はい、始まりました。normalize.fmの今日は第74回になります。
2024年もすっかり年末で、今日撮っているのが12月の初旬って感じなんですけども、
まだまだなんか、そこまで冬っぽくはないんですけどね。
だいぶ気温も下がってきて、徐々に年末が近づいてきているなというタイミングなんですけども、
今日も元気に撮っていきたいと思います。
はい、今日のゲストなんですけども、今日のゲストはですね、
多分ウェブ制作に一応近い領域で活動されている方ではあるんで、
名前知ってるよっていう人もね、いらっしゃるかなと思うんですけども、
今日のゲストはウェブスタッフに所属されております石川智則さん、通称トムさんですね。
トムさんにゲストで来ていただいています。トムさん、今日はよろしくお願いします。
はい、こんにちは。トム石川こと石川智則と申します。よろしくお願いします。
ちょっとね、緊張してると思うんですけど。
めちゃくちゃ緊張してるんですけど。
もう今ちょっと、そうですね、第一声が、あ、これ緊張してるなって。
いやそうなんですよ。いやでも本当に私出ていいのかなとかって本当に思っちゃってるんで、めちゃくちゃ緊張しちゃった。
いやいやいや、ここからね、ちょっとずつまず解きほぐしていければなと思ってはいるんですけども、
はい、ぜひです。もう身を委ねますので。
はい、という感じなんでね、今日も早速始めていきたいと思います。
はい、じゃあトムさんまずは最初は簡単に自己紹介からお願いしてもよろしいでしょうか。
はい、私はですね、先ほどご紹介いただいた通りウェブスタッフという会社に所属しています。
Xで知ってくださっている方は多いか、いらっしゃるかなと思うんですが、
例えばS5スタイルの公式キレイターであったり、ニュータンさんの勝手候補であったり、娘の神由井氏だったり、そんなことをわちゃわちゃとやってますが、
本職としては、いわゆるウェブクリエイターさんのキャリア支援をしています。
その転職支援で、お手伝いする役割で仕事をしているという感じです。
今々はそういう形ではあるんですが、ウェブスタッフ自体がですね、いわゆる人材サービスの会社になりますんで、
役割としては、そういった採用したい企業さんの人事だったり採用の支援をしつつ、そこにマッチする求職者の方をご紹介するみたいな、そんな会社で、私はどちらかというと求職者側で仕事をしていると、そんな感じになります。
なるほど。これ本当、さっき私も勘違いしてたのが発覚したんですけど、ずっとウェブスタッフの代表の方なのかと思ってたんですけど、実は違うっていう。
そうなんですよね。皆さんから結構言われちゃうんですが、割とウェブスタッフでSNSをはじめ露出するのって結構私ぐらいなんです。公式と私ぐらい。
なので、結構そう勘違いされちゃうことも多いなっていう感じはします。
いやー、なんかすっかり代表の方なのかなって思ってたんですけども。
はいはいはい。
いやなんか、結構トムさんなんでだろうな、なんかやっぱ堂々としてるというか、まあ良くも悪くもなのかもしれないんですけど、堂々としてらっしゃるんで。
え、マジですか?そんな印象なんですね。
いやそんな印象だったんで。
堂々としている。
いや結構私はなんだろうな、なんか、ちょっと話が脱線しちゃうんですけども。
あ、ぜひぜひ。
トムさんがその、ショーノートになぜ声をかけていただけたのか本当に謎でって書いてくださったじゃないですか。
はい。
でも私の中では結構露出多いなって思ってたから、いろんなとこで見るなと思ってたんで。
あ、そうだったんですね。
はい、だからまあなんかそんなに、なんですかね、なんかウェブスタッフを背負ってじゃないですけど、なんかいろんなところで広報的な活動されてるんで、
されてるように見えたんで、結構そういう感じの立場の方なのかなって勝手に思っちゃってたんですけど。
あ、なるほどなるほど。
いや私がそのなぜって書いたのは、結局まあノーマルゼフェンっていわゆるその開発する立場の方とか、
まあその制作する立場の方が、まあゲストとしては中心じゃないですか。
まあまあそうですね。
ウェブ業界にはいるけど、何だろう、皆さんサポートする側なので、
なんか独卒さんに知っていただけてたっていうのも驚きだし、呼ばれたのなんてもっと驚きみたいな、そんな感じですね。
まあそうですね、いわゆる作り手ではないというか。
そうですそうです、はい。
ウェブ業界に関わってないわけではないけども、自身が作り手ではないっていう意味では、
なんかこれまでのそのノーマライズFMのゲストの中では確かに異色なのかも。
異色な方ですよね。
かもしれないですね。
そうそうそう。
まあ私がそのトムさんを呼ぼうかなって思った理由はまあいろいろあるんですけど。
はい、ぜひぜひ教えてください。
まあいろいろあるんですけど、でも私からするとやっぱりその、なんていうんですか、
深風を取り込みたいじゃないんですけど、やっぱりなんかいつもウェブばっかりの人にならないように気をつけてるみたいなことを前にもどっかで言ったと思うんですけど、
そのノーマライズFMというポッドキャストが、例えばWebGLの人しか出れない番組っていうんじゃなくて、
時にはその教育者の人が出てくれたりとか、デザイナーさんが出てくれたりとか、
あるいはウェブとは全く関係のないジャンルの人が出てくれたりとか、いろんな人たちが出てくれる番組だと思ってるんで、
なんで私の中ではそのトムさん呼ぶこと自体には何の違和感もなかったし、どっちかっていうとウェブの人っていうカテゴリーだと思ってたんで。
そうなんですね。
はい。
めっちゃ嬉しいな。
あんまり深く考えずに、毎回そうなんですけどね、この人と喋ってみたいなみたいなのが動機としてはまず一番大きくて、
で、その中で相手の方も、例えばめっちゃ忙しいっていうこともあるかもしれないとか、
出ていただいても何の宣伝効果もないというか、今出てもらうことにメリットないなと思っちゃったりすると、私も声かけられなかったりする部分があるんですね。
でもトムさんは別にいつ呼んでも面白話聞けそうだなと思って。
ありがたい、それはありがたい。そういう見られ方をしてくださったんですね。
だからなんかやっぱり、なんですかね、やっぱめちゃめちゃ自身のSNS上の見え方とかをちゃんとブランディングしてらっしゃる方ってやっぱりいらっしゃると思うし、
そういう方々に声かけるのってやっぱりすっごい勇気がいるんですけど、
でもなんかトムさんは出ますって聞いたら、2つ返事で出ますって言ってきそうだなと思った。
まさにそんな行動でしたよね。
だからちょっと年末結構忙しい時期だし、気軽に話せる人がいいなと思って。
それでなんかお声掛けしたっていう感じでしたね。
そのカテゴリーは嬉しいな。面白い。
ちなみに私は独卒さんことももちろん存じ上げていたし、
WebGL素法山もXのタイムラインで流れてくれば面白そうなサイトだなと思ったら見に行ってたし、
ノーマライズFMもどのくらいですかね、2年くらい前からたぶんちょこちょこ聞き始めた感じなんですけど、
あ、独卒さんって方がいらっしゃるんだなとか、結構従事員な方じゃないかとか私は勝手に思ってたんですよ。
そのノーマライズFMとかも聞いてて、独卒さんなりの哲学とかやっぱり終わりな感じがして、
Xの興味ない時はホイッと外しちゃうとか、厳選してフォローしに行くとかっておっしゃってたと思うんですけど、
私はもうガチャガチャのタイムラインなので、絶対私なんか好きじゃないんだろうなとか勝手に思ってて、
そんな中でお声掛けいただいたのでめっちゃびっくりしたって感じですかね。
いやーまあそうですね、確かにそのフォローしてるわけでもない、
そのトムさんのことを呼んでおきながら別にトムさんをフォローしてるわけではないし。
その理由は全然わかってるんで。
確かにだからそうですね、まだトムさん、私自身がトムさんを認識したのって、
それこそたぶん1年前とか2年前とかわかんないですけど結構前だと思うんですよ。
どんなタイミングですか?
それはたぶんやっぱりトムさんの露出がすごい多かったからだと思うんですよ。
たぶんね、覚えてるのはメフィラスさんの事務所に行ったよみたいなのを見た記憶あるんで結構前ですよね。
そうですね。
たぶん1年以上前じゃないかなと思うんですけど。
はいはいはい。
たぶんなんかこうドコソコさんのオフィスに今日はお邪魔しましたみたいな話だったりとか、
こういうイベントやってますよみたいな話だったりとか、
それこそSNS上で発信されてることだと思うんですけど、
直接フォローしてなくてもやっぱりいろんな人がリツイートしたりとかして、
タイムラインにトムさんがたまに紛れ込んでくる。
そっかそっか。またいるぞこいつみたいな。
それでなんか私はトムさんってこう言っちゃあれですけど、
やっぱビジュアルも迫力があるというかインパクトがあるんで。
よく言われます。
そうですね。だから認識したのは結構昔から知ってはいて、存在としては知ってはいて、
やっぱゲストに呼ぶときって全く接点ゼロは結構難しいというか敷居が高いんですけど、
先日イベントやったときにトムさんはお客さんとして来てくださって、
そこで対面で1回喋ってるんで、
だったらもうそろそろ呼べば来てくれるだろうっていう、
それで呼んだみたいなところもあるかもしれないですね。
じゃあもうちょっとリストアップされていて、そのタイミングがあったからっていう感じなんですね。
そうですね。
だからちょっとさっきそれこそ本音をぽろっと出しちゃったんですけど、
年末のこの忙しいときに笑顔で答えてくれそうな、気軽に答えてくれそうな人。
誰かなって考えて。
いやいやいやもうベストチョイスですねそれは。
ここでトムさん行くしかねえわと思って。
いやもう本当になんかそんな扱われ方が私すごい気持ちよくて、
こんな見た目だしもう42歳になっちゃうので、
なんかこう声かけられなくなっちゃうじゃないですか、おじさんになればなるほど。
で、なんか会社の立場も上がれば上がるほど、
なんかそういうのが声かけられにくくなっちゃったりしますけど、
なんかそういうのすごい嫌で、
なんかもう新卒のことももうフラットでいたみたいな、
なんかそんなタイプなんで、
なんかそういう扱われ方がめちゃくちゃ気持ちいい感じです。
なるほど。
たぶんその性質ってたぶん仕事柄というよりは、
トムさんご本人の個人的な考え方というか、
性格の部分なのかなって思うんで、
だとするとやっぱ今のお仕事すごく合ってるんでしょうねきっとね。
そうですね。
改めて今の仕事やっていて思うのは、
本当におっしゃる通り合ってるなっていうふうに最近はよく感じてます。
簡単に私どんな仕事をしてきたのかっていうの喋ってもいいですか?
はい、お願いします。
なんかですね、結構Xでわちゃわちゃしてるんですが、
わちゃわちゃし始めたのって大体3、4年前ぐらいからで、
そのタイミングから、
いわゆるその転職エージェントの給食者側の仕事を始めたタイミングだったんで、
そう見えてるんですけど、
私も2006年からの新卒組なんですが、
そこからWebスタッフに入ってるんですね。
なるほど、結構長いんですね。
はい、もう何年?18年?
