1. のらじお
  2. 音楽によるex/in-culusion
音楽の陶酔に運ばれる人と置いていかれる人。
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muro
のらじお
こんにちは、のらじおのMuroです。 こんにちは、かえです。
かえ
前回に引き続きゲストの上水さんです。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
かえ
前回、
ご自身の貸しカードとして年度版作られてるっていう話だったかと思うんですけど、
かえ
上水さん、若い時ずっとバンドをやられてたんですよね。 そうですね、中学ぐらいからずっとバンドをやってます。
かえ
うらやましい。
muro
私、10年前ぐらいまで福岡に4年ぐらい住んでましたけど、多分何度かその時お会いしてるんですよね、上水さん。
一緒にね、ライブって何バンドか一緒にライブしたりするけど、その中で何回か対バンティックで対談しましたよね。 一緒にやってる、はい。
かえ
当時は全然お話とかしなかったですけど、ここに来てね。 挨拶ぐらいだったと思いますけどね、その時は。
かえ
福岡のインディーバンドシーンですでに出会ってたってことですよね。 そうですね。
かえ
ただ、その時は、かえさんとか、そんなのじゃなかったですもんね。
こんにちは、今日はよろしくお願いします。
だから10年経って、あの時の、あのバンドのドラムの方ですかって、そんな感じですよ。
かえ
最初全然気がつかなくって、サイコパスのラジオの人っていうだけの上水さんだったんですけど。
muro
そうなんか、youtubeを自分、ご自身のyoutubeバンドでの映像をツイッターに載せられてるのを見て、あれ、なんかこれ聞いたことあるぞって思って。
かえ
で、よく調べたら対バンしたことあったっていう感じでしたね。
muro
狭いですね、世間は。 ねー、狭いですねー。
かえ
そのバンドを始められたのは、えーと、なんかきっかけがあるんですか?
muro
えっと、モテたかったからですね。
かえ
素晴らしい。 僕もモテたいので、じゃあバンド始めようかな。
でもね、あの高校、大学ぐらいまでしかモテないですよ、バンドは。 あ、そうなんだ。もう今から始めたらダメなんだ。
かえ
もうヤバいと思います、逆に。 あ、そのモテるのを話していくとね。
中学から下準備をして、高校から始める人とかいたから、中学からやってるとスキルもあるわけじゃないですか、多少は。
かえ
高校はモテましたよね。 へー。
03:01
かえ
高校をモテたから、あ、これ人生こんな感じなんだと思った。 高校卒業して、僕大学行ってないんですけど、高校卒業した瞬間はもうニート扱いですよ。
かえ
もう話を聞いてくれない誰も。
かえ
大変でしたね、だからモテる路線で行くと高校までが最後で。
その後はだから違う、なぜ音楽を自分は続けているのかってことを日々向き合う感じでしたね、高校卒業後は。
かえ
へー。 なるほど。
muro
かえちゃんもモテたくて始めたんですか。 いや、全然ないですね。私はもう体育会系にケリをつけたっていう感じで。
かえ
かっこいい。
だからもう、じゃあ音楽、ちょっと興味あったので始めようって感じで大学から始めました。
かえ
でも体育会系にケリをつけるって結構それ、僕も通ずるとかあって、サッカー部中学校もう本当すごい体育会系で、サッカー部引退した直後からバンド始めましたもんね。
muro
なんかあるんですよね。 ああ、そうなんですね。
体育会系にケリをつけると、活動として。
かえ
あるかもね。 あるかもしれないですね。
muro
今も曲作ったりされてるんですか。
かえ
えっとですね、それこそこの1年ぐらいは、コロナ以降全くやってなかったんですけど、
本当つい昨日ぐらいからまた再開しようかなと思ってるって感じで、それまではだからずっと中学校から何だろ、35歳ぐらいまで、20年ぐらいずっと作ってましたよね。
かえ
へー。
へー、素晴らしい。
かえ
だから不思議なんですよ、自分でも。モテるが最初の動機じゃないですか。でも高校卒業したからモテてないわけだから、
