士に雇用の契約書を作ってもらうときも向こうの弁護士に頼むときは何回が いいんだろうとか
向こうの税務省に頼むときに毎月このぐらいお金がかかんだなぁとか そんな本当にみんなわかんないじゃないですか
だから ちゃんと何かやっていこうと思ったらその国の習慣とか覚えるのは当たり前だし英語も
しゃべると当たり前じゃないですか だからそんな感じで本当にやろうと思ってんだったら早くやった方がいいんじゃないかって
インフォーカスの1年目と全く同じ理由ですよね でただいきなり大きく張ってもそもそも日本であんま前例ないじゃないですか今現在
実際しかも成功しててグローバルでバチバチにやってるってことはあんまパッと思いつかなくないですか
数社もちろんいると思うんですけど 個人だったらいるっぽいんですよね個人ですごいいい大学で先生してるとか
いっぱいいるじゃないですか 大きい海外賞を取るような個人の研究者とかいっぱいいるじゃないですか
でもデザインとかの単位だとなかなかまだできてない中で 暗中模索的な状況の中で
自分たちがどうすればできるのかっていうのを本気で考えるのを 今のこのキャリアでできてること
できる時点でやってよかったなって今思ってます いいっすねいや俺もちょっとわかるっていうかその
なんだろうその いや結構これはあの
波もあるんで一概には言えないんですけどなんか私の自分の感覚としてすごいやる気が ある時とやる気が全然出ない時っていう波がまずあるんですけども
その なんかやってないと新しいこととか自分が未知の領域に足踏み込んでないとやる気全然
出なくなっちゃう時期っていうのがあって 結構最近その写真ずっとやってるのがその
自分の知らない領域にどんどん入っていってるめちゃくちゃ楽しいこう上がっていく感じだったんですけど だんだんこう写真が自分なりにどういうものかっていうのがわかってきて
自分にとってどういうものかっていうことが理解できてきて こうだんだんまあ言い方はあれですけど
薙ぎになってくるというか日常に溶け込んでくる ってなった時に
なんかその目新しさがまあめべりしていくわけですよね そうするとなんか自分の中でまた新しいことややんないとこうなんか刺激が足りない感じが
してくるというか そうですねなんかもっともっとやんなきゃなっていう気持ちがこう焦りみたいな気持ちが
出てきて たぶんなんかそのイグチさんも
常にそういう刺激を求めちゃうというか うんそれがその多分イグチさんって大事なんでしょうねきっと
そうですねなんかさっきの話とつなげるのであれば そのキャリアの始めっていうのはみんなも同世代だし
なんとなくじゃあお前写真やってよみたいなテンションで ok ok みたいなノリじゃないですか
だからこう何かと機会がたまたまそのコミュニティがあっただけかもしれないですけど あってそこに参加しただけがこうなったみたいな
でもあの今のなんかニューヨーク編とかそのコントラスト編みたいなものっていうのは 結構自分で考えているんですよね
その時になんかこれまでとの違いはすごい感じます前まではなんか誘われたやつに 参加しまくっててたまたまなんかすごい人がいてその人がのきっかけに
っていうのを多発してたんですよ やっぱある一定から先っていうのはやっぱ自分で考えなきゃいけないし
単純にそれをやったら楽しそうかどうかっていうのは先に事前にかなり考えて 楽しそうだったら何とかなんじゃないかなみたいなただ楽しそうだから
とかいうよくみんな言うじゃないですか楽しいことをした方がいいとかそれはそうなんです けど
僕は刑務やってるから楽しそうだけど会社潰れちゃいましたらしゃれにならないわけじゃないですか だから自分の思っている夢の大きさ
とその会社がなっていくべき方向性がどのぐらいこう 合ってるって言うとねあってるかわかんないからやってるんだりなんですけど
こうそれがメイクできたらすごいことになるなぁとか なんかそっちですかねそこのあ上がり
テンションの高まりだからその精神と時の部屋行って帰ってきて達人になったらかっこいい じゃないですか
はい でやっぱ最初にバンドバンドマンに何度音楽を始めたのって言ったら
まあまあみんなの前で歌った時にすごい声援をもらって気持ちよかったからとかじゃない ですか絶対