すごいですね。
やばくないですか?
すげえな。
だって周りに新卒からずっといますって言ってもほぼほぼいないんで。
そうでしょうね。
やっぱり現代って1回、2回転職してるのは当たり前というか、
転職してない人むしろ珍しいんじゃないですかね、かなり。
はい、おっしゃる通りです。
日本人って一生の間に3.8回とか転職するって言われてましたけど、
ここ最近のデータじゃないんで、
最近の特にWeb業界とかって区切っちゃうと、
やっぱりその7、8回とか倍ぐらいになってくると思いますが、
そんな中で一生経験ないです。
すげえな。
めちゃくちゃジレンマ抱えてるのが、
転職のご支援してるくせに、
私転職したことないっていう最大のジレンマを私は抱えながら仕事してます。
なるほど。
でもそれは確かに難しい問題ですね。
そうなんですよ。
だからもう圧倒的に当事者として語れない何かを私は持ち合わせてはいるんですが、
それをやっぱりカバーするのは数しかないかなと思ってるんで、
いろんな方々、業界はITウェブには限られますが、
その中のいろんな年代とかレイヤーとか職種とかっていうところの
いろんな人たちの少し引いた客観的な立場でお会いしてお話しすることで、
業界のマップというか地図を持ちながらサポートってできるんじゃないかなっていう風に思ってるんですけど、
ちょっと脱線しちゃいましたが、
2006年から私は新卒で入ってます。
18年だからざっくりそれを3つぐらいのタームに分けると、
最初、初期は8年ぐらいいわゆる法人の営業をしていました。
名称としては法人コンサルタントとか人事コンサルタントとかそういう形で仕事をしてます。
中期は新規事業とかマーケティングとか、
社内のマネージャーみたいな、完全に中に引っ込んで外にあんまり出ないみたいな、
7,8年っていう感じです。
直近3年ぐらいがボトにお伝えしたキャリアアドバイザーとして、
個人の方向けにサポートを始めたっていう、ざっくりそんな感じに分かれてます。
立場が変わってきたっていうのは、会社的なもちろんいろいろもあるんでしょうけど、
ご自身的にはどう捉えてるんですか?
今のお仕事楽しいなとか、この頃の方が良かったなとか、そういうのってあるもんなんですか?
ありますよ。
今が一番楽しい。
それは人との接点が多いからとか、そういう理由になってくるんですか?
そうですね。
多いし、いろいろやれてるからっていうのが一番大きいかなと思うんですけど、
さっき個人向けにやってはいるとお伝えしました。
キャリアアドバイザーとしてのポジションではあるんですが、
結局さっき言った通り法人側とかマーケット側、ビジネス側で割と仕事をしていた関係もあって、
キャリアアドバイザーでいながら、それこそ目黒さんもそうですけど、
製作会社側の採用支援っていうのも一部しているんですね。
そっちもしながら個人の方もサポートしつつ、
空いた時間でいろんなことをわちゃわちゃやってる。
それこそイベントとかマーケティングとか広報とか、
そのあたりをできてるんで、
なんかすっごい面白いとかって最近しようとしてるんですけど、
ただ、何年くらい前かな?
5年くらい前はめちゃくちゃ…
私、人生の中でどん底にいた時期なんですけど、
それこそさっき言った3つのカテゴリーの中期の最後の方にいたわけですが、
役員としてウェブスタッフが持っている事業とか、
視点とかいろいろあるんですけど、
ほぼほぼ全事業を統括してたっていう感じなんです。
部下もそれこそ2、30人とかいた感じなので、
なんかですね、辛くなっちゃった。
いろいろやりすぎて、自分がもう何者かもわからなくなってしまい、
ちょっと暗黒期に入った時期があります。
そこでかなり皆さんにはご迷惑をおかけしちゃったんですけど、
ちょっとだけお休みいただいて、
数ヶ月お休みした中で復帰して、
そこからキャリア支援の個人向けの仕事を初めてし始めたっていうところが、
今にちょっと繋がってるっていう感じですね。
なるほど、なんか全然イメージないですけどね。
そうなんですよね。
今のトムさんだけ見てたら、
そういう暗黒期があったんですっていうのがちょっと想像が難しいですけど、
ただお話伺ってて、やっぱり何ですかね、
それこそ人の上に立たなければならない立場になってきたっていう時に、
人によってそれぞれあるでしょうけど、
例えば重圧に耐えられないとか、
いろいろな理由でやっぱり自分のメンタルのほうが参ってしまうっていうことは容易に想像がつくんで、
そっか、そんな話全然未人も今の状態から感じないから。
そうですよね、別にこれを話そうともあんまり思ってなかったんですが、
そうですね、上からの重圧も。
会社自体はすごく私はポジティブに捉えてて好きだし、
Webスタッフっていう会社に所属はしてますけど、
Webスタッフってインターネットビジネスジャパンっていうグループ会社に所属してるんです。
簡単にちょっとそこを説明しとくと、
インターネットビジネスジャパンって教育っていうのを軸にしていて、
インターネットアカデミーとマナブルっていう教育の会社と開発の会社があるんですけど、
そことWebスタッフが連携して仕事していくみたいなグループの会社なんですが、
そこのいわゆる親会社のこともやっぱり大好きです。
その当時はWebスタッフのナンバー2ぐらいのポジションで、
親会社からのプレッシャーもあり、
自社Webスタッフの代表からのプレッシャーもあり、
いろんな新規事業もやらなきゃいけない、
部下は何十人いて、日々問題が起きてくるわけですよ。
月曜日になったら、石川さんちょっとお話があるんですけどとかって、
朝メールが飛んできて、
絶対こいつ辞めるんだろうなとかと思いながら、
その面談に行くと案の定そうなんです。
それがずっと繰り返されている中でめちゃくちゃ辛くなっちゃって、
人が辞めていくのと去っていくのってすごい辛いとかって思って、
徐々に徐々にプレッシャーに負けていっちゃったってところがあるかもしれないですね。
なるほどな。
でも戻ってきたときに、
今のお仕事の内容に、
転席ではないですけども、変わっていくっていうのは、
やっぱりご本人の希望もあってのことだったんですか、それは。
そうですね。戻ってくる中でどんな仕事をするかっていうのを、
やっぱり会社と協議するわけですけど、
今まで個人のキャリアアドバイザー的な仕事以外をほとんどやってたって感じなんです。
そこだけ全くやってなかったんですね。
我々みたいな人材会社って、
シンプルに言うと、
企業側の担当、コンサルティングと給食者側のコンサルティングで、
間に我々がいて、そこをマッチングするみたいな仕事なんですけど、
この企業側の方しかほぼほぼ見てなかったんで、
こっちって自分なりのフロンティアかもしれないっていう、
そういうところもあって、
何かやってみますっていう話でやり始めたっていうのが最初。
なるほど。それが思った以上にハマったというか、
めちゃくちゃハマっちゃって。
もう一つ言っておくと、
Webスタッフって、
正社員での転職をご支援するだけじゃなくて、
人材派遣とか業務委託とかっていう形で、
いろんなサービスのチャンネルを持ちながら、
企業と個人の支援をしてるっていう感じなんですよ。
私がずっとやってたのは、どちらかというと、
正社員のご紹介の人材紹介という事業じゃなくて、
人材派遣とか、
受け負いとか業務委託とか、そっちの事業の方やってたんです。
結構売り上げが大きい方。
で、そっちって、何て言うのかな。
何て言うんだろう。ちょっと言葉を選ばないといけないな、これは。
そうですね。大丈夫な範囲で語ってもらえれば大丈夫ですので。
そうですね。
そっちの仕事をしてたわけです。
人材紹介の正社員の仕事って、
個人個人に向き合って、
割とディープに仕事をしていかなきゃいけなかったんで、
いろんなことをやってる時期は、
ちょっと相性が悪かったんですよね、自分なりに。
そこは別のものに任せてたんですけど、
そんな経緯もあって、派遣とか業務委託みたいな方をずっとやってたんですが、
自分の中でやってなかった人材紹介、正社員紹介の方と、
個人のキャリアアドバイザーみたいなところが残ってたんで、
もしかしたらやってみるといいかもみたいな、そんな流れですかね。
なるほど。でも良かったですよね。
楽しくできる仕事だったってことですもんね。
そうですね。過去の経験も生きてるし、今楽しくできてるし、
なんかすごい幸せ。
せっかくというか、こうやってドクターさんとお話できる機会も得られたわけだし、
Xやってて良かったなって感じがしますけど。
それはでも些細なおまけかもしれないなと思いますけど、
でも何でしょうね、やっぱり前向きに人と接することができるというか、
管理する側になるとどちらかというと直面するのって問題とかネガティブな事象が多いっていうことになると思うんですけど、
それがやっぱり前向きに前向きに人を励まして、
お仕事決まったら一緒に喜んでっていう、
前向きに楽しめる内容に変わったことがすごい良かったんでしょうね、きっとね。
そうかもしれないですね。
やっぱり法人側の仕事ってどちらかというとロジックとかが強いというか、
法人の文化であり、ルールであり、予算でありっていう、
わりと強い文脈のものをしっかり抑えて記載すれば、
あとはもう営業とかマーケティングのそのお作法に沿って仕事ができていくっていう、
そんな解釈を私はしてるんですけど、
一方、その法人の方って全くロジカルじゃない気がしてて。
確かにね。アナログですよね。
そうなんですよ。
確かに。
だし、その人の心の動きだったり、
昨日こっち言ってたのに、今日全然違うこと言ってるとかって普通にある世界なんで、
これってすごい掘りがいあるかもって思っちゃったっていうのが結構ハマっていったきっかけかもしれないですね。
なるほどな。これも答えられる範囲で構わないですけど、
具体的には結構どういうことを普段されるイメージなんですか?
その相談に乗ってあげてとか、例えばこういうこと勉強してみたらどうとか、
そういう具体的なことまで一緒に考えたりする感じなんですか?
しますします。
あれ、ドクターさんって、例えば転職エージェントに登録とかってしたことないですよね?