別にそれでもモテたいかって言うと、別にモテたくなくなってきたんですよ、だんだん大人になってから。めんどくさいじゃないですか、やっぱその、なんだろうな、
かえ
自分が望む人とコミュニケーション取るんじゃないけど、自分が望まない人からコミュニケーションされることはとてもストレスなので、モテない方がいいんじゃないか。
なんならモテないし、みたいな。
muro
でもなんで音楽作り続けてるんだろう、みたいなのは、やっぱりずっと言語化できないですね。なんでやってるんだろうな、みたいな。
かえ
面白い。
かえ
わかんないですよ、自分でも未だに。
muro
私はずっと4年間音楽、バンドやって、
結婚してしばらく忙しい、子供とかちっちゃいうちはバンドとか難しいのでできなくて、最近再開したんですよ。
かえ
バンドを組んで、1回練習をしたとこなんですけど、上水さんは曲を作られるじゃないですか。
muro
で、自分の作った曲でバンドやったり、
06:05
muro
その曲をどんどん増やしていったり。私、曲は作らないんですよね。作れないし、作りたいっていう時もあんまりなくて。
で、最近なんでこんなにバンドしたいんだろうって、
なんでライブ見に来たかったり、 私は曲を作るわけじゃないけど、バンドで合わせるしたいんだろうって、
ふと、ちょうど思ってて、
で、全然それとは違う話なんですけど、なんかそれもツイッターかなんかで見たんですけど、
なんか、誰かのつぶやきで、世の中にはずっと考え事をしてるっていう状態じゃない人がいるのが驚きだったみたいなのがあって、
頭の中にずっと考え事、なんか取り留めもない、その何かテーマを持ってじゃなくて、常に頭の中に何か考えてることをやめられないみたいな、
人がいることに驚いたみたいなのがあって、私も驚いたんですよ。私もどっちかっていうと、ずっと何か考え事をやめられないので、
なんか意味のあることとかじゃなくても、次々頭の中で何かを考え続けてるタイプなので、でもね、音楽を聴いたり、ライブを見たり、
かえ
ドラムやってる時、聴けるんですよ。 わかるかも、なるほど。
muro
その時間がすごい楽しいっていうか楽だし、すごく魅力的なので、
かえ
だからやりたいんですよね。 なるほどね。
だからそれがたまたま音楽なだけで、中にはサウナの人もいるってことで、いろんなものがあって、自分が考え事がスパッとなくなって、すごい状態みたいなのが、たまたま音楽で。
そうそう、たまたまそうなんですよね。それが私には音楽が合ってたんです。
一人じゃでもダメなんでしょ?ドラムを一人叩いててもできるんですか?
muro
いや、できればに合わせたい。他の楽器との重なりっていうか、混ざりとかを感じると、より一人ドラム叩いてたらやっぱり考え事しちゃうんですよね。
かえ
ですよねー。めっちゃわかる、なんかね、そうですね、何なんだろうな、何人かでそれを共有した瞬間、そこに一つ、
外の人には伝わらないかもしれないけども、その少人数の中の共有した世界があるじゃないですか。
そこには意味なんかないし、歌詞の意味とかあるかもしれないけど、本当その人たちでしか共有してない、しかも言語を超えた世界がある。別の世界に行く感じはやっぱあるんですよね。
09:02
muro
そうそうそう、そういう感じですね。
かえ
すごいアーティストとかだと、観客席まで巻き込んでて、本当に全体で世界を作れる人なんだろうなーみたいな印象があるんですよね。
muro
そうそう、良いライブだった今日はーっていう時って、そういう感じの時なんですよ。なんか、世界からそこだけなんか、いつだくつしたような気分になるんです。
そのなんか空間だけがポッと、世界から、そのライブハウスの外がみんななくなったような感覚になる時がめちゃくちゃ良い、今日は良いライブだったなーって思う。
かえ
そうですね、確かに。
室さんもなんか最近楽器やってませんでしたっけ?なんかちらっと、なんかギターをやってるとか入ってませんでしたっけ?
muro
あーそう、ギターをやってないですね。やりたいという気持ちがあって、あのギターとギターの教科書を用意したんですけど、あのまだ1回も練習してないです。
なんでギターやりたいと思ったんですか?
