学童なしの夏休み
みなさんこんにちは、のりです。このラジオでは、3人の子供を育てながら会社員を退職し、フリーランスとして活動を始めた僕が、これまでに経験したことや学び、気づきなどを発信していくチャンネルになります。
今日は、学童なしの夏休みと在宅ワークを振り返るというテーマでお話しします。 9月の今日からスタートですね。
子供たちの夏休みは先週で終わったので、今日から通常授業が始まっています。
今年の僕は、去年とまでとは違う夏休みを過ごしました。 学童を辞めて在宅ワークと子育てを両立してみるという、
初めてのチャレンジというか、そういう状況になったんですよね。 なぜ学童を辞めようと思ったのかというと、3つの理由がありました。
1つ目は経済的な理由です。 フリーランスになって収入が不安定になり、毎月の学童費用が家計を圧迫していました。
そのお金があれば家族でもう少し別の体験ができるのにな、 そんな気持ちが日に日に強くなっていました。
2つ目は子供の成長を実感したことです。 小学校4年生になった中の子が、もう自分で過ごせるんじゃないかなと思えるぐらいしっかりしてきたんですよね。
3つ目は在宅ワークの利点を生かしたいと思ったから。 せっかく在宅で働いているので、子供の様子を見ながら必要な時にはサポートもできる。
会社員時代にはできなかった働き方ができるはずという期待もあったんです。 実際学童なしで過ごしてみて良かったなぁと感じるところもたくさんありました。
まず子供の日常を間近で見られたことですね。 これまでは朝家を送り出して、
夕方迎えに行くまで、子供たちが学童でどういうふうに過ごしているのかというのはほとんどわからなかったんです。
でも今年は朝ゆっくり起きてくる様子とか、ラジオ体操行ったりとか、 宿題をするタイミングとか、あとはちょっとした成長の瞬間ですね。
作家の練習を一緒にしたりとか、そういう日常の一コマをたくさん見ることができました。 こんなに成長してるんだなぁという感じる瞬間も結構見られましたね。
また家族の時間の質が向上したことも大きかったです。 学童があった頃は迎えに行って帰ってきて習い事の準備させて、
夕飯準備して寝かしつけしてとか、そういうバタバタとして慌ただしい日々でした。 でも今年は一緒にお昼ご飯を食べながら話したりとか、
あとは一緒に買い物に行ったりとか、子供のサッカーを一緒にしたりとか、 そういう時間にゆとりができて会話の時間も格段に増えました。
そして子供の自立が促進されたのも予想外の収穫でしたね。 パパは今仕事しているから静かに過ごしてねという環境を作ったことで、
子供が考えて行動するようになりました。 100%じゃないですけどね。
一方で想像以上に大変だったこともありました。 特にきつかったなぁと思うのは仕事の集中時間が小紛れになったことですね。
打ち合わせ中に声をかけられたり、集中しているタイミングで話しかけられたり、
大事な作業をしている時に何か起きたりとか、 3時間ぐらいまとまって作業するということもほぼ不可能でした。
会社員時代は集中できる環境があることの贅沢さっていうのも当たり前だと思っていましたが、 今年の夏はその価値ですね。それを痛感しました。
また仕事中の境界線、仕事とプライベートっていうところでしたね。 これが曖昧だったことも困りました。
試行錯誤とコミュニティ
在宅だと物理的に家族と子供と同じ空間にいるので、今仕事中だから話しかけないでっていうのを徹底するのは難しいです。
子供たちもパパは家にいるのになんでという気持ちになりますよね。 幼ければ幼いほど。
なのでその気持ちもよくわかるので、結局は仕事を中断して対応するということもよくありましたね。
そして自分の時間管理の甘さが露呈したことも大きな反省点です。 学童に預けていた時は9時から17時は
途中休む時もありますけど、その時間は明確な作業時間になっていました。 でも今年は完全に自分で時間をコントロールしなければならず、
後でやろうというのは積み重なると全然タスクが終わらないで、夜に慌てて作業するということもありましたね。
そういうそんな試行錯誤の日々だったんですけど、堺になったのはコミュニティの存在でした。
僕が関わっているコミュニティのメンバーの中にも在宅ワーク×子育てをしている方はたくさんいます。
うちも同じですという共感とか、具体的な時間管理のコツとか、子供との境界線の作り方、うまくいかない日の過ごし方、
こういったところの情報交換もできて、自分だけじゃないんだなという安心感も得られました。
特にコミュニティメンバーから教えてもらったのは、完璧な環境を作らなくてもいいということですね。
15分を何回かに分けて作業するっていうのも立派な成果。
子供に邪魔されてもそれも含めて生活をしているということ。
今日はうまくいかなかったでも全然 ok ですね。こんな考え方を教えてもらって肩の力が抜けました。
一人で抱え込まずに仲間と共有することの大切さというのを改めて感じましたね。
なので夏休みの経験を振り返ると確かに大変でした。
仕事の効率は落ちたし、思うようにいかないこともたくさんありました。
でも新しい可能性というのも見えましたね。
子供の成長を間近で見られる喜び、家族の絆が深まる実感、柔軟な働き方をせざるを得ない環境というか、
そういう働き方をする可能性、コミュニティの仲間と支え合えること。
完璧じゃなくても試行錯誤しながら進んでいけばいい、そう思えるようになりました。
来年はもう少し今年の経験を踏まえて時間のメリハリをつけたりとか、子供たちとのルールを明確にしたりとか、
お互いを尊重する関係をもっと築いていこうかなと思います。
今日は学童なしの夏休みと在宅ワークを振り返るというテーマでお話ししました。
今回も最後までお聞きくださりありがとうございました。ではでは失礼します。