カラオケで歌ってみたらみんなにうまいって言われて始めたよとか 基本的にそういう初期衝動だと思うんですよね
でその初期衝動なものっていうのを会社13年 12年度やっていく中で次自分がどこを目指していこうみたいな考えた時に少し少し背伸びしてる
というかこれできるのかなみたいなところのゴールを置くことって結構大事な気がするんですよ だからだから自分が達成できるのわかってるのに何かゴールを置くのではなくて本当にできるか
ちょっとわかんないけどそれをやろうとしている行為で得れるものも過去散々生きてきていく中で 学んできたのできっと俺はそれがまた発動するんじゃないかとか
まあそういう期待値もありながらやってるっていうのはあるかもしれないでもこうやって やっていくと結果的に今やってる案件もそのもうすぐロンチなんですけど
海外に向けていろいろ施策を受けたいしていきたい企業がいてそこにもお手伝いしてるんですけど それもニューヨーク単体ではなくてこういうことをしようと思ってるから
自己成長と目標設定
なんかうちの案件合うんじゃないですかみたいなオファーも結構くるんですよ最近 だからそういう
福祉的な要因というか なんかそういう自分が思ってない流れになっていくこと
っていうのはとても面白いなと思いながら生きてますね うーんいやなんか
いやほんとすごいなぁなんか井口さんと話してるとすごい勉強になりますね ハードル上がっちゃうとちょっと
いやーでもすごいなぁ なるほどななんかちょっとなんか私がさっき言ったことはちょっと井口さんの言っていただいてることとかとちょっとやっぱずれてたかもなって自分で振り返ってみると思いますけど
どの辺ですか? いやなんかその私は結構
うんなんか刺激がないとやる気がなくなっちゃうっていうなんかすごい低い話をしちゃったなと思って 全然そうですよ全然そうですよ全然そうで
それをそれをなんか今初めてニューヨークやって1年後 ちょっと見えてきた状態で綺麗にまとめて言ってるだけだと思います
結局はなんか 結局は次の目標があった方が頑張れるし
目標は言い過ぎですかね まあ次何したいかみたいな感じですよね うーん
いやだから多分そうっすね 私は結構刺激を求めちゃうというか
なんだろうなんか人の役に立ってないと生きてる価値を感じられないっていうか なんか逆にめいって言っちゃうんですよね
ちゃんと社会に貢献できてるなぁとか人の役に立ってるなってことを自覚できないと なんかすごく
自己嫌悪に陥っちゃうところがあって だからなんかあれもやらなきゃこれもやらなきゃ
そうしなきゃ自分が 誰かの役に立ってると思えないからみたいな感じでこう
どんどん行動しちゃうような感じのとこがあって 結構最近その
役に立ててる感の実感があまり感じられない期に入ってるんですよ それでなんかモヤモヤしてる時期に今入ってるんですけど
うーん いやでもなんかゆうしさんの話聞いててすごい勇気が出たというか
元気な気持ちになりましたね なんかあのさっきこうある程度整理した状態で喋っちゃったんですけど
それを考えている最中の自分は それをしている時の自分のテンション
がどんな感じかをなんて言うんですか 優待離脱して上から見ている感じというか
はかなりしてますよ だからそれをしている時もしか今みたいに話している時の自分が楽しそうかとか
あとはじゃあそれがもしうまくいくと会社にこういうスタッフがいてとか きっと僕は海外を年に何回も往復しててとかで英語がベラベラになっていてとか
いろんな国の人たちとつながっててとか もしくはが日本を代表する作品を作っててとか
なんかそういうワクワク感みたいなものがそれを成すとありえんのかっていうのは かなり考えているんで
なんかさっきのドクターさんの方の側面から喋ろうと思えばいくらでもそっちも ありますよって感じですかね
だから最初に海外とかできるのかなと思い始めたのは2018年9年ぐらいだったんですよ
銀座6のウェブを僕らローンチしたんですね 前年か同じ年かみたいな時に
会社が5年目か6年目ぐらいだったんですよまだ 2020でコロナ来ちゃったんで全然そういう話はなくなっちゃったから
もうずっとストップしちゃってたんですけどね ちょうど2018、2019っていうのは僕の中でそういうマインドで