かえ
なんかほら、あの樋口塾もそうだし、あの株式会社コテンもそうですけど、なんかみんなバンドやってるじゃないですか。
かえ
羨ましくて。というか、あの、えーと、かえちゃんが入ってたそのバンドサークルと僕たちの研究室って、なんかメンバーが結構被ってたんですよ。
かえ
そうそう。
かえ
で、その、なんかみんなバンドやってたから、羨ましいなと思って。
今ですか?当時それ思ってギターを始めるなら分かる。
当時はちょっと思ってたけど、えーとね、修士の1年生の時に、あの、なんていうかな、大学を卒業して就職する奴がギターいる人って言って、
muro
あ、じゃあくれるならもらうって言って、修士の1年生の時にギター手に入れたんですよ。で、練習したいなーって思って、まあそれから10年間、あのギターをいつか弾けるようになりたいって思ってます。
かえ
コロンビアに行った時も、コロンビアでギター買って、ギターの教則本買ったけど、あの、1年半それをやりませんでした。
ギターあるなーって、毎日ギターを見てギターがあるなーって思ってました。
かえ
なりますよね、その状態にね。
うん。今もここでギターが僕を見ているのがすごい視線を感じるって。
そうなんですよね。だから音楽って一括り、バンドとか一括りで皆さんね、言うけど、さっきかえさんが言うみたいな感じで、僕結構近いんですよね。
その世界をその場だけで作るというか、共有するみたいな。けどなんか本当に、なんだろう、最初の僕みたいにモテたいっていう人もいれば、なんか人気になりたいも含めてですよね。
人気になりたいとかいう人もいればとか、単純にかっこいいバンドみたいなことをやりたいって憧れだったりとか、なんかその多岐にわたるから、一括りにできないよねってすごい思ってはいるんですよね。
12:11
muro
そうですね。
バンドやってない人からバンドやってるんですねって言われるときって、すごいステレオタイプなバンドマンと言われてしまうね。なんかあれがすごい困るというかですね。
だから例えばじゃあバンドやります、今からやりまたやりますってなったときに、格を自分たち生み出すことに重きを置いている人からすると、また今からコピーバンドやるってどういうことみたいな。そういうのもあるんですよね。
だけど、私はもうその頭の中を空っぽにすることが楽しくて、そこにはまりたいので、どっちでもいいんですよ。オリジナルでも曲作らないし、作らないタイプだから、コピーでもどっちでも一緒なんだけど、多分何か表現したり生み出したいっていう動機が一番の人からすると、
え、この人何故バンド音楽やってるんだろうって感じに見えるんだろうなぁと思って。でもそれってすごくいろいろだなぁって私も思いますね。
かえ
でも外から見たときに、例えばだいたい言われるのが、どんな音楽やってるんですかって言われるんですよ。バンドやってますよ、どんな音楽やってるんですか。どんな音楽で伝わるのかよって思う。
muro
いや、そう思いますね。めっちゃ難しい、わかる、それよく聞かれる。
かえ
それが、自分たちビートルズのコピーバンドです、だったら伝わるじゃないですか、ビートルズ聞けばいいから。
けど、オリジナルだったら、どんなとか言われても聞いてくれるとしか言えないですよね。
muro
そうですよね。
かえ
だから、ゴニャゴニャゴニャっていう説明になっちゃうんですよ、どうしても。
muro
確かにそう。ロック、ロックと言っていいのかみたいな。
そうそうそうそう。
かえ
そういうことなので、限りの悪い回答になるから。
ぜひ、これ聞いてる方で、バンドしてるよって人に対して、どんな音楽やってるんですかって聞かないようにしてほしいですね。
muro
難しいですね。
かえ
あなたのライブや、あなたの音楽はどこで聞けますかって聞いてほしいですよ、興味がある方は。
muro
そうですね。
かえ
今のを聞いて、僕はどんな音楽やってるんですかって必ず聞こうと思いました。
muro
困らせようとしてた。
かえ
なんかね、説明してくれると思うけど、魅力的に感じないと思います、それを言葉で聞いても。
muro
多分、すごい困ると思います。
かえ
そういうストレスをかけると人間がどう振る舞うのかっていうような観測点が出たから、ちょっとやろうと思いましたね。
かえ
なるほどね。
かえ
じゃあ、昔から聞く方もすごい聞いてたんですか?