転職は何回もしてるんですけど、
何ていうか、稼がなきゃいけないっていう、
もう背に腹はかえられない、俺は仕事をしなきゃいけないっていう状況に何度も直面して、
その度に仕事探したり、転職したりってことはやってはきたんですけど、
ただ、私は開発者になったのがめっちゃ遅かったんで、
あんまりエージェントがいるような転職の形っていうのは結構近年になって、
どちらかというとホワイトカラーというか、デスクワークの方々を中心に始まってるから、おそらくですけど、
だから私は画展系の現場でバリバリやってたんで、
あんまりそういうエージェントに登録してみたいなのは経験としてはあんまないので、
どっちかっていうと、それを使っているのを、
自分が業務委託されているクライアントがそういうところで人を探している様子を遠まきに見てるとか、
そういうことが多いかもしれないですね。
そのくらいの関わり方って感じなんですね。
そうですね。
これ聞いてるリスナーさんとかは割とその転職エージェントっていうのは一般的に使ってらしたり、
その在り方を知ってる方多いと思うんですが、
そうだな、
まあ、転職エージェントもすごくたくさんいろんなタイプがあって、
関わり方もだいぶグラデーションになってるんですよ。
ただ、私から見るに結構転職エージェントってすごい嫌われてて、
何でかっていうと、
そういうイメージあります。
人を転がしてるだけみたいな。
情報を横流ししてマッチングしたら年収の30%とか40%とかいただくみたいな。
構造としてはそういう商売だし、私たちもそうやってるんですが、
質問に戻るとどんな仕事をしてるかっていうところですよね。
もちろん今お伝えしたように、
求職者さんの情報を企業側にお伝えして、
マッチングしたらお金を頂戴するっていう形でやってはいますが、
個人的にそこに介在価値があんまりないじゃないかって結構思ってる方なので、
もっともっとそこに石川としての介在価値を出したいと思っているんです。
なので、それこそ履歴書、職務経歴書の手前の段階で、
転職すらも考えてないような人たちとのただのモヤモヤの壁打ちとか、
そんなところをやってたりします。
今、こんな会社があるよねとか、こんな司教官だよねみたいな話をして、
その方々に自分の相対的な立ち位置を理解してもらうみたいな、
そんな会話の機会を設けてたりしますし、
そこで転職したいっていう方、ニーズになってくれば、
具体的に履歴書、職務経歴書の作り方の指南であるとか、
転作とかしています。
この業界だとやっぱりポートフォリオとかが、
かなりご自身を表す上で必要なツールにはなってきてるんで、
なるほどな、なるほどな。
でもちょっと想像してみると、
難しそうだなっていう想像が働くのか、
例えば人となりとか、
例えばしゃべり方とか、
接し方、振る舞い方みたいな部分は確かに、
トムさんとお話しする中でいろいろなことに気がつけたりとか、
あると思うんですけども、
専門職じゃないですか、
どっちかっていうと皆さんが働かれている内容としては専門職なんで、
トムさん自身がいろんなことに詳しくないといけないのかなっていう想像が働くんですけど、
そういうところは大丈夫なんですか?
大丈夫なのかな、大丈夫とは言えないですよ。
それこそWebGLの話なんて一ミリもついていけないと思うんで、
もちろんそういう技術があって、
どう表現ができるとかっていうのを概念的に理解はしていますが、
技術のお作法とかそのハウの部分は全く持ってノータッチなんで、
そこは難しいです。
そうですよね。
だってデザイナーさん、
志望されている方がいらっしゃったとして、
デザインのことわからないのにどの企業とマッチするかとか、
なんか想像しただけで考えるのすごい難しそうだし、
それをアドバイザーとしてうまく機能していくっていうのは、
なんか想像するとすっげえ大変なんじゃないかなって思うから。
そうですよね。
なんだかんだ私技術者じゃないしデザイナーでもないんで、
なんでできてるんだろうっていうのはありますが、
なんかこのインタビューというかこの場に呼んでいただくために、
自分自身ちょっと振り返ったところがあったんですけど、
学生時代に私HTMLとかCSSとか書いてたんですよ。
デザインとかもしてたし、
いわゆるウェブメディアみたいなのを、
ウェブサイトとブログみたいなのを自分で構築してて、
運営して、そこにアフィリエット広告くっつけて、
月何十万か収入を得ていたみたいな、
そんな学生時代を過ごしてたんですけど、
そこがちょっと私なりのアドバンテージかもなっていうふうには思っていて、
わりとインターネットとかウェブ制作とかが、
その時点で好きではあったんで、
だからこそなのかもしれないですね。
新卒で入ってくるときって、
デザイナーか技術者かディレクターかとか、
そんなのをイメージしてたんですよ。
なので、うちの親会社って、
インターネットビジネスジャパンっていう壮大な名前がついてますが、
インターネットビジネスできるんだ、
中に制作会社があったんで、
そこのプロデューサーかディレクターかデザイナーやろうと思って、
エントリーしたんですよ。
そしたらなんやかんやでウェブスタッフの選考が進んでしまって、
君、営業やろうみたいな感じで採用されたっていう感じなんですね。
そこでちょっと道が高かったのかもしれませんね。
なるほど。
でも、そうすると元々、
素養としては持っていたというか、
最初から結構近いところの知識は持った状態ではあったって感じなんですかね。
そうだと思いますね。
当時の中でもそれなりに知っている方だったし、
うちのグループって学校を持っているので、
そこの研修プログラムとかも最初に受けるんですね。
受けた後、今度は先生としてデビューしなきゃいけないんですよ。
なるほど。
それでもすごく専門的なというよりかは、
例えばフォトショップの使い方とか、
それこそ当時フラッシュがありましたけど、
フラッシュのアクションスクリプトを使って、
丸をこっちまで動かしてみましょうみたいな、
そういう簡単な授業があって、
それを多分一番初めにクリアして、
先生っぽい感じでデビューしてたりしてたんで、
そこは周りの人よりも少し引いていたっていうところはあるかもしれないですね。
なるほどな。
なるほど。
ポートフォリオレビューとかするときも、
技術的に至らないこととかがあれば、
割と見ててわかるしっていう感じなんですかね。
そうですね、と思います。
とはいえ、今は別に作ってる人じゃないんで、
そんなに偉そうなことは言えないなっていうのは前提であります。
そうですね。
あなたたちの方がすごいよっていう。
だからどっちかっていうと、私は採用側というかの視点で、
この情報ってここにあるべきじゃなくないとか、
転職のポートフォリオとしてはこれは設計がちょっと間違ってるねとか、
そういう視点でお伝えするっていう方が多いかな。
でもそうですよね。
学校ってわけじゃないから、
技術を別に教えてるってわけじゃないから、
文脈だったり、どう役に立てていくかみたいなところを見てあげるべきなんだと思うし。
そうですね。
おっしゃっていただいた文脈みたいなところはすごく意識してるかもしれないですね。
なぜ今の場所から次の場所へ移動するのかとか、
その背景に何があるかとか、
そこに自分に必要なピースは揃っているのかとか、
そういうのを一個一個わりと細かく確認していく、
サポートしていくっていうタイプなんじゃないかなって思いますね。
なるほど。
トムさん自身はやっぱり、
ご自身の感覚としてはどうなんですか?
昔からやっぱり人に奉仕するというか、
そういうメンタリティを自覚としては昔から持ってたのか、
それとも今の状況に置かれた時に新しい自分が生まれてきたのかというと、
どっちなんですか?自分の感覚としては。
感覚としては後者ですね。
わりと陰キャなタイプでした。
小学校の時とか中学校の時とか。
全然イメージできねえな。
そうですよね。って言われるんですよ。
こういう場に出るとそこそこ喋るし、
Xもわちゃわちゃしてるんで、
そんなことないでしょって言われるんですけど、
基本、わりと一人でいたい。
静かに本読んでいたい。
小学生の時もそんなに友達が多くいたわけじゃないし、
ノリで地元のサッカーチームに入ったはいいものの、
なじめずフェードアウトしていったみたいなところもあるし。
なるほどな。
俺はわかりますよ、その感じ。
私もわりとドクサスさん、あるいは杉本さんって、
いろいろやられててすごいですよねって言われるんですけど、
どっちかっていうと別にただの引きこもりだしなと思ってるし、
あんまりSNS上の自分ってやっぱ虚構というか、
SNS用の自分だから、
そんなに何か崇高な理念を持って生きてるわけでもないし、
でもわりと事あることに仰ってますよね、ドクサスさんは。
本当にそう思うから、今のトムさんがおっしゃってることも何となくわかるというか、
でも人のために役に立ちたいみたいな感情はやっぱりあって、
例えば誰かを傷つけないためにとか、
あるいは誰かに喜んでほしいからとか、
そういう自分の中に自分を突き動かす理由があれば、
おちゃらけることも別にできるというか、
イベントを主催してみたりとか、
イベントの主催なんてめんどくさいだけだし、大変なだけだし、
何のメリットも基本的にはないけど、
でもそれができるのってやっぱり誰かを喜ばせたいなとか、
感謝の気持ちを伝えたいなとか、
そういう他人向きのベクトルがないと私できないですよね。
トムさんが自分のことだけ考えたら家で静かに本読んでたいけど、
でもみんなの役に立てて、
新しいお仕事決まって嬉しいなみたいな気持ちがエンジンをかけてくれるっていうのは、
感覚としてすごいわかります。
そうっすよね。
本当にそこの自分の本質と今Xの見え方とか、
今やってる仕事とかって、
どう自分なりに解釈したらいいんだろうっていうのが、
わりと思う瞬間はあったりするんですけど、
でもどれも多分自分なんだろうなっていう感じに、
今はわりと静かに本読んでいたいトモノリ君と、
Xでわちゃわちゃしたいトム石川と、
事業とか営業とかをやる石川さんとみたいなのが同居して、
それも全部ひっくるめて自分なんだろうなっていうのは、
ようやくこの年になって解釈できるようになったかなっていうのはありますからね。
なるほどな。
人のためにとか、そこでやりがいを感じるのは、
多分この仕事始めてからですね、本当に。
やっぱ良かったってことですよね、きっと。
そうですね。
結果ともそれがすごく幸せって思えちゃうんで。
そうっすね。
それこそ組織の役員、クラスの人間として組織を束ねて、