なんかそういうすごい大きな 商業施設のというかみんなが知っているようなものとかを作れるようになるには
すごい時間が多分必要だし だろうなと思ってたらおかげさまで結構いいタイミングで話もらって
その時32、3だったんですよまだ それを作りながら同じ年にどんどん大きな仕事の相談とかも来たときに
今後自分はどうなっていくんだろうみたいなのはすごい考えちゃって もともとそんなつもりなかったわけじゃないですか友達のバンバン作ってたら
なんかその紹介紹介でなっていったっていうの結構本当にあって その原宿の方にもいい友人たちがいたからそこの事務所もシェアしてみたいに
友達でやってたときにどんどんフェーズが 結果的に変わっていったというか
その時に次どういう指針を自分にあればいいんだろうみたいな だからしかも僕らは
デジタルインフラと新たな可能性
その当時の考え方としていろんな ものの見方がある中でそういう海外とか
挑戦してみたいなみたいなものとかサンフランシスコいたし 英語にそんな抵抗ないし日本のデザイン力高いし
今やれてない理由そんなないよなみたいな やっぱ思うのがコロナで改めてやってみようと思ったのが
コロナのおかげでインフラが整備されたじゃないですか割と デジタルインフラ簡単に言えば
スラックノーションズームみたいな 三種の人気が気づいたらできてて
その前って結構そういうのなかったから 本当昔だったらスカイプでみたいな
昔とかって海外出張行ってる人は連絡が届こうってもしょうがないみたいな 空気感なかったですか
実際何してるかよくわかんないんだけど 出張の人はどうしても対応が遅くなるのが普通みたいな
でもズームできてスラックできて そんなのなくなっちゃったじゃないですか
インターネットっていうのは基本的に早いことがやっぱり優位性だと思うんですよね 光の速さで情報交換できるつまり早い
っていうのが先に来てるのかなと思っていて そのあってくるとインフラが整備された時に一番得するのって基本的には
マイノリティ側ですよね だからそれまで
それを成し遂げれてなかった理由 例えば日本が島国でとか 言語が一言語でみたいな
そういうものっていうのがデジタルの力で解放されていくわけじゃないですか だからちょうど自分が飛び出すタイミングとしても
2018、9ぐらい思った時はまだインフラもなかった けど今だったらそういうのもできてるし
自分がアメリカ行ってる時の連絡の やり取りとか返信も誰も気を使わないと
当たり前になったから そういう価値観が変わった時に何かをしてみたかったんですよね
それもあってニューヨークやってる理由もあるはあるって感じですか だからインターネットの恩恵をどう使うかっていうのはもちろん同時進行で考えていました
相反するものを受け入れる心
なるほどなぁ なんかちょっと聞いてて急に思っちゃったんですけど
井口さん自身の大きい夢みたいなのはあるんですか 将来の
大きい夢、なんか夢みたいなのがもともとそんなになかったんですよね 力ダメージみたいな観点で生きてきたというか
ストリートファイターってゲームの 昔のファミコンで俺より強い奴に会いに行くみたいな
言葉があったんですけど なんか自分がどこまで通じるか展開し武道会みたいなことにすごい興味があって生きていて
だから 僕がどうにかなりたいみたいなのあんまなくって今結果的に選んだこの業界のこの
領域の中でどんぐらいこう どういう仕事が自分に来るのかとか
あとはまあ 相反的なものを両立させることっていうのはとても興味があるのでどんなに仕事が大きく
なっていっても すごい近い友人の仕事はいつまでもやりたいと思うし
なんていうんですかね自分の夢がどうこうというか相反的なものを両方とも受け入れる
考え方や力を身につけるにはどうしたらいいんだろうっていうのを考える方が強いかもしれないです
ちょっと今うまい説明かわかんないですけど
いやいやでもなんかすごいわかる感じがしますなんか
いやなんかすごい不思議だなって思ったのがなんかあんまりこう
大きい夢とかそういうなんかすごいものはなくても
でもなんかすごくこう前に進んでいこうとする力はすごい強く感じるから
なんかそのギャップの間に何があるのかなと思ったんですけどでも今のお話はすごく
なるほどなぁいやわかる気がします