かえ
僕ですか?
僕はね、聞く方はあんま聞いてなくて、音楽やってる人の割には多分聞いてないと思います。
15:03
かえ
本当に周りの人たちから勧められる音楽とかがきっかけで、そこから派生してるとかあるけど、自分で調べて幅広く聞くっていうタイプではなかったかもしれないですね。
かえ
曲作る時に難しくないですか?
かえ
入力がたくさんあると出力がたくさん出そうな気がするんですけど、そういう分でもないですよね。
だから、パターンが少ない人ですよ、僕は。
かえ
なるほど。
かえ
限られたパターンの中に陥りがちなタイプですよね。
かえ
面白い。
どんなの聞かれる?我々、世代が一緒ですよね。
そうですね。
どんなのを聞かれてたんですか?お好きだったのは。
かえ
若い時とか、10代とかは割と青春パンクとか流行りませんでした?
流行りましたね。
muro
流行りましたよね。
かえ
いなごライダーとか。
いなごライダー流行りましたね。
ゴーイングステディ、ゴイステが大好きで、ぐっちゃぐちゃなんだけどエネルギーだけあるみたいなのがすごい勇気をもらって。
高校時代とかゴーイングステディとか。
あとニルバーナとかですね。海外だとニルバーナとかエネルギーのあるバンドが好きですよね。
20歳くらいからだんだんエネルギーよりも世界観になってきて、レディオヘッドとか井上陽水とか。
ナンバーガールがちょうど10代と20代の代わりのところら辺で聞いてたりとか。
あとクルリも好きでしたね、20代の。
エネルギーから世界観へシフトしたって感じ。10代から20代から。
かえ
かえちゃんは?
muro
これも困るんですよね。どういうのが好きなのかっていう質問も同じ感じで困るんですよね。
一番でも多分基本で好きなのはディーボーが好きです。
ディーボーっていう80年代のアメリカのバンドでニューウェーブっていうような感じの音楽。
電子音とバンドを組み合わせたみたいな感じの。
このバンド好きだなって思うのが結構ディーボーの影響を受けましたみたいな人が多いので、基本的にディーボーが一番好きですね。
あと最近、バンドやってた時はとにかくその空間に入ってライブを体感することが好きだったから、
18:00
muro
インディーズバンドばっかり追いかけたんですよ。福岡インディーズにどっぷり使ってたので、
そういう全然ライブ会場で買うCDみたいなのばっかり家でかけてたから、
今になってバンドやってた、音楽好きだったら何聴いてたんですかって言われたら絶対知らないやつばっかりなんですよ。
だからね、難しいんですけど、そんな感じですかね。
かえ
マサダヨマサですって答えるぐらい。
muro
マサダヨマサそう、追っかけ、ミヤコさん、ミヤコさんっていうドラムの方なんですけど、追っかけだったので、行けるライブは全部行ってましたね。
あとはポカムスが好きでした。
かえ
あーへー、意外なとこでしたね。
muro
そうですか、あとはウォザとか。
かえ
あーウォザっぽいですね。
muro
ウォザっぽいですか。
ウォザ好きっぽいですね。
いいですね。
かえ
もうこの会話全く意味わかんない。
muro
そうなんですよ、ウイメージさんわかってくださるからすごい楽しいんですけど、誰って感じですよね、多分ね。
ウォザはまだ結構有名かな、ポカムスとかも。
かえ
これ聞かれてる方はウォザって言ったらもうね、星座の方。
ウォザが好きってどういうこと?みたいな。
muro
そうそう、そうなんですよ。
なるほど。
かえ
僕はね、音楽を聞く習慣がないんですよ。
そうなんですね。
多分ね、これ古典ラジオの深井龍之介が大学の時に僕の家に来てた時に言われたんですけど、彼に音楽の聞き方っていうのを習ったんですよ。
