コミュニティにおける自己の価値
みなさんこんにちは、のりです。このラジオでは、3人の子供を育てながら、会社員を退職し、フリーランスとして活動を始めた僕が、これまでに経験したことや学び、気づきなどを発信していくチャンネルになります。
今日は、自分には何もないと悩んでしまう、かつての僕のようなあなたへ、特別なスキルは不要、あなたの当たり前が誰かの役に立つ、コミュマネの具体的な仕事というテーマでお話ししていきます。
本題に入る前に、少しだけ僕自身の話をさせてください。 僕はもともと10年以上、志向停止の会社員として働いていました。
人見知りで自分の意見も言えず、何をやっても中途半端な、器用貧乏な自分にずっと悩んできました。
SNSで誰かの活躍を見るたびに、自分には特別なスキルなんてないし、とそっとアプリを閉じてしまう、そんな毎日でした。
でも、そんな僕がコミュニティと出会い、気づいたことがあります。 それは、何もないと思っていた自分の当たり前が誰かの役に立つ、価値に変わるということ、そしてその価値を提供する働き方がコミュニティマネージャーなんだということです。
コミュニティマネージャー、通称コミマネと呼んでるんですけど、コミマネっていうのを聞くとイベントに登壇したりとか、常に議論の中心にいたりとか、そんなキラキラした姿を想像するかもしれません。
もちろんそういう方もいます。 でも、コミマネの仕事の本質は、もっと地道な縁の下の力持ちとしてのサポート業務にあるのかなと考えています。
特別な専門スキルよりも日々の丁寧な聞くばりや当たり前にできる整理整頓の力が求められます。
そんなことで本当に仕事になるの?と思いますよね。 なります。そしてあなたにもきっとできることがあるはずです。
現在準備中の教材からその具体的な役割っていうのを3つこっそりシェアしますね。 一つ目は場の空気を温めるおもてなしです。
これは新しくコミュニティに入った方がいたら、はじめましてとか、これからよろしくお願いしますとか、そういう歓迎の声をかけてあげること。
誰かの投稿にいいねや拍手ハートなどのスタンプで反応すること。 誰かの挑戦や成果の報告におめでとうございますとか、すごいですねとかそういう一言コメントをすること。
たったこれだけと思うかもしれません。でも見てくれる人がいる、反応してくれる人がいるという事実は発信する人にとって、書き込んでいる人にとって何よりの安心感につながります。
人見知りで自分から発言するのが苦手だった僕も、最初はいいねとかスタンプを押すところから始めました。
あなたの小さな反応がコミュニティの温かい空気を作り、誰かの一歩を後押しするてぃっぱな仕事になります。
2つ目は情報を整理する道しるべの役割です。 コミュニティには毎日たくさんの情報が飛び交いますよね。
もちろんコミュニティによって差はあるかなと思います。 もしあなたが情報をまとめたり整理したりするのが少しでも苦にならないのであれば、それは立派な才能です。
具体的なコミマネの役割
例えばイベントの告知があったら、日時や参加リンクなどをコピーしてカレンダー形式やリスト形式でわかりやすくまとめてシェアをする。
盛り上がったチャットの議論を要するにポイントはこの3つですねみたいにサクッと産業で要約してみるとか。
そういうあなたの情報整理力っていうのは他のメンバーが情報を探す時間を大幅に節約します。
それはコミュニティ全体の生産性を上げるすごい価値のある貢献です。
元SEの僕にとってこれは当たり前のスキルでしたが、コミュニティではまとめてくれてすごいわかりやすいですとか感謝されることもありました。
そこで自分の強みに気づくきっかけになったんですよね。 そして3つ目が質問や回答の橋渡しです。
誰かが勇気を出して質問した時、シーンとなってしまったり誰もコメントをしないという状況はコミュニティにとっては一番避けたい状況ですね。
でも専門的な質問だと誰もが答えられるわけではありません。 そんな時完璧な答えができなくてもあなたにできる大切な役割があります。
質問に対して私もそれ気になります。 いい質問ですねとかそういうコメントをして質問者を一人にしないこと。
そしてもし少しでも知っていることがあれば確か○○さんが詳しかったかもしれません。 この前のイベントで○○さんが似たような話をされていましたよとか
そういう詳しい人に情報をつないであげる。 専門知識がなくても人と人、人と情報をつなぐことで大きな価値を生み出せます。
どうですかねこれなら自分にもできそうかもと思えるものはありましたか? 今日紹介したこの3つの役割はどれも特別なスキルは必要ありません。
必要なのはほんの少しの相手への想像力、小さな勇気だけですね。 かつて自分には何もないと悩んでた僕はコミュニティという場所で自分の当たり前が誰かの役に立つ
喜びを知りました。器用貧乏で人見知りで自己肯定感が低かった。 そんな弱ささえも誰かに共感し寄り添うための強みに変わるんだということを学びました。
あなたの当たり前もきっと誰かを支える力になるはずです。 では今回は特別なスキルは不要、あなたの当たり前が誰かの役に立つ
コミマネの具体的な仕事というテーマでお話ししてきました。 今回の配信は以上になります。最後までお聞き下さりありがとうございました。
ではでは失礼します。