でもやっぱこういうヤバい人というかすごい人に会った時にやっぱ感じるものってあるじゃないですか
毎回大きいプロジェクトとかでそういう人とか会う毎回がそうではないし別にヤバい人じゃなきゃダメってこともないんですけど
やっぱ圧倒された経験ってやっぱある例えば
高城つよいさんとかお仕事一緒にしたことあるんですけどハイパーメディアクリエイターと言われてますけどやっぱ半端じゃなかったですよね
思考の解像度と速さっていうのはやっぱりヤバかったですし
あと銀座6の案件でも原けんやさんとかがアートデレクターで色々ブランドコンセプトとか聞いた時もやっぱすごいなぁとか思ったし
そういうヤバい人と会った時にその人の喋り方とか物の見方っていうのを同じ空気にいると感じれるじゃないですか
でそれを自分に応用することができますよねだから基本的にはヤバい人とかに
たくさん会いたいでその人たちのエッセンスを1パーでも100人からもらえたら100パーだからなんか新しい領域に行けんのかなとかそういうことの方が結構興味あるかもしれないですね
でそれをするには多分仕事が大きくなっていった方がそのチャンスがあるし
デジタルブランディングみたいな専門性が一つではなくてそれを
重ねていくみたいな事業をしている方がそのケースが多いんじゃないかなみたいなのもあったりとかそういう感じかもしれないですね
なるほどなぁだからちゃんとやっぱ
マッチしてるというか
やってることとやりたい実現したいこととかちゃんと
こう合わさってるというかなんだろうそこがないというか
そうですねだから4部門とか5部門やってるから人数は必然的にこのぐらいやっぱ
なるんですよねでそうなってくると売り上げのこととかも考えなきゃいけないじゃないですか
だからやってるって感じですかねなんか自分がしたい動きがこれだから
これをするには多分このぐらいの規模だったり何かが必要で
それを目指していくためには多分こういうことをしないといけないからやるっていう考え方なので
売り上げ大変だなぁとかトイレ掃除しなきゃ大変だなぁとかもちろん思ったりはしますけど
まあやんなきゃいけないからやるって感じですかね
いやすごい分かってきましたすごい俺も
いや俺もは言い過ぎだな
言い過ぎだけどすごい分かります
小さい時からサッカーやったし陸上やったしバスケもやって
バスケはインターハイまで出たんですよ
インターハイに出たのは良かったんですけどそこでマッチアップする選手とかの凄さ
一瞬で抜かれたりとか歯が立たないレベルっていうのはサッカーとかでもあったし
陸上なんて足の速さなんてある程度先天的なものあるわけじゃないですか
絶対に追いつけないような人とも走ったりした時に絶対無理だって思うじゃないですか
そういうような体験っていうのは僕もたくさんしてきていて
バーテンダーってヤバい奴いっぱいいたし
デザインとか写真の領域で一つ一つはすごいんだけど
これを組み合わせてみたいなところはやって楽しいなみたいなのはずっとあるんですよ
これだけでやってるだけで楽しいみたいな
超すごい人たちにどうやったらアプローチできるかを考えるのも楽しいし
それはもしかしたらスポーツとか沢山した時代の一瞬でやられるような体験いっぱいしてきてるから
これはちょっともうちょい頑張ってみようかなみたいに思えるのかもしれないです
私も結構そういう経験あります
私も運動部だったからこいつ勝てねえなってすぐわかるっていうか
頑張ったら勝てそうとかじゃなくて
もう住んでる世界違うなってわかっちゃうというか
そうなんですよね
でもクリエイティブの領域って自分で本読んで勉強したりとか
いろんな人の話を聞いたりとか
あとはもうとにかく作る量を作ることで何かを超える瞬間とかあるじゃないですか
当時自分が思ってなかった思考が自分に身についたりとかって
そういうものの努力の仕方がスポーツの努力の仕方より自分には合っていったのかもしれないなって思う時があります
本を読むのも苦痛じゃないし
そういうのは全然合ってたんじゃないかなって可能性はありますね
なんか俺すごい今日
ゆうしさんのことがすごいいろいろわかって嬉しいですね
嬉しいし
これは勝手な勘違いかもしれないですけど
結構似てるなって考え方とかも似てるなって思うし