突然その話を始めたんですよね。
音楽をどう聞くかっていうの。
まず聞くだろうって、1回聞いた後もう1回聞くだろうって、次は楽器ごとに分解して聞くんだよって。
ギターだけ聞いて、ベースだけ聞いて、ドラムだけ聞いて、その後もう1回再構成して聞いて、みたいな。
どう?みたいなことをさせられてたんですけど、その時に初めて僕の家に来て、
初めて僕って音楽を聞く能力がないっていうか、音楽を聞かない人なんだっていうのに気がついたんですよね。
僕、歌を聞いてる時にほとんど歌詞しか聞いてないんですよね。
歌も聞いてないんですが、歌詞だけを読んでるんですよ、耳で。
muro
なるほど。
かえ
しかも僕、一旦音楽になってしまうと、それを言語的に分解する能力が一時的に下がるっていうのに気がついて、
歌になってると何を言ってるかわからなくなるんですよ、結構。
だからすごく歌詞の聞き取りやすい歌、吉田拓郎とか井上陽水とか、あの時代の曲、中島みゆきとかじゃないと、
21:03
かえ
意味がわからない、それ以降の2000年代とかの音楽ってすごく何歌ってるかわからないっていう話になるんで、
歌詞カード読むしかないっていう話になるから、歌詞カードを読むけど音楽は聞いてないみたいになる。
で、周りにこんな感じで音楽好きな人多かったから、いろいろ教えてもらった音楽を自分で集めたりとか、
彼らの、当時iTunesだったじゃないですか。で、みんなパソコンにCD入れてたから、
彼らのハードディスクの中身ごと全部もらって音楽を収集することはたくさん収集してたんですけど、聞かないっていう感じでしたね。
かえ
でも深井さんが言ってた分解するっていうのは、バンドをしてる人たちはコピーバンドとかするときに楽譜があればいいけど、
未コピーとかするんですよね。だから自ずと分解して聞くみたいなのは結構、
訓練積まれてる感じがしますけどね。楽器をしてる、バンドしてる人たち。
演奏もしないのに分解して聞く必要があるのか問題はありますよね。
muro
そうですね。プレイヤーの発想って思いました。
かえ
だから世の中で音楽好きな人、こうやって聞いてるのかと思って、面白いなと思って。
かえ
逆もしっかりで、僕の場合は分解してしか聞けなくなっちゃったんですよ。
ああ、なるほど。
統合して聞けないから、あんまり自分が持ってないパターンの曲だったらもう分解できないから、
技術的に仕切れないから聞けるけど、今まで聞いたことのあるパターンの曲だったらだいたい分解できちゃうから、
分解して、なんか分析的に聞いちゃうから楽しめないんで、
僕あんまりそういう意味でも聞かないかもしれない。
聞かれないかも。
かえ
そうか、それは面白いな。なるほど、なるほど。
かえ
上手に切り替えれたらいいんだろうけど、難しいです僕は。
かえ
面白いですね。認識のレベルとして、詳しく分析できるようになると面白くなくなるし、
僕みたいに全部一緒に聞こえると面白くないっていう。
音楽のジャンルとか聞かれるじゃないですか、どうやってジャンルの音楽聞くの?みたいな。
音楽聞く習慣もないし、分類もよくわからないし、
さっきかえちゃんが言ってた、何かを考え始めるんですよね、僕必ず。
だから全部の音楽が必ずBGMになるんですよ。
そうすると、なんていうかな、
全部がホワイトノイズ的になるんですよ。
だから何でもいい、音がかかってたら何でもいいみたいになるので、
面白いなって思います。
上水さん、音楽は楽しめないし、僕も楽しめてない。
楽しめない。
ライブはまだ楽しめるんですけどね、雰囲気で。
24:02
かえ
音源を聞くっていうのは分析的に聞いちゃうから、楽しく聞けないんですよ。
上水さん、体育祭とか文化祭は楽しめたタイプなんですか?