あるいは自分が責任ある立場になってっていう人生も、
別にダメではないし、それはそれで何かまた違った喜びがあったのかもしれないけども、
そうではない道で、やっぱり幸せなところに今いれてるっていうのは、
すごい良いなって思いますけどね。
そうですね。でもわかんないですよ、
また2、3年後に何とか事業部のマネージャーとかやり始めちゃうかもしれないんで。
それはそれで面白いかなと思いますけど。
またどっちもあると思います。
やっぱり組織に所属していることのメリット、デメリット、どっちもあると思うんで。
自分のやりたいことばっかりできるわけじゃないっていう部分はそうなのかもしれないし、
でも組織に所属しているからこそできる接点とか、経験みたいなのがあると思うんで。
わかんないですけどね。
そうですね。割と組織の良さと個人の思いを持って仕事する良さと、
割とそれが今同居してうまくバランスできてるなっていう状態なのかなとは思ってますね。
すごい良いと思います。すごい夢あるなと思いますよ。
やっぱり人の幸せに直結してるというか、
やっぱりどうしても、これ本当に偏見かもしれないですけど、
人材派遣とか、今スタッフが足りないからとりあえずどっか探してきてよみたいなふうになったときって、
どうしても単価の話とか、月どれぐらい働けるのかとか、どういう技術を持ってるのかとか、
人間物っぽく捉えるというか、過剰が気にされたリストの中から条件に合うものを探してくるみたいなイメージあるし、
トムさんみたいに、まさにそういうことをやっている近い組織にいながらも、
すごい楽しく人と人とのつながりを楽しみながら仕事できてるっていうのは、
あんまり見えないし、感じたことないですよ、あんまり。
普段の生活とかSNSとか見ててもあんまり感じないから。
どっちかっていうと、自分がエンジニアだからかもしれないですけど、
全然自己紹介欄も何も読んでないで、こいつGitHub見ましたとかDMしてきてんだなとかっていう、
そういうのを目にすることが多いから、何も見てねえんだろうな、こいつって。
ブログ拝見しましたみたいなすごいテンションでDMくるんですけど、何もこいつ1ミリも読んでねえだろうっていう感じの。
結構ありますよね、そういうDMとか。よくこれ送れるなと思って。
あれももう機械でやっちゃってるんでしょうけどね。
だから本当、トムさんやっぱり聞いてみたかったんですよね。
どういうところがモチベーションになってるのかなっていう。
トムさんも先ほどご自身でおっしゃられてましたけど、あんまり好かれてないというか。
本当そうです。
嫌われてる業種なんじゃないかなって思うし、
そういう中でほっこりエピソードいっぱいありそうな感じがして、すごいなあと思って。
そうっすね。
でも本当にドクサさんおっしゃっていただいたように、めちゃくちゃ嫌われてます。
好かれてはいない、間違いなく。
その前提には立たなきゃいけないなと思ってます。
ただやっぱりその間にいるからこそ見える双方の景色っていうのはやっぱりあって、
どうしても企業が採用する、お金払う、企業が給食者に対して、雇用者に対してお金払うっていう構図がある上、
やっぱり企業が強くて給食者が若干下に位置づいちゃうみたいな構図にはなるんですよね。
そういう構図になると、やっぱり給食者サイドから企業に確認したいこととか、
本当は聞きたいこととかがやっぱり面接っていうフォーマットだと聞けなかったりするんですよね。
その後起きるのはミスマッチであり、短期間での離職でありとかっていうのがすごい不幸だなと思ってるんで、
だからこそその間に入って一定の専門知識を持ち、両者につかれながらいい人をいい場所に届けたいっていうのは
結構ピュアな思いでやってるところはあるかなと思いますね。
そうですね。別に私はこれが正解だと思ってここに位置づいてるわけでは全然なくて、結果的にそういうところに至ってだけなんですけど、
でもやっぱり言語化されてない小さな声とかモヤモヤっていうのはやっぱりAIには判断できないんで、
そこをいろんな角度の問いかけとか質問とか、こちら側からの自己開示とかでポッと出てくるもんだったりするし、
関係性を作らないと出てこない言葉とか情報とかってたくさんあるんですよ。
で、あとは表情とかもそうですね、とか言葉の詰まりとか、若干今テンション変わったぞとか、
そういうのでその人の強みとからしさとか行き通りとかいろんなものを汲み取っていって、
もしかしてそれって今すごい引っかかってませんみたいなこと聞くと、いやそうなんですよ実はみたいな、そんな感じで出てくるんで、
たぶんそこはまだ人間なのかなっていう感じがします。
確かに、確かにそうっすね。
いやほんと人間の認知能力というかすごいですよね。
よく考えてみたら本当に何か何が変わったのかわかんないけど、
急になんかちょっと今すっとテンション下がったなとかって見ててわかりますもんね。
ほとんど変わってないけど、あれなんか変なこと言ったかなってちょっと思ったりしますもんね。
いやたぶん本当に、例えば写真とかに撮ってピクセルレベルでどれぐらい変わったかって比べたらほとんど何も変わってないはずなのに、
なんかやっぱ感じますもんね、その目の前にいて喋ってると。
ほんとそう。
今なんかちょっと気にさわること言っちゃったのかもとか、逆になんかちょっと心のなんか近世を今いい感じのところを恥じたのかもっていうのは、
なんかやっぱ見ててわかるというか、雰囲気が変わる瞬間とかって感じますもんねやっぱりね。
そうですね。まだそこは人間がやるべき領域かなとは思います。
ただなんだろう、これも結局、空気感とかその表情とかもやっぱり記録にとってさえしまえばそれはデータになるわけなんで、
そこも5年とか10年とかしたら今のこの人の眉毛の上がり方は絶対いけないことを言ったはずである何パーセントみたいなのが出てくるはずなんで、
ある程度AIには代替されるっていうのは前提に仕事はした方がいいかなと思ってます。
全然私に優位性があるとはそんなに思ってない。
なるほどな、いや難しいっすね。俺たちも結構なんかエンジニアも別にAIができるようになっちゃうんじゃねえかってよく言われるような仕事ではあるんで。
実際どうですか?読者さんから見てそのやっぱりAIの新色具合、特にそのエンジニア領域って活用しやすい領域だとも思うんですけど、
なんか自分自身使ってるのかとか、一緒にプロジェクトをしてる中で結構食い込んできてるようなのか、そのあたりどうですか?
いやあんまり感じないかな。今はまだ、AIがやってくれるのって選択肢を示してくれるぐらいの話で、
どれを選択するかは結局人間が判断しなきゃいけないような気はするから、今はあんまり。
あとなんかこう世の中が便利便利って言ってる部分は別に自分はあんまり便利に感じないタイプ。たまたまですね。
たまたま自分はあんまり便利に感じないタイプなのかなっていう自覚もあって。
なんかこうコード書いてて、こうじゃないですかってサジェストしてもらってもあんま嬉しくないというか、自分でコードをやっぱキーを叩きたいから、
カチャカチャカチャってやりたいから、なんか別にそこを勝手に入力してくんなくていいんですけどって私は思っちゃうタイプだから。
キーを叩きたいというのがそこにあるんですね。
そうです。私は自分で書いてる感じが好きなんで、その候補を選択してくれてタブキーを押したらビャーって勝手にエディターに入力されてみたいなのが便利なのは理解できるんですけど、
いや俺はカッコちゃんと一個ずつ打ちたいんだっていう。
書きたいんだと。
書きたいんだっていう感じだから。
あ、そうなんだ。
だからあんまりそういうなんか個人的なミスマッチ感みたいなのがあるにせよ、
とはいえやっぱ最初にも言ったように、まだなんか判断は結局人間がしないといけないから、
あんまりまだ、でも近いうちに来るんだろうなっていうのは思うんですけど、
今はまだ全然そういう段階じゃないかなっていう。
でも独卒さんがすごい深いところの先端の部分でやってるからなのかもしれないですね。
それはでもあんまないかもしれない。ないような気がするっすね。
なんか私はあんまり、自分はプログラマーとしては別に普通というか、そんな一流ではないと思ってるところがあって、
確かにWebGLの知識は豊富かもしれないですよ、その平均と比べたら豊富かもしれないですけど、
それはなんていうか、日本語をずっと生まれてから喋ってりゃ日本語が上手っていうのとなんか大して変わらんというか、
WebGLのことをずっとやってりゃそれはWebGLに詳しくはなるよねっていう、ただそれだけだって思ってるんで、
みんなはいろんな理由があってWebGLばっかやってるわけにはいかないから、そうなれないし、
そういう状況が生まれにくいっていうのは理解した上で、私はそれをやってきちゃった変態だからって思ってる。
変態としてそうなるよねっていう。
そうです。だからプログラマーとして別に優れているからっていうよりは、好きでやってきただけの人だなって思ってますけど、
だからなんかわかんないですね。
例えば私がスクールとかで自分の教える講義資料としてのサンプルとかを作って、それを皆さんに配布したりするわけですけど、
じゃあその配布したサンプルコードが平均と比べて優れているのかどうかって測りようがないというか、
わかんないですよね。もっとわかりやすく作れるのかもしれないし、逆に言うとすっごいわかりやすく作れてるのかもしれないんですけど、
それってなんか測りようがないからわかんないですよね。
だからいっそAIとかはそういうところ判断してくれたりとかしたら使い道あるかもなって思いますけど、
試したことないな。これってわかりやすく書けてますかって聞いたら教えてくれるのかな。
あると思いますよ。結局そこに多くのデータが流れ込んで、平均的にこれがいいよね、どうだよねって判断してくれるものだと思うんで、
そういう使い方も全然アリな気がしますね。
私の領域だとXとかノートとか、ノートってそんな書いてる人間じゃないんですけど、文章書くのすごい好きなんです。
会社のイベント終わった後のレポートとか割と書いてるんですね。
独作さんがさっき言ってたのと同じなんですけど、自分で書きたいんですよ。
もちろんAI使いますよ、使うんですが、何かそうじゃないんだなっていう感じでテキストが出てきちゃうんですよ。
だからそれはもうそのAIが学習してきたものに依存しちゃうので、どうしても私の言葉にはならなくて。
私のいろんな書いてきた文章とか食わせても、そういう展開じゃないんだよっていうのがまだ結構あるんで、結果的に自分で書いちゃうっていうのは多いですね。
古いからなのかな?