すごい納得できる話がたくさんあって面白いなって思っちゃいましたね
でも1個僕話し忘れてたのが
インフォーカスで目指しているもので言うと
さっき僕ふわっと言っちゃったんですけど
キャリアに対してはそんなにないんですよ
行くとこまで行けばいいって本気で思っていて
行けるとこまで行ってやるっていうのは本当に思ってるんですよ
そのぐらいざっくりしたぐらいしか思ってない
けど大切にしていることとか目指しているもので言うと
一応社内で言ってるのは独立した集団っていう言葉なんですよね
自立ももちろんして自分で自分のことはコントロールできるんだけれども
インフォーカスってやっぱり多業種だし
いろんな人が関わるわけじゃないですか
だから最低限の集団性も必要なんですよね
独立した集団ってさっき言った相反するものを共存させるって
僕言ったと思うんですけど
まさしく完全にぶつかっているし
言葉としては成立してないですよね全然ね
でも論理的思考っていうのはすぐ言葉で成立させようとする癖があるんだと思っていて
だから一見するとその矛盾してる構造っていうのは
実は言語的に矛盾してるだけであって
それをタイトくするともしかしたらそれを超えるかもしれないなと思うんですね
だからオーケストラのように
一人一人いい楽器でちゃんと弾けるんだけども
調和したらさらに強い
これが多分一番わかりやすい例えで
あとはプロスポーツ選手とかも
日本代表とかに呼ばれてくるときに
一人だけ下手っぴとかいないわけじゃないですか
独立した集団の探求
当たり前ですけどね
でもチームワークチームワーク言ってて
結果的に人に頼りまくっているようだと
チームワークなのか頼っているのかよくわからなくなるじゃないですか
だけど個人主義が強すぎると
人に冷たくなったりもするし
自分に自信がありすぎるがゆえに
そういう態度を取っちゃう人もいるわけじゃないですか
だから何かこの言いとこ取りみたいなことを
何とかしてできないのかなっていうのはすごい考えていて
どっちかというと
インフォーカスはこっちこういう案件するぞとか
5年後こうなってるぞっていうのも言いつつ
そこの独立した集団みたいなマインドセットが
一人一人できるようになれば
自然にいいものを作れるのかなって
なんかクリエイティブっていうのは
例えば星座を見たときに
あの星と星をつなげると
こういう形に見えるよねって
ひらめいたやつ最初やばいと思うんですよ
想像力豊かじゃないですか
それとそれをくっつけたらこう見えるっていうのは
完全に星の配置の本来の理由とは
もう違う時限までいってるわけで
そういうクリエイティブをしていくには
インフォーカスの単位で見ると
一人一人が柔軟な思考を持つ必要があるし
一人一人がある一定の技術だったり
さっき言った星の配置のいかが性に気づくような
ある一つの洗練性っていうのは必要なのかなとは思います
深いな
なんかいろいろすごい考えさせられます
でも多分星座に気づいた人って
いつも星見てたはずなんですよね
そうですね
最初に見て気づくわけないじゃないですか
いつも同じ配置じゃんみたいに
昔の人は思ってて
ずっと見ててなんかこの形
カニに見えるよねみたいになってて
それって超クリエイティブじゃないですか
でも僕らは会社だから
一人でそれを発明できるわけではないので
いい感じの団結力と
一人一人の個人主義みたいなものが
いい意味で重なっていくといいなと思いながら
日々過ごしてるって感じですかね
でもそれは一個の刑事上的な最高理念な気がするんですよ
愛と平和みたいなもんだと思うんですよね
言語化できる最大化だと思うんで
独立集団の人が入ってきてるわけではないです
そこを目指していくと
結果的にチームワーク良くなるし
みんなも腕つけてくるから
結果的にいいもの作れるじゃないですか
な感じですかね順番で言うと
なんか俺すごい
井口さん多分普段からこういうことを
やっぱりいっぱい考えてるんだろうなって
思います本当に
もともとその
喋ることが得意とかもあるのかもしれないけど
こんなスラスラ言葉になって
普通は出てこないと思いますもん
本当ですか
喋り得意ってあんま思ってないですよね
すごいと思うけどな
感情の伝達の重要性
たまに言われるんですけど
全部即興で話してるから
僕今すごい緊張してるし
