好きなことの集中力
皆さんこんにちは、のりです。このラジオでは、3人の子どもを育てながら、会社員を退職し、フリーランスとして活動を始めた僕が、これまでに経験したことや学び、気づきなどを発信していくチャンネルになります。
今回は、集中力がないはウソだった話というテーマでお話しします。 結論から先に言うと、集中力がないという言葉は、もしかしたら間違えているのかもしれません。
正しくは、好きなことに対する集中力はみんな持っている。 ただ、その好きなことを見つけられていないだけなんだと、子どもの折り紙を見て気づきました。
最近、小学校4年生の子どもがいるんですけど、その子が折り紙にハマっているんですよね。
で、学校の図書室から分厚い折り紙の本を借りてきて、家にいる間はずっと折り紙ばっかり折っています。 正直最初はまた折り紙かみたいに思ってたんですけど、よく見てみるとすごいんですよね。
よくある鶴とかそういうのじゃなくて、なんか金魚とかスポンとかモモガとか恐竜とか、なんかどれもすごい、どれぐらいだろうな、もうずっと1時間以上かけていろいろ折っていて、すごい集中して作ってたんですよね。
で、そこで気づいたのは、普段の子どもは集中力がないなと思ってたんですけど、あの宿題とか途中でなんか立ち歩いたりとか、別のことやりだしたりとか、あとなんだろうな、ゲームをするにも飽きるのが早かったり、話を聞いている時もすぐよそ見をしてしまったりとか、でも折り紙の時は全然違うんですよね。
声をかけても気づかないし、1時間以上ずっと同じ姿勢で取り組んでいる。失敗しても何回もやり直してるし、細かい部分まで丁寧に仕上げていたり。
これを見て、集中力がないんじゃなくて、好きなことに対する集中力がすごいんだなと感じましたね。
この様子を見て、3つの大切なことっていうのを学びました。
1つ目は好きなことであれば頑張るという概念はないんじゃないかなということです。
子どもに折り紙って結構難しくないとか大変じゃないとか聞いてみたことがあったんですけど、すると、いや楽しいよっていう答えが返ってきたんですよね。
僕からしたら複雑で時間がかかる作業なんで、でも子どもにとっては楽しい時間でしかない。好きなことなら苦にならない。
なんかそこに頑張るっていう概念はないのかもなっていうふうに思いました。
2つ目は完璧主義じゃないのに自然と丁寧っていうところ。
普段の子どもは正直、最初にも言ったんですけど雑な部分は結構多いんですよね。
でも折り紙の時はすごい丁寧。なんか角をきっちり合わせたりとか、折り目をしっかりつけるとか、微妙なずれも気になって直したりとか。
なんかこれって完璧にしなきゃっていう義務感じゃなくて、綺麗に作りたいとか、うまく作りたいとか、最後までやり遂げたいとか、そういう気持ちからなんだよなっていうふうに見て感じ取りました。
好きなことだからこそ自然と丁寧になるのかなと思いましたね。
3つ目は失敗を楽しい挑戦として捉えられるというところですね。
複雑なものを作ろうとすると、やっぱりうまくいかない時もあるみたいで、途中でわからなくなったり、最後の仕上げとかでうまくいかなかったり。
でも子供はそこに関しては全然結構イライラするところも見るんですけど、折り紙に関しては全然イライラしてなくて、もう一回やってみるっていうふうに失敗を挑戦として、楽しい挑戦として捉えているんですよね。
なんかこれってすごい大切な考え方だなと思いました。
仕事と好きなこと
そういう子供の折り紙に熱中している様子を見て、僕がフリーランスとして今いただいているお仕事も子供と同じ状態なのかもしれないなぁと思っています。
というのは、例えばコミュニティ運営とか、オンライン秘書とか、ライティングとか、こういったお仕事をしている時、頑張っているという感覚はあまりないんです。
もちろん大変な時もあるんですけど、基本的には楽しいとかやりがいとか、そういうのが先に来ます。
だからこそ毎日続けることができる。子供の折り紙を見て、好きなことを仕事にするっていうことの本当の意味が分かったような気がしました。
大人になると集中力を鍛えるとか、効率的な時間管理とか、そういうのを学ぼうとしてしまいがちだと思っているんですけど、
子供を見て思ったのは、やっぱり本当に必要なのは、好きなことを見つけることなんじゃないかなということですね。
好きなことが見つかれば、集中力っていうのは後から勝手についてくるのかなと。
集中力がないって、もしかしたら好きじゃないっていうことのサインなのかもしれません。
宿題に集中できないのは、宿題が好きじゃないから。あまり好きじゃない、好きな人はいないと思うんですけど。
あと仕事に集中できないのは、その仕事が好きじゃないからとか。
もちろん全てが好きなことばかりじゃいられません。でも少しでも好きの要素を見つけたり、好きなことの割合を増やしたりできれば、自然と集中力もついてくるのかもなと感じました。
もしこの配信を聞いてくださっている方の中で、集中力がないとか、何をやりたいかわからないとか、そういう悩みを持っている方がいらっしゃったら、
まずは自分の、うちの子供みたいに折り紙みたいに、そういうものを見つけてみてください。
時間を忘れて取り組んだことを振り返ってみる。 その仕事の中で好きな部分はないのか探してみる。
本当は何に集中できるのか思い出してみる。 頑張ることより好きを見つけること。好きなことが見つかれば自然と集中力も継続力も身につくはずです。
ではまとめに入ります。今回は、 集中力がないは嘘だった話というテーマでお話ししました。ポイントは3つです。
好きなことなら頑張るという概念はなく自然と続けられる。 完璧主義じゃなくても好きなことには自然と丁寧になる。
3つ目は失敗を楽しい挑戦として捉えられるのが好きなことの特徴。 子供の折り紙を見ていて子供の凄さというのを再認識しました。
大人は効率とか成果もちろん大事なんですけど、まあそれを考えがちですが、 子供は純粋に楽しい好きっていうので行動している。
その結果として驚くような集中力とか継続力を発揮する。 集中力がないっていう言葉はもしかしたら違っているのかもなと。
正しくは好きなことに対する集中力はみんな持っている。 フリーランス2年目、サンジのパパとして好きっていうのを大切にしながら、これからも活動を続けていきたいなと思います。
では今回の配信は以上になります。 最後までお聞きくださりありがとうございました。
ではでは失礼します。