いやーどうだろうなー、なんか俺たち多分同じぐらいの世代だと思うんですけど。
でもね、やっぱなんかちょっと40超えてくると、なんか中年になってんだろうなっていう感じしてきますよね。
なんかいろんな面で。
めっちゃしてます、はいはい。今のとこもそうだと思う。
そうですね、30代ぐらいの時って多分年齢的にはもう中年なんだろうけど、なんかあんま中年っていうよりは若者の一番最後の方っていう感じしてるし、その感覚、自覚としては。
でもなんか40ぐらいになると、なんかもうそろそろやっぱ中年なのかもなーってこう受け入れ始めてくるというか。
はいはいはい。
いろんなことがそれを指し示してくるというか。
まあ身体的なね、老化が。
やっぱりちょっとこう痩せにくくなってるなーとか、太りやすくなってるなーとか、なんか髪の毛がだんだんちょっと薄くなってきたなーとか。
やっぱ感じることが増えてきて、これが多分多いなんだなっていうことがちょっとずつこうわかってきて。
なんかそれを実感するからこそなんか必死になるというか、技術も新しいことやらなきゃなーとかって思っちゃったりとかするんですけど。
でもなんかトムさんみたいなお仕事だとどうなんですかね。
なんかやっぱ将来に対するそのAIがいっぱい出てきて、大体可能になってしまうかもしれないみたいな中でやっぱ不安が出てきたりとかはあるんですか、普通に。
いやないですね。私の場合はだし、ウェブスタッフとしても割とフレキシブルなタイプの人間が揃ってるんで、これがちょっとシュリンクするよねっていうときにはもうビボッとしてなんか別のことやってるんだろうなって感じはしますしね。
へー面白いな、なるほど。そういうところはあれなんですね。やっぱビジネスマンの石川さんが出てくるんですね。
そうですね、はい、と思います。結局マーケットのデータからビジネス的に分析してどうだっていうのはやっぱり特定のタイミングでやってはいるんで、そこでどうのこうのっていうのは戦略っていうレベルで考えたりはしますし。
なるほどね。
そうですね。
そうそうそう。だから、今ドクサスさんちょっとおっしゃっていただいたところでいくと、ポートフォリオすごい好きみたいなトムと、なんだかんだビジネスのことをそれなりにやっちゃってる石川さんとみたいな、割といろんな面があるってよく言われてるんですけど、
そういうのはもしかしたら私のスタンスなのかもしれなくて、結構ビジネスもそうですけど、マネージャー、今はやってませんが、マネジメントもそうだし、いろんなものが並列に存在していて、その時々の興味でちょっと食い方が違うみたいな感じですけど、いろんなことをやりたいっていうのは前提ありますね。
いや、そういうアグレッシブさっていうか、そういうの大事だなと思いますけどね。なんか私も結構拙走なくいろんなことやり始めてはやめてやり始めてはやめてってやっぱりやっちゃうタイプなんで。
それでも写真はめっちゃめっちゃ今掘ってるじゃないですか。
いや、掘ってはいますね。そうですね。
写真話を聞きたいし、捨ててることも聞きたいし、写真のことを聞きたいな。
写真、そうですね。だからトムさんが割と私と同じようにじゃないのかもしれないですけど、写真に目覚めてる感があったんで、その経緯は聞いてみたいなとは思ってたんですよね。
どういうことなんていうの。
確かにな。目覚めたきっかけの一つは絶対ドクサスさんはありますね。
そうだ、それもどっかで見たんだよな。ノートだかわかんないSNSだったのかもしれないですけど。
そうかも。
そういうことをおっしゃってたのはどっかで見た記憶があって。
見られてるんだ。恥ずかしい。
わかんない。なんかそういう気がするんで、見たような気がするんですけども。
そうなんです。
なんかその辺はどういうことなんだろうなっていうのは確かにちょっと気にはなってたんですよね。
このエンジニアの方とかクリエイターの方ご支援してると、やっぱりその人たちの生活とか趣味とかも等しく情報としては入ってくるわけで、
やっぱり皆さん写真やってるなとか音楽好きなんだなとかっていうのはやっぱりわかってくるわけで、
カメラとか写真みたいなのが常に情報としては浮いてたような感じなんです。
で、きっかけ何だったかな。もはや覚えてないな。
でもノーマナジーFMで出てたたくまさんとかもそうだし、皆さんが使っててなんか面白そうって思って。
普段お付き合いする方がカメラと触ってるし、いい写真あげてるし、ちょっと理解したいかもっていう自分の衝動がそっちに向いてしまって、
で、カメラを探してる中で、最初はもうやっぱりGRだなと思って、GRだけで結構考えてたんです。
独作さんも多分そうだと思うんですけど。
考えてたけど、結構、何だろう。
なんか物を始める時とか買う時とかって、お金たくさん払った方がいいんだろうって思っちゃうタイプなんです。
高価なものがいいとかって勘違いしてるタイプなんで。
なので、それこそSIGMAも候補に上がったし、
何でしたっけ、ニコンじゃなくて、100万とかするやつ。
ライカですか。
ライカとか。
欲しいなって言ってると、M10とかM11とか皆さんこう言ってくださるんで、
いいんじゃないとかって思って、一瞬マップカメラ見に行って迷ってたんですけど。
でも、100かとかマニュアルで撮れないしなとか、そういうのがあって。
で、GRだろうと思って、お店に行ったんですよ。
で、たまたまそこにSIGMAがあって、
そういえばこのプロダクト感好きだなとかって思って、
触り、で、撮ったんですね。
それSIGMA FPだったか。
FPで撮った瞬間の絵の感じが好きって思ってしまって。
それはもうどう形容もできないんですけど、
もう好きだったんです、とにかく。
なんで、もうその日にポチりました。
なるほど。
それですね、スタートは。
そっか、じゃあ、うっすらやってみたいなとか興味あるなっていうところが最初の出発点になっていて、
実物を見て、これがいいかもってなって、
衝動的にSIGMA FPを買ってしまったみたいな感じ。
そうですね。
なんすかね。
独立さんがめっちゃハマってて、
お散歩行って、別のアカウント取って、
いい写真あげてるっていうのも、
間違いなく私にその種を買わせるだった一つの流れですね。
なるほど。
そういうふうに人に影響を与えてると思ったら、
ちょっと申し訳ないというか恐縮な感じもするんですけども。
ドハマリしてますもんね。
私はそうっすね。
これもどっかで絶対喋ってると思いますけど、
なんかやっぱそんな強い衝動ではなかったっすよね、最初は。
あれ、きっかけって何でしたっけ?
きっかけは普通に散歩をまずするようになって。
あ、そうだ。セックスレスもんね。
ただ歩いてるのももったいないなと思ったんで、
ただ歩いてるだけで時間が過ぎていっちゃうのもったいないなと思って、
じゃあ写真でも撮れば、歩いたっていうことが記憶だけじゃなくて記録として残るから。
これ以上兵器があるって言ってたですね。
私は結構集める習慣があるんで、
溜まっていくことに快感が覚えられるタイプなんで、
写真とか撮るようにしたら、
そういう快感が得られるんではないかっていう、
ただそれだけだったんですよね、最初は。
当時はまだGR欠品とか、今すっごいもう買えないですけど。
そうですね。
当時は欠品とかにもなってないし、
世界情勢が変化して値上げがバーって、
そこら中でカメラメーカー全体が値上げに走ったタイミングっていうのがあったんですけど、
それよりも前だったんで、たぶん10万ぐらいだったかな。
それぐらいで買ったんですよね。
でも10万って結構そこそこやっぱりするじゃないですか。
だからこれせっかく買ったから使い倒してやろうと思って。
私はなんていうか、
なるべく遡れるだけ遡って、
現象に近い体験をしたいって考えちゃうタイプで、何事に対しても。
だからGRで撮る、
確かにGRっていう現代の技術を使って作られた現代機器を使うんだけども、
でも始めるにはマニュアルでやらなきゃダメって最初から思ってたんですよ。
そういうタイプなんで、
ちゃんと現象の仕組みをなるべく触れる現象の仕組みからやっていくって言われちゃったから、
オートで撮るんじゃなくて、最初からマニュアルで撮らなきゃダメだって自分に言い聞かせて、
フチとシャッタースピードは自分で決めながら撮るっていうのをやってたんですよね、最初から。
すごい。反省しかないです。
1年くらい経って、1年くらいやってるとだんだん身についてきて、
分かんないなりに素人なりにやってて身についてきて、
1年くらい撮ってみて、
いや、1年は嘘かな。
3ヶ月くらいやってみて、
これはやっぱりちゃんとしたカメラでやった方がいいなって多分思い始めて、
それでミラーレスとかも買っちゃった感じだったと思います、最初は。
ルミックスでしたよね、確か。
そうです、私はルミックス。
当時、別に思想みたいなのなくて探してて、
タイミングが良かったんですよね、新機種が出るタイミングだったんで。
私ね、新しいもの買うときとかめっちゃリサーチしちゃうタイプなんですね。
後悔したくないから死ぬほど調べちゃうタイプで。
ニコンのZ5、ソニーのα7なんちゃらみたいなのとか見比べて、
画素数がどうだ、手ブレ補正がどうだとか調べていって、
機能的にはこれで良さそうかな、値段的にはどうかなっていろいろ変数を頼りにバランスを見て、
どれが自分にマッチしてるかっていうのを考えるんですけども、
当時ルミックスのS5 IIっていうのが新しく出るってなったときに、
これが一番いいやんってなって。
その時に勢いで買っちゃいましたね。
それって実際に試写とかもしたんですか?
してないです。
してないで、機能でこれだろう、自分だったらこれだろうっていう。
そうです。
フィーリングみたいなのってよく言われるし、
それはもちろん理解はできるんですけど、
やっぱり店に買いに行くっていう手間はかけたくないなって思っちゃうから、
通販で買っちゃうんですよ、何でも。
今となってはやっぱり正解だったと思ってますね、ルミックス。
だから運が良かったと思ってますね。
S5 IIは運が良かったな。
たまたまそれを選んだ当時の俺、グッチョブだなって思いますけど。
でもそれは綿密なリサーチの結果そこに至ってるわけですもんね。
そうですね。
たぶんそこでやっぱりやっちったなってなりたくないから、
やっぱりすっごい調べるから良かったなとは思いますけど、
でも結局やっぱり現代機器であるところのミラーレス一眼では
体験できないものっていうのを体験したくなっちゃうし、
それでやっぱりフィルムカメラを買っちゃうんだから、
そういうことはどうしてもやってしまいますね、節操もなく。
でもカメラとか写真っていう軸はあるわけで、
節操ないというか、そこを深掘れるというか、
掘っていけるっていうのはすごいなってやっぱり思います。
私全然感覚人間なんで、今撮っててなんとなくいいなって思えればいいだけというか、
あんまり歴史的な背景とか、もっと昔の技術とか、
今のカメラの撮り方とか、全然勉強しないで、
自分の今の感覚でただ撮るって感じなんで、全然違いますね。
でもそれはそれで全然いいとは思いますけどね。
なんか不満があるわけじゃないですよね、きっとトムさん自身も。
そうですね。なんか羨ましさを感じるというか。
そうかな。何が羨ましいんですか。
これは多分私の今の仕事をしているところに通ずるところがあるかもしれないですけど、
個人しているのってクリエイターさんでありエンジニアさんであるんですね。
その人たちって完全に私にないものを持っている人たちだと思ってて。
確かにそうですね。
掘っていけるんですよ。尖らせていけるというか。
私全然そういうとこないと思ってて、
いろんなことは知りたいとか興味はすごくあるんだけど、
1個に対してどうのこうのってそんなにこだわりがない。
でも皆さんはめちゃくちゃそこにこだわって、
それこそ寝る間もおしんで勉強するなり仕事するなりしてて、
そこを磨いてるのってめちゃめちゃ羨ましいなとか、
リスペクトの感情が芽生えるって感じ。
そこもカメラの話も同じくそういう感情を持ったっていうところですかね。
おっしゃってることはすごいわかったんですけど、
確かにクリエイターさんとか極まってる人たちは私から見てもやべえなって思う人ばっかりだし、
自分自身に対してもそういう感じで見てるんだと思うんですよね。
自分がどういうふうになってるかを自分で把握しておかないと、不安になるんですよ、きっと、たぶん。
それこそ小学校、中学校、高校時代も、
そういう友達のチームのオサ的なポジションでいたってくださいと。
オサ的になっちゃうんですよ。なりたくなくても。
だから、大体部活やれば部長になっちゃうし、学級内では委員長になっちゃうし、
生徒会に入るような圧がなぜかかかって、生徒会に入ることになっちゃうし。
ちょっと意外な一面。
なんかね、人の役に立ってるなーって思うことが幸せっていうのもあるんですよね。
だから、誰もやらないならじゃあ俺がやることで、
組織が結果まとまるんだったら別にそれでもいいかって思っちゃうところもあるし、
あんまり支配欲はないんですけど、上に立って支配して気持ちいいっていうのはあんまないんですよ。
なんですけど、誰もインチをやりたいって手挙げる人いない。このままだとこの場が停滞するな。
じゃあいいや、もう俺がやるからこの場は丸く収まるでしょっていうふうに考えちゃう。
へー。
だから、何でもそうですね。何々長にすぐなっちゃう。
し、それを別に強力に拒むわけでもないっていう感じで。
ないし、強力にやりたいって思ってるわけでもないけど。
わけでもないっすね。
どっちかっていうと面倒じゃないですか、そういうなんか。
はい、めちゃくちゃ面倒。
オサをやるってめんどくさいじゃないですか。
はい。
それこそトムさんじゃないですけども、その管理職ってめんどくさいじゃないですか。
はい。
できればやりたくないですよね。だからやりたくはないんですよ。
ただなんかその、自分がそれやることでみんなが幸せなら別にいいよって思っちゃうタイプっていうかですね。
うーん。
結構。
でもその態度はなんか今にも全然通じてますね。
なんかみなさんがもうオサとして見てるじゃないですか。
ドクターさんのことを。
いやなんだろう、だから別になんかWebGLの第一人者やりたくはないですよ。
めんどくさいじゃないですか、そんな肩書き持ってるのは。
まあね、はいはいはい。
だけどなんか、まあでもみんながそう言うならじゃあそれはいいよ、わかった。
やってみるか。
それでもいいよ、別に俺はそう思ってないけども、みんながそう言うならそういうことになっててもいいけど、
でもまあ別に自分はそこになんかそうでなければならないみたいな欲求はないから。
なんでしょうね。
そういう意味では同じなのかもしれないけど、その学生時代の何々長になっちゃうっていうのと同じなのかもしれないですけど。
いやすごいな、なんか私勝手にすごいやんちゃしてた人っていう認識だったんですよ。
そういう時期もあったんですか?