かえ
遠足とか。
遠足は楽しめなかったけど、体育祭は楽しめたタイプですね。
かえ
体育祭の練習は楽しめなかったタイプですね。
なるほど。
だから本番は好きなんですよ、祭りでも。
祭りの準備とか聞いて、
なるほど。僕ね、ライブもイマイチなんですよね。
かえ
ライブってすごくみんなが一体感あるじゃないですか。
野ラジオかな、VCO忘れるかどっちかで話したと思うんですけど、
一体感に自分が混じれてるから不安問題になられるので、
ライブすごい苦手なんですよね。
特に、
なんか、
50人とか100人とかしか入らないところって、
もうコアなファンが集まってるじゃないですか。
で、
インディバンドのライブとかだとみんな知り合いじゃないですか。
はいはいはい。
お互いに聞き合ってるから。
で、みんな知り合いで、そこに僕一人だけ、
友達とか後輩とかのライブ聞きに来て、
ジントニックを見に来て、
ライブ聞きに来て、
ジントニックを握りしめて、不安。
音楽を聞いている間中不安みたいになるっていう感じっすね。
かえ
なるほどね。
それはでも僕もありますよ。
かえ
苦手なので。
かえ
ただ、そのライブを見て、楽しむことはできるって感じ。
ライブ自体には。不安はあるけど、空間的な。
muro
ライブに関してだけその不安が一切ないですね。
全然周りの人のことも気にならないし、
みんなと一体化してるかどうかはどうでもよくて、
音楽の中に没入できるかだけが問題みたいな感じなので、
私とこの空間っていう感じの関係性で、
みんなの中の私ではなくなるんですよ。
ライブハウスの中とか、バンドとかの中では。
そんな感じがある。
かえ
それで言うと、ライブ中とバンドとバンドの転換の時間があるじゃないですか。
muro
確かに、転換の時間はちょっと嫌だと思う。
最初のリハ前の挨拶とかはちょっと嫌かも。
始まっちゃったらいいけど。
かえ
そうそうそう。
ですよね、分かる。
ブロさんやってる空間の不安は、僕たち転換中すごく感じる。
muro
転換中のことか、転換中のことだったら分かるな。
かえ
でもライブが始まったら確かに没入できるから、
27:00
かえ
それは難しいみたいな、難しいですね。
かえ
お二人は音楽に没入する経験があるから言うと、
僕は音楽を聴いてる間じゃ、音楽をずっと頭の中で考えてるから、
没入もしてないから、みんながこんなになってる間も、
手をどれくらい上げればいいかとかを考えてるわけですよ。
かえ
そこを上げるんだ!
かえ
そうそう、上げてる、お!みたいな。
飲み物を持ってる方の手を上げるのか、
持ってない方の手を上げるのかとかも、
周りを見て考えながらやってるから。
かえ
僕、それで言うと相当嫌な客ですね。
腕組んで後ろでじーっと見てる。
みんなが手を上げてようが関係ない、
じーっと中見てるタイプ。
かえ
なるほど、なるほど。面白いな。
じゃあちょっと音楽の話ということで、
これぐらいにしときましょうか。
どうもありがとうございました。
かえ
ありがとうございました。
28:04

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