たまに自分で何言ってるかわからなくなるし
本当にこれでいいのかなと思いながら
喋りがうまい
喋りがスムーズかどうかよりも
気持ちが伝わってるかどうかって
すごい大事じゃないですか
すごい伝わってると思いますよ今音源の中で
だから英語とかも結構この感じですよ
だんだん喋るみたいな
なるほど
多分今日の
私も喋りながら何言いたかったんだっけって
なっちゃうことよくあるし
その気持ちもわかりますけど
今日の収録音源は多分
だいぶいい感じに撮れてると思いますね
本当ですか
これ多分編集したら相当いい感じに
なんかどっちかっていうと
多分私が的外れな返答をしていることが
問題かもしれないな今日は
いやいやいや全然全然
多分井口さんのその鋭い切り口に
私がなんかちょっと全然外れた返答をしている場面が
なんかあったような気がするんですけど
いやいやでもやっぱなるべく純粋に喋りたいですよね
そうですね
整理したり構造化すると
ストーリーとして見えちゃうし
なんかそこに論理をダイナミックに
作ることもできちゃうんだけれども
自分のキャリアの動向とか
覚えてきた過程っていうのは
そんな論理も何もなかったし
ただやってきて繋がっていってみたいな
星座のように一つ一つを組み合わせただけじゃないですか
なるべく本当にその当時のままで
言いたいなって思いながら
やっぱ思考は整理されていくから
まあ整理されなきゃダメですけど
整理されないとどんだけお前と繋がっていくんだよ
だらしいですけど
こういう時はなるべく
嘘をつきたくないっていうか
自分の中で
その時の感情どうだったっけ
って思いながら喋ってます
ノーマライズFM
今日もですね
あっという間に2時間ぐらいちょっと経ってしまったんですけど
楽しく喋ってたら
あっという間に時間が過ぎて
これは毎回そうなんですけど
今日は特に何だろうな
井口さんの話を興味深く聞いてたら
2時間経ってたみたいな感じでしたんですけど
すごいね私個人的には
勉強にもなったし
刺激にもなった回だったなという感じがしました
展示計画の紹介
はい
それでは最後に井口さんの方から
告知などございましたらお願いします
そうですね
インフォーカスは今
1回でさっき話にも出てきた
コントラストっていうクリエイティブスタジオをやっているので
ちょうど来週
10月の下旬ぐらいに
ホームページインフォーカス
サイトリニューアル
7年ぶりにちょっとするつもりなんで
多分この番組が聞いているときには
リニューアルしてると思うんで
ぜひ見てもらいたいなっていうのと
コントラストは会社の1階と地下にあって
インスタのアカウントもあるんですけど
不定期でいろんなことをやっているので
もし何か興味があったら
ぜひ直接遊びに来てもらって
僕が何を言ってたのかっていうのも
来てもらえると
もしかしたらこういうことねみたいなのもあるかもしれないんで
100分は一見にしかずだと思いながら来てるんで
ぜひ来てくださいっていう感じですかね
はい
ありがとうございます
私も1回だけ行ったことあるんですけども
結構コンクリート打ちっぱなしの感じとかも
すげえ雰囲気あるなっていう感じで
空間としていいなっていう感じがしてます
ここからずっとしばらく春ぐらいまで
いろんな展示続くんで
来月とか友人のニューヨークのフォトグラファー
展示するんですよ
ニューヨークでやろうと思ったきっかけになってる友人でもあるんですけど
その時とかちょっと連絡するんで遊びに来てください
ぜひ行きます
ありがとうございます
今日はちょっと長くなりましたけれども
いろいろお話し聞かせていただいてありがとうございました
ありがとうございます
ではあとはノーマライズFMのいつものお知らせを言って
終わろうと思いますけれども
ノーマライズFMでは
シャープノーマライズFMというハッシュタグで
皆様からのご意見やご感想など随時募集しておりますので
何か思うこと感じたことありましたら
気軽にシェアなどしていただけると嬉しいです
では今日はこれで終わりにしたいと思います
最後まで聞いてくださってありがとうございました
ありがとうございます
02:05:04

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