それはあってます。
あ、そうなった。
それはあってますね。
はいはいはい。
私は相当、これもどっかの回で言ってると思うんですけど、ギリギリ警察のお世話になってはいないですけども、っていうぐらい。
なんか言ってた。
かなり悪い方ではあったんで。
だからまあ、いやかなり悪い方っていうのはちょっと語弊がありますね。
ただ人に何もこう自分自身が優れているなんて、ほんと1ミリも思ってないです、マジで。
これはもう謙遜とかじゃなくて。
そこがすごい。
だからやっぱ自分はろくでもないやつだって思ってるから、根本的には。
でもそういう時代も持ってるからってことなのかな?
そうです。本当に人を傷つけまくり、人を迷惑かけまくり、社会の責任を放棄し、自分の好き勝手に生きてきたって思ってるから、1ミリも偉いと思ってないし、
どっちかっていうと恩返しに近いというか、それだけはちゃめちゃやってきたんだから、もう今からは普通に、あるいは普通以上にちゃんとしなきゃいけないんだって思ってる節はありますね、その反動で。
いや、でもなんかすごい繋がった気がしますね。
だから家庭環境も含めてオサポジションをやらなきゃいけなかったっていうところから、多分不監視するとか客観視するっていうのが育ってるだろうし。
でも、やんちゃした時代があって。
多分それも反動だったんだと思いますよね。
そうですね。
ちゃんとしたお兄ちゃんでいなきゃいけない反動ですね、多分。
そうですね、多分。
うんうんうん。
で、めちゃくちゃに迷惑かけまくったっていうのもあって、
だから自分は今こうであらねばならないっていうのが多分あるんだろうな。
多分そうですね、本当に言葉にしたらみんながめっちゃ引くぐらいのめちゃくちゃではあったんで。
やば。そこちょっと聞きたいな、今度。
そこ今度聞いてみたいっすね、どっかそういう機会があったら。
いや、でもこれはね、多分絶対出てこないっすね。
本当に逆に引くと思います、みんな。
聞きたいって言ってる人たちも、やっぱ聞いちゃいけないやつだったの意味がわかりましたって多分なるから。
なるほど。
墓場まで持って帰還したんですね。
聞かないほうがいいと思います。
いや、私も結構田舎育ちで千葉の岸原津とか清水とかっていうところだったんですね。
で、私の時代とかは中高生とかで、それこそ少男純愛組でしたっけ、とかぶっこみの卓とかああいうのが普通に読まれてて、
そういう暴走族的な子たちが周りにいてっていう時代だったんですよ。
地元なんかは、地元の中学とか行っちゃうと完全にそういう世界で、
毎日ガラスがぐちゃぐちゃに割れてるとか、
短写で校舎に入ってくるとか、本当にそういう世界だったんで、
私はとあるきっかけがあった私立の方に行ったんですけど、
もしそっちに行ってたら、それなりにやんちゃしてただろうなっていうのはありますかね。
地元のそういう友達とかはいるんで、
金曜の夜とかそういうちょっと集会っぽいのにかっこつけて参加してたとかっていうのはありますけど、
まあその程度ですね。
でもそういうような感じです、要するに。
もう検挙されるとかそういうとこまでは確かに行ってはいないんだけども、
みんながイメージするヤンキーみたいなのは完全にそのラインには行ってたと思うし、
ヘルメットかぶらずに短写に乗って煙草くわえて走ってるみたいなのは普通にやってたし、
金髪で短写にまたがって煙草吸ってるみたいな。
すごいなー、たけんまるじゃないですか。
普通だったからな。それでいいやって感じだったからな。
そうなんすねー。
だからやっぱたぶんちゃんとした人間でいなければならない圧がすごい強かったんですよね、幼少期は。
要は一族の長男の息子の長男だから、
やっぱみんなの年上だし、ちゃんとした人間で育たなきゃいけないっていう圧がすごい強くて、
うち母ちゃんが保育士だったんで、理想の子育て論を持ってるんですよ。
それはそれでプレッシャーになりそう。
あなたはちゃんと正義に基づいた人間として生きていかなきゃいけませんよ。
将来はちゃんと人の役に立つような仕事に就かなきゃいけませんよ。
そういう圧はあったんですよ。ガチガチではなかったですよ。
ガチガチではなかったけども、やっぱそういう思想は明確でしている家だったから。
だからなんか、やっぱそれが嫌だったんでしょうね。
だからやさぐれちゃったっていうか。
悪いことしてるのすっげー気持ちよかったですからね、ほんとに。
若かったんですよ、要するに。気持ちよかっただけだから、今考えれば。
人に迷惑かけてることが気持ちいいんですよ。
要するに今まで道徳感にのっとって生きてきてたから、それをぶっ壊してることが楽しいんですよ。
そうですよね。真逆のところで。
だから親に怒鳴られながらタバコを吸うのが気持ちいいし、
お前もう出ていけって言われるのが気持ちいいんですよね。
だからもう出て行ってやるよっつって。
18ぐらいにもうパッと家出て。
もう好き勝って。
え?18で?
いやもう18で家出てましたね。だから好き勝ってほんとにやってきたし。
だからまあほんとにいろいろありましたね。
また別のドックサスさんの一面が見えたけど、
まあでもなんかすごく多面的に理解でききったなって感じはします。
多分そういう時期があったからこその今だと思いますよ。ほんとに。
なんかこれもし綺麗に真っ直ぐ敷かれたレールの上歩いてきてたら、
多分私は誕生してないと思いますね。
はいはいはいはい。絶対そうっすよね。
本当にそう思います。だから一回地獄行ってるんで、
分かりますよ、その人の痛みみたいなものを多分今正しく。
はい。はい。
今は正しく分かってるはずですね。
ご結婚とかも早かったですよね、確か。
そうです。
うちはだってもう独立じゃなくて成人している息子がいるんで。
そうですよね。はいはいはい。
だからまあいろんなことがあったなあ。いろんなことはありましたね。
いやでも若い時の子育てって全然想像できないなあ。
お金もないじゃないですか。
お金もないから兄弟ですよ、ほとんど。年の離れた兄弟。
まあ形はその大人と子供ですけど、見た目上は確かにそうですけど、
20年離れてないくらいだからもうほとんど年の離れた兄弟ですよね、それは。
20年離れてないのか。
だからもう、だからなんだろう、お兄ちゃん遊んでーのトーンですよ、もう。
子供からこっちに来るトーンとしてはそのトーンだし、答えられるんですよね、そのトーンに。
こっちは全然若いから。
行くぞーっつって一緒にバーって走って行って、一日中駆けずり回ってて減っちゃうだから。
全然そんな感じでしたね。
で今じゃあもう独立されて、独立というか、もう家から出てらっしゃるんですかね。
いや今は、ちゃんと社会人として働いてはいるんですけども、まだ家にはいるので実家住まいで。
一緒に住んでらっしゃるんですね。はいはいはい。
早く出ていかねえかなってずっと思ってたんですけど、出ていかないですね。
面白いなあ。
自分がやっぱり早い、さっさと出ちゃったから。
自分の中ではさっさと実家を出ていくっていうのが、自分の中では正解になってるんですけどもちろん、彼がどう思うかは関係ないじゃないですか、それとは。
だから別にいたっていいんですけど、なんか自分はそういう出て行っちゃってる感じだから、なんでこいつ出ていかねえんだろうなと思って。
いやそう思っちゃいますよね。
思っちゃうんですけどね。
まあでもまあいろいろあるんだろうから、いっかっつって思ってはいますけど。
すごいなあ、同居されてるんだ。
もしかしてエンジニアとかですか。
それこそ多分トムさんのいる界隈で派遣されていく側ですね、多分。
そうなんだ。
派遣されていく側の、だから何だろう、紹介されていくっていうよりは、
勤めてる会社がエンジニアを派遣する事業をやってる会社なのかな、多分。
SESとかですよね、多分。
多分そういう感じで、なんで半年に1回ぐらいとかこう勤め先がこっちからこっちに変更になるみたいな感じで、
勤め先というよりは派遣先になる。
派遣先ですよね。
うん、派遣先が変わったんで、明日からは今度こっちの路線でここの駅に行くことになったからみたいなことをなんか上さんとは喋ってますね。
俺は全然その話さないですけど。
いや、でも男同士ってそうなるのかな。
取り立てて親父と話すとか、私も振り返るとそんなないもんなと思って。
ないですよね。なんか話すこと別にない。話す必要性がないっていうか。
必要性があれば喋りますよ、もちろん。なんか話さなきゃいけないことがあれば。
でもなんか普通に過ごしててないから話さなきゃいけないこと。
エンジニアだから独卒さんの活動ももちろん知ってるわけですよね。
たぶん知らないか、知ってても別に見てないと思いますね。
そうなんだ。なんか親かのそういう会話があったらそれはそれで胸熱だなって。
そうっすね。そういう過程もあるかもしれないですけど、うちはないかな。
これは本当に良くないなと思いますけど、やっぱり俺があんまり積極的にこっちから話しかけてあげたりはしないから、
向こうが何か用がない限り接点が生まれないみたいな感じになっちゃってるんで。
だからたぶんあんまり見てないと思うんだけど。
なんだかんだで知ってると思うけどな。
これもどっかノーマライズFMの別の回で言ったかもしれないですけど、
書類に親の名前書かなきゃいけなくなったときに、親の名前の漢字がわかんないから検索して調べて、
俺の名前は本とかも出してるからすぐ出てくるんですよ。
だから検索して調べてそれで書類に名前を書くみたいなことしてる。
いや、本当にそうらしいんですよ。
お前、親の漢字も書けないのかよ、つって。
面白い。
そんな感じなんで、たぶんSNSとか見てないと思いますね。
そうなんすか。すっげー。
でも振り返ると、私男三兄弟なんですけど、真ん中なんですね。
今三代目のお米屋さんで、親父が授業をやってるんですよ。
そんな家庭なんで、親父からいろいろあだこだ言われたって記憶もそんなにないし、
男親との関係性はそんなもんなのかも、もしかしたら。
いや、そうだと思いますよ。たぶん。
よく聞く話では、やっぱ娘さんと父親っていうのは、
どっちかっていうと娘さんが離れていくイメージだと思うんすよ、どっちかっていうと。
やだ。やだけど。
でも男親と息子って別にずっと並行するっていうか。
そっか、一定の距離感でいるんだ。
確かにそうかも。
別に近づきも離れもしなくないですか、感覚的に。
そうですね。
別に父親とそんなにしょっちゅうしゃべりもしないし、
でも別に実家帰ったらしゃべるしって、それってずっと変わんなくないですか。
いや、そうっすね。確かに確かに。
だいたい子供のときも、お父さん毎日家にいるいないも結構まちまちだったりするし、
そういう家庭もあるんでしょうけど、毎日必ずいる状態でご飯食べてるとかもあるかもしれないですけど、
うちはそんな感じはなかったし、
なんか別に取り立ててないなっていう感じだから。
いざ自分が父親として過ごしてても、
父親だからといって別にあいつの人生だしなって思うから。
無理に出ていけって言わないのは、あいつの人生だしなって思うから。
そこに彼の選択があるわけですね。
いたらいてもいいけど、やっぱ心配はしちゃうんですよね、親として。
一人暮らししたことないまま30代、40代、いつまでお前実家にいるんだっていう心配はあるんで、
そういうことはやっぱ思ったら言うことはあるけど、
でもそれでもなお言い続けるっていう選択を君はしてるんですねって思ってみてますね。
俺はそう思うぞって言っても関係ねえんだなこいつはって思いながら見てますけど。
それはまた人生のステージが変わるときというか、
パートナー見つけて外に出るっていうタイミングもあるかもしれないし。
そうですね。
だから多分やっぱ娘と息子は全然違うし、
うちの場合はそんな感じですね。
だからトムさんも含めて、今まさに子育てしてる世代?
世代というか、本当は私の年齢もそういう世代のはずなんですけど、
うちはちょっとおかしいんで。
成人してるんだって思って。
うちはもうちょっとおかしいんで、そこらへんの年齢の関係性がちょっとおかしいんですけど。
だから周り見てると羨ましい子思っちゃうこともあるんですけど。
そうですよね。だから皆さんのお子さん、10歳前後とかそんな感じですもんね。
そうですね。だから下手したら、それこそ大島さんとかはまだまだお子さん、ちっちゃい。
確かに確かに。
結構みんなまだ生まれたばっかりというか、
小学校も上がってないみたいなお子さんいらっしゃる方結構いっぱいいるので。
まあでも、かわいい。かわいすぎる。
めっちゃかまっちゃうんですよ。
私結構友達感覚でなんやかんやしちゃうので、すっごい嫌がられてますね、今。
なんかそれはポーズとしてじゃなくて、ガチで嫌がられてるんですか?
結構ね、もうガチめに嫌がられてる。
今9歳、小学3年生なんですよ。
性格的に結構優等生タイプで、それこそ生徒会にいそうなタイプの子なんですよね。
だからなおさら成熟してる感があって、
なんでこの人、私ですね、はこんなふざけてるんだろうみたいな感じでしらけた目で結構見られちゃうんで。
いやでも女の子で9歳は、もう思春期と言って差し支えないと思いますけどね。
そうしようね、片足突っ込んでますよね。
やっぱ男はね、15歳ぐらいまでは本当に小学生みたいな感じだと思うんですけど、男の場合は。
高校生ぐらいになってやっとわずかに大人の階段につま先が乗っかるぐらいだと思うんですけど。
でもそんな感覚ですね。
女の子はやっぱりもう8歳、9歳ぐらいになったらもう10歳は完全に思春期だと思いますよ、本当に。
やばい、距離感間違えてる。
私もだから男3兄弟だったから。
そうそうっすね。
なんでそこ分かるんですか、そんなに。
いや男は本当になんていうか、自分のやっぱ体感としても、
中学生ぐらいまでは本当になんだろう。
小学生と同じっていうか。
バカだし、本当に。
いやそうっすよね、ほんとバカなんだもんな。
ほんとバカだし、それはね、中にはやっぱ修才タイプというか、
ちゃんと勤勉な男子生徒さんっていうのはもちろんいらっしゃるんですけど、
全体の平均として、中学生ぐらいまではやっぱりなんも考えてないし。
高校入ってもちょっと色気づくだけで、そんななんも考えてないし。
大人になってもあんま変わんないっていうか、
これ本当に完全に私の偏見ですけど、男はずっとガキのままなんで、いくつになっても。
いまだにカメラ楽しくなっちゃってハマっちゃうとかっていうのも同じなんですよ、結局。
新しい遊ぶ道具を見つけて、おもちゃを見つけて楽しくなっちゃってる。
いつまで経っても男はずっとそうなんですよ。
そうっすね。パパまたやってるみたいな感じなの?
そう。で、女はやっぱちょっと違う。
これジェンダー的なこと言いたいわけじゃないんですけど、やっぱ性質は違うんですよね。
まあね。
絶対に。
で、女の子はやっぱりね、もう10歳ぐらいになったら始まってますよ、もう。
まだー。もっと近寄りたい。
始まってる。
やばいなー。もうちょっと距離感とらわなきゃいけないですね。
いや、でも難しいと思いますよ。俺どうしたらいいか全くわかんない。想像もつかないっすね。
そうですね。私も女兄弟がいた環境じゃなかったんで、完全に手探りですけど。
そうっすね。私、朝よく髪を彼女の言ってあげてて、それはすごくいいコミュニケーションの時間になってるなっていうのはありますかね。
本当に神有意志っていう認知をされちゃってるぐらい声かけられたりしますけど、
それなりに仕事が忙しいんで、家帰ったら彼女は寝てるし、寝てるタイミングで外に出なきゃいけなかったりするし、
たった5分ぐらいですけど、そこでちょっとしたつながりができてるのは嬉しいなって感じはする。
たぶん本当にあの写真絶対残しておいたほうがいいと思いますよ。後ろ姿。
あれ絶対嫁入りの時とかにアルバムにして渡してあげたほうがいいと思いますよ。
確かにそうだ。あれって今3年ぐらいかな?続いてるんですけど、もっとか、5年ぐらいか?続いてるんですけど、
iPhone使ってて、どれくらいかなって言って小さくしてサムネイルで見たら、もうそれ見ただけで泣いちゃう。
この子がいなくなるんだとかって思った。
いやーそうだよな。いや俺本当、男でよかったなと思います。娘じゃなくてよかったなって。
そうですよね。でもやっぱり幸せになってほしいなっていうのはあるんで、それはそれですけどね。
絶対写真とかだから本当に始めたの、もっと早ければよかったのかもしれないですけど、今からでもたくさん撮って残しておけるってめっちゃいいなと思いますけどね。
確かになー。そうですよね。独座さんは残しててこなかったんですもんね。
そうです。だから二度と撮れないから。二度と撮れないし、思い出せないですからね。見ながら思い出すってことはできないんで、撮ってこなかったから。
だから本当に撮っといた方がいいと思います。
めっちゃ撮ります。
ただあの紙の写真はもうiPhoneで撮ってるだけなんですけどね。
いいんじゃないですか、それはそれで。
あれはやっぱり、なんかああいうこと、なんか俺がやってるのもあれに近いっていうか、
毎日なんで写真なんか撮れるんですかとか、あるいはなんで毎日散歩行けるんですかとかっていうの、あれにたぶん似てると思いますね。
別になんかものすごい強い動機があるわけじゃなくて、
今日もやったなっていう記録みたいなものだと思うんですよ。
今日もこういう関係がちゃんと接点ができたな、結果こうしやがったな、よかったなっていうことの記録じゃないですか。
紙を結んだ後ろ姿を撮るっていうのは。
あれと一緒で、なんか今日も散歩したな、今日も外で写真を撮ったなっていうだけなんですよね。
確かに一緒かも。私も写真そんな感覚で撮ってるんで、なんかこれを狙いに行こうとかってそういうのはあんまりなくて。
ないっすよね。たぶんトムさんの写真も見てて感じるけど、
別になんか三脚抱えて出かけて行って、アングル決めてとかっていうものではなくて、
そういう写真があってもいいし、たまに休みの日とかにやってみても面白いのかもなって思うけども、
毎日撮ってる写真ってそういうものではないというか、今日も俺は生きてるっていうだけなんですよね。
それめっちゃいい。今日も俺生きてる。
今日も俺生きてるな。
生きてる、なんか奇跡を撮ってるんだろうな。
で、この葉っぱってこんな形してるんだとか、光ってこんなに美しいんだとか、なんかそういうのがすごく楽しいって感じ。
そうですね。写真の話はね、ほんとやり始めるとずっと話しちゃうね。
確かに確かに。
あれなんですけども、なんだろうな、写真哲学みたいな、どっちかっていうと芸術とかアートの文脈とか、
あるいは哲学みたいな文脈で写真のことをどう捉えるのかみたいな話とかも、知識欲求として面白いから見るし読むし理解しようと頑張ってみたりはするんですけど、
でもそれってやっぱり一朝一夕でできないというか、写真哲学の本を読んでも意味はわからないし、
一発で意味は理解できないし、自分なりの装着もできないですよね、難しすぎて。
だからそれがすぐに写真に転化されるとか作品になるとかってことはないんですけども、
でもそれはそれとして好きではあって、ただ毎日写真を撮るっていうことはそれとは全然違う行為なんですよね、俺の中では。
キーワードとしてはどっちも写真って入ってるんですけど、
散歩しながら撮ってるのは全然そういう表現としての写真とかじゃなくて、ただ撮ってるだけ。
その態度めっちゃいい。
ただ撮ってるだけ、本当に。何も考えてない。
それに近いかもな、本当に。
だからもうだいたい絞ってるし、ぼかして綺麗に撮ろうとかっていう感じじゃないから、
割と絞った状態でGRを常に持ち歩いていて、
そうですよね、パチッと撮れてるもんな。
水平撮ったりとかもそんなに気にしてないし、本当なんか撮ってるだけっすね。
ドクサスさんの日常っていうのがすっごい伝わってくるもんな、あの写真たちは。
そうかな、そうですかね。
でもなんかね、Xに投稿してるやつはなんか面白いって思うから投げてますけどね。
なるほど。
本当になんでもないやつは95倍ぐらいありますけど、
本当になんでもない写真っていうのは200倍、300倍ぐらいあるんですけど、実際には。
あるんですけど、SNSに上がるやつはちょっと何か意味が見出せたもの。
何も考えずに撮ってはいるんだけども、なんかちょっと意味あったかもなって思う。
なんかあ、撮れちゃったみたいなこととかもあるわけじゃないですか、もちろん。
偶然生活ね。
そういうのがツイッターとかに上がってる感じで、
マジで何も考えずに撮ってるだけだから、
何にも写ってない感じの写真がすっごいたくさんあります。
すげーなー。
それが溜まってるんすもんね。
溜まってます。その溜まってるのが気持ちいいっていうだけなんで。
あ、そっかそっか。
私結構捨てちゃったりするんですよね。
いや、捨てるもやりますよ。
全部は撮っとけないんで、多すぎて。
本当に300枚とか撮って帰ってきちゃうんで、
1日の朝の散歩で少なくとも300枚ぐらい撮っちゃうから、
それを全部撮っとくのはもう無理なんすよ、ストレージ的な意味で。
だから3分の1ぐらいにはなりますね、少なくとも。
そっかそっか。
でも100枚とかだいたいあるんで。
そのうちの数枚がXに合わせてですね。
面白いのがあればですね。
面白くなかったら別に出さないんで。
あ、そうなんだ。
しかも独卒さんってあれですよね、写真だけパチッと上げますよね。
コメントをしないというか。
しないですね、あんまり。
あれ、どういう哲学がそこにあるんですか?
いや、何ですかね。
写真ってわかんないじゃないですか。
何て言うんだろうな。
例えば、イラストレーサーさんが描いたイラストとか、
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた絵画とかって、
すごいなって見てわかる。
その技巧がすごいなとか、うまいなとか。
でも写真ってそういう明確にすごいなうまいなっていうのが
現れにくいって思っていて、
当然自分の撮った写真は別にすごくないなと思ってるから、
解釈は自由ですっていう意思表示ですね。
何もコメントをつけない。
そういうこと。
何も言いません。別になんでもありません。
っていう態度ですね、あれは。
いや、だからそれがもう独卒さんなんだろうな。
私は特に何も言いません、そう。
何も言いません。
みなさんお好きに解釈なさってください。
それめっちゃかっこいい。
俺も明日からそうしよう。
いや、なんかちょっとかっこつけてるなっていう自覚もあるんですよ。
なんかそんなこと言って、
お前、お前そんなこと言って、かっこつけてるなっていう感覚もあるけど、
でもなんか言葉を添えちゃうほうがダサいって思っちゃうな。
自分の感覚の押し付けになっちゃうなって思っちゃうから。
なるほど。
押し付けてる。
写真が絵、絵画みたいに、
もうぱっと見すごい、ぱっと見いいみたいに、
分かりやすいんだったら言葉添えてもいいと思うんですけど、
分かりにくいから、分かりにくさが良さだと思うんで、
分かりやすくしてもしょうがねえなっていうか、
せっかくの分かりにくさを分かりやすくしちゃったら、
もったいないなって思っちゃうから。
すごいその感覚。
だからなんか分かりにくいまま出したほうがいいかなって。
言うのはありますね。
なんかちょっと切り張りしてる、
コラージュしてるやつとかたまにあるじゃないですか。
あれめっちゃ好き。鳩とか拡大してるやつ。
そうです、鳩とか拡大してるやつ。
ああいうのは、分かりやすく、
伝えようとしますよね。
伝えようとしているし、
分かりやすくしている中にも、
含みがあるっていうか、
なぜここを拡大したんだっていう。
確かに。
来たとき衝撃でしたね。
ああいうのはなんか、
まだメッセージ性があるんですけど、
そうじゃない普通の写真がただ無言で上がってくるやつは、
もう好きに解釈してくれっていうやつですね。
私明日から、今日からだな、
もう写真だけあげよう。
私なんか変な言葉添えちゃうんですよ。
分かりますよ、分かりますし、
そういうなりたい気持ちはあります。
投稿する前にテキストを書き込める最後の瞬間がやっぱあるし、
そこで言いたいことをぐっと我慢する気持ちになるときはあるんですよ、実際。
なんですけど、
うん、いいやっつって。
いいなあ。
それこのままでいいや。
でもそれがもう独卒さんなんだろうなあ。
なんか通停してるというか、
その態度が一貫してる感じはします、本当に。
いや、なんなんすかね。
なんか結構諦めてるっていうか、
なんか自分なんかがうまくできるわけねえって思ってるし、
なんかやっぱ調子に乗りたくない、
調子に乗っちゃダメだっていう気持ちがあるのかもしれないです。
そこっすよね。
いかにもやってますよっていうふうにしたくないんだと思います、自分が。
たぶん怖いから。
調子に乗るのかもしれない。
評価にさらされちゃったりしますもんね、それが。
怖いからやっぱ何も言わずに出しちゃうんだろうな、たぶん。
なんかちょっとおかしくしてやれみたいな調子に乗ってる自分がいるんですよ、私の場合。
恥ずかしいですね、それ。
いや、そんなことないと思う。
でもそれはそれで別にいいんじゃないですか、なんかこれがこうみたいなのも。
今日、トムさんのこれがこうシリーズあったと思うんですけど。
ああいうのは別になんか、トムさんだけのお家芸ってわけじゃなくて、
みんな結構ああいうフォーマットであるじゃないですか、こう。
SNSでよく見かける、これが前でこれがbefore afterですよみたいなのって、
別にSNSで普通に見られるものだから、そういうものの流れを汲むポストかなって見ててわかるし。
なんかそこは別に恥ずかしいとかはないと思うんですけどね、全然。
いやもう明日から急に無言で写真だけあげよう。
どうしたどうした、トムさん。
いや、たぶんね、
これ私の勝手な予想ですけど、だんだん我慢できなくなってきてまた元に戻ると思います。
絶対そうなる。
いやもうふざけちゃうもんな、基本。
最初は真似てるかもしれないですけど、だんだん我慢できなくなってきて、
これはこう、これがこうってまたやり始めます。
これはこう言い出しますね、絶対。
またやり始めます、絶対。
恥ずかしいな。
いやだって俺もそういうふうに思うときはあるわけですから、やっぱり。
これがこう、やりたくなるときはあるわけですよ。
だけど、そこでやらないのが俺であって、そこでやりたくてやっちゃうのがトムさんだから。
やっちゃうのが私なんですね。
そこはまあいいんじゃないですか。
なんだこれ。
面白い。
写真面白いっすよね。
いやめちゃくちゃ面白いですよ、私こんなにハマるなんて思ってなくて。
それこそドクサスさんと一緒で、平日はなかなか行けないし、土日中心なんですけど、
それでも会社行くとき必ず持ってて、
ちょっと時間あったらもうさっさと撮り出して撮っちゃうとか普通にやってるんで、
全然こうなるなんて想像座にしてませんでした。
なんか不思議な魅力はありますよね、写真って。
何なんだろう。
私自身は自分自身を再解釈できるとか再発見できるみたいなのをメディアで使ってるって感じですかね。
こんなのに興味持ってるんだとか、こんな美しい道歩いてたんだとか。
多分トムさんは写真っていう文脈にもいろいろなクラスターがいるというか、
写真と言いつつ実は機材の人っていうのもいたり、
カメラの機構とか機械にすごい興味がある人もいれば、
写真そのものに対して興味がある人もいれば、
撮るという体験そのものに、体験自体がその人の興味である場合もあって、
多分トムさんはやっぱり発見できる的な、
写真してみたらこんな風に見えるんだっていう発見がたぶんすごい響いてらっしゃるというか、
そこに面白さを生み出してる感じなんでしょうね、きっとね。
結びつけるのは良くないかもしれないけど、キャリアの相談とか面談とかもそんな感じがします。
自分がカメラみたいな機能を有して、目の前の人を切り取ったりして、
こんな良いとこあるよみたいなのを常に見つけたいみたいな欲求はあるかもしれないですね。
いや、めっちゃいいじゃないですか。
めっちゃいいじゃないですか。本当にそうですよ。
本当にそう。だからやっぱり物としてそこに置いてあるだけではただのものだけど、
やっぱり一回写真というものに変換したときにそこには何か立ち現れてくる主役感みたいなものってやっぱり写真にはあるし、
人と仕事っていうものを通じてそれをトムさんが切り取って顕在化させて磨き上げて、
しかもプレゼンしていくわけですよね。そういうまさに同じですよね。まさに同じだと思う。
なんかすごく抽象的に解釈するとそうなっちゃうのかななんて今話しながら思いました。
いや、本当そうですわ。
すごい発見。
めっちゃいいっすね。
ありがとうございます。
めっちゃいい。
ここに結びついちゃうんだ。
はい。ありがとうございます。
今日のこの収録している時点ではまだ確定してないけど、
近日中には出そうだという感じ。
そうですね。今年中には何とか出したいと思ってます。
はい。なので、これ皆さんいつのタイミングでリスナーの方々が聞かれてるか分からないんですけども、
もし公開済みになってたらショーノートの方にリンクも貼っておきますし、
ありがとうございます。
もしまだショーノート見てもリンクがなかったら、
ちょっとトムさんのXとかをフォローしておけば、情報が届くということで。
そうですね。ちょっとガチャガチャうるさいんですが。
無言の写真が上がってると思います。
無言の写真。最初の1ヶ月ぐらいね。
最初の1ヶ月ぐらいは無言で上がってるんだけど、
あれ、なんか最近また元のテンションに戻ってるなみたいな。
また同じ感じに戻ってるなっていう感じかもしれないですけども。
はい。
いやーなんかそのサイト公開されるの楽しみですね。
なんかどういうあれなんですか、背景的には。
もう単純にもう溜まってきたから公開しちゃえみたいな感じなんですか、それって。
そうですね。
結構その求職者の皆さんと話してると、
リファレンスみたいなのがなくて困ってたりもしてるんですよ。
で、もちろん今あるギャラリーサイトとかにポートフォリオっていうタグがあって、
調べられたりをするんですけど、
もうちょっとそのポートフォリオに特化したものもあってもいいんじゃないかと思って、
私すごく好きだし、やるべきかなと思ってそれを作ろうかなっていう感じで、
こう数ヶ月仕込んでるっていうところですかね。
なるほど。
いやそれはなんかちゃんとあれですね、
意義もある形で公開されるウェブサイトっていう感じがするんで。
嬉しい。頑張ります。
いろんな人の役に立ちそうですね。
はい。立ってほしい。
はい。いやーありがとうございます。
いやなんか今日、ちょっとトムさんと本当に初対面ではないにせよ、
こういうふうにたくさんお話しできるの今日が初めてっていう感じなので。
いや本当ですよね。期間を過ごしちゃった。
なんか俺はそうですね、いい意味で、
なんかもう、なんだろうな、明るさが凝縮したような人なのかなって思ってたんですけど、
ちゃんとなんだろうな、なんかそうじゃない面もあるんだなっていうことが。
そうですよ。
ちゃんとした大人の面もあるんだなっていうことが。
それね、会った人にね、たまに言われるんですよ。
いやなんかSNS上のキャラ…
わちゃわちゃしてる人がないんだって。
そうそうそう、なんかSNS上のキャラはなんかね、
本当にわちゃわちゃしてるから、そういう感じの人なのかなと思ってたんですけど、
いろんな意味でやっぱり、
トムさんっていう、ひとんの人間性が色々買いまみれた良い会になったんじゃないかなと思いました。
ありがとうございます。引き出してくださって、私も楽しめました。
はい、ありがとうございました。
はい、じゃあ当は、いつものノーマライズFMのお知らせで終わろうと思いますけども、
ノーマライズFMでは、シャープノーマライズFMというそのまんまのハッシュタグで、
皆様からのご意見ご感想など随時募集しております。
最近あんまり感想とか見かけないので、何かちょっとしたことでも気になったこと、
感じたことあれば気軽にシェアしていただけると嬉しいです。
はい、じゃあこれで今日のところは終わりにしたいと思います。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
ありがとうございました。